肉体の衰えの悲しみ。有体的復活の栄光の喜び

2012年9月2日  すずめの会(於・茅ケ崎金子幸子邸) 高橋照男

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@ 口語訳 詩  90:3-10
90:3
あなたは人をちりに帰らせて言われます、「人の子よ、帰れ」と。
90:4
あなたの目の前には千年も/過ぎ去ればきのうのごとく、夜の間のひと時のようです。
90:5
あなたは人を大水のように流れ去らせられます。彼らはひと夜の夢のごとく、あしたにもえでる青草のようです。
90:6
あしたにもえでて、栄えるが、夕べには、しおれて枯れるのです。
90:7
われらはあなたの怒りによって消えうせ、あなたの憤りによって滅び去るのです。
90:8
あなたはわれらの不義をみ前におき、われらの隠れた罪をみ顔の光のなかにおかれました。
90:9
われらのすべての日は、あなたの怒りによって過ぎ去り、われらの年の尽きるのは、ひと息のようです。
90:10
われらのよわいは七十年にすぎません。あるいは健やかであっても八十年でしょう。しかしその一生はただ、ほねおりと悩みであって、その過ぎゆくことは速く、われらは飛び去るのです。

A 口語訳 創  6:1-3
6:1
人が地のおもてにふえ始めて、娘たちが彼らに生れた時、
6:2
神の子たちは人の娘たちの美しいのを見て、自分の好む者を妻にめとった。
6:3
そこで主は言われた、「わたしの霊はながく人の中にとどまらない。彼は肉にすぎないのだ。しかし、彼の年は百二十年であろう」。

B 口語訳 創  6:5-8                           6:5 主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた。                    6:6 主は地の上に人を造ったのを悔いて、心を痛め、           6:7 「わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう。人も獣も、這うものも、空の鳥までも。わたしは、これらを造ったことを悔いる」と言われた。

 

C 口語訳 創  8:20-21

8:20 ノアは主に祭壇を築いて、すべての清い獣と、すべての清い鳥とのうちから取って、燔祭を祭壇の上にささげた。

8:21 主はその香ばしいかおりをかいで、心に言われた、「わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない。人が心に思い図ることは、幼い時から悪いからである。わたしは、このたびしたように、もう二度と、すべての生きたものを滅ぼさない。

D 口語訳 ヨブ 14:7-10
14:7
木には望みがある。たとい切られてもまた芽をだし、/その若枝は絶えることがない。
14:8
たといその根が地の中に老い、/その幹が土の中に枯れても、
14:9
なお水の潤いにあえば芽をふき、/若木のように枝を出す。
14:10
しかし人は死ねば消えうせる。息が絶えれば、どこにおるか。

E 口語訳 ヨブ 19:25-26

19:25 わたしは知る、/わたしをあがなう者は生きておられる、/後の日に彼は必ず地の上に立たれる。

19:26 わたしの皮がこのように滅ぼされたのち、/わたしは肉を離れて神を見るであろう。

F 塚本訳Tペテ1:23-25
1:23
(君達は)朽つる種でなく、朽ちぬ種から、(すなわち)神の活ける、また(永遠に)消え失せぬ言によって新しく生まれたのである。
1:24
何故なら『人はみな草』のよう『また』その『栄華はみな草の花のようである』。』草は枯れた花は落ちた』
1:25 『しかし』主の『言は永遠に消え失せない』。これが君達に』宣べ伝えられた福音の言』である。

G 塚本訳Uコリ4:16
4:16
このゆえに、わたし達は気を落さない。いや、わたし達の(生れながらの)外の人はどんなにこわれていっても、(キリストによって生れた)内の人は一日一日と新しくされてゆく。

H 口語訳 Uコリ4:6-10
4:6
「やみの中から光が照りいでよ」と仰せになった神は、キリストの顔に輝く神の栄光の知識を明らかにするために、わたしたちの心を照して下さったのである。
4:7
しかしわたしたちは、この宝を土の器の中に持っている。その測り知れない力は神のものであって、わたしたちから出たものでないことが、あらわれるためである。
4:8 わたしたちは、四方から患難を受けても窮しない。途方にくれても行き詰まらない。
4:9 迫害に会っても見捨てられない。倒されても滅びない。
4:10
いつもイエスの死をこの身に負うている。それはまた、イエスのいのちが、この身に現れるためである。

➉ 塚本訳マタ 10:28
10:28
体を殺しても、魂を殺すことの出来ない者を恐れることはない。ただ、魂も体も地獄で滅ぼすことの出来るお方を恐れよ。

J 塚本訳Tコリ15:44
15:44
(神の霊を持たない)魂だけの体がまかれて霊の体が復活する。魂だけの体がある以上は霊の体もあるわけである。

K 塚本訳 使  2:27-28
2:27
あなたはわたしの魂を黄泉に捨ておくことはなく、あなたの聖者(救世主)を朽ち果てさせることもないから。
2:28
(朽ち果てさせぬばかりか、死から)命(への復活)の道をわたしに知らせてくださった、あなたのそばでわたしの楽しみを満たしてくださるであろう。』

L 塚本訳 使  13:34-37
13:34
なお、神がイエスをもう二度と朽ち果ててしまうことのない者として、死人の中から復活させられたことについては、『わたしは『ダビデに約束した永遠不動の聖なる賜物[永遠の命]をあなた達に』与えよう』とこう言われた。
13:35
だから、(詩篇の)ほかの所でも『『(神よ、)あなたはあなたの聖者(救世主)を朽ち果てさせられないであろう』』と言っている。
13:36 というのは、『ダビデは』彼の時代の人々に奉仕したのち神の御心によって『眠り、先祖たち(の中)に』加えられて朽ち果てたのであるが、
13:37
神が復活させられたイエスは、朽ち果てられなかった。


M 塚本訳 マコ 4:26-29
4:26
また言われた、「神の国はこんなものだ。──ある人が地に種を蒔き、 4:27 夜昼、寝起きしていると、種は芽生えて育ってゆくが、本人はその訳を(すら)知らない。
4:28 (すなわち)地はひとりでに実を結ぶので、初めに茎、次に穂、次に穂の中に熟しきった粒ができる。
4:29
実が熟すると、すぐに『鎌を入れる。刈入れ時が来たのである。』」

N 塚本訳    5:12-13
5:12
大声で(仔羊を讃美して)言うた──屠られ給うた仔羊こそ、権能と富と知恵と権力と栄誉と栄光と讃美とを受くるに相応(ふさ)いたもう。
5:13
そして、天と地と地の下と海の上に[ある]凡ての造られた物と、その中にある凡てのものとが(これに応えてこう)言うのを私は聞いた──願わくは、玉座に坐し給う者と仔羊とに、讃美と栄誉と栄光と統治とが、永遠より永遠にあらんことを!

O 塚本訳 ピリ 1:29

1:29 君達はキリストのために──ただ彼を信ずるばかりでなく、また彼のために苦しむことをも恵まれたからである。

 

P 塚本訳 コロ 1:24

1:24 今私は君達のために苦しむことを喜びとし、またキリスト・イエスの体なる教会のために私の体でキリストの患難の不足を補っている。

 

Q 塚本訳 ロマ 8:23

8:23 しかし(苦しんでいるのは)創造物だけではない。わたし達自身も、(神の子にされた証拠として)御霊なる初穂を持っているので、このわたし達自身も、自分(のみじめな姿)をかえりみて、呻きながら、(正式に神の)子にされること、すなわちわたし達のこの(罪の)体があがなわれ(て、朽ちることのない栄光の体にされ)ることを、待っているのである。

 

R 塚本訳 ロマ 8:18

8:18 (しかもこの苦しみは恐れることはない。)なぜなら、わたしはこう考える。今の世の苦しみは、わたし達に現われようとしている栄光(──キリストと一しょに神の国の相続人になる最後の日の大いなる光栄──)にくらべれば、言うに足りない。

 

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