170701-1 505
ΙΧΘΥΣ イクスス(魚)
イエスス(イエス)、クリストス(キリスト)、セオス(神)、ヒュオス(子)、ソテル(救い主)
聖書で聖書を読む
カペナウムの礼拝堂 (ルカ4:31−37)
・・神の子キリストの働きにより悪魔から救われる時が来た・・
2017年7月2日 東京聖書読者会 高橋照男
塚本訳 ルカ 4:31
4:31 ガリラヤの町カペナウムに下られた。安息日に教えられると、
●救い主キリストの活動は歴史内での事だった。カペナウム、礼拝堂、安息日
31-1)塚本訳 マコ 1:21
1:21 彼らは(湖畔の町)カペナウムに着いた。イエスはさっそく(次の)安息日に礼拝堂に入って教えられた。
塚本訳 ルカ 4:32
4:32 人々はその教えに感心してしまった。話に権威があったからである。
●イエスの教えに権威と力を感じる人は神に祝福された人。しかしそれは少数。
32-1)塚本訳 ルカ 4:36
4:36 皆がびっくりして、互いにこう語り合った、「この言葉はいったいどうしたのだろう。権威と力があって、この人が命令されると、汚れた霊まで出てゆくのだが。
32-2)塚本訳 マタ 16:17
16:17 するとイエスは(喜んで)ペテロに答えられた、「バルヨナ・シモン、あなたは幸いだ。これをあなたに示したのは血肉([人間]の知恵)でなく、わたしの天の父上だから。
塚本訳 ルカ 4:33
4:33 そのとき、礼拝堂に汚れた悪鬼の霊につかれた一人の人がいたが、大声をあげて叫んだ、
●悪霊に取りつかれている悩みは昔も今も深刻。だが神の霊が宿って救われる
33-1)塚本訳 マタ
12:45
12:45 そこで行って、自分よりも悪い、ほかの七つの(汚れた)霊を一しょに連れてきて入りこみ、そこに住む。するとその人のあとの有様は、(追い出す前よりも)もっとひどくなるのである。この悪い時代の人も、それと同様であろう。」
33-2)塚本訳 マタ 8:16
8:16 夕方になると、人々は悪鬼につかれた者を大勢イエスのところにつれて来た。イエスは言葉をもって霊どもを追い出し、また一人のこらず病人をなおされた。
33-3)塚本訳 マタ 12:28
12:28 しかし、もし(そうでなく、)わたしが神の霊で悪鬼を追い出しているのであったら、それこそ神の国はもうあなた達のところに来ているのである。
33-4)塚本訳 マタ 17:18
17:18 そしてイエスが悪鬼を叱りつけられると、悪鬼が出ていって、その時から子はなおった。
33-5)塚本訳 マタ
11:28
11:28
さあ、疲れている者、重荷を負っている者はだれでも、わたしの所に来なさい、休ませてあげよう。
塚本訳 ルカ 4:34
4:34 「ああ、ナザレのイエス様、“放っておいてください。”わたしどもを滅ぼしに来られたのか。あなたがだれだか、わたしにはわかっています。神の聖者(救世主)です。」
●人が神を信じないのは、神に従順になりたくないから。悪魔のそそのかし。
34-1)塚本訳 ルカ 8:12
8:12 道ばたのものとは、(御言葉を)聞くと、あとで悪鬼が来て、彼らを信じて救われることのないように、その心から御言葉をさらってゆく人たちである。
34-2)塚本訳 ルカ 8:28-29
8:28 イエスを見ると、叫びながらその前にひれ伏し、大声で言った、「いと高き神の子のイエス様、『放っておいてください。』お願いです、わたしを苦しめないでください。」
8:29 これはイエスが汚れた霊に、その人から出てゆけと命じたからである。汚れた霊は何度も何度もその人をつかんだ。いかに鎖と足桎でつながれ監視されていても、その繋(つな)ぎをひきちぎり、悪鬼に追われて荒野にいったのである。
塚本訳 ルカ 4:35
4:35 イエスは「黙れ、その人から出てゆけ」と言って叱りつけられた。すると悪鬼はその人をみなの真中に投げ倒して、出ていった。何も怪我はなかった。
●イエスが悪鬼を叱って追い出す時、人は目を覚ます。正気にかえる。
35-1)塚本訳 マタ 17:18
17:18 そしてイエスが悪鬼を叱りつけられると、悪鬼が出ていって、その時から子はなおった。
35-2)塚本訳 マコ 9:25
9:25 イエスは群衆が駆けよってくるのを見ると、(急いで)汚れた霊を叱りつけて言われた、「唖と聾の霊、わたしが命令するのだ、この子から出てゆけ、二度と入るな!」
35-3)塚本訳 ルカ 9:39
9:39 かわいそうに霊がつくと、急にどなり出し、またひきつけさせて泡をふかせ、なかなか離れないで、すっかり弱らせてしまいます。
35-4)塚本訳 マコ 8:33
8:33 イエスは振り返って、弟子たちの見ている前でペテロを叱りつけられた、「引っ込んでろ、悪魔!お前は神様のことを考えずに、人間のことを考えている!」
塚本訳 ルカ 4:36
4:36 皆がびっくりして、互いにこう語り合った、「この言葉はいったいどうしたのだろう。権威と力があって、この人が命令されると、汚れた霊まで出てゆくのだが。
●汚れた霊を追い出したイエスの権威と力はその時代の人に「衝撃」であった。
36-1)塚本訳 マタ 9:33
9:33 悪鬼が追い出されると、唖が物を言うようになった。群衆が驚いて、「こんなことはかってイスラエル人の中で起ったためしがない」と言った。
36-2)塚本訳 マタ 4:24
4:24 そこでイエスの評判が全シリヤに広まり、人々がさまざまな病気や痛みに苦しむ病人、(中でも)悪鬼につかれた者、癲癇、中風の者を皆イエスのところにつれて来たので、それをなおされた。
36-3)塚本訳 ルカ 8:33-35
8:33 悪鬼どもはその人から出ていって豚に乗り移った。すると群は(気がちがったように)けわしい坂をどっと湖へなだれこみ、溺れて死んだ。
8:34 豚飼たちはこの出来事を見て逃げ出し、町や部落に知らせた。
8:35 人々はこの出来事を見に出て来たが、イエスの所に来て、悪鬼を追い出された人が着物をき、正気にかえって、イエスの足もとにじっと坐っているのを見ると、恐ろしくなった。
塚本訳 ルカ 4:37
4:37 イエスの噂がその周囲の地全体に広まっていった。
●イエスが悪霊を追い出したのは歴史的事実。多くの人の証言は信仰の根拠。
37-1)塚本訳 ルカ 5:15
5:15 しかしイエスの噂はいよいよ広まってゆき、大勢の群衆が、(教えを)聞き、また病気をなおしていただこうと集まってきた。
37-2)塚本訳 マタ 9:25-26
9:25 群衆が外に出されると、イエスは(部屋に)入っていって少女の手をお取りになった。すると少女は起き上がった。
9:26 この評判がその土地全体に広まった。
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●悩み悲しみは神の働きによって救われる。・・・実生活を通して聖書を学ぶ
@家庭崩壊は悪魔のしわざ・・・キリストはその悲しみの家に訪れる
@−1)塚本訳 マタ 19:10
19:10 弟子たちが言う、「夫婦の関係がそんな(面倒な)ものなら、結婚をしない方が得だ。」
@−2)塚本訳 マタ 5:4-5
5:4 ああ幸いだ、“悲しんでいる人たち、”、(かの日に)“慰めていただく”のはその人たちだから。
5:5 ああ幸いだ、“(踏みつけられて)じっと我慢している人たち、”、“(約束の)地(なる御国)を相続する”のはその人たちだから。
@−3)塚本訳 ヨハ 8:35-36
8:34 イエスは答えられた、「アーメン、アーメン、わたしは言う、罪を犯す者は皆罪の奴隷である。
8:35 奴隷はいつまでも家におるわけにゆかない。(いつでも追い出される。しかし)子はいつまでも家におる。
8:36 だから、もし子(たるわたし)が(罪から)自由にしてやれば、あなた達は本当に自由になるのである。(そしていつまでも父上のところにおることができる。)
@-4)塚本訳 マコ 9:28-29
9:28 家にかえられると、弟子たちは人のいない時に尋ねた、「なぜわたし達には霊を追い出せなかったのでしょうか。」
9:29 彼らに言われた、「この種類(の霊)は、祈り以外(の手段)では決して出てゆかせることは出来ない。」
Aバレー「白鳥の湖」の原作は悲劇・・・キリストの犠牲による救いを暗示
A−1)塚本訳
ヨハ 12:24
12:24 アーメン、アーメン、わたしは言う、一粒の麦は、地に落ちて死なねば、いつまでもただの一粒である。しかし死ねば、多くの実を結ぶ。(だからわたしは命をすてる。)
A−2)塚本訳 マコ 15:34
15:34 三時に、イエスは大声を出して“エロイ エロイ ラマ サバクタニ!”と叫ばれた。訳すると、“わたしの神様、わたしの神様、なぜ、わたしをお見捨てになりましたか!”である。
A−3)塚本訳 Tヨハ4:10
4:10 わたし達が神を愛したことではなく、彼がわたし達を愛し、その子をわたし達の罪のための宥め(の供物)として遣わされたそのことに、愛があるのである。
B老齢で集会に行けない淋しさ・・・人ではなく、主が共にいますことが救い
B−1)塚本訳 ヨハ 4:13-14
4:13 イエスは答えられた、「この(井戸の)水を飲む者はだれでもまた渇くが、4:14 わたしが与える水を飲む者は永遠に渇かない。そればかりでなく、わたしが与える水は、その人の中で(たえず)湧き出る水の泉となって、永遠の命に至らせるであろう。」
B−2)塚本訳
ヨハ 14:27
14:27 (今別れにのぞんで)平安をあなた達にのこしておく。わたしの平安をあなた達に与える。わたしが与える平安は、この世の人が『平安あれ』といのるような(言葉だけの)ものではない。(だから)心騒がせるな、気を落すな。
B−3)塚本訳
マタ 28:20
28:20 わたしがあなた達に命じたことを皆守るように教えながら。安心せよ、世の終りまでいつもわたしがあなた達と一しょにいるのだから。」
C贖罪論の希薄化・・・贖罪理論を信じるのではなく神の霊の訪れで救われる
C−1)塚本訳 マタ 18:32-33
18:32 すると主人はその家来を呼び出して言う、『不埒な家来、あなたが頼んだから、わたしはあの負債に全部、棒を引いてやったのだ。
18:33
だからあなたもわたしに情をかけてもらったように、同僚に情をかけてやるべきではなかったのか。』
C−2)塚本訳 マタ 9:6-8
9:6 では、人の子(わたし)は地上で罪を赦す全権を持っていることを知らせてやろう」と言っておいて、中風の者に言われる、「起きて寝床をかついで、家に帰りなさい。」
9:7 すると彼は起き上がって、家に帰って行った。
9:8 群衆はそれを見て恐ろしくなり、こんな全権を人に授けられた神を賛美した。
C−3)塚本訳 ルカ 19:10
19:10 人の子(わたし)は“滅びうせた者をさがして”救うために来たのである。」
DITによる「聖書研究サイト」の評判・・・主の言葉の広まりは霊の働き
D−1)塚本訳 使 19:20
19:20 こうして主の言葉は勢いよく成長し、また力を増した。
D−2)塚本訳 ヨハ 4:21-24
4:21 イエスが言われる、「女の人、わたし(の言葉)を信じなさい。(間もなく)あなた達が、この山でもエルサレムでもなく(どこででも、)父上を礼拝する時が来る。
D−3)塚本訳 ヨハ 4:24
4:24 神は霊である。だから礼拝者も霊と真理とをもって礼拝せねばならない。」
D−4)塚本訳 ヨハ 6:63
6:63 霊が命を与える。肉はなんの役にも立たない。いまわたしがあなた達に話した言葉は、霊である。だから、命である。
E悪とは戦うな・・・裁きと救いは神に任せ、祈りつつその人や家から逃げよ
E−1)塚本訳
マタ 10:14
10:14 しかし人があなた達を歓迎せず、あなた達の言葉に耳をかたむけないなら、(すぐ)その家なり町なりを(出てゆけ。そして)出てゆくとき、(縁を切った証拠に)足の埃を払いおとせ。
E−2)塚本訳 マタ 15:13-14
15:13 イエスは答えられた、「わたしの天の父上がお植えにならないものは皆、引き抜かれる。
15:14 あの人たちを放っておけ。盲人の手引をする盲人だ。盲人が盲人の手引をすれば、二人とも穴に落ちよう。」
F「すみませんでした」の言葉・・・「心を悩ませる人」の救いは祈りと赦し
F−1)塚本訳
ルカ 15:21-22
15:21 息子は父に言った、『お父さん、わたしは天(の神様)にも、あなたにも、罪を犯しました。もうあなたの息子と言われる資格はありません。……』15:22 しかし父は(皆まで聞かず)召使たちに言った、『急いで、一番上等の着物をもって来て着せなさい。手に指輪を、足にお靴をはかせなさい。
F−2)塚本訳 ロマ 12:20
12:20 むしろ、『あなたの敵が飢えているなら、食べさせてやれ。渇いているなら、飲ませてやれ。こうするのはその頭に炭火を積むことであるから、(いつかは恥じて悔改める。)』
G重荷を負い合う・・・人に神の霊が宿るように祈るのは、この世ならざる愛。
G−1)塚本訳
マタ 18:19-20
18:19 なお、アーメン、わたしは言う、何事によらず、もしあなた達のうちの二人が心を一つにして地上で祈るならば、わたしの天の父上は(きっとその願いを)かなえてくださるだろう。