171202-5                           ΙΧΘΥΣ イクスス()    

イエ(イエス)、クリス(キリスト)、セ()、ヒュ()、ソ(救い主)

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巡回伝道 (ルカ44244

イエスは気の毒な人に心が向かった

2017年12月3日 東京聖書読者会 高橋照男

 

塚本訳 ルカ 4:42-44

4:42 @朝になると、A人のいない所に出て行かれた。B人々は捜しまわったイエスのところに来て、自分たちをはなれて行かれないようにと、Cしきりに引き留めた。

4:43 イエスは彼らに言われた、D「わたしはほかの町々にも、神の国の福音を伝えねばならない。Eそのために遣わされたのだから。」

4:44 それからFユダヤ(人の国のあちらこちら)G礼拝堂教を説いておら

れた。

 

@朝になると、・・・・朝の祈りは聴かれる

@−1)塚本訳 マコ 1:36
1:35
朝早く、まだ真夜中にイエスは起きて、人のいない所に出て行き、そこで祈っておられた。

@−2)塚本訳 ルカ 6:11-12

6:11 彼らは狂わんばかりに怒って、イエスをどうしょうかと話し合った。

6:12 このころのこと、イエスは祈りのため山に行って、神に祈りながら夜をあかされた。


A人のいない所に出て行かれた。・・・隠れた祈りは聴かれる

 

A−1)塚本訳 マタ 6:6
6:6
あなたが祈る時には、『奥座敷に入り、部屋をしめきった上で、』隠れた所においでになるあなたの父上に『祈れ。』そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父上は、褒美をくださるであろう。

 

A−2)塚本訳 マコ 9:19

9:19 彼らに答えられる、「ああ不信仰な時代よ、わたしはいつまであなた達の所におればよいのか。いつまであなた達に我慢しなければならないのか。その子をつれて来なさい。」(こう言って群衆のいない所に行かれた。)

A−3)塚本訳 マタ 26:39

26:39 そしてなお少し(奥に)進んでいって、俯けに倒れ、祈って言われた、「お父様、出来ることなら、どうかこの杯がわたしの前を通りすぎますように。しかし、わたしの願いどおりでなく、お心のとおりになればよいのです。



B人々は捜しまわった・・・大勢の人の群れがイエスを捜し求めて群がった

 

B−1)塚本訳 マタ 7:7-8

7:7 (ほしいものはなんでも天の父上に)求めよ、きっと与えられる。さがせ、きっと見つかる。戸をたたけ、きっとあけていただける。

7:8 だれであろうと、求める者は受け、さがす者は見つけ、戸をたたく者はあけていただけるのだから。

B−2)塚本訳 ルカ 13:23-24

13:23 するとある人が「主よ、救われる者は少ないでしょうか」と尋ねた。人々に言われた、

13:24 全力を尽くして(今すぐ)狭い戸口から入りなさい。あなた達に言う、(あとになって)入ろうとしても、入れない者が多いのだから。


B−3)塚本訳 マタ 4:24-25

4:24 そこでイエスの評判が全シリヤに広まり、人々がさまざまな病気や痛みに苦しむ病人、(中でも)悪鬼につかれた者、癲癇、中風の者を皆イエスのところにつれて来たので、それをなおされた。

4:25 ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、およびヨルダン川の向こう(のペレヤ)から来た大勢の群衆が、イエスについて回った

 

B−4)塚本訳 マコ 3:8

3:8 ことにエルサレムから、イドマヤや、ヨルダン川の向こう(のペレヤ)や、(遠く)ツロ、シドンあたりから(までも)、大勢の人の群が彼の所にあつまって来た。しておられることをみな、聞いたからである。

 

B−5)塚本訳 ルカ 16:16

16:16 (あなた達は聖書を誇るが、時代はもう変っている。)律法と預言書と([聖書]の時代)は(洗礼者)ヨハネ(の現われる時)までで、その時以来神の国の福音は伝えられ、だれもかれも暴力で攻め入っている。

B−6)塚本訳 ルカ 8:2-3

8:2 また悪霊や病気をなおしていただいた数名の女たち、すなわち、七つの悪鬼を追い出されたマグダラの女と呼ばれたマリヤと、

8:3 ヘロデ(・アンデパス王)の家令クーザの妻ヨハンナと、スザンナと、そのほか大勢の女たちも一しょであった。女たちは自分の財産を持ち出して、みなを賄った。

B−7)塚本訳 ルカ 15:1

15:1 さて、イエスの話を聞こうとして、(いつものとおり)税金取りや罪人が皆近寄ってきた。

 

B−8)塚本訳 ヨハ 12:19

12:19 そこでパリサイ人が互に言った、「見ろ、何もかもだめだ。世界中があんなに、あの男のあとについて行ってしまった。」


Cしきりに引き留めた。・・・救いを求める人は幸い

 

C−1)塚本訳 マコ 5:22-24

5:22 するとヤイロという一人の礼拝堂監督が来て、イエスを見ると足もとにひれ伏し、

5:23 しきりに願って言う、「わたしの小さな娘が死にかかっています。助かって命びろいをするように、どうか行って、手をのせてやってください。」

5:24 イエスは彼と一しょに出かけられた。大勢の群衆がイエスについて行って押しまくった。

 

C−2)塚本訳 ルカ 24:28-29

24:28 とかくするうちに目指す(エマオの)村に近づくと、なお先へ行くような様子をされたので、

24:29 二人はこう言って無理に引き留めた、「わたし達のところにお泊まりなさい。間もなく夕方で、日もはや傾いたから。」そこで彼らのところに泊まるために、(家に)入られた。

C−3)塚本訳 ヨハ 4:15

4:15 女が言う、「主よ、その水を下さい。(二度と)渇くことがないように、またここに汲みに来なくてもよいように。」


D「わたしはほかの町々にも、神の国の福音を伝えねばならない。

・・・神は人を救うために探し歩く

 

D−1)塚本訳 ルカ 15:4

15:4 「あなた達のうちのだれかが羊を百匹持っていて、その一匹がいなくなったとき、その人は九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を、見つけ出すまではさがし歩くのではないだろうか。

 

D−2)塚本訳 ヨハ 4:6-7

4:6 そこには(有名な)ヤコブの井戸があった。旅に疲れたイエスは、いきなり井戸のわきに腰をおろされた。昼の十二時ごろであった。

4:7 一人のサマリヤの女が水を汲みに来る。「飲ませてくれないか」とイエスが女に言われた。

 

D−3)塚本訳 ヨハ 5:5-6

5:5 するとそこに三十八年病気の人がいた。

5:6 イエスはその人が横になっているのを見、すでに長い間わずらっていることを知ると、「直りたいか」とたずねられた。

 

D−4)塚本訳 ルカ 19:5-6

19:5 イエスはその場所に来られると、ザアカイを見上げて言われた、「ザアカイ、急いで下りておいで。きょうはあなたの家に泊まることになっているから。」



Eそのために遣わされた・・イエスは神に遣わされた者。旧約と新約の分岐点

 

E−1)塚本訳 ルカ 4:18-19

4:18 “主の御霊がわたしの上にある、油を注いで(聖別して)くださったからである。主は貧しい人に福音を伝えるためにわたしを遣わされた。囚人に赦免を、盲人に視力の回復を告げ、”“押えつけられている者に自由をあたえ、”

4:19 “主の恵みの年(の来たこと)を告げさせるために。”

 

E−2)塚本訳 ヨハ 12:49-50

12:49 わたしは自分勝手に話したのではない。わたしを遣わされた父上が、何を言い、何を話すべきかを命じられたのである。


E−3)塚本訳 ルカ 7:20-23

7:20 その人たちはイエスの所に来て言った、「洗礼者ヨハネから来ました。『来るべき方はあなたですか、それともほかの人を待つべきでしょうか』とおたずねするよう申しつけられました。」

7:21 その時、イエスは多くの人の病気と苦しみと悪霊につかれているのとをなおし、多くの盲人を見えるようにしてやっておられたが、

7:22 答えられた、「行って、(今ここで)見たこと聞いたことをヨハネに報告しなさい。──“盲人は見えるようになり、”足なえは歩きまわり、癩病人は清まり、聾は聞き、死人は生きかえり、“貧しい人は福音を聞かされている”と。

7:23 わたしにつまずかぬ者は幸いである。

 

E−4)塚本訳 マタ 8:16-17

8:16 夕方になると、人々は悪鬼につかれた者を大勢イエスのところにつれて来た。イエスは言葉をもって霊どもを追い出し、また一人のこらず病人をなおされた。

8:17 “彼はわたし達の煩いを除き、病気を取り去るであろう”と、預言者イザヤをもって言われた言葉が成就するためであった。

 

E−5)塚本訳 ルカ 22:42

22:42 言われた、「お父様、お心ならば、どうかこの杯をわたしに差さないでください。しかし、わたしの願いでなく、お心が成りますように!


Fユダヤ(人の国のあちらこちら)・・・救いはまずユダヤ人、次に異邦人へ

 

F−1)塚本訳 ルカ 24:47

24:47 また罪を赦されるための悔改め(の福音)が、その名においてすべての国の人に説かれる、エルサレムから始まって、と(聖書に)こう書いてある。

 

F−2)塚本訳 ヨハ 4:21-22

4:21 イエスが言われる、「女の人、わたし(の言葉)を信じなさい。(間もなく)あなた達が、この山でもエルサレムでもなく(どこででも、)父上を礼拝する時が来る。

4:22 ただ(同じ神を、)あなた達は知らずに礼拝し、わたし達は知って礼拝している。救いはユダヤ人から出る(のでわたし達だけに神が示された)からである。

 

F−3)塚本訳 マタ 10:5-6

10:5 イエスはこの十二人に次のように命じて(伝道に)派遣された。──「(国を離れてはいけない。)異教人の所へ行くな、またサマリヤ人の町に入るな。

10:6 ただ、イスラエルの家のいなくなった羊(だけ)に行け。

 

F−4)塚本訳 マコ 7:26-27

7:26 この女は異教人で、スロフェニキア生まれであったが、娘から悪鬼を追い出してほしいとイエスに願った。

7:27 女に言われた、「まず子供たち(イスラエル人)を満腹させなくてはいけない。子供たちのパンを取り上げて、(異教の)小犬どもに投げてやるのはよろしくない。」

F−5)塚本訳 ヨハ 10:16

10:16 ・・なおわたしには、この檻のものでない、ほかの羊がある。(彼らはまだ野山をさまよっている。)わたしはそれをも導いてやらねばならない。彼らはわたしの声を聞きわけ、かくて群一つ、羊飼一人となるであろう。・・



G礼拝堂・・新約の礼拝堂はキリスト信者の霊の家。十字架を負わされる祭司

G−1)塚本訳 マタ 9:35

9:35 それからイエスは町や村をのこらず回りながら、その礼拝堂で教え、御国の福音を説き、またありとあらゆる病気や煩いをなおされた。

G−2)塚本訳 ヨハ 18:20

18:20 イエスは答えられた、「わたしは世間にむかって公然と話した。わたしはいつも、ユダヤ人が皆集まる礼拝堂や宮で教えて、何一つ隠れて話したことはない。

G−3)塚本訳 マタ 12:6

12:6 わたしは言う、(ダビデ王よりも、祭司よりも、)宮よりも大きい者が(今)ここにいる。

G−4)塚本訳 ヨハ 2:19-22

2:19 イエスは答えられた、「このお宮をこわせ、三日で造ってみせるから。」

2:20 ユダヤ人が言った、「このお宮を建てるには四十六年もかかったのに、あなたは三日で造るというのか。」

2:21 しかしイエスは自分の体のことを宮と言われたのであった。

2:22 だから死人の中から復活された時、弟子たちはこう言われたことを思い出して、聖書とイエスの言われた言葉と(が本当であること)を信じた。

G−5)塚本訳 マタ 18:20

18:20 二人、三人、わたしの名によって集まっている所には、わたしがいつもその真中にいるのだから。」

G−6)塚本訳 ヨハ 4:24-26

4:24 神は霊である。だから礼拝者も霊と真理とをもって礼拝せねばならない。

4:25 女が言う、「キリストと言われる救世主が来ることは知っています。救世主が来れば、わたし達に何もかも知らせてくださるでしょう。」

4:26 イエスは言われる、「あなたと話しているわたしが、それだ。」

G−7)塚本訳 ロマ 12:1b

12:1bあなた達の体を(感謝のしるしとして神に)捧げよ。この生きた聖なる犠牲こそ、神のお気に入るものであり、(霊なる神を拝むにふさわしい、)あなた達の霊的な礼拝である。

 

G−8)塚本訳 Tコリ3:16

3:16 (とにかく、)あなたは達は神のお宮であり、神の霊があなた達の中に住んでいてくださることを、あなた達は知らないのか。

G−9)塚本訳 Tコリ6:19

6:19 それとも、あなた達の体は神からいただいた聖霊の住んでおられるお宮で、自分のものでないことを、あなた達は知らないのか。

G−10)塚本訳 Tペテ2:5

2:5 そして君達自身も(主と同じく)活きた石として建てられて、霊の家となれ。これは君達が聖い祭司として、イエス・キリストによって神の御意に適う霊の供物を献げるためである。

G−11)塚本訳 ヨハ 15:2

15:2 わたしについている蔓で実を結ばないものは、父上が皆それを切り取ってしまわれる。また実を結ぶものは、より多く実を結ぶように、皆それを奇麗に刈り込まれる。


G−12)塚本訳 コロ 1:24

1:24 今私は君達のために苦しむことを喜びとし、またキリスト・イエスの体なる教会のために私の体でキリストの患難の不足を補っている

B−13)塚本訳 ガラ 4:19

4:19 わたしの子供たちよ、あなた達の中にキリストが形づくられるまで、わたしはもう一度産みの苦しみをしている。

 

G−14)塚本訳 ピリ 1:29

1:29 君達はキリストのために──ただ彼を信ずるばかりでなく、また彼のために苦しむことをも恵まれたからである。

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