「基督教に洗礼無用」・・・・塚本虎二講演音声

(昭和35年(19603月20日、大阪中ノ島公会堂に於ける内村鑑三30周年記念講演)。

 

北森嘉蔵(日本の代表的神学者)は「無教会主義が確立したのは塚本(虎二)になってからだ。」と言っている。(「福音の土着」1962.1210.日本基督教団・信仰職制委員会p66

塚本虎二最晩年の貴重な講演が音源として残っているので、公開する。パソコンで聞けるようにできたのは、経堂聖書会の吉野隆治氏と在オーストラリア大島守夫氏のご尽力による。下記サイトを、クリックして進んでください。5秒ほどで音声が開始します。

https://drive.google.com/file/d/1dYdBuSKhVZfJF0hdRKedcIdmFogwrVgs/view?usp=sharing

 

当日の日記には次のようにあります。(聖書知識第361号p13)

 

私の穏やかでない演題の故にポスターを教会に配ることが出来なかったそうであるが、それでも千人と思われる人達が静かに熱心に話をきいた。大阪人は基督教に関心をもたないと言われる土地だけに、大阪のために喜んだ。

 

高橋註・・・・なおこの内容は、書籍として「内村鑑三先生と私」(伊藤節書房。昭和36年2月25日初版p217、および塚本虎二著作集続第一巻昭和60915日p487)に載せられている。

 

                          高橋照男 2018.8.24

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