180930 ΙΧΘΥΣ イクスス(魚)
イエスス(イエス)、クリストス(キリスト)、セオス(神)、ヒュオス(子)、ソテル(救い主)
聖書で聖書を読む
霊・心と体
・・・人間の本体は霊。肉の宿を去るのは、神共にいます住居での安息のため・・・
2018年 9月 30日 東京聖書読者会 高橋照男
@ 「生きる」とは神の霊が宿ること
A パウロによる「霊・心と体」の認識
B 福音を信じた人は土の器の中にキリストの霊を戴いている
C 霊が肉の宿を去るのは、神共にいます住居での安息の時
D 神は、次の世がある事を霊の実在証明で信じ易くして下さる
E 福音を信じないで眠った人にも救いのチャンスがある
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@ 「生きる」とは神の霊が宿ること
@−1)口語訳 創 2:7
2:7 主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。
@−2)塚本訳 ルカ 8:54-55
8:52 (集まった)人々が皆泣いて、女の子のために悲しんでいた。イエスが言われた、「泣くな。死んだのではない、眠っているのだ。」
8:53 人々は死んだことを知っているので、あざ笑っていた。
8:54 しかしイエスは女の子の手を取り、声をあげて「子よ、起きなさい!」と呼ばれると、
8:55 霊がもどって、即座に女の子は立ち上がった。イエスは(何か)食べさせるように言いつけられた。
@−3)塚本訳 ヨハ 4:24
4:24 神は霊である。だから礼拝者も霊と真理とをもって礼拝せねばならない。」
@−4)塚本訳
ヨハ 6:63
6:63 霊が命を与える。肉はなんの役にも立たない。いまわたしがあなた達に話した言葉は、霊である。だから、命である。
@−5)塚本訳
ヨハ 19:30
19:30 イエスは酸っぱい葡萄酒を受けると、「(すべて)すんだ」と言って、首を垂れて霊を(神に)渡された。
@−6)塚本訳 Tペテ3:7
3:7 夫達も同じく、妻を(自分よりも)弱い器として(いたわり、)理解をもって共に棲み、彼女達もまた恩恵の生命の共同相続人(である)として尊敬を払え。これは君達の祈りが妨げられないようにするためである。
A パウロによる「霊・心と体」の認識 A−1)塚本訳 Tテサ5:23 5:23 願わくは、平和の神自ら君達を潔め尽くし、私達の主イエス・キリストの来臨の時咎(とが)められることの無いように、君達の霊と心と体を完全に守り給わんことを。
A−2)塚本訳 Tコリ15:38-40 15:38 しかし神は御心のままにそれに体をお与えになる、しかもそれぞれの種に独得の体を。 15:39 すべての肉が同じ肉ではない。人間の(肉)がちがい、家畜の肉がちがい、鳥の肉がちがい、魚の(肉)がまたちがう。 15:40 天の体があり、地の体がある。しかし天のものの輝きは別であり、地のもののはまた別である。
A−3)塚本訳 Tコリ15:47-48
15:47
最初の“人は地から出て土で出来たものであり”、第二の人は天の出である。 15:48 土の人たちはこの土の人(アダム)のようであり、天の人たちはこの天の人(キリスト)のようである。
B 福音を信じた人は土の器の中にキリストの霊を戴いている B−1)塚本訳 Uコリ4:7-8
4:7 しかしこの宝が、(貧弱な)土の器の中にある。それはその素晴らしい力が神のものであって、わたし達(土の器)から出るのではないことがわかるためである。 4:8 わたし達はあらゆることで悩まされる、しかし行き詰まらない。当惑する、しかし絶望しない。
B−2)塚本訳 ヨハ 3:6-8
3:6 肉によって生まれたものは肉であり、霊によって生まれたものだけが霊である(から)。
3:7 『あなた達は新しく生まれなおさねばならない』と言ったからとて、すこしも不思議がることはない。
3:8 風[プニューマ]は心のままに吹く。その音は聞えるが、どこから来てどこに行くか、あなたは知らない。霊[プニューマ]によって生れる者も皆、そのとおりである。」
B−3)塚本訳
ヨハ 1:12-13 1:12 しかし受け入れた人々、すなわち、その名を(神の子であることを)信じた人には一人のこらず、神の子となる資格をお授けになった。1:13 この人たちは、人間の血や、肉の欲望や、男の欲望によらず、神(の力)によって生まれたのである。
B−4)塚本訳
Uコリ5:17 5:17 だから、キリストと結びついている者は、新しい創造物である。古いものは消え失せて、いまここに、新しくなってしまっている!
B−5)塚本訳 Tペテ1:23 1:23 (君達は)朽つる種でなく、朽ちぬ種から、(すなわち)神の活ける、また(永遠に)消え失せぬ言によって新しく生まれたのである。
B−6)塚本訳
Uコリ4:16 4:16 このゆえに、わたし達は気を落さない。いや、わたし達の(生れながらの)外の人はどんなにこわれていっても、(キリストによって生れた)内の人は一日一日と新しくされてゆく。
C 霊が肉の宿を去るのは、神共にいます住居(すまい)での安息の時 C−1)塚本訳 ロマ 8:24 8:24 なぜなら、わたし達は(最後の日に救いが完成されるという)望みをもって、救われているからである。目に見ることのできる望みは望みではない。人はいま現に見ているものを、なんでその上望む必要があろうか。
C−2)塚本訳 Uコリ5:1 5:1 なぜ(こんな希望に生きることができるの)であろうか。もし地上の家であるわたし達のこのテント、(この肉体)がこわれるならば、天に、神の建(た)てられた建物(たてもの)、(人間の)手で造らない永遠の家をいただいていることを、わたし達は知っているからである。
C−3)塚本訳
ルカ 16:9 16:9 それでわたしもあなた達に言う、あなた達も(この番頭に見習い、今のうちにこの世の)不正な富を利用して、(天に)友人[神]をつくっておけ。そうすれば富がなくなる時、その友人が永遠の住居(すまい)に迎えてくださるであろう。
C−4)塚本訳 ヨハ 14:1-3 14:1 (あなた達の来られない所にわたしが行くからとて、)心を騒がせるな。神を信ぜよ、またわたしを信ぜよ。 14:2 父上のお家には、沢山住居(すまい)がある。(あなた達は一人のこらず、そこに住むことが出来る。)もしそうでなかったら、『あなた達のために場所の準備に行く』と言うわけがないではないか。 14:3 (間もなく出かけるが、)行って場所の準備ができたら、もどって来て、あなた達をわたしの所に連れてゆく。わたしのおる所にあなた達もおるためである。
C−5)塚本訳 マタ 10:29 10:29 雀は二羽一アサリオン(三十円)で売っているではないか。しかしその一羽でも、あなた達の父上のお許しなしには地に落ちない
C−6)塚本訳 黙
21:3-4 21:3 そして私は玉座から大きな声が(出てこう)言うのを聞いた、「視よ、人と共に神の幕屋がある! 神が彼らと共に住み、彼らは神の民となり、神自ら彼らと共にいまして、 21:4 彼らの目から悉く涙を拭い取り給うであろう。最早死もなく、悲嘆(かなしみ)も叫喚(さけび)も疼痛(いたみ)も最早無いであろう。初めの(天と地にあった)ものが(すっかり)消え去ったからである。」
C−7)塚本訳 黙
14:13 14:13 また私は天から声が(こう)言うのを聞いた、「書け、『今から後主にあって死ぬる死人は幸福である。』」御霊も言い給う、「然り、彼らはその労苦を休息(やす)む(ことが出来る)であろう。その(為した)業が彼らに随いて行くのであるから!」と。
D 神は、次の世がある事を霊の実在証明で信じ易くして下さる
D−1)塚本訳 ルカ 7:13-15
7:13 主は母を見て不憫に思い、「そんなに泣くでない」と言って、
7:14 近寄って棺に手をかけ──担いでいる者は立ち止まった──「若者よ、あなたに言う、起きよ!」と言われた。
7:15 すると死人が起き上がって物を言い出した。イエスは『彼を母に渡された。』
D−2)塚本訳
ヨハ 11:43-44
11:43 こう言ったのち、大声で、「ラザロ、出て来い」と叫ばれた。
11:44 死人が手足を包帯で巻かれたまま、(墓から)出てきた。顔は手拭で包まれていた。イエスは「解いてやって(家に)帰らせなさい」と人々に言われた。
D−3)塚本訳
マタ 18:20 18:20 二人、三人、わたしの名によって集まっている所には、わたしがいつもその真中にいるのだから。」
D−4)塚本訳 ロマ 6:22
6:22 しかし今は、罪から自由にされて神の奴隷にしていただき、一つの実を得ている。この実はあなた達を聖め、最後は永遠の命に至らせるのである。
D−5)塚本訳
ガラ 5:22-23
5:22 しかし霊の実は愛、喜び、平和、寛容、親切、善良、忠実、
5:23 柔和、節制である。これらのものに対しては律法は(力が)ない。
D−6)塚本訳
エペ 5:8-9 5:8 君達はかつては暗(やみ)であったが、今は主に在って光である。光の子らしく歩け── 5:9 光の果実(み)はあらゆる善と義と真であるから──
D−7)塚本訳
Tペテ4:4
4:4 (しかしかつては共にこれらのふしだらな生活をしていた)彼ら(異教人達)は、君達が(最早)同じ放蕩(生活)の流れに共に身を投じないので、そのことを(驚き)異(あや)しみ、(君達を譏(そし)るばかりか、遂に)主と神とを冒涜する。
D−8)塚本訳 Uコリ2:15 2:15 というのは、わたし達は救われる者の間でも、滅びゆく者の間でも、神にささげられるためのキリストのよい薫である。
D−9)塚本訳 ルカ 24:23-24
24:23 お体が見つからずにかえって来て、天使たちがあらわれ、あの方は生きておられる、と告げたと言うのです。
24:24 そこで仲間の男が二三人墓に行って見ると、はたして女たちの言うとおり(墓は空っぽ)だったが、(生きておられるという)その方は見えなかったのです。」
D−10)塚本訳 ルカ 24:31-32
24:31 (その時)二人の目が開けて、その方とはっきりわかった。すると(また)その姿が見えなくなった。
24:32 二人は語り合うのであった、「(そう言えば、)道々わたし達に話をされたり、聖書を説き明かされたりした時に、胸の中が熱くなったではないか」と。
D−11)塚本訳 ルカ 24:39
24:39 わたしの手と足とを見てごらん。だれでもない、わたしだよ!さわってごらん、幽霊には肉も骨もないが、わたしには、それがあるのがわかるから。」
D−12)塚本訳 Tコリ15:3-6
15:3 まえにわたしが(福音の)一番大切な事としてあなた達に伝えたのは、わたし自身(エルサレム集会から)受けついだのであるが、キリストが聖書(の預言)どおりにわたし達の罪のために死なれたこと、
15:4 葬られたこと、聖書どおりに三日目に復活しておられること、
15:5 またケパに、それから十二人(の弟子)に、御自分を現わされたことである。
E 福音を信じないで眠った人にも救いのチャンスがある E−1)塚本訳 ルカ 13:23-24 13:23 するとある人が「主よ、救われる者は少ないでしょうか」と尋ねた。人々に言われた、 13:24 「全力を尽くして(今すぐ)狭い戸口から入りなさい。あなた達に言う、(あとになって)入ろうとしても、入れない者が多いのだから。
E−2)塚本訳
マタ 22:9-10 22:9 だから町の出口の所に行って、出会った者をだれでもよいから宴会に呼んでこい。』 22:10 家来たちは道に出ていって、出会った者を悪人でも善人でも皆集めてきたので、宴会場は客で一ぱいになった。
E−3)塚本訳 ルカ
16:27-28
16:27 金持が言った、『父よ、それではお願いですから、ラザロをわたしの父の家にやってください。
16:28 わたしに五人の兄弟があります。彼らまでがこの苦しみの場所に来ないように、よく言って聞かせてください。』
E−4)塚本訳 ルカ
20:37-38
20:37 死人が復活することは、(聖書にはっきり書いてある。)モーセも茨の薮の(燃える話の)ところで、主を『アブラハムの神、またイサクの神、またヤコブの神(である)と』と言ってこれを示している。
20:38 ところで神は死人の神ではなく、生きている者の神である。神に対しては、すべての者が生きているのだから。(してみるとアブラハム、イサクなども皆復活して、今生きているわけではないか。)」
E−5)塚本訳 ルカ
15:4
15:4 「あなた達のうちのだれかが羊を百匹持っていて、その一匹がいなくなったとき、その人は九十九匹を野原に残しておいて、いなくなった一匹を、見つけ出すまではさがし歩くのではないだろうか。
E−6)塚本訳 ルカ
15:24
15:24 このわたしの息子は死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから。』そこで祝賀会が始まった。
E−7)塚本訳 ヨハ
12:47
12:47 しかしわたしの言葉を聞いて守らぬものがあっても、わたしはその人を罰しない。なぜなら、わたしは世を罰するために来たのでなく、世を救うために来たのだから。
E−8)塚本訳 ヨハ 3:16 3:16 そのゆえは、神はその独り子を賜わったほどにこの世を愛されたのである。これはその独り子を信ずる者が一人も滅びず、永遠の命を持つことができるためである。
E−9)塚本訳 ヨハ
12:24
12:24 アーメン、アーメン、わたしは言う、一粒の麦は、地に落ちて死なねば、いつまでもただの一粒である。しかし死ねば、多くの実を結ぶ。(だからわたしは命をすてる。)
E−10)塚本訳 ルカ 18:1-2 18:1 なお、気を落さずに常に祈るべきことについて、一つの譬をひいて弟子たちに話された、 18:2 「ある町に、神を恐れず、人を人とも思わない裁判官があった。
E−11)塚本訳 ルカ 18:6-7 18:6 それから主は言われた、「この不埒な裁判官の言うことを聞け。18:7 (こんな男でもこのとおり。)まして神が、夜昼叫んでいるその選ばれた人々のために仕返し(の裁判)をせず、気長に放っておかれることがあろうか。