190616-1                           ΙΧΘΥΣ イクスス()    

イエ(イエス)、クリス(キリスト)、セ()、ヒュ()、ソ(救い主)

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永遠の命

@ 人間の本質は霊 

A 人間は寿命を延ばせない。

B 霊魂の安らぎ・・・永遠の命のありか

C 永遠の命とは、神と(子)イエス・キリストとを知ること

 

2019年6月16日 東京聖書読者会 高橋照男

 

@人間の本質は霊

@−1)口語訳 創  1:1-2
1:1
はじめに神は天と地とを創造された。
1:2
地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、
神の霊が水のおもてをおおっていた。

@−2)口語訳 創  2:7
2:7
主なる神は土のちりで人を造り、
命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった

@−3)新共同 エゼ 37:4-6
37:4
そこで、主はわたしに言われた。「これらの骨に向かって預言し、彼らに言いなさい。
枯れた骨よ、主の言葉を聞け。
37:5
これらの骨に向かって、主なる神はこう言われる。見よ、わたしはお前たちの中に
霊を吹き込む。すると、お前たちは生き返る。
37:6 わたしは、お前たちの上に筋をおき、肉を付け、皮膚で覆い、霊を吹き込む。すると、お前たちは生き返る。そして、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。」

@−4)塚本訳 ルカ 8:54-55
8:54
しかしイエスは女の子の手を取り、声をあげて「子よ、起きなさい!」と呼ばれると、
8:55
霊がもどって、即座に女の子は立ち上がった。イエスは(何か)食べさせるように言いつけられた。

@−5)塚本訳 ヨハ 19:30
19:30
イエスは酸っぱい葡萄酒を受けると、「(すべて)すんだ」と言って、首を垂れて
霊を(神に)渡された。

@−6)塚本訳 ルカ 20:38
20:38
ところで神は死人の神ではなく、生きている者の神である。
神に対しては、すべての者が生きているのだから。(してみるとアブラハム、イサクなども皆復活して、今生きているわけではないか。)」

@−7)塚本訳 Tテサ5:23
5:23
願わくは、平和の神自ら君達を潔め尽くし、私達の主イエス・キリストの来臨の時咎められることの無いように、君達の
霊と心と体を完全に守り給わんことを。


A 人間は寿命を延ばせない

A−1)塚本訳 マタ 6:27-30
6:27
(だいいち、)あなた達のうちのだれが、心配して寿命を一寸(すん)でも延ばすことが出来るのか。
6:28 また、なぜ着物のことを心配するのか、野の花の育つのを、よく見てごらん、苦労をせず、紡ぐこともしない。
6:29
しかし、わたしは言う、栄華を極めたソロモン(王)でさえも、この花の一つほどに着飾ってはいなかった。
6:30
きょうは花咲き、あすは炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこんなに装ってくださるからには、ましてあなた達はなおさらのことではないか。信仰の小さい人たちよ!

A−2)塚本訳 マタ 6:25
6:25
だから、わたしは言う、何を食べようかと命のことを心配したり、また何を着ようかと体のことを心配したりするな。命は食べ物以上、体は着物以上(の賜物)ではないか。(命と体とを下さった天の父上が、それ以下のものを下さらないわけはない。)

A−3)塚本訳 マタ 10:28
10:28
体を殺しても、魂を殺すことの出来ない者を恐れることはない。

A−4)塚本訳 マタ 10:29
10:29
雀は二羽一アサリオン(三十円)で売っているではないか。しかしその一羽でも、あなた達の父上のお許しなしには地に落ちないのである。ただ、魂も体も地獄で滅ぼすことの出来るお方を恐れよ。

A−5)塚本訳 ルカ 10:20
10:20
しかし(悪い)霊どもがあなた達に服従したことを喜ばず、自分の名が天(の命の書)に書き込まれていることを喜ばなくてはいけない。」


B 霊魂の安らぎ・・・永遠の命のありか

B−1)塚本訳 マタ 11:28
11:28
さあ、疲れている者、重荷を負っている者はだれでも、わたしの所に来なさい、休ませてあげよう。

B−2)塚本訳 マコ 10:25-27                   10:25 金持が神の国に入るよりは、駱駝が針の孔を通る方がたやすい。」10:26 弟子たちはいよいよ驚いて互に言った、「それでは、だれが救われることが出来るのだろう。」
10:27
イエスは彼らをじっと見て言われる、
「人間には出来ないが、神には出来る。“神にはなんでも出来る。”」

B−3)塚本訳 マコ 10:45
10:45 人の子(わたし)が来たのも仕えさせるためではない。仕えるため、多くの人のあがない金としてその命を与えるためである。」

B−4)塚本訳 ルカ 11:10-13
11:10 だれであろうと、求める者は受け、さがす者は見つけ、戸をたたく者はあけていただけるのだから。
11:11
あなた達のうちのどんなお父さんでも、子が魚を求めるのに、魚の代りに蛇をやるだろうか。
11:12 また卵を求めるのに、蝎をやるだろうか。
11:13 してみると、あなた達は悪い人間でありながらも、自分の子に善い物をやることを知っている。まして天の父上が、求める者に聖霊(という善いもの)を下さらないことがあるだろうか。」

B−5)塚本訳 使  16:30-31
16:30
そして二人を外につれだして言った、「先生方、救われるにはどうしなければならないのですか。」
16:31
二人が言った、「
主イエスを信じなさい。そうすればあなたも家族も救われる。」

B−6)塚本訳 ヨハ 1:1-4                      1:1 (世の)始めに、(すでに)言葉(ロゴス)はおられた。言葉(ロゴス)は神とともにおられた。言葉(ロゴス)は神であった。                  1:2 この方は(世の)始めに神とともにおられた。         1:3 一切のものはこの方によって出来た。出来たものでこの方によらずに出来たものは、ただの一つもない。             1:4 この方はをもち、この命が人の光であった。

B−7)塚本訳 Tヨハ1:2
1:2
この命が自分を現わし、それを)わたし達は見て、証明し、またこの永遠の命をあなた達に告げる。これは(始めには)父と共におられたが、(今)わたし達に自分を現わしたのである──

B−8)塚本訳 ヨハ 8:42
8:42
イエスは言われた、「もしも神があなた達の父であったら、あなた達はわたしを愛するはずである、わたしは神から出て、(ここに)来ているのだから。わたしは自分で勝手に来たのではない、神がわたしを遣わされたのである。

B−9)塚本訳 ヨハ 3:34
3:34
神がお遣わしになった方は神の言葉を話される。神は(その方に)いくらでも霊をお与えになるからである。

B−10)塚本訳 ヨハ 6:63
6:63
霊が命を与える。肉はなんの役にも立たない。いまわたしがあなた達に話した言葉は、霊である。だから、命である。

B−12)塚本訳 ヨハ 17:2
17:2
あなたは、子に下さいました者に一人のこらず永遠の命を与えさせるため、全人類を支配する全権を子に与えられたのですから。

B−13)塚本訳 ヨハ 4:24-26
4:24
神は霊である。だから礼拝者も霊と真理とをもって礼拝せねばならない。」
4:25
女が言う、「キリストと言われる救世主
(メシヤ)が来ることは知っています。救世主(メシヤ)が来れば、わたし達に何もかも知らせてくださるでしょう。」4:26 イエスは言われる、「あなたと話しているわたしが、それだ。

B−14)塚本訳 ヨハ 3:6-8
3:6
肉によって生まれたものは肉であり、霊によって生まれたものだけが霊である(から)。
3:7
『あなた達は新しく生まれなおさねばならない』と言ったからとて、すこしも不思議がることはない。
3:8
風[プニューマ]は心のままに吹く。その音は聞えるが、どこから来てどこに行くか、あなたは知らない。霊[プニューマ]によって生れる者も皆、そのとおりである。」

B−15)塚本訳 ヨハ 5:21
5:21
それは、父上が(心のままに)死人を生き返らせて命を与えられるように、
子も自分の欲する者に命を与えるからである。

B−16)塚本訳 ヨハ 20:21-22
20:21
すると主はかさねて言われた、「
平安あれ。父上がわたしを遣わされたように、わたしも(全権を授けて)あなた達を遣わす。」
20:22
こう言いながら
彼らに息を吹きかけて、言われる、「聖霊を受けよ。

B−17)塚本訳 ヨハ 3:16
3:16
そのゆえは、神はその独り子を賜わったほどにこの世を愛されたのである。これはその独り子を信ずる者が一人も滅びず、永遠の命を持つことができるためである。

B−18)塚本訳 ヨハ 4:14-15
4:14
わたしが与える水を飲む者は永遠に渇かない。そればかりでなく、わたしが与える水は、その人の中で(たえず)湧き出る水の泉となって、永遠の命に至らせるであろう。」
4:15 女が言う、「主よ、その水を下さい。(二度と)渇くことがないように、またここに汲みに来なくてもよいように。」

B−19)塚本訳 ヨハ 5:24
5:24
アーメン、アーメン、わたしは言う、わたしの言葉を聞き、
わたしを遣わされた方を信ずる者は、(今すでに)永遠の命を持っていて、(最後の日に)罰を受けない。その人はもはや死から命に移っているのである。

B−20)塚本訳 ヨハ 6:27
6:27
(食べれば)無くなる食べ物のためでなく、いつまでもなくならずに、
永遠の命に至らせる食べ物のために働きなさい。これは人の子(わたし)があなた達に与えるのである。神なる父上が、(これを与える)全権を人の子に授けられたのだから。」

B−21)塚本訳 ヨハ 6:51
6:51
わたしが天から下ってきた、生きているパンである。このパンを食べる者は永遠に生きる。わたしが与えるパンとは、わたしの肉である。世を生かすために、わたしはこれを(世に)与える。

B−22)塚本訳 ヨハ 8:12
8:12
(同じ大祭の日に、)イエスはまた人々に語られた、「
わたしが世の光である。わたしに従う者は、決して暗やみを歩かない。そればかりか、命への光を持つことができる。」

B−23)塚本訳 ヨハ 11:25-26
11:25
イエスがマルタに言われた、「
わたしが復活だ、命だ。(だから)私を信じている者は、死んでも生きている。
11:26 また、だれでも生きて私を信じている者は、永遠に死なない。このことが信じられるか。

B−24)塚本訳 ヨハ 13:7-8
13:8
ペテロが言う、「わたしの足は、いつまでも絶対に洗わないでください。」イエスは答えられた、「わたしが(足を)洗ってやらないなら、
あなたはわたしとなんの関係もない人だ。」
13:9
シモン・ペテロがうろたえて言う、「主よ、(それでは、)足だけでなく、手も、頭も、。」
13:10
イエスが言われる、「(一度)湯浴みした者は、(あとでよごれた)足のほかは洗う必要はない、
全身が清いのだから。(もう)あなた達は清い。だが、(あなた達)みんながそうではない。」

B−25)塚本訳 ヨハ 14:6

14:6
イエスは言われる、「わたしが道である。また真理であり、命である。(手段であると同時に目的であるから。)わたしを通らずには、だれも父上の所に行くことはできない。

B−26)塚本訳 ヨハ 14:27
14:27
(今別れにのぞんで)平安をあなた達にのこしておく。わたしの平安をあなた達に与える。わたしが与える平安は、この世の人が『平安あれ』といのるような(言葉だけの)ものではない。(だから)心騒がせるな、気を落すな。

B−27)塚本訳 ヨハ 15:16
15:16
(しかも)
あなた達がわたしを選んだのではなく、わたしがあなた達を(使徒に)選んで、あなた達が出かけていって(善い)実を結び、その実がいつまでものこるように、また(その必要のために)あなた達がわたしの名で父上にお願いすれば、なんでもかなえてくださるようにしてやったのである。

B−28)塚本訳 ヨハ 12:24
12:24
アーメン、アーメン、わたしは言う、一粒の麦は、地に落ちて死なねば、いつまでもただの一粒である。しかし死ねば、多くの実を結ぶ。だからわたしは命をすてる。)


C永遠の命とは、神と(子)イエス・キリストとを知ること
C−1)塚本訳 ヨハ 17:1-3
17:1
イエスはこれらのことを話されると、目を天に向けて(祈って)言われた、「お父様、いよいよ時が来ました。子があなたの栄光をあらわすために、どうか
(子を十字架につけて、)子に栄光を与えてください。17:2 あなたは、子に下さいました者に一人のこらず永遠の命を与えさせるため、全人類を支配する全権を子に与えられたのですから。
17:3
永遠の命とは、ただひとりのまことの神なるあなたと、あなたが遣わされた(子)イエス・キリストとを知ることであります。

C−2)塚本訳 ヨハ 14:17
14:17
これは真理の霊である。この世(の人)には見えもせず、わかりもしないから、これを受けいれることが出来ない。(しかし)あなた達にはこの霊がわかる。いつもあなた達のところをはなれず、また、あなた達の中におるのだから。

C−3)塚本訳 Uコリ4:7
4:7
しかしこの宝が、(貧弱な)土の器の中にある。それはその素晴らしい力が神のものであって、わたし達(土の器)から出るのではないことがわかるためである。

C−4)塚本訳 Uコリ4:16
4:16
このゆえに、わたし達は気を落さない。いや、わたし達の(生れながらの)外の人はどんなにこわれていっても、(キリストによって生れた)内の人は一日一日と新しくされてゆく。

C−5)塚本訳 コロ 3:2-3
3:2
(常にただ天)上のものを思え。地上のものに気を取られるな。
3:3
君達は(既にこの世に)死んで、その生命(いのち)はキリストと共に神の右に隠されているのだから。

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