神が日本に植えた無教会キリスト教という樹
・・・教派でない動きの概観・・・
46回 塚本虎二先生記念会 2019.10.27 東医健保会館
東京聖書読者会 橋照男
@種子の時代・・詩としての無教会。内村鑑三
塚本訳 マコ 4:14
4:14 種まく人は(神の)御言葉をまく。
A発芽の時代・・神学的確立。塚本、黒崎
塚本訳 マコ 4:27
4:27 夜昼、寝起きしていると、種は芽生えて育ってゆくが、本人はその訳を(すら)知らない。
B成長の時代・・聖書学者の誕生。関根、前田、中澤
塚本訳 マコ 4:32
4:32 まかれると、伸びてきてすべての野菜の中で一番大きくなり、大きな枝を出して、『その(葉の)陰に空の鳥が巣をつく』れるようになるのである。」
C芳香の時代・・学問の水準と信仰の深さ。評判と浸透
塚本訳 使 2:47
2:47 神を讃美し、世間の人全体に好意を持たれていた。主は救われた者を日ごとに(増し)加えて一つにされた。
D老木の時代・・美しく老いる。先駆者達の死
塚本訳 ルカ 2:29
2:29 今こそ、主よ、あなたはこの僕をしてお言葉のとおり安らかに(この世に)暇乞いをさせてくださいます、
E倒木の時代・・歴史的使命の終焉。神に切り倒される
塚本訳 マタ 15:13
15:13 イエスは答えられた、「わたしの天の父上がお植えにならないものは皆、引き抜かれる。
F新芽の時代・・再び新しい芽の胎動。神に起こされる
塚本訳 ルカ 5:10
5:10 シモンの仲間であったゼベダイの子ヤコブとヨハネも同様であった。イエスがシモンに言われた、「恐れることはない。今から後、あなたは人間を生け捕る(漁師になる)のだ。(きょうの漁は、あなたの大伝道の前ぶれである。)」
塚本訳 Tコリ15:36-38
15:36 訳のわからない人!あなたがまくものは、死ななければ生かされないのだ。
15:37 そしてあなたのまくものは、やがて出来る体をまくのではなく、たとえば麦にしても何かほかの種類にしても、裸の粒(つぶ)にすぎないのである。
15:38 しかし神は御心のままにそれに体をお与えになる、しかもそれぞれの種に独得の体を。
塚本訳 Tペテ1:24-25
1:24 何故なら“人はみな草”のよう“また”その“栄華はみな草の花のようである”。“草は枯れた花は落ちた”
1:25 “しかし”主の“言は永遠に消え失せない”。これが君達に“宣べ伝えられた福音の言”である。