200227-2
ΙΧΘΥΣ イクスス(魚)
イエスス(イエス)クリストス(キリスト)、セオス(神)、ヒュオス(子)、ソテル(救い主)
聖書で聖書を読む
神は教会を建てることを欲す(マタイ16:15−19)
・・その土台は復活のキリスト、信者は石材・・
新型コロナウィルスは全世界を同時攻撃し始めた。人間の作るミサイルなどでは防衛できない神の業である。「東京聖書読者会」も当分休会。しかし神の建て給うたキリストの体なる教会は潰れない。休会中は集会感話の資料は集会幹事によりメールか郵送で会員に発信される。3月1日の感話は「神は教会を建てることを欲す・・・教会の土台は復活のキリスト、信者は石材」である。
@ 教会の聖書的根拠・・・神は教会を建てることを欲す
塚本訳 マタ 16:15-19
16:15 彼らに言われる、「では、あなた達はわたしのことをなんと言うのか。」
16:16 シモン・ペテロが答えて言った、「あなたは救世主、生ける神の子であります!」
16:17 するとイエスは(喜んで)ペテロに答えられた、「バルヨナ・シモン、あなたは幸いだ。これをあなたに示したのは血肉([人間]の知恵)でなく、わたしの天の父上だから。
16:18 それでわたしもあなたに言おう。──あなたはペテロ[岩]、わたしはこの岩の上に、わたしの集会(エクレシヤ)を建てる。黄泉の門[死の力]もこれに勝つことはできない。
16:19 わたしはあなたに天の国の鍵をあずける。(だから)あなたが地上で結ぶことは(そのまま)天でも結ばれ、地上で解くことは(そのまま)天でも解かれるであろう。」
A 16章18節。邦訳100年間の翻訳を並読する
A−1)文語訳1917
"401618","我はまた汝に告ぐ、汝はペテロなり、我この磐の上に我が教會を建てん、黄泉の門はこれに勝たざるべし。"
A−2)口語訳1955
16:18 そこで、わたしもあなたに言う。あなたはペテロである。そして、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。黄泉の力もそれに打ち勝つことはない。
A−3)塚本訳1963
16:18 それでわたしもあなたに言おう。──あなたはペテロ[岩]、わたしはこの岩の上に、わたしの集会を建てる。黄泉の門[死の力]もこれに勝つことはできない。
A−4)新改訳1970
16:18 ではわたしもあなたに言います。あなたはペテロです。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。ハデスの門もそれには打ち勝てません。
A−5)前田訳1978
16:18 わたしもあなたにいう、『あなたはペテロ(岩)で、わたしはこの岩の上にわが教会を建てる。黄泉の門もそれに打ち勝てない。
A−6)新共同訳1987
16:18 わたしも言っておく。あなたはペトロ。わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。陰府の力もこれに対抗できない。
A−7)岩波翻訳委員会訳1995
401618この私もまた、あなたに言う、あなたこそペトロである。そしてこの岩の上に、私は自分の教会を建てよう。そして黄泉の門も、これに勝ることはないであろう。
A−8)フランシスコ会聖書研究所訳2011
そこで、わたしもあなたに言う。あなたはペトロである。わたしはこの岩の上に、わたしの教会を建てる。陰府の国の門も、これに勝つことはできない。
A−9)聖書協会共同訳2018
18私も言っておく。あなたはペトロ。私はこの岩の上に私の教会を建てよう。陰府の門も、これに打ち勝つことはない。
A 16章18節。主要国聖書の過去500年間の引照を抜粋する
(旧約聖書)
A−1)口語訳 詩
118:22-23
118:22 家造りらの捨てた石は/隅のかしら石となった。
118:23 これは主のなされた事で/われらの目には驚くべき事である。
(新約聖書・福音書)
A−2)塚本訳 マコ 14:8-9
14:8 この婦人はできるかぎりのことをした。──前もってわたしの体に油をぬって、葬る準備をしてくれたのである。
14:9 アーメン、わたしは言う、世界中どこででも(今後)福音の説かれる所では、この婦人のしたことも、その記念のために(一しょに)語りつたえられるであろう。」
A−3)塚本訳 マタ 5:14-15
5:14 あなた達は世の光である。山の上にある町は隠れていることは出来ない。
5:15 また、(せっかく)明りをともして枡をかぶせる者はない。かならず燭台の上に置く。すると、家の中におる人を皆照らすのである。
A−4)塚本訳 マタ 7:24-25
7:24 だから、以上のわたしの話を聞いてそれを行う者は皆、岩の上に家を建てた賢い人に似ている。
7:25 雨が降って、大水が出て、風が吹いて、その家に襲いかかったが、倒れなかった。岩の上に土台があったからである。
A−5)塚本訳
マタ 11:27
11:27 ──(知恵も力も、その他)一切のものが父上からわたしに任せられた。父上のほかに、子(であるわたし)を知る者は一人もなく、また、子と、子が(父上を)あらわしてやる者とのほかに、父上を知る者は一人もない。
A−6)塚本訳
マタ 18:18-20
18:18 アーメン、わたしは言う、あなた達が地上で結ぶことはみな天でも結ばれ、地上で解くことはみな天でも解かれるであろう。
18:19 なお、アーメン、わたしは言う、何事によらず、もしあなた達のうちの二人が心を一つにして地上で祈るならば、わたしの天の父上は(きっとその願いを)かなえてくださるだろう。
18:20 二人、三人、わたしの名によって集まっている所には、わたしがいつもその真中にいるのだから。」
A−7)塚本訳 マタ 12:48-50
12:48 しかしイエスはそのことを知らせた者に、「わたしの母とはだれのことだ、わたしの兄弟とはだれのことだ」と答えて、
12:49 弟子たちの上に手をのばして言われた、「ここにいるのが、わたしの母、わたしの兄弟だ。
12:50 だれでもわたしの天の父上の御心を行う者、それがわたしの兄弟、姉妹、また母であるから。」
A−8)塚本訳 ヨハ 2:19-22
2:19 イエスは答えられた、「このお宮をこわせ、三日で造ってみせるから。」
2:20 ユダヤ人が言った、「このお宮を建てるには四十六年もかかったのに、あなたは三日で造るというのか。」
2:21 しかしイエスは自分の体のことを宮と言われたのであった。
2:22 だから死人の中から復活された時、弟子たちはこう言われたことを思い出して、聖書とイエスの言われた言葉と(が本当であること)を信じた。
A−9)塚本訳 ヨハ 4:23-26
4:23 しかし(ユダヤ人もサマリヤ人もなく、)本当の礼拝者が霊と真理とをもって父上を礼拝する時が来る。いや、今もうきている。父上もこんな礼拝者を求めておられるのである。
4:24 神は霊である。だから礼拝者も霊と真理とをもって礼拝せねばならない。」
A−10)塚本訳
ヨハ 10:27-28
10:27 わたしの羊はわたしの声を聞きわける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしについて来る。
10:28 するとわたしが永遠の命を与え、彼らは永遠に滅びない。また彼らをわたしの手から奪い取る者はない。
(新約聖書・福音書以外)
A−11)塚本訳
Tコリ3:9
3:9 なぜならわたし達は神の共働者であって、あなた達は神の畑、神の建築物である。
A−12)塚本訳 Tコリ3:10-11
3:10 わたしは戴いた神の(特別の)恩恵によって、熟練した棟梁として土台をすえた。他の人がその上に建ててゆく。だが建て方は、その人その人が気をつけるべきである。
3:11 なぜなら、(すでに)置かれている(ただ一つの)もののほか、他の土台をだれもすえることは出来ないのだから。──この土台はイエス・キリストである。──
A−13)塚本訳
Tコリ11:25-26
11:25 食事の後、杯を同じように(感謝)して(分けて、)言われた、「この杯はわたしの『血』の犠牲を払った『新しい約束』である。(今から後、)飲むたびごとに、わたしを記念するためにこのことを行ないなさい」。
11:26 すなわち、主が(ふたたび)来られるまで、あなた達はこのパンを食べこの杯を飲むたびごとに、主の死(の意味)を、(このことを行なうことによって)宣べ伝えるのである。
A−14)塚本訳 Uコリ4:7
4:7 しかしこの宝が、(貧弱な)土の器の中にある。それはその素晴らしい力が神のものであって、わたし達(土の器)から出るのではないことがわかるためである。
A−15)塚本訳 Uコリ6:16
6:16 神の宮が偶像となんの一致があろう。わたし達はたしかに生ける神の宮である。神がこう仰せられた。──“わたしは彼らの間に住みまた歩むであろう、わたしは彼らの神になり、彼らはわたしの民になる”
A−16)塚本訳 エペ 2:19-22
2:19 だから、君達は最早余所の人でも居候でもなく、聖徒と同じ(天上の)市民また神の家族であり、
2:20 使徒と預言者なる土台の上に築き上げられた建物であって、キリスト・イエス御自身がその“首石(おやいし)”である。
2:21 そして建物全体は彼において(しっかり)つなぎ合わされて成長し、主に在る聖なる宮となるのであって、
2:22 君達も彼において一緒に建て合わされ、神の霊の御住居(すまい)となるのである。
A−17)塚本訳 コロ 1:18
1:18 彼はまた体なる教会の頭であり給う。彼は始めであり、死人の中から最初に生まれた長子であり給う。これは凡てにおいて彼が第一人者たらんためである。
A−18)塚本訳 コロ 2:5
2:5 私は肉でこそ離れて居れ、霊では(いつも)君達と一緒にいて、キリストに対する君達の信仰の秩序正しいことと、堅固なこととを見て喜んでいるのである。
A−19)塚本訳 Tテモ3:15
3:15 万一延引した場合、(皆が)神の家で如何に振舞うべきかを君(だけ)に(でも)知らせたいためである──神の家は活ける神の教会、真理の柱、また礎である。
A−20)塚本訳 Tペテ2:5
2:5 そして君達自身も(主と同じく)活きた石として建てられて、霊の家となれ。これは君達が聖い祭司として、イエス・キリストによって神の御意(みこころ)に適(かな)う霊の供物(そなえもの)を献げるためである。
A−21)塚本訳 黙 21:3
21:3 そして私は玉座から大きな声が(出てこう)言うのを聞いた、「視よ、人と共に神の幕屋がある! 神が彼らと共に住み、彼らは神の民となり、神自ら彼らと共にいまして、
21:4 彼らの目から悉く涙を拭い取り給うであろう。最早死もなく、悲嘆(かなしみ)も叫喚(さけび)も疼痛(4いたみ)も最早無いであろう。初めの(天と地にあった)ものが(すっかり)消え去ったからである。」