200307-4

                

さかなまーく ΙΧΘΥΣ イクスス()    

イエスス(イエス)クリス(キリスト)、セオス()、ヒュオス()、ソテル(救い主)

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神の救いの摂理

・・・救いはユダヤ人から始まる・・・

2020年3月7日 東京聖書読者会 高橋照男

 

キリスト者の皆様お早うございます。今朝の日経新聞は「中韓遮断冷える経済」と大見出し。各国共新型コロナウィルス拡大防止対策に懸命である。日本は中国と韓国からの入国を拒否し、逆に日本からの入国を制限する諸外国が現れ、国家間で「愛が冷えた」。この現象から二つのことを聖書に学んだ。第一は国家間の争いは終末の徴であること。第二はイエスはユダヤ人第一主義者であり、ユダヤ人は異教人を宗教上穢れた者だと嫌っていた。しかしこの二つに神の救いの摂理があると思った。

塚本訳 マタ 24:7-8

24:7 (世の終りが来る前に)『民族は民族に、国は国に向かって(敵となって)立ち上がり、』またここかしこに飢饉や地震があるのだから。

24:8 しかしこれは皆(まだ、新しい世界が生まれるための)陣痛の始めである。


塚本訳 マタ 24:12-13

24:12 また(兄弟たちの間に)不法がふえるので、多くの人の愛が冷える。

24:13 しかし最後まで耐え忍ぶ者は救われる。

塚本訳 マタ 15:24-28
15:24
イエスは答えられた、「わたしは
イスラエルの家のいなくなった羊だけにしか、遣わされていない。」
15:25
するとその女が来て、しきりに願って言った、「主よ、お助けください。」
15:26
イエスは答えられた、「子供たちのパンを取り上げて、
(異教の)小犬どもに投げてやるのはよろしくない。
15:27
しかし女は言った、「主よ、是非どうぞ!小犬どもも、御主人の食卓から落ちるパン屑をいただくのですから。」
15:28
そこでイエスは答えられた、「ああ、女の人、りっぱな信仰だ。願いどおりに成れ。」すると、ちょうどその時から、娘は直った。

塚本訳 ヨハ 4:9
4:9
サマリヤの女が言う、「ユダヤ人のあなたが、どうしてサマリヤの女のわたしに、飲み物をお求めになるのです。」(女が不審に思ったのは、)
ユダヤ人はサマリヤ人と交際をしないからである。

塚本訳 ヨハ 8:48
8:48
ユダヤ人は答えて言った、「『
君はサマリヤ人だ、悪鬼につかれている』とわれわれが言うのは、ほんとうではないか。」


●今日は上記のうち、難解なマタイ15:24を研究する。

●マタイ15:24.邦語100年の翻訳の足跡


聖書協会共同訳2018

24イエスは、「私は、イスラエルの家の失われた羊たちのところにしか遣わされていない。」とお答えになった。


フランシスコ会聖書研究所訳2011

24 わたしはイスラエルの家の失われた羊のためにしか遣わされていない」とお答えになった。


岩波翻訳委員会訳1995

401524すると彼は答えて言った、「私は、イスラエルの家の失われた羊たち以外の者のためには遣わされていない」。 


新共同 マタ 15:24
15:24 イエスは、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない」とお答えになった。


新改訳1970

15:24 しかし、イエスは答えて、「わたしは、イスラエルの家の滅びた羊以外のところには遣わされていません。」と言われた。


塚本訳 マタ 15:24
15:24
イエスは答えられた、「わたしは
イスラエルの家のいなくなった羊だけにしか、遣わされていない。


口語訳1955

15:24 するとイエスは答えて言われた、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊以外の者には、つかわされていない」。

  
文語訳1917

"401524","  へて言ひたまふ『我はイスラエルの家の失せたる羊のほかに遣されず"


●マタイ15:24。 ルター以後500年間の主要国聖書の引照のうち、心に響くものを抜粋する。(拙HP利用)

塚本訳 マタ 9:36
9:36
そして”
羊飼いのいない羊が”疲れきって、(地に)倒れている”ような”群衆を見られて、かわいそうに思われた。

塚本訳 ヨハ 4:21-24
4:21
イエスが言われる、「女の人、わたし(の言葉)を信じなさい。(間もなく)あなた達が、
この山でもエルサレムでもなく(どこででも、)父上を礼拝する時が来る。
4:22
ただ(同じ神を、)あなた達は知らずに礼拝し、わたし達は知って礼拝している。
救いはユダヤ人から出る(のでわたし達だけに神が示された)からである。
4:23
しかし
(ユダヤ人もサマリヤ人もなく、)本当の礼拝者が霊と真理とをもって父上を礼拝する時が来る。いや、今もうきている。父上もこんな礼拝者を求めておられるのである。
4:24
神は霊である。だから礼拝者も霊と真理とをもって礼拝せねばならない。」

塚本訳 使  3:25-26
3:25
あなた達はこれらの預言者の子であり、
神がアブラハムに、“またあなたの末(なる救世主)によって地上のすべての民族が祝福をうける”と仰せられて、あなた達の先祖と結ばれた契約は、当然あなた達に適用があるのです。
3:26
そこで
神はまずあなた達のためにその僕(イエス)を(モーセのような預言者として)起こして、お遣わしになりました。これはあなた達がひとりびとりその悪から離れた時に、彼があなた達を祝福するようにというのです。

塚本訳 使  13:46
13:46
そこでパウロとバルナバとは公然こう宣言した、「
神の言葉は(お約束どおり)まず第一に、君たち(ユダヤ人)に語られねばならなかった(だから、そうしたのだ。)しかし君たちがそれをはねつけ、自分で自分を永遠の命にふさわしからぬ者とするので、それでは、よし、異教人(の伝道)へ方向をかえる。

塚本訳 マタ 7:6
7:6
(とはいえ、正しい判断は出来ねばならない。神に供えた肉など)
神聖な物を犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。豚はそれを足で踏みつけ、向き直ってあなた達を噛み裂くかも知れない。

塚本訳 マタ 8:13
8:13
それからイエスは
百卒長に言われた、「お帰り。あなたの信じたとおりに成れ。」するとちょうどその時に、下男は直った。

塚本訳 マタ 10:5-7
10:5
イエスはこの十二人に次のように命じて(伝道に)派遣された。──「(国を離れてはいけない。)
異教人の所へ行くな、またサマリヤ人の町に入るな
10:6 ただ、イスラエルの家のいなくなった羊(だけ)に行け。
10:7
行って、『天の国は近づいた』と説け。

塚本訳 マタ 15:26
15:26
イエスは答えられた、「子供たちのパンを取り上げて、
(異教の)小犬どもに投げてやるのはよろしくない。」

 

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