200412-1

                

さかなまーく ΙΧΘΥΣ イクスス()    

イエスス(イエス)クリス(キリスト)、セオス()、ヒュオス()、ソテル(救い主)

聖書で聖書を読む 

大地震と疫病は終末の前兆

・・・喜べ、あがない(の時)は近づいた・・・

2020年 4月 19日 東京聖書読者会 高橋照男

●キリスト者の皆様お早うございます。新型コロナウィルスの蔓延で世界中が閉塞感に陥っている。神が何を語っているのかというと、「終末は近い」ということである。それを端的に言っているのが次である。


塚本訳 ルカ 21:10-11
21:10
それから言われた、「(世の終りが来る前に、)”民族は民族に、国は国に向かって(敵となって)立ち上がり、”
21:11
また大地震や、ここかしこに疫病や飢饉があり、いろいろな恐ろしいこと、また天に驚くべき前兆があらわれるであろう。

塚本訳 マタ 24:7-8
24:7
(世の終りが来る前に)”民族は民族に、国は国に向かって(敵となって)立ち上がり、”またここかしこに飢饉や地震があるのだから。
24:8
しかしこれは皆(まだ、新しい世界が生まれるための)陣痛の始めである。


●新型コロナウィルスは「疫病(集団発生する伝染病)」である。この言葉が出てくるルカ2111 を学んでみよう。


 

●ルカ21章11節。邦語100年間の各種翻訳並読。

聖書協会共同訳2018

11また、大地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や天から大きな徴がある。

フランシスコ会聖書研究所訳2011

11 また、大地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象が生じ、天には大きな徴が現れる」。

岩波翻訳委員会訳1995

422111さらには、〔さまざまの〕大地震〔があろうし〕、そこかしこに飢饉と疫病もあるだろう。〔もろもろの〕恐るべきことや、天からの大いなる徴〔の数々〕があるだろう。

新共同訳1987

21:11 そして、大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。

前田訳1978

21:11 大地震やあちこちに疫病や飢饉があり、おそろしいことや天からの大きな兆しがあろう。

新改訳1970

21:11 大地震があり、方々に疫病やききんが起こり、恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現われます。

塚本訳1963

21:11 また大地震や、ここかしこに疫病や飢饉があり、いろいろな恐ろしいこと、また天に驚くべき前兆があらわれるであろう。

口語訳1955

21:11 また大地震があり、あちこちに疫病やききんが起り、いろいろ恐ろしいことや天からの物すごい前兆があるであろう。

文語訳1917

"422111","かつ大なる地震あり、處々に疫病・饑饉あらん。懼るべき事と天よりの大なる兆とあらん。"

●ルカ21章11節。ルター以後500年間の主要国聖書の引照で心に響くものを抜粋。拙ホームページ利用

塚本訳 マタ 24:29-30
24:29
それらの苦難の日の後に、たちまち“日は暗く、月は光を放たず、”“星は”天から“落ち、もろもろの天体が”震われるであろう。
24:30
するとその時、人の子(わたし)の徴が天に現われる。するとその時、
“地上の民族はことごとく(これを見て)悲しむであろう。”そして“人の子(わたし)が”大いなる権力と栄光とをもって、“天の雲に乗って来るのを”見るであろう。


塚本訳 ルカ 21:25-27
21:25
すると日と月と星とに(世の終りの不思議な)前兆があらわれ、地上では
“海がどよめき荒れ狂うため、国々の民は”周章(あわ)てふためき怖じまどい、
21:26
全世界に臨もうとしていることを思って、恐ろしさのあまり悶え死にする者があろう。“もろもろの天体が”震われるからである。
21:27
するとその時、人々は“人の子(わたし)が”大いなる権力と栄光とをもって、“雲に乗って来るのを”見るであろう。


塚本訳 使  2:19-21
2:19
“また上は“天に不思議なことを、”下は“地に”徴を、“わたしは示そう、すなわち血と火と立ちのぼる煙とを。
2:20
主の(恐ろしい)大いなる、輝きの日が来る前に、日は暗闇に月は血にかわるであろう。

2:21 そして主の名を呼ぶ者はすべて救われる


塚本訳 マコ 13:8
13:8
(世の終りが来る前に、)“民族は民族に、国は国に向かって(敵となって)立ち上がる”のだから。また
ここかしこに地震があり、飢饉がある。(だが)これは(まだ、新しい世界が生まれるための)陣痛の始めである。


塚本訳 使  11:28
11:28
そのうちの一人のアガボという者が立って、
全世界に大飢饉が来ようとしていると御霊によって予言していたところ、はたして(皇帝)クラウデオの時にあった。


塚本訳 ヘブ 12:27
12:27
しかし、この“もう一度”とは、造られたものとして、震われるものの変更されることを意味する。これは
震われることのないものが(永遠に)のこるためである。


塚本訳 黙  6:12
6:12
また彼が第六の封印を開いた時、見ると、
大きな地震が起こった。太陽は毛の荒布の(喪服の)ように黒くなり、(満)月はすっかり血のようになり、


塚本訳 マコ 8:11-13

8:11 するとパリサイ人たちが出てきて、イエスを試そうとして議論を吹きかけ、(神の子である証拠に、)天からの(不思議な)徴を(示すようにと)彼に求めた。

8:12 イエスは心の中で大きく溜息をついて言われる、「この時代の人はなぜ徴を求めるのだろうか。アーメン、わたしは言う、この時代の人に徴が与えられるものか。」

8:13 イエスは彼らを(そこに)のこし、また(舟に)乗って向う岸へ立ち去られた。

 

塚本訳 ルカ 2:25
2:25
さて(そのころ)エルサレムに名をシメオンという人がいた。この人は正しい、
信心深い人で、イスラエルの慰め(である救世主)を待ち望み、聖霊が彼をはなれなかった。

 

塚本訳 黙  15:1

15:1 また私はもう一つ(他)の大きな、驚くべき徴を天に見た──最後の災厄(わざわい)を持つ七人の天使。(最後というのは)この災厄によって神の(烈しい)憤怒(いかり)は成就される(からである)。

 

●主が語る終末と再臨・・・喜べ。それは「あがないの時」

塚本訳 ルカ 21:20-28
21:20
しかしエルサレムが(ローマの)軍勢に囲まれるのを見たら、その滅亡が近づいたと知れ。
21:21
その時ユダヤの平地におる者は(急いで)山に逃げよ。都の中におる者は立ち退け。田舎におる者は都に入るな。
21:22
これは(聖書に)書いてあることが皆成就する“(神の)刑罰の日”だからである。
21:23
それらの日には、身重の女と乳飲み子をもつ女とは、ああかわいそうだ!この(ユダヤの)地には大きな艱難が、この民には(神の)怒りが臨むのだから。
21:24
彼らは劔の刃にたおれ、あるいは捕虜となってあらゆる国々に散らされ、また“エルサレムは”(いわゆる)異教人時代が終るまで、“異教人に踏みにじられる”であろう。
21:25
すると日と月と星とに(世の終りの不思議な)前兆があらわれ、地上では“海がどよめき荒れ狂うため、国々の民は”周章
(あわ)てふためき怖じまどい、
21:26
全世界に臨もうとしていることを思って、恐ろしさのあまり悶え死にする者があろう。“もろもろの天体が”震われるからである。
21:27
するとその時、人々は“人の子(わたし)が”大いなる権力と栄光とをもって、“雲に乗って来るのを”見るであろう。
21:28
それでこれらのことがおこり始めたら、体を伸ばし、頭をあげなさい。あなた達の
あがない(の時)が近づいたのだから。


塚本訳 マタ 24:13-14

24:13 しかし最後まで耐え忍ぶ者は救われる。

24:14 すなわち、あらゆる国々の人に(わたしとわたしの業を)証しするために、(まず)この御国の福音が全世界に説かれ、それから最後(の裁きの日)が来るのである

●結論。                           政府の「緊急事態宣言」は終末の前兆。キリスト者は神を信じて安んじていよう。喜ぼう。我々のあがない(の時)が近づいたのだから
キリストは、全人類を救うために再び来られる。

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