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さかなまーく ΙΧΘΥΣ イクスス()    

イエスス(イエス)クリス(キリスト)、セオス()、ヒュオス()、ソテル(救い主)

聖書で聖書を読む 

譬の活用(ルカ8:16−18)

・・・善い地に落とされた種の生き方・・・

2020年 9月 6日 東京聖書読者会 高橋照男

 

塚本訳 ルカ 8:16-18

8:16 (しかし外の人たちに神の国の秘密が隠されるのは、)だれも明りをつけて器でおおい隠したり、寝台の下に置いたりする者はない。(部屋に)入ってくる者にその光が見えるように、かならず燭台の上に置くのである。

8:17 隠れているものであらわにならぬものはなく、隠されているもので(人に)知られず、また現われないものもないからである。

8:18 だから、気をつけよ、聞き方が大切である。(よく聞いて守れ。)持っている人は(さらに)与えられ、持たぬ人は、持っていると思うものまで取り上げられるのである。」

 

著者のルカはここでいろいろな語録の寄せ集めをしているので難解である。しかしこの3節はその前のルカ8章8節と15節を受けている。ここは「聖書で聖書を読む」方法で主の心を掴むことが出来る。その意味は「善い地に落とされた種」の生き方である。これが主の心である。同時に新約聖書の指針でもある。人生の目的は「愛の神」のようになれということである。これはこの世の知恵では教えられない。聖書のアチコチを思いつくままに掲げよう。順不同。

塚本訳 ルカ 8:8-9

8:8 またほかのものは善い地に落ちた。生えて(育って)百倍の実を結んだ。」こう言ったあとで、「耳の聞える者は聞け」と叫ばれた。

塚本訳 ルカ 8:15

8:15 しかし良い地のもの、これは御言葉を聞くと、りっぱな善い心でこれをしっかり守り、忍耐をもって実を結ぶ人たちである。

塚本訳 マタ 22:36-40

22:36 「先生、どの掟が律法の中で最大ですか。」

22:37 イエスは言われた、「“心のかぎり、精神のかぎり、”思いの“かぎり、あなたの神なる主を愛せよ。

22:38 これが最大、第一の掟である。

22:39 第二もこれと同じ(く大切である)。──“隣の人を自分のように愛せよ。

22:40 律法全体と預言書と(聖書)は、この二つの掟に支えられている。」


塚本訳 ヨハ 13:34

13:34 (別れにのぞんで)新しい掟を与える、──互に愛せよ。わたしがあなた達を愛したのだから、そのようにあなた達も互に愛せよ。


塚本訳 ヨハ 15:12-13

15:12 わたしがあなた達を愛したように、互に愛せよ。──これがわたしの掟である。

15:13 (わたしはあなた達のために命を捨てる。)友人のために命を捨てる以上の愛はないのだ。

塚本訳 ヨハ 12:23-26
12:23 するとイエスは(非常に感動して)二人に答えられる、「人の子(わたし)が栄光を受ける時がついに来た。            12:24 アーメン、アーメン、わたしは言う、一粒の麦は、地に落ちて死なねば、いつまでもただの一粒である。しかし死ねば、多くの実を結ぶ。(だからわたしは命をすてる。)                     12:25 [(この世の)命をかわいがる者は(永遠の)命を失い、この世で命を憎む者は、命を守って永遠の命にはいるであろう。    

塚本訳 マタ 16:26

16:26 たとい全世界をもうけても、命を損するならば、その人は何を得するのだろう。それとも、人は(一度失った永遠の)命を受けもどす代価として、何か(神に)渡すことができるのだろうか。


塚本訳 ヨハ 3:16

3:16 そのゆえは、神はその独り子を賜わったほどにこの世を愛されたのである。これはその独り子を信ずる者が一人も滅びず、永遠の命を持つことができるためである。

塚本訳 ルカ 9:23-24

9:23 それから今度は皆に話された、「だれでも、わたしについて来ようと思う者は、(まず)己れをすてて、毎日自分の十字架を負い、それからわたしに従え。

9:24 (十字架を避けてこの世の)命を救おうと思う者は(永遠の)命を失い、わたしのために(この世の)命を失う者が、(永遠の)命を救うのだから。

塚本訳 ヨハ 13:15-17

13:15 わたしがしてやったとおりあなた達もするようにと、手本を示したのである。

13:16 アーメン、アーメン、わたしは言う、僕はその主人よりもえらくはならない。また使は本人よりもえらくはない。(だからわたしを真似るがよい。)

13:17 このことがわかったなら、そのとおりにすれば、幸いである。


塚本訳 ルカ 8:19-21

8:19 (ある時)イエスの母と兄弟たちがイエスの所に来たが、人だかりのため、そばへ行くことができなかった。

8:20 人々が「母上と兄弟がたが、お会いしたいと外に立っておられます」と知らせると、

8:21 イエスは答えられた、「わたしの母、わたしの兄弟は、神の御言葉を聞いて行う人たちである。」

 

塚本訳 マタ 5:46-48

5:46 自分を愛する者を愛したからとて、なんの褒美があろう。(人でなしと言われるあの)税金取りでも同じことをするではないか。

5:47 また兄弟にだけ親しくしたからとて、なんの特別なことをしたのだろう。異教人でも同じことをするではないか。

5:48 だからあなた達は、天の父上が完全であられるように“完全になれ。”

塚本訳 Tヨハ2:5-6

2:5 しかし御言葉を守る者は、その人において本当に神を愛する愛が完全にされる。そのことによって、わたし達は神(との交わり)の中におることがわかるのである。

2:6 神(との交わり)に留っていると言う者は、キリストが歩かれたように、その人も(神に従順に)歩く義務がある。

塚本訳 Tヨハ4:9

4:9 神がその独り子を(この)世に遣わし、独り子によって(死ぬべき)わたし達が生きるようになったそのことで、神の愛が(はじめて)わたし達に現わされたのである。
4:10
わたし達が神を愛したことではなく、彼がわたし達を愛し、その子をわたし達の罪のための宥め(の供物)として遣わされた
そのことに、愛があるのである。

塚本訳 ルカ 22:42

22:42 言われた、「お父様、お心ならば、どうかこの杯をわたしに差さないでください。しかし、わたしの願いでなく、お心が成りますように!

塚本訳 ルカ 23:34                               23:34 するとイエスは言われた、「お父様、あの人たちを赦してやってください、何をしているか知らずにいるのです。」彼らは籤を引いて、””イエスの『着物を自分たちで分けた。

塚本訳 ヨハ 12:28

12:28 『お父様、(どうかわたしを御心のままになさって、)あなたの御名の栄光をあらわしてください!』」すると天から声がひびいた、「わたしは(あなたの業で)すでに(わたしの)栄光をあらわした。(今)また(あなたの苦しみによって)栄光をあらわすであろう。

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