201213-1
ΙΧΘΥΣ イクスス(魚)
イエスス(イエス)クリストス(キリスト)、セオス(神)、ヒュオス(子)、ソテル(救い主)
聖書で聖書を読む
神に知られる人
・・・天国の人名事典・・・
今回発行された「日本キリスト教歴史人名事典」(5150名、982ページ)は、ザビエル以降の人物がエキュメニズムの立場から収録されている教文館10年がかりのビッグプロジェクトであった。教文館としては人選と一名当たりの文字数制限の決定に苦労があった。私は塚本虎二門下のうち5名の執筆をした。無教会は日本に定着している。しかしこの事典に取り上げられた人物は世に知られた著名人であり、必ずしも神の目に適(かな)う人ではない。また、日本に骨を埋めた宣教師の夫人など人の目には捉えきれない隠れた多くの人達がいる。そこで今朝は、「神に知られる人・・・天国の人名事典」と題して思い浮かぶ主の言葉を掲げてみよう。人の目と神の目は違うことが分かる。
塚本訳
ルカ 10:20 10:20 しかし(悪い)霊どもがあなた達に服従したことを喜ばず、自分の名が天(の命の書)に書き込まれていることを喜ばなくてはいけない。」
塚本訳 マタ
11:11 11:11 アーメン、わたしは言う、女の産んだ者の中に、洗礼者ヨハネより大きい者はまだ出たことがない。しかし天の国で一番小さい者でも、彼より大きい。
塚本訳 ルカ
16:15
16:15 そこで彼らに言われた、「あなた達は人の前では信心深そうな顔をしているが、神はあなた達の心を見抜いておられる。人の中で尊ばれるものは、神の前では嫌われるものである。
塚本訳 ヨハ 5:44 5:44 互に(この世の)名誉をやり取りして、ただひとりの神からの名誉をめないあなた達が、どうして(わたしに対する)信仰をもつことが出来ようか。
塚本訳 マタ 6:3-4 6:2 だからあなたが施しをする時には、偽善者のように、自分の前にラッパを吹きならして(吹聴して)はならない。彼らは人に褒められようとして、礼拝堂や町の中でそうするのである。アーメン、わたしは言う、彼らは(褒められたとき、)すでに褒美をもらっている。 6:3
あなたは施しをするときに、右の手のすることを左に悟られてはならない。 6:4
これは施しを隠しておくためである。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父上は、褒美をくださるであろう。
塚本訳 マコ 12:42-43
12:42 ひとりの貧乏な寡婦(やもめ)が来て、レプタ銅貨[五円]二つ、すなわち(ローマの金で)一コドラントを入れた。
12:43 イエスは弟子たちを呼びよせて言われた、「アーメン、わたしは言う、あの貧乏な寡婦(やもめ)は、賽銭箱に入れただれよりも多く入れた。
塚本訳 ルカ 18:13-14
18:13
しかし税金取りは(罪に責められ、)遠く(うしろ)の方に立ったまま、目を天に向け(て祈りをささげ)ようともせず、ただ胸をうって、『神様、どうぞこの罪人のわたしをお赦しください』と言った。18:14 わたしは言う、あの人でなく、この人の方が(神から)信心深いとされて、家にかえっていった。自分を高くする者は皆低くされるが、自分を低くする者は高くされるのである。」
塚本訳 ルカ 23:42-43 23:42 それから(イエスに)言った、「イエス様、こんどあなたのお国と共にお出でになる時には、どうかわたしのことを思い出してください。 23:43
「イエスが言われた、「アーメン、わたしは言う、(その時を待たずとも、)あなたはきょう、わたしと一しょに極楽(パラダイス)にはいることができる。」
塚本訳 ルカ 19:5
19:5 イエスはその場所に来られると、ザアカイを見上げて言われた、「ザアカイ、急いで下りておいで。きょうはあなたの家に泊まることになっているから。」
塚本訳 マタ 8:10-11 8:10 イエスは聞いて驚き、ついて来た人たちに言われた、「アーメン、わたしは言う、イスラエル人の中でも、こんなりっぱな信仰をもっている者を一人も見たことがない。 8:11 わたしは言う、(最後の日には、このような信仰のあつい)大勢の人が“東から西から”来て、天の国でアブラハムやイサクやヤコブと共に宴会につらなり、
塚本訳 ルカ 14:12-14 14:13 御馳走をする時には、むしろ貧乏人、片輪、足なえ、盲人を招きなさい。 14:14 この人たちはお返しができないから、あなたは幸いである。
(最後の日)義人の復活の時に、あなたは(神から)お返しをうけるのだから。」
塚本訳 マコ 10:22-23
10:22 彼はこの言葉に顔をくもらせ、悲しそうにして立ち去った。大資産家であったのである。
10:23 イエスは(うしろ姿を見送っておられたが、)やがて見まわして、弟子たちに言われる、「物持ちが神の国に入るのは、なんとむずかしいことだろう。」
塚本訳 マコ 10:25
10:25 金持が神の国に入るよりは、駱駝が針の孔を通る方がたやすい。」
塚本訳 マタ
6:19-20
6:19 (このように、何事も天の父上相手でなければならない。たとえば)あなたたちは衣魚(しみ)や虫が食い、また泥坊が忍び込んで盗むこの地上に宝を積まず、
6:20 衣魚(しみ)も虫も食わない、また泥坊が忍び込むことも盗むこともない天に、宝を積んでおきなさい。(そうでないと、心が天に向かないであろう。)
塚本訳 マタ
6:6 6:6 あなたが祈る時には、“奥座敷に入り、部屋をしめきった上で、”隠れた所においでになるあなたの父上に“祈れ。”そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父上は、褒美をくださるであろう。
塚本訳 マタ 20:14-15 20:14 自分の分を取って帰りたまえ。わたしはこの最後の人に、あなたと同じだけやりたいのだ。 20:15
わたしのものを、わたしがしたいようにしてはいけないのか。それとも、わたしが親切をしてやったのが羨ましいのか。』
塚本訳 マタ 25:40
25:40
すると王は答える、『アーメン、わたしは言う、わたしのいと小さいこの兄弟たちの一人にしたのは、わたしにしてくれたのと同じである。』
塚本訳 ルカ 16:25 6:25 しかしアブラハムは言った、『子よ、考えてごらん、あなたは生きていた時に善いものを貰い、ラザロは反対に悪いものを貰ったではないか。だから今ここで、彼は慰められ、あなたはもだえ苦しむのだ。
塚本訳 Tコリ1:26 1:26 論より証拠、あなた達のお召しのことを考えてみるがよい。兄弟たちよ、この世的には、(あなた達の中に)多くの知恵者がなく、多くの有力者がなく、多くの高貴の人がないではないか。
●結論
人間に知られようとするな。それは満足しない。神に知られようとせよ。