210124-2

            

さかなまーく ΙΧΘΥΣ イクスス()    

イエスス(イエス)クリス(キリスト)、セオス()、ヒュオス()、ソテル(救い主)

聖書で聖書を読む 

  

書け

・・・今から後、主にあって死ぬ人は幸いである・・・


2021年 1月 24日 家庭礼拝 高橋照男

 

キリスト者の皆様お早うございます。新約聖書の最後「黙示録」には「書け」と言う言葉が多いことを発見した。「Jバイブル」で「書け」を調べると新約聖書11回のうち全部が黙示録に出てくる。これは塚本訳のことであるが他の翻訳では、「書き記せ」「書き送れ」など意味は同じである。現在は新型コロナ蔓延を防ぐために人と会話してはいけないということになっているが、神の言葉は隠れない。話すことがダメなら「書け」ばよい。


塚本訳 マタ 5:14-15

5:14 あなた達は世の光である。山の上にある町は隠れていることは出来ない。

5:15 また、(せっかく)明りをともして枡をかぶせる者はない。かならず燭台の上に置く。すると、家の中におる人を皆照らすのである。

塚本訳 Uテモ2:9

2:9 私はこの(福音の)ため罪人として縛られるまでに苦しみを受けているが、神の言は縛られてはいない。

「ヨハネの黙示」から「書け」をすべて掲げる。塚本訳。

塚本訳 黙  1:19

1:19 だから、お前が(今私について)見たことと、(これからお前に示す天と地とに今)あることと、この後に起ころうとしていることとを書け

 

塚本訳 黙  2:1

2:1 エペソ教会の御使いに(斯く手紙を)書け、その右手に七つの星を握る者、(また)七つの金の燭台の真中を歩く者、(すなわち七つの教会と、七つの教会の御使い達との上に権を有っている人の子)が斯く言うと──

 

塚本訳 黙  2:8

2:8 また、スミルナ教会の御使いに(斯く手紙を)書け、最初の者、最後の者、(一度)死んで(今)また活きた者(である人の子)が斯く言うと──

 

塚本訳 黙  2:12

2:12 またペルガモ教会の御使いに(斯く手紙を)書け、(人の子、その口に)鋭い両刃の剣を有っている者が斯く言うと──

 

塚本訳 黙  2:18

2:18 また、テアテラ教会の御使いに(斯く手紙を)書け、神の子、【その】目は焔のよう、その足は真鍮に似ている者が斯く言うと──

 

塚本訳 黙  3:1

3:1 また、サルデス教会の御使いに(手紙を)書け、神の七つの霊と、七つの星とを持つ者がこう言うと──私はお前の業を知っている。活きているという(えらい)評判はあるが、お前は死んでいる。

 

塚本訳 黙  3:7

3:7 また、ヒラデルヒヤ教会の御使いに(手紙を)書け、聖なる者、真実なる者、ダビデの(家の)鍵を有ち、開けば閉ずる者なく、閉ずれば開く者なき者がこう言うと──

 

塚本訳 黙  3:14

3:14 また、ラオデキヤ教会の御使いに(手紙を)書け、アーメンである者、忠実な、真実な証人、神の創造の本源である者がこう言うと──

 

塚本訳 黙  14:13

14:13 また私は天から声が(こう)言うのを聞いた、「書け、『今から後主にあって死ぬる死人は幸福である。』」御霊も言い給う、「然り、彼らはその労苦を休息む(ことが出来る)であろう。その(為した)業が彼らに随いて行くのであるから!」と。

 

塚本訳 黙  19:9

19:9 するとかの天使が私に言う、「書け『幸福なる哉、仔羊の婚宴に招かれた者!』と。」また私に言う、「これらの(異象における凡ての)言は神の真実の言である。」

 

塚本訳 黙  21:5

21:5 すると玉座に坐し給う者が言い給うた、「視よ、われ凡てを新しくする」と。また言い給う、「書け、この言は信ずべくまた真実であるから。」


●上記のうち、ヨハネの黙示14章13節。邦語100年間の各種翻訳並読。拙HP

聖書協会共同訳2018                      ヨハネの黙示録/ 14 13                  また私は、天からこう告げる声を聞いた。「書き記せ。『今から後、主にあって死ぬ人は幸いである。』」霊も言う。「然り。彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである。」

フランシスコ会訳2013                                        013さらにわたしは、天からの声がこう言うのを聞いた、「書き記せ、『今から後、主に結ばれて死ぬ者は幸いだ』。霊も仰せになる、『そうだ、この人たちはその労苦から解き放たれて憩う。その行いが、彼らについて行くからである』」。

岩波翻訳委員会訳1995                                      661413また私は、天から声がして、〔こう〕言うのを聞いた、「書け、『今から後、キリスト者として死ぬ死人たちは幸いであると」。霊も言う、「その通りだ。彼らは、労苦から解き放たれて安らぎを得るように。彼らの行なったことが〔神の審判の場まで〕彼らに付き従うのだから」。

新共同訳1987                       14:13 また、わたしは天からこう告げる声を聞いた。「書き記せ。『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と。」も言う。「然り。彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである。」

前田訳1978                        14:13 またわたしは天からの声を聞いた。いわく、「書きしるせ、『さいわいなのは、今よりのち主にあって死ぬもの』と」。霊はいう、「然り、彼らはその労苦から休らおう。そして彼らのわざが後に従おう」と。

新改訳1970                        14:13 また私は、天からこう言っている声を聞いた。「書きしるせ。『今から後、主にあって死ぬ死者は幸いである。』」御霊も言われる。「しかり。彼らはその労苦から解き放されて休むことができる。彼らの行ないは彼らについて行くからである。」

塚本訳1963                         14:13 また私は天から声が(こう)言うのを聞いた、「書け、『今から後主にあって死ぬる死人は幸福である。』」御霊も言い給う、                                 「然り、彼らはその労苦を休息む(ことが出来る)であろう。その(為した)業が彼らに随(つ)いて行くのであるから!」と。

口語訳1955                        14:13 またわたしは、天からの声がこう言うのを聞いた、「
書きしるせ、『今から後、主にあって死ぬ死人はさいわいである』」。御霊も言う、「しかり、彼らはその労苦を解かれて休み、そのわざは彼らについていく」。

文語訳1917                      "661413","我また天より聲ありて『
書き記せ「今よりのち主にありて死ぬる死人は幸福なり」御靈も言ひたまふ「然り、彼等はその勞役を止めて息(やす)まん。その業これに隨(したが)ふなり」』と言ふを聞けり。"


ヨハネの黙示14章13節。過去500年間の各国聖書引照を掲げる。拙HP「聖書で聖書を読む BbB」。心に響くものをピックアップ。

 

(独)NESTLE-ALAND  NOVUM TESTAMENTUM  GRAECE 271993 の引照

 

新共同 黙  1:3

1:3 この預言の言葉を朗読する人と、これを聞いて、中に記されたことを守る人たちとは幸いである。時が迫っているからである。

 

(英・米)THE NEW TREASURY OF SCRIPTURE KNOWLEDGE 1982 の引照

口語訳 Uコリ5:8

5:8 それで、わたしたちは心強い。そして、むしろ肉体から離れて主と共に住むことが、願わしいと思っている。

 

口語訳 ピリ 1:21-23

1:21 わたしにとっては、生きることはキリストであり、死ぬことは益である。

1:22 しかし、肉体において生きていることが、わたしにとっては実り多い働きになるのだとすれば、どちらを選んだらよいか、わたしにはわからない。

1:23 わたしは、これら二つのものの間に板ばさみになっている。わたしの願いを言えば、この世を去ってキリストと共にいることであり、実は、その方がはるかに望ましい。

  

口語訳 ガラ 6:7-8

6:7 まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。

6:8 すなわち、自分の肉にまく者は、肉から滅びを刈り取り、霊にまく者は、霊から永遠のいのちを刈り取るであろう。

 

(日)新共同訳1987の引照

 

新共同 Tテサ4:16

4:16 すなわち、合図の号令がかかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、

 

新共同 黙  2:7

2:7 耳ある者は、""が諸教会に告げることを聞くがよい。勝利を得る者には、神の楽園にある命の木の実を食べさせよう。」』

 

新共同 黙  22:17

22:17 ""と花嫁とが言う。「来てください。」これを聞く者も言うがよい、「来てください」と。渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。

 

(仏)THE NEW JERUSALEM BIBLE 1985 の引照

 

口語訳 ヘブ 4:10

4:10 なぜなら、神の安息にはいった者は、神がみわざをやめて休まれたように、自分もわざを休んだからである。

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