210424-2      

さかなまーく ΙΧΘΥΣ イクスス()    

イエスス(イエス)クリス(キリスト)、セオス()、ヒュオス()、ソテル(救い主)

聖書で聖書を読む 

十二人帰る・五千人のパン(ルカ9:10―17)

2021年 4月 25日 家庭集会 高橋照男

 

塚本訳 ルカ 9:10-17

9:10 (さて十二人の)使徒たちは帰ってきて、(旅行中に)したことをみなイエスに話した。イエスは彼らを連れて、自分たちだけベツサイダという町の方へ引っ込まれた。

9:11 しかし群衆がそれと知ってついて来たので、これを迎えて神の国のことを語り、また治療を要する人々を直された。

9:12 日が傾きかけると、十二人は来てイエスに言った、「群衆を解散させ、まわりの村や部落に行って宿を取らせ、食事をさせてください。わたし達はこんな人里はなれた所にいるのですから。」

9:13 彼らに言われた、「あなた達が自分で食べさせてやったらよかろう。」彼らが言った、「手許にはパン五つと魚二匹よりありません、わたし達が行って、このみんなの食べる物を買ってこないことには。」

9:14 男五千人ばかりもいたからである。「五十人ぐらいずつ組にして坐らせなさい」と弟子たちに言われた。

9:15 そのように、皆を坐らせた。

9:16 するとイエスは(いつも家長がするように、)その五つのパンと二匹の魚を(手に)取り、天を仰いでそれを祝福したのち、(パンを)裂いて、群衆に配るように弟子たちに渡された。

9:17 皆が食べて満腹した。そして余った(パンの)屑を拾うと、十二篭あった。

 

キリスト者の皆様お早うございます。本日の主題は、「生活の不安・・・神の愛を信じて信仰で進め」である。老年期の不安は、経済は年金だけで十分だろうか。一人になった時、寝たきりになったらどうしよう。死の河を渡る時に見苦しく苦しまないだろうか。などである。今日の個所は、その心配に答えてくれる。伝道者は徒手空拳の時に神が守り給う。関連する個所を見る。順不同、思いつくまま。

塚本訳 マタ 4:1-4

4:1 間もなくイエスは悪魔の誘惑にあうため、御霊につれられて荒野に上られた。

4:2 四十日四十夜断食をされると、ついに空腹を覚えられた。

4:3 すると誘惑する者[悪魔]が進み寄って言った、「神の子なら、(そんなにひもじい思いをせずとも、)そこらの石ころに、パンになれと命令したらどうです。」

4:4 しかし答えられた"パンがなくとも人は生きられる。(もしなければ、)神はそのお口から出る言葉のひとつびとつで(パンを造って、)人を生かしてくださる"と(聖書に)書いてある。

塚本訳 ルカ 3:8
3:8
(ほんとうに悔改めたのか。)それなら(洗礼を受けるだけでなく、)悔改めにふさわしい実を結べ。『われわれの先祖はアブラハムである(から大丈夫だ)』などという考えを起してはならない。わたしは言う、
神はそこらの石ころからでも、アブラハムの子供を造ることがお出来になるのだ。

塚本訳 ルカ 10:3-5
10:3
 行け、いまわたしがあなた達を送り出すのは、羊を狼の中に入れるようなものだ。
10:4
(だから
ただ信仰で武装せよ。)財布も旅行袋も持ってゆかず、靴もはくな。だれにも道で挨拶をするな。
10:5
ある家に入ったら、まっ先に『平安この家にあれ』と言いなさい。

塚本訳 ルカ 22:35
22:35
それから彼らに言われた、「(前に)財布も旅行袋も靴も持たせずに、あなた達を(伝道に)やった時、
何か足りない物があったか。」彼らが答えた、「いえ、何も。

塚本訳 マタ 6:33-34

6:33
あなた達は
何よりも、御国と、神に義とされることとを求めよ。そうすれば(食べ物や着物など)こんなものは皆、(求めずとも)つけたして与えられるであろう。
6:34
だから、あしたのことを心配するな。あしたはあしたが自分で心配する。一日の苦労はその日の分で沢山である。


塚本訳 マタ 10:27-31
10:27
わたしが暗闇で(こっそり)話すことを、(大胆に)明るみで言え。
耳うちされたことを屋根の上で宣伝せよ。
10:28 
体を殺しても、魂を殺すことの出来ない者を恐れることはない。ただ、魂も体も地獄で滅ぼすことの出来るお方を恐れよ。    10:29 雀は二羽一アサリオン(三十円)で売っているではないか。しかしその一羽でも、あなた達の父上のお許しなしには地に落ちないのである。
10:30
ことにあなた達は、髪の毛までも一本一本数えられている。   10:31 だから恐れることはない。多くの雀よりもあなた達は大切である。

塚本訳 マタ 6:25-26
6:25
だから、わたしは言う、何を食べようかと命のことを心配したり、また何を着ようかと
体のことを心配したりするな。命は食べ物以上、体は着物以上(の賜物)ではないか。(命と体とを下さった天の父上が、それ以下のものを下さらないわけはない。)
6:26
空の鳥を見てごらん。まかず、刈らず、
倉にしまいこむこともしないのに、天の父上はそれを養ってくださるのである。あなた達は鳥よりも、はるかに大切ではないのだろうか。

塚本訳 マタ 6:27-31
6:27
(だいいち、)あなた達のうちのだれが、
心配して寿命を一寸でも延ばすことが出来るのか。
6:28 また、なぜ着物のことを心配するのか、野の花の育つのを、よく見てごらん、苦労をせず、紡ぐこともしない。
6:29
しかし、わたしは言う、栄華を極めたソロモン(王)でさえも、この花の一つほどに着飾ってはいなかった。
6:30
きょうは花咲き、あすは炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこんなに装ってくださるからには、ましてあなた達はなおさらのことではないか。信仰の小さい人たちよ!
6:31
だから、『何を食べよう』とか、『何を飲もう』とか、『何を着よう』とか言って、
心配するな。

塚本訳 ルカ 12:15
12:15
人々に言われた、「
一切の貪欲に注意し、用心せよ。いかに物があり余っていても、財産は命の足しにはならないのだから。」

塚本訳 ルカ 10:41-42
10:41
主が答えられた、「マルタ、マルタ、あなたはいろいろなことに気を配り、
心をつかっているが、
10:42
無くてならないものはただ一つである。マリヤは善い方を選んだ。
それを取り上げてはならない。」

塚本訳 マタ 14:27-31
14:27
しかしイエスはすぐ彼らに話しかけて言われた、「
安心せよ、わたしだ。こわがることはない。
14:28
ペテロが答えた、「主よ、あなたでしたら、どうかわたしに命令して、水の上を歩いてあなたの所へ行かせてください。」 14:29 
「こちらに来なさい」とイエスが言われた。ペテロは舟から下り、水の上を歩いてイエスの所へ行った。
14:30
しかし(いま一足という所で)強い風を見たため、おじけがつき、沈みかけたので、「主よ、お助けください」と叫んだ。
14:31
イエスはすぐ手をのばし、ペテロをつかまえて言われる、
「信仰の小さい人よ!なぜ疑うのか。」

塚本訳 ルカ 16:25-26
16:25
しかしアブラハムは言った、『子よ、考えてごらん、あなたは生きていた時に善いものを貰い、ラザロは反対に悪いものを貰ったではないか。だから今ここで、彼は慰められ、あなたはもだえ苦しむのだ。
16:26
そればかりではない、
わたし達とあなた達との間には大きな(深い)裂け目があって、ここからあなた達の所へ渡ろうと思っても出来ず、そこからわたし達の所へ越えてくることもない。

●感想 老年期は信仰が試される時である。

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