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さかなまーく ΙΧΘΥΣ イクスス()    

イエスス(イエス)クリス(キリスト)、セオス()、ヒュオス()、ソテル(救い主)

聖書で聖書を読む 

 

イエスが嘆いた信仰の薄い人

・・・イエスが誉めた信仰の篤い人・・・

2021年 7月 4日 家庭集会 高橋照男

 

 

キリスト者の皆様お早うございます。昨日は、最近亡くなった「知の巨人」立花隆の追悼番組を2本、録画で妻と見た。立花隆は無教会の「登戸学寮」の寮生であった。ご両親は無教会集会の方で、御母堂は一度「東京聖書読者会」に来られたことがある。昼食会で席が隣り合って話をした。立花隆は晩年「癌」になられたが、ついに信仰には至らなかった。樹木葬だったという。今朝は「イエスが嘆いた信仰薄き人・・・・イエスが誉めた信仰篤き人」と題してそれぞれ3人ずつを掲げてみよう。


イエスが嘆いた信仰薄き人の3様

(名高い先生であるニコデモ)

塚本訳 ヨハ 3:8-12

3:8 風[プニューマ]は心のままに吹く。その音は聞えるが、どこから来てどこに行くか、あなたは知らない。霊[プニューマ]によって生れる者も皆、そのとおりである。」

3:9 ニコデモが言葉を返した、「(霊によって生まれるなどと、)そんなことがどうして出来ましょうか。」

3:10 イエスが答えて言われた。──「あなたはイスラエルの(名高い)先生でありながら、それくらいなことがわからないのか。

3:11 アーメン、アーメン、わたしは言う、わたし達(神の国を説く者)は知っていることを話し、(自分で)見たことを証しするのである。しかしあなた達はその証しを受けいれない。

3:12 わたしが(いま)地上のことを言うのに、それを信じないから、天上のことを言うとき、どうして信じることができよう

(神の力と来世を信じない人)

塚本訳 マコ 12:23-27

12:23 (もし復活があるなら、)人が復活する復活の折には、この女はその(七人の)うちのだれの妻になるのでしょうか。七人ともその女を妻にしましたから。」

12:24 イエスは言われた、「あなた達は聖書も神の力も知らないから、そんな間違いをしているのではないか

12:25 死人の中から復活する時には、めとることもなく嫁ぐこともなく、ちょうど天の使のようである。

12:26 死人が復活することについては、(聖書にはっきり書いてある。)モーセの書の茨の薮の(燃える話の)ところで、神がモーセにこう言われたのを読んだことがないのか、──『わたしはアブラハムの神、またイサクの神、またヤコブの神(である)』と。

12:27 (ところで)神は死人の神ではなく、生きている者の神である。(だからアブラハム、イサクなども皆復活して、今生きているわけではないか。)あなた達は大間違いをしている。」



(自分の知恵に頼り、「見える」と言い張る人)

塚本訳 ヨハ 9:35-41

9:35 イエスは彼が追放されたと聞いて、出合ったときに言われた、「あなたは人の子を信ずるか。」

9:36 彼が答えた、「主よ、人の子とはだれのことですか。(教えてください。)信じたいのです。」

9:37 イエスが言われた、「あなたはもうその人に会った。いや、あなたと話しているのが、その人だ。」

9:38 すると「主よ、信じます」と言って、イエスをおがんだ。

9:39 イエスは言われた、「わたしは裁きのためにこの世に来たのだ。・・盲が目明きに、目明きが盲になるために!」

9:40 イエスと一しょにいたパリサイ人たちがこれを聞いて、彼に言った、「まさか、このわれわれも盲だというのではあるまい。」

9:41 イエスが言われた、「盲だったら、罪はなかった。たが今、『見える』と言うから、あなた達の罪はいつまでもなくならない。(光に来ようとしないのだから。)

 


イエスが誉めた信仰の篤い人の3様

(神の力の全能を信じる人)


塚本訳 マタ 8:8-10

8:8 百卒長は答えた、「主よ、わたしはあなたを、うちの屋根の下にお迎えできるような者ではありません。(ここで)ただ一言、言ってください。そうすれば下男は直ります。

8:9 というのは、わたし自身も指揮権の下にある人間であるのに、わたしの下にも兵卒がいて、これに『行け』と言えば行き、ほかのに『来い』と言えば来、また僕に『これをしろ』と言えば(すぐ)するからです。(ましてあなたのお言葉で、病気が直らないわけはありません。)」

8:10 イエスは聞いて驚き、ついて来た人たちに言われた、「アーメン、わたしは言う、イスラエル人の中でも、こんなりっぱな信仰をもっている者を一人も見たことがない。

 

(見なくても神の力を信じる人)

塚本訳 ヨハ 4:48-53

4:48 イエスは言われた、「あなた達は徴[奇蹟]と不思議なことを見なければ、決して信じない。

4:49 王の役人が、「主よ、子供が死なないうちに(カペナウムに)下ってきてください」と言いつづけると、

4:50 イエスは言われる、「かえりなさい、息子さんはなおった。」その人はイエスの言われた言葉を信じて、かえっていった。

4:51 しかしすでに途中で、僕たちが出迎えて、子供がなおったことを知らせた。

4:52 そこで僕たちに良くなった時間をたずねると、「きのう午後一時に熱が取れた」とこたえた。

4:53 父は、それが「息子さんはなおった」とイエスが言われた時間であることを知り、彼はもちろん、全家族が信じた

 


(神には何でもできると信じる人)

塚本訳 マコ 9:21-27

9:21 イエスが父親に尋ねられた、「こうなってから、どのくらいになるか。」父親がこたえた、「子供の時からです。

9:22 霊はこの子を殺そうとして、幾たびか、火の中、水の中に投げ込みました。それでも、もしなんとかお出来になるなら、わたしども(親子)を不憫と思って、お助けください。」

9:23 イエスは言われた、「もしお出来になるなら(と言うの)か。信ずる者にはなんでも出来る。

9:24 即座にその子供の父親が叫んだ、「信じます。不信仰をお助けください。

9:25 イエスは群衆が駆けよってくるのを見ると、(急いで)汚れた霊を叱りつけて言われた、「唖と聾の霊、わたしが命令するのだ、この子から出てゆけ、二度と入るな!」

9:26 霊はどなって、はげしくひきつけさせて、出ていった。子は死んだようになったので、多くの人が、「死んだ」と言った。

9:27 エスはその子の手をとって起された。すると立ち上がった。


●結論

知識の増大で神はわからない。罪を知って十字架による罪の赦しの体験をすれば神が分かる。

 

 

 

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