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真の教会観に落ち着く

無教会・塚本虎二訳福音書によって教会の本質を理解する

2021年 8月 15日  高橋照男

 

キリスト者の皆様お早うございます。昨日は、塚本虎二訳福音書の敷衍に注目して読んでいたら、図らずもそこに「無教会の教会観」に触れた。ここに真に落ち着く教会観があることを知った。そこで今朝は「真の教会観に落ち着く・・・無教会・塚本虎二訳福音書の敷衍によって教会の本質を理解する」と題して主の言葉とその敷衍から、真の教会観を探求してみよう。

 

塚本訳 マタ 16:18-19

16:18 それでわたしもあなたに言おう。──あなたはペテロ[岩]、わたしはこの岩の上に、わたしの集会(エクレシヤ)を建てる。黄泉の門[死の力]もこれに勝つことはできない。

16:19 わたしはあなたに天の国の鍵をあずける。(だから)あなたが地上で結ぶことは(そのまま)天でも結ばれ、地上で解くことは(そのまま)天でも解かれるであろう。」

 

塚本訳 ヨハ 4:21

4:21 イエスが言われる、「女の人、わたし(の言葉)を信じなさい。(間もなく)あなた達が、この山でもエルサレムでもなく(どこででも、)父上を礼拝する時が来る。


塚本訳 マコ 14:7-9

14:7 貧乏な人はいつもあなた達と一しょにいるから、したい時に慈善をすることが出来る。だがわたしはいつも一しょにいるわけではない。

14:8 この婦人はできるかぎりのことをした。──前もってわたしの体に油をぬって、葬る準備をしてくれたのである。

14:9 アーメン、わたしは言う、世界中どこででも(今後)福音の説かれる所では、この婦人のしたことも、その記念のために(一しょに)語りつたえられるであろう。」

塚本訳 ヨハ 4:38

4:38 (すなわち)わたしはあなた達をやって、あなた達が自分で苦労しなかったものを刈り取らせる。ほかの人々が苦労し、あなた達はその苦労(の実)を取り入れるのである。(あなた達はわたしがまいたものを、ただ取り入れるだけでよいのだ。)

塚本訳 ヨハ 20:21-23

20:21 すると主はかさねて言われた、「平安あれ。父上がわたしを遣わされたように、わたしも(全権を授けて)あなた達を遣わす。」

20:22 こう言いながら彼らに息を吹きかけて、言われる、「聖霊を受けよ。

20:23 人の罪は、あなた達が赦してやれば赦されて消え、赦してやらねば赦されずに残る。」


塚本訳 ヨハ 16:14

16:14 彼は(こうして)わたしの栄光をあらわすのである。というのは、彼はわたしのものの中から取ってあなた達に知らせる(ので、結局わたしに代って仕事をつづける)のだから。

 

●結論

教会の本質論は肉と霊の対決による神学論争からは生まれない。それは聖書の「主の言葉」を理解することによって真の教会観に落ち着く。

教会の存続は、「罪の赦しの福音」を説くことをしているか否かにかかっている。

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