210919-2
ΙΧΘΥΣ イクスス(魚)
イエスス(イエス)クリストス(キリスト)、セオス(神)、ヒュオス(子)、ソテル(救い主)
聖書で聖書を読む
受難の予告第二(ルカ9:43−45)
2021年 10月 3日 高橋照男
塚本訳 ルカ 9:43-45
9:43 皆が神の御威光に驚いてしまった。イエスのされたすべてのことに皆が驚いていると、(また)弟子たちに言われた、
9:44 「あなた達はこの言葉をよく耳にしまって置きなさい。──人の子(わたし)は人々の手に引き渡されねばならない。」
9:45 しかし彼らはこの言葉がわからなかった。彼らに(意味が)隠されていたので、会得できなかったのである。でもこわいので、この言葉について尋ねなかった。
イエスの受難の意味はいかにして分かるようになるか
・・・全能の神の力で分かるようにさせられる・・・
●キリスト者の皆様お早うございます。私の出会った人で、神を信じたいのだがどうしても信じられないという人が何人かいる。罪とその救いが分かれば神が分かるのだが、それが難しい。神の子イエスの受難の意味が分からない。自分のものとして受け取れない。ここに「宣教の壁」「伝道の壁」「日本のキリスト者人口1%の謎」がある。もともとキリスト教の救いは自己努力では得られず、神の啓示によるものだからである。では、救いは人間の側からは絶望か。否。全能の神の力を信じて祈れば、どんなに「難しい人」でも救いに導かれる。今朝は、「イエスの受難の意味は、いかにして分かるか・・・神の全能の力で分かるようにさせられる」と題して、聖書の思いつくところをアチコチ読んで見よう。
塚本訳 マタ 16:16-17
16:16 シモン・ペテロが答えて言った、「あなたは救世主、生ける神の子であります!」
16:17 するとイエスは(喜んで)ペテロに答えられた、「バルヨナ・シモン、あなたは幸いだ。これをあなたに示したのは血肉([人間]の知恵)でなく、わたしの天の父上だから。
塚本訳 ヨハ 3:7-8 3:7
『あなた達は新しく生まれなおさねばならない』と言ったからとて、すこしも不思議がることはない。 3:8 風[プニューマ]は心のままに吹く。その音は聞えるが、どこから来てどこに行くか、あなたは知らない。霊[プニューマ]によって生れる者も皆、そのとおりである。」
塚本訳 ヨハ 10:16 10:16
・・なおわたしには、この檻のものでない、ほかの羊がある。(彼らはまだ野山をさまよっている。)わたしはそれをも導いてやらねばならない。彼らはわたしの声を聞きわけ、かくて群一つ、羊飼一人となるであろう。・・
塚本訳 ルカ 19:5-6 19:5
イエスはその場所に来られると、ザアカイを見上げて言われた、「ザアカイ、急いで下りておいで。きょうはあなたの家に泊まることになっているから。」 9:6
ザアカイは急いで下りてきて、喜んでお迎えした。
塚本訳 ヨハ 5:5-6 5:5
するとそこに三十八年病気の人がいた。 5:6 イエスはその人が横になっているのを見、すでに長い間わずらっていることを知ると、「直りたいか」とたずねられた。
塚本訳 マタ 21:31-32 21:31 この二人のうち、どちらが父の心を行ったのだろうか。」「もちろん長男」と彼らが答える。イエスが言われる、「アーメン、わたしは言う、税金取りや遊女たちは、あなた達よりも先に神の国に入るであろう。
21:32 そのわけは、(洗礼者)ヨハネが義の道を示しに来たのに、あなた達は彼を信ぜず、税金取りや遊女の方がかえって信じたからだ。しかしあなた達は(あの人たちが悔改めるのを)見たあとでも、後悔して彼を信じようとしなかった。
塚本訳
ルカ 23:42-43 23:42
それから(イエスに)言った、「イエス様、こんどあなたのお国と共にお出でになる時には、どうかわたしのことを思い出してください。23:43
「イエスが言われた、「アーメン、わたしは言う、(その時を待たずとも、)あなたはきょう、わたしと一しょに極楽(パラダイス)にはいることができる。」
塚本訳 ヨハ 8:11 8:11
「主よ、だれも」と女がこたえた。イエスが言われた、「わたしも罰しない。おかえり。今からはもう罪を犯さないように。」】
塚本訳 ヨハ 6:44-45 6:44 (わたしを信じないのは、父上が引っ張ってくださらないからだ。)わたしを遣わされた父上が引っ張ってくださらなければ、だれもわたしの所に来ることはできない。(しかし来れば、)わたしはその人をきっと最後の日に復活させる。 6:45 預言書に、〃(最後の日に)人は皆神に教えを受けるであろう〃と書いてある。(そして神に引っ張られる者、すなわち本当に)父上に聞き、また学ぶ者は皆、わたしの所に来る。
塚本訳 ヨハ 9:36-39 9:36 彼が答えた、「主よ、人の子とはだれのことですか。(教えてください。)信じたいのです。」 9:37 イエスが言われた、「あなたはもうその人に会った。いや、あなたと話しているのが、その人だ。」 9:38 すると「主よ、信じます」と言って、イエスをおがんだ。 9:39 イエスは言われた、「わたしは裁きのためにこの世に来たのだ。・・盲が目明きに、目明きが盲になるために!」
塚本訳 ヨハ 20:27-28 20:27 それから(すぐ)トマスに言われる、「指をここに持ってきて、わたしの手(の釘の跡)をよく見てごらん。手を持ってきて、わたしの脇腹に差し込んでみなさい。不信仰をやめて、信ずる者らしくしなさい。」 20:28 トマスがイエスに答えて言った、「わたしの主よ!わたしの神よ!」
塚本訳
ヨハ 13:8 13:8 ペテロが言う、「わたしの足は、いつまでも絶対に洗わないでください。」イエスは答えられた、「わたしが(足を)洗ってやらないなら、あなたはわたしとなんの関係もない人だ。」
塚本訳 ルカ 24:31-32 24:31 (その時)二人の目が開けて、その方とはっきりわかった。すると(また)その姿が見えなくなった。 24:32 二人は語り合うのであった、「(そう言えば、)道々わたし達に話をされたり、聖書を説き明かされたりした時に、胸の中が熱くなったではないか」と。
塚本訳 マタ 8:5-13
8:5 カペナウムに帰られると、一人の百卒長がそばに来て願って
8:6 言った、「主よ、うちの下男が中風で家にねていて、ひどく苦しんでおります。……」
8:7 彼に言われる、「(ユダヤ人の)このわたしが、(異教人のあなたの家に)行ってなおすのか。」
8:8 百卒長は答えた、「主よ、わたしはあなたを、うちの屋根の下にお迎えできるような者ではありません。(ここで)ただ一言、言ってください。そうすれば下男は直ります。
(中略)
8:10 イエスは聞いて驚き、ついて来た人たちに言われた、「アーメン、わたしは言う、イスラエル人の中でも、こんなりっぱな信仰をもっている者を一人も見たことがない。
8:11 わたしは言う、(最後の日には、このような信仰のあつい)大勢の人が『東から西から』来て、天の国でアブラハムやイサクやヤコブと共に宴会につらなり、
8:12 (かんじんのイスラエル人、すなわち)御国の子供たちは外の真暗闇に放り出され、そこでわめき、歯ぎしりするであろう。」
8:13 それからイエスは百卒長に言われた、「お帰り。あなたの信じたとおりに成れ。」するとちょうどその時に、下男は直った。