220119-2
ΙΧΘΥΣ イクスス(魚)
イエスス(イエス)クリストス(キリスト)、セオス(神)、ヒュオス(子)、ソテル(救い主)
聖書で聖書を読む
赦されざる罪の救い
・・・神の子の処女降誕の意味・・・
2022年1月23日 家庭集会 高橋照男
●キリスト者の皆様お早うございます。過日NHKBSで母親の胎内での生命誕生の瞬間の映像を見た。生命は人間には造り出せない。生命の誕生は神の業である。神の一存による奇蹟である。その聖書の記事を見てみよう。順不同、思いつくまま。神学的整合性なし。
聖書協会・共同訳 創世記 [1]章
創 1:20 神は言われた。「水は群がる生き物で満ち溢れ、鳥は地の上、天の大空を飛べ。」
創 1:21 神は大きな海の怪獣を創造された。水に群がりうごめくあらゆる生き物をそれぞれの種類に従って、また、翼のあるあらゆる鳥をそれぞれの種類に従って創造された。神は見て良しとされた。
創 1:22 神はそれらを祝福して言われた。「産めよ、増えよ、海の水に満ちよ。鳥は地に増えよ。」
聖書協会・共同訳 創世記 [2]章
創 2:7 神である主は、土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き込まれた。人はこうして生きる者となった。
聖書協会・共同訳 創世記 [2]章
創 2:21 そこで、神である主は人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、そのあばら骨の一つを取り、そこを肉で閉ざされた。
創 2:22 神である主は、人から取ったあばら骨で女を造り上げ、人のところへ連れて来られた。
塚本訳 マタ 19:3-5
19:3 そこにパリサイ人たちが近寄ってきて、イエスを試そうとして言った、「何か理由があれば、妻を離縁してもよろしいか。」
19:4 答えて言われた、「造物者が始めから“彼らを男と女とに造られた”こと、
19:5 また、”それゆえに人は父と母とをすてて妻に結びつき、二人は一体となる”と言われたことを、あなた達は読んだことがないのか。
聖書協会・共同訳 詩編 [139]編
詩 139:13 まことにあなたは私のはらわたを造り/母の胎内で私を編み上げた。
詩 139:14 あなたに感謝します。/私は畏れ多いほどに/驚くべきものに造り上げられた。/あなたの業は不思議。/私の魂はそれをよく知っている。
詩 139:15 私が秘められた所で造られ/地の底で織りなされたとき/あなたには私の骨も隠されてはいなかった。
詩 139:16 胎児の私をあなたの目は見ていた。/すべてはあなたの書に記されている/形づくられた日々の/まだその一日も始まらないうちから。
詩 139:17 神よ、あなたの計らいは、私にはいかに貴いことか。/その数のいかに多いことか。
詩 139:18 数えようとしても、砂粒よりも多い。/果てに至っても、私はなおあなたと共にいる。
塚本訳
ガラ 1:15-17 1:15
しかし"わたしが母の胎内にいる時から"(すでに)わたしを聖別し、また恩恵によって“召されたお方”[神]が、 1:16
異教人に福音を伝えさせるため御子をわたしに啓示する決心をされたその時、わたしはじきに血肉[人間]と相談をせず、 1:17 また、先輩の使徒たちに会いにエルサレムにのぼりもせず、アラビヤに行き、ダマスコに戻った。(このようにわたしの福音はキリストの啓示によるもので、人からのものではない。)
塚本訳 マタ 3:9
3:9 『われわれの先祖はアブラハムである(から大丈夫だ)』などと考えてはならない。わたしは言う、神はそこらの石ころからでも、アブラハムの子供を造ることがお出来になるのだ。
塚本訳 マタ 4:1-4
4:1 間もなくイエスは悪魔の誘惑にあうため、御霊につれられて荒野に上られた。
4:2 四十日四十夜断食をされると、ついに空腹を覚えられた。
4:3 すると誘惑する者[悪魔]が進み寄って言った、「神の子なら、(そんなにひもじい思いをせずとも、)そこらの石ころに、パンになれと命令したらどうです。」
4:4 しかし答えられた「“パンがなくとも人は生きられる。(もしなければ、)神はそのお口から出る言葉のひとつびとつで(パンを造って、)人を生かしてくださる”と(聖書に)書いてある。」
塚本訳 ヨハ 1:9-13
1:9 この方(言葉)は、この世にうまれて来るすべての人を照らすべきまことの光であった。
1:10 この世に来ておられ、世はこの方によって出来たのに、世はこの方を認めなかった。
1:11 いわば自分の家に来られたのに、家の者が受け入れなかったのである。
1:12 しかし受け入れた人々、すなわち、その名を(神の子であることを)信じた人には一人のこらず、神の子となる資格をお授けになった。
1:13 この人たちは、人間の血や、肉の欲望や、男の欲望によらず、神(の力)によって生まれたのである。
塚本訳 マタ 1:18-21 1:18
さてイエス・キリストの誕生はこのようであった。──イエスの母マリヤがヨセフと婚約の間柄で、まだいっしょにならないうちに、聖霊によって身重となっていることが知れた。
1:19
夫ヨセフはあわれみぶかい人であったので、(これを公沙汰にして)女を晒し者にすることを好まず、内緒で離縁しようと決心した。 1:20
しかし(なおも)そのことを思案していると、主の使いが夢でヨセフに現われて言った、「ダビデの末なるヨセフよ、心配せずにあなたの妻マリヤを(家に)迎えよ。胎内にやどっている者は、聖霊によるのである.
1:21 男の子が生まれるから、その名をイエス(訳すると、神はお救いになる)とつけよ。この方がその民を罪からお救いになるのだから。」
塚本訳 ヨハ 3:5-8 3:5
イエスは答えられた、「アーメン、アーメン、わたしは言う、人は霊によって生まれなければ、神の国に入ることは出来ない。 3:6 肉によって生まれたものは肉であり、霊によって生まれたものだけが霊である(から)。
3:7
『あなた達は新しく生まれなおさねばならない』と言ったからとて、すこしも不思議がることはない。 3:8
風[プニューマ]は心のままに吹く。その音は聞えるが、どこから来てどこに行くか、あなたは知らない。霊[プニューマ]によって生れる者も皆、そのとおりである。」
塚本訳 ルカ 23:41-43 23:41
おれ達は自分でしたことの報いを受けるのだから当り前だが、このお方は何一つ、道にはずれたことをなさらなかったのだ。」23:42 それから(イエスに)言った、「イエス様、こんどあなたのお国と共にお出でになる時には、どうかわたしのことを思い出してください。
23:43
「イエスが言われた、「アーメン、わたしは言う、(その時を待たずとも、)あなたはきょう、わたしと一しょに極楽(パラダイス)にはいることができる。」
●結論
赦されざる罪は、神の子の処女降降と十字架と復活を信じることによって清められる。正統信仰である処女降誕の信仰個条の源流はイエス自身にある。