220929-2

さかなまーく ΙΧΘΥΣ イクスス()    

イエスス(イエス)クリス(キリスト)、セオス()、ヒュオス()、ソテル(救い主)

聖書で聖書を読む 

使徒信条

 

キリスト者の皆様お早うございます。昨日はパウロの「最も大切なこと」を学んだ。今朝は「最も深い悩み苦しみは罪汚れと死である」ことを思い、それからの救いが神による福音であることを黙想する。その応答が「使徒信条」(讃美歌566番)である。これは救いの結果であるから、これを勉強してもつまらない。今朝は使徒信条の源流にある聖書の言葉、神の言葉を自分の頭で探ってみよう。聖書全体が使徒信条であることが分かる。特にイエスの出来事が歴史内のことであったことが強調されているのは、グノーシスに対抗するためであった。仏教はグノーシスに似ている。哲学である。命が無い。


第一条・・・我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。

聖書協会・共同訳 創世記 [1]

1:1 初めに神は天と地を創造された。

1:2 地は混沌として、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。

聖書協会・共同訳 コヘレトの言葉 [12]

コヘ 12:1 若き日に、あなたの造り主を心に刻め。/災いの日々がやって来て/「私には喜びがない」と言うよわいに/近づかないうちに。





第二条・・・我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。

塚本訳 ヨハ 3:16

3:16 そのゆえは、神はその独り子を賜わったほどにこの世を愛されたのである。これはその独り子を信ずる者が一人も滅びず、永遠の命を持つことができるためである。


第三条・・・主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリヤより生まれ、

 

塚本訳 マタ 1:20-21

1:20 しかし(なおも)そのことを思案していると、主の使いが夢でヨセフに現われて言った、「ダビデの末なるヨセフよ、心配せずにあなたの妻マリヤを(家に)迎えよ。胎内にやどっている者は、聖霊によるのである。

1:21 男の子が生まれるから、その名をイエス(訳すると、神はお救いになる)とつけよ。この方がその民を罪からお救いになるのだから。」


第四条・・・ポンテオ・ピラトのもとに苦しみをを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、

塚本訳 マタ 27:24-26

27:24 ピラトは(自分のすることが)なんの甲斐もないばかりか、かえって騒動が起りそうなのを見て、水を取り寄せ、群衆の前で手を洗って言った、「わたしはこの人の血(を流すこと)に責任をもたない。お前たちが自分で始末しろ。」

27:25 民衆全体が答えた、「その男の血のことなら、われわれが孫子の代まで引き受けた。」

27:26 そこでピラトはバラバを赦してやり、イエスの方は鞭打ったのち、十字架につけるため(兵卒)に引き渡した。

 

塚本訳 ヨハ 19:33-34

19:33 しかしイエスのところに来て、すでに死んでおられるのを見ると、脛を折らずに、

19:34 (死をたしかめるため、)一人の兵卒が槍でその脇腹を突いた。すぐ血と水がながれ出た。

塚本訳 マタ 27:59-60

27:59 ヨセフは体を受け取り、清らかな亜麻布で包み、

27:60 岩に掘らせた自分の新しい墓にそれを納め、墓の入口に大きな石をころがしておいて、立ち去った。

 

獄に閉じ込められていた(悪)霊達に(救いの福音を)宣べ給うた。

 

第五条・・・三日目に死人のうちよりよみがえり、

塚本訳 マタ 28:1-2

28:1 安息日の(すんだ)後、週の初めの日[日曜日]の明け方に、マグダラのマリヤともう一人のマリヤとが墓を見に行った。

28:2 すると突然大地震がおこった。それは主の使が天からおりて来て(墓に)近寄り、(入口の)石をわきにころがし、その上に坐ったのである。

 

塚本訳 マタ 28:5-6

28:5 天使は女たちに言った、「恐れることはない。あなた達は十字架につけられたイエスをさがしているようだが、

28:6 ここにはおられない。かねがね言われたとおり、もう復活されたのだから。来て、お体が置いてあった場所を見なさい。

第六条・・・天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり、

塚本訳 マタ 28:16-18

28:16 さて、十一人の弟子はガリラヤに行き、イエスに命じられた山にのぼり、

28:17 お目にかかっておがんだ。しかし疑う者もあった。

28:18 イエスは近寄ってきて十一人に言われた、「(いまや)天上地上一切の権能が、(父上から)わたしに授けられた。


第七条・・・かしこより来たりて生ける者と死ねる者とを審来給わん。

塚本訳 マコ 13:26-27

13:26 するとその時、人々は人の子(わたし)が大いなる権力と栄光とをもって、雲に乗って来るのを見るであろう。

13:27 するとその時、人の子は天使たちをやって、地の果てから天の果てまで””四方から、選ばれた人々を集めるであろう。

第八条・・・我は聖霊を信ず、

塚本訳 ヨハ 16:12-14

16:12 まだ沢山言うことがあるが、(今は言わない。)あなた達にはいまそれを理解する力がない。

16:13 真理の霊が来る時、彼があなた達を導いていっさいの真理を悟らせるであろう。(いっさいの真理というのは、わたしと同じく、)彼は自分勝手に話すのではなく、(父上から)聞いたことを話すからである。また将来起るべき(世の終りの)ことをあなた達に知らせるであろう。

16:14 彼は(こうして)わたしの栄光をあらわすのである。というのは、彼はわたしのものの中から取ってあなた達に知らせる(ので、結局わたしに代って仕事をつづける)のだから。

 

第九条・・・聖なる公同の教会、聖徒の交わり、

塚本訳 マタ 16:16-19

16:16 シモン・ペテロが答えて言った、「あなたは救世主、生ける神の子であります!」

16:17 するとイエスは(喜んで)ペテロに答えられた、「バルヨナ・シモン、あなたは幸いだ。これをあなたに示したのは血肉([人間]の知恵)でなく、わたしの天の父上だから。

16:18 それでわたしもあなたに言おう。──あなたはペテロ[岩]、わたしはこの岩の上に、わたしの集会(エクレシヤ)を建てる。黄泉の門[死の力]もこれに勝つことはできない。
16:19
わたしはあなたに天の国の鍵をあずける。(だから)あなたが地上で結ぶことは(そのまま)天でも結ばれ、地上で解くことは(そのまま)天でも解かれるであろう。」

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第一〇条・・・罪の赦し、

塚本訳 マコ 14:7-9

14:7 貧乏な人はいつもあなた達と一しょにいるから、したい時に慈善をすることが出来る。だがわたしはいつも一しょにいるわけではない。

14:8 この婦人はできるかぎりのことをした。──前もってわたしの体に油をぬって、葬る準備をしてくれたのである。

14:9 アーメン、わたしは言う、世界中どこででも(今後)福音の説かれる所では、この婦人のしたことも、その記念のために(一しょに)語りつたえられるであろう。」


第一一条・・・身体(からだ)のよみがえり

塚本訳 ルカ 24:30-32

24:30 一しょに食卓について、(いつものように)パンを(手に)取り、(神を)讃美したのち、裂いて渡されると、

24:31 (その時)二人の目が開けて、その方とはっきりわかった。すると(また)その姿が見えなくなった。

24:32 二人は語り合うのであった、「(そう言えば、)道々わたし達に話をされたり、聖書を説き明かされたりした時に、胸の中が熱くなったではないか」と。

 


第一二条・・・永遠の生命を信ず。アーメン。

 

塚本訳 ヨハ 11:25-26

11:25 イエスがマルタに言われた、「わたしが復活だ、命だ。(だから)私を信じている者は、死んでも生きている。

11:26 また、だれでも生きて私を信じている者は、永遠に死なない。このことが信じられるか。」

 

 

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