●伝1:1 ダビデの子、エルサレムの王である伝道者の言葉。

 

*「ダビデの子、・・・伝道者の言葉。」

Nehemiah 6:7

7またあなたは預言者を立てて、あなたのことをエルサレムにのべ伝えさせ、『ユダに王がある』と言わせているが、そのことはこの言葉のとおり王に聞えるでしょう。それゆえ、今おいでなさい。われわれは共に相談しましょう」。

Psalms 40:9

 9わたしは大いなる集会で、救についての喜びのおとずれを告げ示しました。見よ、わたしはくちびるを閉じませんでした。主よ、あなたはこれをご存じです。

Ecclesiastes 7:27

 27伝道者は言う、見よ、その数を知ろうとして、いちいち数えて、わたしが得たものはこれである。

Ecclesiastes 128-10

 8伝道者は言う、「空の空、いっさいは空である」と。  9さらに伝道者は知恵があるゆえに、知識を民に教えた。彼はよく考え、尋ねきわめ、あまたの箴言をまとめた。  10伝道者は麗しい言葉を得ようとつとめた。また彼は真実の言葉を正しく書きしるした。  11知者の言葉は突き棒のようであり、またよく打った釘のようなものであって、ひとりの牧者から出た言葉が集められたものである。  12わが子よ、これら以外の事にも心を用いよ。多くの書を作れば際限がない。多く学べばからだが疲れる。  13事の帰する所は、すべて言われた。すなわち、神を恐れ、その命令を守れ。これはすべての人の本分である。  14神はすべてのわざ、ならびにすべての隠れた事を善悪ともにさばかれるからである。

Isaiah 61:1

 1主なる神の霊がわたしに臨んだ。これは主がわたしに油を注いで、貧しい者に福音を宣べ伝えることをゆだね、わたしをつかわして心のいためる者をいやし、捕われ人に放免を告げ、縛られている者に解放を告げ、

Jonah 3:2

 2「立って、あの大きな町ニネベに行き、あなたに命じる言葉をこれに伝えよ」。

2 Peter 2:5

 5また、古い世界をそのままにしておかないで、その不 信仰な世界に洪水をきたらせ、ただ、義の宣伝者ノアたち八人の者だけを保護された。

 

*「エルサレムの王である」

1 Kings 11:42-43

42ソロモンがエルサレムでイスラエルの全 地を治めた日は四十年であった。  43ソロモンはその先祖と共に眠って、父ダビデの町に葬られ、その子レハベアムが代って王となった。

2 Chronicles 9:30

 30ソロモンはエルサレムで四十年の間イスラエルの全 地を治めた。

2 Chronicles 10:17-19

 17しかしレハベアムはユダの町々に住んでいるイスラエルの人々を治めた。  18レハベアム王は徴募 人の監督であったアドラムをつかわしたが、イスラエルの人々が石で彼を撃ち殺したので、レハベアム王は急いで車に乗り、エルサレムに逃げた。  19こうしてイスラエルはダビデの家にそむいて今日に至った。

Ecclesiastes 1:12

 12伝道者であるわたしはエルサレムで、イスラエルの王であった。

 

 

●伝1:2 伝道者は言う、空の空、空の空、いっさいは空である。

 

*「節全体」

Ecclesiastes 2:11

11そこで、わたしはわが手のなしたすべての事、およびそれをなすに要した労苦を顧みたとき、見よ、皆、空であって、風を捕えるようなものであった。日の下には益となるものはないのである。

Ecclesiastes 2:15

 15わたしは心に言った、「愚者に臨む事はわたしにも臨むのだ。それでどうしてわたしは賢いことがあろう」。わたしはまた心に言った、「これもまた空である」と。

Ecclesiastes 2:17

 17そこで、わたしは生きることをいとった。日の下に行われるわざは、わたしに悪しく見えたからである。皆 空であって、風を捕えるようである。

Ecclesiastes 2:19

 19そして、その人が知者であるか、または愚者であるかは、だれが知り得よう。そうであるのに、その人が、日の下でわたしが労し、かつ知恵を働かしてなしたすべての労苦をつかさどることになるのだ。これもまた空である。

Ecclesiastes 2:21

 21今ここに人があって、知恵と知識と才能をもって労しても、これがために労しない人に、すべてを残して、その所有とさせなければならないのだ。これもまた空であって、大いに悪い。

Ecclesiastes 2:23

 23そのすべての日はただ憂いのみであって、そのわざは苦しく、その心は夜の間も休まることがない。これもまた空である。

Ecclesiastes 2:26

 26神は、その心にかなう人に、知恵と知識と喜びとをくださる。しかし罪びとには仕事を与えて集めることと、積むことをさせられる。これは神の心にかなう者にそれを賜わるためである。これもまた空であって、風を捕えるようである。

Ecclesiastes 3:19

 19人の子らに臨むところは獣にも臨むからである。すなわち一様に彼らに臨み、これの死ぬように、彼も死ぬのである。彼らはみな同様の息をもっている。人は獣にまさるところがない。すべてのものは空だからである。

Ecclesiastes 4:4

 4また、わたしはすべての労苦と、すべての巧みなわざを見たが、これは人が互にねたみあってなすものである。これもまた空であって、風を捕えるようである。

Ecclesiastes 4:8

 8ここに人がある。ひとりであって、仲 間もなく、子もなく、兄弟もない。それでも彼の労苦は窮まりなく、その目は富に飽くことがない。また彼は言わない、「わたしはだれのために労するのか、どうして自分を楽しませないのか」と。これもまた空であって、苦しいわざである。

Ecclesiastes 4:16

 16すべての民は果てしがない。彼はそのすべての民を導いた。しかし後に来る者は彼を喜ばない。たしかに、これもまた空であって、風を捕えるようである。

Ecclesiastes 5:10

 10金銭を好む者は金銭をもって満足しない。富を好む者は富を得て満足しない。これもまた空である。

Ecclesiastes 6:11

 11言葉が多ければむなしい事も多い。人になんの益があるか。

Ecclesiastes 11:8

 8人が多くの年、生きながらえ、そのすべてにおいて自分を楽しませても、暗い日の多くあるべきことを忘れてはならない。すべて、きたらんとする事は皆 空である。

Ecclesiastes 11:10

 10あなたの心から悩みを去り、あなたのからだから痛みを除け。若い時と盛んな時はともに空だからである。

Ecclesiastes 12:8

 8伝道者は言う、「空の空、いっさいは空である」と。

Psalms 39:5-6

5見よ、あなたはわたしの日をつかのまとされました。わたしの一生はあなたの前では無にひとしいのです。まことに、すべての人はその盛んな時でも息にすぎません。[セラ  6まことに人は影のように、さまよいます。まことに彼らはむなしい事のために騒ぎまわるのです。彼は積みたくわえるけれども、だれがそれを収めるかを知りません。

Psalms 62:9-10

 9低い人はむなしく、高い人は偽りである。彼らをはかりにおけば、彼らは共に息よりも軽い。  10あなたがたは、しえたげにたよってはならない。かすめ奪うことに、むなしい望みをおいてはならない。富の増し加わるとき、これに心をかけてはならない。

Psalms 144:4

 4人は息にひとしく、その日は過ぎゆく影にひとしいのです。

Romans 8:20

 20なぜなら、被 造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、

 

 

●伝1:3 日の下で人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるか。

 

*「・・・人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるか。」

Proverbs 23:4-5

4富を得ようと苦労してはならない、かしこく思いとどまるがよい。  5あなたの目をそれにとめると、それはない、富はたちまち自ら翼を生じて、わしのように天に飛び去るからだ。

Ecclesiastes 2:22

 22そもそも、人は日の下で労するすべての労苦と、その心づかいによってなんの得るところがあるか。

Ecclesiastes 3:9

 9働く者はその労することにより、なんの益を得るか。

Ecclesiastes 5:16

 16人は全くその来たように、また去って行かなければならない。これもまた悲しむべき悪である。風のために労する者になんの益があるか。

Isaiah 55:2

 2なぜ、あなたがたは、かてにもならぬもののために金を費し、飽きることもできぬもののために労するのか。わたしによく聞き従え。そうすれば、良い物を食べることができ、最も豊かな食物で、自分を楽しませることができる。

Habakuk 2:13

 13見よ、もろもろの民は火のために労し、もろもろの国びとはむなしい事のために疲れる。これは万軍の主から出る言葉ではないか。

Habakuk 2:18

 18刻める像、鋳 像および偽りを教える者は、その作者がこれを刻んだとてなんの益があろうか。その作者が物言わぬ偶像を造って、その造ったものに頼んでみても、なんの益があろうか。

Matthew 16:26

 26たとい人が全 世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。また、人はどんな代価を払って、その命を買いもどすことができようか。

Mark 8:36-37

36人が全 世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。  37また、人はどんな代価を払って、その命を買いもどすことができようか。

John 6:27

 27朽ちる食物のためではなく、永遠の命に至る朽ちない食物のために働くがよい。これは人の子があなたがたに与えるものである。父なる神は、人の子にそれをゆだねられたのである」。

 

*「日の下で」

Ecclesiastes 2:11

11そこで、わたしはわが手のなしたすべての事、およびそれをなすに要した労苦を顧みたとき、見よ、皆、空であって、風を捕えるようなものであった。日の下には益となるものはないのである。

Ecclesiastes 2:19

 19そして、その人が知者であるか、または愚者であるかは、だれが知り得よう。そうであるのに、その人が、日の下でわたしが労し、かつ知恵を働かしてなしたすべての労苦をつかさどることになるのだ。これもまた空である。

Ecclesiastes 4:3

 3しかし、この両者よりもさいわいなのは、まだ生れない者で、日の下に行われる悪しきわざを見ない者である。

Ecclesiastes 4:7

 7わたしはまた、日の下に空なる事のあるのを見た。

Ecclesiastes 5:18

 18見よ、わたしが見たところの善かつ美なる事は、神から賜わった短い一生の間、食い、飲み、かつ日の下で労するすべての労苦によって、楽しみを得る事である。これがその分だからである。

Ecclesiastes 6:12

 12人はその短く、むなしい命の日を影のように送るのに、何が人のために善であるかを知ることができよう。だれがその身の後に、日の下に何があるであろうかを人に告げることができるか。

Ecclesiastes 7:11

 11知恵に財産が伴うのは良い。それは日を見る者どもに益がある。

Ecclesiastes 8:15-17

 15そこで、わたしは歓楽をたたえる。それは日の下では、人にとって、食い、飲み、楽しむよりほかに良い事はないからである。これこそは日の下で、神が賜わった命の日の間、その勤労によってその身に伴うものである。  16わたしは心をつくして知恵を知ろうとし、また地上に行われるわざを昼も夜も眠らずに窮めようとしたとき、  17わたしは神のもろもろのわざを見たが、人は日の下に行われるわざを窮めることはできない。人はこれを尋ねようと労しても、これを窮めることはできない。また、たとい知者があって、これを知ろうと思っても、これを窮めることはできないのである。

Ecclesiastes 9:3

 3すべての人に同一に臨むのは、日の下に行われるすべての事のうちの悪事である。また人の心は悪に満ち、その生きている間は、狂気がその心のうちにあり、その後は死者のもとに行くのである。

Ecclesiastes 9:6

 6その愛も、憎しみも、ねたみも、すでに消えうせて、彼らはもはや日の下に行われるすべての事に、永久にかかわることがない。

Ecclesiastes 9:13

 13またわたしは日の下にこのような知恵の例を見た。これはわたしにとって大きな事である。

 

 

●伝1:4 世は去り、世はきたる。しかし地は永遠に変らない。

 

*「世は去り、世はきたる。」

Genesis 5:3-31

 長文故表示省略

Genesis 11:20-32

 長文故表示省略

 Genesis 36:9-19

 9セイルの山地におったエドムびとの先祖エサウの系図は次のとおりである。  10エサウの子らの名は次のとおりである。すなわちエサウの妻アダの子はエリパズ。エサウの妻バスマテの子はリウエル。  11エリパズの子らはテマン、オマル、ゼポ、ガタム、ケナズである。  12テムナはエサウの子エリパズのそばめで、アマレクをエリパズに産んだ。これらはエサウの妻アダの子らである。  13リウエルの子らは次のとおりである。すなわちナハテ、ゼラ、シャンマ、ミザであって、これらはエサウの妻バスマテの子らである。  14ヂベオンの子アナの娘で、エサウの妻アホリバマの子らは次のとおりである。すなわち彼女はエウシ、ヤラム、コラをエサウに産んだ。  15エサウの子らの中で、族 長たる者は次のとおりである。すなわちエサウの長子エリパズの子らはテマンの族長、オマルの族長、ゼポの族長、ケナズの族長、  16コラの族長、ガタムの族長、アマレクの族長である。これらはエリパズから出た族長で、エドムの地におった。これらはアダの子らである。  17エサウの子リウエルの子らは次のとおりである。すなわちナハテの族長、ゼラの族長、シャンマの族長、ミザの族長。これらはリウエルから出た族長で、エドムの地におった。これらはエサウの妻バスマテの子らである。  18エサウの妻アホリバマの子らは次のとおりである。すなわちエウシの族長、ヤラムの族長、コラの族長。これらはアナの娘で、エサウの妻アホリバマから出た族長である。  19これらはエサウすなわちエドムの子らで、族 長たる者である。

Genesis 47:9

 9ヤコブはパロに言った、「わたしの旅路のとしつきは、百三十年です。わたしのよわいの日はわずかで、ふしあわせで、わたしの先祖たちのよわいの日と旅路の日には及びません」。

Exodus 1:6-7

 6そして、ヨセフは死に、兄弟たちも、その時代の人々もみな死んだ。  7けれどもイスラエルの子孫は多くの子を生み、ますますふえ、はなはだ強くなって、国に満ちるようになった。

Exodus 6:16-27

 長文故表示省略

 Ecclesiastes 6:12

 12人はその短く、むなしい命の日を影のように送るのに、何が人のために善であるかを知ることができよう。だれがその身の後に、日の下に何があるであろうかを人に告げることができるか。

Psalms 89:47-48

47主よ、人のいのちの、いかに短く、すべての人の子を、いかにはかなく造られたかを、みこころにとめてください。  48だれか生きて死を見ず、その魂を陰府の力から救いうるものがあるでしょうか。[セラ

Psalms 90:9-10

 9われらのすべての日は、あなたの怒りによって過ぎ去り、われらの年の尽きるのは、ひと息のようです。  10われらのよわいは七十年にすぎません。あるいは健やかであっても八十年でしょう。しかしその一生はただ、ほねおりと悩みであって、その過ぎゆくことは速く、われらは飛び去るのです。

Zechariah 1:5

 5あなたがたの先祖たち、彼らはどこにいるか。預言者たち、彼らは永遠に生きているのか。

 

 

*「しかし地は永遠に変らない。」

Psalms 102:24-28

24わたしは言いました、「わが神よ、どうか、わたしのよわいの半ばでわたしを取り去らないでください。あなたのよわいはよろず代に及びます」と。  25あなたはいにしえ、地の基をすえられました。天もまたあなたのみ手のわざです。  26これらは滅びるでしょう。しかしあなたは長らえられます。これらはみな衣のように古びるでしょう。あなたがこれらを上着のように替えられると、これらは過ぎ去ります。  27しかしあなたは変ることなく、あなたのよわいは終ることがありません。  28あなたのしもべの子らは安らかに住み、その子孫はあなたの前に堅く立てられるでしょう。

Psalms 104:5

 5あなたは地をその基の上にすえて、とこしえに動くことのないようにされた。

Psalms 119:90-91

 90あなたのまことはよろずよに及びます。あなたが地を定められたので、地は堅く立っています。  91これらのものはあなたの仰せにより、堅く立って今日に至っています。よろずのものは皆あなたのしもべだからです。

Matthew 24:35

 35天地は滅びるであろう。しかしわたしの言葉は滅びることがない。

2 Peter 3:10-13

 10しかし、主の日は盗人のように襲って来る。その日には、天は大音響をたてて消え去り、天体は焼けてくずれ、地とその上に造り出されたものも、みな焼きつくされるであろう。  11このように、これらはみなくずれ落ちていくものであるから、神の日の到来を熱心に待ち望んでいるあなたがたは、  12極力、きよく信心 深い行いをしていなければならない。その日には、天は燃えくずれ、天体は焼けうせてしまう。  13しかし、わたしたちは、神の約束に従って、義の住む新しい天と新しい地とを待ち望んでいる。

 

 

 

●伝1:5 日はいで、日は没し、その出た所に急ぎ行く。

 

*「日はいで、日は没し、」

Genesis 8:22

22地のある限り、種まきの時も、刈入れの時も、暑さ寒さも、夏 冬も、昼も夜もやむことはないであろう」。

Psalms 19:4-6

 4その響きは全 地にあまねく、その言葉は世界のはてにまで及ぶ。神は日のために幕屋を天に設けられた。  5日は花婿がその祝のへやから出てくるように、また勇士が競い走るように、その道を喜び走る。  6それは天のはてからのぼって、天のはてにまで、めぐって行く。その暖まりをこうむらないものはない。

Psalms 89:36-37

 36彼の家系はとこしえに続き、彼の位は太陽のように常にわたしの前にある。  37また月のようにとこしえに堅く定められ、大空の続くかぎり堅く立つ」。[セラ

Psalms 104:19-23

 19あなたは月を造って季節を定められた。日はその入る時を知っている。  20あなたは暗やみを造って夜とされた。その時、林の獣は皆 忍び出る。  21若きししはほえてえさを求め、神に食物を求める。  22日が出ると退いて、その穴に寝る。  23人は出てわざにつき、その勤労は夕べに及ぶ。

Jeremiah 33:20

 20「主はこう仰せられる、もしあなたがたが、昼と結んだわたしの契約を破り、また夜と結んだわたしの契約を破り、昼と夜が定められた時に来ないようにすることができるならば、

 

*「その出た所に急ぎ行く。」

Joshua 10:13-14

13民がその敵を撃ち破るまで、日はとどまり、月は動かなかった。これはヤシャルの書にしるされているではないか。日が天の中空にとどまって、急いで没しなかったこと、おおよそ一日であった。  14これより先にも、あとにも、主がこのように人の言葉を聞きいれられた日は一日もなかった。主がイスラエルのために戦われたからである。

Psalms 42:1

聖歌 隊の指揮者によってうたわせたコラの子のマスキールの歌

 1 神よ、しかが谷川を慕いあえぐように、わが魂もあなたを慕いあえぐ。

Habakuk 3:11

 11飛び行くあなたの矢の光のために、電光のようにきらめく、あなたのやりのために、日も月もそのすみかに立ち止まった。

 

 

●伝1:6 風は南に吹き、また転じて、北に向かい、めぐりにめぐって、またそのめぐる所に帰る。

 

*「節全体」

Job 37:9

9つむじ風はそのへやから、寒さは北風から来る。

Job 37:17

 17南風によって地が穏やかになる時、あなたの着物が熱くなることを。

Psalms 107:25

 25主が命じられると暴風が起って、海の波をあげた。

Psalms 107:29

 29主があらしを静められると、海の波は穏やかになった。

Jonah 1:4

 4時に、主は大風を海の上に起されたので、船が破れるほどの激しい暴風が海の上にあった。

Matthew 7:24

 24それで、わたしのこれらの言葉を聞いて行うものを、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができよう。

Matthew 7:27

 27雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまう。そしてその倒れ方はひどいのである」。

John 3:8

 8風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞くが、それがどこからきて、どこへ行くかは知らない。霊から生れる者もみな、それと同じである」。

Acts 27:13-15

13時に、南風が静かに吹いてきたので、彼らは、この時とばかりにいかりを上げて、クレテの岸に沿って航行した。  14すると間もなく、ユーラクロンと呼ばれる暴風が、島から吹きおろしてきた。  15そのために、舟が流されて風に逆らうことができないので、わたしたちは吹き流されるままに任せた。

 

 

●伝1:7 川はみな、海に流れ入る、しかし海は満ちることがない。川はその出てきた所にまた帰って行く。

 

*「節全体」

Job 38:10-11

10これがために境を定め、関および戸を設けて、  11言った、『ここまで来てもよい、越えてはならぬ、おまえの高波はここにとどまるのだ』と。

Psalms 104:6-9

 6あなたはこれを衣でおおうように大水でおおわれた。水はたたえて山々の上を越えた。  7あなたのとがめによって水は退き、あなたの雷の声によって水は逃げ去った。  8山は立ちあがり、谷はあなたが定められた所に沈んだ。  9あなたは水に境を定めて、これを越えさせず、再び地をおおうことのないようにされた。

 

 

●伝1:8 すべての事は人をうみ疲れさせる、人はこれを言いつくすことができない。目は見ることに飽きることがなく、耳は聞くことに満足することがない。

 

*「すべての事は人をうみ疲れさせる、」

Ecclesiastes 2:11

11そこで、わたしはわが手のなしたすべての事、およびそれをなすに要した労苦を顧みたとき、見よ、皆、空であって、風を捕えるようなものであった。日の下には益となるものはないのである。

Ecclesiastes 2:26

 26神は、その心にかなう人に、知恵と知識と喜びとをくださる。しかし罪びとには仕事を与えて集めることと、積むことをさせられる。これは神の心にかなう者にそれを賜わるためである。これもまた空であって、風を捕えるようである。

Matthew 11:28

 28すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。

Romans 8:22-23

 22実に、被 造物 全体が、今に至るまで、共にうめき共に産みの苦しみを続けていることを、わたしたちは知っている。  23それだけではなく、御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること、すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる。

 

*「人はこれを言いつくすことができない。」

Ecclesiastes 4:1-4

1わたしはまた、日の下に行われるすべてのしえたげを見た。見よ、しえたげられる者の涙を。彼らを慰める者はない。しえたげる者の手には権力がある。しかし彼らを慰める者はいない。  2それで、わたしはなお生きている生存者よりも、すでに死んだ死者を、さいわいな者と思った。  3しかし、この両者よりもさいわいなのは、まだ生れない者で、日の下に行われる悪しきわざを見ない者である。  4また、わたしはすべての労苦と、すべての巧みなわざを見たが、これは人が互にねたみあってなすものである。これもまた空であって、風を捕えるようである。

Ecclesiastes 7:24-26

 24物事の理は遠く、また、はなはだ深い。だれがこれを見いだすことができよう。  25わたしは、心を転じて、物を知り、事を探り、知恵と道理を求めようとし、また悪の愚かなこと、愚痴の狂気であることを知ろうとした。  26わたしは、その心が、わなと網のような女、その手が、かせのような女は、死よりも苦い者であることを見いだした。神を喜ばす者は彼女からのがれる。しかし罪びとは彼女に捕えられる。

 

*「目は見ることに飽きることがなく、耳は聞くことに満足することがない。」

Psalms 63:5

5 わたしが床の上であなたを思いだし、夜のふけるままにあなたを深く思うとき、わたしの魂は髄とあぶらとをもって/もてなされるように飽き足り、わたしの口は喜びのくちびるをもって/あなたをほめたたえる。

Proverbs 27:20

20陰府と滅びとは飽くことなく、人の目もまた飽くことがない。

Proverbs 30:15-16

15 蛭にふたりの娘があって、「与えよ、与えよ」という。飽くことを知らないものが三つある、いや、四つあって、皆「もう、たくさんです」と言わない。

16 すなわち陰府、不妊の胎、水にかわく地、「もう、たくさんだ」といわない火がそれである。

Ecclesiastes 4:8

 8ここに人がある。ひとりであって、仲 間もなく、子もなく、兄弟もない。それでも彼の労苦は窮まりなく、その目は富に飽くことがない。また彼は言わない、「わたしはだれのために労するのか、どうして自分を楽しませないのか」と。これもまた空であって、苦しいわざである。

Ecclesiastes 5:10-11

 10金銭を好む者は金銭をもって満足しない。富を好む者は富を得て満足しない。これもまた空である。  11財産が増せば、これを食う者も増す。その持ち主は目にそれを見るだけで、なんの益があるか。

Matthew 5:6

 6義に飢えかわいている人たちは、さいわいである、彼らは飽き足りるようになるであろう。

Revelation of John 7:16-17

 16彼らは、もはや飢えることがなく、かわくこともない。太陽も炎暑も、彼らを侵すことはない。  17御座の正面にいます小羊は彼らの牧者となって、いのちの水の泉に導いて下さるであろう。また神は、彼らの目から涙をことごとくぬぐいとって下さるであろう」。

 

 

●伝1:9 先にあったことは、また後にもある、先になされた事は、また後にもなされる。日の下には新しいものはない。

 

*「先にあったことは、また後にもある、先になされた事は、また後にもなされる。」

Ecclesiastes 3:15

15今あるものは、すでにあったものである。後にあるものも、すでにあったものである。神は追いやられたものを尋ね求められる。

Ecclesiastes 7:10

 10「昔が今よりもよかったのはなぜか」と言うな。あなたがこれを問うのは知恵から出るのではない。

2 Peter 2:1

 1しかし、民の間に、にせ預言者が起ったことがあるが、それと同じく、あなたがたの間にも、にせ教師が現れるであろう。彼らは、滅びに至らせる異端をひそかに持ち込み、自分たちをあがなって下さった主を否定して、すみやかな滅亡を自分の身に招いている。

 

*「日の下には新しいものはない。」

Isaiah 43:19

19見よ、わたしは新しい事をなす。やがてそれは起る、あなたがたはそれを知らないのか。わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる。

Jeremiah 31:22

 22不信の娘よ、いつまでさまようのか。主は地の上に新しい事を創造されたのだ、女が男を保護する事である」。

Revelation of John 21:1

 1わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。

Revelation of John 21:5

 5すると、御座にいますかたが言われた、「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」。また言われた、「書きしるせ。これらの言葉は、信ずべきであり、まことである」。

 

 

●伝1: 10 「見よ、これは新しいものだ」と/言われるものがあるか、それはわれわれの前にあった世々に、すでにあったものである。

 

*「節全体」

Matthew 5:12

12喜び、よろこべ、天においてあなたがたの受ける報いは大きい。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。

Matthew 23:30-32

 30『もしわたしたちが先祖の時代に生きていたなら、預言者の血を流すことに加わってはいなかっただろう』と。  31このようにして、あなたがたは預言者を殺した者の子孫であることを、自分で証明している。  32あなたがたもまた先祖たちがした悪の枡目を満たすがよい。

Luke 17:26-30

 26そして、ノアの時にあったように、人の子の時にも同様なことが起るであろう。  27ノアが箱舟にはいる日まで、人々は食い、飲み、めとり、とつぎなどしていたが、そこへ洪水が襲ってきて、彼らをことごとく滅ぼした。  28ロトの時にも同じようなことが起った。人々は食い、飲み、買い、売り、植え、建てなどしていたが、  29ロトがソドムから出て行った日に、天から火と硫黄とが降ってきて、彼らをことごとく滅ぼした。  30人の子が現れる日も、ちょうどそれと同様であろう。

Acts 7:51

 51ああ、強情で、心にも耳にも割礼のない人たちよ。あなたがたは、いつも聖霊に逆らっている。それは、あなたがたの先祖たちと同じである。

1 Thessalonians 2:14-16

 14兄弟たちよ。あなたがたは、ユダヤの、キリスト・イエスにある神の諸 教会にならう者となった。すなわち、彼らがユダヤ人たちから苦しめられたと同じように、あなたがたもまた同国人から苦しめられた。  15ユダヤ人たちは主イエスと預言者たちとを殺し、わたしたちを迫害し、神を喜ばせず、すべての人に逆らい、  16わたしたちが異邦人に救の言を語るのを妨げて、絶えず自分の罪を満たしている。そこで、神の怒りは最も激しく彼らに臨むに至ったのである。

2 Timothy 3:8

 8ちょうど、ヤンネとヤンブレとがモーセに逆らったように、こうした人々も真理に逆らうのである。彼らは知性の腐った、信仰の失格者である。

 

 

●伝1:11 前の者のことは覚えられることがない、また、きたるべき後の者のことも、後に起る者はこれを覚えることがない。

 

*「節全体」

Psalms 9:6

6敵は絶えはてて、とこしえに滅び、あなたが滅ぼされたもろもろの町はその記憶さえ消えうせました。

Ecclesiastes 2:16

 16そもそも、知者も愚者も同様に長く覚えられるものではない。きたるべき日には皆 忘れられてしまうのである。知者が愚者と同じように死ぬのは、どうしたことであろう。

Isaiah 41:22-26

 22それを持ってきて、起るべき事をわれわれに告げよ。さきの事どもの何であるかを告げよ。われわれはよく考えて、その結末を知ろう。あるいはきたるべき事をわれわれに聞かせよ。  23この後きたるべき事をわれわれに告げよ。われわれはあなたがたが神であることを知るであろう。幸をくだし、あるいは災をくだせ。われわれは驚いて肝をつぶすであろう。  24見よ、あなたがたは無きものである。あなたがたのわざはむなしい。あなたがたを選ぶ者は憎むべき者である」。  25わたしはひとりを起して北からこさせ、わが名を呼ぶ者を東からこさせる。彼はもろもろのつかさを踏みつけてしっくいのようにし、陶器 師が粘土を踏むようにする。  26だれか、初めからこの事をわれわれに告げ知らせたか。だれか、あらかじめわれわれに告げて、「彼は正しい」と言わせたか。ひとりもこの事を告げた者はない。ひとりも聞かせた者はない。ひとりもあなたがたの言葉を聞いた者はない。

Isaiah 42:9

 9見よ、さきに預言した事は起った。わたしは新しい事を告げよう。その事がまだ起らない前に、わたしはまず、あなたがたに知らせよう」。

 

 

●伝1:12 伝道者であるわたしはエルサレムで、イスラエルの王であった。

 

*「節全体」

1 Kings 4:1-19

 長文故表示省略

Ecclesiastes 1:1

 1ダビデの子、エルサレムの王である伝道者の言葉。

 

 

●伝1:13 わたしは心をつくし、知恵を用いて、天が下に行われるすべてのことを尋ね、また調べた。これは神が、人の子らに与えて、ほねおらせられる苦しい仕事である。

 

*「わたしは心をつくし、知恵を用いて、天が下に行われるすべてのことを尋ね、また調べた。」

Psalms 111:2

2主のみわざは偉大である。すべてそのみわざを喜ぶ者によって尋ね窮められる。

Proverbs 2:2-4

 2あなたの耳を知恵に傾け、あなたの心を悟りに向け、  3しかも、もし知識を呼び求め、悟りを得ようと、あなたの声をあげ、  4銀を求めるように、これを求め、かくれた宝を尋ねるように、これを尋ねるならば、

Proverbs 4:7

 7知恵の初めはこれである、知恵を得よ、あなたが何を得るにしても、悟りを得よ。

Proverbs 18:1

 1人と交わりをしない者は口実を捜し、すべてのよい考えに激しく反対する。

Proverbs 18:15

 15さとき者の心は知識を得、知恵ある者の耳は知識を求める。

Proverbs 23:26

 26わが子よ、あなたの心をわたしに与え、あなたの目をわたしの道に注げ。

Ecclesiastes 1:17

 17わたしは心をつくして知恵を知り、また狂気と愚痴とを知ろうとしたが、これもまた風を捕えるようなものであると悟った。

Ecclesiastes 7:25

 25わたしは、心を転じて、物を知り、事を探り、知恵と道理を求めようとし、また悪の愚かなこと、愚痴の狂気であることを知ろうとした。

Ecclesiastes 8:9

 9わたしはこのすべての事を見た。また日の下に行われるもろもろのわざに心を用いた。時としてはこの人が、かの人を治めて、これに害をこうむらせることがある。

Ecclesiastes 8:16-17

 16わたしは心をつくして知恵を知ろうとし、また地上に行われるわざを昼も夜も眠らずに窮めようとしたとき、  17わたしは神のもろもろのわざを見たが、人は日の下に行われるわざを窮めることはできない。人はこれを尋ねようと労しても、これを窮めることはできない。また、たとい知者があって、これを知ろうと思っても、これを窮めることはできないのである。

1 Timothy 4:15

15すべての事にあなたの進歩があらわれるため、これらの事を実行し、それを励みなさい。

 

*「これは神が、人の子らに与えて、ほねおらせられる苦しい仕事である。」

Genesis 3:19

19あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、あなたは土から取られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。

Ecclesiastes 3:10

 10わたしは神が人の子らに与えて、ほねおらせられる仕事を見た。

Ecclesiastes 4:4

 4また、わたしはすべての労苦と、すべての巧みなわざを見たが、これは人が互にねたみあってなすものである。これもまた空であって、風を捕えるようである。

Ecclesiastes 12:12

 12わが子よ、これら以外の事にも心を用いよ。多くの書を作れば際限がない。多く学べばからだが疲れる。

 

 

●伝1:14 わたしは日の下で人が行うすべてのわざを見たが、みな空であって風を捕えるようである。

 

*「節全体」

1 Kings 4:30-32

30ソロモンの知恵は東の人々の知恵とエジプトのすべての知恵にまさった。  31彼はすべての人よりも賢く、エズラびとエタンよりも、またマホルの子ヘマン、カルコル、ダルダよりも賢く、その名声は周囲のすべての国々に聞えた。  32彼はまた箴言三千を説いた。またその歌は一千五首あった。

Psalms 39:5-6

 5見よ、あなたはわたしの日をつかのまとされました。わたしの一生はあなたの前では無にひとしいのです。まことに、すべての人はその盛んな時でも息にすぎません。[セラ  6まことに人は影のように、さまよいます。まことに彼らはむなしい事のために騒ぎまわるのです。彼は積みたくわえるけれども、だれがそれを収めるかを知りません。

Ecclesiastes 1:17-18

 17わたしは心をつくして知恵を知り、また狂気と愚痴とを知ろうとしたが、これもまた風を捕えるようなものであると悟った。  18それは知恵が多ければ悩みが多く、知識を増す者は憂いを増すからである。

Ecclesiastes 2:11

 11そこで、わたしはわが手のなしたすべての事、およびそれをなすに要した労苦を顧みたとき、見よ、皆、空であって、風を捕えるようなものであった。日の下には益となるものはないのである。

Ecclesiastes 2:17

 17そこで、わたしは生きることをいとった。日の下に行われるわざは、わたしに悪しく見えたからである。皆 空であって、風を捕えるようである。

Ecclesiastes 2:26

 26神は、その心にかなう人に、知恵と知識と喜びとをくださる。しかし罪びとには仕事を与えて集めることと、積むことをさせられる。これは神の心にかなう者にそれを賜わるためである。これもまた空であって、風を捕えるようである。

 

 

●伝1:15 曲ったものは、まっすぐにすることができない、欠けたものは数えることができない。

 

*「節全体」

Job 11:6

6知恵の秘密をあなたに示されるように。神はさまざまの知識をもたれるからである。それであなたは知るがよい、神はあなたの罪よりも軽くあなたを罰せられることを。

Job 34:29

 29彼が黙っておられるとき、だれが非難することができようか。彼が顔を隠されるとき、だれが彼を見ることができようか。一国の上にも、一人の上にも同様だ。

Ecclesiastes 3:14

 14わたしは知っている。すべて神がなさる事は永遠に変ることがなく、これに加えることも、これから取ることもできない。神がこのようにされるのは、人々が神の前に恐れをもつようになるためである。

Ecclesiastes 7:12-13

 12知恵が身を守るのは、金銭が身を守るようである。しかし、知恵はこれを持つ者に生命を保たせる。これが知識のすぐれた所である。  13神のみわざを考えみよ。神の曲げられたものを、だれがまっすぐにすることができるか。

Isaiah 40:4

 4もろもろの谷は高くせられ、もろもろの山と丘とは低くせられ、高 底のある地は平らになり、険しい所は平地となる。

Lamentations 3:37

 37主が命じられたのでなければ、だれが命じて、その事の成ったことがあるか。

Daniel 4:35

 35地に住む民はすべて無き者のように思われ、天の衆 群にも、地に住む民にも、彼はその意のままに事を行われる。だれも彼の手をおさえて「あなたは何をするのか」と言いうる者はない。

Matthew 6:27

 27あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。

 

 

●伝1:16 わたしは心の中に語って言った、「わたしは、わたしより先にエルサレムを治めたすべての者にまさって、多くの知恵を得た。わたしの心は知恵と知識を多く得た」。

 

*「わたしは心の中に語って言った、」

2 Kings 5:20

20神の人エリシャのしもべゲハジは言った、「主人はこのスリヤびとナアマンをいたわって、彼が携えてきた物を受けなかった。主は生きておられる。わたしは彼のあとを追いかけて、彼から少し、物を受けよう」。

Psalms 4:4

 4あなたがたは怒っても、罪を犯してはならない。床の上で静かに自分の心に語りなさい。[セラ

Psalms 77:6

 6わたしは夜、わが心と親しく語り、深く思うてわが魂を探り、言う、

Isaiah 10:7-14

 7しかし彼はそのようには思わず、その心もそのようには考えず、かえってその心は滅ぼすことを思い、あまたの国々を倒そうとする。  8彼は言う、「わが諸侯はみな王ではないか。  9カルノはカルケミシのようではないか。ハマテはアルパデのようではないか。サマリヤはダマスコのようではないか。  10わが手は偶像に仕える国々に伸びた。その彫った像はエルサレムおよびサマリヤのものにまさっていた。  11わたしはサマリヤとその偶像に行ったように、エルサレムとその偶像に行わぬであろうか」。  12主がシオンの山とエルサレムとになそうとすることを、ことごとくなし遂げられた時、主はアッスリヤ王の無礼な言葉と、その高ぶりとを罰せられる。  13彼は言う、「わが手の力により、またわが知恵によって、わたしはこれをなした。わたしは賢いからである。わたしはもろもろの民の境を除き、その財宝を奪った。またわたしは雄牛のように、位に座する者を引きおろした。  14わが手は巣を取るように、もろもろの民の富を得た。またわたしは人々が捨てられた卵を集めるように、全 地を取り集めた。あるいは翼を動かし、あるいは口を開き、あるいはぺちゃくちゃ言う者もなかった」。

Jeremiah 22:14

 14彼は言う、『わたしは自分のために大きな家を建て、広い高殿を造ろう』と。そしてこれがために窓を造り、香柏の鏡板でおおい、それを朱で塗る。

Ezekiel 38:10-11

 10主なる神はこう言われる、その日に、あなたの心に思いが起り、悪い計りごとを企てて、  11言う、『わたしは無防備の村々の地に上り、穏やかにして安らかに住む民、すべて石がきもなく、貫の木も門もない地に住む者どもを攻めよう』と。

Daniel 4:30

30王は自ら言った、「この大いなるバビロンは、わたしの大いなる力をもって建てた王城であって、わが威光を輝かすものではないか」。

 

*「「わたしは、わたしより先にエルサレムを治めたすべての者にまさって、」

1 Kings 3:12-13

12見よ、わたしはあなたの言葉にしたがって、賢い、英明な心を与える。あなたの先にはあなたに並ぶ者がなく、あなたの後にもあなたに並ぶ者は起らないであろう。  13わたしはまたあなたの求めないもの、すなわち富と誉をもあなたに与える。あなたの生きているかぎり、王たちのうちにあなたに並ぶ者はないであろう。

1 Kings 4:30

 30ソロモンの知恵は東の人々の知恵とエジプトのすべての知恵にまさった。

1 Kings 10:7

 7しかしわたしがきて、目に見るまでは、その言葉を信じませんでしたが、今見るとその半分もわたしは知らされていなかったのです。あなたの知恵と繁栄はわたしが聞いたうわさにまさっています。

1 Kings 10:23-24

 23このようにソロモン王は富も知恵も、地のすべての王にまさっていたので、  24全 地の人々は神がソロモンの心に授けられた知恵を聞こうとしてソロモンに謁見を求めた。

2 Chronicles 1:10-12

 10この民の前に出入りすることのできるように今わたしに知恵と知識とを与えてください。だれがこのような大いなるあなたの民をさばくことができましょうか」。  11神はソロモンに言われた、「この事があなたの心にあって、富をも、宝をも、誉をも、またあなたを憎む者の命をも求めず、また長命をも求めず、ただわたしがあなたを立てて王としたわたしの民をさばくために知恵と知識とを自分のために求めたので、  12知恵と知識とはあなたに与えられている。わたしはまたあなたの前の王たちの、まだ得たことのないほどの富と宝と誉とをあなたに与えよう。あなたの後の者も、このようなものを得ないでしょう」。

2 Chronicles 2:12

 12ヒラムはまた言った、「天地を造られたイスラエルの神、主はほむべきかな。彼はダビデ王に賢い子を与え、これに分別と知恵を授けて、主のために宮を建て、また自分のために、王宮を建てることをさせられた。

2 Chronicles 9:22-23

 22このようにソロモン王は富と知恵において、地のすべての王にまさっていたので、  23地のすべての王は神がソロモンの心に授けられた知恵を聞こうとしてソロモンに謁見を求めた。

Ecclesiastes 2:9

 9こうして、わたしは大いなる者となり、わたしより先にエルサレムにいたすべての者よりも、大いなる者となった。わたしの知恵もまた、わたしを離れなかった。

 

*「多くの知恵を得た。わたしの心は知恵と知識を多く得た」。」

Hebrews 5:14

14しかし、堅い食物は、善悪を見わける感覚を実際に働かせて訓練された成人のとるべきものである。

 

 

●伝1:17 わたしは心をつくして知恵を知り、また狂気と愚痴とを知ろうとしたが、これもまた風を捕えるようなものであると悟った。

 

*「わたしは心をつくして知恵を知り、また狂気と愚痴とを知ろうとしたが、」

Ecclesiastes 1:13

13わたしは心をつくし、知恵を用いて、天が下に行われるすべてのことを尋ね、また調べた。これは神が、人の子らに与えて、ほねおらせられる苦しい仕事である。

Ecclesiastes 2:3

 3わたしの心は知恵をもってわたしを導いているが、わたしは酒をもって自分の肉体を元気づけようと試みた。また、人の子は天が下でその短い一生の間、どんな事をしたら良いかを、見きわめるまでは、愚かな事をしようと試みた。

Ecclesiastes 2:12

 12わたしはまた、身をめぐらして、知恵と、狂気と、愚痴とを見た。そもそも、王の後に来る人は何をなし得ようか。すでに彼がなした事にすぎないのだ。

Ecclesiastes 7:23-25

 23わたしは知恵をもってこのすべての事を試みて、「わたしは知者となろう」と言ったが、遠く及ばなかった。  24物事の理は遠く、また、はなはだ深い。だれがこれを見いだすことができよう。  25わたしは、心を転じて、物を知り、事を探り、知恵と道理を求めようとし、また悪の愚かなこと、愚痴の狂気であることを知ろうとした。

1 Thessalonians 5:21

 21すべてのものを識別して、良いものを守り、

 

*「これもまた風を捕えるようなものであると悟った。」

Ecclesiastes 2:10-11

10なんでもわたしの目の好むものは遠慮せず、わたしの心の喜ぶものは拒まなかった。わたしの心がわたしのすべての労苦によって、快楽を得たからである。そしてこれはわたしのすべての労苦によって得た報いであった。  11そこで、わたしはわが手のなしたすべての事、およびそれをなすに要した労苦を顧みたとき、見よ、皆、空であって、風を捕えるようなものであった。日の下には益となるものはないのである。

 

 

●伝1:18 それは知恵が多ければ悩みが多く、知識を増す者は憂いを増すからである。

 

*「節全体」

Job 28:28

28そして人に言われた、『見よ、主を恐れることは知恵である、悪を離れることは悟りである』と」。

Ecclesiastes 2:15

 15わたしは心に言った、「愚者に臨む事はわたしにも臨むのだ。それでどうしてわたしは賢いことがあろう」。わたしはまた心に言った、「これもまた空である」と。

Ecclesiastes 7:16

 16あなたは義に過ぎてはならない。また賢きに過ぎてはならない。あなたはどうして自分を滅ぼしてよかろうか。

Ecclesiastes 12:12-13

 12わが子よ、これら以外の事にも心を用いよ。多くの書を作れば際限がない。多く学べばからだが疲れる。  13事の帰する所は、すべて言われた。すなわち、神を恐れ、その命令を守れ。これはすべての人の本分である。

1 Corinthians 3:18-20

 18だれも自分を欺いてはならない。もしあなたがたのうちに、自分がこの世の知者だと思う人がいるなら、その人は知者になるために愚かになるがよい。  19なぜなら、この世の知恵は、神の前では愚かなものだからである。「神は、知者たちをその悪知恵によって捕える」と書いてあり、  20更にまた、「主は、知者たちの論議のむなしいことをご存じである」と書いてある。

James 3:13-17

 13あなたがたのうちで、知恵があり物わかりのよい人は、だれであるか。その人は、知恵にかなう柔和な行いをしていることを、よい生活によって示すがよい。  14しかし、もしあなたがたの心の中に、苦々しいねたみや党派心をいだいているのなら、誇り高ぶってはならない。また、真理にそむいて偽ってはならない。  15そのような知恵は、上から下ってきたものではなくて、地につくもの、肉に属するもの、悪魔 的なものである。  16ねたみと党派心とのあるところには、混乱とあらゆる忌むべき行為とがある。  17しかし上からの知恵は、第一に清く、次に平和、寛容、温順であり、あわれみと良い実とに満ち、かたより見ず、偽りがない。

 

 

 

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