ヨブ13:1 見よ、わたしの目は、/これをことごとく見た。わたしの耳はこれを聞いて悟った。

 

*「見よ、わたしの目は、/これをことごとく見た。」

Job 5:9-16

9彼は大いなる事をされるかたで、測り知れない、その不思議なみわざは数えがたい。  10彼は地に雨を降らせ、野に水を送られる。  11彼は低い者を高くあげ、悲しむ者を引き上げて、安全にされる。  12彼は悪賢い者の計りごとを敗られる。それで何事もその手になし遂げることはできない。  13彼は賢い者を、彼ら自身の悪巧みによって捕え、曲った者の計りごとをくつがえされる。  14彼らは昼も、やみに会い、真昼にも、夜のように手探りする。  15彼は貧しい者を彼らの口のつるぎから救い、また強い者の手から救われる。  16それゆえ乏しい者に望みがあり、不義はその口を閉じる。

Job 12:9-25

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*「わたしの耳はこれを聞いて悟った。」

Job 4:12

12さて、わたしに、言葉がひそかに臨んだ、わたしの耳はそのささやきを聞いた。

Job 5:27

 27見よ、われわれの尋ねきわめた所はこのとおりだ。あなたはこれを聞いて、みずから知るがよい」。

Job 8:8-10

 8先の代の人に問うてみよ、先祖たちの尋ねきわめた事を学べ。  9われわれはただ、きのうからあった者で、何も知らない、われわれの世にある日は、影のようなものである。  10彼らはあなたに教え、あなたに語り、その悟りから言葉を出さないであろうか。

Job 15:17-18

 17わたしはあなたに語ろう、聞くがよい。わたしは自分の見た事を述べよう。  18これは知者たちがその先祖からうけて、隠す所なく語り伝えたものである。

Psalms 78:3-4

 3これはわれらがさきに聞いて知ったこと、またわれらの先祖たちがわれらに語り伝えたことである。  4われらはこれを子孫に隠さず、主の光栄あるみわざと、その力と、主のなされたくすしきみわざとをきたるべき代に告げるであろう。

1 John 1:3

 3すなわち、わたしたちが見たもの、聞いたものを、あなたがたにも告げ知らせる。それは、あなたがたも、わたしたちの交わりにあずかるようになるためである。わたしたちの交わりとは、父ならびに御子イエス・キリストとの交わりのことである。

 

 

 ●ヨブ13:2 あなたがたの知っている事は、わたしも知っている。わたしはあなたがたに劣らない。

 

*「節全体」

Job 12:3

3しかしわたしも、あなたがたと同様に悟りをもつ。わたしはあなたがたに劣らない。だれがこのような事を知らないだろうか。

Job 15:8-9

 8あなたは神の会議にあずかったのか。あなたは知恵を独占しているのか。  9あなたが知るものはわれわれも知るではないか。あなたが悟るものはわれわれも悟るではないか。

Job 34:35

 35『ヨブの言うところは知識がなく、その言葉は悟りがない』と。

Job 35:16

 16ヨブは口を開いてむなしい事を述べ、無知の言葉をしげくする」。

Job 37:2

 2聞け、神の声のとどろきを、またその口から出るささやきを。

Job 40:4-5

 4「見よ、わたしはまことに卑しい者です、なんとあなたに答えましょうか。ただ手を口に当てるのみです。  5わたしはすでに一度 言いました、また言いません、すでに二度 言いました、重ねて申しません」。

Job 42:7

 7主はこれらの言葉をヨブに語られて後、テマンびとエリパズに言われた、「わたしの怒りはあなたとあなたのふたりの友に向かって燃える。あなたがたが、わたしのしもべヨブのように正しい事をわたしについて述べなかったからである。

1 Corinthians 8:1-2

 1偶像への供え物について答えると、「わたしたちはみな知識を持っている」ことは、わかっている。しかし、知識は人を誇らせ、愛は人の徳を高める。  2もし人が、自分は何か知っていると思うなら、その人は、知らなければならないほどの事すら、まだ知っていない。

2 Corinthians 11:4-5

4というのは、もしある人がきて、わたしたちが宣べ伝えもしなかったような異なるイエスを宣べ伝え、あるいは、あなたがたが受けたことのない違った霊を受け、あるいは、受けいれたことのない違った福音を聞く場合に、あなたがたはよくもそれを忍んでいる。  5事実、わたしは、あの大使徒たちにいささかも劣ってはいないと思う。

2 Corinthians 11:16-18

 16繰り返して言うが、だれも、わたしを愚か者と思わないでほしい。もしそう思うなら、愚か者あつかいにされてもよいから、わたしにも、少し誇らせてほしい。  17いま言うことは、主によって言うのではなく、愚か者のように、自分の誇とするところを信じきって言うのである。  18多くの人が肉によって誇っているから、わたしも誇ろう。

2 Corinthians 12:11

 11わたしは愚か者となった。あなたがたが、むりにわたしをそうしてしまったのだ。実際は、あなたがたから推薦されるべきであった。というのは、たといわたしは取るに足りない者だとしても、あの大使徒たちにはなんら劣るところがないからである。

 

 

●ヨブ13:3 しかしわたしは全能者に物を言おう、/わたしは神と論ずることを望む。

 

*「しかしわたしは全能者に物を言おう、」

Job 9:34-35

34どうか彼がそのつえをわたしから取り離し、その怒りをもって、わたしを恐れさせられないように。  35そうすれば、わたしは語って、彼を恐れることはない。わたしはみずからそのような者ではないからだ。

Job 11:5

 5どうぞ神が言葉を出し、あなたにむかってくちびるを開き、

Job 13:22

 22そしてお呼びください、わたしは答えます。わたしに物を言わせて、あなたご自身、わたしにお答えください。

Job 23:3-7

 3どうか、彼を尋ねてどこで会えるかを知り、そのみ座に至ることができるように。  4わたしは彼の前にわたしの訴えをならべ、口をきわめて論議するであろう。  5わたしは、わたしに答えられるみ言葉を知り、わたしに言われる所を悟ろう。  6彼は大いなる力をもって、わたしと争われるであろうか、いな、かえってわたしを顧みられるであろう。  7かしこでは正しい人は彼と言い争うことができる。そうすれば、わたしはわたしをさばく者から永久に救われるであろう。

Job 31:35

 35ああ、わたしに聞いてくれる者があればよいのだが、(わたしのかきはんがここにある。どうか、全能者がわたしに答えられるように。)ああ、わたしの敵の書いた告訴 状があればよいのだが。

 

*「/わたしは神と論ずることを望む。」

Job 9:3

3よし彼と争おうとしても、千に一つも答えることができない。

Job 9:14-15

 14どうしてわたしは彼に答え、言葉を選んで、彼と議論することができよう。  15たといわたしは正しくても答えることができない。わたしを責められる者にあわれみを請わなければならない。

Isaiah 1:18-20

 18主は言われる、さあ、われわれは互に論じよう。たといあなたがたの罪は緋のようであっても、雪のように白くなるのだ。紅のように赤くても、羊の毛のようになるのだ。  19もし、あなたがたが快く従うなら、地の良き物を食べることができる。  20しかし、あなたがたが拒みそむくならば、つるぎで滅ぼされる」。これは主がその口で語られたことである。

Isaiah 41:21

 21主は言われる、「あなたがたの訴えを出せ」と。ヤコブの王は言われる、「あなたがたの証拠を持ってこい。

Jeremiah 12:1-2

 1主よ、わたしがあなたと論じ争う時、あなたは常に正しい。しかしなお、わたしはあなたの前に、さばきのことを論じてみたい。悪人の道がさかえ、不信実な者がみな繁栄するのはなにゆえですか。  2あなたが彼らを植えられたので、彼らは根づき、育って、実を結びます。彼らは口ではあなたに近づきますが、心はあなたから遠ざかっています。

Micah 6:2

2もろもろの山よ、地の変ることなき基よ、主の言い争いを聞け。主はその民と言い争い、イスラエルと論争されるからである。

 

 

●ヨブ13:4 あなたがたは偽りをもってうわべを繕う者、/皆、無用の医師だ。

 

*「あなたがたは偽りをもってうわべを繕う者、」

Exodus 20:16

16あなたは隣人について、偽証してはならない。

Job 4:7-11

 7考えてみよ、だれが罪のないのに、滅ぼされた者があるか。どこに正しい者で、断ち滅ぼされた者があるか。  8わたしの見た所によれば、不義を耕し、害悪をまく者は、それを刈り取っている。  9彼らは神のいぶきによって滅び、その怒りの息によって消えうせる。  10ししのほえる声、たけきししの声はともにやみ、若きししのきばは折られ、  11雄じしは獲物を得ずに滅び、雌じしの子は散らされる。

Job 5:1-5

 1試みに呼んでみよ、だれかあなたに答える者があるか。どの聖者にあなたは頼もうとするのか。  2確かに、憤りは愚かな者を殺し、ねたみはあさはかな者を死なせる。  3わたしは愚かな者の根を張るのを見た、しかしわたしは、にわかにそのすみかをのろった。  4その子らは安きを得ず、町の門でしえたげられても、これを救う者がない。  5その収穫は飢えた人が食べ、いばらの中からさえ、これを奪う。また、かわいた者はその財産をあえぎ求める。

Job 8:3-4

 3神は公義を曲げられるであろうか。全能者は正義を曲げられるであろうか。  4あなたの子たちが彼に罪を犯したので、彼らをそのとがの手に渡されたのだ。

Job 18:5-21

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Job 21:27-34

 27見よ、わたしはあなたがたの思いを知り、わたしを害しようとするたくらみを知る。  28あなたがたは言う、『王侯の家はどこにあるか、悪人の住む天幕はどこにあるか』と。  29あなたがたは道行く人々に問わなかったか、彼らの証言を受け入れないのか。  30すなわち、災の日に悪人は免れ、激しい怒りの日に彼は救い出される。  31だれが彼に向かって、その道を告げ知らせる者があるか、だれが彼のした事を彼に報いる者があるか。  32彼はかかれて墓に行き、塚の上で見張りされ、  33谷の土くれも彼には快く、すべての人はそのあとに従う。彼の前に行った者も数えきれない。  34それで、あなたがたはどうしてむなしい事をもって、わたしを慰めようとするのか。あなたがたの答は偽り以外の何ものでもない」。

Job 22:6-30

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Psalms 119:69

69高ぶる者は偽りをもってわたしをことごとくおおいます。しかしわたしは心をつくしてあなたのさとしを守ります。

 

 

*「/皆、無用の医師だ。」

Job 6:21

21あなたがたは今わたしにはこのような者となった。あなたがたはわたしの災難を見て恐れた。

Job 16:2

 2「わたしはこのような事を数多く聞いた。あなたがたは皆 人を慰めようとして、かえって人を煩わす者だ。

Jeremiah 6:14

 14彼らは、手軽にわたしの民の傷をいやし、平安がないのに『平安、平安』と言っている。

Jeremiah 8:22

 22ギレアデに乳香があるではないか。その所に医者がいるではないか。それにどうしてわが民の娘はいやされることがないのか。

Jeremiah 30:13

 13あなたの訴えを支持する者はなく、あなたの傷をつつむ薬はなく、あなたをいやすものもない。

Jeremiah 46:11

 11おとめなるエジプトの娘よ、ギレアデに上って乳香を取れ。あなたは多くの薬を用いても、むだだ。あなたは、いやされることはない。

Ezekiel 34:4

 4あなたがたは弱った者を強くせず、病んでいる者をいやさず、傷ついた者をつつまず、迷い出た者を引き返らせず、うせた者を尋ねず、彼らを手荒く、きびしく治めている。

Hosea 5:13

 13エフライムはおのれの病を見、ユダはおのれの傷を見たとき、エフライムはアッスリヤに行き、大王に人をつかわした。しかし彼はあなたがたをいやすことができない。また、あなたがたの傷をなおすことができない。

Mark 2:17

 17イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」。

Mark 5:26

26多くの医者にかかって、さんざん苦しめられ、その持ち物をみな費してしまったが、なんのかいもないばかりか、かえってますます悪くなる一方であった。

 

 

●ヨブ13:5 どうか、あなたがたは全く沈黙するように。これがあなたがたの知恵であろう。

 

*「どうか、あなたがたは全く沈黙するように。」

Job 11:3

3あなたのむなしい言葉は人を沈黙させるだろうか。あなたがあざけるとき、人はあなたを恥じさせないだろうか。

Job 13:13

 13黙して、わたしにかかわるな、わたしは話そう。何事でもわたしに来るなら、来るがよい。

Job 16:3

 3むなしき言葉に、はてしがあろうか。あなたは何に激して答をするのか。

Job 18:2

 2「あなたはいつまで言葉にわなを設けるのか。あなたはまず悟るがよい、それからわれわれは論じよう。

Job 19:2

 2「あなたがたはいつまでわたしを悩まし、言葉をもってわたしを打ち砕くのか。

Job 21:2-3

 2「あなたがたはとくと、わたしの言葉を聞き、これをもって、あなたがたの慰めとするがよい。  3まずわたしをゆるして語らせなさい。わたしが語ったのち、あざけるのもよかろう。

Job 32:1

 1このようにヨブが自分の正しいことを主張したので、これら三人の者はヨブに答えるのをやめた。

 

*「これがあなたがたの知恵であろう。」

Proverbs 17:28

28愚かな者も黙っているときは、知恵ある者と思われ、そのくちびるを閉じている時は、さとき者と思われる。

Ecclesiastes 5:3

 3夢は仕事の多いことによってきたり、愚かなる者の声は言葉の多いことによって知られる。

Amos 5:13

 13それゆえ、このような時には賢い者は沈黙する、これは悪い時だからである。

James 1:19

 19愛する兄弟たちよ。このことを知っておきなさい。人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである。

 

 

●ヨブ13:6 今、わたしの論ずることを聞くがよい。わたしの口で言い争うことに耳を傾けるがよい。

 

*「節全体」

Judges 9:7

7このことをヨタムに告げる者があったので、ヨタムは行ってゲリジム山の頂に立ち、大声に叫んで彼らに言った、「シケムの人々よ、わたしに聞きなさい。そうすれば神はあなたがたに聞かれるでしょう。

Job 21:2-3

 2「あなたがたはとくと、わたしの言葉を聞き、これをもって、あなたがたの慰めとするがよい。  3まずわたしをゆるして語らせなさい。わたしが語ったのち、あざけるのもよかろう。

Job 33:1-3

 1だから、ヨブよ、今わたしの言うことを聞け、わたしのすべての言葉に耳を傾けよ。  2見よ、わたしは口を開き、口の中の舌は物言う。  3わたしの言葉はわが心の正しきを語り、わたしのくちびるは真実をもってその知識を語る。

Job 34:2

 2「あなたがた知恵ある人々よ、わたしの言葉を聞け、あなたがた知識ある人々よ、わたしに耳を傾けよ。

Proverbs 8:6-7

 6聞け、わたしは高貴な事を語り、わがくちびるは正しい事を語り出す。  7わが口は真実を述べ、わがくちびるは悪しき事を憎む。

 

 

●ヨブ13:7 あなたがたは神のために不義を言おうとするのか。また彼のために偽りを述べるのか。

 

*「節全体」

Job 4:7

7考えてみよ、だれが罪のないのに、滅ぼされた者があるか。どこに正しい者で、断ち滅ぼされた者があるか。

Job 11:2-4

 2「言葉が多ければ、答なしにすまされるだろうか。口の達者な人は義とされるだろうか。  3あなたのむなしい言葉は人を沈黙させるだろうか。あなたがあざけるとき、人はあなたを恥じさせないだろうか。  4あなたは言う、『わたしの教は正しい、わたしは神の目に潔い』と。

Job 17:5

 5分け前を得るために友を訴えるものは、その子らの目がつぶれるであろう。

Job 32:21-22

 21わたしはだれをもかたより見ることなく、また何人とにもへつらうことをしない。  22わたしはへつらうことを知らないからだ。もしへつらうならば、わたしの造り主は直ちにわたしを滅ぼされるであろう。

Job 36:4

 4まことにわたしの言葉は偽らない。知識の全き者があなたと共にいる。

John 16:2

 2人々はあなたがたを会堂から追い出すであろう。更にあなたがたを殺す者がみな、それによって自分たちは神に仕えているのだと思う時が来るであろう。

Romans 3:5-8

 5しかし、もしわたしたちの不義が、神の義を明らかにするとしたら、なんと言うべきか。怒りを下す神は、不義であると言うのか(これは人間 的な言い方ではある)。  6断じてそうではない。もしそうであったら、神はこの世を、どうさばかれるだろうか。  7しかし、もし神の真実が、わたしの偽りによりいっそう明らかにされて、神の栄光となるなら、どうして、わたしはなおも罪人としてさばかれるのだろうか。  8むしろ、「善をきたらせるために、わたしたちは悪をしようではないか」(わたしたちがそう言っていると、ある人々はそしっている)。彼らが罰せられるのは当然である。

2 Corinthians 4:2

 2恥ずべき隠れたことを捨て去り、悪巧みによって歩かず、神の言を曲げず、真理を明らかにし、神のみまえに、すべての人の良心に自分を推薦するのである。

 

 

●ヨブ13:8 あなたがたは彼にひいきしようとするのか。神のために争おうとするのか。

 

*「節全体」

Exodus 23:2-3

2あなたは多数に従って悪をおこなってはならない。あなたは訴訟において、多数に従って片寄り、正義を曲げるような証言をしてはならない。  3また貧しい人をその訴訟において、曲げてかばってはならない。

Job 32:21

 21わたしはだれをもかたより見ることなく、また何人とにもへつらうことをしない。

Job 34:19

 19神は君たる者をもかたより見られることなく、富める者を貧しき者にまさって顧みられることはない。彼らは皆み手のわざだからである。

Proverbs 24:23

 23これらもまた知恵ある者の箴言である。片寄ったさばきをするのは、よくない。

Malachi 2:9

 9あなたがたはわたしの道を守らず、律法を教えるに当って、人にかたよったがために、あなたがたをすべての民の前に侮られ、卑しめられるようにする」。

 

 

●ヨブ13:9 神があなたがたを調べられるとき、/あなたがたは無事だろうか。あなたがたは人を欺くように/彼を欺くことができるか。

 

*「神があなたがたを調べられるとき、/あなたがたは無事だろうか。」

 

*「あなたがたは人を欺くように/彼を欺くことができるか。」

 

 

●ヨブ13:10 あなたがたがもし、ひそかにひいきするならば、/彼は必ずあなたがたを責められる。

 

*「節全体」

Job 42:7-8

7主はこれらの言葉をヨブに語られて後、テマンびとエリパズに言われた、「わたしの怒りはあなたとあなたのふたりの友に向かって燃える。あなたがたが、わたしのしもべヨブのように正しい事をわたしについて述べなかったからである。  8それで今、あなたがたは雄牛七頭、雄羊七頭を取って、わたしのしもべヨブの所へ行き、あなたがたのために燔祭をささげよ。わたしのしもべヨブはあなたがたのために祈るであろう。わたしは彼の祈を受けいれるによって、あなたがたの愚かを罰することをしない。あなたがたはわたしのしもべヨブのように正しい事をわたしについて述べなかったからである」。

Psalms 50:21-22

 21あなたがこれらの事をしたのを、わたしが黙っていたので、あなたはわたしを全く自分とひとしい者と思った。しかしわたしはあなたを責め、あなたの目の前にその罪をならべる。  22神を忘れる者よ、このことを思え。さもないとわたしはあなたをかき裂く。そのときだれも助ける者はないであろう。

Psalms 82:2

 2「あなたがたはいつまで不正なさばきをなし、悪しき者に好意を示すのか。[セラ

James 2:9

 9しかし、もし分け隔てをするならば、あなたがたは罪を犯すことになり、律法によって違反者として宣告される。

 

 

●ヨブ13:11 その威厳はあなたがたを恐れさせないであろうか。彼をおそれる恐れがあなたがたに/臨まないであろうか。

 

*「その威厳はあなたがたを恐れさせないであろうか。」

Psalms 119:120

120わが肉はあなたを恐れるので震えます。わたしはあなたのさばきを恐れます。

Jeremiah 5:22

 22主は言われる、あなたがたはわたしを恐れないのか、わたしの前におののかないのか。わたしは砂を置いて海の境とし、これを永遠の限界として、越えることができないようにした。波はさかまいても、勝つことはできない、鳴りわたっても、これを越えることはできない。

Jeremiah 10:10

 10しかし主はまことの神である。生きた神であり、永遠の王である。その怒りによって地は震いうごき、万国はその憤りに当ることができない。

Matthew 10:28

 28また、からだを殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、からだも魂も地獄で滅ぼす力のあるかたを恐れなさい。

Revelation of John 15:3-4

 3彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とを歌って言った、「全能者にして主なる神よ。あなたのみわざは、大いなる、また驚くべきものであります。万民の王よ、あなたの道は正しく、かつ真実であります。  4主よ、あなたをおそれず、御名をほめたたえない者が、ありましょうか。あなただけが聖なるかたであり、あらゆる国民はきて、あなたを伏し拝むでしょう。あなたの正しいさばきが、あらわれるに至ったからであります」。

 

*「彼をおそれる恐れがあなたがたに/臨まないであろうか。」

Exodus 15:16

16恐れと、おののきとは彼らに臨み、み腕の大いなるゆえに、彼らは石のように黙した、主よ、あなたの民の通りすぎるまで、あなたが買いとられた民の通りすぎるまで。

Job 13:21

 21あなたの手をわたしから離してください。あなたの恐るべき事をもってわたしを恐れさせないでください。

Isaiah 8:13

 13あなたがたは、ただ万軍の主を聖として、彼をかしこみ、彼を恐れなければならない。

 

 

●ヨブ13:12 あなたがたの格言は灰のことわざだ。あなたがたの盾は土の盾だ。

 

*「あなたがたの格言は・・・ことわざだ。」

Exodus 17:14

14主はモーセに言われた、「これを書物にしるして記念とし、それをヨシュアの耳に入れなさい。わたしは天が下からアマレクの記憶を完全に消し去るであろう」。

Job 18:17

 17彼の形見は地から滅び、彼の名はちまたに消える。

Psalms 34:16

 16主のみ顔は悪を行う者にむかい、その記憶を地から断ち滅ぼされる。

Psalms 102:12

 12しかし主よ、あなたはとこしえにみくらに座し、そのみ名はよろず代に及びます。

Psalms 109:15

 15それらを常に主のみ前に置き、彼の記憶を地から断ってください。

Proverbs 10:7

 7正しい者の名はほめられ、悪しき者の名は朽ちる。

Isaiah 26:14

 14死んだ者はまた生きない。亡霊は生き返らない。それで、あなたは彼らを罰して滅ぼし、彼らの思い出をことごとく消し去られた。

 

*「灰の」

Genesis 18:27

27アブラハムは答えて言った、「わたしはちり灰に過ぎませんが、あえてわが主に申します。

 

*「あなたがたの盾は土の盾だ。」

Genesis 2:7

7主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。

Job 4:19

 19まして、泥の家に住む者、ちりをその基とする者、しみのようにつぶされる者。

2 Corinthians 5:1

 1わたしたちの住んでいる地上の幕屋がこわれると、神からいただく建物、すなわち天にある、人の手によらない永遠の家が備えてあることを、わたしたちは知っている。

 

 

●ヨブ13:13 黙して、わたしにかかわるな、わたしは話そう。何事でもわたしに来るなら、来るがよい。

 

*「黙して、わたしにかかわるな、」

Job 7:11

11それゆえ、わたしはわが口をおさえず、わたしの霊のもだえによって語り、わたしの魂の苦しさによって嘆く。

Job 10:1

 1わたしは自分の命をいとう。わたしは自分の嘆きを包まず言いあらわし、わが魂の苦しみによって語ろう。

Job 13:5

 5どうか、あなたがたは全く沈黙するように。これがあなたがたの知恵であろう。

Job 21:3

 3まずわたしをゆるして語らせなさい。わたしが語ったのち、あざけるのもよかろう。

 

*「わたしは話そう。何事でもわたしに来るなら、来るがよい。」

Job 6:9-10

9どうか神がわたしを打ち滅ぼすことをよしとし、み手を伸べてわたしを断たれるように。  10そうすれば、わたしはなお慰めを得、激しい苦しみの中にあっても喜ぶであろう。わたしは聖なる者の言葉を否んだことがないからだ。

Job 7:15-16

 15それゆえ、わたしは息の止まることを願い、わが骨よりもむしろ死を選ぶ。  16わたしは命をいとう。わたしは長く生きることを望まない。わたしに構わないでください。わたしの日は息にすぎないのだから。

 

 

●ヨブ13:14 わたしはわが肉をわが歯に取り、/わが命をわが手のうちに置く。

 

*「わたしはわが肉をわが歯に取り、」

Job 18:4

4怒っておのが身を裂く者よ、あなたのために地は捨てられるだろうか。岩はその所から移されるだろうか。

Ecclesiastes 4:5

 5愚かなる者は手をつかねて、自分の肉を食う。

Isaiah 9:20

 20彼らは右手につかんでも、なお飢え、左手で食べても飽くことがない。おのおのその隣り人の肉を食う。

Isaiah 49:26

 26わたしはあなたをしえたげる者にその肉を食わせ、その血を新しい酒のように飲ませて酔わせる。こうして、すべての人はわたしが主であって、あなたの救主、またあなたのあがない主、ヤコブの全能者であることを知るようになる」。

 

*「/わが命をわが手のうちに置く。」

Judges 12:3

3あなたがたが救ってくれないのを見たから、わたしは命がけでアンモンの人々のところへ攻めて行きますと、主は彼らをわたしの手にわたされたのです。どうしてあなたがたは、きょう、わたしのところに上ってきて、わたしと戦おうとするのですか」。

1 Samuel 19:5

 5彼は命をかけて、あのペリシテびとを殺し、主はイスラエルの人々に大いなる勝利を与えられたのです。あなたはそれを見て喜ばれました。それであるのに、どうしてゆえなくダビデを殺し、罪なき者の血を流して罪を犯そうとされるのですか」。

1 Samuel 28:21

 21女はサウルのもとにきて、彼のおののいているのを見て言った、「あなたのつかえめは、あなたの声に聞き従い、わたしの命をかけて、あなたの言われた言葉に従いました。

Psalms 119:109

 109わたしのいのちは常に危険にさらされています。しかし、わたしはあなたのおきてを忘れません。

 

 

●ヨブ13:15 見よ、彼はわたしを殺すであろう。わたしは絶望だ。しかしなおわたしはわたしの道を/彼の前に守り抜こう。

 

*「見よ、彼はわたしを殺すであろう。わたしは絶望だ。」

Job 13:18

18見よ、わたしはすでにわたしの立ち場を言い並べた。わたしは義とされることをみずから知っている。

Job 19:25-28

 25わたしは知る、わたしをあがなう者は生きておられる、後の日に彼は必ず地の上に立たれる。  26わたしの皮がこのように滅ぼされたのち、わたしは肉を離れて神を見るであろう。  27しかもわたしの味方として見るであろう。わたしの見る者はこれ以外のものではない。わたしの心はこれを望んでこがれる。  28あなたがたがもし『われわれはどうして彼を責めようか』と言い、また『事の根源は彼のうちに見いだされる』と言うならば、

Job 23:10

 10しかし彼はわたしの歩む道を知っておられる。彼がわたしを試みられるとき、わたしは金のように出て来るであろう。

Psalms 23:4

 4たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。

Proverbs 14:32

 32悪しき者はその悪しき行いによって滅ぼされ、正しい者はその正しきによって、のがれ場を得る。

Romans 8:3

 3律法が肉により無力になっているためになし得なかった事を、神はなし遂げて下さった。すなわち、御子を、罪の肉の様で罪のためにつかわし、肉において罪を罰せられたのである。

Romans 8:38-39

 38わたしは確信する。死も生も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも、力あるものも、  39高いものも深いものも、その他どんな被 造物も、わたしたちの主キリスト・イエスにおける神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのである。

 

*「しかしなおわたしはわたしの道を/彼の前に守り抜こう。」

Job 10:7

7あなたはわたしの罪のないことを知っておられる。またあなたの手から救い出しうる者はない。

Job 16:17

 17しかし、わたしの手には暴虐がなく、わたしの祈は清い。

Job 16:21

 21どうか彼が人のために神と弁論し、人とその友との間をさばいてくれるように。

Job 23:4-7

 4わたしは彼の前にわたしの訴えをならべ、口をきわめて論議するであろう。  5わたしは、わたしに答えられるみ言葉を知り、わたしに言われる所を悟ろう。  6彼は大いなる力をもって、わたしと争われるであろうか、いな、かえってわたしを顧みられるであろう。  7かしこでは正しい人は彼と言い争うことができる。そうすれば、わたしはわたしをさばく者から永久に救われるであろう。

Job 27:5

 5わたしは断じて、あなたがたを正しいとは認めない。わたしは死ぬまで、潔白を主張してやめない。

Job 31:31-37

 31もし、わたしの天幕の人々で、『だれか彼の肉に飽きなかった者があるか』と、言わなかったことがあるなら、  32(他国 人はちまたに宿らず、わたしはわが門を旅びとに開いた。)  33わたしがもし人々の前にわたしのとがをおおい、わたしの悪事を胸の中に隠したことがあるなら、  34わたしが大衆を恐れ、宗族の侮りにおじて、口を閉じ、門を出なかったことがあるなら、  35ああ、わたしに聞いてくれる者があればよいのだが、(わたしのかきはんがここにある。どうか、全能者がわたしに答えられるように。)ああ、わたしの敵の書いた告訴 状があればよいのだが。  36わたしは必ずこれを肩に負い、冠のようにこれをわが身に結び、  37わが歩みの数を彼に述べ、君たる者のようにして、彼に近づくであろう。

Job 40:2

 2「非難する者が全能者と争おうとするのか、神と論ずる者はこれに答えよ」。

Job 40:4-5

 4「見よ、わたしはまことに卑しい者です、なんとあなたに答えましょうか。ただ手を口に当てるのみです。  5わたしはすでに一度 言いました、また言いません、すでに二度 言いました、重ねて申しません」。

Job 40:8

 8あなたはなお、わたしに責任を負わそうとするのか。あなたはわたしを非とし、自分を是としようとするのか。

1 John 3:20

 20なぜなら、たといわたしたちの心に責められるようなことがあっても、神はわたしたちの心よりも大いなるかたであって、すべてをご存じだからである。

 

 

●ヨブ13:16 これこそわたしの救となる。神を信じない者は、/神の前に出ることができないからだ。

 

*「これこそわたしの救となる。」

Exodus 15:2

2主はわたしの力また歌、わたしの救となられた、彼こそわたしの神、わたしは彼をたたえる、彼はわたしの父の神、わたしは彼をあがめる。

Psalms 27:1

ダビデの歌

 1 主はわたしの光、わたしの救だ、わたしはだれを恐れよう。主はわたしの命のとりでだ。わたしはだれをおじ恐れよう。

Psalms 62:6-7

 6神こそわが岩、わが救、わが高きやぐらである。わたしは動かされることはない。  7わが救とわが誉とは神にある。神はわが力の岩、わが避け所である。

Psalms 118:14

 14主はわが力、わが歌であって、わが救となられた。

Psalms 118:21

 21わたしはあなたに感謝します。あなたがわたしに答えて、わが救となられたことを。

Isaiah 12:2

 2見よ、神はわが救である。わたしは信頼して恐れることはない。主なる神はわが力、わが歌であり、わが救となられたからである」。

Jeremiah 3:23

 23まことに、もろもろの丘は迷いであり、山の上の騒ぎも同じです。まことに、イスラエルの救はわれわれの神、主にあるのです。

Acts 13:47

 47主はわたしたちに、こう命じておられる、『わたしは、あなたを立てて異邦人の光とした。あなたが地の果までも救をもたらすためである』」。

 

*「神を信じない者は、/神の前に出ることができないからだ。」

Job 8:13

13すべて神を忘れる者の道はこのとおりだ。神を信じない者の望みは滅びる。

Job 27:8-10

 8神が彼を断ち、その魂を抜きとられるとき、神を信じない者になんの望みがあろう。  9災が彼に臨むとき、神はその叫びを聞かれるであろうか。  10彼は全能者を喜ぶであろうか、常に神を呼ぶであろうか。

Job 36:13

 13心に神を信じない者どもは怒りをたくわえ、神に縛られる時も、助けを呼び求めることをしない。

Isaiah 33:14

 14シオンの罪びとは恐れに満たされ、おののきは神を恐れない者を捕えた。「われわれのうち、だれが焼きつくす火の中におることができよう。われわれのうち、だれがとこしえの燃える火の中におることができよう」。

 

 

●ヨブ13:17 あなたがたはよくわたしの言葉を聞き、/わたしの述べる所を耳に入れよ。

 

*「節全体」

Job 13:6

6今、わたしの論ずることを聞くがよい。わたしの口で言い争うことに耳を傾けるがよい。

Job 33:1

 1だから、ヨブよ、今わたしの言うことを聞け、わたしのすべての言葉に耳を傾けよ。

 

 

●ヨブ13:18 見よ、わたしはすでにわたしの立ち場を言い並べた。わたしは義とされることをみずから知っている。

 

*「見よ、わたしはすでにわたしの立ち場を言い並べた。」

Job 16:21

21どうか彼が人のために神と弁論し、人とその友との間をさばいてくれるように。

Job 23:4

 4わたしは彼の前にわたしの訴えをならべ、口をきわめて論議するであろう。

Job 40:7

 7「あなたは腰に帯して、男らしくせよ。わたしはあなたに尋ねる、わたしに答えよ。

 

*「わたしは義とされることをみずから知っている。」

Job 9:2-3

2「まことにわたしは、その事のそのとおりであることを知っている。しかし人はどうして神の前に正しくありえようか。  3よし彼と争おうとしても、千に一つも答えることができない。

Job 9:20

 20たといわたしは正しくても、わたしの口はわたしを罪ある者とする。たといわたしは罪がなくても、彼はわたしを曲った者とする。

Job 40:7-8

 7「あなたは腰に帯して、男らしくせよ。わたしはあなたに尋ねる、わたしに答えよ。  8あなたはなお、わたしに責任を負わそうとするのか。あなたはわたしを非とし、自分を是としようとするのか。

Isaiah 43:26

 26あなたは、自分の正しいことを証明するために自分のことを述べて、わたしに思い出させよ。われわれは共に論じよう。

Romans 8:33-34

 33だれが、神の選ばれた者たちを訴えるのか。神は彼らを義とされるのである。  34だれが、わたしたちを罪に定めるのか。キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのである。

2 Corinthians 1:12

 12さて、わたしたちがこの世で、ことにあなたがたに対し、人間の知恵によってではなく神の恵みによって、神の神聖と真実とによって行動してきたことは、実にわたしたちの誇であって、良心のあかしするところである。

 

 

●ヨブ13:19 だれかわたしと言い争う事のできる者があろうか。もしあるならば、わたしは黙して死ぬであろう。

 

*「だれかわたしと言い争う事のできる者があろうか。」

Job 19:5

5もしあなたがたが、まことにわたしに向かって高ぶり、わたしの恥を論じるならば、

Job 33:5-7

 5あなたがもしできるなら、わたしに答えよ、わたしの前に言葉を整えて、立て。  6見よ、神に対しては、わたしもあなたと同様であり、わたしもまた土から取って造られた者だ。  7見よ、わたしの威厳はあなたを恐れさせない、わたしの勢いはあなたを圧しない。

Job 33:32

 32あなたがもし言うべきことがあるなら、わたしに答えよ、語れ、わたしはあなたを正しい者にしようと望むからだ。

Isaiah 50:7-8

 7しかし主なる神はわたしを助けられる。それゆえ、わたしは恥じることがなかった。それゆえ、わたしは顔を火打石のようにした。わたしは決してはずかしめられないことを知る。  8わたしを義とする者が近くおられる。だれがわたしと争うだろうか、われわれは共に立とう。わたしのあだはだれか、わたしの所へ近くこさせよ。

Romans 8:33

 33だれが、神の選ばれた者たちを訴えるのか。神は彼らを義とされるのである。

 

*「もしあるならば、わたしは黙して死ぬであろう。」

Job 7:11

11それゆえ、わたしはわが口をおさえず、わたしの霊のもだえによって語り、わたしの魂の苦しさによって嘆く。

Job 13:13

 13黙して、わたしにかかわるな、わたしは話そう。何事でもわたしに来るなら、来るがよい。

Jeremiah 20:9

 9もしわたしが、「主のことは、重ねて言わない、このうえその名によって語る事はしない」と言えば、主の言葉がわたしの心にあって、燃える火のわが骨のうちに閉じこめられているようで、それを押えるのに疲れはてて、耐えることができません。

 

 

●ヨブ13:20 ただわたしに二つの事を許してください。そうすれば、わたしはあなたの顔をさけて/隠れることはないでしょう。

 

*「ただわたしに二つの事を許してください。」

Job 9:34-35

34どうか彼がそのつえをわたしから取り離し、その怒りをもって、わたしを恐れさせられないように。  35そうすれば、わたしは語って、彼を恐れることはない。わたしはみずからそのような者ではないからだ。

 

*「そうすれば、わたしはあなたの顔をさけて/隠れることはないでしょう。」

Genesis 3:8-10

8彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。  9主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。  10彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。

Psalms 139:12

12 あなたには、やみも暗くはなく、夜も昼のように輝きます。あなたには、やみも光も異なることはありません。

Revelation of John 6:15-16

 15地の王たち、高官、千卒長、富める者、勇者、奴隷、自由人らはみな、ほら穴や山の岩かげに、身をかくした。  16そして、山と岩とにむかって言った、「さあ、われわれをおおって、御座にいますかたの御顔と小羊の怒りとから、かくまってくれ。

 

 

 ●ヨブ13:21 あなたの手をわたしから離してください。あなたの恐るべき事をもって/わたしを恐れさせないでください。

 

*「あなたの手をわたしから離してください。」

Job 10:20

20わたしの命の日はいくばくもないではないか。どうぞ、しばしわたしを離れて、少しく慰めを得させられるように。

Job 22:15-17

 15あなたは悪しき人々が踏んだいにしえの道を守ろうとするのか。  16彼らは時がこないうちに取り去られ、その基は川のように押し流された。  17彼らは神に言った、『われわれを離れてください』と、また『全能者はわれわれに何をなしえようか』と。

 

*「あなたの恐るべき事をもって/わたしを恐れさせないでください。」

Job 13:11

11その威厳はあなたがたを恐れさせないであろうか。彼をおそれる恐れがあなたがたに臨まないであろうか。

Job 33:7

 7見よ、わたしの威厳はあなたを恐れさせない、わたしの勢いはあなたを圧しない。

Psalms 119:120

 120わが肉はあなたを恐れるので震えます。わたしはあなたのさばきを恐れます。

 

 

●ヨブ13:22 そしてお呼びください、わたしは答えます。わたしに物を言わせて、/あなたご自身、わたしにお答えください。

 

*「節全体」

Job 9:32

32神はわたしのように人ではないゆえ、わたしは彼に答えることができない。われわれは共にさばきに臨むことができない。

Job 38:3

 3あなたは腰に帯して、男らしくせよ。わたしはあなたに尋ねる、わたしに答えよ。

Job 40:4-5

 4「見よ、わたしはまことに卑しい者です、なんとあなたに答えましょうか。ただ手を口に当てるのみです。  5わたしはすでに一度 言いました、また言いません、すでに二度 言いました、重ねて申しません」。

Job 42:3-6

 3『無知をもって神の計りごとをおおうこの者はだれか』。それゆえ、わたしはみずから悟らない事を言い、みずから知らない、測り難い事を述べました。  4『聞け、わたしは語ろう、わたしはあなたに尋ねる、わたしに答えよ』。  5わたしはあなたの事を耳で聞いていましたが、今はわたしの目であなたを拝見いたします。  6それでわたしはみずから恨み、ちり灰の中で悔います」。

 

 

●ヨブ13:23 わたしのよこしまと、わたしの罪がどれほどあるか。わたしのとがと罪とをわたしに知らせてください。

 

*「わたしのよこしまと、わたしの罪がどれほどあるか。」

Job 22:5

5あなたの悪は大きいではないか。あなたの罪は、はてしがない。

Psalms 44:20-21

 20われらがもしわれらの神の名を忘れ、ほかの神に手を伸べたことがあったならば、  21神はこれを見あらわされないでしょうか。神は心の秘密をも知っておられるからです。

 

*「わたしのとがと罪とをわたしに知らせてください。」

Job 36:8-9

8もし彼らが足かせにつながれ、悩みのなわに捕えられる時は、  9彼らの行いと、とがと、その高ぶったふるまいを彼らに示し、

Psalms 139:23

23 神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを/知ってください。

 

●ヨブ13:24 なにゆえ、あなたはみ顔をかくし、/わたしをあなたの敵とされるのか。

 

*「なにゆえ、あなたはみ顔をかくし、」

Deuteronomy 32:20

20そして言われた、『わたしはわたしの顔を彼らに隠そう。わたしは彼らの終りがどうなるかを見よう。彼らはそむき、もとるやから、真実のない子らである。

Job 10:2

 2わたしは神に申そう、わたしを罪ある者とされないように。なぜわたしと争われるかを知らせてほしい。

Job 29:2-3

 2「ああ過ぎた年月のようであったらよいのだが、神がわたしを守ってくださった日のようであったらよいのだが。  3あの時には、彼のともしびがわたしの頭の上に輝き、彼の光によってわたしは暗やみを歩んだ。

Psalms 10:1

 1主よ、なにゆえ遠く離れて立たれるのですか。なにゆえ悩みの時に身を隠されるのですか。

Psalms 13:1

聖歌 隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌

 1 主よ、いつまでなのですか。とこしえにわたしをお忘れになるのですか。いつまで、み顔をわたしに隠されるのですか。

Psalms 44:24

 24なぜあなたはみ顔を隠されるのですか。なぜわれらの悩みと、しえたげをお忘れになるのですか。

Psalms 77:6-9

 6わたしは夜、わが心と親しく語り、深く思うてわが魂を探り、言う、  7「主はとこしえにわれらを捨てられるであろうか。ふたたび、めぐみを施されないであろうか。  8そのいつくしみはとこしえに絶え、その約束は世々ながくすたれるであろうか。  9神は恵みを施すことを忘れ、怒りをもってそのあわれみを閉じられたであろうか」と。[セラ

Psalms 88:14

 14主よ、なぜ、あなたはわたしを捨てられるのですか。なぜ、わたしにみ顔を隠されるのですか。

Isaiah 8:17

 17主はいま、ヤコブの家に、み顔をかくしておられるとはいえ、わたしはその主を待ち、主を望みまつる。

 

*「/わたしをあなたの敵とされるのか。」

1 Samuel 28:16

16サムエルは言った、「主があなたを離れて、あなたの敵となられたのに、どうしてあなたはわたしに問うのですか。

Job 16:9

 9彼は怒ってわたしをかき裂き、わたしを憎み、わたしに向かって歯をかみ鳴らした。わたしの敵は目を鋭くして、わたしを攻める。

Job 19:11

 11わたしに向かって怒りを燃やし、わたしを敵のひとりのように思われた。

Job 30:21

 21あなたは変って、わたしに無情な者となり、み手の力をもってわたしを攻め悩まされる。

Job 31:35

 35ああ、わたしに聞いてくれる者があればよいのだが、(わたしのかきはんがここにある。どうか、全能者がわたしに答えられるように。)ああ、わたしの敵の書いた告訴 状があればよいのだが。

Job 33:10

 10見よ、彼はわたしを攻める口実を見つけ、わたしを自分の敵とみなし、

Lamentations 2:5

 5主は敵のようになって、イスラエルを滅ぼし、そのすべての宮殿を滅ぼし、そのとりでをこわし、ユダの娘の上に憂いと悲しみとを増し加えられた。

2 Thessalonians 3:15

 15しかし、彼を敵のように思わないで、兄弟として訓戒しなさい。

 

 

●ヨブ13:25 あなたは吹き回される木の葉をおどし、/干あがったもみがらを追われるのか。

 

*「節全体」

1 Samuel 24:14

14イスラエルの王は、だれを追って出てこられたのですか。あなたは、だれを追っておられるのですか。死んだ犬を追っておられるのです。一匹の蚤を追っておられるのです。

Job 14:3

 3あなたはこのような者にさえ目を開き、あなたの前に引き出して、さばかれるであろうか。

Isaiah 17:13

 13もろもろの国は多くの水のなりとどろくように、なりとどろく。しかし、神は彼らを懲しめられる。彼らは遠くのがれて、風に吹き去られる山の上のもみがらのように、また暴風にうず巻くちりのように追いやられる。

Matthew 12:20

 20彼が正義に勝ちを得させる時まで、いためられた葦を折ることがなく、煙っている燈心を消すこともない。

 

 

●ヨブ13:26 あなたはわたしについて苦き事どもを書きしるし、/わたしに若い時の罪を継がせ、

 

*「あなたはわたしについて苦き事どもを書きしるし、」

Ruth 1:20

20ナオミは彼らに言った、「わたしをナオミ(楽しみ)と呼ばずに、マラ(苦しみ)と呼んでください。なぜなら全能者がわたしをひどく苦しめられたからです。

Job 3:20

 20なにゆえ、悩む者に光を賜い、心の苦しむ者に命を賜わったのか。

Psalms 88:3-18

 長文故表示省略

 

 

*「/わたしに若い時の罪を継がせ、」

Job 20:11

11その骨には若い力が満ちている、しかしそれは彼と共にちりに伏すであろう。

Psalms 25:7

 7わたしの若き時の罪と、とがとを思い出さないでください。主よ、あなたの恵みのゆえに、あなたのいつくしみにしたがって、わたしを思い出してください。

Proverbs 5:11-13

 11そしてあなたの終りが来て、あなたの身と、からだが滅びるとき、泣き悲しんで、  12言うであろう、「わたしは教訓をいとい、心に戒めを軽んじ、  13教師の声に聞き従わず、わたしを教える者に耳を傾けず、

Jeremiah 31:19

 19わたしはそむき去った後、悔い、教をうけた後、ももを打った。若い時のはずかしめが身にあるので、わたしは恥じ、 うろたえた』。

John 5:5

 5さて、そこに三十八年のあいだ、病気に悩んでいる人があった。

John 5:14

 14そののち、イエスは宮でその人に出会ったので、彼に言われた、「ごらん、あなたはよくなった。もう罪を犯してはいけない。何かもっと悪いことが、あなたの身に起るかも知れないから」。

 

 

●ヨブ13:27 わたしの足を足かせにはめ、/わたしのすべての道をうかがい、/わたしの足の周囲に限りをつけられる。

 

*「わたしの足を足かせにはめ、」

2 Chronicles 16:10-12

10するとアサはその先見者を怒って、獄屋に入れた。この事のために激しく彼を怒ったからである。アサはまたそのころ民のある者をしえたげた。  11見よ、アサの始終の行為は、ユダとイスラエルの列 王の書にしるされている。  12アサはその治世の三十九年に足を病み、その病は激しくなったが、その病の時にも、主を求めないで医者を求めた。

Job 33:11

 11わたしの足をかせにはめ、わたしのすべての行いに目をとめられる』と。

Proverbs 7:22

 22若い人は直ちに女に従った、あたかも牛が、ほふり場に行くように、雄じかが、すみやかに捕えられ、

Acts 16:24

 24獄吏はこの厳命を受けたので、ふたりを奥の獄屋に入れ、その足に足かせをしっかとかけておいた。

 

*「/わたしのすべての道をうかがい、」

Job 10:6

6あなたはなにゆえわたしのとがを尋ね、わたしの罪を調べられるのか。

Job 14:16

 16その時あなたはわたしの歩みを数え、わたしの罪を見のがされるでしょう。

Job 16:9

 9彼は怒ってわたしをかき裂き、わたしを憎み、わたしに向かって歯をかみ鳴らした。わたしの敵は目を鋭くして、わたしを攻める。

 

*「/わたしの足の周囲に限りをつけられる。」

Job 2:7

7サタンは主の前から出て行って、ヨブを撃ち、その足の裏から頭の頂まで、いやな腫物をもって彼を悩ました。

 

 

●ヨブ13:28 このような人は腐れた物のように朽ち果て、/虫に食われた衣服のようにすたれる。

*「このような人は腐れた物のように朽ち果て、」

Numbers 12:12

12どうぞ彼女を母の胎から肉が半ば滅びうせて出る死人のようにしないでください」。

Job 30:17-19

 17夜はわたしの骨を激しく悩まし、わたしをかむ苦しみは、やむことがない。  18それは暴力をもって、わたしの着物を捕え、はだ着のえりのように、わたしをしめつける。  19神がわたしを泥の中に投げ入れられたので、わたしはちり灰のようになった。

Job 30:29-30

 29わたしは山犬の兄弟となり、だちょうの友となった。  30わたしの皮膚は黒くなって、はげ落ち、わたしの骨は熱さによって燃え、

 

*「/虫に食われた衣服のようにすたれる。」

Job 4:19

19まして、泥の家に住む者、ちりをその基とする者、しみのようにつぶされる者。

Psalms 39:11

 11あなたは罪を責めて人を懲らされるとき、その慕い喜ぶものを、しみが食うように、消し滅ぼされるのです。まことにすべての人は息にすぎません。[セラ

Hosea 5:12

 12それゆえ、わたしはエフライムには、しみのように、ユダの家には腐れのようになる。

 

 

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