●箴言27:1 あすのことを誇ってはならない、一日のうちに何がおこるかを/知ることができないからだ。

 

*「・・・誇ってはならない、一日のうちに何がおこるかを/知ることができないからだ。」

Psalms 95:7

7主はわれらの神であり、われらはその牧の民、そのみ手の羊である。どうか、あなたがたは、きょう、そのみ声を聞くように。

Isaiah 56:12

 12彼らは互に言う、「さあ、われわれは酒を手に入れ、濃い酒をあびるほど飲もう。あすも、きょうのようであるだろう、すばらしい日だ」と。

Luke 12:19-20

 19そして自分の魂に言おう。たましいよ、おまえには長年 分の食糧がたくさんたくわえてある。さあ安心せよ、食え、飲め、楽しめ』。  20すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。

2 Corinthians 6:2

 2神はこう言われる、「わたしは、恵みの時にあなたの願いを聞きいれ、救の日にあなたを助けた」。見よ、今は恵みの時、見よ、今は救の日である。

James 4:13-16

 13よく聞きなさい。「きょうか、あす、これこれの町へ行き、そこに一か年 滞在し、商売をして一もうけしよう」と言う者たちよ。  14あなたがたは、あすのこともわからぬ身なのだ。あなたがたのいのちは、どんなものであるか。あなたがたは、しばしの間あらわれて、たちまち消え行く霧にすぎない。  15むしろ、あなたがたは「主のみこころであれば、わたしは生きながらえもし、あの事この事もしよう」と言うべきである。  16ところが、あなたがたは誇り高ぶっている。このような高慢は、すべて悪である。

 

*「あすのことを」

1 Samuel 28:19

19主はまたイスラエルをも、あなたと共に、ペリシテびとの手に渡されるであろう。あすは、あなたもあなたの子らもわたしと一緒になるであろう。また主はイスラエルの軍勢をもペリシテびとの手に渡される」。

 

 

 ●箴言27:2 自分の口をもって自らをほめることなく、他人にほめさせよ。自分のくちびるをもってせず、ほかの人にあなたをほめさせよ。

 

*「節全体」

Proverbs 25:27

27蜜を多く食べるのはよくない、ほめる言葉は控え目にするがよい。

2 Corinthians 10:12

 12わたしたちは、自己 推薦をするような人々と自分を同 列においたり比較したりはしない。彼らは仲間 同志で互にはかり合ったり、互に比べ合ったりしているが、知恵のないしわざである。

2 Corinthians 10:18

 18自分で自分を推薦する人ではなく、主に推薦される人こそ、確かな人なのである。

2 Corinthians 12:11

 11わたしは愚か者となった。あなたがたが、むりにわたしをそうしてしまったのだ。実際は、あなたがたから推薦されるべきであった。というのは、たといわたしは取るに足りない者だとしても、あの大使徒たちにはなんら劣るところがないからである。

 

 

●箴言27:3 石は重く、砂も軽くはない、しかし愚かな者の怒りはこの二つよりも重い。

 

*「節全体」

Genesis 34:25-26

25三日 目になって彼らが痛みを覚えている時、ヤコブのふたりの子、すなわちデナの兄弟シメオンとレビとは、おのおのつるぎを取って、不意に町を襲い、男子をことごとく殺し、  26またつるぎの刃にかけてハモルとその子シケムとを殺し、シケムの家からデナを連れ出した。

Genesis 49:7

 7彼らの怒りは、激しいゆえにのろわれ、彼らの憤りは、はなはだしいゆえにのろわれる。わたしは彼らをヤコブのうちに分け、イスラエルのうちに散らそう。

1 Samuel 22:18-19

 18そこで王はドエグに言った、「あなたが身をひるがえして、祭司たちを殺しなさい」。エドムびとドエグは身をひるがえして祭司たちを撃ち、その日 亜麻 布のエポデを身につけている者八十五人を殺した。  19彼はまた、つるぎをもって祭司の町ノブを撃ち、つるぎをもって男、女、幼な子、乳飲み子、牛、ろば、羊を殺した。

Esther 3:5-6

 5ハマンはモルデカイのひざまずかず、また自分に敬礼しないのを見て怒りに満たされたが、  6ただモルデカイだけを殺すことを潔しとしなかった。彼らがモルデカイの属する民をハマンに知らせたので、ハマンはアハシュエロスの国のうちにいるすべてのユダヤ人、すなわちモルデカイの属する民をことごとく滅ぼそうと図った。

Proverbs 17:12

 12愚かな者が愚かな事をするのに会うよりは、子をとられた雌ぐまに会うほうがよい。

Daniel 3:19

 19そこでネブカデネザルは怒りに満ち、シャデラク、メシャクおよびアベデネゴにむかって、顔色を変え、炉を平常よりも七倍 熱くせよと命じた。

1 John 3:12

 12カインのようになってはいけない。彼は悪しき者から出て、その兄弟を殺したのである。なぜ兄弟を殺したのか。彼のわざが悪く、その兄弟のわざは正しかったからである。

 

 

●箴言27:4 憤りはむごく、怒りははげしい、しかしねたみの前には、だれが立ちえよう。

  

*「憤りはむごく、怒りははげしい、」

James 1:19-21

19愛する兄弟たちよ。このことを知っておきなさい。人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである。  20人の怒りは、神の義を全うするものではないからである。  21だから、すべての汚れや、はなはだしい悪を捨て去って、心に植えつけられている御言を、すなおに受け入れなさい。御言には、あなたがたのたましいを救う力がある。

 

*「しかし・・・だれが立ちえよう。」

Genesis 26:14

14羊の群れ、牛の群れ及び多くのしもべを持つようになったので、ペリシテびとは彼をねたんだ。

Genesis 37:11

 11兄弟たちは彼をねたんだ。しかし父はこの言葉を心にとめた。

Job 5:2

 2確かに、憤りは愚かな者を殺し、ねたみはあさはかな者を死なせる。

Proverbs 14:30

 30穏やかな心は身の命である、しかし興奮は骨を腐らせる。

Matthew 27:18

18 彼らがイエスを引きわたしたのは、ねたみのためであることが、ピラトにはよくわかっていたからである。

Acts 5:17

 17そこで、大祭司とその仲間の者、すなわち、サドカイ派の人たちが、みな嫉妬の念に満たされて立ちあがり、

Acts 7:9

9族長たちは、ヨセフをねたんで、エジプトに売りとばした。しかし、神は彼と共にいまして、

Acts 17:5

 5ところが、ユダヤ人たちは、それをねたんで、町をぶらついているならず者らを集めて暴動を起し、町を騒がせた。それからヤソンの家を襲い、ふたりを民衆の前にひっぱり出そうと、しきりに捜した。

Romans 1:29

 29すなわち、彼らは、あらゆる不義と悪と貪欲と悪意とにあふれ、ねたみと殺意と争いと詐欺と悪念とに満ち、また、ざん言する者、

James 3:14-16

 14しかし、もしあなたがたの心の中に、苦々しいねたみや党派心をいだいているのなら、誇り高ぶってはならない。また、真理にそむいて偽ってはならない。  15そのような知恵は、上から下ってきたものではなくて、地につくもの、肉に属するもの、悪魔 的なものである。  16ねたみと党派心とのあるところには、混乱とあらゆる忌むべき行為とがある。

James 4:5-6

 5それとも、「神は、わたしたちの内に住まわせた霊を、ねたむほどに愛しておられる」と聖書に書いてあるのは、むなしい言葉だと思うのか。  6しかし神は、いや増しに恵みを賜う。であるから、「神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜う」とある。

1 John 3:12

 12カインのようになってはいけない。彼は悪しき者から出て、その兄弟を殺したのである。なぜ兄弟を殺したのか。彼のわざが悪く、その兄弟のわざは正しかったからである。

 

*「ねたみの前には、」

Proverbs 6:34

34ねたみは、その夫を激しく怒らせるゆえ、恨みを報いるとき、容赦することはない。

Song of Solomon 8:6

 6わたしをあなたの心に置いて印のようにし、あなたの腕に置いて印のようにしてください。愛は死のように強く、ねたみは墓のように残酷だからです。そのきらめきは火のきらめき、最もはげしい炎です。

 

 

●箴言27:5 あからさまに戒めるのは、ひそかに愛するのにまさる。

 

*「節全体」

Leviticus 19:17

17あなたは心に兄弟を憎んではならない。あなたの隣人をねんごろにいさめて、彼のゆえに罪を身に負ってはならない。

Proverbs 28:23

 23人を戒める者は舌をもってへつらう者よりも、大いなる感謝をうける。

Matthew 18:15

 15もしあなたの兄弟が罪を犯すなら、行って、彼とふたりだけの所で忠告しなさい。もし聞いてくれたら、あなたの兄弟を得たことになる。

Galatians 2:14

 14彼らが福音の真理に従ってまっすぐに歩いていないのを見て、わたしは衆人の面前でケパに言った、「あなたは、ユダヤ人であるのに、自分 自身はユダヤ人のように生活しないで、異邦人のように生活していながら、どうして異邦人にユダヤ人のようになることをしいるのか」。

1 Timothy 5:20

 20罪を犯した者に対しては、ほかの人々も恐れをいだくに至るために、すべての人の前でその罪をとがむべきである。

 

 

●箴言27:6 愛する者が傷つけるのは、まことからであり、あだの口づけするのは偽りからである。

 

*「愛する者が傷つけるのは、まことからであり、」

2 Samuel 12:7-15

7ナタンはダビデに言った、「あなたがその人です。イスラエルの神、主はこう仰せられる、『わたしはあなたに油を注いでイスラエルの王とし、あなたをサウルの手から救いだし、  8あなたに主人の家を与え、主人の妻たちをあなたのふところに与え、またイスラエルとユダの家をあなたに与えた。もし少なかったならば、わたしはもっと多くのものをあなたに増し加えたであろう。  9どうしてあなたは主の言葉を軽んじ、その目の前に悪事をおこなったのですか。あなたはつるぎをもってヘテびとウリヤを殺し、その妻をとって自分の妻とした。すなわちアンモンの人々のつるぎをもって彼を殺した。  10あなたがわたしを軽んじてヘテびとウリヤの妻をとり、自分の妻としたので、つるぎはいつまでもあなたの家を離れないであろう』。  11主はこう仰せられる、『見よ、わたしはあなたの家からあなたの上に災を起すであろう。わたしはあなたの目の前であなたの妻たちを取って、隣びとに与えるであろう。その人はこの太陽の前で妻たちと一緒に寝るであろう。  12あなたはひそかにそれをしたが、わたしは全イスラエルの前と、太陽の前にこの事をするのである』」。  13ダビデはナタンに言った、「わたしは主に罪をおかしました」。ナタンはダビデに言った、「主もまたあなたの罪を除かれました。あなたは死ぬことはないでしょう。  14しかしあなたはこの行いによって大いに主を侮ったので、あなたに生れる子供はかならず死ぬでしょう」。  15こうしてナタンは家に帰った。さて主は、ウリヤの妻がダビデに産んだ子を撃たれたので、病気になった。

Job 5:17-18

 17見よ、神に戒められる人はさいわいだ。それゆえ全能者の懲しめを軽んじてはならない。  18彼は傷つけ、また包み、撃ち、またその手をもっていやされる。

Psalms 141:5

 5正しい者にいつくしみをもってわたしを打たせ、わたしを責めさせてください。しかし悪しき者の油をわがこうべにそそがせないでください。わが祈は絶えず彼らの悪しきわざに敵しているからです。

Hebrews 12:10

 10肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが、たましいの父は、わたしたちの益のため、そのきよさにあずからせるために、そうされるのである。

Revelation of John 3:19

 19すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい。

 

*「あだの口づけするのは偽りからである。」

2 Samuel 20:9-10

9ヨアブはアマサに、「兄弟よ、あなたは安らかですか」と言って、ヨアブは右の手をもってアマサのひげを捕えて彼に口づけしようとしたが、  10アマサはヨアブの手につるぎがあることに気づかなかったので、ヨアブはそれをもってアマサの腹部を刺して、そのはらわたを地に流し出し、重ねて撃つこともなく彼を殺した。こうしてヨアブとその兄弟アビシャイはビクリの子シバのあとを追った。

Proverbs 10:18

 18憎しみを隠す者には偽りのくちびるがあり、そしりを口に出す者は愚かな者である。

Proverbs 26:23-26

 23くちびるはなめらかであっても、心の悪いのは上ぐすりをかけた土の器のようだ。  24憎む者はくちびるをもって自ら飾るけれども、心のうちには偽りをいだく。  25彼が声をやわらげて語っても、信じてはならない。その心に七つの憎むべきものがあるからだ。  26たとい偽りをもってその憎しみをかくしても、彼の悪は会衆の中に現れる。

Matthew 26:48-50

48 イエスを裏切った者が、あらかじめ彼らに、「わたしの接吻する者が、その人だ。その人をつかまえろ」と合図をしておいた。

49 彼はすぐイエスに近寄り、「先生、いかがですか」と言って、イエスに接吻した。

50 しかし、イエスは彼に言われた、「友よ、なんのためにきたのか」。このとき、人々は進み寄って、イエスに手をかけてつかまえた。

 

●箴言27:7 飽いている者は蜂蜜をも踏みつける、しかし飢えた者には苦い物でさえ、みな甘い。

 

*「飽いている者は蜂蜜をも踏みつける、しかし飢えた者には苦い物でさえ、みな甘い。」

Numbers 11:4-9

4また彼らのうちにいた多くの寄り集まりびとは欲心を起し、イスラエルの人々もまた再び泣いて言った、「ああ、肉が食べたい。  5われわれは思い起すが、エジプトでは、ただで、魚を食べた。きゅうりも、すいかも、にらも、たまねぎも、そして、にんにくも。  6しかし、いま、われわれの精根は尽きた。われわれの目の前には、このマナのほか何もない」。  7マナは、こえんどろの実のようで、色はブドラクの色のようであった。  8民は歩きまわって、これを集め、ひきうすでひき、または、うすでつき、かまで煮て、これをもちとした。その味は油 菓子の味のようであった。  9夜、宿営の露がおりるとき、マナはそれと共に降った。

Numbers 11:18-20

 18あなたはまた民に言いなさい、『あなたがたは身を清めて、あすを待ちなさい。あなたがたは肉を食べることができるであろう。あなたがたが泣いて主の耳に、わたしたちは肉が食べたい。エジプトにいた時は良かったと言ったからである。それゆえ、主はあなたがたに肉を与えて食べさせられるであろう。  19あなたがたがそれを食べるのは、一日や二日や五日や十日や二十日ではなく、  20一か月に及び、ついにあなたがたの鼻から出るようになり、あなたがたは、それに飽き果てるであろう。それはあなたがたのうちにおられる主を軽んじて、その前に泣き、なぜ、わたしたちはエジプトから出てきたのだろうと言ったからである』」。

Numbers 21:5

 5民は神とモーセとにむかい、つぶやいて言った、「あなたがたはなぜわたしたちをエジプトから導き上って、荒野で死なせようとするのですか。ここには食物もなく、水もありません。わたしたちはこの粗悪な食物はいやになりました」。

 

*「踏みつける」

Job 6:7

7わたしの食欲はこれに触れることを拒む。これは、わたしのきらう食物のようだ。

Luke 15:16-17

 16彼は、豚の食べるいなご豆で腹を満たしたいと思うほどであったが、何もくれる人はなかった。  17そこで彼は本心に立ちかえって言った、『父のところには食物のあり余っている雇人が大ぜいいるのに、わたしはここで飢えて死のうとしている。

John 6:9

 9「ここに、大麦のパン五つと、さかな二ひきとを持っている子供がいます。しかし、こんなに大ぜいの人では、それが何になりましょう」。

 

 

●箴言27:8 その家を離れてさまよう人は、巣を離れてさまよう鳥のようだ。

 

*「・・・巣を離れてさまよう鳥のようだ。」

Job 39:14-16

14これはその卵を土の中に捨て置き、これを砂のなかで暖め、  15足でつぶされることも、野の獣に踏まれることも忘れている。  16これはその子に無情であって、あたかも自分の子でないようにし、その苦労のむなしくなるをも恐れない。

Isaiah 16:2

 2モアブの娘らはアルノンの渡しで、さまよう鳥のように、巣を追われたひなのようである。

 

*「その家を離れてさまよう人は、」

Genesis 4:16

16カインは主の前を去って、エデンの東、ノドの地に住んだ。

Genesis 16:6-8

 6アブラムはサライに言った、「あなたのつかえめはあなたの手のうちにある。あなたの好きなように彼女にしなさい」。そしてサライが彼女を苦しめたので、彼女はサライの顔を避けて逃げた。  7主の使は荒野にある泉のほとり、すなわちシュルの道にある泉のほとりで、彼女に会い、  8そして言った、「サライのつかえめハガルよ、あなたはどこからきたのですか、またどこへ行くのですか」。彼女は言った、「わたしは女 主人サライの顔を避けて逃げているのです」。

1 Samuel 22:5

 5さて、預言者ガドはダビデに言った、「要害にとどまっていないで、去ってユダの地へ行きなさい」。そこでダビデは去って、ハレテの森へ行った。

1 Samuel 271-12

 長文故表示省略

 1 Kings 19:9

 9その所で彼はほら穴にはいって、そこに宿ったが、主の言葉が彼に臨んで、彼に言われた、「エリヤよ、あなたはここで何をしているのか」。

Nehemiah 6:11-13

 11わたしは言った、「わたしのような者がどうして逃げられよう。わたしのような者でだれが神殿にはいって命を全うすることができよう。わたしははいらない」。  12わたしは悟った。神が彼をつかわされたのではない。彼がわたしにむかってこの預言を伝えたのは、トビヤとサンバラテが彼を買収したためである。  13彼が買収されたのはこの事のためである。すなわちわたしを恐れさせ、わたしにこのようにさせて、罪を犯させ、わたしに悪名をきせて侮辱するためであった。

Proverbs 21:16

 16悟りの道を離れる人は、死人の集会の中におる。 悟りの道を離れる人は、死人の集会の中におる。

Jonah 1:3

3しかしヨナは主の前を離れてタルシシへのがれようと、立ってヨッパに下って行った。ところがちょうど、タルシシへ行く船があったので、船賃を払い、主の前を離れて、人々と共にタルシシへ行こうと船に乗った。

Jonah 1:10-17

 10そこで人々ははなはだしく恐れて、彼に言った、「あなたはなんたる事をしてくれたのか」。人々は彼がさきに彼らに告げた事によって、彼が主の前を離れて、のがれようとしていた事を知っていたからである。  11人々は彼に言った、「われわれのために海が静まるには、あなたをどうしたらよかろうか」。それは海がますます荒れてきたからである。  12ヨナは彼らに言った、「わたしを取って海に投げ入れなさい。そうしたら海は、あなたがたのために静まるでしょう。わたしにはよくわかっています。この激しい暴風があなたがたに臨んだのは、わたしのせいです」。  13しかし人々は船を陸にこぎもどそうとつとめたが、成功しなかった。それは海が彼らに逆らって、いよいよ荒れたからである。  14そこで人々は主に呼ばわって言った、「主よ、どうぞ、この人の生命のために、われわれを滅ぼさないでください。また罪なき血を、われわれに帰しないでください。主よ、これはみ心に従って、なされた事だからです」。  15そして彼らはヨナを取って海に投げ入れた。すると海の荒れるのがやんだ。  16そこで人々は大いに主を恐れ、犠牲を主にささげて、誓願を立てた。  17主は大いなる魚を備えて、ヨナをのませられた。ヨナは三日三夜その魚の腹の中にいた。

1 Corinthians 7:20

 20各自は、召されたままの状態にとどまっているべきである。

Jude 13

 13自分の恥をあわにして出す海の荒波、さまよう星である。彼らには、まっくらなやみが永久に用意されている。

 

 

●箴言27:9 油と香とは人の心を喜ばせる、しかし魂は悩みによって裂かれる。

 

*「油と香とは人の心を喜ばせる、」

Judges 9:9

9しかしオリブの木は彼らに言った、『わたしはどうして神と人とをあがめるために用いられるわたしの油を捨てて行って、もろもろの木を治めることができましょう』。

Psalms 45:7-8

 7あなたは義を愛し、悪を憎む。このゆえに神、あなたの神は喜びの油をあなたのともがらにまさって、あなたに注がれた。  8あなたの衣はみな没薬、芦薈、肉桂で、よいかおりを放っている。琴の音は象牙の殿から出て、あなたを喜ばせる。

Psalms 104:15

 15すなわち人の心を喜ばすぶどう酒、その顔をつややかにする油、人の心を強くするパンなどである。

Psalms 133:2

2 それはこうべに注がれた尊い油がひげに流れ、アロンのひげに流れ、その衣のえりにまで流れくだるようだ。

Proverbs 7:17

 17没薬、ろかい、桂皮をもってわたしの床をにおわせました。

Song of Solomon 1:3

 3あなたのにおい油はかんばしく、あなたの名は注がれたにおい油のようです。それゆえ、おとめたちはあなたを愛するのです。

Song of Solomon 3:6

 6没薬、乳香など、商人のもろもろの香料をもって、かおりを放ち、煙の柱のように、荒野から上って来るものは何か。

Song of Solomon 4:10

 10わが妹、わが花嫁よ、あなたの愛は、なんと麗しいことであろう。あなたの愛はぶどう酒よりも、あなたの香油のかおりはすべての香料よりも、いかにすぐれていることであろう。

John 12:3

 3その時、マリヤは高価で純粋なナルドの香油一斤を持ってきて、イエスの足にぬり、自分の髪の毛でそれをふいた。すると、香油のかおりが家にいっぱいになった。

2 Corinthians 2:15-16

15わたしたちは、救われる者にとっても滅びる者にとっても、神に対するキリストのかおりである。  16後者にとっては、死から死に至らせるかおりであり、前者にとっては、いのちからいのちに至らせるかおりである。いったい、このような任務に、だれが耐え得ようか。

 

*「しかし魂は悩みによって裂かれる。」

Exodus 18:17-24

17モーセのしゅうとは彼に言った、「あなたのしていることは良くない。  18あなたも、あなたと一緒にいるこの民も、必ず疲れ果てるであろう。このことはあなたに重 過ぎるから、ひとりですることができない。  19今わたしの言うことを聞きなさい。わたしはあなたに助言する。どうか神があなたと共にいますように。あなたは民のために神の前にいて、事件を神に述べなさい。  20あなたは彼らに定めと判決を教え、彼らの歩むべき道と、なすべき事を彼らに知らせなさい。  21また、すべての民のうちから、有能な人で、神を恐れ、誠実で不義の利を憎む人を選び、それを民の上に立てて、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長としなさい。  22平素は彼らに民をさばかせ、大事件はすべてあなたの所に持ってこさせ、小 事件はすべて彼らにさばかせなさい。こうしてあなたを身軽にし、あなたと共に彼らに、荷を負わせなさい。  23あなたが、もしこの事を行い、神もまたあなたに命じられるならば、あなたは耐えることができ、この民もまた、みな安んじてその所に帰ることができよう」。  24モーセはしゅうとの言葉に従い、すべて言われたようにした。

1 Samuel 23:16-17

 16サウルの子ヨナタンは立って、ホレシにいるダビデのもとに行き、神によって彼を力づけた。  17そしてヨナタンは彼に言った、「恐れるにはおよびません。父サウルの手はあなたに届かないでしょう。あなたはイスラエルの王となり、わたしはあなたの次となるでしょう。このことは父サウルも知っています」。

Ezra 10:2-4

 2時にエラムの子孫のうちのエヒエルの子シカニヤが、エズラに告げて言った、「われわれは神にむかって罪を犯し、この地の民から異邦の女をめとりました。しかし、このことについてはイスラエルに、今なお望みがあります。  3それでわれわれはわが主の教と、われわれの神の命令におののく人々の教とに従って、これらの妻ならびにその子 供たちを、ことごとく追い出すという契約を、われわれの神に立てましょう。そして律法に従ってこれを行いましょう。  4立ちあがってください、この事はあなたの仕事です。われわれはあなたを助けます。心を強くしてこれを行いなさい」。

Proverbs 15:23

 23人は口から出る好ましい答によって喜びを得る、時にかなった言葉は、いかにも良いものだ。

Proverbs 16:21

 21心に知恵ある者はさとき者ととなえられる、くちびるが甘ければ、その教に人を説きつける力を増す。

Proverbs 16:23-24

 23知恵ある者の心はその言うところを賢くし、またそのくちびるに人を説きつける力を増す。  24ここちよい言葉は蜂蜜のように、魂に甘く、からだを健やかにする。

Acts 28:15

15ところが、兄弟たちは、わたしたちのことを聞いて、アピオ・ポロおよびトレス・タベルネまで出迎えてくれた。パウロは彼らに会って、神に感謝し勇み立った。

 

 

●箴言27:10 あなたの友、あなたの父の友を捨てるな、あなたが悩みにあう日には兄弟の家に行くな、近い隣り人は遠くにいる兄弟にまさる。

 

*「あなたの友、あなたの父の友を捨てるな、」

2 Samuel 19:24

24サウルの子メピボセテは下ってきて王を迎えた。彼は王が去った日から安らかに帰る日まで、その足を飾らず、そのひげを整えず、またその着物を洗わなかった。

2 Samuel 19:28

 28わたしの父の全家はわが主、王の前にはみな死んだ人にすぎないのに、あなたはしもべを、あなたの食卓で食事をする人々のうちに置かれました。わたしになんの権利があって、重ねて王に訴えることができましょう」。

2 Samuel 21:7

 7しかし王はサウルの子ヨナタンの子であるメピボセテを惜しんだ。彼らの間、すなわちダビデとサウルの子ヨナタンとの間に、主をさして立てた誓いがあったからである。

1 Kings 12:6-8

 6レハベアム王は父ソロモンの存命 中ソロモンに仕えた老人たちに相談して言った、「この民にどう返答すればよいと思いますか」。  7彼らはレハベアムに言った、「もし、あなたが、きょう、この民のしもべとなって彼らに仕え、彼らに答えるとき、ねんごろに語られるならば、彼らは永久にあなたのしもべとなるでしょう」。  8しかし彼は老人たちが与えた勧めを捨てて、自分と一緒に大きくなって自分に仕えている若者たちに相談して、

2 Chronicles 24:22

 22このようにヨアシ王はゼカリヤの父エホヤダが自分に施した恵みを思わず、その子を殺した。ゼカリヤは死ぬ時、「どうぞ主がこれをみそなわして罰せられるように」と言った。

Isaiah 41:8-10

 8しかし、わがしもべイスラエルよ、わたしの選んだヤコブ、わが友アブラハムの子孫よ、  9わたしは地の果から、あなたを連れてき、地のすみずみから、あなたを召して、あなたに言った、「あなたは、わたしのしもべ、わたしは、あなたを選んで捨てなかった」と。  10恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。

Jeremiah 2:5

 5主はこう言われる、「あなたがたの先祖は、わたしになんの悪い事があるのを見て、わたしから遠ざかり、むなしいものに従って、むなしくなったのか。

 

*「あなたが悩みにあう日には兄弟の家に行くな、」

Job 6:21-23

21あなたがたは今わたしにはこのような者となった。あなたがたはわたしの災難を見て恐れた。  22わたしは言ったことがあるか、『わたしに与えよ』と、あるいは『あなたがたの財産のうちからわたしのために、まいないを贈れ』と、  23あるいは『あだの手からわたしを救い出せ』と、あるいは『しえたげる者の手からわたしをあがなえ』と。

Proverbs 19:7

 7貧しい者はその兄弟すらもみなこれを憎む、ましてその友はこれに遠ざからないであろうか。言葉をかけてこれを呼んでも、去って帰らないのである。

Obadiah 12-14

 12しかしあなたは自分の兄弟の日、すなわちその災の日をながめていてはならなかった。あなたはユダの人々の滅びの日に、これを喜んではならず、その悩みの日に誇ってはならなかった。  13あなたはわが民の災の日に、その門にはいってはならず、その災の日にその苦しみをながめてはならなかった。またその災の日に、その財宝に手をかけてはならなかった。  14あなたは分れ道に立って、そののがれる者を切ってはならなかった。あなたは悩みの日にその残った者を敵にわたしてはならなかった。

 

*「近い隣り人は遠くにいる兄弟にまさる。」

Proverbs 17:17

17友はいずれの時にも愛する、兄弟はなやみの時のために生れる。

Proverbs 18:24

 24世には友らしい見せかけの友がある、しかし兄弟よりもたのもしい友もある。

Luke 10:30-37

 30イエスが答えて言われた、「ある人がエルサレムからエリコに下って行く途中、強盗どもが彼を襲い、その着物をはぎ取り、傷を負わせ、半殺しにしたまま、逃げ去った。  31するとたまたま、ひとりの祭司がその道を下ってきたが、この人を見ると、向こう側を通って行った。  32同様に、レビ人もこの場所にさしかかってきたが、彼を見ると向こう側を通って行った。  33ところが、あるサマリヤ人が旅をしてこの人のところを通りかかり、彼を見て気の毒に思い、  34近寄ってきてその傷にオリブ油とぶどう酒とを注いでほうたいをしてやり、自分の家畜に乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。  35翌日、デナリ二つを取り出して宿屋の主人に手渡し、『この人を見てやってください。費用がよけいにかかったら、帰りがけに、わたしが支払います』と言った。  36この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」。  37彼が言った、「その人に慈悲 深い行いをした人です」。そこでイエスは言われた、「あなたも行って同じようにしなさい」。

Acts 23:12

 12夜が明けると、ユダヤ人らは申し合わせをして、パウロを殺すまでは飲食をいっさい断つと、誓い合った。

Acts 23:23-35

 長文故表示省略

 

 

●箴言27:11 わが子よ、知恵を得て、わたしの心を喜ばせよ、そうすればわたしをそしる者に答えることができる。

 

*「わが子よ、知恵を得て、わたしの心を喜ばせよ、」

Proverbs 10:1

1ソロモンの箴言。知恵ある子は父を喜ばせ、愚かな子は母の悲しみとなる。

Proverbs 15:20

 20知恵ある子は父を喜ばせる、愚かな人はその母を軽んじる。

Proverbs 23:15-16

 15わが子よ、もしあなたの心が賢くあれば、わたしの心もまた喜び、  16もしあなたのくちびるが正しい事を言うならば、わたしの心も喜ぶ。

Proverbs 23:24-25

 24正しい人の父は大いによろこび、知恵ある子を生む者は子のために楽しむ。  25あなたの父母を楽しませ、あなたを産んだ母を喜ばせよ。

Ecclesiastes 2:18-21

 18わたしは日の下で労したすべての労苦を憎んだ。わたしの後に来る人にこれを残さなければならないからである。  19そして、その人が知者であるか、または愚者であるかは、だれが知り得よう。そうであるのに、その人が、日の下でわたしが労し、かつ知恵を働かしてなしたすべての労苦をつかさどることになるのだ。これもまた空である。  20それでわたしはふり返ってみて、日の下でわたしが労したすべての労苦について、望みを失った。  21今ここに人があって、知恵と知識と才能をもって労しても、これがために労しない人に、すべてを残して、その所有とさせなければならないのだ。これもまた空であって、大いに悪い。

Philemon 7

 7兄弟よ。わたしは、あなたの愛によって多くの喜びと慰めとを与えられた。聖徒たちの心が、あなたによって力づけられたからである。

Philemon 19-20

 19このパウロが手ずからしるす、わたしがそれを返済する。この際、あなたが、あなた自身をわたしに負うていることについては、何も言うまい。  20兄弟よ。わたしはあなたから、主にあって何か益を得たいものである。わたしの心を、主にあって力づけてもらいたい。

2 John 4

 4あなたの子供たちのうちで、わたしたちが父から受けた戒めどおりに、真理のうちを歩いている者があるのを見て、わたしは非常に喜んでいる。

 

*「そうすればわたしをそしる者に答えることができる。」

Psalms 119:42

42そうすれば、わたしをそしる者に、答えることができます。わたしはあなたのみ言葉に信頼するからです。

Psalms 127:4-5

 4壮年の時の子供は勇士の手にある矢のようだ。  5矢の満ちた矢筒を持つ人はさいわいである。彼は門で敵と物言うとき恥じることはない。

 

 

●箴言27:12 賢い者は災を見て自ら避け、思慮のない者は進んでいって、罰をうける。

 

*「節全体」

Exodus 9:20-21

20パロの家来のうち、主の言葉をおそれる者は、そのしもべと家畜を家にのがれさせたが、  21主の言葉を意にとめないものは、そのしもべと家畜を野に残しておいた。

Psalms 57:1-3

聖歌 隊の指揮者によって、「滅ぼすな」というしらべにあわせてうたわせたダビデのミクタムの歌。これはダビデが洞にはいってサウルの手をのがれたときによんだもの

 1 神よ、わたしをあわれんでください。わたしをあわれんでください。わたしの魂はあなたに寄り頼みます。滅びのあらしの過ぎ去るまではあなたの翼の陰をわたしの避け所とします。  2わたしはいと高き神に呼ばわります。わたしのためにすべての事をなしとげられる神に呼ばわります。  3神は天から送ってわたしを救い、わたしを踏みつける者をはずかしめられます。[セラすなわち神はそのいつくしみとまこととを送られるのです。

Proverbs 18:10

 10主の名は堅固なやぐらのようだ、正しい者はその中に走りこんで救を得る。

Proverbs 22:3

 3賢い者は災を見て自ら避け、思慮のない者は進んでいって、罰をうける。

Isaiah 26:20-21

 20さあ、わが民よ、あなたのへやにはいり、あなたのうしろの戸を閉じて、憤りの過ぎ去るまで、しばらく隠れよ。  21見よ、主はそのおられる所を出て、地に住む者の不義を罰せられる。地はその上に流された血をあらわして、殺された者を、もはやおおうことがない。

Matthew 3:7

 7ヨハネは、パリサイ人やサドカイ人が大ぜいバプテスマを受けようとしてきたのを見て、彼らに言った、「まむしの子らよ、迫ってきている神の怒りから、おまえたちはのがれられると、だれが教えたのか。

Hebrews 6:18

 18それは、偽ることのあり得ない神に立てられた二つの不変の事がらによって、前におかれている望みを捕えようとして世をのがれてきたわたしたちが、力強い励ましを受けるためである。

Hebrews 11:7

7信仰によって、ノアはまだ見ていない事がらについて御 告げを受け、恐れかしこみつつ、その家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世の罪をさばき、そして、信仰による義を受け継ぐ者となった。

2 Peter 3:7

 7しかし、今の天と地とは、同じ御言によって保存され、不 信仰な人々がさばかれ、滅ぼさるべき日に火で焼かれる時まで、そのまま保たれているのである。

2 Peter 3:10-14

 10しかし、主の日は盗人のように襲って来る。その日には、天は大音響をたてて消え去り、天体は焼けてくずれ、地とその上に造り出されたものも、みな焼きつくされるであろう。  11このように、これらはみなくずれ落ちていくものであるから、神の日の到来を熱心に待ち望んでいるあなたがたは、  12極力、きよく信心 深い行いをしていなければならない。その日には、天は燃えくずれ、天体は焼けうせてしまう。  13しかし、わたしたちは、神の約束に従って、義の住む新しい天と新しい地とを待ち望んでいる。  14愛する者たちよ。それだから、この日を待っているあなたがたは、しみもなくきずもなく、安らかな心で、神のみまえに出られるように励みなさい。

 

 

●箴言27:13 人のために保証する者からは、まずその着物をとれ、他人のために保証をする者をば抵当に取れ。

 

*「節全体」

Exodus 22:26

26もし隣人の上着を質に取るならば、日の入るまでにそれを返さなければならない。

Proverbs 6:1-4

 1わが子よ、あなたがもし隣り人のために保証人となり、他人のために手をうって誓ったならば、  2もしあなたのくちびるの言葉によって、わなにかかり、あなたの口の言葉によって捕えられたならば、  3わが子よ、その時はこうして、おのれを救え、あなたは隣り人の手に陥ったのだから。急いで行って、隣り人にひたすら求めよ。  4あなたの目を眠らせず、あなたのまぶたを、まどろませず、

Proverbs 20:16

 16人のために保証する者からは、まずその着物を取れ、他人のために保証する者をば抵当に取れ。 人のために保証する者からは、まずその着物を取れ、他人のために保証する者をば抵当に取れ。

Proverbs 22:26-27

 26あなたは人と手を打つ者となってはならない、人の負債の保証をしてはならない。  27あなたが償うものがないとき、あなたの寝ている寝床までも、人が奪い取ってよかろうか。

 

 

●箴言27:14 朝はやく起きて大声にその隣り人を祝すれば、かえってのろいと見なされよう。

 

*「節全体」

2 Samuel 15:2-7

2アブサロムは早く起きて門の道のかたわらに立つのを常とした。人が訴えがあって王に裁判を求めに来ると、アブサロムはその人を呼んで言った、「あなたはどの町の者ですか」。その人が「しもべはイスラエルのこれこれの部族のものです」と言うと、  3アブサロムはその人に言った、「見よ、あなたの要求は良く、また正しい。しかしあなたのことを聞くべき人は王がまだ立てていない」。  4アブサロムはまた言った、「ああ、わたしがこの地のさばきびとであったならばよいのに。そうすれば訴え、または申 立てのあるものは、皆わたしの所にきて、わたしはこれに公平なさばきを行うことができるのだが」。  5そして人が彼に敬礼しようとして近づくと、彼は手を伸べ、その人を抱きかかえて口づけした。  6アブサロムは王にさばきを求めて来るすべてのイスラエルびとにこのようにした。こうしてアブサロムはイスラエルの人々の心を自分のものとした。  7そして四年の終りに、アブサロムは王に言った、「どうぞわたしを行かせ、ヘブロンで、かつて主に立てた誓いを果させてください。

2 Samuel 16:16-19

 16ダビデの友であるアルキびとホシャイがアブサロムのもとにきた時、ホシャイはアブサロムに「王 万歳、王 万歳」と言った。  17アブサロムはホシャイに言った、「これはあなたがその友に示す真実なのか。あなたはどうしてあなたの友と一緒に行かなかったのか」。  18ホシャイはアブサロムに言った、「いいえ、主とこの民とイスラエルのすべての人々が選んだ者にわたしは属し、かつその人と一緒におります。  19かつまたわたしはだれに仕えるべきですか。その子の前に仕えるべきではありませんか。あなたの父の前に仕えたように、わたしはあなたの前に仕えます」。

2 Samuel 17:7-13

 7ホシャイはアブサロムに言った、「このたびアヒトペルが授けた計りごとは良くありません」。  8ホシャイはまた言った、「ごぞんじのように、あなたの父とその従者たちとは勇士です。その上 彼らは、野で子を奪われた熊のように、ひどく怒っています。また、あなたの父はいくさびとですから、民と共に宿らないでしょう。  9彼は今でも穴の中か、どこかほかの所にかくれています。もし民のうちの幾 人かが手始めに倒れるならば、それを聞く者はだれでも、『アブサロムに従う民のうちに戦死者があった』と言うでしょう。  10そうすれば、ししの心のような心のある勇ましい人であっても、恐れて消え去ってしまうでしょう。それはイスラエルのすべての人が、あなたの父の勇士であること、また彼と共にいる者が、勇ましい人々であることを知っているからです。  11ところでわたしの計りごとは、イスラエルをダンからベエルシバまで、海べの砂のように多くあなたのもとに集めて、あなたみずから戦いに臨むことです。  12こうしてわれわれは彼の見つかる場所で彼を襲い、つゆが地におりるように彼の上に下る。そして彼および彼と共にいるすべての人をひとりも残さないでしょう。  13もし彼がいずれかの町に退くならば、全イスラエルはその町になわをかけ、われわれはそれを谷に引き倒して、そこに一つの小石も見られないようにするでしょう」。

1 Kings 22:6

 6そこでイスラエルの王は預言者四百人ばかりを集めて、彼らに言った、「わたしはラモテ・ギレアデに戦いに行くべきでしょうか、あるいは控えるべきでしょうか」。彼らは言った、「上っていきなさい。主はそれを王の手にわたされるでしょう」。

1 Kings 22:13

 13さてミカヤを呼びにいった使者は彼に言った、「預言者たちは一致して王に良い事を言いました。どうぞ、あなたも、彼らのひとりの言葉のようにして、良い事を言ってください」。

Jeremiah 28:2-4

 2「万軍の主、イスラエルの神はこう仰せられる、わたしはバビロンの王のくびきを砕いた。  3二年の内に、バビロンの王ネブカデネザルが、この所から取ってバビロンに携えて行った主の宮の器を、皆この所に帰らせる。  4わたしはまたユダの王エホヤキムの子エコニヤと、バビロンに行ったユダのすべての捕われ人をこの所に帰らせる。それは、わたしがバビロンの王のくびきを、砕くからであると主は言われる」。

Acts 12:22-23

22集まった人々は、「これは神の声だ、人間の声ではない」と叫びつづけた。  23するとたちまち、主の使が彼を打った。神に栄光を帰することをしなかったからである。彼は虫にかまれて息が絶えてしまった。

 

 

●箴言27:15 雨の降る日に雨漏りの絶えないのと、争い好きな女とは同じだ。

 

*「節全体」

Job 14:19

19水は石をうがち、大水は地のちりを洗い去る。このようにあなたは人の望みを断たれる。

Proverbs 19:13

 13愚かな子はその父の災である、妻の争うのは、雨漏りの絶えないのとひとしい。

Proverbs 21:9

 9争いを好む女と一緒に家におるよりは屋根のすみにおるほうがよい。 争いを好む女と一緒に家におるよりは屋根のすみにおるほうがよい。

Proverbs 21:19

 19争い怒る女と共におるよりは、荒野に住むほうがましだ。 争い怒る女と共におるよりは、荒野に住むほうがましだ。

Proverbs 25:24

 24争いを好む女と一緒に家におるよりは、屋根のすみにおるほうがよい。

 

 

●箴言27:16 この女を制するのは風を制するのとおなじく、右の手に油をつかむのとおなじだ。

 

*「節全体」

John 12:3

3その時、マリヤは高価で純粋なナルドの香油一斤を持ってきて、イエスの足にぬり、自分の髪の毛でそれをふいた。すると、香油のかおりが家にいっぱいになった。

 

 

●箴言27:17 鉄は鉄をとぐ、そのように人はその友の顔をとぐ。

 

*「鉄は鉄をとぐ、」

1 Samuel 13:20-21

20ただしイスラエルの人は皆、そのすきざき、くわ、おの、かまに刃をつけるときは、ペリシテびとの所へ下って行った。  21すきざきと、くわのための料金は一ピムであり、おのに刃をつけるのと、とげのあるむちを直すのは三分の一シケルであった。

 

*「そのように人はその友の顔をとぐ。」

Joshua 1:18

18だれであっても、あなたの命令にそむき、あなたの命じられる言葉に聞き従わないものがあれば、生かしてはおきません。ただ、強く、また雄々しくあってください」。

Joshua 2:24

 24そしてヨシュアに言った、「ほんとうに主はこの国をことごとくわれわれの手にお与えになりました。この国の住民はみなわれわれの前に震えおののいています」。

1 Samuel 11:9-10

 9そして人々は、きた使者たちに言った、「ヤベシ・ギレアデの人にこう言いなさい、『あす、日の暑くなるころ、あなたがたは救を得るであろう』と」。使者が帰って、ヤベシの人々に告げたので、彼らは喜んだ。  10そこでヤベシの人々は言った、「あす、われわれは降伏します。なんでも、あなたがたが良いと思うことを、われわれにしてください」。

1 Samuel 23:16

 16サウルの子ヨナタンは立って、ホレシにいるダビデのもとに行き、神によって彼を力づけた。

2 Samuel 10:11-12

 11そして言った、「もしスリヤびとがわたしに手ごわいときは、わたしを助けてください。もしアンモンの人々があなたに手ごわいときは、行ってあなたを助けましょう。  12勇ましくしてください。われわれの民のため、われわれの神の町々のため、勇ましくしましょう。どうぞ主が良いと思われることをされるように」。

Job 4:3-4

 3見よ、あなたは多くの人を教えさとし、衰えた手を強くした。  4あなたの言葉はつまずく者をたすけ起し、かよわいひざを強くした。

Proverbs 27:9

 9油と香とは人の心を喜ばせる、しかし魂は悩みによって裂かれる。

Isaiah 35:3-4

3あなたがたは弱った手を強くし、よろめくひざを健やかにせよ。  4心おののく者に言え、「強くあれ、恐れてはならない。見よ、あなたがたの神は報復をもって臨み、神の報いをもってこられる。神は来て、あなたがたを救われる」と。

1 Thessalonians 3:3

 3このような患難の中にあって、動揺する者がひとりもないように励ますためであった。あなたがたの知っているとおり、わたしたちは患難に会うように定められているのである。

2 Timothy 1:8

 8だから、あなたは、わたしたちの主のあかしをすることや、わたしが主の囚人であることを、決して恥ずかしく思ってはならない。むしろ、神の力にささえられて、福音のために、わたしと苦しみを共にしてほしい。

2 Timothy 1:12

 12そのためにまた、わたしはこのような苦しみを受けているが、それを恥としない。なぜなら、わたしは自分の信じてきたかたを知っており、またそのかたは、わたしにゆだねられているものを、かの日に至るまで守って下さることができると、確信しているからである。

2 Timothy 2:3

 3キリスト・イエスの良い兵卒として、わたしと苦しみを共にしてほしい。

2 Timothy 2:9-13

 9この福音のために、わたしは悪者のように苦しめられ、ついに鎖につながれるに至った。しかし、神の言はつながれてはいない。  10それだから、わたしは選ばれた人たちのために、いっさいのことを耐え忍ぶのである。それは、彼らもキリスト・イエスによる救を受け、また、それと共に永遠の栄光を受けるためである。  11次の言葉は確実である。「もしわたしたちが、彼と共に死んだなら、また彼と共に生きるであろう。  12もし耐え忍ぶなら、彼と共に支配者となるであろう。もし彼を否むなら、彼もわたしたちを否むであろう。  13たとい、わたしたちは不 真実であっても、彼は常に真実である。彼は自分を偽ることが、できないのである」。

Hebrews 10:24

 24愛と善行とを励むように互に努め、

James 1:2

 2わたしの兄弟たちよ。あなたがたが、いろいろな試錬に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい。

1 Peter 4:12-13

12愛する者たちよ。あなたがたを試みるために降りかかって来る火のような試錬を、何か思いがけないことが起ったかのように驚きあやしむことなく、  13むしろ、キリストの苦しみにあずかればあずかるほど、喜ぶがよい。それは、キリストの栄光が現れる際に、よろこびにあふれるためである。

 

 

●箴言27:18 いちじくの木を守る者はその実を食べる、主人を尊ぶ者は誉を得る。

 

*「いちじくの木を守る者はその実を食べる、」

Song of Solomon 8:12

12わたしのものであるぶどう園は、わたしの前にある。ソロモンよ、あなたは一千を獲るでしょう、その実を守る者どもは二百を獲るでしょう。

1 Corinthians 9:7

 7いったい、自分で費用を出して軍隊に加わる者があろうか。ぶどう畑を作っていて、その実を食べない者があろうか。また、羊を飼っていて、その乳を飲まない者があろうか。

1 Corinthians 9:13

 13あなたがたは、宮仕えをしている人たちは宮から下がる物を食べ、祭壇に奉仕している人たちは祭壇の供え物の分け前にあずかることを、知らないのか。

 

*「主人を尊ぶ者は」

Genesis 24:2-3

2さてアブラハムは所有のすべてを管理させていた家の年長のしもべに言った、「あなたの手をわたしのももの下に入れなさい。  3わたしはあなたに天地の神、主をさして誓わせる。あなたはわたしが今 一緒に住んでいるカナンびとのうちから、娘をわたしの子の妻にめとってはならない。

Genesis 39:2-5

 2主がヨセフと共におられたので、彼は幸運な者となり、その主人エジプトびとの家におった。  3その主人は主が彼とともにおられることと、主が彼の手のすることをすべて栄えさせられるのを見た。  4そこで、ヨセフは彼の前に恵みを得、そのそば近く仕えた。彼はヨセフに家をつかさどらせ、持ち物をみな彼の手にゆだねた。  5彼がヨセフに家とすべての持ち物をつかさどらせた時から、主はヨセフのゆえにそのエジプトびとの家を恵まれたので、主の恵みは彼の家と畑とにあるすべての持ち物に及んだ。

Genesis 39:22-23

 22獄屋 番は獄屋におるすべての囚人をヨセフの手にゆだねたので、彼はそこでするすべての事をおこなった。  23獄屋 番は彼の手にゆだねた事はいっさい顧みなかった。主がヨセフと共におられたからである。主は彼のなす事を栄えさせられた。

Exodus 24:13

 13そこでモーセは従者ヨシュアと共に立ちあがり、モーセは神の山に登った。

2 Kings 3:11

 11ヨシャパテは言った、「われわれが主に問うことのできる主の預言者はここにいませんか」。イスラエルの王のひとりの家来が答えた、「エリヤの手に水を注いだシャパテの子エリシャがここにいます」。

Proverbs 17:2

 2賢いしもべは身持の悪いむすこを治め、かつ、その兄弟たちの中にあって、資産の分け前を獲る。

Proverbs 22:29

 29あなたはそのわざに巧みな人を見るか、そのような人は王の前に立つが、卑しい人々の前には立たない。

2 Kings 5:2-3

2さきにスリヤびとが略奪 隊を組んで出てきたとき、イスラエルの地からひとりの少女を捕えて行った。彼女はナアマンの妻に仕えたが、  3その女 主人にむかって、「ああ、御 主人がサマリヤにいる預言者と共におられたらよかったでしょうに。彼はそのらい病をいやしたことでしょう」と言ったので、

2 Kings 5:25

 25彼がはいって主人の前に立つと、エリシャは彼に言った、「ゲハジよ、どこへ行ってきたのか」。彼は言った、「しもべはどこへも行きません」。

2 Kings 5:27

 27それゆえ、ナアマンのらい病はあなたに着き、ながくあなたの子孫に及ぶであろう」。彼がエリシャの前を出ていくとき、らい病が発して雪のように白くなっていた。

Mark 10:43

 43しかし、あなたがたの間では、そうであってはならない。かえって、あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、仕える人となり、

Acts 10:7

 7このお告げをした御使が立ち去ったのち、コルネリオは、僕ふたりと、部下の中で信心 深い兵卒ひとりとを呼び、

Colossians 3:22

 22僕たる者よ、何事についても、肉による主人に従いなさい。人にへつらおうとして、目先だけの勤めをするのではなく、真心をこめて主を恐れつつ、従いなさい。

 

*「誉を得る。」

1 Samuel 2:30

30それゆえイスラエルの神、主は仰せられる、『わたしはかつて、「あなたの家とあなたの父の家とは、永久にわたしの前に歩むであろう」と言った』。しかし今、主は仰せられる、『決してそうはしない。わたしを尊ぶ者を、わたしは尊び、わたしを卑しめる者は、軽んぜられるであろう。

Psalms 123:2

 2見よ、しもべがその主人の手に目をそそぎ、はしためがその主婦の手に目をそそぐように、われらはわれらの神、主に目をそそいで、われらをあわれまれるのを待ちます。

Matthew 24:25

 25見よ、あなたがたに前もって言っておく。

Matthew 24:46

 46主人が帰ってきたとき、そのようにつとめているのを見られる僕は、さいわいである。

Matthew 25:21-22

Luke 12:37

 37主人が帰ってきたとき、目を覚しているのを見られる僕たちは、さいわいである。よく言っておく。主人が帯をしめて僕たちを食卓につかせ、進み寄って給仕をしてくれるであろう。

Luke 12:43-44

 43主人が帰ってきたとき、そのようにつとめているのを見られる僕は、さいわいである。  44よく言っておくが、主人はその僕を立てて自分の全 財産を管理させるであろう。

John 12:26

26もしわたしに仕えようとする人があれば、その人はわたしに従って来るがよい。そうすれば、わたしのおる所に、わたしに仕える者もまた、おるであろう。もしわたしに仕えようとする人があれば、その人を父は重んじて下さるであろう。

1 Peter 2:18

 18僕たる者よ。心からのおそれをもって、主人に仕えなさい。善良で寛容な主人だけにでなく、気むずかしい主人にも、そうしなさい。

1 Peter 2:21

 21あなたがたは、実に、そうするようにと召されたのである。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、御足の跡を踏み従うようにと、模範を残されたのである。

 

 

●箴言27:19 水にうつせば顔と顔とが応じるように、人の心はその人をうつす。

 

*「水にうつせば顔と顔とが応じるように、」

James 1:22-25

22そして、御言を行う人になりなさい。おのれを欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけない。  23おおよそ御言を聞くだけで行わない人は、ちょうど、自分の生れつきの顔を鏡に映して見る人のようである。  24彼は自分を映して見てそこから立ち去ると、そのとたんに、自分の姿がどんなであったかを忘れてしまう。  25これに反して、完全な自由の律法を一心に見つめてたゆまない人は、聞いて忘れてしまう人ではなくて、実際に行う人である。こういう人は、その行いによって祝福される。

 

*「人の心はその人をうつす。」

Genesis 6:5

5主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた。

Psalms 33:15

 15主はすべて彼らの心を造り、そのすべてのわざに心をとめられる。

Mark 7:21

 21すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、

 

 

●箴言27:20 陰府と滅びとは飽くことなく、人の目もまた飽くことがない。

 

*「陰府と滅びとは飽くことなく、」

Proverbs 30:15-16

15 蛭にふたりの娘があって、「与えよ、与えよ」という。飽くことを知らないものが三つある、いや、四つあって、皆「もう、たくさんです」と言わない。

16 すなわち陰府、不妊の胎、水にかわく地、「もう、たくさんだ」といわない火がそれである。

Habakuk 2:5

5また、酒は欺くものだ。高ぶる者は定まりがない。彼の欲は陰府のように広い。彼は死のようであって、飽くことなく、万国をおのれに集め、万民をおのれのものとしてつどわせる」。

 

*「人の目もまた飽くことがない。」

Proverbs 23:5

5あなたの目をそれにとめると、それはない、富はたちまち自ら翼を生じて、わしのように天に飛び去るからだ。

Ecclesiastes 1:8

 8すべての事は人をうみ疲れさせる、人はこれを言いつくすことができない。目は見ることに飽きることがなく、耳は聞くことに満足することがない。

Ecclesiastes 2:10-11

 10なんでもわたしの目の好むものは遠慮せず、わたしの心の喜ぶものは拒まなかった。わたしの心がわたしのすべての労苦によって、快楽を得たからである。そしてこれはわたしのすべての労苦によって得た報いであった。  11そこで、わたしはわが手のなしたすべての事、およびそれをなすに要した労苦を顧みたとき、見よ、皆、空であって、風を捕えるようなものであった。日の下には益となるものはないのである。

Ecclesiastes 5:10-11

 10金銭を好む者は金銭をもって満足しない。富を好む者は富を得て満足しない。これもまた空である。  11財産が増せば、これを食う者も増す。その持ち主は目にそれを見るだけで、なんの益があるか。

Ecclesiastes 6:7

 7人の労苦は皆、その口のためである。しかしその食欲は満たされない。

Jeremiah 22:17

 17しかし、あなたは目も心も、不正な利益のためにのみ用い、罪なき者の血を流そうとし、圧制と暴虐を行おうとする」。

1 John 2:16

 16すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、持ち物の誇は、父から出たものではなく、世から出たものである。

 

 

 

●箴言27:21 るつぼによって銀をためし、炉によって金をためす、人はその称賛によってためされる。

 

*「るつぼによって銀をためし、炉によって金をためす、」

Psalms 12:6

6主のことばは清き言葉である。地に設けた炉で練り、七たびきよめた銀のようである。

Psalms 66:10

 10神よ、あなたはわれらを試み、しろがねを練るように、われらを練られた。

Proverbs 17:3

 3銀を試みるものはるつぼ、金を試みるものは炉、人の心を試みるものは主である。

Zechariah 13:9

 9わたしはこの三分の一を火の中に入れ、銀をふき分けるように、これをふき分け、金を精錬するように、これを精錬する。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは『彼らはわが民である』と言い、彼らは『主はわが神である』と言う」。

Malachi 3:3

 3彼は銀をふきわけて清める者のように座して、レビの子孫を清め、金銀のように彼らを清める。そして彼らは義をもって、ささげ物を主にささげる。

1 Peter 1:7

 7こうして、あなたがたの信仰はためされて、火で精錬されても朽ちる外はない金よりもはるかに尊いことが明らかにされ、イエス・キリストの現れるとき、さんびと栄光とほまれとに変るであろう。

1 Peter 4:12

 12愛する者たちよ。あなたがたを試みるために降りかかって来る火のような試錬を、何か思いがけないことが起ったかのように驚きあやしむことなく、

 

*「人はその称賛によってためされる。」

 

 

●箴言27:22 愚かな者をうすに入れ、きねをもって、麦と共にこれをついても、その愚かさは去ることがない。

 

*「節全体」

1 Samuel 18:7-8

7女たちは踊りながら互に歌いかわした、「サウルは千を撃ち殺し、ダビデは万を撃ち殺した」。  8サウルは、ひじょうに怒り、この言葉に気を悪くして言った、「ダビデには万と言い、わたしには千と言う。この上、彼に与えるものは、国のほかないではないか」。

1 Samuel 18:15-16

 15サウルはダビデが大きなてがらを立てるのを見て彼を恐れたが、  16イスラエルとユダのすべての人はダビデを愛した。彼が民の先に立って出入りしたからである。

1 Samuel 18:30

 30さてペリシテびとの君たちが攻めてきたが、ダビデは、彼らが攻めてくるごとに、サウルのどの家来よりも多くのてがらを立てたので、その名はひじょうに尊敬された。

2 Samuel 14:25

 25さて全イスラエルのうちにアブサロムのように、美しさのためほめられた人はなかった。その足の裏から頭の頂まで彼には傷がなかった。

2 Samuel 15:6-12

 6アブサロムは王にさばきを求めて来るすべてのイスラエルびとにこのようにした。こうしてアブサロムはイスラエルの人々の心を自分のものとした。  7そして四年の終りに、アブサロムは王に言った、「どうぞわたしを行かせ、ヘブロンで、かつて主に立てた誓いを果させてください。  8それは、しもべがスリヤのゲシュルにいた時、誓いを立てて、『もし主がほんとうにわたしをエルサレムに連れ帰ってくださるならば、わたしは主に礼拝をささげます』と言ったからです」。  9王が彼に、「安らかに行きなさい」と言ったので、彼は立ってヘブロンへ行った。  10そしてアブサロムは密使をイスラエルのすべての部族のうちにつかわして言った、「ラッパの響きを聞くならば、『アブサロムがヘブロンで王となった』と言いなさい」。  11二百人の招かれた者がエルサレムからアブサロムと共に行った。彼らは何 心なく行き、何事をも知らなかった。  12アブサロムは犠牲をささげている間に人をつかわして、ダビデの議 官ギロびとアヒトペルを、その町ギロから呼び寄せた。徒党は強く、民はしだいにアブサロムに加わった。

 

 

●箴言27:23 あなたの羊の状態をよく知り、あなたの群れに心をとめよ。

 

*「あなたの羊の状態をよく知り、」

Genesis 31:38-40

38わたしはこの二十年、あなたと一緒にいましたが、その間あなたの雌 羊も雌やぎも子を産みそこねたことはなく、またわたしはあなたの群れの雄羊を食べたこともありませんでした。  39また野獣が、かみ裂いたものは、あなたのもとに持ってこないで、自分でそれを償いました。また昼 盗まれたものも、夜 盗まれたものも、あなたはわたしにその償いを求められました。  40わたしのことを言えば、昼は暑さに、夜は寒さに悩まされて、眠ることもできませんでした。

Genesis 33:13

 13ヤコブは彼に言った、「ごぞんじのように、子供たちは、かよわく、また乳を飲ませている羊や牛をわたしが世話をしています。もし一日でも歩かせ過ぎたら群れはみな死んでしまいます。

1 Samuel 17:28

 28上の兄エリアブはダビデが人々と語るのを聞いて、ダビデに向かい怒りを発して言った、「なんのために下ってきたのか。野にいるわずかの羊はだれに託したのか。あなたのわがままと悪い心はわかっている。戦いを見るために下ってきたのだ」。

1 Chronicles 27:29-31

 29シャロンびとシテライはシャロンで飼う牛の群れをつかさどり、アデライの子シャパテはもろもろの谷におる牛の群れをつかさどり、  30イシマエルびとオビルはらくだをつかさどり、メロノテびとエデヤはろばをつかさどり、  31ハガルびとヤジズは羊の群れをつかさどった。彼らは皆ダビデ王の財産のつかさであった。

2 Chronicles 26:10

 10彼はまた荒野にやぐらを建て、また多くの水ためを掘った。彼は平野にも平地にもたくさんの家畜をもっていたからである。彼はまた農事を好んだので、山々および肥えた畑には農夫とぶどうをつくる者をもっていた。

Ezekiel 34:22-24

22それゆえ、わたしはわが群れを助けて、再びかすめさせず、羊と羊との間をさばく。  23わたしは彼らの上にひとりの牧者を立てる。すなわちわがしもべダビデである。彼は彼らを養う。彼は彼らを養い、彼らの牧者となる。  24主なるわたしは彼らの神となり、わがしもべダビデは彼らのうちにあって君となる。主なるわたしはこれを言う。

Ezekiel 34:31

 31あなたがたはわが羊、わが牧場の羊である。わたしはあなたがたの神であると、主なる神は言われる」。

John 21:15-17

 15彼らが食事をすませると、イエスはシモン・ペテロに言われた、「ヨハネの子シモンよ、あなたはこの人たちが愛する以上に、わたしを愛するか」。ペテロは言った、「主よ、そうです。わたしがあなたを愛することは、あなたがご存じです」。イエスは彼に「わたしの小羊を養いなさい」と言われた。  16またもう一度 彼に言われた、「ヨハネの子シモンよ、わたしを愛するか」。彼はイエスに言った、「主よ、そうです。わたしがあなたを愛することは、あなたがご存じです」。イエスは彼に言われた、「わたしの羊を飼いなさい」。  17イエスは三度目に言われた、「ヨハネの子シモンよ、わたしを愛するか」。ペテロは「わたしを愛するか」とイエスが三度も言われたので、心をいためてイエスに言った、「主よ、あなたはすべてをご存じです。わたしがあなたを愛していることは、おわかりになっています」。イエスは彼に言われた、「わたしの羊を養いなさい。

1 Peter 5:2

 2あなたがたにゆだねられている神の羊の群れを牧しなさい。しいられてするのではなく、神に従って自ら進んでなし、恥ずべき利得のためではなく、本心から、それをしなさい。

 

*「あなたの群れに心をとめよ。」

Exodus 7:23

23パロは身をめぐらして家に入り、またこのことをも心に留めなかった。

Deuteronomy 32:46

 46彼らに言った、「あなたがたはわたしが、きょう、あなたがたに命じるこのすべての言葉を心におさめ、子供たちにもこの律法のすべての言葉を守り行うことを命じなければならない。

Proverbs 24:32

 32わたしはこれをみて心をとどめ、これを見て教訓を得た。

 

 

●箴言27:24 富はいつまでも続くものではない、どうして位が末代までも保つであろうか。

 

*「・・・いつまでも続くものではない、」

Proverbs 23:5

5あなたの目をそれにとめると、それはない、富はたちまち自ら翼を生じて、わしのように天に飛び去るからだ。

Zephaniah 1:18

 18彼らの銀も金も、主の怒りの日には彼らを救うことができない。全 地は主のねたみの火にのまれる。主は地に住む人々をたちまち滅ぼし尽される。

1 Timothy 6:17-18

 17この世で富んでいる者たちに、命じなさい。高慢にならず、たよりにならない富に望みをおかず、むしろ、わたしたちにすべての物を豊かに備えて楽しませて下さる神に、のぞみをおくように、  18また、良い行いをし、良いわざに富み、惜しみなく施し、人に分け与えることを喜び、

 

*「富は」

James 1:10

10また、富んでいる者は、自分が低くされたことを喜ぶがよい。富んでいる者は、草花のように過ぎ去るからである。

 

*「どうして位が末代までも保つであろうか。」

2 Samuel 7:16

16あなたの家と王国はわたしの前に長く保つであろう。あなたの位は長く堅うせられる』」。

Psalms 89:36

 36彼の家系はとこしえに続き、彼の位は太陽のように常にわたしの前にある。

Isaiah 9:7

 7そのまつりごとと平和とは、増し加わって限りなく、ダビデの位に座して、その国を治め、今より後、とこしえに公平と正義とをもってこれを立て、これを保たれる。万軍の主の熱心がこれをなされるのである。

 

 

●箴言27:25 草が刈り取られ、新しい芽がのび、山の牧草も集められると、

 

*「節全体」

Psalms 104:14

14あなたは家畜のために草をはえさせ、また人のためにその栽培する植物を与えて、地から食物を出させられる。

Proverbs 10:5

 5夏のうちに集める者は賢い子であり、刈入れの時に眠る者は恥をきたらせる子である。

 

 

●箴言27:26 小羊はあなたの衣料を出し、やぎは畑を買う価となり、

 

*「節全体」

Job 31:20

20その腰がわたしを祝福せず、また彼がわたしの羊の毛で暖まらなかったことがあるなら、

 

 

●箴言27:27 やぎの乳は多くて、あなたと、あなたの家のものの食物となり、おとめらを養うのにじゅうぶんである。

*「節全体」

Proverbs 30:8-9

Matthew 6:33

33まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。

 

 

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