●使   27:1

27:1 さて、わたしたちが、舟でイタリヤに行くことが決まった時、パウロとそのほか数人の囚人とは、近衛隊の百卒長ユリアスに託された。

 

*「さて、わたしたちが、・・・・決まった時、」

Genesis 50:20

20あなたがたはわたしに対して悪をたくらんだが、神はそれを良きに変らせて、今日のように多くの民の命を救おうと計らわれました。

Psalms 33:11

 11主のはかりごとはとこしえに立ち、そのみこころの思いは世々に立つ。

Psalms 76:8

 8しかし、あなたこそは恐るべき方である。あなたが怒りを発せられるとき、だれがみ前に立つことができよう。

Proverbs 19:21

 21人の心には多くの計画がある、しかしただ主の、み旨だけが堅く立つ。

Lamentations 3:27

 27人が若い時にくびきを負うことは、良いことである。

Acts 19:21

 21これらの事があった後、パウロは御霊に感じて、マケドニヤ、アカヤをとおって、エルサレムへ行く決心をした。そして言った、「わたしは、そこに行ったのち、ぜひローマをも見なければならない」。

Acts 23:11

 11その夜、主がパウロに臨んで言われた、「しっかりせよ。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなくてはならない」。

Acts 25:12

 12そこでフェストは、陪席の者たちと協議したうえ答えた、「おまえはカイザルに上訴を申し出た。カイザルのところに行くがよい」。

Acts 25:25

 25しかし、彼は死に当ることは何もしていないと、わたしは見ているのだが、彼自身が皇帝に上訴すると言い出したので、彼をそちらへ送ることに決めた。

Daniel 4:35

35地に住む民はすべて無き者のように思われ、天の衆群にも、地に住む民にも、彼はその意のままに事を行われる。だれも彼の手をおさえて/「あなたは何をするのか」と言いうる者はない。

Romans 15:22-29

 22こういうわけで、わたしはあなたがたの所に行くことを、たびたび妨げられてきた。  23しかし今では、この地方にはもはや働く余地がなく、かつイスパニヤに赴く場合、あなたがたの所に行くことを、多年、熱望していたので、――  24その途中あなたがたに会い、まず幾分でもわたしの願いがあなたがたによって満たされたら、あなたがたに送られてそこへ行くことを、望んでいるのである。  25しかし今の場合、聖徒たちに仕えるために、わたしはエルサレムに行こうとしている。  26なぜなら、マケドニヤとアカヤとの人々は、エルサレムにおる聖徒の中の貧しい人々を援助することに賛成したからである。  27たしかに、彼らは賛成した。しかし同時に、彼らはかの人々に負債がある。というのは、もし異邦人が彼らの霊の物にあずかったとすれば、肉の物をもって彼らに仕えるのは、当然だからである。  28そこでわたしは、この仕事を済ませて彼らにこの実を手渡した後、あなたがたの所をとおって、イスパニヤに行こうと思う。  29そしてあなたがたの所に行く時には、キリストの満ちあふれる祝福をもって行くことと、信じている。

 

*「舟でイタリヤに行くことが」

Acts 10:1

1さて、カイザリヤにコルネリオという名の人がいた。イタリヤ隊と呼ばれた部隊の百卒長で、

Acts 18:2

 2そこで、アクラというポント生れのユダヤ人と、その妻プリスキラとに出会った。クラウデオ帝が、すべてのユダヤ人をローマから退去させるようにと、命令したため、彼らは近ごろイタリヤから出てきたのである。

Hebrews 13:24

 24あなたがたの指導者一同と聖徒たち一同に、よろしく伝えてほしい。イタリヤからきた人々から、あなたがたによろしく。

 

「百卒長」

Matthew 8:5-10

5さて、イエスがカペナウムに帰ってこられたとき、ある百卒長がみもとにきて訴えて言った、  6「主よ、わたしの僕が中風でひどく苦しんで、家に寝ています」。  7イエスは彼に、「わたしが行ってなおしてあげよう」と言われた。  8そこで百卒長は答えて言った、「主よ、わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。ただ、お言葉を下さい。そうすれば僕はなおります。  9わたしも権威の下にある者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。  10イエスはこれを聞いて非常に感心され、ついてきた人々に言われた、「よく聞きなさい。イスラエル人の中にも、これほどの信仰を見たことがない。

Matthew 27:54

 54百卒長、および彼と一緒にイエスの番をしていた人々は、地震や、いろいろのできごとを見て非常に恐れ、「まことに、この人は神の子であった」と言った。

Acts 10:22

 22彼らは答えた、「正しい人で、神を敬い、ユダヤの全国民に好感を持たれている百卒長コルネリオが、あなたを家に招いてお話を伺うようにとのお告げを、聖なる御使から受けましたので、参りました」。

Acts 21:32

 32そこで、彼はさっそく、兵卒や百卒長たちを率いて、その場に駆けつけた。人々は千卒長や兵卒たちを見て、パウロを打ちたたくのをやめた。

Acts 22:26

 26百卒長はこれを聞き、千卒長のところに行って報告し、そして言った、「どうなさいますか。あの人はローマの市民なのです」。

Acts 23:17

 17そこでパウロは、百卒長のひとりを呼んで言った、「この若者を千卒長のところに連れて行ってください。何か報告することがあるようですから」。

Acts 24:23

 23そして百卒長に、パウロを監禁するように、しかし彼を寛大に取り扱い、友人らが世話をするのを止めないようにと、命じた。

Acts 27:11

 11しかし百卒長は、パウロの意見よりも、船長や船主の方を信頼した。

Acts 27:43

 43百卒長は、パウロを救いたいと思うところから、その意図をしりぞけ、泳げる者はまず海に飛び込んで陸に行き、

Acts 28:16

 16わたしたちがローマに着いた後、パウロは、ひとりの番兵をつけられ、ひとりで住むことを許された。

Luke 7:2

2ところが、ある百卒長の頼みにしていた僕が、病気になって死にかかっていた。

Luke 23:47

 47百卒長はこの有様を見て、神をあがめ、「ほんとうに、この人は正しい人であった」と言った。

 

*「近衛隊の」

Acts 25:25

25しかし、彼は死に当ることは何もしていないと、わたしは見ているのだが、彼自身が皇帝に上訴すると言い出したので、彼をそちらへ送ることに決めた。

 

 

 

●使   27:2

27:2 そしてわたしたちは、アジヤ沿岸の各所に寄港することになっているアドラミテオの舟に乗り込んで、出帆した。テサロニケのマケドニヤ人アリスタルコも同行した。

 

*「そしてわたしたちは、・・・出帆した。」

Luke 8:22

22ある日のこと、イエスは弟子たちと舟に乗り込み、「湖の向こう岸へ渡ろう」と言われたので、一同が船出した。

Acts 21:1

 1さて、わたしたちは人々と別れて船出してから、コスに直航し、次の日はロドスに、そこからパタラに着いた。

 

*「アジヤ沿岸の各所に寄港することになっているアドラミテオの舟に乗り込んで、」

Acts 20:15-16

15そこから出帆して、翌日キヨスの沖合にいたり、次の日にサモスに寄り、その翌日ミレトに着いた。  16それは、パウロがアジヤで時間をとられないため、エペソには寄らないで続航することに決めていたからである。彼は、できればペンテコステの日には、エルサレムに着いていたかったので、旅を急いだわけである。

Acts 21:1-3

 1さて、わたしたちは人々と別れて船出してから、コスに直航し、次の日はロドスに、そこからパタラに着いた。  2ここでピニケ行きの舟を見つけたので、それに乗り込んで出帆した。  3やがてクプロが見えてきたが、それを左手にして通りすぎ、シリヤへ航行をつづけ、ツロに入港した。ここで積荷が陸上げされることになっていたからである。

 

*「テサロニケのマケドニヤ人アリスタルコも」

Acts 19:19

19それから、魔術を行っていた多くの者が、魔術の本を持ち出してきては、みんなの前で焼き捨てた。その値段を総計したところ、銀五万にも上ることがわかった。

Acts 20:4

 4プロの子であるベレヤ人ソパテロ、テサロニケ人アリスタルコとセクンド、デルベ人ガイオ、それからテモテ、またアジヤ人テキコとトロピモがパウロの同行者であった。

Colossians 4:10

 10わたしと一緒に捕われの身となっているアリスタルコと、バルナバのいとこマルコとが、あなたがたによろしくと言っている。このマルコについては、もし彼があなたがたのもとに行くなら、迎えてやるようにとのさしずを、あなたがたはすでに受けているはずである。

Philemon 24

 24わたしの同労者たち、マルコ、アリスタルコ、デマス、ルカからも、よろしく。

 

*「同行した。」

Acts 16:10-13

10パウロがこの幻を見た時、これは彼らに福音を伝えるために、神がわたしたちをお招きになったのだと確信して、わたしたちは、ただちにマケドニヤに渡って行くことにした。  11そこで、わたしたちはトロアスから船出して、サモトラケに直航し、翌日ネアポリスに着いた。  12そこからピリピへ行った。これはマケドニヤのこの地方第一の町で、植民都市であった。わたしたちは、この町に数日間滞在した。  13ある安息日に、わたしたちは町の門を出て、祈り場があると思って、川のほとりに行った。そして、そこにすわり、集まってきた婦人たちに話をした。

Acts 16:17

 17この女が、パウロやわたしたちのあとを追ってきては、「この人たちは、いと高き神の僕たちで、あなたがたに救の道を伝えるかただ」と、叫び出すのであった。

Acts 20:5

 5この人たちは先発して、トロアスでわたしたちを待っていた。

Acts 21:5

 5しかし、滞在期間が終った時、わたしたちはまた旅立つことにしたので、みんなの者は、妻や子供を引き連れて、町はずれまで、わたしたちを見送りにきてくれた。そこで、共に海岸にひざまずいて祈り、

Acts 28:2

 2土地の人々は、わたしたちに並々ならぬ親切をあらわしてくれた。すなわち、降りしきる雨や寒さをしのぐために、火をたいてわたしたち一同をねぎらってくれたのである。

Acts 28:10

 10彼らはわたしたちを非常に尊敬し、出帆の時には、必要な品々を持ってきてくれた。

Acts 28:12

 12そして、シラクサに寄港して三日のあいだ停泊し、

Acts 28:16

 16わたしたちがローマに着いた後、パウロは、ひとりの番兵をつけられ、ひとりで住むことを許された。

 

 

●使   27:3

27:3 次の日、シドンに入港したが、ユリアスは、パウロを親切に取り扱い、友人をおとずれてかんたいを受けることを、許した。

 

*「次の日、シドンに入港したが、」

Genesis 10:15

15カナンからその長子シドンが出て、またヘテが出た。

Genesis 49:13

 13ゼブルンは海べに住み、/舟の泊まる港となって、/その境はシドンに及ぶであろう。

Isaiah 23:2-4

 2海べに住む民よ、シドンの商人よ、もだせ、あなたがたの使者は海を渡り、大いなる水の上にあった。  3ツロの収入はシホルの穀物、ナイル川の収穫であった。ツロはもろもろの国びとの商人であった。  4シドンよ、恥じよ、海は言った、海の城は言う、「わたしは苦しまず、また産まなかった。わたしは若い男子を養わず、また処女を育てなかった」。

Isaiah 23:12

 12主は言われた、「しえたげられた処女シドンの娘よ、あなたはもはや喜ぶことはない。立って、クプロに渡れ、そこでもあなたは安息を得ることはない」。

Zechariah 9:2

 2これに境するハマテもまたそのとおりだ。非常に賢いが、ツロとシドンもまた同様である。

Acts 12:20

 20さて、ツロとシドンとの人々は、ヘロデの怒りに触れていたので、一同うちそろって王をおとずれ、王の侍従官ブラストに取りいって、和解かたを依頼した。彼らの地方が、王の国から食糧を得ていたからである。

 

*「ユリアスは、パウロを親切に取り扱い、友人をおとずれてかんたいを受けることを、許した。」

Acts 24:23

23そして百卒長に、パウロを監禁するように、しかし彼を寛大に取り扱い、友人らが世話をするのを止めないようにと、命じた。

Acts 27:1

 1さて、わたしたちが、舟でイタリヤに行くことが決まった時、パウロとそのほか数人の囚人とは、近衛隊の百卒長ユリアスに託された。

Acts 27:3

 3次の日、シドンに入港したが、ユリアスは、パウロを親切に取り扱い、友人をおとずれてかんたいを受けることを、許した。

Acts 28:16

 16わたしたちがローマに着いた後、パウロは、ひとりの番兵をつけられ、ひとりで住むことを許された。

 

 

●使   27:4

27:4 それからわたしたちは、ここから船出したが、逆風にあったので、クプロの島かげを航行し、

 

*「クプロの島かげを航行し、」

Acts 4:36

36クプロ生れのレビ人で、使徒たちにバルナバ(「慰めの子」との意)と呼ばれていたヨセフは、

Acts 11:19-20

 19さて、ステパノのことで起った迫害のために散らされた人々は、ピニケ、クプロ、アンテオケまでも進んで行ったが、ユダヤ人以外の者には、だれにも御言を語っていなかった。  20ところが、その中に数人のクプロ人とクレネ人がいて、アンテオケに行ってからギリシヤ人にも呼びかけ、主イエスを宣べ伝えていた。

Acts 13:4

 4ふたりは聖霊に送り出されて、セルキヤにくだり、そこから舟でクプロに渡った。

Acts 15:39

 39こうして激論が起り、その結果ふたりは互に別れ別れになり、バルナバはマルコを連れてクプロに渡って行き、

Acts 21:3

 3やがてクプロが見えてきたが、それを左手にして通りすぎ、シリヤへ航行をつづけ、ツロに入港した。ここで積荷が陸上げされることになっていたからである。

Acts 21:16

 16カイザリヤの弟子たちも数人、わたしたちと同行して、古くからの弟子であるクプロ人マナソンの家に案内してくれた。わたしたちはその家に泊まることになっていたのである。

 

*「逆風にあったので、」

Matthew 14:24

24ところが舟は、もうすでに陸から数丁も離れており、逆風が吹いていたために、波に悩まされていた。

Mark 6:48

 48ところが逆風が吹いていたために、弟子たちがこぎ悩んでいるのをごらんになって、夜明けの四時ごろ、海の上を歩いて彼らに近づき、そのそばを通り過ぎようとされた。

 

 

●使   27:5

27:5 キリキヤとパンフリヤの沖を過ぎて、ルキヤのミラに入港した。

 

*「キリキヤ」

Acts 6:9

9すると、いわゆる「リベルテン」の会堂に属する人々、クレネ人、アレキサンドリヤ人、キリキヤやアジヤからきた人々などが立って、ステパノと議論したが、

Acts 15:23

 23この人たちに託された書面はこうである。「あなたがたの兄弟である使徒および長老たちから、アンテオケ、シリヤ、キリキヤにいる異邦人の兄弟がたに、あいさつを送る。

Acts 15:41

 41そしてパウロは、シリヤ、キリキヤの地方をとおって、諸教会を力づけた。

Acts 21:39

 39パウロは答えた、「わたしはタルソ生れのユダヤ人で、キリキヤのれっきとした都市の市民です。お願いですが、民衆に話をさせて下さい」。

Acts 22:3

 3そこで彼は言葉をついで言った、「わたしはキリキヤのタルソで生れたユダヤ人であるが、この都で育てられ、ガマリエルのひざもとで先祖伝来の律法について、きびしい薫陶を受け、今日の皆さんと同じく神に対して熱心な者であった。

Galatians 1:21

 21その後、わたしはシリヤとキリキヤとの地方に行った。

 

*「パンフリヤ」

Acts 2:10

10フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者もいるし、またローマ人で旅にきている者、

Acts 13:13

 13パウロとその一行は、パポスから船出して、パンフリヤのペルガに渡った。ここでヨハネは一行から身を引いて、エルサレムに帰ってしまった。

Acts 15:38

 38しかし、パウロは、前にパンフリヤで一行から離れて、働きを共にしなかったような者は、連れて行かないがよいと考えた。

 

 

●使   27:6

27:6 そこに、イタリヤ行きのアレキサンドリヤの舟があったので、百卒長は、わたしたちをその舟に乗り込ませた。

 

*「アレキサンドリヤ」

Acts 6:9

9すると、いわゆる「リベルテン」の会堂に属する人々、クレネ人、アレキサンドリヤ人、キリキヤやアジヤからきた人々などが立って、ステパノと議論したが、

Acts 18:24

 24さて、アレキサンデリヤ生れで、聖書に精通し、しかも、雄弁なアポロというユダヤ人が、エペソにきた。

Acts 28:11

 11三か月たった後、わたしたちは、この島に冬ごもりをしていたデオスクリの船飾りのあるアレキサンドリヤの舟で、出帆した。

 

 

●使   27:7

27:7 幾日ものあいだ、舟の進みがおそくて、わたしたちは、かろうじてクニドの沖合にきたが、風がわたしたちの行く手をはばむので、サルモネの沖、クレテの島かげを航行し、

 

*「クレテ・・・を航行し、」

Acts 2:11

11ユダヤ人と改宗者、クレテ人とアラビヤ人もいるのだが、あの人々がわたしたちの国語で、神の大きな働きを述べるのを聞くとは、どうしたことか」。

Acts 27:12-13

 12なお、この港は冬を過ごすのに適しないので、大多数の者は、ここから出て、できればなんとかして、南西と北西とに面しているクレテのピニクス港に行って、そこで冬を過ごしたいと主張した。  13時に、南風が静かに吹いてきたので、彼らは、この時とばかりにいかりを上げて、クレテの岸に沿って航行した。

Acts 27:21

 21みんなの者は、長いあいだ食事もしないでいたが、その時、パウロが彼らの中に立って言った、「皆さん、あなたがたが、わたしの忠告を聞きいれて、クレテから出なかったら、このような危害や損失を被らなくてすんだはずであった。

Titus 1:5

 5あなたをクレテにおいてきたのは、わたしがあなたに命じておいたように、そこにし残してあることを整理してもらい、また、町々に長老を立ててもらうためにほかならない。

Titus 1:12

 12クレテ人のうちのある預言者が/「クレテ人は、いつもうそつき、/たちの悪いけもの、/なまけ者の食いしんぼう」/と言っているが、

 

*「の島かげ」

Acts 27:4

4それからわたしたちは、ここから船出したが、逆風にあったので、クプロの島かげを航行し、

 

 

●使   27:8

27:8 その岸に沿って進み、かろうじて「良き港」と呼ばれる所に着いた。その近くにラサヤの町があった。

 

*「節全体」

Acts 27:8

8その岸に沿って進み、かろうじて「良き港」と呼ばれる所に着いた。その近くにラサヤの町があった。

 

 

●使   27:9

27:9 長い時が経過し、断食期も過ぎてしまい、すでに航海が危険な季節になったので、パウロは人々に警告して言った、

 

*「節全体」

Leviticus 16:29

29これはあなたがたが永久に守るべき定めである。すなわち、七月になって、その月の十日に、あなたがたは身を悩まし、何の仕事もしてはならない。この国に生れた者も、あなたがたのうちに宿っている寄留者も、そうしなければならない。

Leviticus 23:27-29

 27「特にその七月の十日は贖罪の日である。あなたがたは聖会を開き、身を悩まし、主に火祭をささげなければならない。  28その日には、どのような仕事もしてはならない。これはあなたがたのために、あなたがたの神、主の前にあがないをなすべき贖罪の日だからである。  29すべてその日に身を悩まさない者は、民のうちから断たれるであろう。

Numbers 29:7

 7またその七月の十日に聖会を開き、かつあなたがたの身を悩まさなければならない。なんの仕事もしてはならない。

 

 

●使   27:10

27:10 「皆さん、わたしの見るところでは、この航海では、積荷や船体ばかりでなく、われわれの生命にも、危害と大きな損失が及ぶであろう」。

 

*「皆さん、わたしの見るところでは、この航海では、

Genesis 41:16-25

16ヨセフはパロに答えて言った、「いいえ、わたしではありません。神がパロに平安をお告げになりましょう」。  17パロはヨセフに言った、「夢にわたしは川の岸に立っていた。  18その川から肥え太った、美しい七頭の雌牛が上がってきて葦を食っていた。  19その後、弱く、非常に醜い、やせ細った他の七頭の雌牛がまた上がってきた。わたしはエジプト全国で、このような醜いものをまだ見たことがない。  20ところがそのやせた醜い雌牛が、初めの七頭の肥えた雌牛を食いつくしたが、  21腹にはいっても、腹にはいった事が知れず、やはり初めのように醜かった。ここでわたしは目が覚めた。  22わたしはまた夢をみた。一本の茎に七つの実った良い穂が出てきた。  23その後、やせ衰えて、東風に焼けた七つの穂が出てきたが、  24そのやせた穂が、あの七つの良い穂をのみつくした。わたしは魔術師に話したが、わたしにそのわけを示しうる者はなかった」。  25ヨセフはパロに言った、「パロの夢は一つです。神がこれからしようとすることをパロに示されたのです。

Genesis 41:38-39

 38そこでパロは家来たちに言った、「われわれは神の霊をもつこのような人を、ほかに見いだし得ようか」。  39またパロはヨセフに言った、「神がこれを皆あなたに示された。あなたのようにさとく賢い者はない。

2 Kings 6:9-10

 9神の人はイスラエルの王に「あなたは用心して、この所をとおってはなりません。スリヤびとがそこに下ってきますから」と言い送った。  10それでイスラエルの王は神の人が自分に告げてくれた所に人をつかわし、警戒したので、その所でみずからを防ぎえたことは一、二回にとどまらなかった。

Psalms 25:15

 15主の親しみは主をおそれる者のためにあり、主はその契約を彼らに知らせられる。

Daniel 2:30

 30この秘密をわたしにあらわされたのは、すべての生ける者にまさって、わたしに知恵があるためではなく、ただその解き明かしを、王にお知らせすることによって、あなたが心に思われたことを、お知りになるためです。

Acts 27:21-26

 21みんなの者は、長いあいだ食事もしないでいたが、その時、パウロが彼らの中に立って言った、「皆さん、あなたがたが、わたしの忠告を聞きいれて、クレテから出なかったら、このような危害や損失を被らなくてすんだはずであった。  22だが、この際、お勧めする。元気を出しなさい。舟が失われるだけで、あなたがたの中で生命を失うものは、ひとりもいないであろう。  23昨夜、わたしが仕え、また拝んでいる神からの御使が、わたしのそばに立って言った、  24『パウロよ、恐れるな。あなたは必ずカイザルの前に立たなければならない。たしかに神は、あなたと同船の者を、ことごとくあなたに賜わっている』。  25だから、皆さん、元気を出しなさい。万事はわたしに告げられたとおりに成って行くと、わたしは、神かけて信じている。  26われわれは、どこかの島に打ちあげられるに相違ない」。

Acts 27:31

 31パウロは、百卒長や兵卒たちに言った、「あの人たちが、舟に残っていなければ、あなたがたは助からない」。

Acts 27:34

 34だから、いま食事を取ることをお勧めする。それが、あなたがたを救うことになるのだから。たしかに髪の毛ひとすじでも、あなたがたの頭から失われることはないであろう」。

Amos 3:7

7まことに主なる神は/そのしもべである預言者にその隠れた事を/示さないでは、何事をもなされない。

 

*「積荷や船体ばかりでなく、われわれの生命にも、危害と大きな損失が及ぶであろう」

Acts 27:20

20幾日ものあいだ、太陽も星も見えず、暴風は激しく吹きすさぶので、わたしたちの助かる最後の望みもなくなった。

Acts 27:41-44

 41ところが、潮流の流れ合う所に突き進んだため、舟を浅瀬に乗りあげてしまって、へさきがめり込んで動かなくなり、ともの方は激浪のためにこわされた。  42兵卒たちは、囚人らが泳いで逃げるおそれがあるので、殺してしまおうと図ったが、  43百卒長は、パウロを救いたいと思うところから、その意図をしりぞけ、泳げる者はまず海に飛び込んで陸に行き、  44その他の者は、板や舟の破片に乗って行くように命じた。こうして、全部の者が上陸して救われたのであった。

1 Peter 4:18

 18また義人でさえ、かろうじて救われるのだとすれば、不信なる者や罪人は、どうなるであろうか。

 

 

●使   27:11

27:11 しかし百卒長は、パウロの意見よりも、船長や船主の方を信頼した。

 

*「節全体」

Exodus 9:20-21

20パロの家来のうち、主の言葉をおそれる者は、そのしもべと家畜を家にのがれさせたが、  21主の言葉を意にとめないものは、そのしもべと家畜を野に残しておいた。

2 Kings 6:10

 10それでイスラエルの王は神の人が自分に告げてくれた所に人をつかわし、警戒したので、その所でみずからを防ぎえたことは一、二回にとどまらなかった。

Proverbs 27:12

 12賢い者は災を見て自ら避け、思慮のない者は進んでいって、罰をうける。

Ezekiel 3:17-18

 17「人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの家のために見守る者とした。あなたはわたしの口から言葉を聞くたびに、わたしに代って彼らを戒めなさい。  18わたしが悪人に『あなたは必ず死ぬ』と言うとき、あなたは彼の命を救うために彼を戒めず、また悪人を戒めて、その悪い道から離れるように語らないなら、その悪人は自分の悪のために死ぬ。しかしその血をわたしはあなたの手から求める。

Ezekiel 33:4

 4しかし人がラッパの音を聞いても、みずから警戒せず、ついにつるぎが来て、その人を殺したなら、その血は彼のこうべに帰する。

Acts 27:21

 21みんなの者は、長いあいだ食事もしないでいたが、その時、パウロが彼らの中に立って言った、「皆さん、あなたがたが、わたしの忠告を聞きいれて、クレテから出なかったら、このような危害や損失を被らなくてすんだはずであった。

Hebrews 11:7

 7信仰によって、ノアはまだ見ていない事がらについて御告げを受け、恐れかしこみつつ、その家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世の罪をさばき、そして、信仰による義を受け継ぐ者となった。

 

 

●使   27:12

27:12 なお、この港は冬を過ごすのに適しないので、大多数の者は、ここから出て、できればなんとかして、南西と北西とに面しているクレテのピニクス港に行って、そこで冬を過ごしたいと主張した。

 

*「なお、この港は冬を過ごすのに適しないので、」

Psalms 107:30

30こうして彼らは波の静まったのを喜び、主は彼らをその望む港へ導かれた。

Acts 27:8

 8その岸に沿って進み、かろうじて「良き港」と呼ばれる所に着いた。その近くにラサヤの町があった。

 

*「大多数の者は、ここから出て、できればなんとかして、南西と北西とに面しているクレテのピニクス港に行って、そこで冬を過ごしたいと主張した。」

Acts 27:7

7幾日ものあいだ、舟の進みがおそくて、わたしたちは、かろうじてクニドの沖合にきたが、風がわたしたちの行く手をはばむので、サルモネの沖、クレテの島かげを航行し、

 

 

●使   27:13

27:13 時に、南風が静かに吹いてきたので、彼らは、この時とばかりにいかりを上げて、クレテの岸に沿って航行した。

 

*「時に、南風が静かに吹いてきたので、」

Job 37:17

17南風によって地が穏やかになる時、/あなたの着物が熱くなることを。

Psalms 78:26

 26人は天使のパンを食べた。神は彼らに食物をおくって飽き足らせられた。

Song of Solomon 4:16

 16北風よ、起れ、南風よ、きたれ。わが園を吹いて、そのかおりを広く散らせ。わが愛する者がその園にはいってきて、その良い実を食べるように。

Luke 12:55

 55それから南風が吹くと、暑くなるだろう、と言う。果してそのとおりになる。

 

*「彼らは、この時とばかりにいかりを上げて、クレテの岸に沿って航行した。」

Acts 27:21

21みんなの者は、長いあいだ食事もしないでいたが、その時、パウロが彼らの中に立って言った、「皆さん、あなたがたが、わたしの忠告を聞きいれて、クレテから出なかったら、このような危害や損失を被らなくてすんだはずであった。

 

 

●使   27:14

27:14 すると間もなく、ユーラクロンと呼ばれる暴風が、島から吹きおろしてきた。

 

*「すると間もなく、」

Exodus 14:21-27

21モーセが手を海の上にさし伸べたので、主は夜もすがら強い東風をもって海を退かせ、海を陸地とされ、水は分かれた。  22イスラエルの人々は海の中のかわいた地を行ったが、水は彼らの右と左に、かきとなった。  23エジプトびとは追ってきて、パロのすべての馬と戦車と騎兵とは、彼らのあとについて海の中にはいった。  24暁の更に、主は火と雲の柱のうちからエジプトびとの軍勢を見おろして、エジプトびとの軍勢を乱し、  25その戦車の輪をきしらせて、進むのに重くされたので、エジプトびとは言った、「われわれはイスラエルを離れて逃げよう。主が彼らのためにエジプトびとと戦う」。  26そのとき主はモーセに言われた、「あなたの手を海の上にさし伸べて、水をエジプトびとと、その戦車と騎兵との上に流れ返らせなさい」。  27モーセが手を海の上にさし伸べると、夜明けになって海はいつもの流れに返り、エジプトびとはこれにむかって逃げたが、主はエジプトびとを海の中に投げ込まれた。

Jonah 1:3-5

 3しかしヨナは主の前を離れてタルシシへのがれようと、立ってヨッパに下って行った。ところがちょうど、タルシシへ行く船があったので、船賃を払い、主の前を離れて、人々と共にタルシシへ行こうと船に乗った。  4時に、主は大風を海の上に起されたので、船が破れるほどの激しい暴風が海の上にあった。  5それで水夫たちは恐れて、めいめい自分の神を呼び求め、また船を軽くするため、その中の積み荷を海に投げ捨てた。しかし、ヨナは船の奥に下り、伏して熟睡していた。

 

*「ユーラクロンと呼ばれる暴風が、島から吹きおろしてきた。」

Psalms 107:25-27

25主が命じられると暴風が起って、海の波をあげた。  26彼らは天にのぼり、淵にくだり、悩みによってその勇気は溶け去り、  27酔った人のようによろめき、よろめいて途方にくれる。

Ezekiel 27:26

 26あなたのこぎ手らはあなたを大海の中に進め、海の中で東風があなたの船を破った。

Matthew 8:24

 24すると突然、海上に激しい暴風が起って、舟は波にのまれそうになった。ところが、イエスは眠っておられた。

Mark 4:37

 37すると、激しい突風が起り、波が舟の中に打ち込んできて、舟に満ちそうになった。

 

 

●使   27:15

27:15 そのために、舟が流されて風に逆らうことができないので、わたしたちは吹き流されるままに任せた。

 

*「わたしたちは吹き流されるままに任せた。」

Acts 27:27

27わたしたちがアドリヤ海に漂ってから十四日目の夜になった時、真夜中ごろ、水夫らはどこかの陸地に近づいたように感じた。

James 3:4

 4また船を見るがよい。船体が非常に大きく、また激しい風に吹きまくられても、ごく小さなかじ一つで、操縦者の思いのままに運転される。

 

 

●使   27:16

27:16 それから、クラウダという小島の陰に、はいり込んだので、わたしたちは、やっとのことで小舟を処置することができ、

*「節全体」

Acts 27:16

16それから、クラウダという小島の陰に、はいり込んだので、わたしたちは、やっとのことで小舟を処置することができ、

 

 

●使   27:17

27:17 それを舟に引き上げてから、綱で船体を巻きつけた。また、スルテスの洲に乗り上げるのを恐れ、帆をおろして流れるままにした。

 

*「洲に乗り上げるのを恐れ、」

Acts 27:29

29わたしたちが、万一暗礁に乗り上げては大変だと、人々は気づかって、ともから四つのいかりを投げおろし、夜の明けるのを待ちわびていた。

Acts 27:41

 41ところが、潮流の流れ合う所に突き進んだため、舟を浅瀬に乗りあげてしまって、へさきがめり込んで動かなくなり、ともの方は激浪のためにこわされた。

 

 

●使   27:18

27:18 わたしたちは、暴風にひどく悩まされつづけたので、次の日に、人々は積荷を捨てはじめ、

 

*「わたしたちは、暴風にひどく悩まされつづけたので、」

Psalms 107:27

27酔った人のようによろめき、よろめいて途方にくれる。

 

*「次の日に、人々は積荷を捨てはじめ、」

Jonah 1:5

5それで水夫たちは恐れて、めいめい自分の神を呼び求め、また船を軽くするため、その中の積み荷を海に投げ捨てた。しかし、ヨナは船の奥に下り、伏して熟睡していた。

Matthew 16:26

 26たとい人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。また、人はどんな代価を払って、その命を買いもどすことができようか。

Luke 16:8

 8ところが主人は、この不正な家令の利口なやり方をほめた。この世の子らはその時代に対しては、光の子らよりも利口である。

Acts 27:19

 19三日目には、船具までも、てずから投げすてた。

Acts 27:38

 38みんなの者は、じゅうぶんに食事をした後、穀物を海に投げすてて舟を軽くした。

Philippians 3:7-8

 7しかし、わたしにとって益であったこれらのものを、キリストのゆえに損と思うようになった。  8わたしは、更に進んで、わたしの主キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値のゆえに、いっさいのものを損と思っている。キリストのゆえに、わたしはすべてを失ったが、それらのものを、ふん土のように思っている。それは、わたしがキリストを得るためであり、

Hebrews 12:1

 1こういうわけで、わたしたちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、からみつく罪とをかなぐり捨てて、わたしたちの参加すべき競走を、耐え忍んで走りぬこうではないか。

 

 

●使   27:19

27:19 三日目には、船具までも、てずから投げすてた。

 

*「船具までも、てずから投げすてた。」

Job 2:4

4サタンは主に答えて言った、「皮には皮をもってします。人は自分の命のために、その持っているすべての物をも与えます。

Jonah 1:5

 5それで水夫たちは恐れて、めいめい自分の神を呼び求め、また船を軽くするため、その中の積み荷を海に投げ捨てた。しかし、ヨナは船の奥に下り、伏して熟睡していた。

Mark 8:35-37

 35自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのため、また福音のために、自分の命を失う者は、それを救うであろう。  36人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。  37また、人はどんな代価を払って、その命を買いもどすことができようか。

Luke 9:24-25

 24自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのために自分の命を失う者は、それを救うであろう。  25人が全世界をもうけても、自分自身を失いまたは損したら、なんの得になろうか。

 

 

●使   27:20

27:20 幾日ものあいだ、太陽も星も見えず、暴風は激しく吹きすさぶので、わたしたちの助かる最後の望みもなくなった。

 

*「幾日ものあいだ、太陽も星も見えず、」

Exodus 10:21-23

21主はまたモーセに言われた、「天にむかってあなたの手をさし伸べ、エジプトの国に、くらやみをこさせなさい。そのくらやみは、さわれるほどである」。  22モーセが天にむかって手をさし伸べたので、濃いくらやみは、エジプト全国に臨み三日に及んだ。  23三日の間、人々は互に見ることもできず、まただれもその所から立つ者もなかった。しかし、イスラエルの人々には、みな、その住む所に光があった。

Psalms 105:28

 28主は暗やみをつかわして地を暗くされた。しかし彼らはそのみ言葉に従わなかった。

Matthew 24:29

 29しかし、その時に起る患難の後、たちまち日は暗くなり、月はその光を放つことをやめ、星は空から落ち、天体は揺り動かされるであろう。

 

*「暴風は激しく吹きすさぶので、」

Psalms 107:25-27

25主が命じられると暴風が起って、海の波をあげた。  26彼らは天にのぼり、淵にくだり、悩みによってその勇気は溶け去り、  27酔った人のようによろめき、よろめいて途方にくれる。

Jonah 1:4

 4時に、主は大風を海の上に起されたので、船が破れるほどの激しい暴風が海の上にあった。

Jonah 1:11-14

 11人々は彼に言った、「われわれのために海が静まるには、あなたをどうしたらよかろうか」。それは海がますます荒れてきたからである。  12ヨナは彼らに言った、「わたしを取って海に投げ入れなさい。そうしたら海は、あなたがたのために静まるでしょう。わたしにはよくわかっています。この激しい暴風があなたがたに臨んだのは、わたしのせいです」。  13しかし人々は船を陸にこぎもどそうとつとめたが、成功しなかった。それは海が彼らに逆らって、いよいよ荒れたからである。  14そこで人々は主に呼ばわって言った、「主よ、どうぞ、この人の生命のために、われわれを滅ぼさないでください。また罪なき血を、われわれに帰しないでください。主よ、これはみ心に従って、なされた事だからです」。

Matthew 8:24-25

 24すると突然、海上に激しい暴風が起って、舟は波にのまれそうになった。ところが、イエスは眠っておられた。  25そこで弟子たちはみそばに寄ってきてイエスを起し、「主よ、お助けください、わたしたちは死にそうです」と言った。

2 Corinthians 11:25

 25ローマ人にむちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度、そして、一昼夜、海の上を漂ったこともある。

 

*「わたしたちの助かる最後の望みもなくなった。」

Isaiah 57:10

10あなたは道の長いのに疲れても、なお「望みがない」とは言わなかった。あなたはおのが力の回復を得たので、衰えることがなかった。

Jeremiah 2:25

 25あなたの足が、はだしにならないように、のどが、かわかないようにせよ。ところが、あなたは言った、『それはだめだ、わたしは異なる国の者を愛して、それに従って行こう』と。

Ezekiel 37:11

 11そこで彼はわたしに言われた、「人の子よ、これらの骨はイスラエルの全家である。見よ、彼らは言う、『われわれの骨は枯れ、われわれの望みは尽き、われわれは絶え果てる』と。

Ephesians 2:12

 12またその当時は、キリストを知らず、イスラエルの国籍がなく、約束されたいろいろの契約に縁がなく、この世の中で希望もなく神もない者であった。

1 Thessalonians 4:13

 13兄弟たちよ。眠っている人々については、無知でいてもらいたくない。望みを持たない外の人々のように、あなたがたが悲しむことのないためである。

 

 

●使   27:21

27:21 みんなの者は、長いあいだ食事もしないでいたが、その時、パウロが彼らの中に立って言った、「皆さん、あなたがたが、わたしの忠告を聞きいれて、クレテから出なかったら、このような危害や損失を被らなくてすんだはずであった。

 

*「みんなの者は、長いあいだ食事もしないでいたが、」

Psalms 107:5-6

5彼らは飢え、またかわき、その魂は彼らのうちに衰えた。  6彼らはその悩みのうちに主に呼ばわったので、主は彼らをその悩みから助け出し、

Acts 27:33-35

 33夜が明けかけたころ、パウロは一同の者に、食事をするように勧めて言った、「あなたがたが食事もせずに、見張りを続けてから、何も食べないで、きょうが十四日目に当る。  34だから、いま食事を取ることをお勧めする。それが、あなたがたを救うことになるのだから。たしかに髪の毛ひとすじでも、あなたがたの頭から失われることはないであろう」。  35彼はこう言って、パンを取り、みんなの前で神に感謝し、それをさいて食べはじめた。

 

*「その時、パウロが彼らの中に立って言った、「皆さん、あなたがたが、わたしの忠告を聞きいれて、」

Genesis 42:22

22ルベンが彼らに答えて言った、「わたしはあなたがたに、この子供に罪を犯すなと言ったではないか。それにもかかわらず、あなたがたは聞き入れなかった。それで彼の血の報いを受けるのです」。

Acts 27:9-10

 9長い時が経過し、断食期も過ぎてしまい、すでに航海が危険な季節になったので、パウロは人々に警告して言った、  10「皆さん、わたしの見るところでは、この航海では、積荷や船体ばかりでなく、われわれの生命にも、危害と大きな損失が及ぶであろう」。

 

*「クレテから出なかったら、このような危害や損失を被らなくてすんだはずであった。」

Acts 27:13

13時に、南風が静かに吹いてきたので、彼らは、この時とばかりにいかりを上げて、クレテの岸に沿って航行した。

 

 

●使   27:22

27:22 だが、この際、お勧めする。元気を出しなさい。舟が失われるだけで、あなたがたの中で生命を失うものは、ひとりもいないであろう。

 

*「だが、この際、お勧めする。元気を出しなさい。」

1 Samuel 30:6

6その時、ダビデはひじょうに悩んだ。それは民がみなおのおのそのむすこ娘のために心を痛めたため、ダビデを石で撃とうと言ったからである。しかしダビデはその神、主によって自分を力づけた。

Ezra 10:2

 2時にエラムの子孫のうちのエヒエルの子シカニヤが、エズラに告げて言った、「われわれは神にむかって罪を犯し、この地の民から異邦の女をめとりました。しかし、このことについてはイスラエルに、今なお望みがあります。

Job 22:29-30

 29彼は高ぶる者を低くされるが、/へりくだる者を救われるからだ。  30彼は罪のない者を救われる。あなたはその手の潔いことによって、/救われるであろう」。

Psalms 112:7

 7彼は悪いおとずれを恐れず、その心は主に信頼してゆるがない。

Isaiah 43:1-2

 1ヤコブよ、あなたを創造された主はこう言われる。イスラエルよ、あなたを造られた主はいまこう言われる、「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ。  2あなたが水の中を過ぎるとき、わたしはあなたと共におる。川の中を過ぎるとき、水はあなたの上にあふれることがない。あなたが火の中を行くとき、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。

Acts 23:11

 11その夜、主がパウロに臨んで言われた、「しっかりせよ。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなくてはならない」。

Acts 27:25

 25だから、皆さん、元気を出しなさい。万事はわたしに告げられたとおりに成って行くと、わたしは、神かけて信じている。

Acts 27:36

 36そこで、みんなの者も元気づいて食事をした。

2 Corinthians 1:4-6

4神は、いかなる患難の中にいる時でもわたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。  5それは、キリストの苦難がわたしたちに満ちあふれているように、わたしたちの受ける慰めもまた、キリストによって満ちあふれているからである。  6わたしたちが患難に会うなら、それはあなたがたの慰めと救とのためであり、慰めを受けるなら、それはあなたがたの慰めのためであって、その慰めは、わたしたちが受けているのと同じ苦難に耐えさせる力となるのである。

2 Corinthians 4:8-9

 8わたしたちは、四方から患難を受けても窮しない。途方にくれても行き詰まらない。  9迫害に会っても見捨てられない。倒されても滅びない。

 

*「舟が失われるだけで、あなたがたの中で生命を失うものは、ひとりもいないであろう。」

Job 2:4

4サタンは主に答えて言った、「皮には皮をもってします。人は自分の命のために、その持っているすべての物をも与えます。

Acts 27:31

 31パウロは、百卒長や兵卒たちに言った、「あの人たちが、舟に残っていなければ、あなたがたは助からない」。

Acts 27:34

 34だから、いま食事を取ることをお勧めする。それが、あなたがたを救うことになるのだから。たしかに髪の毛ひとすじでも、あなたがたの頭から失われることはないであろう」。

Acts 27:44

 44その他の者は、板や舟の破片に乗って行くように命じた。こうして、全部の者が上陸して救われたのであった。

 

 

●使   27:23

27:23 昨夜、わたしが仕え、また拝んでいる神からの御使が、わたしのそばに立って言った、

 

*「昨夜、・・・・御使が、わたしのそばに立って言った、」

Daniel 6:22

22わたしの神はその使をおくって、ししの口を閉ざされたので、ししはわたしを害しませんでした。これはわたしに罪のないことが、神の前に認められたからです。王よ、わたしはあなたの前にも、何も悪い事をしなかったのです」。

Acts 5:19

 19ところが夜、主の使が獄の戸を開き、彼らを連れ出して言った、

Acts 12:8-11

 8御使が「帯をしめ、くつをはきなさい」と言ったので、彼はそのとおりにした。それから「上着を着て、ついてきなさい」と言われたので、  9ペテロはついて出て行った。彼には御使のしわざが現実のこととは考えられず、ただ幻を見ているように思われた。  10彼らは第一、第二の衛所を通りすぎて、町に抜ける鉄門のところに来ると、それがひとりでに開いたので、そこを出て一つの通路に進んだとたんに、御使は彼を離れ去った。  11その時ペテロはわれにかえって言った、「今はじめて、ほんとうのことがわかった。主が御使をつかわして、ヘロデの手から、またユダヤ人たちの待ちもうけていたあらゆる災から、わたしを救い出して下さったのだ」。

Acts 12:23

 23するとたちまち、主の使が彼を打った。神に栄光を帰することをしなかったからである。彼は虫にかまれて息が絶えてしまった。

Acts 23:11

 11その夜、主がパウロに臨んで言われた、「しっかりせよ。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなくてはならない」。

Hebrews 1:14

 14御使たちはすべて仕える霊であって、救を受け継ぐべき人々に奉仕するため、つかわされたものではないか。

Revelation of John 22:16

 16わたしイエスは、使をつかわして、諸教会のために、これらのことをあなたがたにあかしした。わたしは、ダビデの若枝また子孫であり、輝く明けの明星である」。

 

*「神からの」

Exodus 19:5

5それで、もしあなたがたが、まことにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るならば、あなたがたはすべての民にまさって、わたしの宝となるであろう。全地はわたしの所有だからである。

Deuteronomy 32:9

 9主の分はその民であって、/ヤコブはその定められた嗣業である。

Psalms 135:4

 4主はおのがためにヤコブを選び、イスラエルを選んで、おのれの所有とされた。

Song of Solomon 2:16

 16わが愛する者はわたしのもの、わたしは彼のもの。彼はゆりの花の中で、その群れを養っている。

Song of Solomon 6:3

 3わたしはわが愛する人のもの、わが愛する者はわたしのものです。彼はゆりの花の中で、その群れを飼っています。

Isaiah 44:5

 5ある人は「わたしは主のものである」と言い、ある人はヤコブの名をもって自分を呼び、またある人は「主のものである」と手にしるして、イスラエルの名をもって自分を呼ぶ』」。

Jeremiah 31:33

 33しかし、それらの日の後にわたしがイスラエルの家に立てる契約はこれである。すなわちわたしは、わたしの律法を彼らのうちに置き、その心にしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となると主は言われる。

Jeremiah 32:38

 38そして彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。

Ezekiel 36:38

38すなわち犠牲のための群れのように、エルサレムの祝い日の群れのようにすることである。こうして荒れた町々は人の群れで満ちる。その時人々は、わたしが主であることを悟るようになる」。

Zechariah 13:9

 9わたしはこの三分の一を火の中に入れ、銀をふき分けるように、これをふき分け、金を精錬するように、これを精錬する。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは『彼らはわが民である』と言い、彼らは『主はわが神である』と言う」。

Malachi 3:17

 17「万軍の主は言われる、彼らはわたしが手を下して事を行う日に、わたしの者となり、わたしの宝となる。また人が自分に仕える子をあわれむように、わたしは彼らをあわれむ。

John 17:9-10

 9わたしは彼らのためにお願いします。わたしがお願いするのは、この世のためにではなく、あなたがわたしに賜わった者たちのためです。彼らはあなたのものなのです。  10わたしのものは皆あなたのもの、あなたのものはわたしのものです。そして、わたしは彼らによって栄光を受けました。

1 Corinthians 6:20

 20あなたがたは、代価を払って買いとられたのだ。それだから、自分のからだをもって、神の栄光をあらわしなさい。

Titus 2:14

 14このキリストが、わたしたちのためにご自身をささげられたのは、わたしたちをすべての不法からあがない出して、良いわざに熱心な選びの民を、ご自身のものとして聖別するためにほかならない。

1 Peter 2:9-10

9しかし、あなたがたは、選ばれた種族、祭司の国、聖なる国民、神につける民である。それによって、暗やみから驚くべきみ光に招き入れて下さったかたのみわざを、あなたがたが語り伝えるためである。  10あなたがたは、以前は神の民でなかったが、いまは神の民であり、以前は、あわれみを受けたことのない者であったが、いまは、あわれみを受けた者となっている。

 

*「わたしが仕え、また拝んでいる」

Psalms 116:16

16主よ、わたしはあなたのしもべです。わたしはあなたのしもべ、あなたのはしための子です。あなたはわたしのなわめを解かれました。

Psalms 143:12

 12主よ、み名のために、わたしを生かし、あなたの義によって、わたしを悩みから救い出してください。 [143:13] また、あなたのいつくしみによって、わが敵を断ち、わがあだをことごとく滅ぼしてください。わたしはあなたのしもべです。

Isaiah 44:21

 21ヤコブよ、イスラエルよ、これらの事を心にとめよ。あなたはわがしもべだから。わたしはあなたを造った、あなたはわがしもべだ。イスラエルよ、わたしはあなたを忘れない。

Daniel 3:17

 17もしそんなことになれば、わたしたちの仕えている神は、その火の燃える炉から、わたしたちを救い出すことができます。また王よ、あなたの手から、わたしたちを救い出されます。

Daniel 3:26

 26そこでネブカデネザルは、その火の燃える炉の入口に近寄って、「いと高き神のしもべシャデラク、メシャク、アベデネゴよ、出てきなさい」と言ったので、シャデラク、メシャク、アベデネゴはその火の中から出てきた。

Daniel 3:28

 28ネブカデネザルは言った、「シャデラク、メシャク、アベデネゴの神はほむべきかな。神はその使者をつかわして、自分に寄り頼むしもべらを救った。また彼らは自分の神以外の神に仕え、拝むよりも、むしろ王の命令を無視し、自分の身をも捨てようとしたのだ。

Daniel 6:16

 16そこで王は命令を下したので、ダニエルは引き出されて、ししの穴に投げ入れられた。王はダニエルに言った、「どうか、あなたの常に仕える神が、あなたを救われるように」。

Daniel 6:20

 20ダニエルのいる穴に近づいたとき、悲しげな声をあげて呼ばわり、ダニエルに言った、「生ける神のしもべダニエルよ、あなたが常に仕えている神はあなたを救って、ししの害を免れさせることができたか」。

Acts 16:17

 17この女が、パウロやわたしたちのあとを追ってきては、「この人たちは、いと高き神の僕たちで、あなたがたに救の道を伝えるかただ」と、叫び出すのであった。

John 12:26

26もしわたしに仕えようとする人があれば、その人はわたしに従って来るがよい。そうすれば、わたしのおる所に、わたしに仕える者もまた、おるであろう。もしわたしに仕えようとする人があれば、その人を父は重んじて下さるであろう。

Romans 1:1

 1キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから――

Romans 1:9

 9わたしは、祈のたびごとに、絶えずあなたがたを覚え、いつかは御旨にかなって道が開かれ、どうにかして、あなたがたの所に行けるようにと願っている。このことについて、わたしのためにあかしをして下さるのは、わたしが霊により、御子の福音を宣べ伝えて仕えている神である。

Romans 6:22

 22しかし今や、あなたがたは罪から解放されて神に仕え、きよきに至る実を結んでいる。その終極は永遠のいのちである。

2 Timothy 1:3

 3わたしは、日夜、祈の中で、絶えずあなたのことを思い出しては、きよい良心をもって先祖以来つかえている神に感謝している。

2 Timothy 2:24

 24主の僕たる者は争ってはならない。だれに対しても親切であって、よく教え、よく忍び、

Titus 1:1

 1神の僕、イエス・キリストの使徒パウロから――わたしが使徒とされたのは、神に選ばれた者たちの信仰を強め、また、信心にかなう真理の知識を彼らに得させるためであり、

 

 

●使   27:24

27:24 『パウロよ、恐れるな。あなたは必ずカイザルの前に立たなければならない。たしかに神は、あなたと同船の者を、ことごとくあなたに賜わっている』。

 

 

*「パウロよ、恐れるな。」

Genesis 15:1

1これらの事の後、主の言葉が幻のうちにアブラムに臨んだ、/「アブラムよ恐れてはならない、/わたしはあなたの盾である。あなたの受ける報いは、/はなはだ大きいであろう」。

Genesis 46:3

 3神は言われた、「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下るのを恐れてはならない。わたしはあそこであなたを大いなる国民にする。

1 Kings 17:13

 13エリヤは彼女に言った、「恐れるにはおよばない。行って、あなたが言ったとおりにしなさい。しかしまず、それでわたしのために小さいパンを、一つ作って持ってきなさい。その後、あなたと、あなたの子供のために作りなさい。

2 Kings 6:16

 16エリシャは言った、「恐れることはない。われわれと共にいる者は彼らと共にいる者よりも多いのだから」。

Isaiah 41:10-14

 10恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。  11見よ、あなたにむかって怒る者はみな、はじて、あわてふためき、あなたと争う者は滅びて無に帰する。  12あなたは、あなたと争う者を尋ねても見いださず、あなたと戦う者は全く消えうせる。  13あなたの神、主なるわたしは/あなたの右の手をとってあなたに言う、「恐れてはならない、わたしはあなたを助ける」。  14主は言われる、「虫にひとしいヤコブよ、イスラエルの人々よ、恐れてはならない。わたしはあなたを助ける。あなたをあがなう者はイスラエルの聖者である。

Isaiah 43:1-5

 1ヤコブよ、あなたを創造された主はこう言われる。イスラエルよ、あなたを造られた主はいまこう言われる、「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ。  2あなたが水の中を過ぎるとき、わたしはあなたと共におる。川の中を過ぎるとき、水はあなたの上にあふれることがない。あなたが火の中を行くとき、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。  3わたしはあなたの神、主である、イスラエルの聖者、あなたの救主である。わたしはエジプトを与えて/あなたのあがないしろとし、エチオピヤとセバとをあなたの代りとする。  4あなたはわが目に尊く、重んぜられるもの、わたしはあなたを愛するがゆえに、あなたの代りに人を与え、あなたの命の代りに民を与える。  5恐れるな、わたしはあなたと共におる。わたしは、あなたの子孫を東からこさせ、西からあなたを集める。

Acts 18:9-10

 9すると、ある夜、幻のうちに主がパウロに言われた、「恐れるな。語りつづけよ、黙っているな。  10あなたには、わたしがついている。だれもあなたを襲って、危害を加えるようなことはない。この町には、わたしの民が大ぜいいる」。

Matthew 10:28

28また、からだを殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、からだも魂も地獄で滅ぼす力のあるかたを恐れなさい。

Revelation of John 1:17

 17わたしは彼を見たとき、その足もとに倒れて死人のようになった。すると、彼は右手をわたしの上において言った、「恐れるな。わたしは初めであり、終りであり、

 

*「あなたは必ずカイザルの前に立たなければならない。」

Matthew 10:18

18またあなたがたは、わたしのために長官たちや王たちの前に引き出されるであろう。それは、彼らと異邦人とに対してあかしをするためである。

John 11:9

 9イエスは答えられた、「一日には十二時間あるではないか。昼間あるけば、人はつまずくことはない。この世の光を見ているからである。

Acts 9:15

 15しかし、主は仰せになった、「さあ、行きなさい。あの人は、異邦人たち、王たち、またイスラエルの子らにも、わたしの名を伝える器として、わたしが選んだ者である。

Acts 19:21

 21これらの事があった後、パウロは御霊に感じて、マケドニヤ、アカヤをとおって、エルサレムへ行く決心をした。そして言った、「わたしは、そこに行ったのち、ぜひローマをも見なければならない」。

Acts 23:11

 11その夜、主がパウロに臨んで言われた、「しっかりせよ。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなくてはならない」。

Acts 25:11

 11もしわたしが悪いことをし、死に当るようなことをしているのなら、死を免れようとはしません。しかし、もし彼らの訴えることに、なんの根拠もないとすれば、だれもわたしを彼らに引き渡す権利はありません。わたしはカイザルに上訴します」。

2 Timothy 4:16-17

 16わたしの第一回の弁明の際には、わたしに味方をする者はひとりもなく、みなわたしを捨てて行った。どうか、彼らが、そのために責められることがないように。  17しかし、わたしが御言を余すところなく宣べ伝えて、すべての異邦人に聞かせるように、主はわたしを助け、力づけて下さった。そして、わたしは、ししの口から救い出されたのである。

Revelation of John 11:5-7

 5もし彼らに害を加えようとする者があれば、彼らの口から火が出て、その敵を滅ぼすであろう。もし彼らに害を加えようとする者があれば、その者はこのように殺されねばならない。  6預言をしている期間、彼らは、天を閉じて雨を降らせないようにする力を持っている。さらにまた、水を血に変え、何度でも思うままに、あらゆる災害で地を打つ力を持っている。  7そして、彼らがそのあかしを終えると、底知れぬ所からのぼって来る獣が、彼らと戦って打ち勝ち、彼らを殺す。

 

*「たしかに神は、あなたと同船の者を、ことごとくあなたに賜わっている」

Genesis 12:2

2わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。

Genesis 18:23-32

 23アブラハムは近寄って言った、「まことにあなたは正しい者を、悪い者と一緒に滅ぼされるのですか。  24たとい、あの町に五十人の正しい者があっても、あなたはなお、その所を滅ぼし、その中にいる五十人の正しい者のためにこれをゆるされないのですか。  25正しい者と悪い者とを一緒に殺すようなことを、あなたは決してなさらないでしょう。正しい者と悪い者とを同じようにすることも、あなたは決してなさらないでしょう。全地をさばく者は公義を行うべきではありませんか」。  26主は言われた、「もしソドムで町の中に五十人の正しい者があったら、その人々のためにその所をすべてゆるそう」。  27アブラハムは答えて言った、「わたしはちり灰に過ぎませんが、あえてわが主に申します。  28もし五十人の正しい者のうち五人欠けたなら、その五人欠けたために町を全く滅ぼされますか」。主は言われた、「もしそこに四十五人いたら、滅ぼさないであろう」。  29アブラハムはまた重ねて主に言った、「もしそこに四十人いたら」。主は言われた、「その四十人のために、これをしないであろう」。  30アブラハムは言った、「わが主よ、どうかお怒りにならぬよう。わたしは申します。もしそこに三十人いたら」。主は言われた、「そこに三十人いたら、これをしないであろう」。  31アブラハムは言った、「いまわたしはあえてわが主に申します。もしそこに二十人いたら」。主は言われた、「わたしはその二十人のために滅ぼさないであろう」。  32アブラハムは言った、「わが主よ、どうかお怒りにならぬよう。わたしはいま一度申します、もしそこに十人いたら」。主は言われた、「わたしはその十人のために滅ぼさないであろう」。

Genesis 19:21-22

 21み使は彼に言った、「わたしはこの事でもあなたの願いをいれて、あなたの言うその町は滅ぼしません。  22急いでそこへのがれなさい。あなたがそこに着くまでは、わたしは何事もすることができません」。これによって、その町の名はゾアルと呼ばれた。

Genesis 19:29

 29こうして神が低地の町々をこぼたれた時、すなわちロトの住んでいた町々を滅ぼされた時、神はアブラハムを覚えて、その滅びの中からロトを救い出された。

Genesis 30:27

 27ラバンは彼に言った、「もし、あなたの心にかなうなら、とどまってください。わたしは主があなたのゆえに、わたしを恵まれるしるしを見ました」。

Genesis 39:5

 5彼がヨセフに家とすべての持ち物をつかさどらせた時から、主はヨセフのゆえにそのエジプトびとの家を恵まれたので、主の恵みは彼の家と畑とにあるすべての持ち物に及んだ。

Genesis 39:23

 23獄屋番は彼の手にゆだねた事はいっさい顧みなかった。主がヨセフと共におられたからである。主は彼のなす事を栄えさせられた。

Isaiah 58:11-12

 11主は常にあなたを導き、良き物をもってあなたの願いを満ち足らせ、あなたの骨を強くされる。あなたは潤った園のように、水の絶えない泉のようになる。  12あなたの子らは久しく荒れすたれたる所を興し、あなたは代々やぶれた基を立て、人はあなたを『破れを繕う者』と呼び、『市街を繕って住むべき所となす者』と/呼ぶようになる。

Acts 27:37

 37舟にいたわたしたちは、合わせて二百七十六人であった。

Micah 5:7

7その時ヤコブの残れる者は多くの民の中にあること、人によらず、また人の子らを待たずに/主からくだる露のごとく、青草の上に降る夕立ちのようである。

James 5:16

 16だから、互に罪を告白し合い、また、いやされるようにお互のために祈りなさい。義人の祈は、大いに力があり、効果のあるものである。

 

 

●使   27:25

27:25 だから、皆さん、元気を出しなさい。万事はわたしに告げられたとおりに成って行くと、わたしは、神かけて信じている。

 

*「万事はわたしに告げられたとおりに成って行くと、わたしは、神かけて信じている。」

Numbers 23:19

19神は人のように偽ることはなく、/また人の子のように悔いることもない。言ったことで、行わないことがあろうか、/語ったことで、しとげないことがあろうか。

2 Chronicles 20:20

 20彼らは朝早く起きてテコアの野に出て行った。その出て行くとき、ヨシャパテは立って言った、「ユダの人々およびエルサレムの民よ、わたしに聞きなさい。あなたがたの神、主を信じなさい。そうすればあなたがたは堅く立つことができる。主の預言者を信じなさい。そうすればあなたがたは成功するでしょう」。

Luke 1:45

 45主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女は、なんとさいわいなことでしょう」。

Acts 27:11

 11しかし百卒長は、パウロの意見よりも、船長や船主の方を信頼した。

Acts 27:21

 21みんなの者は、長いあいだ食事もしないでいたが、その時、パウロが彼らの中に立って言った、「皆さん、あなたがたが、わたしの忠告を聞きいれて、クレテから出なかったら、このような危害や損失を被らなくてすんだはずであった。

Romans 4:20-21

 20彼は、神の約束を不信仰のゆえに疑うようなことはせず、かえって信仰によって強められ、栄光を神に帰し、  21神はその約束されたことを、また成就することができると確信した。

2 Timothy 1:12

 12そのためにまた、わたしはこのような苦しみを受けているが、それを恥としない。なぜなら、わたしは自分の信じてきたかたを知っており、またそのかたは、わたしにゆだねられているものを、かの日に至るまで守って下さることができると、確信しているからである。

 

 

●使   27:26

27:26 われわれは、どこかの島に打ちあげられるに相違ない」。

 

*「どこかの島に打ちあげられるに相違ない」

Acts 28:1

1わたしたちが、こうして救われてからわかったが、これはマルタと呼ばれる島であった。

 

 

●使   27:27

27:27 わたしたちがアドリヤ海に漂ってから十四日目の夜になった時、真夜中ごろ、水夫らはどこかの陸地に近づいたように感じた。

 

*「わたしたちがアドリヤ海に漂ってから十四日目の夜になった時、」

Acts 27:18-20

18わたしたちは、暴風にひどく悩まされつづけたので、次の日に、人々は積荷を捨てはじめ、  19三日目には、船具までも、てずから投げすてた。  20幾日ものあいだ、太陽も星も見えず、暴風は激しく吹きすさぶので、わたしたちの助かる最後の望みもなくなった。

 

*「真夜中ごろ、水夫らはどこかの陸地に近づいたように感じた。」

1 Kings 9:27

27ヒラムは海の事を知っている船員であるそのしもべをソロモンのしもべと共にその船でつかわした。

Jonah 1:6

 6そこで船長は来て、彼に言った、「あなたはどうして眠っているのか。起きて、あなたの神に呼ばわりなさい。神があるいは、われわれを顧みて、助けてくださるだろう」。

Acts 27:30

 30その時、水夫らが舟から逃げ出そうと思って、へさきからいかりを投げおろすと見せかけ、小舟を海におろしていたので、

Revelation of John 18:17

 17これほどの富が、一瞬にして無に帰してしまうとは』。また、すべての船長、航海者、水夫、すべて海で働いている人たちは、遠くに立ち、

 

 

●使   27:28

27:28 そこで、水の深さを測ってみたところ、二十ひろであることがわかった。それから少し進んで、もう一度測ってみたら、十五ひろであった。

 

*「節全体」

Acts 27:28

28そこで、水の深さを測ってみたところ、二十ひろであることがわかった。それから少し進んで、もう一度測ってみたら、十五ひろであった。

 

 

●使   27:29

27:29 わたしたちが、万一暗礁に乗り上げては大変だと、人々は気づかって、ともから四つのいかりを投げおろし、夜の明けるのを待ちわびていた。

 

*「わたしたちが、万一暗礁に乗り上げては大変だと、人々は気づかって、」

Acts 27:17

17それを舟に引き上げてから、綱で船体を巻きつけた。また、スルテスの洲に乗り上げるのを恐れ、帆をおろして流れるままにした。

Acts 27:41

 41ところが、潮流の流れ合う所に突き進んだため、舟を浅瀬に乗りあげてしまって、へさきがめり込んで動かなくなり、ともの方は激浪のためにこわされた。

 

*「ともから四つのいかりを投げおろし、」

Acts 27:30

30その時、水夫らが舟から逃げ出そうと思って、へさきからいかりを投げおろすと見せかけ、小舟を海におろしていたので、

Acts 27:40

 40そこで、いかりを切り離して海に捨て、同時にかじの綱をゆるめ、風に前の帆をあげて、砂浜にむかって進んだ。

Hebrews 6:19

 19この望みは、わたしたちにとって、いわば、たましいを安全にし不動にする錨であり、かつ「幕の内」にはいり行かせるものである。

 

*「夜の明けるのを待ちわびていた。」

Deuteronomy 28:67

67あなたが心にいだく恐れと、目に見るものによって、朝には『ああ夕であればよいのに』と言い、夕には『ああ朝であればよいのに』と言うであろう。

Psalms 130:6

 6わたしは主を待ち望みます、わが魂は待ち望みます。そのみ言葉によって、わたしは望みをいだきます。

 

 

●使   27:30

27:30 その時、水夫らが舟から逃げ出そうと思って、へさきからいかりを投げおろすと見せかけ、小舟を海におろしていたので、

 

*「その時、水夫らが舟から逃げ出そうと思って、」

Acts 27:16

16それから、クラウダという小島の陰に、はいり込んだので、わたしたちは、やっとのことで小舟を処置することができ、

Acts 27:32

 32そこで兵卒たちは、小舟の綱を断ち切って、その流れて行くままに任せた。

 

*「へさきからいかりを投げおろすと見せかけ、小舟を海におろしていたので、」

Acts 27:41

41ところが、潮流の流れ合う所に突き進んだため、舟を浅瀬に乗りあげてしまって、へさきがめり込んで動かなくなり、ともの方は激浪のためにこわされた。

 

 

●使   27:31

27:31 パウロは、百卒長や兵卒たちに言った、「あの人たちが、舟に残っていなければ、あなたがたは助からない」。

 

*「パウロは、百卒長や兵卒たちに言った、」

Acts 27:11

11しかし百卒長は、パウロの意見よりも、船長や船主の方を信頼した。

Acts 27:21

 21みんなの者は、長いあいだ食事もしないでいたが、その時、パウロが彼らの中に立って言った、「皆さん、あなたがたが、わたしの忠告を聞きいれて、クレテから出なかったら、このような危害や損失を被らなくてすんだはずであった。

Acts 27:42-43

 42兵卒たちは、囚人らが泳いで逃げるおそれがあるので、殺してしまおうと図ったが、  43百卒長は、パウロを救いたいと思うところから、その意図をしりぞけ、泳げる者はまず海に飛び込んで陸に行き、

 

*「あの人たちが、舟に残っていなければ、あなたがたは助からない」

Psalms 91:11-12

11これは主があなたのために天使たちに命じて、あなたの歩むすべての道で/あなたを守らせられるからである。  12彼らはその手で、あなたをささえ、石に足を打ちつけることのないようにする。

Jeremiah 29:11-13

 11主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。  12その時、あなたがたはわたしに呼ばわり、来て、わたしに祈る。わたしはあなたがたの祈を聞く。  13あなたがたはわたしを尋ね求めて、わたしに会う。もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求めるならば、

Ezekiel 36:36-37

 36あなたがたの周囲に残った諸国民は主なるわたしがくずれた所を建て直し、荒れた所にものを植えたということを悟るようになる。主なるわたしがこれを言い、これをなすのである。  37主なる神はこう言われる、イスラエルの家は、わたしが次のことを彼らのためにするように、わたしに求めるべきである。すなわち人を群れのようにふやすこと、

Luke 1:34-35

 34そこでマリヤは御使に言った、「どうして、そんな事があり得ましょうか。わたしにはまだ夫がありませんのに」。  35御使が答えて言った、「聖霊があなたに臨み、いと高き者の力があなたをおおうでしょう。それゆえに、生れ出る子は聖なるものであり、神の子と、となえられるでしょう。

Luke 4:9-12

 9それから悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、宮の頂上に立たせて言った、「もしあなたが神の子であるなら、ここから下へ飛びおりてごらんなさい。  10『神はあなたのために、御使たちに命じてあなたを守らせるであろう』とあり、  11また、『あなたの足が石に打ちつけられないように、彼らはあなたを手でささえるであろう』とも書いてあります」。  12イエスは答えて言われた、「『主なるあなたの神を試みてはならない』と言われている」。

Acts 27:22-24

 22だが、この際、お勧めする。元気を出しなさい。舟が失われるだけで、あなたがたの中で生命を失うものは、ひとりもいないであろう。  23昨夜、わたしが仕え、また拝んでいる神からの御使が、わたしのそばに立って言った、  24『パウロよ、恐れるな。あなたは必ずカイザルの前に立たなければならない。たしかに神は、あなたと同船の者を、ことごとくあなたに賜わっている』。

John 6:37

37父がわたしに与えて下さる者は皆、わたしに来るであろう。そして、わたしに来る者を決して拒みはしない。

2 Thessalonians 2:13-14

 13しかし、主に愛されている兄弟たちよ。わたしたちはいつもあなたがたのことを、神に感謝せずにはおられない。それは、神があなたがたを初めから選んで、御霊によるきよめと、真理に対する信仰とによって、救を得させようとし、  14そのために、わたしたちの福音によりあなたがたを召して、わたしたちの主イエス・キリストの栄光にあずからせて下さるからである。

 

 

●使   27:32

27:32 そこで兵卒たちは、小舟の綱を断ち切って、その流れて行くままに任せた。

 

*「節全体」

Luke 16:8

8ところが主人は、この不正な家令の利口なやり方をほめた。この世の子らはその時代に対しては、光の子らよりも利口である。

Philippians 3:7-9

 7しかし、わたしにとって益であったこれらのものを、キリストのゆえに損と思うようになった。  8わたしは、更に進んで、わたしの主キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値のゆえに、いっさいのものを損と思っている。キリストのゆえに、わたしはすべてを失ったが、それらのものを、ふん土のように思っている。それは、わたしがキリストを得るためであり、  9律法による自分の義ではなく、キリストを信じる信仰による義、すなわち、信仰に基く神からの義を受けて、キリストのうちに自分を見いだすようになるためである。

 

 

●使   27:33

27:33 夜が明けかけたころ、パウロは一同の者に、食事をするように勧めて言った、「あなたがたが食事もせずに、見張りを続けてから、何も食べないで、きょうが十四日目に当る。

 

*「夜が明けかけたころ、パウロは一同の者に、食事をするように勧めて言った、」

Acts 27:29

29わたしたちが、万一暗礁に乗り上げては大変だと、人々は気づかって、ともから四つのいかりを投げおろし、夜の明けるのを待ちわびていた。

 

*「「あなたがたが食事もせずに、見張りを続けてから、何も食べないで、きょうが十四日目に当る。」

Acts 27:27

27わたしたちがアドリヤ海に漂ってから十四日目の夜になった時、真夜中ごろ、水夫らはどこかの陸地に近づいたように感じた。

 

 

●使   27:34

27:34 だから、いま食事を取ることをお勧めする。それが、あなたがたを救うことになるのだから。たしかに髪の毛ひとすじでも、あなたがたの頭から失われることはないであろう」。

 

*「だから、いま食事を取ることをお勧めする。それが、あなたがたを救うことになるのだから。」

Matthew 15:32

32イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた、「この群衆がかわいそうである。もう三日間もわたしと一緒にいるのに、何も食べるものがない。しかし、彼らを空腹のままで帰らせたくはない。恐らく途中で弱り切ってしまうであろう」。

Mark 8:2-3

 2「この群衆がかわいそうである。もう三日間もわたしと一緒にいるのに、何も食べるものがない。  3もし、彼らを空腹のまま家に帰らせるなら、途中で弱り切ってしまうであろう。それに、なかには遠くからきている者もある」。

Philippians 2:5

 5キリスト・イエスにあっていだいているのと同じ思いを、あなたがたの間でも互に生かしなさい。

1 Timothy 5:23

 23(これからは、水ばかりを飲まないで、胃のため、また、たびたびのいたみを和らげるために、少量のぶどう酒を用いなさい。)

 

*「たしかに髪の毛ひとすじでも、あなたがたの頭から失われることはないであろう」

1 Kings 1:52

52ソロモンは言った、「もし彼がよい人となるならば、その髪の毛ひとすじも地に落ちることはなかろう。しかし彼のうちに悪のあることがわかるならば、彼は死ななければならない」。

Matthew 10:30

 30またあなたがたの頭の毛までも、みな数えられている。

Luke 12:7

 7その上、あなたがたの頭の毛までも、みな数えられている。恐れることはない。あなたがたは多くのすずめよりも、まさった者である。

Luke 21:18

 18しかし、あなたがたの髪の毛一すじでも失われることはない。

 

 

●使   27:35

27:35 彼はこう言って、パンを取り、みんなの前で神に感謝し、それをさいて食べはじめた。

 

*「彼はこう言って、パンを取り、・・・・神に感謝し、」

1 Samuel 9:13

13あなたがたは、町にはいるとすぐ、あのかたが高き所に上って食事される前に会えるでしょう。民はそのかたがこられるまでは食事をしません。あのかたが犠牲を祝福されてから、招かれた人々が食事をするのです。さあ、上っていきなさい。すぐに会えるでしょう」。

Matthew 15:36

 36七つのパンと魚とを取り、感謝してこれをさき、弟子たちにわたされ、弟子たちはこれを群衆にわけた。

Mark 8:6

 6そこでイエスは群衆に地にすわるように命じられた。そして七つのパンを取り、感謝してこれをさき、人々に配るように弟子たちに渡されると、弟子たちはそれを群衆に配った。

Luke 24:30

 30一緒に食卓につかれたとき、パンを取り、祝福してさき、彼らに渡しておられるうちに、

John 6:11

 11そこで、イエスはパンを取り、感謝してから、すわっている人々に分け与え、また、さかなをも同様にして、彼らの望むだけ分け与えられた。

John 6:23

 23しかし、数そうの小舟がテベリヤからきて、主が感謝されたのちパンを人々に食べさせた場所に近づいた。

Acts 2:46-47

 46そして日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、まごころとをもって、食事を共にし、  47神をさんびし、すべての人に好意を持たれていた。そして主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。

Romans 14:6

 6日を重んじる者は、主のために重んじる。また食べる者も主のために食べる。神に感謝して食べるからである。食べない者も主のために食べない。そして、神に感謝する。

1 Corinthians 10:30-31

30もしわたしが感謝して食べる場合、その感謝する物について、どうして人のそしりを受けるわけがあろうか。  31だから、飲むにも食べるにも、また何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである。

1 Timothy 4:3-4

 3これらの偽り者どもは、結婚を禁じたり、食物を断つことを命じたりする。しかし食物は、信仰があり真理を認める者が、感謝して受けるようにと、神の造られたものである。  4神の造られたものは、みな良いものであって、感謝して受けるなら、何ひとつ捨てるべきものはない。

 

 

*「みんなの前で」

Psalms 119:47

47わたしはまた王たちの前に/あなたのあかしを語って恥じることはありません。

Romans 1:16

 16わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である。

2 Timothy 1:8

 8だから、あなたは、わたしたちの主のあかしをすることや、わたしが主の囚人であることを、決して恥ずかしく思ってはならない。むしろ、神の力にささえられて、福音のために、わたしと苦しみを共にしてほしい。

2 Timothy 1:12

 12そのためにまた、わたしはこのような苦しみを受けているが、それを恥としない。なぜなら、わたしは自分の信じてきたかたを知っており、またそのかたは、わたしにゆだねられているものを、かの日に至るまで守って下さることができると、確信しているからである。

1 Peter 4:16

 16しかし、クリスチャンとして苦しみを受けるのであれば、恥じることはない。かえって、この名によって神をあがめなさい。

 

 

●使   27:36

27:36 そこで、みんなの者も元気づいて食事をした。

 

*「そこで、みんなの者も元気づいて」

Psalms 27:14

14わたしは信じます、生ける者の地でわたしは主の恵みを見ることを。 [27:15] 主を待ち望め、強く、かつ雄々しくあれ。主を待ち望め。

2 Corinthians 1:4-6

 4神は、いかなる患難の中にいる時でもわたしたちを慰めて下さり、また、わたしたち自身も、神に慰めていただくその慰めをもって、あらゆる患難の中にある人々を慰めることができるようにして下さるのである。  5それは、キリストの苦難がわたしたちに満ちあふれているように、わたしたちの受ける慰めもまた、キリストによって満ちあふれているからである。  6わたしたちが患難に会うなら、それはあなたがたの慰めと救とのためであり、慰めを受けるなら、それはあなたがたの慰めのためであって、その慰めは、わたしたちが受けているのと同じ苦難に耐えさせる力となるのである。

 

 

 

●使   27:37

27:37 舟にいたわたしたちは、合わせて二百七十六人であった。

 

*「合わせて二百七十六人であった。」

Acts 27:24

24『パウロよ、恐れるな。あなたは必ずカイザルの前に立たなければならない。たしかに神は、あなたと同船の者を、ことごとくあなたに賜わっている』。

 

*「舟にいたわたしたちは、」

Acts 2:41

41そこで、彼の勧めの言葉を受けいれた者たちは、バプテスマを受けたが、その日、仲間に加わったものが三千人ほどあった。

Acts 7:14

 14ヨセフは使をやって、父ヤコブと七十五人にのぼる親族一同とを招いた。

Romans 13:1

 1すべての人は、上に立つ権威に従うべきである。なぜなら、神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威は、すべて神によって立てられたものだからである。

1 Peter 3:20

 20これらの霊というのは、むかしノアの箱舟が造られていた間、神が寛容をもって待っておられたのに従わなかった者どものことである。その箱舟に乗り込み、水を経て救われたのは、わずかに八名だけであった。

 

 

●使   27:38

27:38 みんなの者は、じゅうぶんに食事をした後、穀物を海に投げすてて舟を軽くした。

 

*「穀物を海に投げすてて舟を軽くした。」

Job 2:4

4サタンは主に答えて言った、「皮には皮をもってします。人は自分の命のために、その持っているすべての物をも与えます。

Jonah 1:5

 5それで水夫たちは恐れて、めいめい自分の神を呼び求め、また船を軽くするため、その中の積み荷を海に投げ捨てた。しかし、ヨナは船の奥に下り、伏して熟睡していた。

Matthew 6:25

 25それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。

Matthew 16:26

 26たとい人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。また、人はどんな代価を払って、その命を買いもどすことができようか。

Acts 27:18-19

 18わたしたちは、暴風にひどく悩まされつづけたので、次の日に、人々は積荷を捨てはじめ、  19三日目には、船具までも、てずから投げすてた。

Hebrews 12:1

 1こういうわけで、わたしたちは、このような多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、いっさいの重荷と、からみつく罪とをかなぐり捨てて、わたしたちの参加すべき競走を、耐え忍んで走りぬこうではないか。

 

 

●使   27:39

27:39 夜が明けて、どこの土地かよくわからなかったが、砂浜のある入江が見えたので、できれば、それに舟を乗り入れようということになった。

 

*「節全体」

Acts 27:39

39夜が明けて、どこの土地かよくわからなかったが、砂浜のある入江が見えたので、できれば、それに舟を乗り入れようということになった。

 

●使   27:40

27:40 そこで、いかりを切り離して海に捨て、同時にかじの綱をゆるめ、風に前の帆をあげて、砂浜にむかって進んだ。

 

*「そこで、いかりを切り離して海に捨て、」

Acts 27:29-30

29わたしたちが、万一暗礁に乗り上げては大変だと、人々は気づかって、ともから四つのいかりを投げおろし、夜の明けるのを待ちわびていた。  30その時、水夫らが舟から逃げ出そうと思って、へさきからいかりを投げおろすと見せかけ、小舟を海におろしていたので、

 

*「同時にかじの綱をゆるめ、」

Isaiah 33:23

23あなたの船綱は解けて、帆柱のもとを結びかためることができず、帆を張ることもできない。その時多くの獲物とぶんどり品は分けられ、足なえまでも獲物を取る。

 

 

●使   27:41

27:41 ところが、潮流の流れ合う所に突き進んだため、舟を浅瀬に乗りあげてしまって、へさきがめり込んで動かなくなり、ともの方は激浪のためにこわされた。

 

*「ところが、潮流の流れ合う所に突き進んだため、舟を浅瀬に乗りあげてしまって、へさきがめり込んで動かなくなり、」

Acts 27:17

17それを舟に引き上げてから、綱で船体を巻きつけた。また、スルテスの洲に乗り上げるのを恐れ、帆をおろして流れるままにした。

Acts 27:26-29

 26われわれは、どこかの島に打ちあげられるに相違ない」。  27わたしたちがアドリヤ海に漂ってから十四日目の夜になった時、真夜中ごろ、水夫らはどこかの陸地に近づいたように感じた。  28そこで、水の深さを測ってみたところ、二十ひろであることがわかった。それから少し進んで、もう一度測ってみたら、十五ひろであった。  29わたしたちが、万一暗礁に乗り上げては大変だと、人々は気づかって、ともから四つのいかりを投げおろし、夜の明けるのを待ちわびていた。

2 Corinthians 11:25

 25ローマ人にむちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度、そして、一昼夜、海の上を漂ったこともある。

 

*「へさきがめり込んで動かなくなり、ともの方は激浪のためにこわされた。」

1 Kings 22:48

48ヨシャパテはタルシシの船を造って、金を獲るためにオフルに行かせようとしたが、その船はエジオン・ゲベルで難破したため、ついに行かなかった。

2 Chronicles 20:37

 37その時マレシャのドダワの子エリエゼルはヨシャパテに向かって預言し、「あなたはアハジヤと相結んだので、主はあなたの造った物をこわされます」と言ったが、その船は難破して、タルシシへ行くことができなかった。

Ezekiel 27:26

 26あなたのこぎ手らはあなたを大海の中に進め、海の中で東風があなたの船を破った。

Ezekiel 27:34

 34今あなたは海で破船し、深い水に沈み、あなたの商品と、あなたのすべての船員とは、あなたと共に沈んだ。

2 Corinthians 11:25-26

 25ローマ人にむちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度、そして、一昼夜、海の上を漂ったこともある。  26幾たびも旅をし、川の難、盗賊の難、同国民の難、異邦人の難、都会の難、荒野の難、海上の難、にせ兄弟の難に会い、

 

 

●使   27:42

27:42 兵卒たちは、囚人らが泳いで逃げるおそれがあるので、殺してしまおうと図ったが、

 

*「節全体」

Psalms 74:20

20どうかあなたのはとの魂を/野の獣にわたさないでください。貧しい者のいのちをとこしえに忘れないでください。

Proverbs 12:10

 10正しい人はその家畜の命を顧みる、悪しき者は残忍をもって、あわれみとする。

Ecclesiastes 9:3

 3すべての人に同一に臨むのは、日の下に行われるすべての事のうちの悪事である。また人の心は悪に満ち、その生きている間は、狂気がその心のうちにあり、その後は死者のもとに行くのである。

Mark 15:15-20

 15それで、ピラトは群衆を満足させようと思って、バラバをゆるしてやり、イエスをむち打ったのち、十字架につけるために引きわたした。  16兵士たちはイエスを、邸宅、すなわち総督官邸の内に連れて行き、全部隊を呼び集めた。  17そしてイエスに紫の衣を着せ、いばらの冠を編んでかぶらせ、  18「ユダヤ人の王、ばんざい」と言って敬礼をしはじめた。  19また、葦の棒でその頭をたたき、つばきをかけ、ひざまずいて拝んだりした。  20こうして、イエスを嘲弄したあげく、紫の衣をはぎとり、元の上着を着せた。それから、彼らはイエスを十字架につけるために引き出した。

Luke 23:40-41

 40もうひとりは、それをたしなめて言った、「おまえは同じ刑を受けていながら、神を恐れないのか。  41お互は自分のやった事のむくいを受けているのだから、こうなったのは当然だ。しかし、このかたは何も悪いことをしたのではない」。

 

 

●使   27:43

27:43 百卒長は、パウロを救いたいと思うところから、その意図をしりぞけ、泳げる者はまず海に飛び込んで陸に行き、

 

*「百卒長は、パウロを救いたいと思うところから、」

Proverbs 16:7

7人の道が主を喜ばせる時、主はその人の敵をもその人と和らがせられる。

Acts 23:10

 10こうして、争論が激しくなったので、千卒長は、パウロが彼らに引き裂かれるのを気づかって、兵卒どもに、降りて行ってパウロを彼らの中から力づくで引き出し、兵営に連れて来るように、命じた。

Acts 23:24

 24また、パウロを乗せるために馬を用意して、彼を総督ペリクスのもとへ無事に連れて行け」。

Acts 27:3

 3次の日、シドンに入港したが、ユリアスは、パウロを親切に取り扱い、友人をおとずれてかんたいを受けることを、許した。

Acts 27:11

 11しかし百卒長は、パウロの意見よりも、船長や船主の方を信頼した。

Acts 27:31

 31パウロは、百卒長や兵卒たちに言った、「あの人たちが、舟に残っていなければ、あなたがたは助からない」。

2 Corinthians 11:25

 25ローマ人にむちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度、そして、一昼夜、海の上を漂ったこともある。

 

●使   27:44

27:44 その他の者は、板や舟の破片に乗って行くように命じた。こうして、全部の者が上陸して救われたのであった。

 

*「節全体」

Psalms 107:28-30

28彼らはその悩みのうちに主に呼ばわったので、主は彼らをその悩みから救い出された。  29主があらしを静められると、海の波は穏やかになった。  30こうして彼らは波の静まったのを喜び、主は彼らをその望む港へ導かれた。

Amos 9:9

 9「見よ、わたしは命じて、人がふるいで物をふるうように、わたしはイスラエルの家を万国民のうちでふるう。ひと粒も地に落ちることはない。

John 6:39-40

 39わたしをつかわされたかたのみこころは、わたしに与えて下さった者を、わたしがひとりも失わずに、終りの日によみがえらせることである。  40わたしの父のみこころは、子を見て信じる者が、ことごとく永遠の命を得ることなのである。そして、わたしはその人々を終りの日によみがえらせるであろう」。

Acts 27:22

 22だが、この際、お勧めする。元気を出しなさい。舟が失われるだけで、あなたがたの中で生命を失うものは、ひとりもいないであろう。

Acts 27:24

 24『パウロよ、恐れるな。あなたは必ずカイザルの前に立たなければならない。たしかに神は、あなたと同船の者を、ことごとくあなたに賜わっている』。

2 Corinthians 1:8-10

 8兄弟たちよ。わたしたちがアジヤで会った患難を、知らずにいてもらいたくない。わたしたちは極度に、耐えられないほど圧迫されて、生きる望みをさえ失ってしまい、  9心のうちで死を覚悟し、自分自身を頼みとしないで、死人をよみがえらせて下さる神を頼みとするに至った。  10神はこのような死の危険から、わたしたちを救い出して下さった、また救い出して下さるであろう。わたしたちは、神が今後も救い出して下さることを望んでいる。

1 Peter 4:18

 18また義人でさえ、かろうじて救われるのだとすれば、不信なる者や罪人は、どうなるであろうか。

 

 

 

 

 

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