●創  11:1

11:1 全地は同じ発音、同じ言葉であった。

 

*「節全体

Isaiah 19:18

18その日、エジプトの地にカナンの国ことばを語り、また万軍の主に誓いを立てる五つの町があり、その中の一つは太陽の町ととなえられる。

Zephaniah 3:9

 9その時わたしはもろもろの民に清きくちびるを与え、すべて彼らに主の名を呼ばせ、心を一つにして主に仕えさせる。

Acts 2:6

 6この物音に大ぜいの人が集まってきて、彼らの生れ故郷の国語で、使徒たちが話しているのを、だれもかれも聞いてあっけに取られた。

 

 

●創  11:2

11:2 時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、そこに住んだ。

 

*「時に人々は東に移り、

Genesis 13:11

11そこでロトはヨルダンの低地をことごとく選びとって東に移った。こうして彼らは互に別れた。

 

*「シナルの地に平野を得て、そこに住んだ。

Genesis 10:10

10彼の国は最初シナルの地にあるバベル、エレク、アカデ、カルネであった。

Genesis 11:9

 9これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。

Genesis 14:1

 1シナルの王アムラペル、エラサルの王アリオク、エラムの王ケダラオメルおよびゴイムの王テダルの世に、

Isaiah 11:11

 11その日、主は再び手を伸べて、その民の残れる者をアッスリヤ、エジプト、パテロス、エチオピヤ、エラム、シナル、ハマテおよび海沿いの国々からあがなわれる。

Daniel 1:2

 2主はユダの王エホヤキムと、神の宮の器具の一部とを、彼の手にわたされたので、彼はこれをシナルの地の自分の神の宮に携えゆき、その器具を自分の神の蔵に納めた。

Zechariah 5:11

 11彼はわたしに言った、「シナルの地で、女たちのために家を建てるのです。それが建てられると、彼らはエパ枡をそこにすえ、それの土台の上に置くのです」。

 

 

●創  11:3

11:3 彼らは互に言った、「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。こうして彼らは石の代りに、れんがを得、しっくいの代りに、アスファルトを得た。

 

*「彼らは互に言った、

Genesis 11:4

4彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。

Genesis 11:7

 7さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」。

Psalms 64:5

 5隠れた所から罪なき者を射ようとする。にわかに彼を射て恐れることがない。

Proverbs 1:11

 11彼らがあなたに向かって、「一緒に来なさい。われわれは待ち伏せして、人の血を流し、罪のない者を、ゆえなく伏してねらい、

Ecclesiastes 2:1

 1わたしは自分の心に言った、「さあ、快楽をもって、おまえを試みよう。おまえは愉快に過ごすがよい」と。しかし、これもまた空であった。

Isaiah 5:5

 5それで、わたしが、ぶどう畑になそうとすることを、あなたがたに告げる。わたしはそのまがきを取り去って、食い荒されるにまかせ、そのかきをとりこわして、踏み荒されるにまかせる。

Isaiah 41:6-7

 6彼らはおのおのその隣を助け、その兄弟たちに言う、「勇気を出せよ」と。  7細工人は鍛冶を励まし、鎚をもって平らかにする者は金敷きを打つ者に、はんだづけについて言う、「それは良い」と。また、くぎをもってそれを堅くし、動くことのないようにする。

James 4:13

 13よく聞きなさい。「きょうか、あす、これこれの町へ行き、そこに一か年滞在し、商売をして一もうけしよう」と言う者たちよ。

James 5:1

 1富んでいる人たちよ。よく聞きなさい。あなたがたは、自分の身に降りかかろうとしているわざわいを思って、泣き叫ぶがよい。

 

*「「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。こうして彼らは石の代りに、れんがを得、

Hebrews 3:13

13あなたがたの中に、罪の惑わしに陥って、心をかたくなにする者がないように、「きょう」といううちに、日々、互に励まし合いなさい。

Hebrews 10:24

 24愛と善行とを励むように互に努め、

Exodus 1:14

14つらい務をもってその生活を苦しめた。すなわち、しっくいこね、れんが作り、および田畑のあらゆる務に当らせたが、そのすべての労役はきびしかった。

Exodus 5:7-18

 7「あなたがたは、れんがを作るためのわらを、もはや、今までのように、この民に与えてはならない。彼らに自分で行って、わらを集めさせなさい。  8また前に作っていた、れんがの数どおりに彼らに作らせ、それを減らしてはならない。彼らはなまけ者だ。それだから、彼らは叫んで、『行ってわたしたちの神に犠牲をささげさせよ』と言うのだ。  9この人々の労役を重くして、働かせ、偽りの言葉に心を寄せさせぬようにしなさい」。  10そこで民を追い使う者たちと、民のかしらたちは出て行って、民に言った、「パロはこう仰せられる、『あなたがたに、わらは与えない。  11自分で行って、見つかる所から、わらを取って来るがよい。しかし働きは少しも減らしてはならない』と」。  12そこで民はエジプトの全地に散って、わらのかわりに、刈り株を集めた。  13追い使う者たちは、彼らをせき立てて言った、「わらがあった時と同じように、あなたがたの働きの、日ごとの分を仕上げなければならない」。  14パロの追い使う者たちがイスラエルの人々の上に立てたかしらたちは、打たれて、「なぜ、あなたがたは、れんが作りの仕事を、きょうも、前のように仕上げないのか」と言われた。  15そこで、イスラエルの人々のかしらたちはパロのところに行き、叫んで言った、「あなたはなぜ、しもべどもにこんなことをなさるのですか。  16しもべどもは、わらを与えられず、しかも彼らはわたしたちに、『れんがは作れ』と言うのです。その上、しもべどもは打たれています。罪はあなたの民にあるのです」。  17パロは言った、「あなたがたは、なまけ者だ、なまけ者だ。それだから、『行って、主に犠牲をささげさせよ』と言うのだ。  18さあ、行って働きなさい。わらは与えないが、なおあなたがたは定めた数のれんがを納めなければならない」。

2 Samuel 12:31

 31またダビデはそのうちの民を引き出して、彼らをのこぎりや、鉄のつるはし、鉄のおのを使う仕事につかせ、また、れんが造りの労役につかせた。彼はアンモンの人々のすべての町にこのようにした。そしてダビデと民とは皆エルサレムに帰った。

Isaiah 9:10

 10「かわらがくずれても、われわれは切り石をもって建てよう。くわの木が切り倒されても、われわれは香柏をもってこれにかえよう」と。

Isaiah 65:3

 3この民はまのあたり常にわたしを怒らせ、園の中で犠牲をささげ、かわらの上で香をたき、

Nahum 3:14

 14籠城のために水をくめ。あなたのとりでを堅めよ。粘土の中にはいって、しっくいを踏み、れんがの型をとれ。

 

*「しっくいの代りに、アスファルトを得た。

Genesis 14:10

10シデムの谷にはアスファルトの穴が多かったので、ソドムの王とゴモラの王は逃げてそこに落ちたが、残りの者は山にのがれた。

Exodus 2:3

 3しかし、もう隠しきれなくなったので、パピルスで編んだかごを取り、それにアスファルトと樹脂とを塗って、子をその中に入れ、これをナイル川の岸の葦の中においた。

 

 

●創  11:4

11:4 彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。

 

*「彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。

Deuteronomy 1:28

28われわれはどこへ上って行くのか。兄弟たちは、「その民はわれわれよりも大きくて、背も高い。町々は大きく、その石がきは天に届いている。われわれは、またアナクびとの子孫をその所で見た」と言って、われわれの心をくじいた』。

Deuteronomy 9:1

 1イスラエルよ、聞きなさい。あなたは、きょう、ヨルダンを渡って行って、あなたよりも大きく、かつ強い国々を取ろうとしている。その町々は大きく、石がきは天に達している。

Daniel 4:11

 11その木は成長して強くなり、天に達するほどの高さになって、地の果までも見えわたり、

Daniel 4:22

 22王よ、それはすなわちあなたです。あなたは成長して強くなり、天に達するほどに大きくなり、あなたの主権は地の果にまで及びました。

 

*「そしてわれわれは名を上げて、」

2 Samuel 8:13

13こうしてダビデは名声を得た。彼は帰ってきてから塩の谷でエドムびと一万八千人を撃ち殺した。

Psalms 49:12-14

 12たとい彼らはその地を自分の名をもって呼んでも、墓こそ彼らのとこしえのすまい、世々彼らのすみかである。  13人は栄華のうちに長くとどまることはできない、滅びうせる獣にひとしい。  14これぞ自分をたのむ愚かな者どもの成りゆき、自分の分け前を喜ぶ者どもの果である。〔セラ

Proverbs 10:7

7正しい者の名はほめられ、悪しき者の名は朽ちる。

Daniel 4:30

 30王は自ら言った、「この大いなるバビロンは、わたしの大いなる力をもって建てた王城であって、わが威光を輝かすものではないか」。

John 5:44

 44互に誉を受けながら、ただひとりの神からの誉を求めようとしないあなたがたは、どうして信じることができようか。

 

*「全地のおもてに散るのを免れよう」。」

Genesis 11:8-9

8こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。  9これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。

Psalms 92:10

 10主よ、あなたの敵、あなたの敵は滅び、不義を行う者はことごとく散らされるでしょう。

Luke 1:51

 51主はみ腕をもって力をふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、

 

 

●創  11:5

11:5 時に主は下って、人の子たちの建てる町と塔とを見て、

 

*「節全体」

Genesis 18:21

21わたしはいま下って、わたしに届いた叫びのとおりに、すべて彼らがおこなっているかどうかを見て、それを知ろう」。

Exodus 19:11

 11三日目までに備えさせなさい。三日目に主が、すべての民の目の前で、シナイ山に下るからである。

Psalms 11:4

 4基が取りこわされるならば、正しい者は何をなし得ようか」と。

Psalms 33:13-14

 13主は天から見おろされ、すべての人の子らを見、  14そのおられる所から/地に住むすべての人をながめられる。

Jeremiah 23:23-24

 23「主は言われる、わたしはただ近くの神であって、遠くの神ではないのであるか。  24主は言われる、人は、ひそかな所に身を隠して、わたしに見られないようにすることができようか。主は言われる、わたしは天と地とに満ちているではないか。

John 3:13

 13天から下ってきた者、すなわち人の子のほかには、だれも天に上った者はない。

Hebrews 4:13

 13そして、神のみまえには、あらわでない被造物はひとつもなく、すべてのものは、神の目には裸であり、あらわにされているのである。この神に対して、わたしたちは言い開きをしなくてはならない。

 

 

●創  11:6

11:6 言われた、「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。

 

*「言われた、

Genesis 3:22

22主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。

Judges 10:14

 14あなたがたが選んだ神々に行って呼ばわり、あなたがたの悩みの時、彼らにあなたがたを救わせるがよい」。

1 Kings 18:27

 27昼になってエリヤは彼らをあざけって言った、「彼は神だから、大声をあげて呼びなさい。彼は考えにふけっているのか、よそへ行ったのか、旅に出たのか、または眠っていて起されなければならないのか」。

Ecclesiastes 11:9

 9若い者よ、あなたの若い時に楽しめ。あなたの若い日にあなたの心を喜ばせよ。あなたの心の道に歩み、あなたの目の見るところに歩め。ただし、そのすべての事のために、神はあなたをさばかれることを知れ。

 

*「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。・・・もはや何事もとどめ得ないであろう。

Genesis 9:19

19この三人はノアの子らで、全地の民は彼らから出て、広がったのである。

Genesis 11:1

 1全地は同じ発音、同じ言葉であった。

Acts 17:26

 26また、ひとりの人から、あらゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに時代を区分し、国土の境界を定めて下さったのである。

 

*「彼らがしようとする事は、

Genesis 6:5

5主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた。

Genesis 8:21

 21主はその香ばしいかおりをかいで、心に言われた、「わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない。人が心に思い図ることは、幼い時から悪いからである。わたしは、このたびしたように、もう二度と、すべての生きたものを滅ぼさない。

Psalms 2:1-4

 1なにゆえ、もろもろの国びとは騒ぎたち、もろもろの民はむなしい事をたくらむのか。  2地のもろもろの王は立ち構え、もろもろのつかさはともに、はかり、主とその油そそがれた者とに逆らって言う、  3「われらは彼らのかせをこわし、彼らのきずなを解き捨てるであろう」と。  4天に座する者は笑い、主は彼らをあざけられるであろう。

Luke 1:51

 51主はみ腕をもって力をふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、

 

 

●創  11:7

11:7 さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」。

 

*「さあ、われわれは下って行って、

Genesis 1:26

26神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。

Genesis 3:22

 22主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。

Genesis 11:5

 5時に主は下って、人の子たちの建てる町と塔とを見て、

Isaiah 6:8

 8わたしはまた主の言われる声を聞いた、「わたしはだれをつかわそうか。だれがわれわれのために行くだろうか」。その時わたしは言った、「ここにわたしがおります。わたしをおつかわしください」。

 

*「そこで彼らの言葉を乱し、

Job 5:12-13

12彼は悪賢い者の計りごとを敗られる。それで何事もその手になし遂げることはできない。  13彼は賢い者を、彼ら自身の悪巧みによって捕え、/曲った者の計りごとをくつがえされる。

Job 12:20

 20みずから頼む者たちの言葉を奪い、/長老たちの分別を取り去り、

Psalms 2:4

 4天に座する者は笑い、主は彼らをあざけられるであろう。

Psalms 33:10

 10主はもろもろの国のはかりごとをむなしくし、もろもろの民の企てをくじかれる。

Acts 2:4-11

 4すると、一同は聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出した。  5さて、エルサレムには、天下のあらゆる国々から、信仰深いユダヤ人たちがきて住んでいたが、  6この物音に大ぜいの人が集まってきて、彼らの生れ故郷の国語で、使徒たちが話しているのを、だれもかれも聞いてあっけに取られた。  7そして驚き怪しんで言った、「見よ、いま話しているこの人たちは、皆ガリラヤ人ではないか。  8それだのに、わたしたちがそれぞれ、生れ故郷の国語を彼らから聞かされるとは、いったい、どうしたことか。  9わたしたちの中には、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人もおれば、メソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、  10フルギヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者もいるし、またローマ人で旅にきている者、  11ユダヤ人と改宗者、クレテ人とアラビヤ人もいるのだが、あの人々がわたしたちの国語で、神の大きな働きを述べるのを聞くとは、どうしたことか」。

 

*「互に言葉が通じないようにしよう」。

Genesis 10:5

5これらから海沿いの地の国民が分れて、おのおのその土地におり、その言語にしたがい、その氏族にしたがって、その国々に住んだ。

Genesis 10:20

 20これらはハムの子孫であって、その氏族とその言語とにしたがって、その土地と、その国々にいた。

Genesis 10:32

 32これらはノアの子らの氏族であって、血統にしたがって国々に住んでいたが、洪水の後、これらから地上の諸国民が分れたのである。

Genesis 42:23

 23彼らはヨセフが聞きわけているのを知らなかった。相互の間に通訳者がいたからである。

Deuteronomy 28:49

 49すなわち主は遠い所から、地のはてから一つの民を、はげたかが飛びかけるように、あなたに攻めきたらせられるであろう。これはあなたがその言葉を知らない民、

Psalms 55:10

 10主よ、彼らのはかりごとを打ち破ってください。彼らの舌を混乱させてください。わたしは町のうちに暴力と争いとを見るからです。

Jeremiah 5:15

 15主は言われる、「イスラエルの家よ、見よ、わたしは遠い国の民を/あなたがたのところに攻めこさせる。その国は長く続く国、古い国で、あなたがたはその国の言葉を知らず、人々の語るのを悟ることもできない。

1 Corinthians 14:2-11

 2異言を語る者は、人にむかって語るのではなく、神にむかって語るのである。それはだれにもわからない。彼はただ、霊によって奥義を語っているだけである。  3しかし預言をする者は、人に語ってその徳を高め、彼を励まし、慰めるのである。  4異言を語る者は自分だけの徳を高めるが、預言をする者は教会の徳を高める。  5わたしは実際、あなたがたがひとり残らず異言を語ることを望むが、特に預言をしてもらいたい。教会の徳を高めるように異言を解かない限り、異言を語る者よりも、預言をする者の方がまさっている。  6だから、兄弟たちよ。たといわたしがあなたがたの所に行って異言を語るとしても、啓示か知識か預言か教かを語らなければ、あなたがたに、なんの役に立つだろうか。  7また、笛や立琴のような楽器でも、もしその音に変化がなければ、何を吹いているのか、弾いているのか、どうして知ることができようか。  8また、もしラッパがはっきりした音を出さないなら、だれが戦闘の準備をするだろうか。  9それと同様に、もしあなたがたが異言ではっきりしない言葉を語れば、どうしてその語ることがわかるだろうか。それでは、空にむかって語っていることになる。  10世には多種多様の言葉があるだろうが、意味のないものは一つもない。  11もしその言葉の意味がわからないなら、語っている人にとっては、わたしは異国人であり、語っている人も、わたしにとっては異国人である。

1 Corinthians 14:23

 23もし全教会が一緒に集まって、全員が異言を語っているところに、初心者か不信者かがはいってきたら、彼らはあなたがたが気が変になったと言うだろう。

 

 

●創  11:8

11:8 こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。

 

*「こうして主が彼らをそこから・・・散らされたので、

Genesis 11:4

4彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。

Genesis 11:9

 9これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。

Genesis 49:7

 7彼らの怒りは、激しいゆえにのろわれ、/彼らの憤りは、はなはだしいゆえにのろわれる。わたしは彼らをヤコブのうちに分け、イスラエルのうちに散らそう。

Deuteronomy 32:8

 8いと高き者は人の子らを分け、/諸国民にその嗣業を与えられたとき、/イスラエルの子らの数に照して、/もろもろの民の境を定められた。

Luke 1:51

 51主はみ腕をもって力をふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、

 

*「全地のおもてに

Genesis 10:25

25エベルにふたりの子が生れた。そのひとりの名をペレグといった。これは彼の代に地の民が分れたからである。その弟の名をヨクタンといった。

Genesis 10:32

 32これらはノアの子らの氏族であって、血統にしたがって国々に住んでいたが、洪水の後、これらから地上の諸国民が分れたのである。

 

 

●創  11:9

11:9 これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。

 

*「これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。

Genesis 10:5

5これらから海沿いの地の国民が分れて、おのおのその土地におり、その言語にしたがい、その氏族にしたがって、その国々に住んだ。

Genesis 10:10

 10彼の国は最初シナルの地にあるバベル、エレク、アカデ、カルネであった。

Genesis 10:20

 20これらはハムの子孫であって、その氏族とその言語とにしたがって、その土地と、その国々にいた。

Genesis 10:31

 31これらはセムの子孫であって、その氏族とその言語とにしたがって、その土地と、その国々にいた。

Isaiah 13

 1アモツの子イザヤに示されたバビロンについての託宣。  2あなたがたは木のない山に旗を立て、声をあげて彼らを招き、手を振って彼らを貴族の門に、はいらせよ。  3わたしはわが怒りのさばきを行うために/聖別した者どもに命じ、わが勇士、わが勝ち誇る者どもを招いた。  4聞け、多くの民のような騒ぎ声が山々に聞える。聞け、もろもろの国々、寄りつどえる/もろもろの国民のざわめく声が聞える。これは万軍の主が/戦いのために軍勢を集められるのだ。  5彼らは遠い国から、天の果から来る。これは、主とその憤りの器で、全地を滅ぼすために来るのだ。  6あなたがたは泣き叫べ。主の日が近づき、滅びが全能者から来るからだ。  7それゆえ、すべての手は弱り、すべての人の心は溶け去る。  8彼らは恐れおののき、苦しみと悩みに捕えられ、子を産まんとする女のようにもだえ苦しみ、互に驚き、顔を見あわせ、その顔は炎のようになる。  9見よ、主の日が来る。残忍で、憤りと激しい怒りとをもってこの地を荒し、その中から罪びとを断ち滅ぼすために来る。  10天の星とその星座とはその光を放たず、太陽は出ても暗く、月はその光を輝かさない。  11わたしはその悪のために世を罰し、その不義のために悪い者を罰し、高ぶる者の誇をとどめ、あらぶる者の高慢を低くする。  12わたしは人を精金よりも、オフルのこがねよりも少なくする。  13それゆえ、万軍の主の憤りにより、その激しい怒りの日に、天は震い、地は揺り動いて、その所をはなれる。  14彼らは追われた、かもしかのように、あるいは集める者のない羊のようになって、おのおの自分の民に帰り、自分の国に逃げて行く。  15すべて見いだされる者は刺され、すべて捕えられる者はつるぎによって倒され、  16彼らのみどりごはその目の前で投げ砕かれ、その家はかすめ奪われ、その妻は汚される。  17見よ、わたしは、しろがねをも顧みず、こがねをも喜ばないメデアびとを起して、彼らにむかわせる。  18彼らの弓は若い者を射殺し、腹の実をあわれむことなく、幼な子を見て、惜しむことがない。  19国々の誉であり、カルデヤびとの誇である麗しいバビロンは、神に滅ぼされたソドム、ゴモラのようになる。  20ここにはながく住む者が絶え、世々にいたるまで住みつく者がなく、アラビヤびともそこに天幕を張らず、羊飼もそこに群れを伏させることがない。  21ただ、野の獣がそこに伏し、ほえる獣がその家に満ち、だちょうがそこに住み、鬼神がそこに踊る。  22ハイエナはその城の中で鳴き、山犬は楽しい宮殿でほえる。その時の来るのは近い、その日は延びることがない。

Isaiah 14

 1主はヤコブをあわれみ、イスラエルを再び選んで、これをおのれの地に置かれる。異邦人はこれに加わって、ヤコブの家に結びつらなり、  2もろもろの民は彼らを連れてその所に導いて来る。そしてイスラエルの家は、主の地で彼らを男女の奴隷とし、さきに自分たちを捕虜にした者を捕虜にし、自分たちをしえたげた者を治める。  3主があなたの苦労と不安とを除き、またあなたが服した苦役を除いて、安息をお与えになるとき、  4あなたはこのあざけりの歌をとなえ、バビロンの王をののしって言う、「あの、しえたげる者は全く絶えてしまった。あの、おごる者は全く絶えてしまった。  5主は悪い者のつえと、つかさびとの笏を折られた。  6彼らは憤りをもってもろもろの民を/絶えず撃っては打ち、怒りをもってもろもろの国を治めても、そのしえたげをとどめる者がなかった。  7全地はやすみを得、穏やかになり、ことごとく声をあげて歌う。  8いとすぎおよびレバノンの香柏でさえも/あなたのゆえに喜んで言う、『あなたはすでに倒れたので、もはや、きこりが上ってきて、われわれを攻めることはない』。  9下の陰府はあなたのために動いて、あなたの来るのを迎え、地のもろもろの指導者たちの亡霊を/あなたのために起し、国々のもろもろの王を/その王座から立ちあがらせる。  10彼らは皆あなたに告げて言う、『あなたもまたわれわれのように弱くなった、あなたもわれわれと同じようになった』。  11あなたの栄華とあなたの琴の音は/陰府に落ちてしまった。うじはあなたの下に敷かれ、みみずはあなたをおおっている。  12黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。  13あなたはさきに心のうちに言った、『わたしは天にのぼり、わたしの王座を高く神の星の上におき、北の果なる集会の山に座し、  14雲のいただきにのぼり、いと高き者のようになろう』。  15しかしあなたは陰府に落され、穴の奥底に入れられる。  16あなたを見る者はつくづくあなたを見、あなたに目をとめて言う、『この人は地を震わせ、国々を動かし、  17世界を荒野のようにし、その都市をこわし、捕えた者をその家に/解き帰さなかった者であるのか』。  18もろもろの国の王たちは皆/尊いさまで、自分の墓に眠る。  19しかしあなたは忌みきらわれる月足らぬ子のように/墓のそとに捨てられ、つるぎで刺し殺された者でおおわれ、踏みつけられる死体のように穴の石に下る。  20あなたは自分の国を滅ぼし、自分の民を殺したために、彼らと共に葬られることはない。どうか、悪を行う者の子孫は/とこしえに名を呼ばれることのないように。  21先祖のよこしまのゆえに、その子孫のためにほふり場を備えよ。これは彼らが起って地を取り、世界のおもてに町々を/満たすことのないためである」。  22万軍の主は言われる、「わたしは立って彼らを攻め、バビロンからその名と、残れる者、その子と孫とを断ち滅ぼす、と主は言う。  23わたしはこれをはりねずみのすみかとし、水の池とし、滅びのほうきをもって、これを払い除く、と万軍の主は言う」。  24万軍の主は誓って言われる、「わたしが思ったように必ず成り、わたしが定めたように必ず立つ。  25わたしはアッスリヤびとをわが地で打ち破り、わが山々で彼を踏みにじる。こうして彼が置いたくびきは/イスラエルびとから離れ、彼が負わせた重荷は/イスラエルびとの肩から離れる」。  26これは全地について定められた計画である。これは国々の上に伸ばされた手である。  27万軍の主が定められるとき、だれがそれを取り消すことができるのか。その手を伸ばされるとき、だれがそれを引きもどすことができるのか。  28アハズ王の死んだ年にこの託宣があった、  29「ペリシテの全地よ、あなたを打ったむちが/折られたことを喜んではならない。へびの根からまむしが出、その実は飛びかけるへびとなるからだ。  30いと貧しい者は食を得、乏しい者は安らかに伏す。しかし、わたしはききんをもって/あなたの子孫を殺し、あなたの残れる者を滅ぼす。  31門よ、泣きわめけ。町よ、叫べ。ペリシテの全地よ、恐れのあまり消えうせよ、北から煙が来るからだ。その隊列からは、ひとりも脱落する者はない」。  32その国の使者たちになんと答えようか。「主はシオンの基をおかれた、その民の苦しむ者は/この中に避け所を得る」と答えよ。

Jeremiah 50

 1主が預言者エレミヤによって語られたバビロンとカルデヤびとの地の事についての言葉。  2「国々のうちに告げ、また触れ示せよ、旗を立てて、隠すことなく触れ示して言え、『バビロンは取られ、ベルははずかしめられ、メロダクは砕かれ、その像ははずかしめられ、その偶像は砕かれる』と。  3それは、北の方から一つの国民がきて、これを攻め、その地を荒して、住む人もないようにするからである。人も獣もみな逃げ去ってしまう。  4主は言われる、その日その時、イスラエルの民とユダの民は共に帰ってくる。彼らは嘆きながら帰ってくる。そしてその神、主を求める。  5彼らは顔をシオンに向けて、その道を問い、『さあ、われわれは、永遠に忘れられることのない契約を結んで主に連なろう』と言う。  6わたしの民は迷える羊の群れである、その牧者がこれをいざなって、山に踏み迷わせたので、山から丘へと行きめぐり、その休む所を忘れた。  7これに会う者はみなこれを食べた。その敵は言った、『われわれに罪はない。彼らがそのまことのすみかである主、先祖たちの希望であった主に対して罪を犯したのだ』と。  8バビロンのうちから逃げよ。カルデヤびとの地から出よ。群れの前に行く雄やぎのようにせよ。  9見よ、わたしは大きい国々を起し集めて、北の地からバビロンに攻めこさせる。彼らはこれに向かって勢ぞろいをし、これをその所から取る。彼らの矢はむなしく帰らない老練な勇士のようである。  10カルデヤは人にかすめられる。これをかすめる者はみな飽くことができると、主は言われる。  11わたしの嗣業をかすめる者どもよ、あなたがたは喜び楽しみ、雌の子牛のように草に戯れ、雄馬のように、いなないているが、  12あなたがたの母はいたくはずかしめられ、あなたがたを産んだ者は恥をこうむる。見よ、彼女は国々のうちの最もあとなるものとなり、かわいた砂原の荒野となる。  13主の怒りによって、ここに住む者はなく、完全に荒れ地となる。バビロンのかたわらを通る者は、みなその傷を見て驚き、かつあざ笑う。  14あなたがたすべて弓を張る者よ、バビロンの周囲に勢ぞろいして、これを攻め、矢を惜しまずに、これを射よ、彼女が主に罪を犯したからだ。  15その周囲に叫び声をあげよ、彼女は降伏した。そのとりでは倒れ、その城壁はくずれた、主があだをかえされたからだ。彼女に報復せよ、彼女がおこなったように、これに行え。  16種まく者と、刈入れどきに、かまを取る者を/バビロンに絶やせ。滅ぼす者のつるぎを恐れて、人はおのおの自分の民の所に帰り、そのふるさとに逃げて行く。  17イスラエルは、ししに追われて散った羊である。初めにアッスリヤの王がこれを食い、そして今はついにバビロンの王ネブカデレザルがその骨をかじった。  18それゆえ万軍の主、イスラエルの神は、こう言われる、見よ、わたしはアッスリヤの王を罰したように、バビロンの王とその国に罰を下す。  19わたしはイスラエルを再びその牧場に帰らせる。彼はカルメルとバシャンで草を食べる。またエフライムの山とギレアデでその望みが満たされる。  20主は言われる、その日その時には、イスラエルのとがを探しても見当らず、ユダの罪を探してもない。それはわたしが残しておく人々を、ゆるすからである。  21主は言われる、上って行って、メラタイムの地を攻め、ペコデの民を攻め、彼らを殺して全く滅ぼし、わたしがあなたがたに命じたことを皆、行いなさい。  22その地に、いくさの叫びと、大いなる滅びがある。  23ああ、全地を砕いた鎚はついに折れ砕ける。ああ、バビロンはついに国々のうちの/恐るべき見ものとなる。  24バビロンよ、わたしは、おまえを捕えるためにわなをかけたが、おまえはそれにかかった。そしておまえはそれを知らなかった。おまえは主に敵したので、尋ね出され、捕えられた。  25主は武器の倉を開いて/その怒りの武器を取り出された。主なる万軍の神が、カルデヤびとの地に事を行われるからである。  26あらゆる方面からきて、これを攻め、その穀倉を開き、これを穀物の山のように積み上げ、完全に滅ぼし尽し、そこに残る者のないようにせよ。  27その雄牛をことごとく殺せ、それを、ほふり場に下らせよ。それらのものはわざわいだ、その日、その罰を受ける時がきたからだ。  28聞けよ、バビロンの地から逃げ、のがれてきた者の声がする。われわれの神、主の報復、その宮の報復の事をシオンに告げ示す。  29弓を張る射手をことごとく呼び集めて、バビロンを攻めよ。その周囲に陣を敷け。ひとりも逃がすな。そのしわざにしたがってバビロンに報い、これがおこなった所にしたがってこれに行え。彼がイスラエルの聖者である主に向かって高慢にふるまったからだ。  30それゆえ、その日、若い者は、広場に倒れ、兵士はみな絶やされると主は言われる。  31主なる万軍の神は言われる、高ぶる者よ、見よ、わたしはおまえの敵となる、あなたの日、わたしがおまえを罰する時が来た。  32高ぶる者はつまずき倒れる、これを助け起すものはない。わたしはその町々に火を燃やして、その周囲の者をことごとく焼き尽す。  33万軍の主はこう言われる、イスラエルの民とユダの民は共にしえたげられている。彼らをとりこにした者はみな彼らを固く守って釈放することを拒む。  34彼らをあがなう者は強く、その名は万軍の主といわれる。彼は必ず彼らの訴えをただし、この地に安きを与えるが、バビロンに住む者には不安を与えられる。  35主は言われる、カルデヤびとの上とバビロンに住む者の上、そのつかさたち、その知者たちの上につるぎが臨む。  36占い師の上につるぎが臨み、彼らは愚か者となる。その勇士の上につるぎが臨み、彼らは滅ぼされる。  37その馬の上と、その車の上につるぎが臨み、またそのうちにあるすべての雇兵の上に臨み、彼らは女のようになる。その財宝の上につるぎが臨み、それはかすめられる。  38その水の上に、ひでりが来て、それはかわく。それは、この地が偶像の地であって、人々が偶像に心が狂っているからだ。  39それゆえ、野の獣と山犬とは共にバビロンにおり、だちょうもそこに住む。しかし、いつまでもその地に住む人はなく、世々ここに住む人はない。  40主は言われる、神がソドムとゴモラと、その隣の町々を滅ぼされたように、そこに住む人はなく、そこに宿る人の子はない。  41見よ、一つの民が北の方から来る。大いなる国と多くの王が/地の果から立ち上がっている。  42彼らは弓と、やりを取る。残忍で、あわれみがなく、その響きは海の鳴りとどろくようである。バビロンの娘よ、彼らは馬に乗り、いくさびとのように身をよろって、あなたを攻める。  43バビロンの王はそのうわさを聞いて、その手は弱り、子を産む女に臨むような/痛みと苦しみに迫られた。  44見よ、ししがヨルダンの密林から上ってきて、じょうぶな羊のおりを襲うように、わたしは、たちまち彼らをそこから逃げ去らせる。そしてわたしの選ぶ者をその上に立てる。だれかわたしのような者があるであろうか。だれがわたしを呼びつけることができようか。どの牧者がわたしの前に立つことができようか。  45それゆえ、バビロンに対して主が立てた計りごとと、カルデヤびとの地に対してしようとする事を聞くがよい。彼らの群れのうちの小さい者は、かならず引かれて行く。彼らのおりのものも必ずその終りを見て恐れる。  46バビロンが取られたとの声によって地は震い、その叫びは国々のうちに聞える」。

Jeremiah 51

 1主はこう言われる、「見よ、わたしは、滅ぼす者の心を奮い起して、バビロンを攻め、カルデヤに住む者を攻めさせる。  2わたしはバビロンに、あおぎ分ける者をつかわす。彼らは、その災の日に、四方からこれを攻め、それをあおぎ分けて、その地をむなしくする。  3射手にはその弓を張らせることなく、よろいを着て立ち上がらせるな。その若き者をあわれむことなく、その軍勢をことごとく滅ぼせ。  4彼らはカルデヤびとの地に殺されて倒れ、そのちまたに傷ついて倒れる。  5イスラエルとユダは/その神、万軍の主に捨てられてはいないが、しかしカルデヤびとの地には/イスラエルの聖者に向かって犯した罪が/満ちている。  6バビロンのうちからのがれ出て、おのおのその命を救え。その罰にまきこまれて断ち滅ぼされてはならない。今は主があだを返される時だから、それに報復をされるのである。  7バビロンは主の手のうちにある金の杯であって、すべての地を酔わせた。国々はその酒を飲んだので、国々は狂った。  8バビロンはたちまち倒れて破れた。これがために嘆け。その傷のために乳香を取れ。あるいは、いえるかも知れない。  9われわれはバビロンをいやそうとしたが、これはいえなかった。われわれはこれを捨てて、おのおの自分の国に帰ろう。その罰が天に達し、雲にまで及んでいるからだ。  10主はわれわれの正しいことを明らかにされた。さあ、われわれはシオンで、われわれの神、主のみわざを告げ示そう。  11矢をとぎ、盾を取れ。主はメデアびとの王たちの心を引き立てられる。主のバビロンに思い図ることは、これを滅ぼすことであり、主があだを返し、その宮のあだを返されるのである。  12バビロンの城壁に向かって旗を立て、見張りを強固にし、番兵を置き、伏兵を備えよ。主がバビロンに住む者を攻めようと図り、その言われたことを、いま行われるからだ。  13多くの水のほとりに住み、多くの財宝を持つ者よ、あなたの終りが来て、その命の糸は断たれる。  14万軍の主はみずからをさして誓い、言われる、わたしは必ずあなたのうちに、人をいなごのように満たす。彼らはあなたに向かって、かちどきの声をあげる。  15主はその力をもって地を造り、その知恵をもって世界を建て、その悟りをもって天をのべられた。  16彼が声を出されると、天に多くの水のざわめきがあり、また地の果から霧を立ちあがらせられる。彼は雨のためにいなびかりをおこし、その倉から風を取り出される。  17すべての人は愚かで知恵がなく、すべての金細工人は/その造った偶像のために恥をこうむる。その偶像は偽り物で、そのうちに息がないからだ。  18それらは、むなしいもの、迷いのわざである。罰せられる時になれば滅びるものである。  19ヤコブの分である彼はこのようなものではない、彼は万物の造り主だからである。イスラエルは彼の嗣業としての部族である。彼の名は万軍の主という。  20おまえはわたしの鎚であり、戦いの武器である。わたしはおまえをもってすべての国を砕き、おまえをもって万国を滅ぼす。  21おまえをもってわたしは馬と、その騎手とを砕き、おまえをもって戦車とそれに乗る者とを砕く。  22わたしはおまえをもって男と女とを砕き、おまえをもって老いた者と幼い者とを砕き、おまえをもって若い者と、おとめとを砕く。  23わたしはおまえをもって、羊飼と、その群れとを砕き、おまえをもって農夫と、くびきを負う家畜とを砕き、おまえをもっておさたちと、つかさたちとを砕く。  24わたしはバビロンとカルデヤに住むすべての者とに、彼らがシオンで行ったもろもろの悪しき事のために、あなたがたの目の前で報いをすると、主は言われる。  25主は言われる、全地を滅ぼし尽す滅ぼしの山よ、見よ、わたしはおまえの敵となる、わたしは手をおまえの上に伸べて、おまえを岩からころばし、おまえを焼け山にする。  26主は言われる、人がおまえから石を取って、隅の石とすることなく、また礎とすることもない。おまえはいつまでも荒れ地となっている。  27地に旗を立て、国々のうちにラッパを吹き、国々の民を集めてそれを攻め、アララテ、ミンニ、アシケナズの国々をまねいて/それを攻め、軍の長を立ててそれを攻め、群がるいなごのように馬を上り行かせよ。  28国々の民を集めてそれを攻め、メデアびとの王たちと、そのおさたち、つかさたち、およびすべての領地の人々を集めてこれを攻めよ。  29その地は震い、かつもだえ苦しむ、主がその思い図ることをバビロンにおこない、バビロンの地を、住む人なき荒れ地とされるからだ。  30バビロンの勇士たちは戦いをやめて、その城にこもり、力はうせて、女のようになる。その家は焼け、その貫の木は砕かれる。  31飛脚は走って飛脚に会い、使者は走って使者に会い、バビロンの王に告げて、町はことごとく取られ、  32渡し場は奪われ、とりでは火で焼かれ、兵士はおびえていると言う。  33万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、バビロンの娘は、打ち場のようだ、その踏まれる時が来たのだ。しばらくしてその刈り取られる時が来る」。  34「バビロンの王ネブカデレザルはわたしを食い尽し、わたしを滅ぼし、わたしを、からの器のようにし、龍のようにわたしを飲み、わたしのうまい物でその腹を満たし、わたしを洗いざらいにした。  35わたしとわたしの肉親におこなった暴虐は、バビロンにふりかかる」と/シオンに住む者は言わなければならない。「わたしの血はカルデヤに住む者にふりかかる」と/エルサレムは言わなければならない。  36それゆえ主はこう言われる、「見よ、わたしはあなたの訴えをただし、あなたのためにあだを返す。わたしはバビロンの海をかわかし、その泉をかわかす。  37バビロンは荒塚となり、山犬のすまいとなり、驚きとなり、笑いとなり、住む人のない所となる。  38彼らはししのように共にほえ、若いししのようにほえる。  39彼らの欲の燃えている時、わたしは宴を設けて彼らを酔わせ、彼らがついに気を失って、ながい眠りにいり、もはや目をさますことのないようにしようと/主は言われる。  40わたしは彼らを小羊のように、また雄羊や雄やぎのように、ほふり場に下らせよう。  41ああ、バビロンはついに取られた、全地の人の、ほめたたえた者は捕えられた。ああ、バビロンはついに国々のうちに驚きとなった。  42海はバビロンにあふれかかり、どよめく波におおわれた。  43その町々は荒れて、かわいた地となり、砂原となり、住む人のない地となる。人の子はひとりとしてそこを過ぎることはない。  44わたしはバビロンでベルを罰し、そののみこんだものを口から取り出す。国々が川のように彼に流れ入ることはなくなる。バビロンの城壁は倒れた。  45わが民よ、あなたがたはその中から出て、おのおの主の激しい怒りを免れ、その命を救え。  46心を弱くしてはならない、この地で聞くうわさを恐れてはならない。うわさはこの年にもくれば、また次の年にもくる。この地に暴虐があり、つかさとつかさとが攻めあうことがある。  47それゆえ見よ、わたしがバビロンの偶像を罰する日が来る。その全地ははずかしめられ、その殺される者はみなその中に倒れる。  48天と地とそのうちにあるすべてのものは/バビロンの事で喜び歌う。滅ぼす者が北の方からここに来るからであると/主は言われる。  49イスラエルの殺された者たちのために、バビロンは倒れなければならない、バビロンのために全地の殺された者は倒れたのだ。  50つるぎをのがれてきたあなたがたは、行け、立ちとどまってはならない。遠くから主を覚え、エルサレムを心にとめよ。  51『われわれはののしりを聞いたので、恥じている。異邦人が主の宮の聖所にはいったので、恥がわれわれの顔をおおった』。  52主は言われる、それゆえ見よ、わたしがその偶像を罰する日が来る、傷つけられた者が、その全国にうめくようになる。  53たといバビロンが天に上っても、その城を高くして固めても、滅ぼす者はわたしから出て、これに臨むと主は言われる。  54聞け、バビロンの叫びを、カルデヤびとの地に起る大いなる滅びの騒ぎ声を。  55主がバビロンを滅ぼし、その大いなる声を絶やされるのだ。その波は大水のように鳴りとどろき、その声はひびき渡る。  56滅ぼす者がこれに臨み、バビロンに来た。その勇士たちは捕えられ、その弓は折られる。主は報いをする神であるから必ず報いられるのだ。  57わたしはその君たちと知者たち、おさたち、つかさたち、および勇士たちを酔わせる。彼らは、ながい眠りにいり、目をさますことはない。万軍の主と呼ばれる王がこれを言わせる。  58万軍の主はこう言われる、バビロンの広い城壁は地にくずされ、その高い門は火に焼かれる。こうして民の労苦はむなしくなり、国民はただ火のために疲れる」。  59マアセヤの子であるネリヤの子セラヤが、ユダの王ゼデキヤと共に、その治世の四年にバビロンへ行くとき、預言者エレミヤがセラヤに命じた言葉。セラヤは宿営の長であった。  60エレミヤはバビロンに臨もうとするすべての災を巻物にしるした。これはすなわちバビロンの事についてしるしたすべての言葉である。  61エレミヤはセラヤに言った、「あなたはバビロンへ行ったならば、忘れることなくこのすべての言葉を読み、  62そして言いなさい、『主よ、あなたはこの所を滅ぼし、人と獣とを問わず、すべてここに住む者のないようにし、永久にここを荒れ地としようと、この所について語られました』と。  63あなたがこの巻物を読み終ったならば、これに石をむすびつけてユフラテ川の中に投げこみ、  64そして言いなさい、『バビロンはこのように沈んで、二度と上がってこない。わたしがこれに災を下すからである』と」。ここまではエレミヤの言葉である。

1 Corinthians 14:23

 23もし全教会が一緒に集まって、全員が異言を語っているところに、初心者か不信者かがはいってきたら、彼らはあなたがたが気が変になったと言うだろう。

 

*「主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。

Genesis 10:25

25エベルにふたりの子が生れた。そのひとりの名をペレグといった。これは彼の代に地の民が分れたからである。その弟の名をヨクタンといった。

Genesis 10:32

 32これらはノアの子らの氏族であって、血統にしたがって国々に住んでいたが、洪水の後、これらから地上の諸国民が分れたのである。

Acts 17:26

 26また、ひとりの人から、あらゆる民族を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに時代を区分し、国土の境界を定めて下さったのである。

 

 

●創  11:10

11:10 セムの系図は次のとおりである。セムは百歳になって洪水の二年の後にアルパクサデを生んだ。

 

*「節全体」

Genesis 10:21-22

21セムにも子が生れた。セムはエベルのすべての子孫の先祖であって、ヤペテの兄であった。  22セムの子孫はエラム、アシュル、アルパクサデ、ルデ、アラムであった。

Genesis 11:27

 27テラの系図は次のとおりである。テラはアブラム、ナホルおよびハランを生み、ハランはロトを生んだ。

1 Chronicles 1:17-27

 17セムの子らはエラム、アシュル、アルパクサデ、ルデ、アラム、ウズ、ホル、ゲテル、メセクである。  18アルパクサデはシラを生み、シラはエベルを生んだ。  19エベルにふたりの子が生れた。ひとりの名はペレグ――彼の代に地の民が散り分れたからである――その弟の名はヨクタンといった。  20ヨクタンはアルモダデ、シャレフ、ハザル・マウテ、エラ、  21ハドラム、ウザル、デクラ、  22エバル、アビマエル、シバ、  23オフル、ハビラ、ヨバブを生んだ。これらはみなヨクタンの子である。  24セム、アルパクサデ、シラ、  25エベル、ペレグ、リウ、  26セルグ、ナホル、テラ、  27アブラムすなわちアブラハムである。

Luke 3:34-36

 34ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、  35セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、  36カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、

 

 

●創  11:11

11:11 セムはアルパクサデを生んで後、五百年生きて、男子と女子を生んだ。

 

*「セムはアルパクサデを生んで後、五百年生きて、

Genesis 5:4-32

4アダムがセツを生んで後、生きた年は八百年であって、ほかに男子と女子を生んだ。  5アダムの生きた年は合わせて九百三十歳であった。そして彼は死んだ。  6セツは百五歳になって、エノスを生んだ。  7セツはエノスを生んだ後、八百七年生きて、男子と女子を生んだ。  8セツの年は合わせて九百十二歳であった。そして彼は死んだ。  9エノスは九十歳になって、カイナンを生んだ。  10エノスはカイナンを生んだ後、八百十五年生きて、男子と女子を生んだ。  11エノスの年は合わせて九百五歳であった。そして彼は死んだ。  12カイナンは七十歳になって、マハラレルを生んだ。  13カイナンはマハラレルを生んだ後、八百四十年生きて、男子と女子を生んだ。  14カイナンの年は合わせて九百十歳であった。そして彼は死んだ。  15マハラレルは六十五歳になって、ヤレドを生んだ。  16マハラレルはヤレドを生んだ後、八百三十年生きて、男子と女子を生んだ。  17マハラレルの年は合わせて八百九十五歳であった。そして彼は死んだ。  18ヤレドは百六十二歳になって、エノクを生んだ。  19ヤレドはエノクを生んだ後、八百年生きて、男子と女子を生んだ。  20ヤレドの年は合わせて九百六十二歳であった。そして彼は死んだ。  21エノクは六十五歳になって、メトセラを生んだ。  22エノクはメトセラを生んだ後、三百年、神とともに歩み、男子と女子を生んだ。  23エノクの年は合わせて三百六十五歳であった。  24エノクは神とともに歩み、神が彼を取られたので、いなくなった。  25メトセラは百八十七歳になって、レメクを生んだ。  26メトセラはレメクを生んだ後、七百八十二年生きて、男子と女子を生んだ。  27メトセラの年は合わせて九百六十九歳であった。そして彼は死んだ。  28レメクは百八十二歳になって、男の子を生み、  29「この子こそ、主が地をのろわれたため、骨折り働くわれわれを慰めるもの」と言って、その名をノアと名づけた。  30レメクはノアを生んだ後、五百九十五年生きて、男子と女子を生んだ。  31レメクの年は合わせて七百七十七歳であった。そして彼は死んだ。  32ノアは五百歳になって、セム、ハム、ヤペテを生んだ。

 

*「男子と女子を生んだ。

Genesis 1:28

28神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。

Genesis 5:4

 4アダムがセツを生んで後、生きた年は八百年であって、ほかに男子と女子を生んだ。

Genesis 9:7

 7あなたがたは、生めよ、ふえよ、/地に群がり、地の上にふえよ」。

Psalms 127:3-4

 3あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べることは、むなしいことである。主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられるからである。  4見よ、子供たちは神から賜わった嗣業であり、胎の実は報いの賜物である。

Psalms 128:3-4

 3あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう。  4あなたの妻は家の奥にいて/多くの実を結ぶぶどうの木のようであり、あなたの子供たちは食卓を囲んで/オリブの若木のようである。

Psalms 144:12

 12わたしを残忍なつるぎから救い、異邦人の手から助け出してください。彼らの口は偽りを言い、その右の手は偽りの右の手です。

 

 

●創  11:12

11:12 アルパクサデは三十五歳になってシラを生んだ。

 

*「節全体」

Luke 3:36

36カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、

 

 

●創  11:13

11:13 アルパクサデはシラを生んで後、四百三年生きて、男子と女子を生んだ。

 

*「節全体」

Genesis 11:13

13アルパクサデはシラを生んで後、四百三年生きて、男子と女子を生んだ。

 

 

●創  11:14

11:14 シラは三十歳になってエベルを生んだ。

 

*「節全体」

Genesis 11:14

14シラは三十歳になってエベルを生んだ。

 

 

●創  11:15

11:15 シラはエベルを生んで後、四百三年生きて、男子と女子を生んだ。

 

*「節全体」

Genesis 11:15

15シラはエベルを生んで後、四百三年生きて、男子と女子を生んだ。

 

 

●創  11:16

11:16 エベルは三十四歳になってペレグを生んだ。

 

*「エベルは三十四歳になって・・・生んだ。

Genesis 10:21

21セムにも子が生れた。セムはエベルのすべての子孫の先祖であって、ヤペテの兄であった。

Genesis 10:25

 25エベルにふたりの子が生れた。そのひとりの名をペレグといった。これは彼の代に地の民が分れたからである。その弟の名をヨクタンといった。

Numbers 24:24

 24キッテムの海岸から舟がきて、/アシュルを攻めなやまし、/エベルを攻めなやますであろう。そして彼もまたついに滅び去るであろう」。

1 Chronicles 1:19

 19エベルにふたりの子が生れた。ひとりの名はペレグ――彼の代に地の民が散り分れたからである――その弟の名はヨクタンといった。

 

*「ペレグを

Luke 3:35

35セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、

 

 

●創  11:17

11:17 エベルはペレグを生んで後、四百三十年生きて、男子と女子を生んだ。

 

*「節全体」

Genesis 11:17

17エベルはペレグを生んで後、四百三十年生きて、男子と女子を生んだ。

 

 

●創  11:18

11:18 ペレグは三十歳になってリウを生んだ。

 

*「節全体」

Luke 3:35

35セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、

 

 

●創  11:19

11:19 ペレグはリウを生んで後、二百九年生きて、男子と女子を生んだ。

 

*「節全体」

Genesis 11:19

19ペレグはリウを生んで後、二百九年生きて、男子と女子を生んだ。

 

 

●創  11:20

11:20 リウは三十二歳になってセルグを生んだ。

 

*「節全体」

Luke 3:35

35セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、

 

 

●創  11:21

11:21 リウはセルグを生んで後、二百七年生きて、男子と女子を生んだ。

 

*「節全体」

Genesis 11:21

21リウはセルグを生んで後、二百七年生きて、男子と女子を生んだ。

 

 

●創  11:22

11:22 セルグは三十歳になってナホルを生んだ。

 

*「節全体」

Joshua 24:2

2そしてヨシュアはすべての民に言った、「イスラエルの神、主は、こう仰せられる、『あなたがたの先祖たち、すなわちアブラハムの父、ナホルの父テラは、昔、ユフラテ川の向こうに住み、みな、ほかの神々に仕えていたが、

 

 

●創  11:23

11:23 セルグはナホルを生んで後、二百年生きて、男子と女子を生んだ。

 

*「節全体」

Genesis 11:23

23セルグはナホルを生んで後、二百年生きて、男子と女子を生んだ。

 

 

●創  11:24

11:24 ナホルは二十九歳になってテラを生んだ。

 

*「節全体」

Luke 3:34

34ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、

 

 

●創  11:25

11:25 ナホルはテラを生んで後、百十九年生きて、男子と女子を生んだ。

 

*「節全体」

Genesis 11:25

25ナホルはテラを生んで後、百十九年生きて、男子と女子を生んだ。

 

 

●創  11:26

11:26 テラは七十歳になってアブラム、ナホルおよびハランを生んだ。

 

*「アブラム、

Genesis 12:4-5

4アブラムは主が言われたようにいで立った。ロトも彼と共に行った。アブラムはハランを出たとき七十五歳であった。  5アブラムは妻サライと、弟の子ロトと、集めたすべての財産と、ハランで獲た人々とを携えてカナンに行こうとしていで立ち、カナンの地にきた。

Genesis 22:20-24

 20これらの事の後、ある人がアブラハムに告げて言った、「ミルカもまたあなたの兄弟ナホルに子どもを産みました。  21長男はウヅ、弟はブズ、次はアラムの父ケムエル、  22次はケセデ、ハゾ、ピルダシ、エデラフ、ベトエルです」。  23ベトエルの子はリベカであって、これら八人はミルカがアブラハムの兄弟ナホルに産んだのである。  24ナホルのそばめで、名をルマという女もまたテバ、ガハム、タハシおよびマアカを産んだ。

Genesis 29:4-5

 4ヤコブは人々に言った、「兄弟たちよ、あなたがたはどこからこられたのですか」。彼らは言った、「わたしたちはハランからです」。  5ヤコブは彼らに言った、「あなたがたはナホルの子ラバンを知っていますか」。彼らは言った、「知っています」。

Joshua 24:2

 2そしてヨシュアはすべての民に言った、「イスラエルの神、主は、こう仰せられる、『あなたがたの先祖たち、すなわちアブラハムの父、ナホルの父テラは、昔、ユフラテ川の向こうに住み、みな、ほかの神々に仕えていたが、

1 Chronicles 1:26-27

 26セルグ、ナホル、テラ、  27アブラムすなわちアブラハムである。

 

 

●創  11:27

11:27 テラの系図は次のとおりである。テラはアブラム、ナホルおよびハランを生み、ハランはロトを生んだ。

 

*「ロト

Genesis 11:31

31テラはその子アブラムと、ハランの子である孫ロトと、子アブラムの妻である嫁サライとを連れて、カナンの地へ行こうとカルデヤのウルを出たが、ハランに着いてそこに住んだ。

Genesis 12:4

 4アブラムは主が言われたようにいで立った。ロトも彼と共に行った。アブラムはハランを出たとき七十五歳であった。

Genesis 13:1-11

 1アブラムは妻とすべての持ち物を携え、エジプトを出て、ネゲブに上った。ロトも彼と共に上った。  2アブラムは家畜と金銀に非常に富んでいた。  3彼はネゲブから旅路を進めてベテルに向かい、ベテルとアイの間の、さきに天幕を張った所に行った。  4すなわち彼が初めに築いた祭壇の所に行き、その所でアブラムは主の名を呼んだ。  5アブラムと共に行ったロトも羊、牛および天幕を持っていた。  6その地は彼らをささえて共に住ませることができなかった。彼らの財産が多かったため、共に住めなかったのである。  7アブラムの家畜の牧者たちとロトの家畜の牧者たちの間に争いがあった。そのころカナンびととペリジびとがその地に住んでいた。  8アブラムはロトに言った、「わたしたちは身内の者です。わたしとあなたの間にも、わたしの牧者たちとあなたの牧者たちの間にも争いがないようにしましょう。  9全地はあなたの前にあるではありませんか。どうかわたしと別れてください。あなたが左に行けばわたしは右に行きます。あなたが右に行けばわたしは左に行きましょう」。  10ロトが目を上げてヨルダンの低地をあまねく見わたすと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる前であったから、ゾアルまで主の園のように、またエジプトの地のように、すみずみまでよく潤っていた。  11そこでロトはヨルダンの低地をことごとく選びとって東に移った。こうして彼らは互に別れた。

Genesis 14:12

 12またソドムに住んでいたアブラムの弟の子ロトとその財産を奪って去った。

Genesis 19:1-29

 1そのふたりのみ使は夕暮にソドムに着いた。そのときロトはソドムの門にすわっていた。ロトは彼らを見て、立って迎え、地に伏して、  2言った、「わが主よ、どうぞしもべの家に立寄って足を洗い、お泊まりください。そして朝早く起きてお立ちください」。彼らは言った、「いや、われわれは広場で夜を過ごします」。  3しかしロトがしいて勧めたので、彼らはついに彼の所に寄り、家にはいった。ロトは彼らのためにふるまいを設け、種入れぬパンを焼いて食べさせた。  4ところが彼らの寝ないうちに、ソドムの町の人々は、若い者も老人も、民がみな四方からきて、その家を囲み、  5ロトに叫んで言った、「今夜おまえの所にきた人々はどこにいるか。それをここに出しなさい。われわれは彼らを知るであろう」。  6ロトは入口におる彼らの所に出て行き、うしろの戸を閉じて、  7言った、「兄弟たちよ、どうか悪い事はしないでください。  8わたしにまだ男を知らない娘がふたりあります。わたしはこれをあなたがたに、さし出しますから、好きなようにしてください。ただ、わたしの屋根の下にはいったこの人たちには、何もしないでください」。  9彼らは言った、「退け」。また言った、「この男は渡ってきたよそ者であるのに、いつも、さばきびとになろうとする。それで、われわれは彼らに加えるよりも、おまえに多くの害を加えよう」。彼らはロトの身に激しく迫り、進み寄って戸を破ろうとした。  10その時、かのふたりは手を伸べてロトを家の内に引き入れ、戸を閉じた。  11そして家の入口におる人々を、老若の別なく打って目をくらましたので、彼らは入口を捜すのに疲れた。  12ふたりはロトに言った、「ほかにあなたの身内の者がここにおりますか。あなたのむこ、むすこ、娘およびこの町におるあなたの身内の者を、皆ここから連れ出しなさい。  13われわれがこの所を滅ぼそうとしているからです。人々の叫びが主の前に大きくなり、主はこの所を滅ぼすために、われわれをつかわされたのです」。  14そこでロトは出て行って、その娘たちをめとるむこたちに告げて言った、「立ってこの所から出なさい。主がこの町を滅ぼされます」。しかしそれはむこたちには戯むれごとに思えた。  15夜が明けて、み使たちはロトを促して言った  16彼はためらっていたが、主は彼にあわれみを施されたので、かのふたりは彼の手と、その妻の手と、ふたりの娘の手を取って連れ出し、町の外に置いた。  17彼らを外に連れ出した時そのひとりは言った、「のがれて、自分の命を救いなさい。うしろをふりかえって見てはならない。低地にはどこにも立ち止まってはならない。山にのがれなさい。そうしなければ、あなたは滅びます」。  18ロトは彼らに言った、「わが主よ、どうか、そうさせないでください。  19しもべはすでにあなたの前に恵みを得ました。あなたはわたしの命を救って、大いなるいつくしみを施されました。しかしわたしは山まではのがれる事ができません。災が身に追い迫ってわたしは死ぬでしょう。  20あの町をごらんなさい。逃げていくのに近く、また小さい町です。どうかわたしをそこにのがれさせてください。それは小さいではありませんか。そうすればわたしの命は助かるでしょう」。  21み使は彼に言った、「わたしはこの事でもあなたの願いをいれて、あなたの言うその町は滅ぼしません。  22急いでそこへのがれなさい。あなたがそこに着くまでは、わたしは何事もすることができません」。これによって、その町の名はゾアルと呼ばれた。  23ロトがゾアルに着いた時、日は地の上にのぼった。  24主は硫黄と火とを主の所すなわち天からソドムとゴモラの上に降らせて、  25これらの町と、すべての低地と、その町々のすべての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた。  26しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった。  27アブラハムは朝早く起き、さきに主の前に立った所に行って、  28ソドムとゴモラの方、および低地の全面をながめると、その地の煙が、かまどの煙のように立ちのぼっていた。  29こうして神が低地の町々をこぼたれた時、すなわちロトの住んでいた町々を滅ぼされた時、神はアブラハムを覚えて、その滅びの中からロトを救い出された。

2 Peter 2:7

 7ただ、非道の者どもの放縦な行いによってなやまされていた義人ロトだけを救い出された。

 

 

●創  11:28

11:28 ハランは父テラにさきだって、その生れた地、カルデヤのウルで死んだ。

 

*「ウル

Genesis 15:7

7また主は彼に言われた、「わたしはこの地をあなたに与えて、これを継がせようと、あなたをカルデヤのウルから導き出した主です」。

Nehemiah 9:7

 7あなたは主、神でいらせられます。あなたは昔アブラムを選んでカルデヤのウルから導き出し、彼にアブラハムという名を与え、

Acts 7:2-4

 2そこで、ステパノが言った、/「兄弟たち、父たちよ、お聞き下さい。わたしたちの父祖アブラハムが、カランに住む前、まだメソポタミヤにいたとき、栄光の神が彼に現れて  3仰せになった、『あなたの土地と親族から離れて、あなたにさし示す地に行きなさい』。  4そこで、アブラハムはカルデヤ人の地を出て、カランに住んだ。そして、彼の父が死んだのち、神は彼をそこから、今あなたがたの住んでいるこの地に移住させたが、

 

 

●創  11:29

11:29 アブラムとナホルは妻をめとった。アブラムの妻の名はサライといい、ナホルの妻の名はミルカといってハランの娘である。ハランはミルカの父、またイスカの父である。

 

*「サライ

Genesis 17:15

15神はまたアブラハムに言われた、「あなたの妻サライは、もはや名をサライといわず、名をサラと言いなさい。

Genesis 20:12

 12また彼女はほんとうにわたしの妹なのです。わたしの父の娘ですが、母の娘ではありません。そして、わたしの妻になったのです。

 

*「ミルカ

Genesis 22:20

20これらの事の後、ある人がアブラハムに告げて言った、「ミルカもまたあなたの兄弟ナホルに子どもを産みました。

Genesis 24:15

 15彼がまだ言い終らないうちに、アブラハムの兄弟ナホルの妻ミルカの子ベトエルの娘リベカが、水がめを肩に載せて出てきた。

 

 

●創  11:30

11:30 サライはうまずめで、子がなかった。

 

*「うまずめ

Genesis 15:2-3

2アブラムは言った、「主なる神よ、わたしには子がなく、わたしの家を継ぐ者はダマスコのエリエゼルであるのに、あなたはわたしに何をくださろうとするのですか」。  3アブラムはまた言った、「あなたはわたしに子を賜わらないので、わたしの家に生れたしもべが、あとつぎとなるでしょう」。

Genesis 16:1-2

 1アブラムの妻サライは子を産まなかった。彼女にひとりのつかえめがあった。エジプトの女で名をハガルといった。  2サライはアブラムに言った、「主はわたしに子をお授けになりません。どうぞ、わたしのつかえめの所におはいりください。彼女によってわたしは子をもつことになるでしょう」。アブラムはサライの言葉を聞きいれた。

Genesis 18:11-12

 11さてアブラハムとサラとは年がすすみ、老人となり、サラは女の月のものが、すでに止まっていた。  12それでサラは心の中で笑って言った、「わたしは衰え、主人もまた老人であるのに、わたしに楽しみなどありえようか」。

Genesis 21:1-2

 1主は、さきに言われたようにサラを顧み、告げられたようにサラに行われた。  2サラはみごもり、神がアブラハムに告げられた時になって、年老いたアブラハムに男の子を産んだ。

Genesis 25:21

 21イサクは妻が子を産まなかったので、妻のために主に祈り願った。主はその願いを聞かれ、妻リベカはみごもった。

Genesis 29:31

 31主はレアがきらわれるのを見て、その胎を開かれたが、ラケルは、みごもらなかった。

Genesis 30:1-2

 1ラケルは自分がヤコブに子を産まないのを知った時、姉をねたんでヤコブに言った、「わたしに子どもをください。さもないと、わたしは死にます」。  2ヤコブはラケルに向かい怒って言った、「あなたの胎に子どもをやどらせないのは神です。わたしが神に代ることができようか」。

Judges 13:2

 2ここにダンびとの氏族の者で、名をマノアというゾラの人があった。その妻はうまずめで、子を産んだことがなかった。

1 Samuel 1:2

2エルカナには、ふたりの妻があって、ひとりの名はハンナといい、ひとりの名はペニンナといった。ペニンナには子どもがあったが、ハンナには子どもがなかった。

Psalms 113:9

 9また子を産まぬ女に家庭を与え、多くの子供たちの喜ばしい母とされる。主をほめたたえよ。

Luke 1:7

 7ところが、エリサベツは不妊の女であったため、彼らには子がなく、そしてふたりともすでに年老いていた。

Luke 1:36

 36あなたの親族エリサベツも老年ながら子を宿しています。不妊の女といわれていたのに、はや六か月になっています。

 

 

●創  11:31

11:31 テラはその子アブラムと、ハランの子である孫ロトと、子アブラムの妻である嫁サライとを連れて、カナンの地へ行こうとカルデヤのウルを出たが、ハランに着いてそこに住んだ。

 

*「テラはその子アブラムと、ハランの子である孫ロトと、子アブラムの妻である嫁サライとを連れて、

Genesis 11:26-27

26テラは七十歳になってアブラム、ナホルおよびハランを生んだ。  27テラの系図は次のとおりである。テラはアブラム、ナホルおよびハランを生み、ハランはロトを生んだ。

Genesis 12:1

 1時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。

 

*「・・・行こうと・・・出たが、

Genesis 11:28

28ハランは父テラにさきだって、その生れた地、カルデヤのウルで死んだ。

Genesis 12:1

 1時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。

Joshua 24:2-3

 2そしてヨシュアはすべての民に言った、「イスラエルの神、主は、こう仰せられる、『あなたがたの先祖たち、すなわちアブラハムの父、ナホルの父テラは、昔、ユフラテ川の向こうに住み、みな、ほかの神々に仕えていたが、  3わたしは、あなたがたの先祖アブラハムを、川の向こうから連れ出して、カナンの全地を導き通り、その子孫を増した。わたしは彼にイサクを与え、

Hebrews 11:8

 8信仰によって、アブラハムは、受け継ぐべき地に出て行けとの召しをこうむった時、それに従い、行く先を知らないで出て行った。

 

*「カルデヤのウルを

Joshua 24:2

2そしてヨシュアはすべての民に言った、「イスラエルの神、主は、こう仰せられる、『あなたがたの先祖たち、すなわちアブラハムの父、ナホルの父テラは、昔、ユフラテ川の向こうに住み、みな、ほかの神々に仕えていたが、

Nehemiah 9:7

 7あなたは主、神でいらせられます。あなたは昔アブラムを選んでカルデヤのウルから導き出し、彼にアブラハムという名を与え、

Acts 7:2-4

 2そこで、ステパノが言った、/「兄弟たち、父たちよ、お聞き下さい。わたしたちの父祖アブラハムが、カランに住む前、まだメソポタミヤにいたとき、栄光の神が彼に現れて  3仰せになった、『あなたの土地と親族から離れて、あなたにさし示す地に行きなさい』。  4そこで、アブラハムはカルデヤ人の地を出て、カランに住んだ。そして、彼の父が死んだのち、神は彼をそこから、今あなたがたの住んでいるこの地に移住させたが、

 

*「カナンの地へ

Genesis 10:19

19カナンびとの境はシドンからゲラルを経てガザに至り、ソドム、ゴモラ、アデマ、ゼボイムを経て、レシャに及んだ。

Genesis 24:10

 10しもべは主人のらくだのうちから十頭のらくだを取って出かけた。すなわち主人のさまざまの良い物を携え、立ってアラム・ナハライムにむかい、ナホルの町へ行った。

 

*「ハランに着いてそこに住んだ。

Genesis 11:32

32テラの年は二百五歳であった。テラはハランで死んだ。

Genesis 12:4

 4アブラムは主が言われたようにいで立った。ロトも彼と共に行った。アブラムはハランを出たとき七十五歳であった。

Genesis 24:10

 10しもべは主人のらくだのうちから十頭のらくだを取って出かけた。すなわち主人のさまざまの良い物を携え、立ってアラム・ナハライムにむかい、ナホルの町へ行った。

Genesis 24:15

 15彼がまだ言い終らないうちに、アブラハムの兄弟ナホルの妻ミルカの子ベトエルの娘リベカが、水がめを肩に載せて出てきた。

Genesis 27:43

 43子よ、今わたしの言葉に従って、すぐハランにいるわたしの兄ラバンのもとにのがれ、

Genesis 29:4-5

 4ヤコブは人々に言った、「兄弟たちよ、あなたがたはどこからこられたのですか」。彼らは言った、「わたしたちはハランからです」。  5ヤコブは彼らに言った、「あなたがたはナホルの子ラバンを知っていますか」。彼らは言った、「知っています」。

Acts 7:2-4

 2そこで、ステパノが言った、/「兄弟たち、父たちよ、お聞き下さい。わたしたちの父祖アブラハムが、カランに住む前、まだメソポタミヤにいたとき、栄光の神が彼に現れて  3仰せになった、『あなたの土地と親族から離れて、あなたにさし示す地に行きなさい』。  4そこで、アブラハムはカルデヤ人の地を出て、カランに住んだ。そして、彼の父が死んだのち、神は彼をそこから、今あなたがたの住んでいるこの地に移住させたが、

 

 

●創  11:32

11:32 テラの年は二百五歳であった。テラはハランで死んだ。

 

*「節全体」

Genesis 11:32

32テラの年は二百五歳であった。テラはハランで死んだ。

 

 

 

 

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