●ヘブ 7:1

7:1 このメルキゼデクはサレムの王であり、いと高き神の祭司であったが、王たちを撃破して帰るアブラハムを迎えて祝福し、

 

*「このメルキゼデクは」

Genesis 14:18-20

18その時、サレムの王メルキゼデクはパンとぶどう酒とを持ってきた。彼はいと高き神の祭司である。  19彼はアブラムを祝福して言った、/「願わくは天地の主なるいと高き神が、/アブラムを祝福されるように。  20願わくはあなたの敵をあなたの手に渡された/いと高き神があがめられるように」。アブラムは彼にすべての物の十分の一を贈った。

Hebrews 6:20

 20その幕の内に、イエスは、永遠にメルキゼデクに等しい大祭司として、わたしたちのためにさきがけとなって、はいられたのである。

 

*「サレムの王であり、」

Psalms 76:3

3その幕屋はサレムにあり、そのすまいはシオンにある。

 

*「いと高き神の祭司であったが、」

Psalms 57:3

3わたしはいと高き神に呼ばわります。わたしのためにすべての事をなしとげられる神に/呼ばわります。

Psalms 78:35

 35神が彼らを殺されたとき、彼らは神をたずね、悔いて神を熱心に求めた。

Psalms 78:56

 56神は彼らの前からもろもろの国民を追い出し、その地を分けて嗣業とし、イスラエルの諸族を彼らの天幕に住まわせられた。

Daniel 4:2

 2いと高き神はわたしにしるしと奇跡とを行われた。わたしはこれを知らせたいと思う。

Daniel 5:18

 18王よ、いと高き神はあなたの父ネブカデネザルに国と権勢と、光栄と尊厳とを賜いました。

Daniel 5:21

 21追われて世の人と離れ、その思いは獣のようになり、そのすまいは野ろばと共にあり、牛のように草を食い、その身は天からくだる露にぬれ、こうしてついに彼は、いと高き神が人間の国を治めて、自分の意のままに人を立てられるということを、知るようになりました。

Micah 6:6

 6「わたしは何をもって主のみ前に行き、高き神を拝すべきか。燔祭および当歳の子牛をもって/そのみ前に行くべきか。

Mark 5:7

 7大声で叫んで言った、「いと高き神の子イエスよ、あなたはわたしとなんの係わりがあるのです。神に誓ってお願いします。どうぞ、わたしを苦しめないでください」。

Acts 16:17

 17この女が、パウロやわたしたちのあとを追ってきては、「この人たちは、いと高き神の僕たちで、あなたがたに救の道を伝えるかただ」と、叫び出すのであった。

 

*「王たちを撃破して」

Genesis 16:14-16

14それでその井戸は「ベエル・ラハイ・ロイ」と呼ばれた。これはカデシとベレデの間にある。  15ハガルはアブラムに男の子を産んだ。アブラムはハガルが産んだ子の名をイシマエルと名づけた。  16ハガルがイシマエルをアブラムに産んだ時、アブラムは八十六歳であった。

Isaiah 41:2-3

 2だれが東から人を起したか。彼はその行く所で勝利をもって迎えられ、もろもろの国を征服し、もろもろの王を足の下に踏みつけ、そのつるぎをもって彼らをちりのようにし、その弓をもって吹き去られる、わらのようにする。  3彼はこれらの者を追って/その足のまだ踏んだことのない道を、安らかに過ぎて行く。

 

 

●ヘブ 7:2

7:2 それに対して、アブラハムは彼にすべての物の十分の一を分け与えたのである。その名の意味は、第一に義の王、次にまたサレムの王、すなわち平和の王である。

 

*「それに対して、アブラハムは彼にすべての物の十分の一を分け与えたのである。」

Genesis 28:22

22またわたしが柱に立てたこの石を神の家といたしましょう。そしてあなたがくださるすべての物の十分の一を、わたしは必ずあなたにささげます」。

Leviticus 27:32

 32牛または羊の十分の一については、すべて牧者のつえの下を十番目に通るものは、主に聖なる物である。

Numbers 18:21

 21わたしはレビの子孫にはイスラエルにおいて、すべて十分の一を嗣業として与え、その働き、すなわち、会見の幕屋の働きに報いる。

1 Samuel 8:15

 15あなたがたの穀物と、ぶどう畑の、十分の一を取って、その役人と家来に与え、

1 Samuel 8:17

 17また、あなたがたの羊の十分の一を取り、あなたがたは、その奴隷となるであろう。

 

*「第一に義の王、次にまたサレムの王、すなわち平和の王である。」

2 Samuel 8:15

15こうしてダビデはイスラエルの全地を治め、そのすべての民に正義と公平を行った。

2 Samuel 23:3

 3イスラエルの神は語られた、/イスラエルの岩はわたしに言われた、/『人を正しく治める者、/神を恐れて、治める者は、

1 Kings 4:24-25

 24これはソロモンがユフラテ川の西の地方をテフサからガザまで、ことごとく治めたからである。すなわち彼はユフラテ川の西の諸王をことごとく治め、周囲至る所に平安を得た。  25ソロモンの一生の間、ユダとイスラエルはダンからベエルシバに至るまで、安らかにおのおの自分たちのぶどうの木の下と、いちじくの木の下に住んだ。

1 Chronicles 22:9

 9見よ、男の子がおまえに生れる。彼は平和の人である。わたしは彼に平安を与えて、周囲のもろもろの敵に煩わされないようにしよう。彼の名はソロモンと呼ばれ、彼の世にわたしはイスラエルに平安と静穏とを与える。

Psalms 45:5-8

 5真理のため、また正義を守るために/威厳をもって、勝利を得て乗り進め。あなたの右の手はあなたに恐るべきわざを/教えるであろう。  6あなたの矢は鋭くて、王の敵の胸をつらぬき、もろもろの民はあなたのもとに倒れる。  7神から賜わったあなたの位は永遠にかぎりなく続き、あなたの王のつえは公平のつえである。  8あなたは義を愛し、悪を憎む。このゆえに神、あなたの神は喜びの油を/あなたのともがらにまさって、あなたに注がれた。

Psalms 72:1-3

 1ソロモンの歌  2神よ、あなたの公平を王に与え、あなたの義を王の子に与えてください。  3彼は義をもってあなたの民をさばき、公平をもってあなたの貧しい者をさばくように。

Psalms 72:7

 7彼は刈り取った牧草の上に降る雨のごとく、地を潤す夕立のごとく臨むように。

Psalms 85:11-12

 11いつくしみと、まこととは共に会い、義と平和とは互に口づけし、  12まことは地からはえ、義は天から見おろすでしょう。

Isaiah 9:6-7

6ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」ととなえられる。  7そのまつりごとと平和とは、増し加わって限りなく、ダビデの位に座して、その国を治め、今より後、とこしえに公平と正義とをもって/これを立て、これを保たれる。万軍の主の熱心がこれをなされるのである。

Isaiah 32:1-2

 1見よ、ひとりの王が/正義をもって統べ治め、君たちは公平をもってつかさどり、  2おのおの風をさける所、暴風雨をのがれる所のようになり、かわいた所にある水の流れのように、疲れた地にある大きな岩の陰のようになる。

Isaiah 45:22-25

 22地の果なるもろもろの人よ、わたしを仰ぎのぞめ、そうすれば救われる。わたしは神であって、ほかに神はないからだ。  23わたしは自分をさして誓った、わたしの口から出た正しい言葉は帰ることがない、『すべてのひざはわが前にかがみ、すべての舌は誓いをたてる』。  24人はわたしについて言う、『正義と力とは主にのみある』と。人々は主にきたり、主にむかって怒る者は皆恥を受ける。  25しかしイスラエルの子孫は/皆主によって勝ち誇ることができる」。

Jeremiah 23:5-6

 5主は仰せられる、見よ、わたしがダビデのために一つの正しい枝を起す日がくる。彼は王となって世を治め、栄えて、公平と正義を世に行う。  6その日ユダは救を得、イスラエルは安らかにおる。その名は『主はわれわれの正義』ととなえられる。

Jeremiah 33:15-16

 15その日、その時になるならば、わたしはダビデのために一つの正しい枝を生じさせよう。彼は公平と正義を地に行う。  16その日、ユダは救を得、エルサレムは安らかにおる。その名は『主はわれわれの正義』ととなえられる。

Micah 5:5

 5これは平和である。アッスリヤびとがわれわれの国に来て、われわれの土地を踏むとき、七人の牧者を起し、八人の君を起してこれに当らせる。

Luke 2:14

 14「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。

Romans 3:26

26それは、今の時に、神の義を示すためであった。こうして、神みずからが義となり、さらに、イエスを信じる者を義とされるのである。

Romans 5:1-2

 1このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている。  2わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、そして、神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。

Ephesians 2:14-18

 14キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、ご自分の肉によって、  15数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄したのである。それは、彼にあって、二つのものをひとりの新しい人に造りかえて平和をきたらせ、  16十字架によって、二つのものを一つのからだとして神と和解させ、敵意を十字架にかけて滅ぼしてしまったのである。  17それから彼は、こられた上で、遠く離れているあなたがたに平和を宣べ伝え、また近くにいる者たちにも平和を宣べ伝えられたのである。  18というのは、彼によって、わたしたち両方の者が一つの御霊の中にあって、父のみもとに近づくことができるからである。

 

●ヘブ 7:3

7:3 彼には父がなく、母がなく、系図がなく、生涯の初めもなく、生命の終りもなく、神の子のようであって、いつまでも祭司なのである。

 

*「系図がなく、」

Exodus 6:18

18コハテの子らはアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエルで、コハテの一生は百三十三年であった。

Exodus 6:20-27

 20アムラムは父の妹ヨケベデを妻としたが、彼女はアロンとモーセを彼に産んだ。アムラムの一生は百三十七年であった。  21イヅハルの子らはコラ、ネペグ、ジクリである。  22ウジエルの子らはミサエル、エルザパン、シテリである。  23アロンはナションの姉妹、アミナダブの娘エリセバを妻とした。エリセバは彼にナダブ、アビウ、エレアザル、イタマルを産んだ。  24コラの子らはアッシル、エルカナ、アビアサフで、これらはコラびとの一族である。  25アロンの子エレアザルはプテエルの娘のひとりを妻とした。彼女はピネハスを彼に産んだ。これらは、その一族によるレビびとの先祖の家の首長たちである。  26主が、「イスラエルの人々をその軍団に従って、エジプトの地から導き出しなさい」と言われたのは、このアロンとモーセである。  27彼らはイスラエルの人々をエジプトから導き出すことについて、エジプトの王パロに語ったもので、すなわちこのモーセとアロンである。

1 Chronicles 6:1-3

 1レビの子らはゲルション、コハテ、メラリ。  2コハテの子らはアムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエル。  3アムラムの子らはアロン、モーセ、ミリアム。アロンの子らはナダブ、アビウ、エレアザル、イタマル。

 

*「いつまでも祭司なのである。」

Hebrews 7:17

17それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。

Hebrews 7:23-28

 23かつ、死ということがあるために、務を続けることができないので、多くの人々が祭司に立てられるのである。  24しかし彼は、永遠にいますかたであるので、変らない祭司の務を持ちつづけておられるのである。  25そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである。  26このように、聖にして、悪も汚れもなく、罪人とは区別され、かつ、もろもろの天よりも高くされている大祭司こそ、わたしたちにとってふさわしいかたである。  27彼は、ほかの大祭司のように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために、日々、いけにえをささげる必要はない。なぜなら、自分をささげて、一度だけ、それをされたからである。  28律法は、弱さを身に負う人間を立てて大祭司とするが、律法の後にきた誓いの御言は、永遠に全うされた御子を立てて、大祭司としたのである。

 

●ヘブ 7:4

7:4 そこで、族長のアブラハムが最もよいぶんどり品の十分の一を与えたのだから、この人がどんなにすぐれた人物であったかが、あなたがたにわかるであろう。

 

*「族長の」

Acts 2:29

29兄弟たちよ、族長ダビデについては、わたしはあなたがたにむかって大胆に言うことができる。彼は死んで葬られ、現にその墓が今日に至るまで、わたしたちの間に残っている。

Acts 7:8-9

 8そして、神はアブラハムに、割礼の契約をお与えになった。こうして、彼はイサクの父となり、これに八日目に割礼を施し、それから、イサクはヤコブの父となり、ヤコブは十二人の族長たちの父となった。  9族長たちは、ヨセフをねたんで、エジプトに売りとばした。しかし、神は彼と共にいまして、

 

*「アブラハムが」

Genesis 12:2

2わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。

Genesis 17:5-6

 5あなたの名は、もはやアブラムとは言われず、/あなたの名はアブラハムと呼ばれるであろう。わたしはあなたを多くの国民の/父とするからである。  6わたしはあなたに多くの子孫を得させ、国々の民をあなたから起そう。また、王たちもあなたから出るであろう。

Romans 4:11-13

 11そして、アブラハムは割礼というしるしを受けたが、それは、無割礼のままで信仰によって受けた義の証印であって、彼が、無割礼のままで信じて義とされるに至るすべての人の父となり、  12かつ、割礼の者の父となるためなのである。割礼の者というのは、割礼を受けた者ばかりではなく、われらの父アブラハムが無割礼の時に持っていた信仰の足跡を踏む人々をもさすのである。  13なぜなら、世界を相続させるとの約束が、アブラハムとその子孫とに対してなされたのは、律法によるのではなく、信仰の義によるからである。

Romans 4:17-18

 17「わたしは、あなたを立てて多くの国民の父とした」と書いてあるとおりである。彼はこの神、すなわち、死人を生かし、無から有を呼び出される神を信じたのである。  18彼は望み得ないのに、なおも望みつつ信じた。そのために、「あなたの子孫はこうなるであろう」と言われているとおり、多くの国民の父となったのである。

Galatians 3:28-29

 28もはや、ユダヤ人もギリシヤ人もなく、奴隷も自由人もなく、男も女もない。あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからである。  29もしキリストのものであるなら、あなたがたはアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのである。

James 2:23

 23こうして、「アブラハムは神を信じた。それによって、彼は義と認められた」という聖書の言葉が成就し、そして、彼は「神の友」と唱えられたのである。

 

*「最もよいぶんどり品の十分の一を与えたのだから、」

Genesis 14:20

20願わくはあなたの敵をあなたの手に渡された/いと高き神があがめられるように」。アブラムは彼にすべての物の十分の一を贈った。

 

 

●ヘブ 7:5

7:5 さて、レビの子のうちで祭司の務をしている者たちは、兄弟である民から、同じくアブラハムの子孫であるにもかかわらず、十分の一を取るように、律法によって命じられている。

 

*「さて、レビの子のうちで祭司の務をしている者たちは、」

Exodus 28:1

1またイスラエルの人々のうちから、あなたの兄弟アロンとその子たち、すなわちアロンとアロンの子ナダブ、アビウ、エレアザル、イタマルとをあなたのもとにこさせ、祭司としてわたしに仕えさせ、

Numbers 16:10-11

 10神はあなたとあなたの兄弟なるレビの子たちをみな近づけられた。あなたがたはなお、その上に祭司となることを求めるのか。  11あなたとあなたの仲間は、みなそのために集まって主に敵している。あなたがたはアロンをなんと思って、彼に対してつぶやくのか」。

Numbers 17:3-10

 3レビのつえにはアロンの名を書きしるしなさい。父祖の家のかしらは、おのおののつえ一本を出すのだからである。  4そして、これらのつえを、わたしがあなたがたに会う会見の幕屋の中の、あかしの箱の前に置きなさい。  5わたしの選んだ人のつえには、芽が出るであろう。こうして、わたしはイスラエルの人々が、あなたがたにむかって、つぶやくのをやめさせるであろう」。  6モーセが、このようにイスラエルの人々に語ったので、つかさたちはみな、その父祖の家にしたがって、おのおの、つえ一本ずつを彼に渡した。そのつえは合わせて十二本。アロンのつえも、そのつえのうちにあった。  7モーセは、それらのつえを、あかしの幕屋の中の、主の前に置いた。  8その翌日、モーセが、あかしの幕屋にはいって見ると、レビの家のために出したアロンのつえは芽をふき、つぼみを出し、花が咲いて、あめんどうの実を結んでいた。  9モーセがそれらのつえを、ことごとく主の前から、イスラエルのすべての人の所に持ち出したので、彼らは見て、おのおの自分のつえを取った。  10主はモーセに言われた、「アロンのつえを、あかしの箱の前に持ち帰り、そこに保存して、そむく者どものために、しるしとしなさい。こうして、彼らのわたしに対するつぶやきをやめさせ、彼らの死ぬのをまぬかれさせなければならない」。

Numbers 18:7

 7あなたとあなたの子たちは共に祭司職を守って、祭壇と、垂幕のうちのすべての事を執り行い、共に勤めなければならない。わたしは祭司の職務を賜物として、あなたがたに与える。ほかの人で近づく者は殺されるであろう」。

Numbers 18:21-26

 21わたしはレビの子孫にはイスラエルにおいて、すべて十分の一を嗣業として与え、その働き、すなわち、会見の幕屋の働きに報いる。  22イスラエルの人々は、かさねて会見の幕屋に近づいてはならない。罪を得て死なないためである。  23レビびとだけが会見の幕屋の働きをしなければならない。彼らがその罪を負うであろう。彼らがイスラエルの人々のうちに、嗣業の地を持たないことをもって、あなたがたの代々ながく守るべき定めとしなければならない。  24わたしはイスラエルの人々が供え物として主にささげる十分の一を、レビびとに嗣業として与えた。それで『彼らはイスラエルの人々のうちに、嗣業の地を持ってはならない』と、わたしは彼らに言ったのである」。  25主はモーセに言われた、  26「レビびとに言いなさい、『わたしがイスラエルの人々から取って、嗣業として与える十分の一を受ける時、あなたがたはその十分の一の十分の一を、主にささげなければならない。

Hebrews 5:4

 4かつ、だれもこの栄誉ある務を自分で得るのではなく、アロンの場合のように、神の召しによって受けるのである。

 

*「兄弟である民から、・・・十分の一を取るように、律法によって命じられている。」

Leviticus 27:30-33

30地の十分の一は地の産物であれ、木の実であれ、すべて主のものであって、主に聖なる物である。  31もし人がその十分の一をあがなおうとする時は、それにその五分の一を加えなければならない。  32牛または羊の十分の一については、すべて牧者のつえの下を十番目に通るものは、主に聖なる物である。  33その良い悪いを問うてはならない。またそれを取り換えてはならない。もし取り換えたならば、それと、その取り換えたものとは、共に聖なる物となるであろう。それをあがなうことはできない』」。

Numbers 18:26-32

 26「レビびとに言いなさい、『わたしがイスラエルの人々から取って、嗣業として与える十分の一を受ける時、あなたがたはその十分の一の十分の一を、主にささげなければならない。  27あなたがたのささげ物は、打ち場からの穀物や、酒ぶねからのぶどう酒と同じように見なされるであろう。  28そのようにあなたがたもまた、イスラエルの人々から受けるすべての十分の一の物のうちから、主に供え物をささげ、主にささげたその供え物を、祭司アロンに与えなければならない。  29あなたがたの受けるすべての贈物のうちから、その良いところ、すなわち、聖なる部分を取って、ことごとく供え物として、主にささげなければならない』。  30あなたはまた彼らに言いなさい、『あなたがたが、そのうちから良いところを取ってささげる時、その残りの部分はレビびとには、打ち場の産物や、酒ぶねの産物と同じように見なされるであろう。  31あなたがたと、あなたがたの家族とは、どこでそれを食べてもよい。これは会見の幕屋であなたがたがする働きの報酬である。  32あなたがたが、その良いところをささげるときは、それによって、あなたがたは罪を負わないであろう。あなたがたはイスラエルの人々の聖なる供え物を汚してはならない。死をまぬかれるためである』」。

2 Chronicles 31:4-6

 4またエルサレムに住む民に、祭司とレビびとにその分を与えることを命じた。これは彼らをして主の律法に身をゆだねさせるためである。  5その命令が伝わるやいなや、イスラエルの人々は穀物、酒、油、蜜ならびに畑のもろもろの産物の初物を多くささげ、またすべての物の十分の一をおびただしく携えて来た。  6ユダの町々に住んでいたイスラエルとユダの人々もまた牛、羊の十分の一ならびにその神、主にささげられた奉納物を携えて来て、これを積み重ねた。

Nehemiah 13:10

 10わたしはまたレビびとがその受くべき分を与えられていなかったことを知った。これがためにその務をなすレビびとおよび歌うたう者たちは、おのおの自分の畑に逃げ帰った。

 

*「同じくアブラハムの子孫であるにもかかわらず、」

Genesis 35:11

11神はまた彼に言われた、/「わたしは全能の神である。あなたは生めよ、またふえよ。一つの国民、また多くの国民があなたから出て、/王たちがあなたの身から出るであろう。

Genesis 46:26

 26ヤコブと共にエジプトへ行ったすべての者、すなわち彼の身から出た者はヤコブの子らの妻をのぞいて、合わせて六十六人であった。

Exodus 1:5

 5ヤコブの腰から出たものは、合わせて七十人。ヨセフはすでにエジプトにいた。

1 Kings 8:19

 19けれどもあなたはその宮を建ててはならない。あなたの身から出るあなたの子がわたしの名のために宮を建てるであろう』と。

Hebrews 7:10

 10なぜなら、メルキゼデクがアブラハムを迎えた時には、レビはまだこの父祖の腰の中にいたからである。

 

 

●ヘブ 7:6

7:6 ところが、彼らの血統に属さないこの人が、アブラハムから十分の一を受けとり、約束を受けている者を祝福したのである。

 

*「ところが、彼らの血統に属さないこの人が、」

Hebrews 7:3

3彼には父がなく、母がなく、系図がなく、生涯の初めもなく、生命の終りもなく、神の子のようであって、いつまでも祭司なのである。

 

*「アブラハムから十分の一を受けとり、」

Genesis 14:19-20

19彼はアブラムを祝福して言った、/「願わくは天地の主なるいと高き神が、/アブラムを祝福されるように。  20願わくはあなたの敵をあなたの手に渡された/いと高き神があがめられるように」。アブラムは彼にすべての物の十分の一を贈った。

Hebrews 7:4

 4そこで、族長のアブラハムが最もよいぶんどり品の十分の一を与えたのだから、この人がどんなにすぐれた人物であったかが、あなたがたにわかるであろう。

 

*「約束を受けている者を祝福したのである。」

Genesis 12:2

2わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。

Genesis 12:13

 13どうかあなたは、わたしの妹だと言ってください。そうすればわたしはあなたのおかげで無事であり、わたしの命はあなたによって助かるでしょう」。

Genesis 13:14-17

 14ロトがアブラムに別れた後に、主はアブラムに言われた、「目をあげてあなたのいる所から北、南、東、西を見わたしなさい。  15すべてあなたが見わたす地は、永久にあなたとあなたの子孫に与えます。  16わたしはあなたの子孫を地のちりのように多くします。もし人が地のちりを数えることができるなら、あなたの子孫も数えられることができましょう。  17あなたは立って、その地をたてよこに行き巡りなさい。わたしはそれをあなたに与えます」。

Genesis 17:4-8

 4「わたしはあなたと契約を結ぶ。あなたは多くの国民の父となるであろう。  5あなたの名は、もはやアブラムとは言われず、/あなたの名はアブラハムと呼ばれるであろう。わたしはあなたを多くの国民の/父とするからである。  6わたしはあなたに多くの子孫を得させ、国々の民をあなたから起そう。また、王たちもあなたから出るであろう。  7わたしはあなた及び後の代々の子孫と契約を立てて、永遠の契約とし、あなたと後の子孫との神となるであろう。  8わたしはあなたと後の子孫とにあなたの宿っているこの地、すなわちカナンの全地を永久の所有として与える。そしてわたしは彼らの神となるであろう」。

Genesis 22:17-18

 17わたしは大いにあなたを祝福し、大いにあなたの子孫をふやして、天の星のように、浜べの砂のようにする。あなたの子孫は敵の門を打ち取り、  18また地のもろもろの国民はあなたの子孫によって祝福を得るであろう。あなたがわたしの言葉に従ったからである』」。

Acts 3:25

 25あなたがたは預言者の子であり、神があなたがたの先祖たちと結ばれた契約の子である。神はアブラハムに対して、『地上の諸民族は、あなたの子孫によって祝福を受けるであろう』と仰せられた。

Hebrews 6:13-15

 13さて、神がアブラハムに対して約束されたとき、さして誓うのに、ご自分よりも上のものがないので、ご自分をさして誓って、  14「わたしは、必ずあなたを祝福し、必ずあなたの子孫をふやす」と言われた。  15このようにして、アブラハムは忍耐強く待ったので、約束のものを得たのである。

Hebrews 11:13

 13これらの人はみな、信仰をいだいて死んだ。まだ約束のものは受けていなかったが、はるかにそれを望み見て喜び、そして、地上では旅人であり寄留者であることを、自ら言いあらわした。

Hebrews 11:17

 17信仰によって、アブラハムは、試錬を受けたとき、イサクをささげた。すなわち、約束を受けていた彼が、そのひとり子をささげたのである。

Romans 4:13

13なぜなら、世界を相続させるとの約束が、アブラハムとその子孫とに対してなされたのは、律法によるのではなく、信仰の義によるからである。

Romans 9:4

 4彼らはイスラエル人であって、子たる身分を授けられることも、栄光も、もろもろの契約も、律法を授けられることも、礼拝も、数々の約束も彼らのもの、

Galatians 3:16

 16さて、約束は、アブラハムと彼の子孫とに対してなされたのである。それは、多数をさして「子孫たちとに」と言わずに、ひとりをさして「あなたの子孫とに」と言っている。これは、キリストのことである。

 

 

●ヘブ 7:7

7:7 言うまでもなく、小なる者が大なる者から祝福を受けるのである。

 

*「言うまでもなく、」

1 Timothy 3:16

16確かに偉大なのは、この信心の奥義である、/「キリストは肉において現れ、/霊において義とせられ、/御使たちに見られ、/諸国民の間に伝えられ、/世界の中で信じられ、/栄光のうちに天に上げられた」。

 

*「小なる者が大なる者から祝福を受けるのである。」

Genesis 27:20-40

20イサクはその子に言った、「子よ、どうしてあなたはこんなに早く手に入れたのか」。彼は言った、「あなたの神、主がわたしにしあわせを授けられたからです」。  21イサクはヤコブに言った、「子よ、近寄りなさい。わたしは、さわってみて、あなたが確かにわが子エサウであるかどうかをみよう」。  22ヤコブが、父イサクに近寄ったので、イサクは彼にさわってみて言った、「声はヤコブの声だが、手はエサウの手だ」。  23ヤコブの手が兄エサウの手のように毛深かったため、イサクはヤコブを見わけることができなかったので、彼を祝福した。  24イサクは言った、「あなたは確かにわが子エサウですか」。彼は言った、「そうです」。  25イサクは言った、「わたしの所へ持ってきなさい。わが子のしかの肉を食べて、わたしみずから、あなたを祝福しよう」。ヤコブがそれを彼の所に持ってきたので、彼は食べた。またぶどう酒を持ってきたので、彼は飲んだ。  26そして父イサクは彼に言った、「子よ、さあ、近寄ってわたしに口づけしなさい」。  27彼が近寄って口づけした時、イサクはその着物のかおりをかぎ、彼を祝福して言った、/「ああ、わが子のかおりは、/主が祝福された野のかおりのようだ。  28どうか神が、天の露と、/地の肥えたところと、多くの穀物と、/新しいぶどう酒とをあなたに賜わるように。  29もろもろの民はあなたに仕え、/もろもろの国はあなたに身をかがめる。あなたは兄弟たちの主となり、/あなたの母の子らは、/あなたに身をかがめるであろう。あなたをのろう者はのろわれ、/あなたを祝福する者は祝福される」。  30イサクがヤコブを祝福し終って、ヤコブが父イサクの前から出て行くとすぐ、兄エサウが狩から帰ってきた。  31彼もまたおいしい食べ物を作って、父の所に持ってきて、言った、「父よ、起きてあなたの子のしかの肉を食べ、あなたみずから、わたしを祝福してください」。  32父イサクは彼に言った、「あなたは、だれか」。彼は言った、「わたしはあなたの子、長子エサウです」。  33イサクは激しくふるえて言った、「それでは、あのしかの肉を取って、わたしに持ってきた者はだれか。わたしはあなたが来る前に、みんな食べて彼を祝福した。ゆえに彼が祝福を得るであろう」。  34エサウは父の言葉を聞いた時、大声をあげ、激しく叫んで、父に言った、「父よ、わたしを、わたしをも祝福してください」。  35イサクは言った、「あなたの弟が偽ってやってきて、あなたの祝福を奪ってしまった」。  36エサウは言った、「よくもヤコブと名づけたものだ。彼は二度までもわたしをおしのけた。さきには、わたしの長子の特権を奪い、こんどはわたしの祝福を奪った」。また言った、「あなたはわたしのために祝福を残しておかれませんでしたか」。  37イサクは答えてエサウに言った、「わたしは彼をあなたの主人とし、兄弟たちを皆しもべとして彼に与え、また穀物とぶどう酒を彼に授けた。わが子よ、今となっては、あなたのために何ができようか」。  38エサウは父に言った、「父よ、あなたの祝福はただ一つだけですか。父よ、わたしを、わたしをも祝福してください」。エサウは声をあげて泣いた。  39父イサクは答えて彼に言った、/「あなたのすみかは地の肥えた所から離れ、また上なる天の露から離れるであろう。  40あなたはつるぎをもって世を渡り、/あなたの弟に仕えるであろう。しかし、あなたが勇み立つ時、/首から、そのくびきを振り落すであろう」。

Genesis 28:1-4

 1イサクはヤコブを呼んで、これを祝福し、命じて言った、「あなたはカナンの娘を妻にめとってはならない。  2立ってパダンアラムへ行き、あなたの母の父ベトエルの家に行って、そこであなたの母の兄ラバンの娘を妻にめとりなさい。  3全能の神が、あなたを祝福し、多くの子を得させ、かつふえさせて、多くの国民とし、  4またアブラハムの祝福をあなたと子孫とに与えて、神がアブラハムに授けられたあなたの寄留の地を継がせてくださるように」。

Genesis 47:7-10

 7そこでヨセフは父ヤコブを導いてパロの前に立たせた。ヤコブはパロを祝福した。  8パロはヤコブに言った、「あなたの年はいくつか」。  9ヤコブはパロに言った、「わたしの旅路のとしつきは、百三十年です。わたしのよわいの日はわずかで、ふしあわせで、わたしの先祖たちのよわいの日と旅路の日には及びません」。  10ヤコブはパロを祝福し、パロの前を去った。

Genesis 48:15-20

 15そしてヨセフを祝福して言った、/「わが先祖アブラハムとイサクの仕えた神、/生れてからきょうまでわたしを養われた神、  16すべての災からわたしをあがなわれたみ使よ、/この子供たちを祝福してください。またわが名と先祖アブラハムとイサクの名とが、/彼らによって唱えられますように、/また彼らが地の上にふえひろがりますように」。  17ヨセフは父が右の手をエフライムの頭に置いているのを見て不満に思い、父の手を取ってエフライムの頭からマナセの頭へ移そうとした。  18そしてヨセフは父に言った、「父よ、そうではありません。こちらが長子です。その頭に右の手を置いてください」。  19父は拒んで言った、「わかっている。子よ、わたしにはわかっている。彼もまた一つの民となり、また大いなる者となるであろう。しかし弟は彼よりも大いなる者となり、その子孫は多くの国民となるであろう」。  20こうして彼はこの日、彼らを祝福して言った、/「あなたを指して、イスラエルは、/人を祝福して言うであろう、/『神があなたをエフライムのごとく、/またマナセのごとくにせられるように』」。このように、彼はエフライムをマナセの先に立てた。

Genesis 49:28

 28すべてこれらはイスラエルの十二の部族である。そしてこれは彼らの父が彼らに語り、彼らを祝福したもので、彼は祝福すべきところに従って、彼らおのおのを祝福した。

Numbers 6:23-27

 23「アロンとその子たちに言いなさい、『あなたがたはイスラエルの人々を祝福してこのように言わなければならない。  24「願わくは主があなたを祝福し、/あなたを守られるように。  25願わくは主がみ顔をもってあなたを照し、/あなたを恵まれるように。  26願わくは主がみ顔をあなたに向け、/あなたに平安を賜わるように」』。  27こうして彼らがイスラエルの人々のために、わたしの名を唱えるならば、わたしは彼らを祝福するであろう」。

Hebrews 11:20-21

 20信仰によって、イサクは、きたるべきことについて、ヤコブとエサウとを祝福した。  21信仰によって、ヤコブは死のまぎわに、ヨセフの子らをひとりびとり祝福し、そしてそのつえのかしらによりかかって礼拝した。

Deuteronomy 32:1

1「天よ、耳を傾けよ、わたしは語る、/地よ、わたしの口の言葉を聞け。

2 Samuel 6:20

 20ダビデが家族を祝福しようとして帰ってきた時、サウルの娘ミカルはダビデを出迎えて言った、「きょうイスラエルの王はなんと威厳のあったことでしょう。いたずら者が、恥も知らず、その身を現すように、きょう家来たちのはしためらの前に自分の身を現されました」。

1 Kings 8:55

 55立って大声でイスラエルの全会衆を祝福して言った、

2 Chronicles 30:27

 27このとき祭司たちとレビびとは立って、民を祝福したが、その声は聞かれ、その祈は主の聖なるすみかである天に達した。

Luke 24:50-51

 50それから、イエスは彼らをベタニヤの近くまで連れて行き、手をあげて彼らを祝福された。  51祝福しておられるうちに、彼らを離れて、〔天にあげられた。〕

2 Corinthians 13:14

 

 

●ヘブ 7:8

7:8 その上、一方では死ぬべき人間が、十分の一を受けているが、他方では「彼は生きている者」とあかしされた人が、それを受けている。

 

*「その上、一方では死ぬべき人間が、十分の一を受けているが、」

Hebrews 7:23

23かつ、死ということがあるために、務を続けることができないので、多くの人々が祭司に立てられるのである。

Hebrews 9:27

 27そして、一度だけ死ぬことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように、

 

*「他方では「彼は生きている者」とあかしされた人が、それを受けている。」

John 11:25-26

25イエスは彼女に言われた、「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。  26また、生きていて、わたしを信じる者は、いつまでも死なない。あなたはこれを信じるか」。

John 14:6

 6イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。

John 14:19

 19もうしばらくしたら、世はもはやわたしを見なくなるだろう。しかし、あなたがたはわたしを見る。わたしが生きるので、あなたがたも生きるからである。

Hebrews 3:16

 16すると、聞いたのにそむいたのは、だれであったのか。モーセに率いられて、エジプトから出て行ったすべての人々ではなかったか。

Hebrews 5:6

 6また、ほかの箇所でこう言われている、/「あなたこそは、永遠に、/メルキゼデクに等しい祭司である」。

Hebrews 6:20

 20その幕の内に、イエスは、永遠にメルキゼデクに等しい大祭司として、わたしたちのためにさきがけとなって、はいられたのである。

Hebrews 9:24-25

 24ところが、キリストは、ほんとうのものの模型にすぎない、手で造った聖所にはいらないで、上なる天にはいり、今やわたしたちのために神のみまえに出て下さったのである。  25大祭司は、年ごとに、自分以外のものの血をたずさえて聖所にはいるが、キリストは、そのように、たびたびご自身をささげられるのではなかった。

Revelation of John 1:18

 18また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。そして、死と黄泉とのかぎを持っている。

 

 

●ヘブ 7:9

7:9 そこで、十分の一を受けるべきレビでさえも、アブラハムを通じて十分の一を納めた、と言える。

 

*「アブラハムを通じて十分の一を納めた、と言える。」

Genesis 14:20

20願わくはあなたの敵をあなたの手に渡された/いと高き神があがめられるように」。アブラムは彼にすべての物の十分の一を贈った。

Romans 5:12

 12このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯したので、死が全人類にはいり込んだのである。

Hebrews 7:4

 4そこで、族長のアブラハムが最もよいぶんどり品の十分の一を与えたのだから、この人がどんなにすぐれた人物であったかが、あなたがたにわかるであろう。

 

 

●ヘブ 7:10

7:10 なぜなら、メルキゼデクがアブラハムを迎えた時には、レビはまだこの父祖の腰の中にいたからである。

 

*「節全体」

Genesis 35:11

11神はまた彼に言われた、/「わたしは全能の神である。あなたは生めよ、またふえよ。一つの国民、また多くの国民があなたから出て、/王たちがあなたの身から出るであろう。

Genesis 46:26

 26ヤコブと共にエジプトへ行ったすべての者、すなわち彼の身から出た者はヤコブの子らの妻をのぞいて、合わせて六十六人であった。

1 Kings 8:19

 19けれどもあなたはその宮を建ててはならない。あなたの身から出るあなたの子がわたしの名のために宮を建てるであろう』と。

Hebrews 7:5

 5さて、レビの子のうちで祭司の務をしている者たちは、兄弟である民から、同じくアブラハムの子孫であるにもかかわらず、十分の一を取るように、律法によって命じられている。

 

 

●ヘブ 7:11

7:11 もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら――民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが――なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか。

 

*「もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら――民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが――」

Galatians 2:21

21わたしは、神の恵みを無にはしない。もし、義が律法によって得られるとすれば、キリストの死はむだであったことになる。

Galatians 4:3

 3それと同じく、わたしたちも子供であった時には、いわゆるこの世のもろもろの霊力の下に、縛られていた者であった。

Galatians 4:9

 9しかし、今では神を知っているのに、否、むしろ神に知られているのに、どうして、あの無力で貧弱な、もろもろの霊力に逆もどりして、またもや、新たにその奴隷になろうとするのか。

Colossians 2:10-17

 10そしてあなたがたは、キリストにあって、それに満たされているのである。彼はすべての支配と権威とのかしらであり、  11あなたがたはまた、彼にあって、手によらない割礼、すなわち、キリストの割礼を受けて、肉のからだを脱ぎ捨てたのである。  12あなたがたはバプテスマを受けて彼と共に葬られ、同時に、彼を死人の中からよみがえらせた神の力を信じる信仰によって、彼と共によみがえらされたのである。  13あなたがたは、先には罪の中にあり、かつ肉の割礼がないままで死んでいた者であるが、神は、あなたがたをキリストと共に生かし、わたしたちのいっさいの罪をゆるして下さった。  14神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた。  15そして、もろもろの支配と権威との武装を解除し、キリストにあって凱旋し、彼らをその行列に加えて、さらしものとされたのである。  16だから、あなたがたは、食物と飲み物とにつき、あるいは祭や新月や安息日などについて、だれにも批評されてはならない。  17これらは、きたるべきものの影であって、その本体はキリストにある。

Hebrews 7:18-19

 18このようにして、一方では、前の戒めが弱くかつ無益であったために無効になると共に、  19(律法は、何事をも全うし得なかったからである)、他方では、さらにすぐれた望みが現れてきて、わたしたちを神に近づかせるのである。

Hebrews 8:7

 7もし初めの契約に欠けたところがなかったなら、あとのものが立てられる余地はなかったであろう。

Hebrews 8:10-13

 10わたしが、それらの日の後、イスラエルの家と立て/ようとする契約はこれである、と主が言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの思いの中に入れ、/彼らの心に書きつけよう。こうして、わたしは彼らの神となり、/彼らはわたしの民となるであろう。  11彼らは、それぞれ、その同胞に、/また、それぞれ、その兄弟に、/主を知れ、と言って教えることはなくなる。なぜなら、大なる者から小なる者に至るまで、/彼らはことごとく、/わたしを知るようになるからである。  12わたしは、彼らの不義をあわれみ、/もはや、彼らの罪を思い出すことはしない」。  13神は、「新しい」と言われたことによって、初めの契約を古いとされたのである。年を経て古びたものは、やがて消えていく。

Hebrews 10:1-4

 1いったい、律法はきたるべき良いことの影をやどすにすぎず、そのものの真のかたちをそなえているものではないから、年ごとに引きつづきささげられる同じようないけにえによっても、みまえに近づいて来る者たちを、全うすることはできないのである。  2もしできたとすれば、儀式にたずさわる者たちは、一度きよめられた以上、もはや罪の自覚がなくなるのであるから、ささげ物をすることがやんだはずではあるまいか。  3しかし実際は、年ごとに、いけにえによって罪の思い出がよみがえって来るのである。  4なぜなら、雄牛ややぎなどの血は、罪を除き去ることができないからである。

 

*「なんの必要があって、なお、」

Hebrews 7:26-28

26このように、聖にして、悪も汚れもなく、罪人とは区別され、かつ、もろもろの天よりも高くされている大祭司こそ、わたしたちにとってふさわしいかたである。  27彼は、ほかの大祭司のように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために、日々、いけにえをささげる必要はない。なぜなら、自分をささげて、一度だけ、それをされたからである。  28律法は、弱さを身に負う人間を立てて大祭司とするが、律法の後にきた誓いの御言は、永遠に全うされた御子を立てて、大祭司としたのである。

 

*「「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか。」

Hebrews 5:6

6また、ほかの箇所でこう言われている、/「あなたこそは、永遠に、/メルキゼデクに等しい祭司である」。

Hebrews 5:10

 10神によって、メルキゼデクに等しい大祭司と、となえられたのである。

Hebrews 6:20

 20その幕の内に、イエスは、永遠にメルキゼデクに等しい大祭司として、わたしたちのためにさきがけとなって、はいられたのである。

Hebrews 7:15

 15そしてこの事は、メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、ますます明白になる。

Hebrews 7:17

 17それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。

Hebrews 7:21

 21この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われている、「主は誓われたが、心を変えることをされなかった。あなたこそは、永遠に祭司である」。

 

 

●ヘブ 7:12

7:12 祭司制に変更があれば、律法にも必ず変更があるはずである。

 

*「律法にも必ず変更があるはずである。」

Isaiah 66:21

21「わたしはまた彼らの中から人を選んで祭司とし、レビびととする」と主は言われる。

Jeremiah 31:31-34

 31主は言われる、見よ、わたしがイスラエルの家とユダの家とに新しい契約を立てる日が来る。  32この契約はわたしが彼らの先祖をその手をとってエジプトの地から導き出した日に立てたようなものではない。わたしは彼らの夫であったのだが、彼らはそのわたしの契約を破ったと主は言われる。  33しかし、それらの日の後にわたしがイスラエルの家に立てる契約はこれである。すなわちわたしは、わたしの律法を彼らのうちに置き、その心にしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となると主は言われる。  34人はもはや、おのおのその隣とその兄弟に教えて、『あなたは主を知りなさい』とは言わない。それは、彼らが小より大に至るまで皆、わたしを知るようになるからであると主は言われる。わたしは彼らの不義をゆるし、もはやその罪を思わない」。

Ezekiel 16:61

 61わたしがあなたの姉および妹を受け、またあなたとの契約によらずに、娘として彼らをあなたに与える時、あなたは自分のおこないを思い出して恥じる。

Acts 6:13-14

 13それから、偽りの証人たちを立てて言わせた、「この人は、この聖所と律法とに逆らう言葉を吐いて、どうしても、やめようとはしません。  14『あのナザレ人イエスは、この聖所を打ちこわし、モーセがわたしたちに伝えた慣例を変えてしまうだろう』などと、彼が言うのを、わたしたちは聞きました」。

 

 

●ヘブ 7:13

7:13 さて、これらのことは、いまだかつて祭壇に奉仕したことのない、他の部族に関して言われているのである。

 

*「いまだかつて祭壇に奉仕したことのない、」

Numbers 16:40

40これをイスラエルの人々の記念の物とした。これはアロンの子孫でないほかの人が、主の前に近づいて、薫香をたくことのないようにするため、またその人がコラ、およびその仲間のようにならないためである。すなわち、主がモーセによってエレアザルに言われたとおりである。

Numbers 17:5

 5わたしの選んだ人のつえには、芽が出るであろう。こうして、わたしはイスラエルの人々が、あなたがたにむかって、つぶやくのをやめさせるであろう」。

2 Chronicles 26:16-21

 16ところが彼は強くなるに及んで、その心に高ぶり、ついに自分を滅ぼすに至った。すなわち彼はその神、主にむかって罪を犯し、主の宮にはいって香の祭壇の上に香をたこうとした。  17その時、祭司アザリヤは主の祭司である勇士八十人を率いて、彼のあとに従ってはいり、  18ウジヤ王を引き止めて言った、「ウジヤよ、主に香をたくことはあなたのなすべきことではなく、ただアロンの子孫で、香をたくために清められた祭司たちのすることです。すぐ聖所から出なさい。あなたは罪を犯しました。あなたは主なる神から栄えを得ることはできません」。  19するとウジヤは怒りを発し、香炉を手にとって香をたこうとしたが、彼が祭司に向かって怒りを発している間に、らい病がその額に起った。時に彼は主の宮で祭司たちの前、香の祭壇のかたわらにいた。  20祭司の長アザリヤおよびすべての祭司たちが彼を見ると、彼の額にらい病が生じていたので、急いで彼をそこから追い出した。彼自身もまた主に撃たれたことを知って、急いで出て行った。  21ウジヤ王は、死ぬ日までらい病人であった。彼はらい病人であったので、離れ殿に住んだ。主の宮から断たれたからである。その子ヨタムが王の家をつかさどり、国の民を治めた。

 

 

●ヘブ 7:14

7:14 というのは、わたしたちの主がユダ族の中から出られたことは、明らかであるが、モーセは、この部族について、祭司に関することでは、ひとことも言っていない。

 

*「というのは、わたしたちの主が」

Luke 1:43

43主の母上がわたしのところにきてくださるとは、なんという光栄でしょう。

John 20:13

 13すると、彼らはマリヤに、「女よ、なぜ泣いているのか」と言った。マリヤは彼らに言った、「だれかが、わたしの主を取り去りました。そして、どこに置いたのか、わからないのです」。

John 20:28

 28トマスはイエスに答えて言った、「わが主よ、わが神よ」。

Ephesians 1:3

 3ほむべきかな、わたしたちの主イエス・キリストの父なる神。神はキリストにあって、天上で霊のもろもろの祝福をもって、わたしたちを祝福し、

Philippians 3:8

 8わたしは、更に進んで、わたしの主キリスト・イエスを知る知識の絶大な価値のゆえに、いっさいのものを損と思っている。キリストのゆえに、わたしはすべてを失ったが、それらのものを、ふん土のように思っている。それは、わたしがキリストを得るためであり、

 

*「ユダ族の中から出られたことは、明らかであるが、」

Genesis 46:12

12ユダの子らはエル、オナン、シラ、ペレヅ、ゼラ。エルとオナンはカナンの地で死んだ。ペレヅの子らはヘヅロンとハムル。

Genesis 49:10

 10つえはユダを離れず、/立法者のつえはその足の間を離れることなく、/シロの来る時までに及ぶであろう。もろもろの民は彼に従う。

Ruth 4:18-22

 18さてペレヅの子孫は次のとおりである。ペレヅからヘヅロンが生れ、  19ヘヅロンからラムが生れ、ラムからアミナダブが生れ、  20アミナダブからナションが生れ、ナションからサルモンが生れ、  21サルモンからボアズが生れ、ボアズからオベデが生れ、  22オベデからエッサイが生れ、エッサイからダビデが生れた。

Isaiah 11:1

 1エッサイの株から一つの芽が出、その根から一つの若枝が生えて実を結び、

Jeremiah 23:5-6

 5主は仰せられる、見よ、わたしがダビデのために一つの正しい枝を起す日がくる。彼は王となって世を治め、栄えて、公平と正義を世に行う。  6その日ユダは救を得、イスラエルは安らかにおる。その名は『主はわれわれの正義』ととなえられる。

Micah 5:2

 2しかしベツレヘム・エフラタよ、あなたはユダの氏族のうちで小さい者だが、イスラエルを治める者があなたのうちから/わたしのために出る。その出るのは昔から、いにしえの日からである。

Matthew 1:3-16

3ユダはタマルによるパレスとザラとの父、パレスはエスロンの父、エスロンはアラムの父、  4アラムはアミナダブの父、アミナダブはナアソンの父、ナアソンはサルモンの父、  5サルモンはラハブによるボアズの父、ボアズはルツによるオベデの父、オベデはエッサイの父、  6エッサイはダビデ王の父であった。ダビデはウリヤの妻によるソロモンの父であり、  7ソロモンはレハベアムの父、レハベアムはアビヤの父、アビヤはアサの父、  8アサはヨサパテの父、ヨサパテはヨラムの父、ヨラムはウジヤの父、  9ウジヤはヨタムの父、ヨタムはアハズの父、アハズはヒゼキヤの父、  10ヒゼキヤはマナセの父、マナセはアモンの父、アモンはヨシヤの父、  11ヨシヤはバビロンへ移されたころ、エコニヤとその兄弟たちとの父となった。  12バビロンへ移されたのち、エコニヤはサラテルの父となった。サラテルはゾロバベルの父、  13ゾロバベルはアビウデの父、アビウデはエリヤキムの父、エリヤキムはアゾルの父、  14アゾルはサドクの父、サドクはアキムの父、アキムはエリウデの父、  15エリウデはエレアザルの父、エレアザルはマタンの父、マタンはヤコブの父、  16ヤコブはマリヤの夫ヨセフの父であった。このマリヤからキリストといわれるイエスがお生れになった。

Luke 2:23-33

 23それは主の律法に「母の胎を初めて開く男の子はみな、主に聖別された者と、となえられねばならない」と書いてあるとおり、幼な子を主にささげるためであり、  24また同じ主の律法に、「山ばと一つがい、または、家ばとのひな二羽」と定めてあるのに従って、犠牲をささげるためであった。  25その時、エルサレムにシメオンという名の人がいた。この人は正しい信仰深い人で、イスラエルの慰められるのを待ち望んでいた。また聖霊が彼に宿っていた。  26そして主のつかわす救主に会うまでは死ぬことはないと、聖霊の示しを受けていた。  27この人が御霊に感じて宮にはいった。すると律法に定めてあることを行うため、両親もその子イエスを連れてはいってきたので、  28シメオンは幼な子を腕に抱き、神をほめたたえて言った、  29「主よ、今こそ、あなたはみ言葉のとおりに/この僕を安らかに去らせてくださいます、  30わたしの目が今あなたの救を見たのですから。  31この救はあなたが万民のまえにお備えになったもので、  32異邦人を照す啓示の光、み民イスラエルの栄光であります」。  33父と母とは幼な子についてこのように語られたことを、不思議に思った。

Luke 3:33

 33アミナダブ、アデミン、アルニ、エスロン、パレス、ユダ、

Romans 1:3

 3御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、

Romans 2:3

 3ああ、このような事を行う者どもをさばきながら、しかも自ら同じことを行う人よ。あなたは、神のさばきをのがれうると思うのか。

Revelation of John 5:5

 5すると、長老のひとりがわたしに言った、「泣くな。見よ、ユダ族のしし、ダビデの若枝であるかたが、勝利を得たので、その巻物を開き七つの封印を解くことができる」。

Revelation of John 22:16

 16わたしイエスは、使をつかわして、諸教会のために、これらのことをあなたがたにあかしした。わたしは、ダビデの若枝また子孫であり、輝く明けの明星である」。

 

 

●ヘブ 7:15

7:15 そしてこの事は、メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、ますます明白になる。

 

*「メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、」

Psalms 110:5

5主は誓いを立てて、み心を変えられることはない、「あなたはメルキゼデクの位にしたがって/とこしえに祭司である」。

Hebrews 7:3

 3彼には父がなく、母がなく、系図がなく、生涯の初めもなく、生命の終りもなく、神の子のようであって、いつまでも祭司なのである。

Hebrews 7:11

 11もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら――民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが――なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか。

Hebrews 7:17-21

 17それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。  18このようにして、一方では、前の戒めが弱くかつ無益であったために無効になると共に、  19(律法は、何事をも全うし得なかったからである)、他方では、さらにすぐれた望みが現れてきて、わたしたちを神に近づかせるのである。  20その上に、このことは誓いをもってなされた。人々は、誓いをしないで祭司とされるのであるが、  21この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われている、「主は誓われたが、心を変えることをされなかった。あなたこそは、永遠に祭司である」。

 

●ヘブ 7:16

7:16 彼は、肉につける戒めの律法によらないで、朽ちることのないいのちの力によって立てられたのである。

 

*「肉につける戒めの律法によらないで、」

Galatians 4:3

3それと同じく、わたしたちも子供であった時には、いわゆるこの世のもろもろの霊力の下に、縛られていた者であった。

Galatians 4:9

 9しかし、今では神を知っているのに、否、むしろ神に知られているのに、どうして、あの無力で貧弱な、もろもろの霊力に逆もどりして、またもや、新たにその奴隷になろうとするのか。

Colossians 2:14

 14神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた。

Colossians 2:20

 20もしあなたがたが、キリストと共に死んで世のもろもろの霊力から離れたのなら、なぜ、なおこの世に生きているもののように、

Hebrews 9:9-10

 9この幕屋というのは今の時代に対する比喩である。すなわち、供え物やいけにえはささげられるが、儀式にたずさわる者の良心を全うすることはできない。  10それらは、ただ食物と飲み物と種々の洗いごとに関する行事であって、改革の時まで課せられている肉の規定にすぎない。

Hebrews 10:1

 1いったい、律法はきたるべき良いことの影をやどすにすぎず、そのものの真のかたちをそなえているものではないから、年ごとに引きつづきささげられる同じようないけにえによっても、みまえに近づいて来る者たちを、全うすることはできないのである。

 

*「朽ちることのないいのちの力によって」

Hebrews 7:3

3彼には父がなく、母がなく、系図がなく、生涯の初めもなく、生命の終りもなく、神の子のようであって、いつまでも祭司なのである。

Hebrews 7:17

 17それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。

Hebrews 7:21

 21この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われている、「主は誓われたが、心を変えることをされなかった。あなたこそは、永遠に祭司である」。

Hebrews 7:24-25

 24しかし彼は、永遠にいますかたであるので、変らない祭司の務を持ちつづけておられるのである。  25そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである。

Hebrews 7:28

 28律法は、弱さを身に負う人間を立てて大祭司とするが、律法の後にきた誓いの御言は、永遠に全うされた御子を立てて、大祭司としたのである。

Revelation of John 1:18

 18また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。そして、死と黄泉とのかぎを持っている。

 

 

●ヘブ 7:17

7:17 それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。

Psalms 110:5

5主は誓いを立てて、み心を変えられることはない、「あなたはメルキゼデクの位にしたがって/とこしえに祭司である」。

Hebrews 5:6

 6また、ほかの箇所でこう言われている、/「あなたこそは、永遠に、/メルキゼデクに等しい祭司である」。

Hebrews 5:10

 10神によって、メルキゼデクに等しい大祭司と、となえられたのである。

Hebrews 6:20

 20その幕の内に、イエスは、永遠にメルキゼデクに等しい大祭司として、わたしたちのためにさきがけとなって、はいられたのである。

Hebrews 7:15

 15そしてこの事は、メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、ますます明白になる。

Hebrews 7:21

 21この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われている、「主は誓われたが、心を変えることをされなかった。あなたこそは、永遠に祭司である」。

 

 

●ヘブ 7:18

7:18 このようにして、一方では、前の戒めが弱くかつ無益であったために無効になると共に、

 

*「このようにして、一方では、前の戒めが・・・無効になると共に、」

Romans 3:31

31すると、信仰のゆえに、わたしたちは律法を無効にするのであるか。断じてそうではない。かえって、それによって律法は確立するのである。

Galatians 3:15

 15兄弟たちよ。世のならわしを例にとって言おう。人間の遺言でさえ、いったん作成されたら、これを無効にしたり、これに付け加えたりすることは、だれにもできない。

Galatians 3:17

 17わたしの言う意味は、こうである。神によってあらかじめ立てられた契約が、四百三十年の後にできた律法によって破棄されて、その約束がむなしくなるようなことはない。

Hebrews 7:11-12

 11もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら――民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが――なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか。  12祭司制に変更があれば、律法にも必ず変更があるはずである。

Hebrews 8:7-13

 7もし初めの契約に欠けたところがなかったなら、あとのものが立てられる余地はなかったであろう。  8ところが、神は彼らを責めて言われた、/「主は言われる、見よ、/わたしがイスラエルの家およびユダの家と、/新しい契約を結ぶ日が来る。  9それは、わたしが彼らの先祖たちの手をとって、/エジプトの地から導き出した日に、/彼らと結んだ契約のようなものではない。彼らがわたしの契約にとどまることをしないので、/わたしも彼らをかえりみなかったからであると、/主が言われる。  10わたしが、それらの日の後、イスラエルの家と立て/ようとする契約はこれである、と主が言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの思いの中に入れ、/彼らの心に書きつけよう。こうして、わたしは彼らの神となり、/彼らはわたしの民となるであろう。  11彼らは、それぞれ、その同胞に、/また、それぞれ、その兄弟に、/主を知れ、と言って教えることはなくなる。なぜなら、大なる者から小なる者に至るまで、/彼らはことごとく、/わたしを知るようになるからである。  12わたしは、彼らの不義をあわれみ、/もはや、彼らの罪を思い出すことはしない」。  13神は、「新しい」と言われたことによって、初めの契約を古いとされたのである。年を経て古びたものは、やがて消えていく。

Hebrews 10:1-9

 1いったい、律法はきたるべき良いことの影をやどすにすぎず、そのものの真のかたちをそなえているものではないから、年ごとに引きつづきささげられる同じようないけにえによっても、みまえに近づいて来る者たちを、全うすることはできないのである。  2もしできたとすれば、儀式にたずさわる者たちは、一度きよめられた以上、もはや罪の自覚がなくなるのであるから、ささげ物をすることがやんだはずではあるまいか。  3しかし実際は、年ごとに、いけにえによって罪の思い出がよみがえって来るのである。  4なぜなら、雄牛ややぎなどの血は、罪を除き去ることができないからである。  5それだから、キリストがこの世にこられたとき、次のように言われた、/「あなたは、いけにえやささげ物を望まれないで、/わたしのために、からだを備えて下さった。  6あなたは燔祭や罪祭を好まれなかった。  7その時、わたしは言った、/『神よ、わたしにつき、/巻物の書物に書いてあるとおり、/見よ、御旨を行うためにまいりました』」。  8ここで、初めに、「あなたは、いけにえとささげ物と燔祭と罪祭と(すなわち、律法に従ってささげられるもの)を望まれず、好まれもしなかった」とあり、  9次に、「見よ、わたしは御旨を行うためにまいりました」とある。すなわち、彼は、後のものを立てるために、初めのものを廃止されたのである。

 

*「弱くかつ無益であったために」

Acts 13:39

39信じる者はもれなく、イエスによって義とされるのである。

Romans 8:3

 3律法が肉により無力になっているためになし得なかった事を、神はなし遂げて下さった。すなわち、御子を、罪の肉の様で罪のためにつかわし、肉において罪を罰せられたのである。

Galatians 4:9

 9しかし、今では神を知っているのに、否、むしろ神に知られているのに、どうして、あの無力で貧弱な、もろもろの霊力に逆もどりして、またもや、新たにその奴隷になろうとするのか。

Galatians 4:21

 21律法の下にとどまっていたいと思う人たちよ。わたしに答えなさい。あなたがたは律法の言うところを聞かないのか。

1 Timothy 4:8

 8からだの訓練は少しは益するところがあるが、信心は、今のいのちと後の世のいのちとが約束されてあるので、万事に益となる。

Hebrews 7:19

 19(律法は、何事をも全うし得なかったからである)、他方では、さらにすぐれた望みが現れてきて、わたしたちを神に近づかせるのである。

Hebrews 8:7-8

 7もし初めの契約に欠けたところがなかったなら、あとのものが立てられる余地はなかったであろう。  8ところが、神は彼らを責めて言われた、/「主は言われる、見よ、/わたしがイスラエルの家およびユダの家と、/新しい契約を結ぶ日が来る。

Hebrews 9:9-10

 9この幕屋というのは今の時代に対する比喩である。すなわち、供え物やいけにえはささげられるが、儀式にたずさわる者の良心を全うすることはできない。  10それらは、ただ食物と飲み物と種々の洗いごとに関する行事であって、改革の時まで課せられている肉の規定にすぎない。

Hebrews 10:1-4

 1いったい、律法はきたるべき良いことの影をやどすにすぎず、そのものの真のかたちをそなえているものではないから、年ごとに引きつづきささげられる同じようないけにえによっても、みまえに近づいて来る者たちを、全うすることはできないのである。  2もしできたとすれば、儀式にたずさわる者たちは、一度きよめられた以上、もはや罪の自覚がなくなるのであるから、ささげ物をすることがやんだはずではあるまいか。  3しかし実際は、年ごとに、いけにえによって罪の思い出がよみがえって来るのである。  4なぜなら、雄牛ややぎなどの血は、罪を除き去ることができないからである。

Hebrews 13:9

 9さまざまな違った教によって、迷わされてはならない。食物によらず、恵みによって、心を強くするがよい。食物によって歩いた者は、益を得ることがなかった。

 

 

●ヘブ 7:19

7:19 (律法は、何事をも全うし得なかったからである)、他方では、さらにすぐれた望みが現れてきて、わたしたちを神に近づかせるのである。

 

*「律法は、何事をも全うし得なかったからである」

Acts 13:39

39信じる者はもれなく、イエスによって義とされるのである。

Romans 3:20-21

 20なぜなら、律法を行うことによっては、すべての人間は神の前に義とせられないからである。律法によっては、罪の自覚が生じるのみである。  21しかし今や、神の義が、律法とは別に、しかも律法と預言者とによってあかしされて、現された。

Romans 8:3

 3律法が肉により無力になっているためになし得なかった事を、神はなし遂げて下さった。すなわち、御子を、罪の肉の様で罪のためにつかわし、肉において罪を罰せられたのである。

Galatians 2:16

 16人の義とされるのは律法の行いによるのではなく、ただキリスト・イエスを信じる信仰によることを認めて、わたしたちもキリスト・イエスを信じたのである。それは、律法の行いによるのではなく、キリストを信じる信仰によって義とされるためである。なぜなら、律法の行いによっては、だれひとり義とされることがないからである。

Hebrews 7:11

 11もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら――民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが――なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか。

Hebrews 9:9

 9この幕屋というのは今の時代に対する比喩である。すなわち、供え物やいけにえはささげられるが、儀式にたずさわる者の良心を全うすることはできない。

 

*「他方では、・・・現れてきて、」

Galatians 3:24

24このようにして律法は、信仰によって義とされるために、わたしたちをキリストに連れて行く養育掛となったのである。

 

*「さらにすぐれた望みが」

John 1:17

17律法はモーセをとおして与えられ、めぐみとまこととは、イエス・キリストをとおしてきたのである。

Romans 8:3

 3律法が肉により無力になっているためになし得なかった事を、神はなし遂げて下さった。すなわち、御子を、罪の肉の様で罪のためにつかわし、肉において罪を罰せられたのである。

Colossians 1:27

 27神は彼らに、異邦人の受くべきこの奥義が、いかに栄光に富んだものであるかを、知らせようとされたのである。この奥義は、あなたがたのうちにいますキリストであり、栄光の望みである。

1 Timothy 1:1

 1わたしたちの救主なる神と、わたしたちの望みであるキリスト・イエスとの任命によるキリスト・イエスの使徒パウロから、

Hebrews 6:18

 18それは、偽ることのあり得ない神に立てられた二つの不変の事がらによって、前におかれている望みを捕えようとして世をのがれてきたわたしたちが、力強い励ましを受けるためである。

Hebrews 8:6

 6ところがキリストは、はるかにすぐれた務を得られたのである。それは、さらにまさった約束に基いて立てられた、さらにまさった契約の仲保者となられたことによる。

Hebrews 11:40

 40神はわたしたちのために、さらに良いものをあらかじめ備えて下さっているので、わたしたちをほかにしては彼らが全うされることはない。

 

*「わたしたちを神に近づかせるのである。」

Psalms 73:28-29

28見よ、あなたに遠い者は滅びる。あなたは、あなたにそむく者を滅ぼされる。 [73:29] しかし神に近くあることはわたしに良いことである。わたしは主なる神をわが避け所として、あなたのもろもろのみわざを宣べ伝えるであろう。

John 14:6

 6イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。

Romans 5:2

 2わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、そして、神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。

Ephesians 2:13-18

 13ところが、あなたがたは、このように以前は遠く離れていたが、今ではキリスト・イエスにあって、キリストの血によって近いものとなったのである。  14キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、ご自分の肉によって、  15数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄したのである。それは、彼にあって、二つのものをひとりの新しい人に造りかえて平和をきたらせ、  16十字架によって、二つのものを一つのからだとして神と和解させ、敵意を十字架にかけて滅ぼしてしまったのである。  17それから彼は、こられた上で、遠く離れているあなたがたに平和を宣べ伝え、また近くにいる者たちにも平和を宣べ伝えられたのである。  18というのは、彼によって、わたしたち両方の者が一つの御霊の中にあって、父のみもとに近づくことができるからである。

Ephesians 3:12

 12この主キリストにあって、わたしたちは、彼に対する信仰によって、確信をもって大胆に神に近づくことができるのである。

Hebrews 4:16

 16だから、わたしたちは、あわれみを受け、また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために、はばかることなく恵みの御座に近づこうではないか。

Hebrews 10:19-22

 19兄弟たちよ。こういうわけで、わたしたちはイエスの血によって、はばかることなく聖所にはいることができ、  20彼の肉体なる幕をとおり、わたしたちのために開いて下さった新しい生きた道をとおって、はいって行くことができるのであり、  21さらに、神の家を治める大いなる祭司があるのだから、  22心はすすがれて良心のとがめを去り、からだは清い水で洗われ、まごころをもって信仰の確信に満たされつつ、みまえに近づこうではないか。

 

●ヘブ 7:20

7:20 その上に、このことは誓いをもってなされた。人々は、誓いをしないで祭司とされるのであるが、

Hebrews 7:20

20その上に、このことは誓いをもってなされた。人々は、誓いをしないで祭司とされるのであるが、

 

 

●ヘブ 7:21

7:21 この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われている、「主は誓われたが、心を変えることをされなかった。あなたこそは、永遠に祭司である」。

 

*「この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われている、「主は」」

Psalms 110:5

5主は誓いを立てて、み心を変えられることはない、「あなたはメルキゼデクの位にしたがって/とこしえに祭司である」。

Hebrews 7:17

 17それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。

 

*「誓われたが、心を変えることをされなかった。あなたこそは、永遠に祭司である」」

Hebrews 6:16-18

16いったい、人間は自分より上のものをさして誓うのであり、そして、その誓いはすべての反対論を封じる保証となるのである。  17そこで、神は、約束のものを受け継ぐ人々に、ご計画の不変であることを、いっそうはっきり示そうと思われ、誓いによって保証されたのである。  18それは、偽ることのあり得ない神に立てられた二つの不変の事がらによって、前におかれている望みを捕えようとして世をのがれてきたわたしたちが、力強い励ましを受けるためである。

 

 

●ヘブ 7:22

7:22 このようにして、イエスは更にすぐれた契約の保証となられたのである。

 

*「保証となられたのである。」

Genesis 43:9

9わたしが彼の身を請け合います。わたしの手から彼を求めなさい。もしわたしが彼をあなたのもとに連れ帰って、あなたの前に置かなかったら、わたしはあなたに対して永久に罪を負いましょう。

Genesis 44:32

 32しもべは父にこの子供の身を請け合って『もしわたしがこの子をあなたのもとに連れ帰らなかったら、わたしは父に対して永久に罪を負いましょう』と言ったのです。

Proverbs 6:1

 1わが子よ、あなたがもし/隣り人のために保証人となり、他人のために手をうって誓ったならば、

Proverbs 20:16

 16人のために保証する者からは、まずその着物を取れ、他人のために保証する者をば抵当に取れ。

 

*「更にすぐれた契約の」

Daniel 9:27

27彼は一週の間多くの者と、堅く契約を結ぶでしょう。そして彼はその週の半ばに、犠牲と供え物とを廃するでしょう。また荒す者が憎むべき者の翼に乗って来るでしょう。こうしてついにその定まった終りが、その荒す者の上に注がれるのです」。

Matthew 26:28

 28これは、罪のゆるしを得させるようにと、多くの人のために流すわたしの契約の血である。

Mark 14:24

 24イエスはまた言われた、「これは、多くの人のために流すわたしの契約の血である。

Luke 22:20

 20食事ののち、杯も同じ様にして言われた、「この杯は、あなたがたのために流すわたしの血で立てられる新しい契約である。

Hebrews 8:6-12

 6ところがキリストは、はるかにすぐれた務を得られたのである。それは、さらにまさった約束に基いて立てられた、さらにまさった契約の仲保者となられたことによる。  7もし初めの契約に欠けたところがなかったなら、あとのものが立てられる余地はなかったであろう。  8ところが、神は彼らを責めて言われた、/「主は言われる、見よ、/わたしがイスラエルの家およびユダの家と、/新しい契約を結ぶ日が来る。  9それは、わたしが彼らの先祖たちの手をとって、/エジプトの地から導き出した日に、/彼らと結んだ契約のようなものではない。彼らがわたしの契約にとどまることをしないので、/わたしも彼らをかえりみなかったからであると、/主が言われる。  10わたしが、それらの日の後、イスラエルの家と立て/ようとする契約はこれである、と主が言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの思いの中に入れ、/彼らの心に書きつけよう。こうして、わたしは彼らの神となり、/彼らはわたしの民となるであろう。  11彼らは、それぞれ、その同胞に、/また、それぞれ、その兄弟に、/主を知れ、と言って教えることはなくなる。なぜなら、大なる者から小なる者に至るまで、/彼らはことごとく、/わたしを知るようになるからである。  12わたしは、彼らの不義をあわれみ、/もはや、彼らの罪を思い出すことはしない」。

Hebrews 9:15-23

 15それだから、キリストは新しい契約の仲保者なのである。それは、彼が初めの契約のもとで犯した罪過をあがなうために死なれた結果、召された者たちが、約束された永遠の国を受け継ぐためにほかならない。  16いったい、遺言には、遺言者の死の証明が必要である。  17遺言は死によってのみその効力を生じ、遺言者が生きている間は、効力がない。  18だから、初めの契約も、血を流すことなしに成立したのではない。  19すなわち、モーセが、律法に従ってすべての戒めを民全体に宣言したとき、水と赤色の羊毛とヒソプとの外に、子牛とやぎとの血を取って、契約書と民全体とにふりかけ、  20そして、「これは、神があなたがたに対して立てられた契約の血である」と言った。  21彼はまた、幕屋と儀式用の器具いっさいにも、同様に血をふりかけた。  22こうして、ほとんどすべての物が、律法に従い、血によってきよめられたのである。血を流すことなしには、罪のゆるしはあり得ない。  23このように、天にあるもののひな型は、これらのものできよめられる必要があるが、天にあるものは、これらより更にすぐれたいけにえで、きよめられねばならない。

Hebrews 12:24

 24新しい契約の仲保者イエス、ならびに、アベルの血よりも力強く語るそそがれた血である。

Hebrews 13:20

 20永遠の契約の血による羊の大牧者、わたしたちの主イエスを、死人の中から引き上げられた平和の神が、

1 Corinthians 11:25

25食事ののち、杯をも同じようにして言われた、「この杯は、わたしの血による新しい契約である。飲むたびに、わたしの記念として、このように行いなさい」。

 

 

●ヘブ 7:23

7:23 かつ、死ということがあるために、務を続けることができないので、多くの人々が祭司に立てられるのである。

 

*「多くの人々が祭司に立てられるのである。」

1 Chronicles 6:3-14

3アムラムの子らはアロン、モーセ、ミリアム。アロンの子らはナダブ、アビウ、エレアザル、イタマル。  4エレアザルはピネハスを生み、ピネハスはアビシュアを生み、  5アビシュアはブッキを生み、ブッキはウジを生み、  6ウジはゼラヒヤを生み、ゼラヒヤはメラヨテを生み、  7メラヨテはアマリヤを生み、アマリヤはアヒトブを生み、  8アヒトブはザドクを生み、ザドクはアヒマアズを生み、  9アヒマアズはアザリヤを生み、アザリヤはヨナハンを生み、  10ヨナハンはアザリヤを生んだ。このアザリヤはソロモンがエルサレムに建てた宮で祭司の務をした者である。  11アザリヤはアマリヤを生み、アマリヤはアヒトブを生み、  12アヒトブはザトクを生み、ザトクはシャルムを生み、  13シャルムはヒルキヤを生み、ヒルキヤはアザリヤを生み、  14アザリヤはセラヤを生み、セラヤはヨザダクを生んだ。

Nehemiah 12:10-11

 10エシュアの子はヨアキム、ヨアキムの子はエリアシブ、エリアシブの子はヨイアダ、  11ヨイアダの子はヨナタン、ヨナタンの子はヤドアである。

Hebrews 7:8

 8その上、一方では死ぬべき人間が、十分の一を受けているが、他方では「彼は生きている者」とあかしされた人が、それを受けている。

 

 

●ヘブ 7:24

7:24 しかし彼は、永遠にいますかたであるので、変らない祭司の務を持ちつづけておられるのである。

 

*「しかし彼は、永遠にいますかたであるので、」

Isaiah 9:6-7

6ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」ととなえられる。  7そのまつりごとと平和とは、増し加わって限りなく、ダビデの位に座して、その国を治め、今より後、とこしえに公平と正義とをもって/これを立て、これを保たれる。万軍の主の熱心がこれをなされるのである。

John 12:34

 34すると群衆はイエスにむかって言った、「わたしたちは律法によって、キリストはいつまでも生きておいでになるのだ、と聞いていました。それだのに、どうして人の子は上げられねばならないと、言われるのですか。その人の子とは、だれのことですか」。

Romans 6:9

 9キリストは死人の中からよみがえらされて、もはや死ぬことがなく、死はもはや彼を支配しないことを、知っているからである。

Hebrews 7:8-25

 8その上、一方では死ぬべき人間が、十分の一を受けているが、他方では「彼は生きている者」とあかしされた人が、それを受けている。  9そこで、十分の一を受けるべきレビでさえも、アブラハムを通じて十分の一を納めた、と言える。  10なぜなら、メルキゼデクがアブラハムを迎えた時には、レビはまだこの父祖の腰の中にいたからである。  11もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら――民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが――なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか。  12祭司制に変更があれば、律法にも必ず変更があるはずである。  13さて、これらのことは、いまだかつて祭壇に奉仕したことのない、他の部族に関して言われているのである。  14というのは、わたしたちの主がユダ族の中から出られたことは、明らかであるが、モーセは、この部族について、祭司に関することでは、ひとことも言っていない。  15そしてこの事は、メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、ますます明白になる。  16彼は、肉につける戒めの律法によらないで、朽ちることのないいのちの力によって立てられたのである。  17それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。  18このようにして、一方では、前の戒めが弱くかつ無益であったために無効になると共に、  19(律法は、何事をも全うし得なかったからである)、他方では、さらにすぐれた望みが現れてきて、わたしたちを神に近づかせるのである。  20その上に、このことは誓いをもってなされた。人々は、誓いをしないで祭司とされるのであるが、  21この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われている、「主は誓われたが、心を変えることをされなかった。あなたこそは、永遠に祭司である」。  22このようにして、イエスは更にすぐれた契約の保証となられたのである。  23かつ、死ということがあるために、務を続けることができないので、多くの人々が祭司に立てられるのである。  24しかし彼は、永遠にいますかたであるので、変らない祭司の務を持ちつづけておられるのである。  25そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである。

Hebrews 7:28

 28律法は、弱さを身に負う人間を立てて大祭司とするが、律法の後にきた誓いの御言は、永遠に全うされた御子を立てて、大祭司としたのである。

Hebrews 13:8

 8イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変ることがない。

Revelation of John 1:18

 18また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。そして、死と黄泉とのかぎを持っている。

 

*「変らない祭司の務を持ちつづけておられるのである。」

1 Samuel 2:35

35わたしは自分のために、ひとりの忠実な祭司を起す。その人はわたしの心と思いとに従って行うであろう。わたしはその家を確立しよう。その人はわたしが油そそいだ者の前につねに歩むであろう。

 

 

●ヘブ 7:25

7:25 そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである。

              

*「そこでまた、彼は、・・・・・・救うことができるのである。」

Isaiah 45:22

22地の果なるもろもろの人よ、わたしを仰ぎのぞめ、そうすれば救われる。わたしは神であって、ほかに神はないからだ。

Isaiah 63:1

 1「このエドムから来る者、深紅の衣を着て、ボズラから来る者はだれか。その装いは、はなやかに、大いなる力をもって進み来る者はだれか」。「義をもって語り、救を施す力あるわたしがそれだ」。

Daniel 3:15

 15あなたがたがもし、角笛、横笛、琴、三角琴、立琴、風笛などの、もろもろの楽器の音を聞くときにひれ伏して、わたしが立てた像を、ただちに拝むならば、それでよろしい。しかし、拝むことをしないならば、ただちに火の燃える炉の中に投げ込まれる。いったい、どの神が、わたしの手からあなたがたを救うことができようか」。

Daniel 3:17

 17もしそんなことになれば、わたしたちの仕えている神は、その火の燃える炉から、わたしたちを救い出すことができます。また王よ、あなたの手から、わたしたちを救い出されます。

Daniel 3:29

 29それでわたしはいま命令を下す。諸民、諸族、諸国語の者のうちだれでも、シャデラク、メシャク、アベデネゴの神をののしる者があるならば、その身は切り裂かれ、その家は滅ぼされなければならない。このように救を施すことのできる神は、ほかにないからだ」。

Daniel 6:20

 20ダニエルのいる穴に近づいたとき、悲しげな声をあげて呼ばわり、ダニエルに言った、「生ける神のしもべダニエルよ、あなたが常に仕えている神はあなたを救って、ししの害を免れさせることができたか」。

John 5:37-40

 37また、わたしをつかわされた父も、ご自分でわたしについてあかしをされた。あなたがたは、まだそのみ声を聞いたこともなく、そのみ姿を見たこともない。  38また、神がつかわされた者を信じないから、神の御言はあなたがたのうちにとどまっていない。  39あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。  40しかも、あなたがたは、命を得るためにわたしのもとにこようともしない。

John 10:29

 29わたしの父がわたしに下さったものは、すべてにまさるものである。そしてだれも父のみ手から、それを奪い取ることはできない。

Hebrews 2:18

 18主ご自身、試錬を受けて苦しまれたからこそ、試練の中にある者たちを助けることができるのである。

Hebrews 5:7

 7キリストは、その肉の生活の時には、激しい叫びと涙とをもって、ご自分を死から救う力のあるかたに、祈と願いとをささげ、そして、その深い信仰のゆえに聞きいれられたのである。

John 10:30

30わたしと父とは一つである」。

Ephesians 3:20

 20どうか、わたしたちのうちに働く力によって、わたしたちが求めまた思うところのいっさいを、はるかに越えてかなえて下さることができるかたに、

Philippians 3:21

 21彼は、万物をご自身に従わせうる力の働きによって、わたしたちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じかたちに変えて下さるであろう。

2 Timothy 1:12

 12そのためにまた、わたしはこのような苦しみを受けているが、それを恥としない。なぜなら、わたしは自分の信じてきたかたを知っており、またそのかたは、わたしにゆだねられているものを、かの日に至るまで守って下さることができると、確信しているからである。

Jude 24

 24あなたがたを守ってつまずかない者とし、また、その栄光のまえに傷なき者として、喜びのうちに立たせて下さるかた、

 

*「・・・神に来る人々を、いつも」

Job 22:17

17彼らは神に言った、『われわれを離れてください』と、/また『全能者はわれわれに何をなしえようか』と。

Job 23:3

 3どうか、彼を尋ねてどこで会えるかを知り、/そのみ座に至ることができるように。

Psalms 68:32-33

32青銅をエジプトから持ちきたらせ、エチオピヤには急いでその手を/神に伸べさせてください。  33地のもろもろの国よ、神にむかって歌え、主をほめうたえ。〔セラ

Isaiah 45:24

 24人はわたしについて言う、『正義と力とは主にのみある』と。人々は主にきたり、主にむかって怒る者は皆恥を受ける。

Jeremiah 3:22

 22「背信の子どもたちよ、帰れ。わたしはあなたがたの背信をいやす」。「見よ、われわれはあなたのもとに帰ります。あなたはわれわれの神、主であらせられます。

Hebrews 7:19

 19(律法は、何事をも全うし得なかったからである)、他方では、さらにすぐれた望みが現れてきて、わたしたちを神に近づかせるのである。

Hebrews 11:6

 6信仰がなくては、神に喜ばれることはできない。なぜなら、神に来る者は、神のいますことと、ご自分を求める者に報いて下さることとを、必ず信じるはずだからである。

 

*「彼によって」

John 14:6

6イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。

Romans 5:2

 2わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、そして、神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。

Ephesians 2:18

 18というのは、彼によって、わたしたち両方の者が一つの御霊の中にあって、父のみもとに近づくことができるからである。

Ephesians 3:12

 12この主キリストにあって、わたしたちは、彼に対する信仰によって、確信をもって大胆に神に近づくことができるのである。

Hebrews 13:15

 15だから、わたしたちはイエスによって、さんびのいけにえ、すなわち、彼の御名をたたえるくちびるの実を、たえず神にささげようではないか。

1 John 2:1-2

 1わたしの子たちよ。これらのことを書きおくるのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためである。もし、罪を犯す者があれば、父のみもとには、わたしたちのために助け主、すなわち、義なるイエス・キリストがおられる。  2彼は、わたしたちの罪のための、あがないの供え物である。ただ、わたしたちの罪のためばかりではなく、全世界の罪のためである。

 

*「彼は、いつも生きていて」

Hebrews 7:8

8その上、一方では死ぬべき人間が、十分の一を受けているが、他方では「彼は生きている者」とあかしされた人が、それを受けている。

Hebrews 7:16

 16彼は、肉につける戒めの律法によらないで、朽ちることのないいのちの力によって立てられたのである。

Hebrews 7:24

 24しかし彼は、永遠にいますかたであるので、変らない祭司の務を持ちつづけておられるのである。

 

*「彼らのためにとりなしておられるので、」

Isaiah 53:12

12それゆえ、わたしは彼に大いなる者と共に/物を分かち取らせる。彼は強い者と共に獲物を分かち取る。これは彼が死にいたるまで、自分の魂をそそぎだし、とがある者と共に数えられたからである。しかも彼は多くの人の罪を負い、とがある者のためにとりなしをした。

Isaiah 59:16

 16主は人のないのを見られ、仲に立つ者のないのをあやしまれた。それゆえ、ご自分のかいなをもって、勝利を得、その義をもって、おのれをささえられた。

Daniel 9:16

 16主よ、どうぞあなたが、これまで正しいみわざをなされたように、あなたの町エルサレム、あなたの聖なる山から、あなたの怒りと憤りとを取り去ってください。これはわれわれの罪と、われわれの先祖の不義のために、エルサレムと、あなたの民が、われわれの周囲の者の物笑いとなったからです。

John 14:13

 13わたしの名によって願うことは、なんでもかなえてあげよう。父が子によって栄光をお受けになるためである。

John 14:16

 16わたしは父にお願いしよう。そうすれば、父は別に助け主を送って、いつまでもあなたがたと共におらせて下さるであろう。

John 16:23-24

 23その日には、あなたがたがわたしに問うことは、何もないであろう。よくよくあなたがたに言っておく。あなたがたが父に求めるものはなんでも、わたしの名によって下さるであろう。  24今までは、あなたがたはわたしの名によって求めたことはなかった。求めなさい、そうすれば、与えられるであろう。そして、あなたがたの喜びが満ちあふれるであろう。

John 17:9-26

 9わたしは彼らのためにお願いします。わたしがお願いするのは、この世のためにではなく、あなたがわたしに賜わった者たちのためです。彼らはあなたのものなのです。  10わたしのものは皆あなたのもの、あなたのものはわたしのものです。そして、わたしは彼らによって栄光を受けました。  11わたしはもうこの世にはいなくなりますが、彼らはこの世に残っており、わたしはみもとに参ります。聖なる父よ、わたしに賜わった御名によって彼らを守って下さい。それはわたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためであります。  12わたしが彼らと一緒にいた間は、あなたからいただいた御名によって彼らを守り、また保護してまいりました。彼らのうち、だれも滅びず、ただ滅びの子だけが滅びました。それは聖書が成就するためでした。  13今わたしはみもとに参ります。そして世にいる間にこれらのことを語るのは、わたしの喜びが彼らのうちに満ちあふれるためであります。  14わたしは彼らに御言を与えましたが、世は彼らを憎みました。わたしが世のものでないように、彼らも世のものではないからです。  15わたしがお願いするのは、彼らを世から取り去ることではなく、彼らを悪しき者から守って下さることであります。  16わたしが世のものでないように、彼らも世のものではありません。  17真理によって彼らを聖別して下さい。あなたの御言は真理であります。  18あなたがわたしを世につかわされたように、わたしも彼らを世につかわしました。  19また彼らが真理によって聖別されるように、彼らのためわたし自身を聖別いたします。  20わたしは彼らのためばかりではなく、彼らの言葉を聞いてわたしを信じている人々のためにも、お願いいたします。  21父よ、それは、あなたがわたしのうちにおられ、わたしがあなたのうちにいるように、みんなの者が一つとなるためであります。すなわち、彼らをもわたしたちのうちにおらせるためであり、それによって、あなたがわたしをおつかわしになったことを、世が信じるようになるためであります。  22わたしは、あなたからいただいた栄光を彼らにも与えました。それは、わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためであります。  23わたしが彼らにおり、あなたがわたしにいますのは、彼らが完全に一つとなるためであり、また、あなたがわたしをつかわし、わたしを愛されたように、彼らをお愛しになったことを、世が知るためであります。  24父よ、あなたがわたしに賜わった人々が、わたしのいる所に一緒にいるようにして下さい。天地が造られる前からわたしを愛して下さって、わたしに賜わった栄光を、彼らに見させて下さい。  25正しい父よ、この世はあなたを知っていません。しかし、わたしはあなたを知り、また彼らも、あなたがわたしをおつかわしになったことを知っています。  26そしてわたしは彼らに御名を知らせました。またこれからも知らせましょう。それは、あなたがわたしを愛して下さったその愛が彼らのうちにあり、またわたしも彼らのうちにおるためであります」。

Hebrews 9:24

 24ところが、キリストは、ほんとうのものの模型にすぎない、手で造った聖所にはいらないで、上なる天にはいり、今やわたしたちのために神のみまえに出て下さったのである。

Romans 8:34

34だれが、わたしたちを罪に定めるのか。キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのである。

1 Timothy 2:5

 5神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリスト・イエスである。

1 John 2:1-2

 1わたしの子たちよ。これらのことを書きおくるのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためである。もし、罪を犯す者があれば、父のみもとには、わたしたちのために助け主、すなわち、義なるイエス・キリストがおられる。  2彼は、わたしたちの罪のための、あがないの供え物である。ただ、わたしたちの罪のためばかりではなく、全世界の罪のためである。

Revelation of John 8:3-4

 3また、別の御使が出てきて、金の香炉を手に持って祭壇の前に立った。たくさんの香が彼に与えられていたが、これは、すべての聖徒の祈に加えて、御座の前の金の祭壇の上にささげるためのものであった。  4香の煙は、御使の手から、聖徒たちの祈と共に神のみまえに立ちのぼった。

 

 

●ヘブ 7:26

7:26 このように、聖にして、悪も汚れもなく、罪人とは区別され、かつ、もろもろの天よりも高くされている大祭司こそ、わたしたちにとってふさわしいかたである。

 

*「このように、・・・大祭司こそ、」

Hebrews 7:11

11もし全うされることがレビ系の祭司制によって可能であったら――民は祭司制の下に律法を与えられたのであるが――なんの必要があって、なお、「アロンに等しい」と呼ばれない、別な「メルキゼデクに等しい」祭司が立てられるのであるか。

Hebrews 8:1

 1以上述べたことの要点は、このような大祭司がわたしたちのためにおられ、天にあって大能者の御座の右に座し、

Hebrews 9:23-26

 23このように、天にあるもののひな型は、これらのものできよめられる必要があるが、天にあるものは、これらより更にすぐれたいけにえで、きよめられねばならない。  24ところが、キリストは、ほんとうのものの模型にすぎない、手で造った聖所にはいらないで、上なる天にはいり、今やわたしたちのために神のみまえに出て下さったのである。  25大祭司は、年ごとに、自分以外のものの血をたずさえて聖所にはいるが、キリストは、そのように、たびたびご自身をささげられるのではなかった。  26もしそうだとすれば、世の初めから、たびたび苦難を受けねばならなかったであろう。しかし事実、ご自身をいけにえとしてささげて罪を取り除くために、世の終りに、一度だけ現れたのである。

Hebrews 10:11-22

 11こうして、すべての祭司は立って日ごとに儀式を行い、たびたび同じようないけにえをささげるが、それらは決して罪を除き去ることはできない。  12しかるに、キリストは多くの罪のために一つの永遠のいけにえをささげた後、神の右に座し、  13それから、敵をその足台とするときまで、待っておられる。  14彼は一つのささげ物によって、きよめられた者たちを永遠に全うされたのである。  15聖霊もまた、わたしたちにあかしをして、  16「わたしが、それらの日の後、/彼らに対して立てようとする契約はこれであると、/主が言われる。わたしの律法を彼らの心に与え、/彼らの思いのうちに書きつけよう」/と言い、  17さらに、「もはや、彼らの罪と彼らの不法とを、思い出すことはしない」と述べている。  18これらのことに対するゆるしがある以上、罪のためのささげ物は、もはやあり得ない。  19兄弟たちよ。こういうわけで、わたしたちはイエスの血によって、はばかることなく聖所にはいることができ、  20彼の肉体なる幕をとおり、わたしたちのために開いて下さった新しい生きた道をとおって、はいって行くことができるのであり、  21さらに、神の家を治める大いなる祭司があるのだから、  22心はすすがれて良心のとがめを去り、からだは清い水で洗われ、まごころをもって信仰の確信に満たされつつ、みまえに近づこうではないか。

 

*「わたしたちにとってふさわしいかたである。」

Luke 24:26

26キリストは必ず、これらの苦難を受けて、その栄光に入るはずではなかったのか」。

Luke 24:46

 46言われた、「こう、しるしてある。キリストは苦しみを受けて、三日目に死人の中からよみがえる。

Hebrews 2:10

 10なぜなら、万物の帰すべきかた、万物を造られたかたが、多くの子らを栄光に導くのに、彼らの救の君を、苦難をとおして全うされたのは、彼にふさわしいことであったからである。

 

*「聖にして、悪も汚れもなく、罪人とは区別され、」

Exodus 28:36

36あなたはまた純金の板を造り、印の彫刻のように、その上に『主に聖なる者』と刻み、

Isaiah 53:9

 9彼は暴虐を行わず、その口には偽りがなかったけれども、その墓は悪しき者と共に設けられ、その塚は悪をなす者と共にあった。

Luke 1:35

 35御使が答えて言った、「聖霊があなたに臨み、いと高き者の力があなたをおおうでしょう。それゆえに、生れ出る子は聖なるものであり、神の子と、となえられるでしょう。

Luke 23:22

 22ピラトは三度目に彼らにむかって言った、「では、この人は、いったい、どんな悪事をしたのか。彼には死に当る罪は全くみとめられなかった。だから、むち打ってから彼をゆるしてやることにしよう」。

Luke 23:41

 41お互は自分のやった事のむくいを受けているのだから、こうなったのは当然だ。しかし、このかたは何も悪いことをしたのではない」。

Luke 23:47

 47百卒長はこの有様を見て、神をあがめ、「ほんとうに、この人は正しい人であった」と言った。

John 8:29

 29わたしをつかわされたかたは、わたしと一緒におられる。わたしは、いつも神のみこころにかなうことをしているから、わたしをひとり置きざりになさることはない」。

John 14:30

 30わたしはもはや、あなたがたに、多くを語るまい。この世の君が来るからである。だが、彼はわたしに対して、なんの力もない。

Hebrews 4:15

 15この大祭司は、わたしたちの弱さを思いやることのできないようなかたではない。罪は犯されなかったが、すべてのことについて、わたしたちと同じように試錬に会われたのである。

Hebrews 9:14

 14永遠の聖霊によって、ご自身を傷なき者として神にささげられたキリストの血は、なおさら、わたしたちの良心をきよめて死んだわざを取り除き、生ける神に仕える者としないであろうか。

Acts 3:14

14あなたがたは、この聖なる正しいかたを拒んで、人殺しの男をゆるすように要求し、

Acts 4:27

 27まことに、ヘロデとポンテオ・ピラトとは、異邦人らやイスラエルの民と一緒になって、この都に集まり、あなたから油を注がれた聖なる僕イエスに逆らい、

2 Corinthians 5:21

 21神はわたしたちの罪のために、罪を知らないかたを罪とされた。それは、わたしたちが、彼にあって神の義となるためなのである。

1 Peter 1:19

 19きずも、しみもない小羊のようなキリストの尊い血によったのである。

1 Peter 2:22

 22キリストは罪を犯さず、その口には偽りがなかった。

1 John 2:2

 2彼は、わたしたちの罪のための、あがないの供え物である。ただ、わたしたちの罪のためばかりではなく、全世界の罪のためである。

1 John 3:5

 5あなたがたが知っているとおり、彼は罪をとり除くために現れたのであって、彼にはなんらの罪がない。

Revelation of John 3:7

 7ヒラデルヒヤにある教会の御使に、こう書きおくりなさい。『聖なる者、まことなる者、ダビデのかぎを持つ者、開けばだれにも閉じられることがなく、閉じればだれにも開かれることのない者が、次のように言われる。

 

*「かつ、もろもろの天よりも高くされている」

Psalms 68:19

19あなたはとりこを率い、人々のうちから、またそむく者のうちから/贈り物をうけて、高い山に登られた。主なる神がそこに住まわれるためである。

Matthew 27:18

 18彼らがイエスを引きわたしたのは、ねたみのためであることが、ピラトにはよくわかっていたからである。

Mark 16:19

 19主イエスは彼らに語り終ってから、天にあげられ、神の右にすわられた。

Ephesians 1:20-22

 20神はその力をキリストのうちに働かせて、彼を死人の中からよみがえらせ、天上においてご自分の右に座せしめ、  21彼を、すべての支配、権威、権力、権勢の上におき、また、この世ばかりでなくきたるべき世においても唱えられる、あらゆる名の上におかれたのである。  22そして、万物をキリストの足の下に従わせ、彼を万物の上にかしらとして教会に与えられた。

Hebrews 1:3

 3御子は神の栄光の輝きであり、神の本質の真の姿であって、その力ある言葉をもって万物を保っておられる。そして罪のきよめのわざをなし終えてから、いと高き所にいます大能者の右に、座につかれたのである。

Hebrews 4:14

 14さて、わたしたちには、もろもろの天をとおって行かれた大祭司なる神の子イエスがいますのであるから、わたしたちの告白する信仰をかたく守ろうではないか。

Hebrews 8:1

 1以上述べたことの要点は、このような大祭司がわたしたちのためにおられ、天にあって大能者の御座の右に座し、

Hebrews 12:2

 2信仰の導き手であり、またその完成者であるイエスを仰ぎ見つつ、走ろうではないか。彼は、自分の前におかれている喜びのゆえに、恥をもいとわないで十字架を忍び、神の御座の右に座するに至ったのである。

Ephesians 4:8-10

8そこで、こう言われている、/「彼は高いところに上った時、/とりこを捕えて引き行き、/人々に賜物を分け与えた」。  9さて「上った」と言う以上、また地下の低い底にも降りてこられたわけではないか。  10降りてこられた者自身は、同時に、あらゆるものに満ちるために、もろもろの天の上にまで上られたかたなのである。

Philippians 2:9-11

 9それゆえに、神は彼を高く引き上げ、すべての名にまさる名を彼に賜わった。  10それは、イエスの御名によって、天上のもの、地上のもの、地下のものなど、あらゆるものがひざをかがめ、  11また、あらゆる舌が、「イエス・キリストは主である」と告白して、栄光を父なる神に帰するためである。

1 Peter 3:22

 22キリストは天に上って神の右に座し、天使たちともろもろの権威、権力を従えておられるのである。

Revelation of John 1:17-18

 17わたしは彼を見たとき、その足もとに倒れて死人のようになった。すると、彼は右手をわたしの上において言った、「恐れるな。わたしは初めであり、終りであり、  18また、生きている者である。わたしは死んだことはあるが、見よ、世々限りなく生きている者である。そして、死と黄泉とのかぎを持っている。

 

 

●ヘブ 7:27

7:27 彼は、ほかの大祭司のように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために、日々、いけにえをささげる必要はない。なぜなら、自分をささげて、一度だけ、それをされたからである。

 

*「彼は、ほかの大祭司のように、・・・・・・日々、いけにえをささげる必要はない。」

Exodus 29:36-42

36あなたは毎日、あがないのために、罪祭の雄牛一頭をささげなければならない。また祭壇のために、あがないをなす時、そのために罪祭をささげ、また、これに油を注いで聖別しなさい。  37あなたは七日の間、祭壇のために、あがないをして、これを聖別しなければならない。こうして祭壇は、いと聖なる物となり、すべて祭壇に触れる者は聖となるであろう。  38あなたが祭壇の上にささぐべき物は次のとおりである。すなわち当歳の小羊二頭を毎日絶やすことなくささげなければならない。  39その一頭の小羊は朝にこれをささげ、他の一頭の小羊は夕にこれをささげなければならない。  40一頭の小羊には、つぶして取った油一ヒンの四分の一をまぜた麦粉十分の一エパを添え、また灌祭として、ぶどう酒一ヒンの四分の一を添えなければならない。  41他の一頭の小羊は夕にこれをささげ、朝の素祭および灌祭と同じものをこれに添えてささげ、香ばしいかおりのために主にささげる火祭としなければならない。  42これはあなたがたが代々会見の幕屋の入口で、主の前に絶やすことなく、ささぐべき燔祭である。わたしはその所であなたに会い、あなたと語るであろう。

Numbers 28:2-10

 2「イスラエルの人々に命じて言いなさい、『あなたがたは香ばしいかおりとしてわたしにささげる火祭、すなわち、わたしの供え物、わたしの食物を定めの時にわたしにささげることを怠ってはならない』。  3また彼らに言いなさい、『あなたがたが主にささぐべき火祭はこれである。すなわち一歳の雄の全き小羊二頭を毎日ささげて常燔祭としなければならない。  4すなわち一頭の小羊を朝にささげ、一頭の小羊を夕にささげなければならない。  5また麦粉一エパの十分の一に、砕いて取った油一ヒンの四分の一を混ぜて素祭としなければならない。  6これはシナイ山で定められた常燔祭であって、主に香ばしいかおりとしてささげる火祭である。  7またその灌祭は小羊一頭について一ヒンの四分の一をささげなければならない。すなわち聖所において主のために濃い酒をそそいで灌祭としなければならない。  8夕には他の一頭の小羊をささげなければならない。その素祭と灌祭とは朝のものと同じようにし、その小羊を火祭としてささげ、主に香ばしいかおりとしなければならない。  9また安息日には一歳の雄の全き小羊二頭と、麦粉一エパの十分の二に油を混ぜた素祭と、その灌祭とをささげなければならない。  10これは安息日ごとの燔祭であって、常燔祭とその灌祭とに加えらるべきものである。

Hebrews 10:11

 11こうして、すべての祭司は立って日ごとに儀式を行い、たびたび同じようないけにえをささげるが、それらは決して罪を除き去ることはできない。

 

*「まず自分の罪のため、」

Leviticus 4:3-35

3すなわち、油注がれた祭司が罪を犯して、とがを民に及ぼすならば、彼はその犯した罪のために雄の全き子牛を罪祭として主にささげなければならない。  4その子牛を会見の幕屋の入口に連れてきて主の前に至り、その子牛の頭に手を置き、その子牛を主の前で、ほふらなければならない。  5油注がれた祭司は、その子牛の血を取って、それを会見の幕屋に携え入り、  6そして祭司は指をその血に浸して、聖所の垂幕の前で主の前にその血を七たび注がなければならない。  7祭司はまたその血を取り、主の前で会見の幕屋の中にある香ばしい薫香の祭壇の角に、それを塗らなければならない。その子牛の血の残りはことごとく会見の幕屋の入口にある燔祭の祭壇のもとに注がなければならない。  8またその罪祭の子牛から、すべての脂肪を取らなければならない。すなわち内臓をおおう脂肪と内臓の上のすべての脂肪、  9二つの腎臓とその上の腰のあたりにある脂肪、ならびに腎臓と共に取られる肝臓の上の小葉である。  10これを取るには酬恩祭の犠牲の雄牛から取るのと同じようにしなければならない。そして祭司はそれを燔祭の祭壇の上で焼かなければならない。  11その子牛の皮とそのすべての肉、およびその頭と足と内臓と汚物など、  12すべてその子牛の残りは、これを宿営の外の、清い場所なる灰捨場に携え出し、火をもってこれをたきぎの上で焼き捨てなければならない。すなわちこれは灰捨場で焼き捨てらるべきである。  13もしイスラエルの全会衆があやまちを犯し、そのことが会衆の目に隠れていても、主のいましめにそむいて、してはならないことの一つをなして、とがを得たならば、  14その犯した罪が現れた時、会衆は雄の子牛を罪祭としてささげなければならない。すなわちそれを会見の幕屋の前に連れてきて、  15会衆の長老たちは、主の前でその子牛の頭に手を置き、その子牛を主の前で、ほふらなければならない。  16そして、油注がれた祭司は、その子牛の血を会見の幕屋に携え入り、  17祭司は指をその血に浸し、垂幕の前で主の前に七たび注がなければならない。  18またその血を取って、会見の幕屋の中の主の前にある祭壇の角に、それを塗らなければならない。その血の残りはことごとく会見の幕屋の入口にある燔祭の祭壇のもとに注がなければならない。  19またそのすべての脂肪を取って祭壇の上で焼かなければならない。  20すなわち祭司は罪祭の雄牛にしたように、この雄牛にも、しなければならない。こうして、祭司が彼らのためにあがないをするならば、彼らはゆるされるであろう。  21そして、彼はその雄牛を宿営の外に携え出し、はじめの雄牛を焼き捨てたように、これを焼き捨てなければならない。これは会衆の罪祭である。  22またつかさたる者が罪を犯し、あやまって、その神、主のいましめにそむき、してはならないことの一つをして、とがを得、  23もしその犯した罪を知るようになったときは、供え物として雄やぎの全きものを連れてきて、  24そのやぎの頭に手を置き、燔祭をほふる場所で、主の前にこれをほふらなければならない。これは罪祭である。  25祭司は指でその罪祭の血を取り、燔祭の祭壇の角にそれを塗り、残りの血は燔祭の祭壇のもとに注がなければならない。  26また、そのすべての脂肪は、酬恩祭の犠牲の脂肪と同じように、祭壇の上で焼かなければならない。こうして、祭司が彼のためにその罪のあがないをするならば、彼はゆるされるであろう。  27また一般の人がもしあやまって罪を犯し、主のいましめにそむいて、してはならないことの一つをして、とがを得、  28その犯した罪を知るようになったときは、その犯した罪のために供え物として雌やぎの全きものを連れてきて、  29その罪祭の頭に手を置き、燔祭をほふる場所で、その罪祭をほふらなければならない。  30そして祭司は指でその血を取り、燔祭の祭壇の角にこれを塗り、残りの血をことごとく祭壇のもとに注がなければならない。  31またそのすべての脂肪は酬恩祭の犠牲から脂肪を取るのと同じように取り、これを祭壇の上で焼いて主にささげる香ばしいかおりとしなければならない。こうして祭司が彼のためにあがないをするならば、彼はゆるされるであろう。  32もし小羊を罪祭のために供え物として連れてくるならば、雌の全きものを連れてこなければならない。  33その罪祭の頭に手を置き、燔祭をほふる場所で、これをほふり、罪祭としなければならない。  34そして祭司は指でその罪祭の血を取り、燔祭の祭壇の角にそれを塗り、残りの血はことごとく祭壇のもとに注がなければならない。  35またそのすべての脂肪は酬恩祭の犠牲から小羊の脂肪を取るのと同じように取り、祭司はこれを主にささげる火祭のように祭壇の上で焼かなければならない。こうして祭司が彼の犯した罪のためにあがないをするならば、彼はゆるされるであろう。

Leviticus 9:7-24

 7モーセはまたアロンに言った、「あなたは祭壇に近づき、あなたの罪祭と燔祭をささげて、あなたのため、また民のためにあがないをし、また民の供え物をささげて、彼らのためにあがないをし、すべて主がお命じになったようにしなさい」。  8そこでアロンは祭壇に近づき、自分のための罪祭の子牛をほふった。  9そしてアロンの子たちは、その血を彼のもとに携えてきたので、彼は指をその血に浸し、それを祭壇の角につけ、残りの血を祭壇のもとに注ぎ、  10また罪祭の脂肪と腎臓と肝臓の小葉とを祭壇の上で焼いた。主がモーセに命じられたとおりである。  11またその肉と皮とは宿営の外で火をもって焼き捨てた。  12彼はまた燔祭の獣をほふり、アロンの子たちがその血を彼に渡したので、これを祭壇の周囲に注ぎかけた。  13彼らがまた燔祭のもの、すなわち、その切り分けたものと頭とを彼に渡したので、彼はこれを祭壇の上で焼いた。  14またその内臓と足とを洗い、祭壇の上で燔祭と共にこれを焼いた。  15彼はまた民の供え物をささげた。すなわち、民のための罪祭のやぎを取ってこれをほふり、前のようにこれを罪のためにささげた。  16また燔祭をささげた。すなわち、これを定めのようにささげた。  17また素祭をささげ、そのうちから一握りを取り、朝の燔祭に加えて、これを祭壇の上で焼いた。  18彼はまた民のためにささげる酬恩祭の犠牲の雄牛と雄羊とをほふり、アロンの子たちが、その血を彼に渡したので、彼はこれを祭壇の周囲に注ぎかけた。  19またその雄牛と雄羊との脂肪、すなわち、脂尾、内臓をおおうもの、腎臓、肝臓の小葉。  20これらの脂肪を彼らはその胸の上に載せて携えてきたので、彼はその脂肪を祭壇の上で焼いた。  21その胸と右のももとは、アロンが主の前に揺り動かして揺祭とした。モーセが命じたとおりである。  22アロンは民にむかって手をあげて、彼らを祝福し、罪祭、燔祭、酬恩祭をささげ終って降りた。  23モーセとアロンは会見の幕屋に入り、また出てきて民を祝福した。そして主の栄光はすべての民に現れ、  24主の前から火が出て、祭壇の上の燔祭と脂肪とを焼きつくした。民はみな、これを見て喜びよばわり、そしてひれ伏した。

Leviticus 16:6

 6そしてアロンは自分のための罪祭の雄牛をささげて、自分と自分の家族のために、あがないをしなければならない。

Leviticus 16:11

 11すなわち、アロンは自分のための罪祭の雄牛をささげて、自分と自分の家族のために、あがないをしなければならない。彼は自分のための罪祭の雄牛をほふり、

Hebrews 5:3

 3その弱さのゆえに、民のためだけではなく自分自身のためにも、罪についてささげものをしなければならないのである。

Hebrews 9:7

 7幕屋の奥には大祭司が年に一度だけはいるのであり、しかも自分自身と民とのあやまちのためにささげる血をたずさえないで行くことはない。

 

*「次に民の罪のために、」

Leviticus 4:13-16

13もしイスラエルの全会衆があやまちを犯し、そのことが会衆の目に隠れていても、主のいましめにそむいて、してはならないことの一つをなして、とがを得たならば、  14その犯した罪が現れた時、会衆は雄の子牛を罪祭としてささげなければならない。すなわちそれを会見の幕屋の前に連れてきて、  15会衆の長老たちは、主の前でその子牛の頭に手を置き、その子牛を主の前で、ほふらなければならない。  16そして、油注がれた祭司は、その子牛の血を会見の幕屋に携え入り、

Leviticus 9:15

 15彼はまた民の供え物をささげた。すなわち、民のための罪祭のやぎを取ってこれをほふり、前のようにこれを罪のためにささげた。

Leviticus 16:15

 15また民のための罪祭のやぎをほふり、その血を垂幕の内に携え入り、その血をかの雄牛の血のように、贖罪所の上と、贖罪所の前に注ぎ、

 

*「なぜなら、自分をささげて、一度だけ、それをされたからである。」

Isaiah 53:10-12

10しかも彼を砕くことは主のみ旨であり、主は彼を悩まされた。彼が自分を、とがの供え物となすとき、その子孫を見ることができ、その命をながくすることができる。かつ主のみ旨が彼の手によって栄える。  11彼は自分の魂の苦しみにより光を見て満足する。義なるわがしもべはその知識によって、多くの人を義とし、また彼らの不義を負う。  12それゆえ、わたしは彼に大いなる者と共に/物を分かち取らせる。彼は強い者と共に獲物を分かち取る。これは彼が死にいたるまで、自分の魂をそそぎだし、とがある者と共に数えられたからである。しかも彼は多くの人の罪を負い、とがある者のためにとりなしをした。

Romans 6:10

 10なぜなら、キリストが死んだのは、ただ一度罪に対して死んだのであり、キリストが生きるのは、神に生きるのだからである。

Ephesians 2:22

 22そしてあなたがたも、主にあって共に建てられて、霊なる神のすまいとなるのである。

Titus 2:14

 14このキリストが、わたしたちのためにご自身をささげられたのは、わたしたちをすべての不法からあがない出して、良いわざに熱心な選びの民を、ご自身のものとして聖別するためにほかならない。

Hebrews 9:12

 12かつ、やぎと子牛との血によらず、ご自身の血によって、一度だけ聖所にはいられ、それによって永遠のあがないを全うされたのである。

Hebrews 9:14

 14永遠の聖霊によって、ご自身を傷なき者として神にささげられたキリストの血は、なおさら、わたしたちの良心をきよめて死んだわざを取り除き、生ける神に仕える者としないであろうか。

Hebrews 9:25

 25大祭司は、年ごとに、自分以外のものの血をたずさえて聖所にはいるが、キリストは、そのように、たびたびご自身をささげられるのではなかった。

Hebrews 9:28

 28キリストもまた、多くの人の罪を負うために、一度だけご自身をささげられた後、彼を待ち望んでいる人々に、罪を負うためではなしに二度目に現れて、救を与えられるのである。

Hebrews 10:6-12

 6あなたは燔祭や罪祭を好まれなかった。  7その時、わたしは言った、/『神よ、わたしにつき、/巻物の書物に書いてあるとおり、/見よ、御旨を行うためにまいりました』」。  8ここで、初めに、「あなたは、いけにえとささげ物と燔祭と罪祭と(すなわち、律法に従ってささげられるもの)を望まれず、好まれもしなかった」とあり、  9次に、「見よ、わたしは御旨を行うためにまいりました」とある。すなわち、彼は、後のものを立てるために、初めのものを廃止されたのである。  10この御旨に基きただ一度イエス・キリストのからだがささげられたことによって、わたしたちはきよめられたのである。  11こうして、すべての祭司は立って日ごとに儀式を行い、たびたび同じようないけにえをささげるが、それらは決して罪を除き去ることはできない。  12しかるに、キリストは多くの罪のために一つの永遠のいけにえをささげた後、神の右に座し、

 

 

●ヘブ 7:28

7:28 律法は、弱さを身に負う人間を立てて大祭司とするが、律法の後にきた誓いの御言は、永遠に全うされた御子を立てて、大祭司としたのである。

 

*「律法は、弱さを身に負う人間を立てて大祭司とするが、」

Exodus 32:21-22

21モーセはアロンに言った、「この民があなたに何をしたので、あなたは彼らに大いなる罪を犯させたのですか」。  22アロンは言った、「わが主よ、激しく怒らないでください。この民の悪いのは、あなたがごぞんじです。

Leviticus 4:3

 3すなわち、油注がれた祭司が罪を犯して、とがを民に及ぼすならば、彼はその犯した罪のために雄の全き子牛を罪祭として主にささげなければならない。

Hebrews 5:1-2

 1大祭司なるものはすべて、人間の中から選ばれて、罪のために供え物といけにえとをささげるように、人々のために神に仕える役に任じられた者である。  2彼は自分自身、弱さを身に負うているので、無知な迷っている人々を、思いやることができると共に、

 

*「律法の後にきた誓いの御言は、」

Psalms 110:5

5主は誓いを立てて、み心を変えられることはない、「あなたはメルキゼデクの位にしたがって/とこしえに祭司である」。

Hebrews 7:21

 21この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われている、「主は誓われたが、心を変えることをされなかった。あなたこそは、永遠に祭司である」。

 

*「・・・御子を立てて、」

Hebrews 1:2

2この終りの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである。神は御子を万物の相続者と定め、また、御子によって、もろもろの世界を造られた。

Hebrews 3:6

 6キリストは御子として、神の家を治めるのに忠実であられたのである。もしわたしたちが、望みの確信と誇とを最後までしっかりと持ち続けるなら、わたしたちは神の家なのである。

Hebrews 4:14

 14さて、わたしたちには、もろもろの天をとおって行かれた大祭司なる神の子イエスがいますのであるから、わたしたちの告白する信仰をかたく守ろうではないか。

Hebrews 5:5

 5同様に、キリストもまた、大祭司の栄誉を自分で得たのではなく、/「あなたこそは、わたしの子。きょう、わたしはあなたを生んだ」/と言われたかたから、お受けになったのである。

Hebrews 5:8

 8彼は御子であられたにもかかわらず、さまざまの苦しみによって従順を学び、

Hebrews 7:3

 3彼には父がなく、母がなく、系図がなく、生涯の初めもなく、生命の終りもなく、神の子のようであって、いつまでも祭司なのである。

 

*「大祭司としたのである。」

Hebrews 7:21

21この人の場合は、次のような誓いをもってされたのである。すなわち、彼について、こう言われている、「主は誓われたが、心を変えることをされなかった。あなたこそは、永遠に祭司である」。

Hebrews 7:24

 24しかし彼は、永遠にいますかたであるので、変らない祭司の務を持ちつづけておられるのである。

 

*「永遠に全うされた」

Luke 13:32

32そこで彼らに言われた、「あのきつねのところへ行ってこう言え、『見よ、わたしはきょうもあすも悪霊を追い出し、また、病気をいやし、そして三日目にわざを終えるであろう。

John 19:30

 30すると、イエスはそのぶどう酒を受けて、「すべてが終った」と言われ、首をたれて息をひきとられた。

Hebrews 2:10

 10なぜなら、万物の帰すべきかた、万物を造られたかたが、多くの子らを栄光に導くのに、彼らの救の君を、苦難をとおして全うされたのは、彼にふさわしいことであったからである。

Hebrews 5:9

 9そして、全き者とされたので、彼に従順であるすべての人に対して、永遠の救の源となり、

 

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