人生の不条理は愛なる神の存在証明

・・・・神は人生の不条理を通して御自分の愛の何であるかを世に示される・・・・

                   東京聖書読者会 2009.4.5 高橋照男

1・人生はなぜ不条理に襲われるのか。キリスト信者の場合

2・苦難に耐える方法。「神様はすべてを御存知だ」と思え

3・苦難は神に似た者とさせられるための鍛練

4・終末と再臨を待ち望む。完成は終末

5・万物再生の祈り。人生の不条理は愛なる神の存在証明

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1・人生はなぜ不条理に襲われるのか。キリスト信者の場合

 

1−1 キリストを主と信じたための迫害。迫害の原初状態。ユダヤ教から分離

 

塚本訳 ヨハ 9:24-25

9:24 そこでユダヤ人は、盲であった男をもう一度呼んで言った、「本当のことを言うように!あの人が罪人であることは、われわれにはよくわかっている(のだから。)」

9:25 彼が答えた、「罪人かどうか知りません。ただ、(もと)盲であったわたしが、いまは見えるという、この一つのことだけ知っています。

 

塚本訳 ヨハ 7:48-49

7:48 (最高法院の)役人かパリサイ人のうちに、あれを信じた者がひとりでもあるというのか。

7:49 (信じたのは民衆だけだ。)律法(聖書)を知らないあんな民衆は、呪われたがいい!」

 

12 初代教会におけるエクレシア俗化頽廃の悩み苦しみ。闇の世からの迫害。

 

ヨハ   3: 19 口語

そのさばきというのは、光がこの世にきたのに、人々はそのおこないが悪いために、光よりもやみの方を愛したことである

 

口語訳 Uテモ3:12

3:12 いったい、キリスト・イエスにあって信心深く生きようとする者は、みな、迫害を受ける

 

塚本訳 Tテサ3:3

3:3 (斯くして)この(大なる)患難の際に(君達の中の)誰一人も揺すぶられることの無いためである。──私達(キリストを信ずる者)が斯く運命づけられていることは、君達自身が(よく)承知しているはずだ

 

新共同 使  14:22

14:22 弟子たちを力づけ、「わたしたちが神の国に入るには、多くの苦しみを経なくてはならない」と言って、信仰に踏みとどまるように励ました。

 

塚本訳 Tペテ5:9

5:9 信仰を堅くして彼に立ち向かえ。全世界に在る君達の教友にも同じ苦難が臨むことを君達は知っている

 

新共同 Tペテ5:9

5:9 信仰にしっかり踏みとどまって、悪魔に抵抗しなさい。あなたがたと信仰を同じくする兄弟たちも、この世で同じ苦しみに遭っているのです。それはあなたがたも知っているとおりです。

 

1−3 信仰の違いの戦い。初代教会のグノーシス的傾向。有体的復活の否定。

   信仰が思想やヒューマニズムの活動や遊興に転嫁変質堕落している現状。

   「聖なるもの」への望みと雰囲気が常に欠如しがちな歴史的教会や集会。

 

塚本訳 Tヨハ2:22

2:22 (それならば)だれが嘘つきか。イエスは救世主ではないと否認する者(、すなわち彼を単なる人間と見る者でなくして、だれであろう)。こんな者こそ反キリストであって、父と(その)子とを否認する者である。

 

塚本訳 Tヨハ4:3

4:3 どんな霊でも、イエス(が肉体を取られた神の子であること)を公然認めないものは、神から(出たの)ではない。それは反キリストの霊である。それが来ることを、あなた達は(かねがね)聞いていたのであり、今やすでに、それがこの世におるのである

 

塚本訳 黙  3:15-16

3:15 私はお前の業を知っている。お前は冷たくもなければ熱くもない。(いっそ)冷たいか熱ければよいのに!

3:16 私はお前がこんなに生暖くて、熱くも冷たくもないから、お前を口から吐き出そうとしている。

 

塚本訳 黙  18:16

18:16 言うであろう、『禍なる哉(ウワイ)、禍なる哉(ウワイ)、大なる都、細布と紫と緋の衣を着、金と宝石と真珠とにて(身を)飾っている者、

 

 

2・苦難に耐える方法。「神様はすべてを御存知だ」と思え

 

2−1 神様はすべて御存知。悪の自然消滅は「倫理的世界秩序」(ヒルティ)

   

口語訳 詩  37:1-3

37:1 悪をなす者のゆえに、心を悩ますな。不義を行う者のゆえに、ねたみを起すな。

37:2 彼らはやがて草のように衰え、青菜のようにしおれるからである

37:3 主に信頼して善を行え。そうすればあなたはこの国に住んで、安きを得る。

 

塚本訳ピリ 1:29

1:29 君達はキリストのために──ただ彼を信ずるばかりでなく、また彼のために苦しむことをも恵まれたからである

 

2−2 苦難は軽くて短い。しばらくは悩むが、神は必ず正しく裁くと思え。

 

口語訳 Uコリ4:10-12

4:10 いつもイエスの死をこの身に負うている。それはまた、イエスのいのちが、この身に現れるためである。

4:11 わたしたち生きている者は、イエスのために絶えず死に渡されているのである。それはイエスのいのちが、わたしたちの死ぬべき肉体に現れるためである

4:12 こうして、死はわたしたちのうちに働き、いのちはあなたがたのうちに働くのである。

 

塚本訳  Tコリ15:30-31

15:30 いったいなぜわたし達は絶えず(命の)危険をおかして(働いて)いるのか。

15:31 (危険どころか、)わたしは毎日死んでいる。ほんとうなのだ、兄弟たちよ、わたし達の主キリスト・イエスにあってわたしが持っているあなた達についての誇りにかけて言う。

 

口語訳 ピリ 3:10

3:10 すなわち、キリストとその復活の力とを知り、その苦難にあずかって、その死のさまとひとしくなり

 

新共同 ピリ 2:17

2:17 更に、信仰に基づいてあなたがたがいけにえを献げ、礼拝を行う際に、たとえわたしの血が注がれるとしても、わたしは喜びます。あなたがた一同と共に喜びます

 

口語訳 ヘブ 10:36

10:36 神の御旨を行って約束のものを受けるため、あなたがたに必要なのは、忍耐である。

 

口語訳 Uコリ12:10

12:10 だから、わたしはキリストのためならば、弱さと、侮辱と、危機と、迫害と、行き詰まりとに甘んじよう。なぜなら、わたしが弱い時にこそ、わたしは強いからである。

 

口語訳 Tコリ10:13

10:13 あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである

 

口語訳 ロマ 5:3-5

5:3 それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、

5:4 忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。

5:5 そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。

 

塚本訳 マタ 10:24

10:24 弟子は先生以上でなく、僕は主人以上ではない。(だからあなた達が迫害されるのは当り前である。)

 

塚本訳 ヨハ 13:16

13:16 アーメン、アーメン、わたしは言う、僕はその主人よりもえらくはならない。また使は本人よりもえらくはない。(だからわたしを真似るがよい。)

 

塚本訳 エペ 5:1

5:1 (これらは要するに愛である。)だから、(既に神の愛子となった君達は)愛子らしく(愛なる)神を真似る者となれ。

 

口語訳 出  14:14

14:14 主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい

 

口語訳 詩  121:4-6

121:4 見よ、イスラエルを守る者は/まどろむこともなく、眠ることもない。

121:5 主はあなたを守る者、主はあなたの右の手をおおう陰である。

121:6 昼は太陽があなたを撃つことなく、夜は月があなたを撃つことはない。

 

新共同 ロマ 12:19

12:19 愛する人たち、自分で復讐せず、神の怒りに任せなさい。「『復讐はわたしのすること、わたしが報復する』と主は言われる」と書いてあります

 

口語訳 Uテサ1:6-7

1:6 すなわち、あなたがたを悩ます者には患難をもって報い、悩まされているあなたがたには、わたしたちと共に、休息をもって報いて下さるのが、神にとって正しいことだからである。

1:7 それは、主イエスが炎の中で力ある天使たちを率いて天から現れる時に実現する。

 

塚本訳Tペテ1:6

1:6 (もちろん)その時には(大いに)喜ぶ(であろう)が、もし(御意により)必要ならば、今は少し様々な試練に(悩み)悲しまねばならない

 

 

3・苦難は神に似た者とさせられるための鍛練

 

31 この世的な友人との交わりから離れよ。苦難は人を浄化する。

 

Uコリ  6: 14 口語

不信者と、つり合わないくびきを共にするな。義と不義となんの係わりがあるか。光とやみとなんの交わりがあるか。

 

口語訳 ガラ 6:8

6:8 すなわち、自分の肉にまく者は、肉から滅びを刈り取り、霊にまく者は、霊から永遠のいのちを刈り取るであろう。

 

塚本訳 ヘブ 12:1

12:1 それゆえ、わたし達も、こんなに雲のような(大勢の)証人に囲まれているのであるから、(信仰の障害となる)すべての煩わしさと、すぐにからみつく罪とをぬぎすてて、わたし達の前に置かれている競走を、忍耐をもって走ろうではないか

 

口語訳 申  8:5

8:5 あなたはまた人がその子を訓練するように、あなたの神、主もあなたを訓練されることを心にとめなければならない。

 

3−2 苦難は神に似たものとさせられるための鍛練

 

口語訳 箴  3:11-12

3:11 わが子よ、主の懲らしめを軽んじてはならない、その戒めをきらってはならない。

3:12 主は、愛する者を、戒められるからである、あたかも父がその愛する子を戒めるように。

 

口語訳 Tコリ4:14

4:14 わたしがこのようなことを書くのは、あなたがたをはずかしめるためではなく、むしろ、わたしの愛児としてさとすためである

 

口語訳 Uテサ1:5

1:5 これは、あなたがたを、神の国にふさわしい者にしようとする神のさばきが正しいことを、証拠だてるものである。その神の国のために、あなたがたも苦しんでいるのである。

 

口語訳 コロ 1:24

1:24 今わたしは、あなたがたのための苦難を喜んで受けており、キリストのからだなる教会のために、キリストの苦しみのなお足りないところを、わたしの肉体をもって補っている。

 

塚本訳 ヘブ 12:5-10

12:5 また、(親がその)子に話すようにして話される(神の)励ましを忘れてしまっている。──『わが子よ、主の訓練を軽んずるな、処罰されるときに、ひるむな。

12:6 なぜなら、主は愛する者を訓練し、好きな子をすべて懲らしめられる。』

12:7 (神の)『訓練』を受けるために、(迫害を)耐え忍べ。神はあなた達を(自分の)『子』のように取り扱われるのである。なぜなら、父の『訓練し』ない『子が』どこにかあるのか。

12:8 もし皆が受ける『訓練が』ないとすれば、それこそあなた達は私生児で、(ほんとうの)『子』ではない。

12:9 かつまた、わたし達は訓練をする者として肉の父を尊敬した(とするならば)、まして霊魂の父に服従して、(永遠に)生きないことがあるだろうか。

12:10 というのは、肉の父は(ほんの)少しの日数(だけ)、自分の考えに従って訓練したのに反して、神はわたし達を益するため、わたし達をその聖さにあずからせるために、訓練されるのであるから。

 

新共同 黙  3:19

3:19 わたしは愛する者を皆、叱ったり、鍛えたりする。だから、熱心に努めよ。悔い改めよ。

 

口語訳 ヤコ 1:2-4

1:2 わたしの兄弟たちよ。あなたがたが、いろいろな試錬に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことと思いなさい。

1:3 あなたがたの知っているとおり、信仰がためされることによって、忍耐が生み出されるからである。

1:4 だから、なんら欠点のない、完全な、でき上がった人となるように、その忍耐力を十分に働かせるがよい。

 

新共同 申  32:10-13

32:10 主は荒れ野で彼を見いだし/獣のほえる不毛の地でこれを見つけ/これを囲い、いたわり/御自分のひとみのように守られた。

32:11 鷲が巣を揺り動かし/雛の上を飛びかけり/羽を広げて捕らえ/翼に乗せて運ぶように

32:12 ただ主のみ、その民を導き/外国の神は彼と共にいなかった。

32:13 主はこれを丘陵の地に導き上り/野の作物で養い/岩から野蜜を/硬い岩から油を得させられた。

 

 

4・終末と再臨を待ち望む。完成は終末。

 

41 裁きは神の家から始まる。終末の兆候は「神の家」に始まっている。

 

塚本訳 Tペテ4:17

4:17 審判が神の家『から始まる』時(は既に近づいているの)だから。しかしもし(審判が)まず(神の家すなわちキリストを信ずる)私達から(始まる)とすれば、神の福音に従わぬ者の最後はどうであろう!

 

塚本訳 ヨハ 12:24

12:24 アーメン、アーメン、わたしは言う、一粒の麦は、地に落ちて死なねば、いつまでもただの一粒である。しかし死ねば、多くの実を結ぶ。(だからわたしは命をすてる。)

 

塚本訳 Tコリ15:36-37

15:36 訳のわからない人!あなたがまくものは、死ななければ生かされないのだ。

15:37 そしてあなたのまくものは、やがて出来る体をまくのではなく、たとえば麦にしても何かほかの種類にしても、裸の粒にすぎないのである。

 

口語訳 ヘブ 12:4

12:4 あなたがたは、罪と取り組んで戦う時、まだ血を流すほどの抵抗をしたことがない。

 

 

5・万物再生の祈り。人生の不条理は愛なる神の存在証明

 

51 万物再生の祈り

 

塚本訳 ロマ 8:18

8:18 (しかもこの苦しみは恐れることはない。)なぜなら、わたしはこう考える。今の世の苦しみは、わたし達に現われようとしている栄光(──キリストと一しょに神の国の相続人になる最後の日の大いなる光栄──)にくらべれば、言うに足りない。

 

新共同 Uコリ4:17

4:17 わたしたちの一時の軽い艱難は、比べものにならないほど重みのある永遠の栄光をもたらしてくれます

 

塚本訳 ロマ 8:17

8:17 (すでに神の)子供であるならば、また相続人である。神の相続人であり、キリストと共同相続人である、(キリストと)一しょに栄光を受けるため、(こうして彼と)一しょに苦しんでいる以上は

 

塚本訳 エペ 3:13

3:13 だからどうか君達のために私の受ける(種々な)患難に気を落とさぬように。この患難こそ(実は)君達の光栄(のため)である

 

口語訳 ロマ 8: 19

8:19 被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる。

 

塚本訳 ロマ 8:22-23

8:22 わたし達が知っているように、全創造物は(かの日から)今まで、一しょになって呻き、一しょになって産みの苦しみをしている。(父なる神がこの  呻きに耳を傾けられないことがあろうか。)

8:23 しかし(苦しんでいるのは)創造物だけではない。わたし達自身も、(神の子にされた証拠として)御霊なる初穂を持っているので、このわたし達自身も、自分(のみじめな姿)をかえりみて、呻きながら、(正式に神の)子にされること、すなわちわたし達のこの(罪の)体があがなわれ(て、朽ちることのない栄光の体にされ)ることを、待っているのである。

 

塚本訳 ルカ 2:25-26

2:25 さて(そのころ)エルサレムに名をシメオンという人がいた。この人は正しい、信心深い人で、イスラエルの慰め(である救世主)を待ち望み、聖霊が彼をはなれなかった。

2:26 かつ主の救世主を見ないうちは決して死なないと、かねて聖霊からお告げを受けていた。

 

口語訳 ピリ 3:20-21

3:20 しかし、わたしたちの国籍は天にある。そこから、救主、主イエス・キリストのこられるのを、わたしたちは待ち望んでいる。

3:21 彼は、万物をご自身に従わせうる力の働きによって、わたしたちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じかたちに変えて下さるであろう。

 

新共同 Tヨハ3:2

3:2 愛する者たち、わたしたちは、今既に神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。しかし、御子が現れるとき、御子に似た者となるということを知っています。なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです。

 

52 苦難は無駄に終わらない。人生の不条理は愛なる神の存在証明

 

塚本訳 ロマ 8:28

8:28 そればかりではない。(わたし達の救いは次のことからも確かである。)わたし達が知っているように、神を愛する者、すなわち(神の)計画に応じて召された者には、すべてのことが救いに役立つのである。

 

口語訳 ロマ 5:3-4

5:3 それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、

5:4 忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。

 

塚本訳 Tコリ15:58

15:58 だから、わたしの愛する兄弟たちよ、しっかりしておれ、動かずにおれ、いつも主の仕事にぬきんでよ。骨折りが主にあってむだにならないことを、あなた達は知っているのだから。

 

新共同 ピリ 2:16

2:16 命の言葉をしっかり保つでしょう。こうしてわたしは、自分が走ったことが無駄でなく、労苦したことも無駄ではなかったと、キリストの日に誇ることができるでしょう

塚本訳 マコ 15:39

15:39 イエスと向かい合ってそばに立っていた百卒長は、こんなにして息が絶えたのを見て、「この方は確かに神の子であった」と言った。

 

新共同 ヘブ 12:11

12:11 およそ鍛錬というものは、当座は喜ばしいものではなく、悲しいものと思われるのですが、後になるとそれで鍛え上げられた人々に、義という平和に満ちた実を結ばせるのです。

 

口語訳 ヤコ 1:12

1:12 試錬を耐え忍ぶ人は、さいわいである。それを忍びとおしたなら、神を愛する者たちに約束されたいのちの冠を受けるであろう。

 

新共同 黙  22:20

22:20 以上すべてを証しする方が、言われる。「然り、わたしはすぐに来る。」アーメン、主イエスよ、来てください。

 

塚本訳ロマ 12:1-2

12:1 (このように、神は偉大な計画によって人類を一人のこらず救おうとしておられるのであって、救いは確かである。)だから、兄弟たちよ、わたしは神のこの慈悲を指してあなた達に勧める。あなた達の体を(感謝のしるしとして神に)捧げよ。この生きた聖なる犠牲こそ、神のお気に入るものであり、(霊なる神を拝むにふさわしい、)あなた達の霊的な礼拝である。(あなた達の礼拝は動物を供えるような不合理なものでなく、全心全霊をささげる合理的な礼拝でなければならならない)

12:2 また、この世に調子を合わせてはならない。むしろ反対に、何が神の御心であるか、何が善であり、お気に入るものであり、また完全であるかを見分け得るために、(御霊によって)心を一新されて自分を造りかえていただけ。(そうすれば来るべき世への準備ができる。)

 

塚本訳 ヨハ 9:1-5

9:1 イエスは通りがかりに、生まれつきの盲人を見られた。

9:2 弟子たちが尋ねた、「先生、この人が盲で生まれたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか、両親ですか。」

9:3 イエスは答えられた、「この人が罪を犯したからでも、両親が罪を犯したからでもない。ただ神の御業がこの人に現われるためである

9:4 わたし達はわたしを遣わされた方の御業を昼の間にせねばならない。(すぐ)夜が来る。するとだれも働けなくなる。

9:5 世におる間、わたしは世の光である。」

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