来世では結婚生活なし
イエスは答えられた、
あなた達は聖書も神の力も知らないので、間違いをしている(マタ22:29)
東京聖書読者会 高橋照男 2007.4.22
問題の所在
塚本訳 ルカ
15:2
15:2
パリサイ人と聖書学者たちがぶつぶつ呟いて言った、「この人は罪人を歓迎するし、また(招かれていって)食事までも一しょにする。」
ギリシャ語
ルカ 15:2
15:2
kai; diegovgguzon oi{ te Farisai'oi kai; oiJ
grammatei'" levgonte" o{ti Ou|to" aJmartwlou;" prosdevcetai kai; sunesqivei
aujtoi'".
diegovgguzon ・・・ ぶつぶつ不平をならす(玉川)
ぶつぶつつぶやく(岩隈)
つぶやく・・・・岩波佐藤、前田、新改訳、口語、文語
不平を言う・・・新共同
ぶつぶつ呟く・・塚本
塚本訳 ルカ
19:7
19:7
皆がこれを見て、イエスは(税金取りのような)罪人の所に入りこんで宿を取った、と言ってぶつぶつ呟いた。
ギリシャ語
ルカ 19:7
19:7
kai; ijdovnte" pavnte" diegovgguzon levgonte"
o{ti Para; aJmartwlw'/ ajndri; eijsh'lqen katalu'sai.
つぶやく・・・・岩波佐藤、新共同、前田、新改訳、口語、文語
ぶつぶつ呟く・・塚本
塚本訳 ルカ
15:30
15:30
ところがあのあなたの息子、きたない女どもと一しょに、あなたの身代をくらいつぶしたあれがかえって来ると、肥えた小牛を御馳走されるのはどういうわけですか。』
ギリシャ語
ルカ 15:30
15:30
o{te de; oJ uiJov" sou ou|to" oJ katafagwvn sou to;n bivon
meta;
pornw'n h,
e[qusa" aujtw'/ to;n siteuto;n movscon.
pornw'n・・・・・・私通・淫行・不義の性交をする(岩隈)
姦通する、偶像礼拝をする(玉川)
売春婦めら・・・・岩波佐藤
娼婦ども・・・・・新共同
遊女・・・・・・・前田、口語、文語
遊女におぼれて・・新改訳、
きたない女ども・・塚本
離婚してはいけない
塚本訳マタ
19:3-6
19:3
そこにパリサイ人たちが近寄ってきて、イエスを試そうとして言った、「何か理由があれば、妻を離縁してもよろしいか。」
19:4
答えて言われた、「造物者が始めから『彼らを男と女とに造られた』こと、
19:5
また、『それゆえに人は父と母とをすてて妻に結びつき、二人は一体となる』と言われたことを、あなた達は読んだことがないのか。
19:6
従って、もはや二人ではない、一体である。だから夫婦は(皆)神が一つの軛におつなぎになったものである。(どんな理由があっても)人間がこれを引き離してはならない。」
塚本訳
ルカ 16:18
16:18
(だから、)妻を離縁して別な女と結婚する者は皆、姦淫を犯すのであり、夫から離縁された女と結婚する者も、姦淫を犯すのである。
口語訳
Tコリ7:10-13
7:10 更に、結婚している者たちに命じる。命じるのは、わたしではなく主であるが、妻は夫から別れてはいけない。
7:11 (しかし、万一別れているなら、結婚しないでいるか、それとも夫と和解するかしなさい)。また夫も妻と離婚してはならない。
7:12
そのほかの人々に言う。これを言うのは、主ではなく、わたしである。ある兄弟に不信者の妻があり、そして共にいることを喜んでいる場合には、離婚してはいけない。
7:13 また、ある婦人の夫が不信者であり、そして共にいることを喜んでいる場合には、離婚してはいけない。
新共同
Tコリ6:10
6:10 泥棒、強欲な者、酒におぼれる者、人を悪く言う者、人の物を奪う者は、決して神の国を受け継ぐことができません。
新共同
Tコリ7:7
7:7 わたしとしては、皆がわたしのように独りでいてほしい。しかし、人はそれぞれ神から賜物をいただいているのですから、人によって生き方が違います。
新共同
Tコリ7:32-34
7:32
思い煩わないでほしい。独身の男は、どうすれば主に喜ばれるかと、主のことに心を遣いますが、
7:33 結婚している男は、どうすれば妻に喜ばれるかと、世の事に心を遣い、
7:34 心が二つに分かれてしまいます。独身の女や未婚の女は、体も霊も聖なる者になろうとして、主のことに心を遣いますが、結婚している女は、どうすれば夫に喜ばれるかと、世の事に心を遣います。
口語訳
Tコリ7:1
7:1 さて、あなたがたが書いてよこした事について答えると、男子は婦人にふれないがよい。
口語訳
Tコリ7:7-8
7:7
わたしとしては、みんなの者がわたし自身のようになってほしい。しかし、ひとりびとり神からそれぞれの賜物をいただいていて、ある人はこうしており、他の人はそうしている。
7:8 次に、未婚者たちとやもめたちとに言うが、わたしのように、ひとりでおれば、それがいちばんよい。
それにもかかわらず結婚生活が破綻した人と自由に付き合ったイエス。赦して受け入れたイエス。救おうとしたイエス。
塚本訳ヨハ
4:4-7
4:4
しかし(ガリラヤへ行くのに)サマリヤを通らねばならなかった。
4:5
そして、サマリヤのスカルという町のそばまで来られた。ヤコブがその子ヨセフに与えた地所の近くで、
4:6
そこには(有名な)ヤコブの井戸があった。旅に疲れたイエスは、いきなり井戸のわきに腰をおろされた。昼の十二時ごろであった。
4:7
一人のサマリヤの女が水を汲みに来る。「飲ませてくれないか」とイエスが女に言われた。
塚本訳 ヨハ
4:14-18
4:14
わたしが与える水を飲む者は永遠に渇かない。そればかりでなく、わたしが与える水は、その人の中で(たえず)湧き出る水の泉となって、永遠の命に至らせるであろう。」
4:15
女が言う、「主よ、その水を下さい。(二度と)渇くことがないように、またここに汲みに来なくてもよいように。」
4:16
イエスが言われる、「行って、あなたの夫をここに呼んで来なさい。」
4:17
女が答えた、「わたしには夫はありません。」イエスが言われる、「『わたしには夫はありません』と言うのは、もっともだ。
4:18
五人の夫とは別れ、今のは、あなたの夫ではないのだから。あなたの言ったことは本当だ。」
塚本訳 ヨハ
8:3-11
8:3
すると聖書学者とパリサイ人とが、姦淫の現行犯を押えられた女をつれてきた。みんなの真中に立たせて、
8:4
イエスに言う、「先生、この女は姦淫の現場を押えられたのです。
8:5
モーセは律法で、このような女を石で打ち殺すように命じていますが、あなたはなんと言われますか。」
8:6
こう言ったのは、イエスを試して、訴え出る口実を見つけるためであった。イエスは身をかがめて、黙って指で地の上に何か書いておられた。
8:7
しかし彼らがしつこく尋ねていると、身を起こして言われた、「あなた達の中で罪(をおかしたこと)のない者が、まずこの女に石を投げつけよ。」
8:8
そしてまた身をかがめて、地の上に何か書いておられた。
8:9
これを聞くと、彼らは皆(良心に責められ、)老人を始めとして、ひとりびとり出ていって、(最後に)ただイエスと、真中に立ったままの女とが残った。
8:10
イエスは身を起こして女に言われた、「女の人、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罰しなかったのか。」
8:11
「主よ、だれも」と女がこたえた。イエスが言われた、「わたしも罰しない。おかえり。今からはもう罪を犯さないように。」】
塚本訳 ルカ
7:37-38
7:37
すると、その町に一人の罪の女がいた。イエスがパリサイ人の家で食卓についておられることを知ると、香油のはいった石膏の壷を持ってきて、
7:38
泣きながら後ろからイエスの足下に進み寄り、しばし涙で御足をぬらしていたが、やがて髪の毛でそれをふき、御足に接吻して香油を塗った。
塚本訳 ヨハ
12:3-7
12:3
そのときマリヤは混ぜ物のない、非常に高価なナルドの香油一リトラ(三百二十八グラム)をイエスの足に塗り、髪の毛でそれをふいた。香油の薫が家に満ちた。
12:4
弟子の一人で、イエスを売るイスカリオテのユダが言う、
12:5
「なぜこの香油を三百デナリ(十五万円)に売って、貧乏な人に施さないのだろうか。」
12:6
ユダがこう言ったのは、貧乏な人のためを考えたのではなく、(会計係であった)彼は泥坊で、あずかっている金箱の中に入るものをごまかしていたからであった。
12:7
イエスは言われた、「構わずに、わたしの埋葬の日のためにそうさせておきなさい。
塚本訳 マタ
9:10-13
9:10
イエスが家で食卓についておられるたときのこと、大勢の税金取りや罪人も来て、イエスや弟子たちと同席していた。
9:11
パリサイ人はこれを見て、弟子たちに言った、「なぜあなた達の先生は、税金取りや罪人と一しょに食事をするのか。」
9:12
聞いて言われた、「丈夫な者に医者はいらない、医者のいるのは病人である。
9:13
『わたしは憐れみを好み、犠牲を好まない』という(神の言葉の)意味を、行って、勉強したがよかろう。わたしは正しい人を招きに来たのではない、罪人を招きに来たのである。」
罪の赦しの根拠
塚本訳 ルカ
18:9-14
18:9
なお、自分(だけ)は信心深いとうぬぼれて人を軽蔑している者たちにも、この譬を話された。
18:10
「二人の人が祈りのために(エルサレムの)宮に上った。一人はパリサイ人、他の一人は税金取りであった。
18:11
パリサイ人は(得々と)ひとり進み出て、こう祈った、『神様、わたしはほかの人たちのように泥棒、詐欺師、姦淫する者でなく、また、この税金取りのような人間でもないことを感謝します。
18:12
わたしは一週間に二度も断食し、(きまったものの一割税だけでなく、)一切の収入の一割税を納めております。』
18:13
しかし税金取りは(罪に責められ、)遠く(うしろ)の方に立ったまま、目を天に向け(て祈りをささげ)ようともせず、ただ胸をうって、『神様、どうぞこの罪人のわたしをお赦しください』と言った。
18:14
わたしは言う、あの人でなく、この人の方が(神から)信心深いとされて、家にかえっていった。自分を高くする者は皆低くされるが、自分を低くする者は高くされるのである。」
塚本訳 ルカ
23:41-43
23:41
おれ達は自分でしたことの報いを受けるのだから当り前だが、このお方は何一つ、道にはずれたことをなさらなかったのだ。」
23:42
それから(イエスに)言った、「イエス様、こんどあなたのお国と共にお出でになる時には、どうかわたしのことを思い出してください。
23:43
「イエスが言われた、「アーメン、わたしは言う、(その時を待たずとも、)あなたはきょう、わたしと一しょに極楽にはいることができる。」
塚本訳ルカ
15:30-32
15:30
ところがあのあなたの息子、きたない女どもと一しょに、あなたの身代をくらいつぶしたあれがかえって来ると、肥えた小牛を御馳走されるのはどういうわけですか。』
15:31
父が言った、『まあまあ、坊や、お前はいつもわたしと一しょにいるではないか。わたしの物はみんなお前のものだ。
15:32
だが、喜び祝わずにはおられないではないか。このお前の弟は死んでいたのに生きかえり、いなくなっていたのに見つかったのだから。』」
塚本訳 マタ
18:21-22
18:21
その時ペテロが進み寄ってたずねた、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したとき、何度赦してやらねばなりませんか。七度まででしょうか。」
18:22
イエスがこたえられた、「いや、あなたに言う、七度までどころか、七十七度まで!
塚本訳マタ
18:31-35
18:31
その人の同僚たちはこの出来事を見て非常に悲しみ、行って、出来事の一部始終を主人に報告した。
18:32
すると主人はその家来を呼び出して言う、『不埒な家来、あなたが頼んだから、わたしはあの負債に全部、棒を引いてやったのだ。
18:33
だからあなたもわたしに情をかけてもらったように、同僚に情をかけてやるべきではなかったのか。』
18:34
そこで主人は怒って、負債を全部返すまでその男を獄吏に引き渡した、(いう話。)
18:35
わたしの天の父上も、もしあなた達ひとりびとりが心から兄弟を赦さないならば、同じようにあなた達になさるであろう。」
罪の赦しの背後には代償がある。
塚本訳 マタ
20:26-28
20:26
あなた達の間では、そうであってはならない。あなた達の間では、えらくなりたい者は召使になれ。
20:27
一番上になりたい者は奴隷になれ。
20:28
人の子(わたし)が来たのも仕えさせるためではない。仕えるため、多くの人のあがない金としてその命を与えるためである。」
塚本訳 マタ
26:26-28
26:26
(ユダが立ち去ったあと、)彼らが食事をしているとき、イエスは(いつものように)パンを(手に)取り、(神を)賛美して裂き、弟子たちに渡して言われた、「取って食べなさい、これはわたしの体である。」
26:27
また杯を取り、(神に)感謝したのち、彼らに渡して言われた、「皆この杯から飲みなさい。
26:28
これは多くの人の罪を赦されるために流す、わたしの『約束の血』であるから。
塚本訳 ルカ
22:31-32
22:31
(そしてペテロに向かって言われた、)「シモン、シモン、見なさい、悪魔はあなた達を麦のように篩にかけることを(神に)願って聞き届けられた。
22:32
しかしわたしはあなたのために、信仰がなくならないように祈っておいた。(だから一度信仰を失っても、またもどってくる。)もどってきたら、あなたが兄弟たちを強めてやってほしい。」
来世では結婚生活なし。それはこの世的な関係ではない。この世でも「天の使いのようである」こと自身が結婚生活以上の喜び。
塚本訳 ヨハ
1:12-13
1:12
しかし受け入れた人々、すなわち、その名を(神の子であることを)信じた人には一人のこらず、神の子となる資格をお授けになった。
1:13
この人たちは、人間の血や、肉の欲望や、男の欲望によらず、神(の力)によって生まれたのである。
塚本訳 マタ
22:23-33
22:23
同じ日にサドカイ人たちが近寄って、復活なしと主張しながら、イエスにこう言って質問した。
22:24
「先生、モーセは(その律法に)、『もし人が子がなくて死んだ場合には、弟に兄嫁をめとり、兄の家をつぐべき子をもうけよ』と言っています。
22:25
ところがわたし達のところに七人の兄弟があって、長男が結婚して死に、子がなかったので、その妻弟にのこしました。
22:26
同じように、次男も三男も、ついに七人まで(子をのこさずに)死んで、
22:27
一番しまいにその女も死んでしまいました。
22:28
すると(もし復活があるなら、)復活の折には、この女は七人のうちのだれの妻になるのでしょうか。皆その女を妻にしましたから。」
22:29
イエスは答えられた、「あなた達は聖書も神の力も知らないので、間違いをしている。
22:30
復活の折には、めとることもなく嫁ぐこともなく、ちょうど天の使いのようである。
22:31
死人の復活については、(聖書にはっきり書いてある。)神があなた達に言われたこの言葉を読んだことがないのか。──
22:32
『わたしはアブラハムの神、またイサクの神、またヤコブの神である』と。(ところで)神は死人の神ではなく、生きている者の神である。(だからアブラハム、イサクなども復活して、今生きているわけではないか。」
22:33
民衆はこれを聞いて、その教えに感心してしまった。
塚本訳 ルカ
11:27-28
11:27
こう話しておられる時、群衆の中の一人の女が声を張り上げてイエスに言った、「なんと仕合わせでしょう、あなたを宿したお腹、あなたがすった乳房は!」
11:28
しかしイエスは言われた、「いや、仕合わせなのは、神の言葉を聞いてそれを守る人たちである。」
塚本訳 ルカ
10:17-20
10:17
七十二人が喜んで帰ってきてイエスに言った、「主よ、あなたの名を使うと、悪鬼までがわたし達に服従します。」
10:18
彼らに言われた、「悪魔が稲妻のように天から落ちるのを、わたしは見ていた。
10:19
(悪魔の下働きをする)『蛇』や蝎『を踏みつけ、』また敵のあらゆる力に打ち勝つ全権をあなた達に授けたではないか。だから、あなた達に害を加えるものは一つもない。
10:20
しかし(悪い)霊どもがあなた達に服従したことを喜ばず、自分の名が天(の命の書)に書き込まれていることを喜ばなくてはいけない。」
塚本訳マタ
12:46-50
12:46
イエスがまだ群衆に話しておられると、そこにその母と兄弟たちがイエスに話しがあって、外に立っていた。
12:47
〔無し〕
12:48
しかしイエスはそのことを知らせた者に、「わたしの母とはだれのことだ、わたしの兄弟とはだれのことだ」と答えて、
12:49
弟子たちの上に手をのばして言われた、「ここにいるのが、わたしの母、わたしの兄弟だ。
12:50
だれでもわたしの天の父上の御心を行う者、それがわたしの兄弟、姉妹、また母であるから。」
塚本訳 ヨハ
20:16-17
20:16
(こう言って、また墓の方を向いていると、)イエスが「マリヤ!」と言われる。マリヤが振り向いて彼に、ヘブライ語で「ラボニ!(すなわち「先生!」)と言う。(そしてイエスに抱きつこうとした。)
20:17
イエスが言われる、「わたしにすがりつくな。まだ父上の所に上っていないのだから。わたしの兄弟たち(弟子たち)の所に行って、『わたしは、わたしの父上、すなわちあなた達の父上、わたしの神、すなわちあなた達の神の所に上る』と言いなさい。」
塚本訳Tコリ15:42-55
15:42
死人の復活もこのようである。(一つの体が死んで別の体が生まれる。)死滅の姿でまかれて不滅の姿に復活する。
15:43
恥辱の姿でまかれて栄光の姿に復活する。弱さの姿でまかれて力の姿に復活する。
15:44
(神の霊を持たない)魂だけの体がまかれて霊の体が復活する。魂だけの体がある以上は霊の体もあるわけである。
15:45
(聖書にも)このように書いてある、「最初の『人』アダム『は魂だけの生きものになり』、最後のアダム[キリスト]は命を与える霊になった」と。
15:46
しかし霊のものが最初でなく、魂だけのものであり、その次に霊のものである。
15:47
最初の『人は地から出て土で出来たものであり』、第二の人は天の出である。
15:48
土の人たちはこの土の人(アダム)のようであり、天の人たちはこの天の人(キリスト)のようである。
15:49
こうしてわたし達は土の人の姿を帯びたように、(復活の時は)天の人の姿を帯びるであろう。
神が共に棲む人間
塚本訳 ヨハ
14:22-24
14:22
イスカリオテでない方のユダが言う、「主よ、いったいどういうわけで、わたし達だけに御自分を現わし、この世(の人)にはそうしようとされないのですか。」
14:23
イエスは答えられた、「わたしを愛する者は、わたしの言葉を守る。するとわたしの父上はその人を愛され、わたし達は(父上もわたしも)、その人のところに行って、同居するであろう。
14:24
(しかし)わたしを愛しない者は、わたしの言葉を守らない。(だからわたしを見ることができない。)あなた達が(わたしから)聞く言葉はわたしの言葉ではない、わたしを遣わされた父上の言葉である。
塚本訳 ガラ
4:6-7
4:6
しかしあなた達が(いまや神の)子であることは、神がわたし達の心に、「アバ[お父様]、お父様」と呼ぶ御子の霊をお遣わしになったことによって(、知り得るの)である。
4:7
だからあなたはもはや奴隷ではなく、子である。子である以上、神(の恩恵)によって相続人である。
塚本訳 Tヨハ3:2
3:2
愛する者たちよ、わたし達は今神の子であるが、(最後の日に)どうなるか、それはまだ現われていない。(キリストが)自分を現わされるときには、わたし達は彼に似ているであろうことを知っている。その時わたし達は彼をありのまま(の姿)で見るからである。(それはわたし達が彼に似ている証拠、また見ることによって、いよいよ似た者になるであろう。)
新共同
黙 21:3-4
21:3
そのとき、わたしは玉座から語りかける大きな声を聞いた。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、
21:4
彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。最初のものは過ぎ去ったからである。」
私たちの体は贖われて霊の姿で有体的に復活する
口語訳
Tテサ5:23-24
5:23
どうか、平和の神ご自身が、あなたがたを全くきよめて下さるように。また、あなたがたの霊と心とからだとを完全に守って、わたしたちの主イエス・キリストの来臨のときに、責められるところのない者にして下さるように。
5:24
あなたがたを召されたかたは真実であられるから、このことをして下さるであろう。
塚本訳 Tペテ1:3-4
1:3
讃美すべきかな、我らの主イエス・キリストの父なる神!彼は大なる憐憫により、イエス・キリストが死人の中から復活し給うたことをもって、私たちを活ける希望に新しく生み、
1:4
君達のために天に保管されている、朽ちぬ、穢れぬ、萎まぬ相続財産に与らせ給うたのである。
塚本訳 ロマ
8:23-24
8:23
しかし(苦しんでいるのは)創造物だけではない。わたし達自身も、(神の子にされた証拠として)御霊なる初穂を持っているので、このわたし達自身も、自分(のみじめな姿)をかえりみて、呻きながら、(正式に神の)子にされること、すなわちわたし達のこの(罪の)体があがなわれ(て、朽ちることのない栄光の体にされ)ることを、待っているのである。
8:24 なぜなら、わたし達は(最後の日に救いが完成されるという)望みをもって、救われているからである。目に見ることのできる望みは望みではない。人はいま現に見ているものを、なんでその上望む必要があろうか。