●ルツ2:1 さてナオミには、夫エリメレクの一族で、・・・ひとりの親戚があって、その名をボアズといった。

 

*「さてナオミには、夫エリメレクの一族で、非常に裕福なひとりの親戚があって、」

Ruth 3:2

2あなたが一緒に働いた女たちの主人ボアズはわたしたちの親戚ではありませんか。彼は今夜、打ち場で大麦をあおぎ分けます。

Ruth 3:12

 12たしかにわたしは近い親戚ではありますが、わたしよりも、もっと近い親戚があります。

 

*「非常に裕福な」

Deuteronomy 8:17-18

17あなたは心のうちに『自分の力と自分の手の働きで、わたしはこの富を得た』と言ってはならない。  18あなたはあなたの神、主を覚えなければならない。主はあなたの先祖たちに誓われた契約を今日のように行うために、あなたに富を得る力を与えられるからである。

Job 1:3

 3その家畜は羊七千頭、らくだ三千頭、牛五百くびき、雌ろば五百頭で、しもべも非常に多く、この人は東の人々のうちで最も大いなる者であった。

Job 31:25

 25わたしがもしわが富の大いなる事と、わたしの手に多くの物を獲た事とを喜んだことがあるなら、

 

*「その名をボアズといった。」

Judges 12:8-10

8彼の後にベツレヘムのイブザンがイスラエルをさばいた。  9彼に三十人のむすこがあった。また三十人の娘があったが、それを自分の氏族 以外の者にとつがせ、むすこたちのためには三十人の娘をほかからめとった。彼は七年の間イスラエルをさばいた。  10イブザンはついに死んで、ベツレヘムに葬られた。

Ruth 4:21

 21サルモンからボアズが生れ、ボアズからオベデが生れ、

1 Chronicles 2:10-12

 10ラムはアミナダブを生み、アミナダブはユダの子孫のつかさナションを生んだ。  11ナションはサルマを生み、サルマはボアズを生み、  12ボアズはオベデを生み、オベデはエッサイを生んだ。

Matthew 1:5

 5サルモンはラハブによるボアズの父、ボアズはルツによるオベデの父、オベデはエッサイの父、

Luke 3:32

 32エッサイ、オベデ、ボアズ、サラ、ナアソン、

 

 

 ●ルツ2: 2 モアブの女ルツはナオミに言った、「どうぞ、わたしを畑に行かせてください。だれか親切な人が見当るならば、わたしはその方のあとについて落ち穂を拾います」。ナオミが彼女に「娘よ、行きなさい」と言ったので、

 

*「節全体」

Leviticus 19:9

9あなたがたの地の実のりを刈り入れるときは、畑のすみずみまで刈りつくしてはならない。またあなたの刈入れの落ち穂を拾ってはならない。

Leviticus 19:16

 16民のうちを行き巡って、人の悪口を言いふらしてはならない。あなたの隣人の血にかかわる偽証をしてはならない。わたしは主である。

Leviticus 23:22

 22あなたがたの地の穀物を刈り入れるときは、その刈入れにあたって、畑のすみずみまで刈りつくしてはならない。またあなたの穀物の落ち穂を拾ってはならない。貧しい者と寄留者のために、それを残しておかなければならない。わたしはあなたがたの神、主である』」。

Deuteronomy 24:19-21

 19あなたが畑で穀物を刈る時、もしその一束を畑におき忘れたならば、それを取りに引き返してはならない。それは寄留の他国 人と孤児と寡婦に取らせなければならない。そうすればあなたの神、主はすべてあなたがする事において、あなたを祝福されるであろう。  20あなたがオリブの実をうち落すときは、ふたたびその枝を捜してはならない。それを寄留の他国 人と孤児と寡婦に取らせなければならない。  21またぶどう畑のぶどうを摘み取るときは、その残ったものを、ふたたび捜してはならない。それを寄留の他国 人と孤児と寡婦に取らせなければならない。

 

 

●ルツ2:3 ルツは行って、刈る人たちのあとに従い、畑で落ち穂を拾ったが、彼女ははからずもエリメレクの一族であるボアズの畑の部分にきた。

 

*「ルツは行って、刈る人たちのあとに従い、畑で落ち穂を拾ったが、」

1 Thessalonians 4:11-12

11そして、あなたがたに命じておいたように、つとめて落ち着いた生活をし、自分の仕事に身をいれ、手ずから働きなさい。  12そうすれば、外部の人々に対して品位を保ち、まただれの世話にもならずに、生活できるであろう。

2 Thessalonians 3:12

 12こうした人々に対しては、静かに働いて自分で得たパンを食べるように、主イエス・キリストによって命じまた勧める。

 

*「彼女ははからずもエリメレクの一族であるボアズの畑の部分にきた。」

2 Kings 8:5

5すなわちエリシャが死人を生きかえらせた事を、ゲハジが王と物語っていたとき、その子を生きかえらせてもらった女が、自分の家と畑のために王に訴えてきたので、ゲハジは言った、「わが主、王よ、これがその女です。またこれがその子で、エリシャが生きかえらせたのです」。

Esther 6:1-2

 1その夜、王は眠ることができなかったので、命じて日々の事をしるした記録の書を持ってこさせ、王の前で読ませたが、  2その中に、モルデカイがかつて王の侍従で、王のへやの戸を守る者のうちのビグタナとテレシのふたりが、アハシュエロス王を殺そうとねらっていることを告げた、としるされているのを見いだした。

Matthew 10:29

 29二羽のすずめは一アサリオンで売られているではないか。しかもあなたがたの父の許しがなければ、その一羽も地に落ちることはない。

Luke 10:31

 31するとたまたま、ひとりの祭司がその道を下ってきたが、この人を見ると、向こう側を通って行った。

 

 

●ルツ2:4 その時ボアズは、ベツレヘムからきて、刈る者どもに言った、「主があなたがたと共におられますように」。彼らは答えた、「主があなたを祝福されますように」。

 

*「その時ボアズは、ベツレヘムからきて、刈る者どもに言った、「主があなたがたと共におられますように」。」

Psalms 118:26

26主のみ名によってはいる者はさいわいである。われらは主の家からあなたをたたえます。

Psalms 129:7-8

 7これを刈る者はその手に満たず、これをたばねる者はそのふところに満たない。  8かたわらを過ぎる者は、「主の恵みがあなたの上にあるように。われらは主のみ名によってあなたがたを祝福する」と言わない。

Luke 1:28

 28御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。

2 Thessalonians 3:16

 16どうか、平和の主ご自身が、いついかなる場合にも、あなたがたに平和を与えて下さるように。主があなたがた一同と共におられるように。

2 Timothy 4:22

 22主が、あなたの霊と共にいますように。恵みが、あなたがたと共にあるように。

2 John 10-11

 10この教を持たずにあなたがたのところに来る者があれば、その人を家に入れることも、あいさつすることもしてはいけない。  11そのような人にあいさつする者は、その悪い行いにあずかることになるからである。

 

*「彼らは答えた、「主があなたを祝福されますように」。」

Genesis 18:19

19わたしは彼が後の子らと家族とに命じて主の道を守らせ、正義と公道とを行わせるために彼を知ったのである。これは主がかつてアブラハムについて言った事を彼の上に臨ませるためである」。

Joshua 24:15

 15もしあなたがたが主に仕えることを、こころよしとしないのならば、あなたがたの先祖が、川の向こうで仕えた神々でも、または、いまあなたがたの住む地のアモリびとの神々でも、あなたがたの仕える者を、きょう、選びなさい。ただし、わたしとわたしの家とは共に主に仕えます」。

Ruth 4:11

 11すると門にいたすべての民と長老たちは言った、「わたしたちは証人です。どうぞ、主があなたの家にはいる女を、イスラエルの家をたてたラケルとレアのふたりのようにされますよう。どうぞ、あなたがエフラタで富を得、ベツレヘムで名を揚げられますように。

Psalms 1331-3

1 見よ、兄弟が和合して共におるのは/いかに麗しく楽しいことであろう。

2 それはこうべに注がれた尊い油がひげに流れ、アロンのひげに流れ、その衣のえりにまで流れくだるようだ。

3 またヘルモンの露がシオンの山に下るようだ。これは主がかしこに祝福を命じ、とこしえに命を与えられたからである。

1 Timothy 6:2

 2信者である主人を持っている者たちは、その主人が兄弟であるというので軽視してはならない。むしろ、ますます励んで仕えるべきである。その益を受ける主人は、信者であり愛されている人だからである。あなたは、これらの事を教えかつ勧めなさい。

 

 

●ルツ2:5 ボアズは刈る人たちを監督しているしもべに言った、「これはだれの娘ですか」。

 

*「節全体」

Ruth 4:21

21サルモンからボアズが生れ、ボアズからオベデが生れ、

1 Chronicles 2:11-12

 11ナションはサルマを生み、サルマはボアズを生み、  12ボアズはオベデを生み、オベデはエッサイを生んだ。

 

 

●ルツ2:6 刈る人たちを監督しているしもべは答えた、「あれはモアブの女で、モアブの地からナオミと一緒に帰ってきたのですが、

 

*「刈る人たちを監督しているしもべは答えた、」

Genesis 15:2

2アブラムは言った、「主なる神よ、わたしには子がなく、わたしの家を継ぐ者はダマスコのエリエゼルであるのに、あなたはわたしに何をくださろうとするのですか」。

Genesis 24:2

 2さてアブラハムは所有のすべてを管理させていた家の年長のしもべに言った、「あなたの手をわたしのももの下に入れなさい。

Genesis 39:4

 4そこで、ヨセフは彼の前に恵みを得、そのそば近く仕えた。彼はヨセフに家をつかさどらせ、持ち物をみな彼の手にゆだねた。

Matthew 20:8

 8さて、夕方になって、ぶどう園の主人は管理人に言った、『労働者たちを呼びなさい。そして、最後にきた人々からはじめて順々に最初にきた人々にわたるように、賃銀を払ってやりなさい』。

Matthew 24:45

 45主人がその家の僕たちの上に立てて、時に応じて食物をそなえさせる忠実な思慮 深い僕は、いったい、だれであろう。

 

*「「あれはモアブの女で、モアブの地からナオミと一緒に帰ってきたのですが、」

Ruth 1:16

16しかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。

Ruth 1:19

 19そしてふたりは旅をつづけて、ついにベツレヘムに着いた。彼らがベツレヘムに着いたとき、町はこぞって彼らのために騒ぎたち、女たちは言った、「これはナオミですか」。

Ruth 1:22

 22こうしてナオミは、モアブの地から帰った嫁、モアブの女ルツと一緒に帰ってきて、大麦 刈の初めにベツレヘムに着いた。

 

 

●ルツ2:7 彼女は『どうぞ、わたしに、刈る人たちのあとについて、束のあいだで、落ち穂を拾い集めさせてください』と言いました。そして彼女は朝早くきて、今まで働いて、少しのあいだも休みませんでした」。

 

*「彼女は『どうぞ、わたしに、刈る人たちのあとについて、束のあいだで、落ち穂を拾い集めさせてください』と言いました。」

Proverbs 15:33

33主を恐れることは知恵の教訓である、謙遜は、栄誉に先だつ。

Proverbs 18:23

 23貧しい者は、あわれみを請い、富める者は、はげしい答をする。

Matthew 5:3

 3「こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。

Ephesians 5:21

 21キリストに対する恐れの心をもって、互に仕え合うべきである。

1 Peter 5:5-6

 5同じように、若い人たちよ。長老たちに従いなさい。また、みな互に謙遜を身につけなさい。神は高ぶる者をしりぞけ、へりくだる者に恵みを賜うからである。  6だから、あなたがたは、神の力強い御 手の下に、自らを低くしなさい。時が来れば神はあなたがたを高くして下さるであろう。

 

*「そして彼女は朝早くきて、今まで働いて、少しのあいだも休みませんでした」。」

Proverbs 13:4

4なまけ者の心は、願い求めても、何も得ない、しかし勤め働く者の心は豊かに満たされる。

Proverbs 22:29

 29あなたはそのわざに巧みな人を見るか、そのような人は王の前に立つが、卑しい人々の前には立たない。

Ecclesiastes 9:10

 10すべてあなたの手のなしうる事は、力をつくしてなせ。あなたの行く陰府には、わざも、計略も、知識も、知恵もないからである。

Romans 12:11

 11熱心で、うむことなく、霊に燃え、主に仕え、

Galatians 6:9

 9わたしたちは、善を行うことに、うみ疲れてはならない。たゆまないでいると、時が来れば刈り取るようになる。

 

 

●ルツ2:8 ボアズはルツに言った、「娘よ、お聞きなさい。ほかの畑に穂を拾いに行ってはいけません。またここを去ってはなりません。わたしのところで働く女たちを離れないで、ここにいなさい。

 

*「ボアズはルツに言った、「娘よ、お聞きなさい。ほかの畑に穂を拾いに行ってはいけません。」

1 Samuel 3:6

6主はまたかさねて「サムエルよ、サムエルよ」と呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとへ行って言った、「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」。エリは言った、「子よ、わたしは呼ばない。もう一度 寝なさい」。

1 Samuel 3:16

 16しかしエリはサムエルを呼んで言った、「わが子サムエルよ」。サムエルは言った、「はい、ここにおります」。

2 Kings 5:13

 13その時、しもべたちは彼に近よって言った、「わが父よ、預言者があなたに、何か大きな事をせよと命じても、あなたはそれをなさらなかったでしょうか。まして彼はあなたに『身を洗って清くなれ』と言うだけではありませんか」。

Matthew 9:2

 2すると、人々が中風の者を床の上に寝かせたままでみもとに運んできた。イエスは彼らの信仰を見て、中風の者に、「子よ、しっかりしなさい。あなたの罪はゆるされたのだ」と言われた。

Matthew 9:22

 22イエスは振り向いて、この女を見て言われた、「娘よ、しっかりしなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです」。するとこの女はその時に、いやされた。

 

*「またここを去ってはなりません。」

Song of Solomon 1:7-8

7わが魂の愛する者よ、あなたはどこで、あなたの群れを養い、昼の時にどこで、それを休ませるのか、わたしに告げてください。どうして、わたしはさまよう者のように、あなたの仲間の群れのかたわらに、いなければならないのですか。  8女のうちの最も美しい者よ、あなたが知らないなら、群れの足跡に従っていって、羊飼たちの天幕のかたわらで、あなたの子やぎを飼いなさい。

 

*「わたしのところで働く女たちを離れないで、ここにいなさい。」

Matthew 10:7-11

7行って、『天国が近づいた』と宣べ伝えよ。  8病人をいやし、死人をよみがえらせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出せ。ただで受けたのだから、ただで与えるがよい。  9財布の中に金、銀または銭を入れて行くな。  10旅行のための袋も、二枚の下着も、くつも、つえも持って行くな。働き人がその食物を得るのは当然である。  11どの町、どの村にはいっても、その中でだれがふさわしい人か、たずね出して、立ち去るまではその人のところにとどまっておれ。

Philippians 4:8

 8最後に、兄弟たちよ。すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。

 

 

●ルツ2:9 人々が刈りとっている畑に目をとめて、そのあとについて行きなさい。わたしは若者たちに命じて、あなたのじゃまをしないようにと、言っておいたではありませんか。あなたがかわく時には水がめのところへ行って、若者たちのくんだのを飲みなさい」。

 

*「人々が刈りとっている畑に目をとめて、そのあとについて行きなさい。わたしは若者たちに命じて、あなたのじゃまをしないようにと、言っておいたではありませんか。」

Genesis 20:6

6神はまた夢で彼に言われた、「そうです、あなたが清い心をもってこのことをしたのを知っていたから、わたしもあなたを守って、わたしに対して罪を犯させず、彼女にふれることを許さなかったのです。

Job 19:21

 21わが友よ、わたしをあわれめ、わたしをあわれめ、神のみ手がわたしを打ったからである。

Psalms 105:15

 15言われた、「わが油そそがれた者たちにさわってはならない、わが預言者たちに害を加えてはならない」と。

Proverbs 6:29

 29その隣の妻と不義を行う者も、それと同じだ。すべて彼女に触れる者は罰を免れることはできない。

1 Corinthians 7:1

 1さて、あなたがたが書いてよこした事について答えると、男子は婦人にふれないがよい。

1 John 5:18

 18すべて神から生れた者は罪を犯さないことを、わたしたちは知っている。神から生れたかたが彼を守っていて下さるので、悪しき者が手を触れるようなことはない。

 

*「あなたがかわく時には水がめのところへ行って、若者たちのくんだのを飲みなさい」。」

Genesis 24:18-20

18すると彼女は「わが主よ、お飲みください」と言って、急いで水がめを自分の手に取りおろして彼に飲ませた。  19飲ませ終って、彼女は言った、「あなたのらくだもみな飲み終るまで、わたしは水をくみましょう」。  20彼女は急いでかめの水を水ぶねにあけ、再び水をくみに井戸に走って行って、すべてのらくだのために水をくんだ。

Matthew 10:42

 42わたしの弟子であるという名のゆえに、この小さい者のひとりに冷たい水一杯でも飲ませてくれる者は、よく言っておくが、決してその報いからもれることはない」。

John 4:7-11

 7ひとりのサマリヤの女が水をくみにきたので、イエスはこの女に、「水を飲ませて下さい」と言われた。  8弟子たちは食物を買いに町に行っていたのである。  9すると、サマリヤの女はイエスに言った、「あなたはユダヤ人でありながら、どうしてサマリヤの女のわたしに、飲ませてくれとおっしゃるのですか」。これは、ユダヤ人はサマリヤ人と交際していなかったからである。  10イエスは答えて言われた、「もしあなたが神の賜物のことを知り、また、『水を飲ませてくれ』と言った者が、だれであるか知っていたならば、あなたの方から願い出て、その人から生ける水をもらったことであろう」。  11女はイエスに言った、「主よ、あなたは、くむ物をお持ちにならず、その上、井戸は深いのです。その生ける水を、どこから手に入れるのですか。

 

 

●ルツ2:10 彼女は地に伏して拝し、彼に言った、「どうしてあなたは、わたしのような外国人を顧みて、親切にしてくださるのですか」。

 

*「彼女は地に伏して拝し、彼に言った、」

Genesis 18:2

2目を上げて見ると、三人の人が彼に向かって立っていた。彼はこれを見て、天幕の入口から走って行って彼らを迎え、地に身をかがめて、

1 Samuel 25:23

 23アビガイルはダビデを見て、急いで、ろばを降り、ダビデの前で地にひれ伏し、

 

*「「どうしてあなたは、・・・親切にしてくださるのですか」。」

Ruth 2:2

2モアブの女ルツはナオミに言った、「どうぞ、わたしを畑に行かせてください。だれか親切な人が見当るならば、わたしはその方のあとについて落ち穂を拾います」。ナオミが彼女に「娘よ、行きなさい」と言ったので、

Ruth 2:13

 13彼女は言った、「わが主よ、まことにありがとうございます。わたしはあなたのはしためのひとりにも及ばないのに、あなたはこんなにわたしを慰め、はしためにねんごろに語られました」。

2 Samuel 9:8

 8彼は拝して言った、「あなたは、しもべを何とおぼしめして、死んだ犬のようなわたしを顧みられるのですか」。

2 Samuel 19:28

 28わたしの父の全家はわが主、王の前にはみな死んだ人にすぎないのに、あなたはしもべを、あなたの食卓で食事をする人々のうちに置かれました。わたしになんの権利があって、重ねて王に訴えることができましょう」。

Luke 1:43

 43主の母上がわたしのところにきてくださるとは、なんという光栄でしょう。

Luke 1:48

 48この卑しい女をさえ、心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、

Romans 12:10

 10兄弟の愛をもって互にいつくしみ、進んで互に尊敬し合いなさい。

 

*「わたしのような外国人を顧みて、」

Isaiah 56:3-8

3主に連なっている異邦人は言ってはならない、「主は必ずわたしをその民から分かたれる」と。宦官もまた言ってはならない、「見よ、わたしは枯れ木だ」と。  4主はこう言われる、「わが安息日を守り、わが喜ぶことを選んで、わが契約を堅く守る宦官には、  5わが家のうちで、わが垣のうちで、むすこにも娘にもまさる記念のしるしと名を与え、絶えることのない、とこしえの名を与える。  6また主に連なり、主に仕え、主の名を愛し、そのしもべとなり、すべて安息日を守って、これを汚さず、わが契約を堅く守る異邦人は――  7わたしはこれをわが聖なる山にこさせ、わが祈の家のうちで楽しませる、彼らの燔祭と犠牲とは、わが祭壇の上に受けいれられる。わが家はすべての民の祈の家ととなえられるからである」。  8イスラエルの追いやられた者を集められる主なる神はこう言われる、「わたしはさらに人を集めて、すでに集められた者に加えよう」と。

Matthew 15:22-28

 22すると、そこへ、その地方 出のカナンの女が出てきて、「主よ、ダビデの子よ、わたしをあわれんでください。娘が悪霊にとりつかれて苦しんでいます」と言って叫びつづけた。  23しかし、イエスはひと言もお答えにならなかった。そこで弟子たちがみもとにきて願って言った、「この女を追い払ってください。叫びながらついてきていますから」。  24するとイエスは答えて言われた、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊 以外の者には、つかわされていない」。  25しかし、女は近寄りイエスを拝して言った、「主よ、わたしをお助けください」。  26イエスは答えて言われた、「子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。  27すると女は言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、小犬もその主人の食卓から落ちるパンくずは、いただきます」。  28そこでイエスは答えて言われた、「女よ、あなたの信仰は見あげたものである。あなたの願いどおりになるように」。その時に、娘はいやされた。

Matthew 25:35

Luke 7:6-7

 6そこで、イエスは彼らと連れだってお出かけになった。ところが、その家からほど遠くないあたりまでこられたとき、百卒長は友だちを送ってイエスに言わせた、「主よ、どうぞ、ご足労くださいませんように。わたしの屋根の下にあなたをお入れする資格は、わたしにはございません。  7それですから、自分でお迎えにあがるねうちさえないと思っていたのです。ただ、お言葉を下さい。そして、わたしの僕をなおしてください。

Luke 17:16-18

 16イエスの足もとにひれ伏して感謝した。これはサマリヤ人であった。  17イエスは彼にむかって言われた、「きよめられたのは、十人ではなかったか。ほかの九人は、どこにいるのか。  18神をほめたたえるために帰ってきたものは、この他国 人のほかにはいないのか」。

 

 

●ルツ2:11 ボアズは答えて彼女に言った、「あなたの夫が死んでこのかた、あなたがしゅうとめにつくしたこと、また自分の父母と生れた国を離れて、かつて知らなかった民のところにきたことは皆わたしに聞えました。

 

*「ボアズは答えて彼女に言った、「あなたの夫が死んでこのかた、あなたがしゅうとめにつくしたこと、・・・・皆わたしに聞えました。」

Ruth 1:11

11しかしナオミは言った、「娘たちよ、帰って行きなさい。どうして、わたしと一緒に行こうというのですか。あなたがたの夫となる子がまだわたしの胎内にいると思うのですか。

Ruth 1:14-22

 14彼らはまた声をあげて泣いた。そしてオルパはそのしゅうとめに口づけしたが、ルツはしゅうとめを離れなかった。  15そこでナオミは言った、「ごらんなさい。あなたの相嫁は自分の民と自分の神々のもとへ帰って行きました。あなたも相嫁のあとについて帰りなさい」。  16しかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。  17あなたの死なれる所でわたしも死んで、そのかたわらに葬られます。もし死に別れでなく、わたしがあなたと別れるならば、主よ、どうぞわたしをいくえにも罰してください」。  18ナオミはルツが自分と一緒に行こうと、固く決心しているのを見たので、そのうえ言うことをやめた。  19そしてふたりは旅をつづけて、ついにベツレヘムに着いた。彼らがベツレヘムに着いたとき、町はこぞって彼らのために騒ぎたち、女たちは言った、「これはナオミですか」。  20ナオミは彼らに言った、「わたしをナオミ(楽しみ)と呼ばずに、マラ(苦しみ)と呼んでください。なぜなら全能者がわたしをひどく苦しめられたからです。  21わたしは出て行くときは豊かでありましたが、主はわたしをから手で帰されました。主がわたしを悩まし、全能者がわたしに災をくだされたのに、どうしてわたしをナオミと呼ぶのですか」。  22こうしてナオミは、モアブの地から帰った嫁、モアブの女ルツと一緒に帰ってきて、大麦 刈の初めにベツレヘムに着いた。

Psalms 37:5-6

 5あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ、主はそれをなしとげ、  6あなたの義を光のように明らかにし、あなたの正しいことを真昼のように明らかにされる。

 

*「また自分の父母と生れた国を離れて、かつて知らなかった民のところにきたことは」

Psalms 45:10

10娘よ、聞け、かえりみて耳を傾けよ。あなたの民と、あなたの父の家とを忘れよ。

Luke 5:11

 11そこで彼らは舟を陸に引き上げ、いっさいを捨ててイエスに従った。

Luke 5:23

 23あなたの罪はゆるされたと言うのと、起きて歩けと言うのと、どちらがたやすいか。

Luke 14:33

 33それと同じように、あなたがたのうちで、自分の財産をことごとく捨て切るものでなくては、わたしの弟子となることはできない。

Luke 18:29-30

 29イエスは言われた、「よく聞いておくがよい。だれでも神の国のために、家、妻、兄弟、両親、子を捨てた者は、  30必ずこの時代ではその幾 倍もを受け、また、きたるべき世では永遠の生命を受けるのである」。

Hebrews 11:8-9

 8信仰によって、アブラハムは、受け継ぐべき地に出て行けとの召しをこうむった時、それに従い、行く先を知らないで出て行った。  9信仰によって、他国にいるようにして約束の地に宿り、同じ約束を継ぐイサク、ヤコブと共に、幕屋に住んだ。

Hebrews 11:24-26

 24信仰によって、モーセは、成人したとき、パロの娘の子と言われることを拒み、  25罪のはかない歓楽にふけるよりは、むしろ神の民と共に虐待されることを選び、  26キリストのゆえに受けるそしりを、エジプトの宝にまさる富と考えた。それは、彼が報いを望み見ていたからである。

 

 

●ルツ2:12 どうぞ、主があなたのしたことに報いられるように。どうぞ、イスラエルの神、主、すなわちあなたがその翼の下に身を寄せようとしてきた主からじゅうぶんの報いを得られるように」。

 

*「どうぞ、主があなたのしたことに報いられるように。」

1 Samuel 24:19

19人は敵に会ったとき、敵を無事に去らせるでしょうか。あなたが、きょう、わたしにした事のゆえに、どうぞ主があなたに良い報いを与えられるように。

Psalms 19:11

 11あなたのしもべは、これらによって戒めをうける。これらを守れば、大いなる報いがある。

Psalms 58:11

 11そして人々は言うであろう、「まことに正しい者には報いがある。まことに地にさばきを行われる神がある」と。

Proverbs 11:18

 18悪しき者の得る報いはむなしく、正義を播く者は確かな報いを得る。

Proverbs 23:18

 18かならず後のよい報いがあって、あなたの望みは、すたらない。

Matthew 5:12

12喜び、よろこべ、天においてあなたがたの受ける報いは大きい。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。

Matthew 6:1

 1自分の義を、見られるために人の前で行わないように、注意しなさい。もし、そうしないと、天にいますあなたがたの父から報いを受けることがないであろう。

Matthew 10:41-42

 41預言者の名のゆえに預言者を受けいれる者は、預言者の報いを受け、義人の名のゆえに義人を受けいれる者は、義人の報いを受けるであろう。  42わたしの弟子であるという名のゆえに、この小さい者のひとりに冷たい水一杯でも飲ませてくれる者は、よく言っておくが、決してその報いからもれることはない」。

Luke 6:35

 35しかし、あなたがたは、敵を愛し、人によくしてやり、また何も当てにしないで貸してやれ。そうすれば受ける報いは大きく、あなたがたはいと高き者の子となるであろう。いと高き者は、恩を知らぬ者にも悪人にも、なさけ深いからである。

Luke 14:12-14

 12また、イエスは自分を招いた人に言われた、「午餐または晩餐の席を設ける場合には、友人、兄弟、親族、金持の隣り人などは呼ばぬがよい。恐らく彼らもあなたを招きかえし、それであなたは返礼を受けることになるから。  13むしろ、宴会を催す場合には、貧乏人、不具者、足なえ、盲人などを招くがよい。  14そうすれば、彼らは返礼ができないから、あなたはさいわいになるであろう。正しい人々の復活の際には、あなたは報いられるであろう」。

Colossians 2:18

 18あなたがたは、わざとらしい謙そんと天使 礼拝とにおぼれている人々から、いろいろと悪評されてはならない。彼らは幻を見たことを重んじ、肉の思いによっていたずらに誇るだけで、

2 Timothy 1:18

 18どうか、主がかの日に、あわれみを彼に賜わるように。――彼がエペソで、どれほどわたしに仕えてくれたかは、だれよりもあなたがよく知っている。

2 Timothy 4:8

 8今や、義の冠がわたしを待っているばかりである。かの日には、公平な審判者である主が、それを授けて下さるであろう。わたしばかりではなく、主の出現を心から待ち望んでいたすべての人にも授けて下さるであろう。

Hebrews 6:10

10神は不義なかたではないから、あなたがたの働きや、あなたがたがかつて聖徒に仕え、今もなお仕えて、御名のために示してくれた愛を、お忘れになることはない。

Hebrews 11:6

 6信仰がなくては、神に喜ばれることはできない。なぜなら、神に来る者は、神のいますことと、ご自身を求める者に報いて下さることとを、必ず信じるはずだからである。

Hebrews 11:26

 26キリストのゆえに受けるそしりを、エジプトの宝にまさる富と考えた。それは、彼が報いを望み見ていたからである。

 

*「どうぞ、イスラエルの神、主、すなわちあなたがその翼の下に身を寄せようとしてきた主からじゅうぶんの報いを得られるように」。」

Ruth 1:16

16しかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。

Psalms 17:8

 8ひとみのようにわたしを守り、みつばさの陰にわたしを隠し、

Psalms 36:7

 7神よ、あなたのいつくしみはいかに尊いことでしょう。人の子らはあなたの翼のかげに避け所を得、

Psalms 57:1

聖歌 隊の指揮者によって、「滅ぼすな」というしらべにあわせてうたわせたダビデのミクタムの歌。これはダビデが洞にはいってサウルの手をのがれたときによんだもの

 1 神よ、わたしをあわれんでください。わたしをあわれんでください。わたしの魂はあなたに寄り頼みます。滅びのあらしの過ぎ去るまではあなたの翼の陰をわたしの避け所とします。

Psalms 61:4

 4わたしをとこしえにあなたの幕屋に住まわせ、あなたの翼の陰にのがれさせてください。[セラ

Psalms 63:7

 7あなたはわたしの助けとなられたゆえ、わたしはあなたの翼の陰で喜び歌う。

Psalms 91:4

 4主はその羽をもって、あなたをおおわれる。あなたはその翼の下に避け所を得るであろう。そのまことは大盾、また小盾である。

Matthew 23:37

 37ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。

 

 

●ルツ2:13 彼女は言った、「わが主よ、まことにありがとうございます。わたしはあなたのはしためのひとりにも及ばないのに、あなたはこんなにわたしを慰め、はしためにねんごろに語られました」。

 

*「彼女は言った、「わが主よ、まことにありがとうございます。」

Genesis 33:8

8するとエサウは言った、「わたしが出会ったあのすべての群れはどうしたのですか」。ヤコブは言った、「わが主の前に恵みを得るためです」。

Genesis 33:10

 10ヤコブは言った、「いいえ、もしわたしがあなたの前に恵みを得るなら、どうか、わたしの手から贈り物を受けてください。あなたが喜んでわたしを迎えてくださるので、あなたの顔を見て、神の顔を見るように思います。

Genesis 33:15

 15エサウは言った、「それならわたしが連れている者どものうち幾 人かをあなたのもとに残しましょう」。ヤコブは言った、「いいえ、それには及びません。わが主の前に恵みを得させてください」。

Genesis 43:14

 14どうか全能の神がその人の前であなたがたをあわれみ、もうひとりの兄弟とベニヤミンとを、返させてくださるように。もしわたしが子を失わなければならないのなら、失ってもよい」。

1 Samuel 1:18

 18彼女は言った、「どうぞ、はしためにも、あなたの前に恵みを得させてください」。こうして、その女は去って食事し、その顔は、もはや悲しげではなくなった。

2 Samuel 16:4

 4王はヂバに言った、「見よ、メピボセテのものはことごとくあなたのものです」。ヂバは言った、「わたしは敬意を表します。わが主、王よ、あなたの前にいつまでも恵みを得させてください」。

 

*「・・・あなたはこんなにわたしを慰め、はしためにねんごろに語られました」。」

Genesis 34:3

3彼は深くヤコブの娘デナを慕い、この娘を愛して、ねんごろに娘に語った。

Judges 19:3

 3そこで夫は彼女をなだめて連れ帰ろうと、しもべと二頭のろばを従え、立って彼女のあとを追って行った。彼が女の父の家に着いた時、娘の父は彼を見て、喜んで迎えた。

 

*「わたしはあなたのはしためのひとりにも及ばないのに、」

1 Samuel 25:41

41アビガイルは立ち、地にひれ伏し拝して言った、「はしためは、わが君のしもべたちの足を洗うつかえめです」。

Proverbs 15:33

 33主を恐れることは知恵の教訓である、謙遜は、栄誉に先だつ。

Philippians 2:3

 3何事も党派心や虚栄からするのでなく、へりくだった心をもって互に人を自分よりすぐれた者としなさい。

 

 

●ルツ2:14 食事の時、ボアズは彼女に言った、「ここへきて、パンを食べ、あなたの食べる物を酢に浸しなさい」。彼女が刈る人々のかたわらにすわったので、ボアズは焼麦を彼女に与えた。彼女は飽きるほど食べて残した。

 

*「食事の時、ボアズは彼女に言った、」

Job 31:16-22

16わたしがもし貧しい者の願いを退け、やもめの目を衰えさせ、  17あるいはわたしひとりで食物を食べて、みなしごに食べさせなかったことがあるなら、  18(わたしは彼の幼い時から父のように彼を育て、またその母の胎を出たときから彼を導いた。)  19もし着物がないために死のうとする者や、身をおおう物のない貧しい人をわたしが見た時に、  20その腰がわたしを祝福せず、また彼がわたしの羊の毛で暖まらなかったことがあるなら、  21もしわたしを助ける者が門におるのを見て、みなしごにむかってわたしの手を振り上げたことがあるなら、  22わたしの肩 骨が、肩から落ち、わたしの腕が、つけ根から折れてもかまわない。

Proverbs 11:24-25

 24施し散らして、なお富を増す人があり、与えるべきものを惜しんで、かえって貧しくなる者がある。  25物惜しみしない者は富み、人を潤す者は自分も潤される。

Isaiah 32:8

 8しかし尊い人は尊いことを語り、つねに尊いことを行う。

Isaiah 58:7

 7また飢えた者に、あなたのパンを分け与え、さすらえる貧しい者を、あなたの家に入れ、裸の者を見て、これを着せ、自分の骨肉に身を隠さないなどの事ではないか。

Isaiah 58:10-11

 10飢えた者にあなたのパンを施し、苦しむ者の願いを満ち足らせるならば、あなたの光は暗きに輝き、あなたのやみは真昼のようになる。  11主は常にあなたを導き、良き物をもってあなたの願いを満ち足らせ、あなたの骨を強くされる。あなたは潤った園のように、水の絶えない泉のようになる。

Luke 14:12-14

 12また、イエスは自分を招いた人に言われた、「午餐または晩餐の席を設ける場合には、友人、兄弟、親族、金持の隣り人などは呼ばぬがよい。恐らく彼らもあなたを招きかえし、それであなたは返礼を受けることになるから。  13むしろ、宴会を催す場合には、貧乏人、不具者、足なえ、盲人などを招くがよい。  14そうすれば、彼らは返礼ができないから、あなたはさいわいになるであろう。正しい人々の復活の際には、あなたは報いられるであろう」。

 

*「「ここへきて、パンを食べ、あなたの食べる物を酢に浸しなさい」。彼女が刈る人々のかたわらにすわったので、ボアズは焼麦を彼女に与えた。」

1 Samuel 17:17

17時に、エッサイはその子ダビデに言った、「兄たちのため、このいり麦一エパと、この十個のパンをとって、急いで陣営にいる兄の所へ持っていきなさい。

1 Samuel 25:18

 18その時、アビガイルは急いでパン二百、ぶどう酒の皮 袋二つ、調理した羊五頭、いり麦五セア、ほしぶどう百ふさ、ほしいちじくのかたまり二百を取って、ろばにのせ、

2 Samuel 17:28

 28寝床と鉢、土器、小麦、大麦、粉、いり麦、豆、レンズ豆、

 

*「彼女は飽きるほど食べて」

Deuteronomy 8:10

10あなたは食べて飽き、あなたの神、主がその良い地を賜わったことを感謝するであろう。

Deuteronomy 11:15

 15また家畜のために野に草を生えさせられるであろう。あなたは飽きるほど食べることができるであろう。

2 Kings 4:43-44

 43その召使は言った、「どうしてこれを百人の前に供えるのですか」。しかし彼は言った、「人々に与えて食べさせなさい。主はこう言われる、『彼らは食べてなお余すであろう』」。  44そこで彼はそれを彼らの前に供えたので、彼らは食べてなお余した。主の言葉のとおりであった。

Matthew 14:20

 20みんなの者は食べて満腹した。パンくずの残りを集めると、十二のかごにいっぱいになった。

 

*「残した。」

Ruth 2:18

18彼女はそれを携えて町にはいり、しゅうとめにその拾ったものを見せ、かつ食べ飽きて、残して持ちかえったものを取り出して与えた。

Psalms 23:5

 5あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、わたしのこうべに油をそそがれる。わたしの杯はあふれます。

 

 

●ルツ2:15 そして彼女がまた穂を拾おうと立ちあがったとき、ボアズは若者たちに命じて言った、「彼女には束の間でも穂を拾わせなさい。とがめてはならない。

 

*「節全体」

James 1:5

5あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう。

 

 

●ルツ2:16 また彼女のために束からわざと抜き落しておいて拾わせなさい。しかってはならない」。

 

*「節全体」

Deuteronomy 24:19-21

19あなたが畑で穀物を刈る時、もしその一束を畑におき忘れたならば、それを取りに引き返してはならない。それは寄留の他国 人と孤児と寡婦に取らせなければならない。そうすればあなたの神、主はすべてあなたがする事において、あなたを祝福されるであろう。  20あなたがオリブの実をうち落すときは、ふたたびその枝を捜してはならない。それを寄留の他国 人と孤児と寡婦に取らせなければならない。  21またぶどう畑のぶどうを摘み取るときは、その残ったものを、ふたたび捜してはならない。それを寄留の他国 人と孤児と寡婦に取らせなければならない。

Psalms 112:9

 9彼は惜しげなく施し、貧しい者に与えた。その義はとこしえに、うせることはない。その角は誉を得てあげられる。

Proverbs 19:17

 17貧しい者をあわれむ者は主に貸すのだ、その施しは主が償われる。

Matthew 25:40

40 すると、王は答えて言うであろう、『あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである』。

Romans 12:13

 13貧しい聖徒を助け、努めて旅人をもてなしなさい。

2 Corinthians 8:5-11

 5わたしたちの希望どおりにしたばかりか、自分 自身をまず、神のみこころにしたがって、主にささげ、また、わたしたちにもささげたのである。  6そこで、この募金をテトスがあなたがたの所で、すでに始めた以上、またそれを完成するようにと、わたしたちは彼に勧めたのである。  7さて、あなたがたがあらゆる事がらについて富んでいるように、すなわち、信仰にも言葉にも知識にも、あらゆる熱 情にも、また、あなたがたに対するわたしたちの愛にも富んでいるように、この恵みのわざにも富んでほしい。  8こう言っても、わたしは命令するのではない。ただ、他の人たちの熱 情によって、あなたがたの愛の純真さをためそうとするのである。  9あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っている。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、あなたがたが、彼の貧しさによって富む者になるためである。  10そこで、わたしは、この恵みのわざについて意見を述べよう。それがあなたがたの益になるからである。あなたがたはこの事を、昨年 以来、他に先んじて実行したばかりではなく、それを願っていた。  11だから今、それをやりとげなさい。あなたがたが心から願っているように、持っているところに応じて、それをやりとげなさい。

Philemon 7

7兄弟よ。わたしは、あなたの愛によって多くの喜びと慰めとを与えられた。聖徒たちの心が、あなたによって力づけられたからである。

Hebrews 6:10

 10神は不義なかたではないから、あなたがたの働きや、あなたがたがかつて聖徒に仕え、今もなお仕えて、御名のために示してくれた愛を、お忘れになることはない。

1 John 3:17-18

 17世の富を持っていながら、兄弟が困っているのを見て、あわれみの心を閉じる者には、どうして神の愛が、彼のうちにあろうか。  18子たちよ。わたしたちは言葉や口 先だけで愛するのではなく、行いと真実とをもって愛し合おうではないか。

 

 

●ルツ2:17 こうして彼女は夕暮まで畑で落ち穂を拾った。そして拾った穂を打つと、大麦は一エパほどあった。

 

*「こうして彼女は夕暮まで畑で落ち穂を拾った。そして拾った穂を打つと、」

Proverbs 31:27

27 彼女は家の事をよくかえりみ、怠りのかてを食べることをしない。

 

*「大麦は一エパほどあった。」

Exodus 16:36

36一オメルは一エパの十分の一である。

Ezekiel 45:11-12

 11エパとバテとは同 量にせよ。すなわちバテをホメルの十分の一とし、エパもホメルの十分の一とし、すべてホメルによって量を定めよ。  12一シケルは二十ゲラである。五シケルは五シケル、十シケルは十シケルとせよ。一ミナは五十シケルとせよ。

 

 

●ルツ2:18 彼女はそれを携えて町にはいり、しゅうとめにその拾ったものを見せ、かつ食べ飽きて、残して持ちかえったものを取り出して与えた。

 

*「節全体」

Ruth 2:14

14食事の時、ボアズは彼女に言った、「ここへきて、パンを食べ、あなたの食べる物を酢に浸しなさい」。彼女が刈る人々のかたわらにすわったので、ボアズは焼麦を彼女に与えた。彼女は飽きるほど食べて残した。

John 6:12-13

 12人々がじゅうぶんに食べたのち、イエスは弟子たちに言われた、「少しでもむだにならないように、パンくずのあまりを集めなさい」。  13そこで彼らが集めると、五つの大麦のパンを食べて残ったパンくずは、十二のかごにいっぱいになった。

1 Timothy 5:4

 4やもめに子か孫かがある場合には、これらの者に、まず自分の家で孝養をつくし、親の恩に報いることを学ばせるべきである。それが、神のみこころにかなうことなのである。

 

 

●ルツ2:19 しゅうとめは彼女に言った、「あなたは、きょう、どこで穂を拾いましたか。どこで働きましたか。あなたをそのように顧みてくださったかたに、どうか祝福があるように」。そこで彼女は自分がだれの所で働いたかを、しゅうとめに告げて、「わたしが、きょう働いたのはボアズという名の人の所です」と言った。

 

*「しゅうとめは彼女に言った、「あなたは、きょう、どこで穂を拾いましたか。どこで働きましたか。あなたをそのように顧みてくださったかたに、どうか祝福があるように」。」

Ruth 2:10

10彼女は地に伏して拝し、彼に言った、「どうしてあなたは、わたしのような外国 人を顧みて、親切にしてくださるのですか」。

Psalms 41:1

聖歌 隊の指揮者によってうたわせたダビデの歌

 1 貧しい者をかえりみる人はさいわいである。主はそのような人を悩みの日に救い出される。

2 Corinthians 9:13-15

 13すなわち、この援助を行った結果として、あなたがたがキリストの福音の告白に対して従順であることや、彼らにも、すべての人にも、惜しみなく施しをしていることがわかってきて、彼らは神に栄光を帰し、  14そして、あなたがたに賜わったきわめて豊かな神の恵みのゆえに、あなたがたを慕い、あなたがたのために祈るのである。  15言いつくせない賜物のゆえに、神に感謝する。

 

*「そこで彼女は自分がだれの所で働いたかを、しゅうとめに告げて、「わたしが、きょう働いたのはボアズという名の人の所です」と言った。」

1 Kings 7:21

21この柱を神殿の廊に立てた。すなわち南に柱を立てて、その名をヤキンと名づけ、北に柱を立てて、その名をボアズと名づけた。

 

 

●ルツ2:20 ナオミは嫁に言った、「生きている者をも、死んだ者をも、顧みて、いつくしみを賜わる主が、どうぞその人を祝福されますように」。ナオミはまた彼女に言った、「その人はわたしたちの縁者で、最も近い親戚のひとりです」。

 

*「ナオミは嫁に言った、「・・・どうぞその人を祝福されますように」。」

1 Kings 7:21

21この柱を神殿の廊に立てた。すなわち南に柱を立てて、その名をヤキンと名づけ、北に柱を立てて、その名をボアズと名づけた。

 

*「生きている者をも、死んだ者をも、顧みて、いつくしみを賜わる主が、」

2 Samuel 9:1

1時にダビデは言った、「サウルの家の人で、なお残っている者があるか。わたしはヨナタンのために、その人に恵みを施そう」。

Proverbs 17:17

 17友はいずれの時にも愛する、兄弟はなやみの時のために生れる。

Philippians 4:10

 10さて、わたしが主にあって大いに喜んでいるのは、わたしを思う心が、あなたがたに今またついに芽ばえてきたことである。実は、あなたがたは、わたしのことを心にかけてくれてはいたが、よい機会がなかったのである。

 

*「ナオミはまた彼女に言った、「その人はわたしたちの縁者で、最も近い親戚のひとりです」。」

Leviticus 25:25

25あなたの兄弟が落ちぶれてその所有の地を売った時は、彼の近親 者がきて、兄弟の売ったものを買いもどさなければならない。

Deuteronomy 25:5-7

 5兄弟が一緒に住んでいて、そのうちのひとりが死んで子のない時は、その死んだ者の妻は出て、他人にとついではならない。その夫の兄弟が彼女の所にはいり、めとって妻とし、夫の兄弟としての道を彼女につくさなければならない。  6そしてその女が初めに産む男の子に、死んだ兄弟の名を継がせ、その名をイスラエルのうちに絶やさないようにしなければならない。  7しかしその人が兄弟の妻をめとるのを好まないならば、その兄弟の妻は町の門へ行って、長老たちに言わなければならない、『わたしの夫の兄弟はその兄弟の名をイスラエルのうちに残すのを拒んで、夫の兄弟としての道をつくすことを好みません』。

Ruth 3:9

 9「あなたはだれですか」と言うと、彼女は答えた、「わたしはあなたのはしためルツです。あなたのすそで、はしためをおおってください。あなたは最も近い親戚です」。

Ruth 4:6

 6その親戚の人は言った、「それでは、わたしにはあがなうことができません。そんなことをすれば自分の嗣 業をそこないます。あなたがわたしに代って、自分であがなってください。わたしはあがなうことができませんから」。

Job 19:25

 25わたしは知る、わたしをあがなう者は生きておられる、後の日に彼は必ず地の上に立たれる。

 

 

●ルツ2:21 モアブの女ルツは言った、「その人はまたわたしに『あなたはわたしのところの刈入れが全部終るまで、わたしのしもべたちのそばについていなさい』と言いました」。

 

*「節全体」

Ruth 2:7-8

7彼女は『どうぞ、わたしに、刈る人たちのあとについて、束のあいだで、落ち穂を拾い集めさせてください』と言いました。そして彼女は朝 早くきて、今まで働いて、少しのあいだも休みませんでした」。  8ボアズはルツに言った、「娘よ、お聞きなさい。ほかの畑に穂を拾いに行ってはいけません。またここを去ってはなりません。わたしのところで働く女たちを離れないで、ここにいなさい。

Ruth 2:22

 22ナオミは嫁ルツに言った、「娘よ、その人のところで働く女たちと一緒に出かけるのはけっこうです。そうすればほかの畑で人にいじめられるのを免れるでしょう」。

Song of Solomon 1:7-8

 7わが魂の愛する者よ、あなたはどこで、あなたの群れを養い、昼の時にどこで、それを休ませるのか、わたしに告げてください。どうして、わたしはさまよう者のように、あなたの仲間の群れのかたわらに、いなければならないのですか。  8女のうちの最も美しい者よ、あなたが知らないなら、群れの足跡に従っていって、羊飼たちの天幕のかたわらで、あなたの子やぎを飼いなさい。

 

 

●ルツ2:22 ナオミは嫁ルツに言った、「娘よ、その人のところで働く女たちと一緒に出かけるのはけっこうです。そうすればほかの畑で人にいじめられるのを免れるでしょう」。

 

*「節全体」

Proverbs 27:10

10あなたの友、あなたの父の友を捨てるな、あなたが悩みにあう日には兄弟の家に行くな、近い隣り人は遠くにいる兄弟にまさる。

Song of Solomon 1:8

 8女のうちの最も美しい者よ、あなたが知らないなら、群れの足跡に従っていって、羊飼たちの天幕のかたわらで、あなたの子やぎを飼いなさい。

 

 

●ルツ2:23 それで彼女はボアズのところで働く女たちのそばについていて穂を拾い、大麦刈と小麦刈の終るまでそうした。こうして彼女はしゅうとめと一緒に暮した。

*「節全体」

Proverbs 6:6-8

6なまけ者よ、ありのところへ行き、そのすることを見て、知恵を得よ。  7ありは、かしらなく、つかさなく、王もないが、  8夏のうちに食物をそなえ、刈入れの時に、かてを集める。

Proverbs 13:1

 1知恵ある子は父の教訓をきく、あざける者は、懲しめをきかない。

Proverbs 13:20

 20知恵ある者とともに歩む者は知恵を得る。愚かな者の友となる者は害をうける。

1 Corinthians 15:33

 33まちがってはいけない。「悪い交わりは、良いならわしをそこなう」。

Ephesians 6:1-3

 1子たる者よ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことである。  2「あなたの父と母とを敬え」。これが第一の戒めであって、次の約束がそれについている、  3「そうすれば、あなたは幸福になり、地上でながく生きながらえるであろう」。

 

 

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