「終末と再臨」を待望する喜び。新天新地出現への期待

・・・東日本大震災と福島原発で祈らされるようになったこと・・・

 

東京聖書読者会 2011.10.2 高橋照男

 

塚本訳 マタ 24:15-31 来臨

 

24:15 それで、預言者ダニエルをもって言われた『(聖なる所を)荒らす忌わしいものが聖なる所に』立つのを見たら[読者はここに隠された意味をよく考えるがよい]、

 

[感話と引照]

●BC168年エルサレム神殿に異教の神が祭られた事件があった。再び起る警告。

新共同 ダニ 9:27

9:27 彼は一週の間、多くの者と同盟を固め/半週でいけにえと献げ物を廃止する。憎むべきものの翼の上に荒廃をもたらすものが座す。そしてついに、定められた破滅が荒廃の上に注がれる。」

 

●[ ]は筆記者(マルコかQか不明)の警告。紀元70年エルサレム陥落で実現

塚本訳ロマ 16:22

16:22 (はなはだぶしつけですが、)この手紙を書記しましたわたくしテルテオからも、主にあってあなた達によろしく申し上げます。──

 

塚本訳 Tコリ10:10-11

10:10 また彼らのある者が不平を言って、滅ぼす者[刑罰の天使]に殺されたが、あなた達はそのような不平を言うな。

10:11 すなわちこれらのことは(後の時代の)あの人たちに実例として起こったのであって、わたし達への警告のために書いてあるのであり、そのわたし達は(いま)世の終りにぶつかっているのである。

 

24:16 その時ユダヤ(の平地)におる者は(急いで)山に逃げよ。

24:17 屋根の上におる者は、下におりて家にある物を取りだそうとするな。

24:18 畑におる者は上着を取りに『(家に)もどる』な。

 

[感話と引照]

●ユダヤ人キリスト信者は、ローマと戦わずしてペラに脱出。イエスの精神を具現

塚本訳 ルカ 21:20-21

21:20 しかしエルサレムが(ローマの)軍勢に囲まれるのを見たら、その滅亡が近づいたと知れ。

21:21 その時ユダヤの平地におる者は(急いで)山に逃げよ。都の中におる者は立ち退け。田舎におる者は都に入るな。

 

塚本訳 ヨハ 18:10-11

18:10 するとシモン・ペテロは、持っていた剣を抜いて大祭司の下男に切りつけ、右の耳を切り落としてしまった。下男の名はマルコスといった。

18:11 イエスはペテロに言われた、「剣を鞘におさめよ。父上が下さった杯、それを飲みほさないでよかろうか!」

 

塚本訳 ヨハ 18:36

18:36 イエスが答えられた、「わたしの国はこの世のものではない。もしわたしの国がこの世のものであったら、わたしの手下の者たちが、わたしをユダヤ人に渡すまいとして戦ったはずである。しかし実際のところ、わたしの国はこの世のものではない。

 

●信者はこの世に未練を残す生き方をするな。信者は「逃げて待つ」ことが正攻法

口語訳 創  19:24-26

19:24 主は硫黄と火とを主の所すなわち天からソドムとゴモラの上に降らせて、

19:25 これらの町と、すべての低地と、その町々のすべての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた。

19:26 しかしロトの妻はうしろを顧みたので塩の柱になった

 

24:19 それらの日には、身重の女と乳飲み子をもつ女とは、ああかわいそうだ!

 

[感話と引照]

●今回の原発事故で「子供を持つ母親の放射線恐怖症」は深刻である。家庭が分離。

塚本訳 ルカ 23:27-29

23:27 民衆と、イエスのために悲しみ嘆く女たちとの大勢の群が、あとにつづいた。

23:28 イエスは女たちの方に振り向いて言われた、「エルサレムの娘さんたち、わたしのためには泣いてくれなくともよろしい。それよりは自分のため、自分の子供のために泣きなさい。

23:29 いまに人々が、『石女と、(子を)産んだことのない胎と、飲ませたことのない乳房とが羨ましい』と言う(恐ろしい)日が来るのだから。

 

24:20 逃げるのが冬や安息日にならないように祈れ。

 

[感話と引照]

●ユダヤ人は安息日には900m以上の歩行禁止。神なき人間の律法遵守の頑なさ

塚本訳使  1:12

1:12 それから彼らは、(このことのあった)いわゆるオリブ山からエルサレムに帰った。この山はエルサレムに近く、安息日の旅行距離[八百八十メートル](ほど)であった。

 

塚本訳マタ 12:11

12:11 彼らにこたえられた、「あなた達のうちには羊を一匹持っていて、もしそれが安息日に穴に落ち込めば、引っぱり上げてやらない者がだれかあるだろうか

 

24:21 その時、『世の始めから今日までになかった、』また(これからも)決してない『ような、』大きな『苦難が』臨むのだから。

 

[感話と引照]

●終末の苦難は前例がないほど大きいから「想定外」。人智では防御の方法がない

口語訳 ヨエ 2:2

2:2 これは暗く、薄暗い日、雲の群がるまっくらな日である。多くの強い民が/暗やみのようにもろもろの山をおおう。このようなことは昔からあったことがなく、後の代々の年にも再び起ることがないであろう。

 

塚本訳 ルカ 17:28-29

17:28 ロトの時にも、ちょうど同じようなことがあった。人々が飲んだり食ったり、売ったり買ったり、植えたり建てたりしていると、

17:29 ロトがソドムから出た日に、『(神は)天から火と硫黄とを降らせて、『一人のこらず滅ぼしてしまわれた。

 

●新天新地が生まれるためには、「想定外」の苦難という陣痛は避けて通れない。

塚本訳 マタ 24:6-8

24:6 戦争(を目のあたりに見たり、)また戦争の噂を聞くであろうが、あわてないように注意せよ。『それはおこらねばならないことである』が、しかしまだ最後ではない。

24:7 (世の終りが来る前に)『民族は民族に、国は国に向かって(敵となって)立ち上がり、』またここかしこに飢饉や地震があるのだから。

24:8 しかしこれは皆(まだ、新しい世界が生まれるための)陣痛の始めである。

 

塚本訳 使  1:20

1:20 詩篇に『彼の屋敷は荒れ果てよ、そこに住む人はなかれかし。』また、『彼の務めはほかの人に得させよ。』と書いてあるから(この言葉が成就しなければならなかったの)である

 

24:22 もしそれらの(苦難の)日が短くされなかったら、だれ一人助かる者はあるまい。しかし選ばれた人々のために、それらの日が短くされるであろう。

 

[感話と引照]

●苦難の日は短い。もし長ければ信者も苦難に耐えきれずに信仰を捨てて滅びる。

塚本訳 マタ 24:9-10

24:9 その時あなた達は苦しめられ、殺される。またわたしの弟子であるために、すべての国の人から憎まれる。

24:10 するとその時、『多くの人が信仰から離れて、』互に裏切り、互に憎むであろう。

 

24:23 その時『そら、ここに救世主が』とか、『ここに』とか言う者があっても、信ずるな。

 

[感話と引照]

●終末の時には思想的混乱が起こり、論争が始まる。人災論、天災論、神義論。

口語訳 申  13:6

13:6 同じ母に生れたあなたの兄弟、またはあなたのむすこ、娘、またはあなたのふところの妻、またはあなたと身命を共にする友が、ひそかに誘って『われわれは行って他の神々に仕えよう』と言うかも知れない。これはあなたも先祖たちも知らなかった神々、

 

24:24 偽救世主たち、『偽預言者たちが』あらわれて、大がかりな『奇蹟や不思議なことをして、』あわよくば、選ばれた人々までも迷わそうとするのだから。

 

[感話と引照]

●今回の原発で出現したのは、放射線恐怖症を煽る有識者。信者を信仰から離す。

塚本訳Tヨハ2:18

2:18 小さい人たちよ、(いまや)最後の時である。反キリストが現われるとかつてあなた達が聞いたように、今や沢山の反キリストが出ている。このことから、(いまが)最後の時であることをわたし達は知るのである。

 

塚本訳Uペテ2:1

2:1 しかし(昔イスラエルの)民の中に(真の預言者の外に)偽預言者がいたが、そのように君達の中にも偽の先生が出て来て、(帰依者を)滅亡(に陷れるか)の(勝手な)教義を持ち込み、(高い値をもって)彼らを買い取り給うた主人(イエス・キリスト)をさえ否定して、忽ち滅亡を身に招くのである。

 

24:25 この通り、あなた達には前もって言っておく。

 

[感話と引照]

●終末の時に、信者は信仰を試される。従って「慌てないように」と今から言う。

塚本訳 マコ 13:22-23

13:22 偽救世主たち、『偽預言者たちが』あらわれて、『奇蹟や不思議なことを行い、』あわよくば、選ばれた人々を惑わそうとするのである。

13:23 だからあなた達、気をつけておれ。あなた達には皆前もって言っておく。

 

塚本訳  ヨハ 16:1-4

16:1 このことを話したのは、(わたしがいなくなったあとで、)あなた達が(信仰に)つまずかないためである。

16:2 彼らはあなた達を礼拝堂追放にするにちがいない。それどころか、あなた達を殺す者が皆、神に奉仕しているかのように思う時が来るであろう。

16:3 彼らがそんなことをするのは、父上をもわたしをも知らないからである。

16:4 それにもかかわらずこのことを話したのは、その(迫害の)時が来た時、わたしがこう言ったことをあなた達に思い出させるためである。このことを始めから言わなかったのは、一しょにいた(ので、必要がなかった)からである。

 

24:26 だから、たとえ『そら、(救世主は)荒野にいる』と言う者があっても、出て行くな。『そら、奥の部屋に』と言っても、信ずるな。

 

[感話と引照]

●惑わす者はその実である行動や関心の対象で分かる。常に「遊び」に興味を持つ。

塚本訳 マタ 7:15-20

7:15 偽預言者に用心せよ。(やさしい)羊の皮をかぶって来るが、内側は強盗の狼である

7:16 (結ぶ)実で偽預言者はわかる。茨から葡萄が、薊から無花果がとれようか。

7:17 (そのように、)善い木は皆良い実を結び、わるい木は悪い実を結ぶ。

7:18 善い木に悪い実がなることは出来ず、わるい木に良い実がなることも出来ない。

7:19 良い実を結ばない木はどんな木でも、切られて火の中に投げ込まれる。

7:20 それだから、(結ぶ)実で、偽預言者はわかるのである

 

24:27 人の子(わたし)の来臨は、ちょうど稲妻が東から西に輝きわたるよう(に、はっきりわかるの)であるから。

 

[感話と引照]

●終末は大震災のように突然はっきり到来。「いつ如何に」の研究はしなくて良い

塚本訳マタ 24:3

24:3 オリブ山に坐っておられると、弟子たちだけでそばに来て言った、「(宮がくずれると言われますが、)そのことはいつ起るか、また、あなたの来臨と世の終りとには、どんな前兆があるか、話してください。

 

塚本訳 マタ 24:37-42

24:37 人の子の来臨は、ちょうどノアの(洪水の)時のようであるから。

24:38 すなわち洪水の前のあのころ、『ノアが箱船に入った』日まで、人々は飲んだり食ったり、嫁にやったり取ったりしていて、

24:39 洪水が来て一人のこらずさらってゆくまで、それに気づかなかった。人の子の来臨もこのようである。

24:40 その時、二人の男が畑にいると、一人は(天に)連れてゆかれ、一人は(地上に)のこされる。

24:41 二人の女が臼をひいていると、一人は連れてゆかれ、一人はのこされる。

24:42 だから(たえず)目を覚ましておれ。あなた達は主がいつの日来られるか、知らないのだから。

 

24:28 死骸のある所には、どこにでも鷲が集まる。

 

[感話と引照]

●人類の悪(死骸)が絶頂に達した時に、鷲(キリスト)が来臨してはっきり解る。

新共同 ヨブ 39:28-30

39:28 鷲は岩場に住み/牙のような岩や砦の上で夜を過ごす。

39:29 その上から餌を探して/はるかかなたまで目を光らせている。

39:30 その雛は血を飲むことを求め/死骸の傍らには必ずいる。

 

24:29 それらの苦難の日の後に、たちまち『日は暗く、月は光を放たず、』『星は』天から『落ち、もろもろの天体が』震われるであろう。

 

[感話と引照]

●今回の大震災と原発事故は地上の事。その苦難の後の終末の時は宇宙も崩壊する。

塚本訳ルカ 21:25-26

21:25 すると日と月と星とに(世の終りの不思議な)前兆があらわれ、地上では『海がどよめき荒れ狂うため、国々の民は』周章てふためき怖じまどい、

21:26 全世界に臨もうとしていることを思って、恐ろしさのあまり悶え死にする者があろう。『もろもろの天体が』震われるからである。

 

塚本訳 黙  6:12-13

6:12 また彼が第六の封印を開いた時、見ると、大きな地震が起こった。太陽は毛の荒布の(喪服の)ように黒くなり、(満)月はすっかり血のようになり、

6:13 天の星は(丁度)無花果の樹が大風に揺られてその夏生(なつな)りの無花果を落とすように地に落ちた。

 

24:30 するとその時、人の子(わたし)の徴が天に現われる。するとその時、『地上の民族はことごとく(これを見て)悲しむであろう。』そして『人の子(わたし)が』大いなる権力と栄光とをもって、『天の雲に乗って来るのを』見るであろう。

 

[感話と引照]

●終末を信じてなかった人は、「再臨の日」に「やっぱり来たか」と悔み嘆く。

塚本訳  黙  1:7

1:7 視よ、彼は雲に包まれて来たり給う。そして凡ての(人の)目が、然り、彼を刺した者らが彼を見るであろう。そして地上のあらゆる種族は、彼の(審判の恐ろしさの)故に胸を打つ(て嘆き悲しみ、後悔する)であろう!然り、アーメン

 

塚本訳 マタ 16:27-28

16:27 (永遠の命のために働け。)人の子(わたし)は父上の栄光に包まれ、自分の使いたちを引き連れて(ふたたび地上に)来るが、その時、『ひとりびとりの行いに応じて褒美を与えるのである』から。

 

塚本訳 マタ 26:64

26:64 イエスは(はじめて口を開いて)彼に言われる、「(そう言われるなら)御意見にまかせる。だが、わたしは言う、あなた方は今後『人の子(わたし)が』『大能の(神の)右に坐り、』『天の雲に乗って来るのを』見るであろう。」

 

24:31 すると(その時、)人の子は『大いなるラッパの響きと共に』自分の使いたちをやって、『天のこの果てからかの果てまで』『四方から、』選ばれた人々を『集めさせるであろう。』

 

[感話と引照]

●再臨の根拠。イエスが有体的に復活したのだから、有体的再臨は当然(聖知231-8)

塚本訳 Tテサ4:14-17

4:14 私達が信ずるようにもしイエスが死んで復活し給うたならば、神はイエスによって眠った者をも同様にイエスと共に連れ来たり給うであろうから。

4:15 然り、私達の主の御言をもってこのことを(はっきり)君達に言う(ことが出来る)──私達主の来臨(の時)まで生き残っている者は、(既に)眠った者に先立つ(て光栄に与る)ことは絶対に無い。

4:16 何故なら、(その時)主自ら号令と御使いの頭の声と神のラッパ(の響き)と共に天から下り給うて、キリストにおいて死んだ死人がまず復活し、

4:17 それから私達(その時まで)生き残っている者が主に会うため彼らと一緒に雲に乗って空中に奪い去られる。かくして私達はいつも主と共に居るのである。

 

●信者は、終末と再臨が早まるように祈れ。それは新天新地出現の祈りである

塚本訳 Tコリ16:21-22

16:21 (最後に、)パウロが自筆で挨拶する。

16:22 主を愛しない者があるなら、呪われよ!、マラナ、サ(主よ、来てください)!

 

塚本訳 Uペテ3:12-13

3:12 神の日の到来を待ち望みつつ(これを)早め(ることに努力せ)ねばならぬことであろう!その日『天は』焼けて解け去り、日月星辰は燃えて『溶けるであろう』。

3:13 しかし私達は彼の約束によって、義の住む『新しい天』と『新しい地』とを待ち望む。

 

●人間に「呻き」というものがあるのは、それを神が聴いて下さっている証拠

塚本訳ロマ 8:21-22

8:21 創造物自身も、滅亡の奴隷になっている(現在の)状態から自由にされて、神の子供たちがうける栄光と自由とにあずかるのだから。

8:22 わたし達が知っているように、全創造物は(かの日から)今まで、一しょになって呻き、一しょになって産みの苦しみをしている。(父なる神がこの  呻きに耳を傾けられないことがあろうか。)

 

●私達の呻きは復活のキリストが「今」一緒に呻いて神に取り成して下さっている

塚本訳 ロマ 8:25-26

8:25 しかしわたし達が見ていないものを望むとすれば、忍耐をもって待たねばならない。

8:26 しかし(創造物やわたし達神の子が苦しんでいると)同じように、御霊も、弱いわたし達を助けてくださる。すなわち、(神のみ心にかなうには)どう何を祈るべきかわからないので、御霊自身が、無言の呻きをもって(わたし達の祈りを神に)執り成してくださるのである。

 

●人間の努力では、人間も健康も家庭も教会エクレシアも国家も世界も完成しない

塚本訳ロマ 8:24

8:24 なぜなら、わたし達は(最後の日に救いが完成されるという)望みをもって、救われているからである。目に見ることのできる望みは望みではない。人はいま現に見ているものを、なんでその上望む必要があろうか。

 

●建物や道路等は人間の力で復興可能。放射線の汚染(罪に酷似)除去は神の力

口語訳 創  1:31

1:31 神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。

 

塚本訳 マコ 1:40-42

1:40 すると(ある日)一人の癩病人がイエスの所に来てひざまずき、「清めてください。お心さえあれば、お清めになれるのだから」と言って願った。

1:41 イエスは(そのあわれな姿を見て悪魔に対する)怒りに燃え、手をのばしてその人にさわり、「よろしい、清まれ」と言われると、

1:42 たちまち癩病が消えうせて、その人は清まった。

 

●贖われた者は、この世が未完成の不足感からではなく永遠の命の満足感で生きる

塚本訳 黙  22:2

22:2 都の大通りの真中と河の此方彼方に生命の樹があって、(一年に)十二度実を結ぶ、すなわち月毎に実が生るのである。そしてその樹の葉は諸国の民(の凡ての病と傷と)を医す。

 

塚本訳 黙  22:14

22:14 幸福なる哉、生命の樹に行き(その実を食い)、また(聖なる)都の門を入る権を得るために、その上衣を洗う者!

 

塚本訳 ロマ 12:1-2

12:1 (このように、神は偉大な計画によって人類を一人のこらず救おうとしておられるのであって、救いは確かである。)だから、兄弟たちよ、わたしは神のこの慈悲を指してあなた達に勧める。あなた達の体を(感謝のしるしとして神に)捧げよ。この生きた聖なる犠牲こそ、神のお気に入るものであり、(霊なる神を拝むにふさわしい、)あなた達の霊的な礼拝である。(あなた達の礼拝は動物を供えるような不合理なものでなく、全心全霊をささげる合理的な礼拝でなければならならない)

12:2 また、この世に調子を合わせてはならない。むしろ反対に、何が神の御心であるか、何が善であり、お気に入るものであり、また完全であるかを見分け得るために、(御霊によって)心を一新されて自分を造りかえていただけ。(そうすれば来るべき世への準備ができる。)

 

塚本訳 ルカ 16:9

16:9 それでわたしもあなた達に言う、あなた達も(この番頭に見習い、今のうちにこの世の)不正な富を利用して、(天に)友人[神]をつくっておけ。そうすれば富がなくなる時、その友人が永遠の住居に迎えてくださるであろう。

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