●マコ 4:1

4:1 イエスはまたも、海べで教えはじめられた。おびただしい群衆がみもとに集まったので、イエスは舟に乗ってすわったまま、海上におられ、群衆はみな海に沿って陸地にいた。

 

*「イエスはまたも、海べで教えはじめられた。」

Matthew 13:1-9

1その日、イエスは家を出て、海べにすわっておられた。  2ところが、大ぜいの群衆がみもとに集まったので、イエスは舟に乗ってすわられ、群衆はみな岸に立っていた。  3イエスは譬で多くの事を語り、こう言われた、「見よ、種まきが種をまきに出て行った。  4まいているうちに、道ばたに落ちた種があった。すると、鳥がきて食べてしまった。  5ほかの種は土の薄い石地に落ちた。そこは土が深くないので、すぐ芽を出したが、  6日が上ると焼けて、根がないために枯れてしまった。  7ほかの種はいばらの地に落ちた。すると、いばらが伸びて、ふさいでしまった。  8ほかの種は良い地に落ちて実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。  9耳のある者は聞くがよい」。

Mark 2:13

 13イエスはまた海べに出て行かれると、多くの人々がみもとに集まってきたので、彼らを教えられた。

Luke 8:4-8

 4さて、大ぜいの群衆が集まり、その上、町々からの人たちがイエスのところに、ぞくぞくと押し寄せてきたので、一つの譬で話をされた、  5「種まきが種をまきに出て行った。まいているうちに、ある種は道ばたに落ち、踏みつけられ、そして空の鳥に食べられてしまった。  6ほかの種は岩の上に落ち、はえはしたが水気がないので枯れてしまった。  7ほかの種は、いばらの間に落ちたので、いばらも一緒に茂ってきて、それをふさいでしまった。  8ところが、ほかの種は良い地に落ちたので、はえ育って百倍もの実を結んだ」。こう語られたのち、声をあげて「聞く耳のある者は聞くがよい」と言われた。

 

*「おびただしい群衆がみもとに集まったので、」

Luke 5:1-3

1さて、群衆が神の言を聞こうとして押し寄せてきたとき、イエスはゲネサレ湖畔に立っておられたが、  2そこに二そうの小舟が寄せてあるのをごらんになった。漁師たちは、舟からおりて網を洗っていた。  3その一そうはシモンの舟であったが、イエスはそれに乗り込み、シモンに頼んで岸から少しこぎ出させ、そしてすわって、舟の中から群衆にお教えになった。

 

*「その教」

Matthew 7:28

28イエスがこれらの言を語り終えられると、群衆はその教にひどく驚いた。

Mark 12:38

 38イエスはその教の中で言われた、「律法学者に気をつけなさい。彼らは長い衣を着て歩くことや、広場であいさつされることや、

John 7:16-17

 16そこでイエスは彼らに答えて言われた、「わたしの教はわたし自身の教ではなく、わたしをつかわされたかたの教である。  17神のみこころを行おうと思う者であれば、だれでも、わたしの語っているこの教が神からのものか、それとも、わたし自身から出たものか、わかるであろう。

John 18:19

 19大祭司はイエスに、弟子たちのことやイエスの教のことを尋ねた。

 

 

●マコ 4:2

4:2 イエスは譬で多くの事を教えられたが、その教の中で彼らにこう言われた、

 

*「イエスは譬で多くの事を教えられた」

Psalms 49:5

5わたしは耳をたとえに傾け、琴を鳴らして、わたしのなぞを解き明かそう。

Psalms 78:2

 2わが民よ、わが教を聞き、わが口の言葉に耳を傾けよ。

Matthew 13:3

 3イエスは譬で多くの事を語り、こう言われた、「見よ、種まきが種をまきに出て行った。

Matthew 13:10

 10それから、弟子たちがイエスに近寄ってきて言った、「なぜ、彼らに譬でお話しになるのですか」。

Matthew 13:34-35

 34イエスはこれらのことをすべて、譬で群衆に語られた。譬によらないでは何事も彼らに語られなかった。  35これは預言者によって言われたことが、成就するためである、「わたしは口を開いて譬を語り、世の初めから隠されていることを語り出そう」。

Mark 3:23

 23そこでイエスは彼らを呼び寄せ、譬をもって言われた、「どうして、サタンがサタンを追い出すことができようか。

Mark 4:11

 11そこでイエスは言われた、「あなたがたには神の国の奥義が授けられているが、ほかの者たちには、すべてが譬で語られる。

Mark 4:34

 34譬によらないでは語られなかったが、自分の弟子たちには、ひそかにすべてのことを解き明かされた。

 

*「その教」

Matthew 7:28

28イエスがこれらの言を語り終えられると、群衆はその教にひどく驚いた。

Mark 12:38

 38イエスはその教の中で言われた、「律法学者に気をつけなさい。彼らは長い衣を着て歩くことや、広場であいさつされることや、

John 7:16-17

 16そこでイエスは彼らに答えて言われた、「わたしの教はわたし自身の教ではなく、わたしをつかわされたかたの教である。  17神のみこころを行おうと思う者であれば、だれでも、わたしの語っているこの教が神からのものか、それとも、わたし自身から出たものか、わかるであろう。

John 18:19

 19大祭司はイエスに、弟子たちのことやイエスの教のことを尋ねた。

 

 

●マコ 4:3

4:3 「聞きなさい、種まきが種をまきに出て行った。

 

*「聞きなさい、」

Deuteronomy 4:1

1イスラエルよ、いま、わたしがあなたがたに教える定めと、おきてとを聞いて、これを行いなさい。そうすれば、あなたがたは生きることができ、あなたがたの先祖の神、主が賜わる地にはいって、それを自分のものとすることができよう。

Psalms 34:12

 12子らよ、来てわたしに聞け、わたしは主を恐るべきことをあなたがたに教えよう。

Psalms 45:11

 11娘よ、聞け、かえりみて耳を傾けよ。あなたの民と、あなたの父の家とを忘れよ。

Proverbs 7:24

 24子供らよ、今わたしの言うことを聞き、わが口の言葉に耳を傾けよ。

Proverbs 8:32

 32それゆえ、子供らよ、今わたしの言うことを聞け、わたしの道を守る者はさいわいである。

Isaiah 46:3

 3「ヤコブの家よ、イスラエルの家の残ったすべての者よ、生れ出た時から、わたしに負われ、胎を出た時から、わたしに持ち運ばれた者よ、わたしに聞け。

Isaiah 46:12

 12心をかたくなにして、救に遠い者よ、わたしに聞け。

Mark 4:9

 9そして言われた、「聞く耳のある者は聞くがよい」。

Mark 4:23

 23聞く耳のある者は聞くがよい」。

Mark 7:14

 14それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた、「あなたがたはみんな、わたしの言うことを聞いて悟るがよい。

Mark 7:16

 16〔聞く耳のある者は聞くがよい〕」。

Isaiah 55:1-2

1「さあ、かわいている者は/みな水にきたれ。金のない者もきたれ。来て買い求めて食べよ。あなたがたは来て、金を出さずに、ただでぶどう酒と乳とを買い求めよ。  2なぜ、あなたがたは、かてにもならぬもののために金を費し、飽きることもできぬもののために労するのか。わたしによく聞き従え。そうすれば、良い物を食べることができ、最も豊かな食物で、自分を楽しませることができる。

Acts 2:14

 14そこで、ペテロが十一人の者と共に立ちあがり、声をあげて人々に語りかけた。「ユダヤの人たち、ならびにエルサレムに住むすべてのかたがた、どうか、この事を知っていただきたい。わたしの言うことに耳を傾けていただきたい。

Hebrews 2:1-3

 1こういうわけだから、わたしたちは聞かされていることを、いっそう強く心に留めねばならない。そうでないと、おし流されてしまう。  2というのは、御使たちをとおして語られた御言が効力を持ち、あらゆる罪過と不従順とに対して正当な報いが加えられたとすれば、  3わたしたちは、こんなに尊い救をなおざりにしては、どうして報いをのがれることができようか。この救は、初め主によって語られたものであって、聞いた人々からわたしたちにあかしされ、

James 2:5

 5愛する兄弟たちよ。よく聞きなさい。神は、この世の貧しい人たちを選んで信仰に富ませ、神を愛する者たちに約束された御国の相続者とされたではないか。

Revelation of John 2:7

 7耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べることをゆるそう』。

Revelation of John 2:11

 11耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者は、第二の死によって滅ぼされることはない』。

Revelation of John 2:29

 29耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。

 

*「種まきが種をまきに出て行った」

Ecclesiastes 11:6

6朝のうちに種をまけ、夕まで手を休めてはならない。実るのは、これであるか、あれであるか、あるいは二つともに良いのであるか、あなたは知らないからである。

Isaiah 28:23-26

 23あなたがたは耳を傾けて、わが声を聞くがよい。心してわが言葉を聞くがよい。  24種をまくために耕す者は絶えず耕すだろうか。彼は絶えずその地をひらき、まぐわをもって土をならすだろうか。  25地のおもてを平らにしたならば、いのんどをまき、クミンをまき、小麦をうねに植え、大麦を定めた所に植え、スペルト麦をその境に植えないだろうか。  26これは彼の神が正しく、彼を導き教えられるからである。

Matthew 13:3

 3イエスは譬で多くの事を語り、こう言われた、「見よ、種まきが種をまきに出て行った。

Matthew 13:24

 24また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。

Matthew 13:26

 26芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。

Mark 4:14

 14種まきは御言をまくのである。

Mark 4:26-29

 26また言われた、「神の国は、ある人が地に種をまくようなものである。  27夜昼、寝起きしている間に、種は芽を出して育って行くが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。  28地はおのずから実を結ばせるもので、初めに芽、つぎに穂、つぎに穂の中に豊かな実ができる。  29実がいると、すぐにかまを入れる。刈入れ時がきたからである」。

Luke 8:5-8

 5「種まきが種をまきに出て行った。まいているうちに、ある種は道ばたに落ち、踏みつけられ、そして空の鳥に食べられてしまった。  6ほかの種は岩の上に落ち、はえはしたが水気がないので枯れてしまった。  7ほかの種は、いばらの間に落ちたので、いばらも一緒に茂ってきて、それをふさいでしまった。  8ところが、ほかの種は良い地に落ちたので、はえ育って百倍もの実を結んだ」。こう語られたのち、声をあげて「聞く耳のある者は聞くがよい」と言われた。

John 4:35-38

35あなたがたは、刈入れ時が来るまでには、まだ四か月あると、言っているではないか。しかし、わたしはあなたがたに言う。目をあげて畑を見なさい。はや色づいて刈入れを待っている。  36刈る者は報酬を受けて、永遠の命に至る実を集めている。まく者も刈る者も、共々に喜ぶためである。  37そこで、『ひとりがまき、ひとりが刈る』ということわざが、ほんとうのこととなる。  38わたしは、あなたがたをつかわして、あなたがたがそのために労苦しなかったものを刈りとらせた。ほかの人々が労苦し、あなたがたは、彼らの労苦の実にあずかっているのである」。

1 Corinthians 3:6-9

 6わたしは植え、アポロは水をそそいだ。しかし成長させて下さるのは、神である。  7だから、植える者も水をそそぐ者も、ともに取るに足りない。大事なのは、成長させて下さる神のみである。  8植える者と水をそそぐ者とは一つであって、それぞれその働きに応じて報酬を得るであろう。  9わたしたちは神の同労者である。あなたがたは神の畑であり、神の建物である。

 

 

●マコ 4:4

4:4 まいているうちに、道ばたに落ちた種があった。すると、鳥がきて食べてしまった。

 

「節全体」

Genesis 15:11

11荒い鳥が死体の上に降りるとき、アブラムはこれを追い払った。

Matthew 13:4

 4まいているうちに、道ばたに落ちた種があった。すると、鳥がきて食べてしまった。

Matthew 13:19

 19だれでも御国の言を聞いて悟らないならば、悪い者がきて、その人の心にまかれたものを奪いとって行く。道ばたにまかれたものというのは、そういう人のことである。

Mark 4:15

 15道ばたに御言がまかれたとは、こういう人たちのことである。すなわち、御言を聞くと、すぐにサタンがきて、彼らの中にまかれた御言を、奪って行くのである。

Luke 8:5

 5「種まきが種をまきに出て行った。まいているうちに、ある種は道ばたに落ち、踏みつけられ、そして空の鳥に食べられてしまった。

Luke 8:12

 12道ばたに落ちたのは、聞いたのち、信じることも救われることもないように、悪魔によってその心から御言が奪い取られる人たちのことである。

 

 

●マコ 4:5

4:5 ほかの種は土の薄い石地に落ちた。そこは土が深くないので、すぐ芽を出したが、

 

「節全体」

Ezekiel 11:19

19そしてわたしは彼らに一つの心を与え、彼らのうちに新しい霊を授け、彼らの肉から石の心を取り去って、肉の心を与える。

Ezekiel 36:26

 26わたしは新しい心をあなたがたに与え、新しい霊をあなたがたの内に授け、あなたがたの肉から、石の心を除いて、肉の心を与える。

Hosea 10:12

 12あなたがたは自分のために正義をまき、いつくしみの実を刈り取り、あなたがたの新田を耕せ。今は主を求むべき時である。主は来て救いを雨のように、あなたがたに降りそそがれる。

Amos 6:12

 12馬は岩の上を走るだろうか。人は牛で海を耕すだろうか。ところがあなたがたは公道を毒に変じ、正義の実をにがよもぎに変じた。

Matthew 13:5-6

 5ほかの種は土の薄い石地に落ちた。そこは土が深くないので、すぐ芽を出したが、  6日が上ると焼けて、根がないために枯れてしまった。

Matthew 13:20

 20石地にまかれたものというのは、御言を聞くと、すぐに喜んで受ける人のことである。

Mark 4:16-17

 16同じように、石地にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞くと、すぐに喜んで受けるが、  17自分の中に根がないので、しばらく続くだけである。そののち、御言のために困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてしまう。

Luke 8:6

 6ほかの種は岩の上に落ち、はえはしたが水気がないので枯れてしまった。

Luke 8:13

 13岩の上に落ちたのは、御言を聞いた時には喜んで受けいれるが、根が無いので、しばらくは信じていても、試錬の時が来ると、信仰を捨てる人たちのことである。

 

 

●マコ 4:6

4:6 日が上ると焼けて、根がないために枯れてしまった。

 

*「日が上ると焼けて、」

Song of Solomon 1:6

6わたしが日に焼けているがために、日がわたしを焼いたがために、わたしを見つめてはならない。わが母の子らは怒って、わたしにぶどう園を守らせた。しかし、わたしは自分のぶどう園を守らなかった。

Isaiah 25:4

 4あなたは貧しい者のとりでとなり、乏しい者の悩みのときのとりでとなり、あらしをさける避け所となり、熱さをさける陰となられた。あらぶる者の及ぼす害は、石がきを打つあらしのごとく、

Jonah 4:8

 8やがて太陽が出たとき、神が暑い東風を備え、また太陽がヨナの頭を照したので、ヨナは弱りはて、死ぬことを願って言った、「生きるよりも死ぬ方がわたしにはましだ」。

James 1:11

 11たとえば、太陽が上って熱風をおくると、草を枯らす。そしてその花は落ち、その美しい姿は消えうせてしまう。それと同じように、富んでいる者も、その一生の旅なかばで没落するであろう。

Revelation of John 7:16

 16彼らは、もはや飢えることがなく、かわくこともない。太陽も炎暑も、彼らを侵すことはない。

 

*「根がないために枯れてしまった。」

Psalms 1:3-4

3このような人は流れのほとりに植えられた木の/時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、そのなすところは皆栄える。  4悪しき者はそうでない、風の吹き去るもみがらのようだ。

Psalms 92:14-15

 14彼らは主の家に植えられ、われらの神の大庭に栄えます。  15彼らは年老いてなお実を結び、いつも生気に満ち、青々として、 [92:16] 主の正しいことを示すでしょう。主はわが岩です。主には少しの不義もありません。

Jeremiah 17:5-8

 5主はこう言われる、「おおよそ人を頼みとし肉なる者を自分の腕とし、その心が主を離れている人は、のろわれる。  6彼は荒野に育つ小さい木のように、何も良いことの来るのを見ない。荒野の、干上がった所に住み、人の住まない塩地にいる。  7おおよそ主にたより、主を頼みとする人はさいわいである。  8彼は水のほとりに植えた木のようで、その根を川にのばし、暑さにあっても恐れることはない。その葉は常に青く、ひでりの年にも憂えることなく、絶えず実を結ぶ」。

Ephesians 3:17

 17また、信仰によって、キリストがあなたがたの心のうちに住み、あなたがたが愛に根ざし愛を基として生活することにより、

Colossians 2:7

 7また、彼に根ざし、彼にあって建てられ、そして教えられたように、信仰が確立されて、あふれるばかり感謝しなさい。

2 Thessalonians 2:10

 10また、あらゆる不義の惑わしとを、滅ぶべき者どもに対して行うためである。彼らが滅びるのは、自分らの救となるべき真理に対する愛を受けいれなかった報いである。

Jude 12

 12彼らは、あなたがたの愛餐に加わるが、それを汚し、無遠慮に宴会に同席して、自分の腹を肥やしている。彼らは、いわば、風に吹きまわされる水なき雲、実らない枯れ果てて、抜き捨てられた秋の木、

 

 

●マコ 4:7

4:7 ほかの種はいばらの中に落ちた。すると、いばらが伸びて、ふさいでしまったので、実を結ばなかった。

 

「節全体」

Genesis 3:17-18

17更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、/地はあなたのためにのろわれ、/あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。  18地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、/あなたは野の草を食べるであろう。

Jeremiah 4:3

 3主はユダの人々とエルサレムに住む人々に/こう言われる、「あなたがたの新田を耕せ、いばらの中に種をまくな。

Matthew 13:7

 7ほかの種はいばらの地に落ちた。すると、いばらが伸びて、ふさいでしまった。

Matthew 13:22

 22また、いばらの中にまかれたものとは、御言を聞くが、世の心づかいと富の惑わしとが御言をふさぐので、実を結ばなくなる人のことである。

Mark 4:18-19

 18また、いばらの中にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞くが、  19世の心づかいと、富の惑わしと、その他いろいろな欲とがはいってきて、御言をふさぐので、実を結ばなくなる。

Luke 8:7

 7ほかの種は、いばらの間に落ちたので、いばらも一緒に茂ってきて、それをふさいでしまった。

Luke 8:14

 14いばらの中に落ちたのは、聞いてから日を過ごすうちに、生活の心づかいや富や快楽にふさがれて、実の熟するまでにならない人たちのことである。

Luke 12:15

 15それから人々にむかって言われた、「あらゆる貪欲に対してよくよく警戒しなさい。たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである」。

Luke 21:34

 34あなたがたが放縦や、泥酔や、世の煩いのために心が鈍っているうちに、思いがけないとき、その日がわなのようにあなたがたを捕えることがないように、よく注意していなさい。

1 Timothy 6:9-10

9富むことを願い求める者は、誘惑と、わなとに陥り、また、人を滅びと破壊とに沈ませる、無分別な恐ろしいさまざまの情欲に陷るのである。  10金銭を愛することは、すべての悪の根である。ある人々は欲ばって金銭を求めたため、信仰から迷い出て、多くの苦痛をもって自分自身を刺しとおした。

1 John 2:15-16

 15世と世にあるものとを、愛してはいけない。もし、世を愛する者があれば、父の愛は彼のうちにない。  16すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、持ち物の誇は、父から出たものではなく、世から出たものである。

 

 

●マコ 4:8

4:8 ほかの種は良い地に落ちた。そしてはえて、育って、ますます実を結び、三十倍、六十倍、百倍にもなった」。

 

*「ほかの種は良い地に落ちた。」

Isaiah 58:1

1「大いに呼ばわって声を惜しむな。あなたの声をラッパのようにあげ、わが民にそのとがを告げ、ヤコブの家にその罪を告げ示せ。

Jeremiah 23:29

 29主は仰せられる、わたしの言葉は火のようではないか。また岩を打ち砕く鎚のようではないか。

Matthew 13:8

 8ほかの種は良い地に落ちて実を結び、あるものは百倍、あるものは六十倍、あるものは三十倍にもなった。

Matthew 13:23

 23また、良い地にまかれたものとは、御言を聞いて悟る人のことであって、そういう人が実を結び、百倍、あるいは六十倍、あるいは三十倍にもなるのである」。

Mark 4:20

 20また、良い地にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞いて受けいれ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶのである」。

Luke 8:8

 8ところが、ほかの種は良い地に落ちたので、はえ育って百倍もの実を結んだ」。こう語られたのち、声をあげて「聞く耳のある者は聞くがよい」と言われた。

Luke 8:15

 15良い地に落ちたのは、御言を聞いたのち、これを正しい良い心でしっかりと守り、耐え忍んで実を結ぶに至る人たちのことである。

John 1:12-13

 12しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。  13それらの人は、血すじによらず、肉の欲によらず、また、人の欲にもよらず、ただ神によって生れたのである。

John 3:19-21

19そのさばきというのは、光がこの世にきたのに、人々はそのおこないが悪いために、光よりもやみの方を愛したことである。  20悪を行っている者はみな光を憎む。そして、そのおこないが明るみに出されるのを恐れて、光にこようとはしない。  21しかし、真理を行っている者は光に来る。その人のおこないの、神にあってなされたということが、明らかにされるためである。

John 7:17

 17神のみこころを行おうと思う者であれば、だれでも、わたしの語っているこの教が神からのものか、それとも、わたし自身から出たものか、わかるであろう。

John 15:5

 5わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。

Acts 17:11

 11ここにいるユダヤ人はテサロニケの者たちよりも素直であって、心から教を受けいれ、果してそのとおりかどうかを知ろうとして、日々聖書を調べていた。

Colossians 1:6

 6そして、この福音は、世界中いたる所でそうであるように、あなたがたのところでも、これを聞いて神の恵みを知ったとき以来、実を結んで成長しているのである。

Hebrews 4:1-2

 1それだから、神の安息にはいるべき約束が、まだ存続しているにかかわらず、万一にも、はいりそこなう者が、あなたがたの中から出ることがないように、注意しようではないか。  2というのは、彼らと同じく、わたしたちにも福音が伝えられているのである。しかし、その聞いた御言は、彼らには無益であった。それが、聞いた者たちに、信仰によって結びつけられなかったからである。

James 1:19-22

 19愛する兄弟たちよ。このことを知っておきなさい。人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである。  20人の怒りは、神の義を全うするものではないからである。  21だから、すべての汚れや、はなはだしい悪を捨て去って、心に植えつけられている御言を、すなおに受け入れなさい。御言には、あなたがたのたましいを救う力がある。  22そして、御言を行う人になりなさい。おのれを欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけない。

1 Peter 2:1-3

1だから、あらゆる悪意、あらゆる偽り、偽善、そねみ、いっさいの悪口を捨てて、  2今生れたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。それによっておい育ち、救に入るようになるためである。  3あなたがたは、主が恵み深いかたであることを、すでに味わい知ったはずである。

 

*「百倍にもなった」

Genesis 26:12

12イサクはその地に種をまいて、その年に百倍の収穫を得た。このように主が彼を祝福されたので、

Philippians 1:11

 11イエス・キリストによる義の実に満たされて、神の栄光とほまれとをあらわすに至るように。

 

 

●マコ 4:9

4:9 そして言われた、「聞く耳のある者は聞くがよい」。

 

「節全体」

Matthew 11:15

15耳のある者は聞くがよい。

Matthew 13:9

 9耳のある者は聞くがよい」。

Matthew 15:10

 10それからイエスは群衆を呼び寄せて言われた、「聞いて悟るがよい。

Mark 4:3

 3「聞きなさい、種まきが種をまきに出て行った。

Mark 4:23-24

 23聞く耳のある者は聞くがよい」。  24また彼らに言われた、「聞くことがらに注意しなさい。あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられ、その上になお増し加えられるであろう。

Mark 7:14

 14それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた、「あなたがたはみんな、わたしの言うことを聞いて悟るがよい。

Mark 7:16

 16〔聞く耳のある者は聞くがよい〕」。

Luke 8:18

 18だから、どう聞くかに注意するがよい。持っている人は更に与えられ、持っていない人は、持っていると思っているものまでも、取り上げられるであろう」。

Revelation of John 3:6

6耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。

Revelation of John 3:13

 13耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。

Revelation of John 3:22

 22耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』」。

 

 

 

●マコ 4:10

4:10 イエスがひとりになられた時、そばにいた者たちが、十二弟子と共に、これらの譬について尋ねた。

 

「節全体」

Proverbs 13:20

20知恵ある者とともに歩む者は知恵を得る。愚かな者の友となる者は害をうける。

Matthew 13:10-17

 10それから、弟子たちがイエスに近寄ってきて言った、「なぜ、彼らに譬でお話しになるのですか」。  11そこでイエスは答えて言われた、「あなたがたには、天国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていない。  12おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。  13だから、彼らには譬で語るのである。それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。  14こうしてイザヤの言った預言が、彼らの上に成就したのである。『あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、決して認めない。  15この民の心は鈍くなり、その耳は聞えにくく、その目は閉じている。それは、彼らが目で見ず、耳で聞かず、心で悟らず、悔い改めていやされることがないためである』。  16しかし、あなたがたの目は見ており、耳は聞いているから、さいわいである。  17あなたがたによく言っておく。多くの預言者や義人は、あなたがたの見ていることを見ようと熱心に願ったが、見ることができず、またあなたがたの聞いていることを聞こうとしたが、聞けなかったのである。

Matthew 13:36

 36それからイエスは、群衆をあとに残して家にはいられた。すると弟子たちは、みもとにきて言った、「畑の毒麦の譬を説明してください」。

Mark 4:34

 34譬によらないでは語られなかったが、自分の弟子たちには、ひそかにすべてのことを解き明かされた。

Mark 7:17

 17イエスが群衆を離れて家にはいられると、弟子たちはこの譬について尋ねた。

Luke 8:9-15

 9弟子たちは、この譬はどういう意味でしょうか、とイエスに質問した。  10そこで言われた、「あなたがたには、神の国の奥義を知ることが許されているが、ほかの人たちには、見ても見えず、聞いても悟られないために、譬で話すのである。  11この譬はこういう意味である。種は神の言である。  12道ばたに落ちたのは、聞いたのち、信じることも救われることもないように、悪魔によってその心から御言が奪い取られる人たちのことである。  13岩の上に落ちたのは、御言を聞いた時には喜んで受けいれるが、根が無いので、しばらくは信じていても、試錬の時が来ると、信仰を捨てる人たちのことである。  14いばらの中に落ちたのは、聞いてから日を過ごすうちに、生活の心づかいや富や快楽にふさがれて、実の熟するまでにならない人たちのことである。  15良い地に落ちたのは、御言を聞いたのち、これを正しい良い心でしっかりと守り、耐え忍んで実を結ぶに至る人たちのことである。

 

 

●マコ 4:11

4:11 そこでイエスは言われた、「あなたがたには神の国の奥義が授けられているが、ほかの者たちには、すべてが譬で語られる。

 

*「あなたがたには神の国の奥義が授けられているが、」

Matthew 11:25

25そのときイエスは声をあげて言われた、「天地の主なる父よ。あなたをほめたたえます。これらの事を知恵のある者や賢い者に隠して、幼な子にあらわしてくださいました。

Matthew 13:11-12

 11そこでイエスは答えて言われた、「あなたがたには、天国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていない。  12おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。

Matthew 13:16

 16しかし、あなたがたの目は見ており、耳は聞いているから、さいわいである。

Matthew 16:17

 17すると、イエスは彼にむかって言われた、「バルヨナ・シモン、あなたはさいわいである。あなたにこの事をあらわしたのは、血肉ではなく、天にいますわたしの父である。

Luke 8:10

 10そこで言われた、「あなたがたには、神の国の奥義を知ることが許されているが、ほかの人たちには、見ても見えず、聞いても悟られないために、譬で話すのである。

Luke 10:21-24

 21そのとき、イエスは聖霊によって喜びあふれて言われた、「天地の主なる父よ。あなたをほめたたえます。これらの事を知恵のある者や賢い者に隠して、幼な子にあらわしてくださいました。父よ、これはまことに、みこころにかなった事でした。  22すべての事は父からわたしに任せられています。そして、子がだれであるかは、父のほか知っている者はありません。また父がだれであるかは、子と、父をあらわそうとして子が選んだ者とのほか、だれも知っている者はいません」。  23それから弟子たちの方に振りむいて、ひそかに言われた、「あなたがたが見ていることを見る目は、さいわいである。  24あなたがたに言っておく。多くの預言者や王たちも、あなたがたの見ていることを見ようとしたが、見ることができず、あなたがたの聞いていることを聞こうとしたが、聞けなかったのである」。

1 Corinthians 4:7

 7いったい、あなたを偉くしているのは、だれなのか。あなたの持っているもので、もらっていないものがあるか。もしもらっているなら、なぜもらっていないもののように誇るのか。

2 Corinthians 4:6

 6「やみの中から光が照りいでよ」と仰せになった神は、キリストの顔に輝く神の栄光の知識を明らかにするために、わたしたちの心を照して下さったのである。

Ephesians 1:9

9御旨の奥義を、自らあらかじめ定められた計画に従って、わたしたちに示して下さったのである。

Ephesians 2:4-10

 4しかるに、あわれみに富む神は、わたしたちを愛して下さったその大きな愛をもって、  5罪過によって死んでいたわたしたちを、キリストと共に生かし――あなたがたの救われたのは、恵みによるのである――  6キリスト・イエスにあって、共によみがえらせ、共に天上で座につかせて下さったのである。  7それは、キリスト・イエスにあってわたしたちに賜わった慈愛による神の恵みの絶大な富を、きたるべき世々に示すためであった。  8あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。  9決して行いによるのではない。それは、だれも誇ることがないためなのである。  10わたしたちは神の作品であって、良い行いをするように、キリスト・イエスにあって造られたのである。神は、わたしたちが、良い行いをして日を過ごすようにと、あらかじめ備えて下さったのである。

Titus 3:3-7

 3わたしたちも以前には、無分別で、不従順な、迷っていた者であって、さまざまの情欲と快楽との奴隷になり、悪意とねたみとで日を過ごし、人に憎まれ、互に憎み合っていた。  4ところが、わたしたちの救主なる神の慈悲と博愛とが現れたとき、  5わたしたちの行った義のわざによってではなく、ただ神のあわれみによって、再生の洗いを受け、聖霊により新たにされて、わたしたちは救われたのである。  6この聖霊は、わたしたちの救主イエス・キリストをとおして、わたしたちの上に豊かに注がれた。  7これは、わたしたちが、キリストの恵みによって義とされ、永遠のいのちを望むことによって、御国をつぐ者となるためである。

James 1:16-18

 16愛する兄弟たちよ。思い違いをしてはいけない。  17あらゆる良い贈り物、あらゆる完全な賜物は、上から、光の父から下って来る。父には、変化とか回転の影とかいうものはない。  18父は、わたしたちを、いわば被造物の初穂とするために、真理の言葉によって御旨のままに、生み出して下さったのである。

1 John 5:20

 20さらに、神の子がきて、真実なかたを知る知力をわたしたちに授けて下さったことも、知っている。そして、わたしたちは、真実なかたにおり、御子イエス・キリストにおるのである。このかたは真実な神であり、永遠のいのちである。

 

*「ほかの者たちには、」

1 Corinthians 5:12-13

12外の人たちをさばくのは、わたしのすることであろうか。あなたがたのさばくべき者は、内の人たちではないか。外の人たちは、神がさばくのである。  13その悪人を、あなたがたの中から除いてしまいなさい。

Colossians 4:5

 5今の時を生かして用い、そとの人に対して賢く行動しなさい。

1 Thessalonians 4:12

 12そうすれば、外部の人々に対して品位を保ち、まただれの世話にもならずに、生活できるであろう。

1 Timothy 3:7

 7さらにまた、教会外の人々にもよく思われている人でなければならない。そうでないと、そしりを受け、悪魔のわなにかかるであろう。

 

*「すべてが譬で語られる」

Matthew 13:13

13だから、彼らには譬で語るのである。それは彼らが、見ても見ず、聞いても聞かず、また悟らないからである。

 

 

●マコ 4:12

4:12 それは/『彼らは見るには見るが、認めず、聞くには聞くが、悟らず、悔い改めてゆるされることがない』ためである」。

 

*「彼らは見るには見るが、認めず、聞くには聞くが、悟らず、」

Deuteronomy 29:4

4しかし、今日まで主はあなたがたの心に悟らせず、目に見させず、耳に聞かせられなかった。

Isaiah 6:9-10

 9主は言われた、「あなたは行って、この民にこう言いなさい、『あなたがたはくりかえし聞くがよい、しかし悟ってはならない。あなたがたはくりかえし見るがよい、しかしわかってはならない』と。  10あなたはこの民の心を鈍くし、その耳を聞えにくくし、その目を閉ざしなさい。これは彼らがその目で見、その耳で聞き、その心で悟り、悔い改めていやされることのないためである」。

Isaiah 44:18

 18これらの人は知ることがなく、また悟ることがない。その目はふさがれて見ることができず、その心は鈍くなって悟ることができない。

Jeremiah 5:21

 21「愚かで、悟りもなく、目があっても見えず、耳があっても聞えない民よ、これを聞け。

Matthew 13:14-15

 14こうしてイザヤの言った預言が、彼らの上に成就したのである。『あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、決して認めない。  15この民の心は鈍くなり、その耳は聞えにくく、その目は閉じている。それは、彼らが目で見ず、耳で聞かず、心で悟らず、悔い改めていやされることがないためである』。

Luke 8:10

 10そこで言われた、「あなたがたには、神の国の奥義を知ることが許されているが、ほかの人たちには、見ても見えず、聞いても悟られないために、譬で話すのである。

John 12:37-41

37このように多くのしるしを彼らの前でなさったが、彼らはイエスを信じなかった。  38それは、預言者イザヤの次の言葉が成就するためである、「主よ、わたしたちの説くところを、だれが信じたでしょうか。また、主のみ腕はだれに示されたでしょうか」。  39こういうわけで、彼らは信じることができなかった。イザヤはまた、こうも言った、  40「神は彼らの目をくらまし、心をかたくなになさった。それは、彼らが目で見ず、心で悟らず、悔い改めていやされることがないためである」。  41イザヤがこう言ったのは、イエスの栄光を見たからであって、イエスのことを語ったのである。

Acts 28:25-27

 25互に意見が合わなくて、みんなの者が帰ろうとしていた時、パウロはひとこと述べて言った、「聖霊はよくも預言者イザヤによって、あなたがたの先祖に語ったものである。  26『この民に行って言え、/あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、決して認めない。  27この民の心は鈍くなり、/その耳は聞えにくく、/その目は閉じている。それは、彼らが目で見ず、/耳で聞かず、/心で悟らず、悔い改めて/いやされることがないためである』。

Romans 11:8-10

 8「神は、彼らに鈍い心と、/見えない目と、聞えない耳とを与えて、/きょう、この日に及んでいる」/と書いてあるとおりである。  9ダビデもまた言っている、/「彼らの食卓は、彼らのわなとなれ、網となれ、/つまずきとなれ、報復となれ。  10彼らの目は、くらんで見えなくなれ、/彼らの背は、いつまでも曲っておれ」。

 

*「悔い改めてゆるされることがない』ためである」

John 12:37-41

37このように多くのしるしを彼らの前でなさったが、彼らはイエスを信じなかった。  38それは、預言者イザヤの次の言葉が成就するためである、「主よ、わたしたちの説くところを、だれが信じたでしょうか。また、主のみ腕はだれに示されたでしょうか」。  39こういうわけで、彼らは信じることができなかった。イザヤはまた、こうも言った、  40「神は彼らの目をくらまし、心をかたくなになさった。それは、彼らが目で見ず、心で悟らず、悔い改めていやされることがないためである」。  41イザヤがこう言ったのは、イエスの栄光を見たからであって、イエスのことを語ったのである。

Acts 28:25-27

 25互に意見が合わなくて、みんなの者が帰ろうとしていた時、パウロはひとこと述べて言った、「聖霊はよくも預言者イザヤによって、あなたがたの先祖に語ったものである。  26『この民に行って言え、/あなたがたは聞くには聞くが、決して悟らない。見るには見るが、決して認めない。  27この民の心は鈍くなり、/その耳は聞えにくく、/その目は閉じている。それは、彼らが目で見ず、/耳で聞かず、/心で悟らず、悔い改めて/いやされることがないためである』。

Romans 11:8-10

 8「神は、彼らに鈍い心と、/見えない目と、聞えない耳とを与えて、/きょう、この日に及んでいる」/と書いてあるとおりである。  9ダビデもまた言っている、/「彼らの食卓は、彼らのわなとなれ、網となれ、/つまずきとなれ、報復となれ。  10彼らの目は、くらんで見えなくなれ、/彼らの背は、いつまでも曲っておれ」。

 

 

●マコ 4:13

4:13 また彼らに言われた、「あなたがたはこの譬がわからないのか。それでは、どうしてすべての譬がわかるだろうか。

 

*「あなたがたはこの譬がわからないのか。」

Matthew 13:51-52

51あなたがたは、これらのことが皆わかったか」。彼らは「わかりました」と答えた。  52そこで、イエスは彼らに言われた、「それだから、天国のことを学んだ学者は、新しいものと古いものとを、その倉から取り出す一家の主人のようなものである」。

Matthew 15:15-17

 15ペテロが答えて言った、「その譬を説明してください」。  16イエスは言われた、「あなたがたも、まだわからないのか。  17口にはいってくるものは、みな腹の中にはいり、そして、外に出て行くことを知らないのか。

Matthew 16:8-9

 8イエスはそれと知って言われた、「信仰の薄い者たちよ、なぜパンがないからだと互に論じ合っているのか。  9まだわからないのか。覚えていないのか。五つのパンを五千人に分けたとき、幾かご拾ったか。

Mark 7:17-18

 17イエスが群衆を離れて家にはいられると、弟子たちはこの譬について尋ねた。  18すると、言われた、「あなたがたも、そんなに鈍いのか。すべて、外から人の中にはいって来るものは、人を汚し得ないことが、わからないのか。

Luke 24:25

 25そこでイエスが言われた、「ああ、愚かで心のにぶいため、預言者たちが説いたすべての事を信じられない者たちよ。

1 Corinthians 3:1-2

 1兄弟たちよ。わたしはあなたがたには、霊の人に対するように話すことができず、むしろ、肉に属する者、すなわち、キリストにある幼な子に話すように話した。  2あなたがたに乳を飲ませて、堅い食物は与えなかった。食べる力が、まだあなたがたになかったからである。今になってもその力がない。

Hebrews 5:11-14

11このことについては、言いたいことがたくさんあるが、あなたがたの耳が鈍くなっているので、それを説き明かすことはむずかしい。  12あなたがたは、久しい以前からすでに教師となっているはずなのに、もう一度神の言の初歩を、人から手ほどきしてもらわねばならない始末である。あなたがたは堅い食物ではなく、乳を必要としている。  13すべて乳を飲んでいる者は、幼な子なのだから、義の言葉を味わうことができない。  14しかし、堅い食物は、善悪を見わける感覚を実際に働かせて訓練された成人のとるべきものである。

Revelation of John 3:19

 19すべてわたしの愛している者を、わたしはしかったり、懲らしめたりする。だから、熱心になって悔い改めなさい。

 

 

●マコ 4:14

4:14 種まきは御言をまくのである。

 

*「種まき」

Isaiah 32:20

20すべての水のほとりに種をまき、牛およびろばを自由に放ちおくあなたがたは、さいわいである。

Matthew 13:19

 19だれでも御国の言を聞いて悟らないならば、悪い者がきて、その人の心にまかれたものを奪いとって行く。道ばたにまかれたものというのは、そういう人のことである。

Matthew 13:37

 37イエスは答えて言われた、「良い種をまく者は、人の子である。

Mark 4:3

 3「聞きなさい、種まきが種をまきに出て行った。

Luke 8:11

 11この譬はこういう意味である。種は神の言である。

 

*「御言」

Mark 2:2

2多くの人々が集まってきて、もはや戸口のあたりまでも、すきまが無いほどになった。そして、イエスは御言を彼らに語っておられた。

Colossians 1:5-6

 5この愛は、あなたがたのために天にたくわえられている望みに基くものであり、その望みについては、あなたがたはすでに、あなたがたのところまで伝えられた福音の真理の言葉によって聞いている。  6そして、この福音は、世界中いたる所でそうであるように、あなたがたのところでも、これを聞いて神の恵みを知ったとき以来、実を結んで成長しているのである。

1 Peter 1:23-25

 23あなたがたが新たに生れたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変ることのない生ける御言によったのである。  24「人はみな草のごとく、/その栄華はみな草の花に似ている。草は枯れ、/花は散る。  25しかし、主の言葉は、とこしえに残る」。これが、あなたがたに宣べ伝えられた御言葉である。

 

 

●マコ 4:15

4:15 道ばたに御言がまかれたとは、こういう人たちのことである。すなわち、御言を聞くと、すぐにサタンがきて、彼らの中にまかれた御言を、奪って行くのである。

 

*「道ばたに御言がまかれたとは、こういう人たちのことである」

Genesis 19:14

14そこでロトは出て行って、その娘たちをめとるむこたちに告げて言った、「立ってこの所から出なさい。主がこの町を滅ぼされます」。しかしそれはむこたちには戯むれごとに思えた。

Isaiah 53:1

 1だれがわれわれの聞いたことを/信じ得たか。主の腕は、だれにあらわれたか。

Matthew 22:5

 5しかし、彼らは知らぬ顔をして、ひとりは自分の畑に、ひとりは自分の商売に出て行き、

Mark 4:4

 4まいているうちに、道ばたに落ちた種があった。すると、鳥がきて食べてしまった。

Luke 8:12

 12道ばたに落ちたのは、聞いたのち、信じることも救われることもないように、悪魔によってその心から御言が奪い取られる人たちのことである。

Luke 14:18-19

 18ところが、みんな一様に断りはじめた。最初の人は、『わたしは土地を買いましたので、行って見なければなりません。どうぞ、おゆるしください』と言った。  19ほかの人は、『わたしは五対の牛を買いましたので、それをしらべに行くところです。どうぞ、おゆるしください』、

Acts 17:18-20

18また、エピクロス派やストア派の哲学者数人も、パウロと議論を戦わせていたが、その中のある者たちが言った、「このおしゃべりは、いったい、何を言おうとしているのか」。また、ほかの者たちは、「あれは、異国の神々を伝えようとしているらしい」と言った。パウロが、イエスと復活とを、宣べ伝えていたからであった。  19そこで、彼らはパウロをアレオパゴスの評議所に連れて行って、「君の語っている新しい教がどんなものか、知らせてもらえまいか。  20君がなんだか珍らしいことをわれわれに聞かせているので、それがなんの事なのか知りたいと思うのだ」と言った。

Acts 17:32

 32死人のよみがえりのことを聞くと、ある者たちはあざ笑い、またある者たちは、「この事については、いずれまた聞くことにする」と言った。

Acts 18:14-17

 14パウロが口を開こうとすると、ガリオはユダヤ人たちに言った、「ユダヤ人諸君、何か不法行為とか、悪質の犯罪とかのことなら、わたしは当然、諸君の訴えを取り上げもしようが、  15これは諸君の言葉や名称や律法に関する問題なのだから、諸君みずから始末するがよかろう。わたしはそんな事の裁判人にはなりたくない」。  16こう言って、彼らを法廷から追いはらった。  17そこで、みんなの者は、会堂司ソステネを引き捕え、法廷の前で打ちたたいた。ガリオはそれに対して、そ知らぬ顔をしていた。

Acts 25:19-20

 19ただ、彼と争い合っているのは、彼ら自身の宗教に関し、また、死んでしまったのに生きているとパウロが主張しているイエスなる者に関する問題に過ぎない。  20これらの問題を、どう取り扱ってよいかわからなかったので、わたしは彼に、『エルサレムに行って、これらの問題について、そこでさばいてもらいたくはないか』と尋ねてみた。

Acts 26:31-32

 31退場してから、互に語り合って言った、「あの人は、死や投獄に当るようなことをしてはいない」。  32そして、アグリッパがフェストに言った、「あの人は、カイザルに上訴していなかったら、ゆるされたであろうに」。

Hebrews 2:1

 1こういうわけだから、わたしたちは聞かされていることを、いっそう強く心に留めねばならない。そうでないと、おし流されてしまう。

Hebrews 12:16

 16また、一杯の食のために長子の権利を売ったエサウのように、不品行な俗悪な者にならないようにしなさい。

 

*「御言を聞くと、すぐにサタンがきて、彼らの中にまかれた御言を、奪って行くのである」

Job 1:6-12

6ある日、神の子たちが来て、主の前に立った。サタンも来てその中にいた。  7主は言われた、「あなたはどこから来たか」。サタンは主に答えて言った、「地を行きめぐり、あちらこちら歩いてきました」。  8主はサタンに言われた、「あなたはわたしのしもべヨブのように全く、かつ正しく、神を恐れ、悪に遠ざかる者の世にないことを気づいたか」。  9サタンは主に答えて言った、「ヨブはいたずらに神を恐れましょうか。  10あなたは彼とその家およびすべての所有物のまわりにくまなく、まがきを設けられたではありませんか。あなたは彼の勤労を祝福されたので、その家畜は地にふえたのです。  11しかし今あなたの手を伸べて、彼のすべての所有物を撃ってごらんなさい。彼は必ずあなたの顔に向かって、あなたをのろうでしょう」。  12主はサタンに言われた、「見よ、彼のすべての所有物をあなたの手にまかせる。ただ彼の身に手をつけてはならない」。サタンは主の前から出て行った。

Zechariah 3:1

 1時に主は大祭司ヨシュアが、主の使の前に立ち、サタンがその右に立って、これを訴えているのをわたしに示された。

Matthew 13:19

 19だれでも御国の言を聞いて悟らないならば、悪い者がきて、その人の心にまかれたものを奪いとって行く。道ばたにまかれたものというのは、そういう人のことである。

Acts 5:3

 3そこで、ペテロが言った、「アナニヤよ、どうしてあなたは、自分の心をサタンに奪われて、聖霊を欺き、地所の代金をごまかしたのか。

2 Corinthians 2:11

 11そうするのは、サタンに欺かれることのないためである。わたしたちは、彼の策略を知らないわけではない。

2 Corinthians 4:3-4

 3もしわたしたちの福音がおおわれているなら、滅びる者どもにとっておおわれているのである。  4彼らの場合、この世の神が不信の者たちの思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光の福音の輝きを、見えなくしているのである。

2 Thessalonians 2:9

9不法の者が来るのは、サタンの働きによるのであって、あらゆる偽りの力と、しるしと、不思議と、

1 Peter 5:8

 8身を慎み、目をさましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたけるししのように、食いつくすべきものを求めて歩き回っている。

Revelation of John 12:9

 9この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された。

Revelation of John 20:2-3

 2彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、  3そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終るまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。その後、しばらくの間だけ解放されることになっていた。

Revelation of John 20:7

 7千年の期間が終ると、サタンはその獄から解放される。

Revelation of John 20:10

 10そして、彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄との池に投げ込まれた。そこには、獣もにせ預言者もいて、彼らは世々限りなく日夜、苦しめられるのである。

 

 

●マコ 4:16

4:16 同じように、石地にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞くと、すぐに喜んで受けるが、

 

「節全体」

Ezekiel 33:31-32

31彼らは民が来るようにあなたの所に来、わたしの民のようにあなたの前に座して、あなたの言葉を聞く。しかし彼らはそれを行わない。彼等は口先では多くの愛を現すが、その心は利におもむいている。  32見よ、あなたは彼らには、美しい声で愛の歌をうたう者のように、また楽器をよく奏する者のように思われる。彼らはあなたの言葉は聞くが、それを行おうとはしない。

Matthew 8:19-20

 19するとひとりの律法学者が近づいてきて言った、「先生、あなたがおいでになる所なら、どこへでも従ってまいります」。  20イエスはその人に言われた、「きつねには穴があり、空の鳥には巣がある。しかし、人の子にはまくらする所がない」。

Matthew 13:20-21

 20石地にまかれたものというのは、御言を聞くと、すぐに喜んで受ける人のことである。  21その中に根がないので、しばらく続くだけであって、御言のために困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてしまう。

Mark 6:20

 20それはヘロデが、ヨハネは正しくて聖なる人であることを知って、彼を恐れ、彼に保護を加え、またその教を聞いて非常に悩みながらも、なお喜んで聞いていたからである。

Mark 10:17-22

 17イエスが道に出て行かれると、ひとりの人が走り寄り、みまえにひざまずいて尋ねた、「よき師よ、永遠の生命を受けるために、何をしたらよいでしょうか」。  18イエスは言われた、「なぜわたしをよき者と言うのか。神ひとりのほかによい者はいない。  19いましめはあなたの知っているとおりである。『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。欺き取るな。父と母とを敬え』」。  20すると、彼は言った、「先生、それらの事はみな、小さい時から守っております」。  21イエスは彼に目をとめ、いつくしんで言われた、「あなたに足りないことが一つある。帰って、持っているものをみな売り払って、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に宝を持つようになろう。そして、わたしに従ってきなさい」。  22すると、彼はこの言葉を聞いて、顔を曇らせ、悲しみながら立ち去った。たくさんの資産を持っていたからである。

Luke 8:13

 13岩の上に落ちたのは、御言を聞いた時には喜んで受けいれるが、根が無いので、しばらくは信じていても、試錬の時が来ると、信仰を捨てる人たちのことである。

John 5:35

35ヨハネは燃えて輝くあかりであった。あなたがたは、しばらくの間その光を喜び楽しもうとした。

Acts 8:13

 13シモン自身も信じて、バプテスマを受け、それから、引きつづきピリポについて行った。そして、数々のしるしやめざましい奇跡が行われるのを見て、驚いていた。

Acts 8:18-21

 18シモンは、使徒たちが手をおいたために、御霊が人々に授けられたのを見て、金をさし出し、  19「わたしが手をおけばだれにでも聖霊が授けられるように、その力をわたしにも下さい」と言った。  20そこで、ペテロが彼に言った、「おまえの金は、おまえもろとも、うせてしまえ。神の賜物が、金で得られるなどと思っているのか。  21おまえの心が、神の前に正しくないから、おまえは、とうてい、この事にあずかることができない。

Acts 24:25-26

 25そこで、パウロが、正義、節制、未来の審判などについて論じていると、ペリクスは不安を感じてきて、言った、「きょうはこれで帰るがよい。また、よい機会を得たら、呼び出すことにする」。  26彼は、それと同時に、パウロから金をもらいたい下ごころがあったので、たびたびパウロを呼び出しては語り合った。

Acts 26:28

 28アグリッパがパウロに言った、「おまえは少し説いただけで、わたしをクリスチャンにしようとしている」。

 

 

●マコ 4:17

4:17 自分の中に根がないので、しばらく続くだけである。そののち、御言のために困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてしまう。

 

*「自分の中に根がないので、しばらく続くだけである。」

Job 19:28

28あなたがたがもし『われわれはどうして/彼を責めようか』と言い、/また『事の根源は彼のうちに見いだされる』/と言うならば、

Job 27:8-10

 8神が彼を断ち、その魂を抜きとられるとき、/神を信じない者になんの望みがあろう。  9災が彼に臨むとき、/神はその叫びを聞かれるであろうか。  10彼は全能者を喜ぶであろうか、/常に神を呼ぶであろうか。

Matthew 12:31

 31だから、あなたがたに言っておく。人には、その犯すすべての罪も神を汚す言葉も、ゆるされる。しかし、聖霊を汚す言葉は、ゆるされることはない。

Mark 4:5-6

 5ほかの種は土の薄い石地に落ちた。そこは土が深くないので、すぐ芽を出したが、  6日が上ると焼けて、根がないために枯れてしまった。

Luke 12:10

 10また、人の子に言い逆らう者はゆるされるであろうが、聖霊をけがす者は、ゆるされることはない。

John 8:31

 31イエスは自分を信じたユダヤ人たちに言われた、「もしわたしの言葉のうちにとどまっておるなら、あなたがたは、ほんとうにわたしの弟子なのである。

John 15:2-7

 2わたしにつながっている枝で実を結ばないものは、父がすべてこれをとりのぞき、実を結ぶものは、もっと豊かに実らせるために、手入れしてこれをきれいになさるのである。  3あなたがたは、わたしが語った言葉によって既にきよくされている。  4わたしにつながっていなさい。そうすれば、わたしはあなたがたとつながっていよう。枝がぶどうの木につながっていなければ、自分だけでは実を結ぶことができないように、あなたがたもわたしにつながっていなければ実を結ぶことができない。  5わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。  6人がわたしにつながっていないならば、枝のように外に投げすてられて枯れる。人々はそれをかき集め、火に投げ入れて、焼いてしまうのである。  7あなたがたがわたしにつながっており、わたしの言葉があなたがたにとどまっているならば、なんでも望むものを求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう。

2 Timothy 1:15

15あなたの知っているように、アジヤにいる者たちは、皆わたしから離れて行った。その中には、フゲロとヘルモゲネもいる。

2 Timothy 2:17-18

 17彼らの言葉は、がんのように腐れひろがるであろう。その中にはヒメナオとピレトとがいる。  18彼らは真理からはずれ、復活はすでに済んでしまったと言い、そして、ある人々の信仰をくつがえしている。

2 Timothy 4:10

 10デマスはこの世を愛し、わたしを捨ててテサロニケに行ってしまい、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに行った。

1 John 2:19

 19彼らはわたしたちから出て行った。しかし、彼らはわたしたちに属する者ではなかったのである。もし属する者であったなら、わたしたちと一緒にとどまっていたであろう。しかし、出て行ったのは、元来、彼らがみなわたしたちに属さない者であることが、明らかにされるためである。

 

*「そののち、御言のために困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてしまう。」

Matthew 11:6

6わたしにつまずかない者は、さいわいである」。

Matthew 13:21

 21その中に根がないので、しばらく続くだけであって、御言のために困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてしまう。

Matthew 24:9-10

 9そのとき人々は、あなたがたを苦しみにあわせ、また殺すであろう。またあなたがたは、わたしの名のゆえにすべての民に憎まれるであろう。  10そのとき、多くの人がつまずき、また互に裏切り、憎み合うであろう。

1 Corinthians 10:12-13

 12だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。  13あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。

Galatians 6:12

 12いったい、肉において見えを飾ろうとする者たちは、キリスト・イエスの十字架のゆえに、迫害を受けたくないばかりに、あなたがたにしいて割礼を受けさせようとする。

1 Thessalonians 3:3-5

 3このような患難の中にあって、動揺する者がひとりもないように励ますためであった。あなたがたの知っているとおり、わたしたちは患難に会うように定められているのである。  4そして、あなたがたの所にいたとき、わたしたちがやがて患難に会うことをあらかじめ言っておいたが、あなたがたの知っているように、今そのとおりになったのである。  5そこで、わたしはこれ以上耐えられなくなって、もしや「試みる者」があなたがたを試み、そのためにわたしたちの労苦がむだになりはしないかと気づかって、あなたがたの信仰を知るために、彼をつかわしたのである。

2 Timothy 4:16

 16わたしの第一回の弁明の際には、わたしに味方をする者はひとりもなく、みなわたしを捨てて行った。どうか、彼らが、そのために責められることがないように。

Hebrews 10:29

29神の子を踏みつけ、自分がきよめられた契約の血を汚れたものとし、さらに恵みの御霊を侮る者は、どんなにか重い刑罰に価することであろう。

Revelation of John 2:10

 10あなたの受けようとする苦しみを恐れてはならない。見よ、悪魔が、あなたがたのうちのある者をためすために、獄に入れようとしている。あなたがたは十日の間、苦難にあうであろう。死に至るまで忠実であれ。そうすれば、いのちの冠を与えよう。

Revelation of John 2:13

 13わたしはあなたの住んでいる所を知っている。そこにはサタンの座がある。あなたは、わたしの名を堅く持ちつづけ、わたしの忠実な証人アンテパスがサタンの住んでいるあなたがたの所で殺された時でさえ、わたしに対する信仰を捨てなかった。

●マコ 4:18

4:18 また、いばらの中にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞くが、

 

*「節全体」

Jeremiah 4:3

3主はユダの人々とエルサレムに住む人々に/こう言われる、「あなたがたの新田を耕せ、いばらの中に種をまくな。

Matthew 13:22

 22また、いばらの中にまかれたものとは、御言を聞くが、世の心づかいと富の惑わしとが御言をふさぐので、実を結ばなくなる人のことである。

Mark 4:7

 7ほかの種はいばらの中に落ちた。すると、いばらが伸びて、ふさいでしまったので、実を結ばなかった。

Luke 8:14

 14いばらの中に落ちたのは、聞いてから日を過ごすうちに、生活の心づかいや富や快楽にふさがれて、実の熟するまでにならない人たちのことである。

 

 

●マコ 4:19

4:19 世の心づかいと、富の惑わしと、その他いろいろな欲とがはいってきて、御言をふさぐので、実を結ばなくなる。

 

*「世の心づかい」

Luke 10:41

41主は答えて言われた、「マルタよ、マルタよ、あなたは多くのことに心を配って思いわずらっている。

Luke 12:17-21

 17そこで彼は心の中で、『どうしようか、わたしの作物をしまっておく所がないのだが』と思いめぐらして  18言った、『こうしよう。わたしの倉を取りこわし、もっと大きいのを建てて、そこに穀物や食糧を全部しまい込もう。  19そして自分の魂に言おう。たましいよ、おまえには長年分の食糧がたくさんたくわえてある。さあ安心せよ、食え、飲め、楽しめ』。  20すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。  21自分のために宝を積んで神に対して富まない者は、これと同じである」。

Luke 12:29-30

 29あなたがたも、何を食べ、何を飲もうかと、あくせくするな、また気を使うな。  30これらのものは皆、この世の異邦人が切に求めているものである。あなたがたの父は、これらのものがあなたがたに必要であることを、ご存じである。

Luke 14:18-20

 18ところが、みんな一様に断りはじめた。最初の人は、『わたしは土地を買いましたので、行って見なければなりません。どうぞ、おゆるしください』と言った。  19ほかの人は、『わたしは五対の牛を買いましたので、それをしらべに行くところです。どうぞ、おゆるしください』、  20もうひとりの人は、『わたしは妻をめとりましたので、参ることができません』と言った。

Luke 21:34

 34あなたがたが放縦や、泥酔や、世の煩いのために心が鈍っているうちに、思いがけないとき、その日がわなのようにあなたがたを捕えることがないように、よく注意していなさい。

Philippians 4:6

 6何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。

2 Timothy 4:10

 10デマスはこの世を愛し、わたしを捨ててテサロニケに行ってしまい、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに行った。

 

*「富の惑わし」

Proverbs 23:5

5あなたの目をそれにとめると、それはない、富はたちまち自ら翼を生じて、わしのように天に飛び去るからだ。

Ecclesiastes 4:8

 8ここに人がある。ひとりであって、仲間もなく、子もなく、兄弟もない。それでも彼の労苦は窮まりなく、その目は富に飽くことがない。また彼は言わない、「わたしはだれのために労するのか、どうして自分を楽しませないのか」と。これもまた空であって、苦しいわざである。

Ecclesiastes 5:10-16

 10金銭を好む者は金銭をもって満足しない。富を好む者は富を得て満足しない。これもまた空である。  11財産が増せば、これを食う者も増す。その持ち主は目にそれを見るだけで、なんの益があるか。  12働く者は食べることが少なくても多くても、快く眠る。しかし飽き足りるほどの富は、彼に眠ることをゆるさない。  13わたしは日の下に悲しむべき悪のあるのを見た。すなわち、富はこれをたくわえるその持ち主に害を及ぼすことである。  14またその富は不幸な出来事によってうせ行くことである。それで、その人が子をもうけても、彼の手には何も残らない。  15彼は母の胎から出てきたように、すなわち裸で出てきたように帰って行く。彼はその労苦によって得た何物をもその手に携え行くことができない。  16人は全くその来たように、また去って行かなければならない。これもまた悲しむべき悪である。風のために労する者になんの益があるか。

1 Timothy 6:9-10

 9富むことを願い求める者は、誘惑と、わなとに陥り、また、人を滅びと破壊とに沈ませる、無分別な恐ろしいさまざまの情欲に陷るのである。  10金銭を愛することは、すべての悪の根である。ある人々は欲ばって金銭を求めたため、信仰から迷い出て、多くの苦痛をもって自分自身を刺しとおした。

1 Timothy 6:17

 17この世で富んでいる者たちに、命じなさい。高慢にならず、たよりにならない富に望みをおかず、むしろ、わたしたちにすべての物を豊かに備えて楽しませて下さる神に、のぞみをおくように、

 

*「その他いろいろな欲とがはいってきて」

1 Peter 4:2-3

2それは、肉における残りの生涯を、もはや人間の欲情によらず、神の御旨によって過ごすためである。  3過ぎ去った時代には、あなたがたは、異邦人の好みにまかせて、好色、欲情、酔酒、宴楽、暴飲、気ままな偶像礼拝などにふけってきたが、もうそれで十分であろう。

1 John 2:15-17

 15世と世にあるものとを、愛してはいけない。もし、世を愛する者があれば、父の愛は彼のうちにない。  16すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、持ち物の誇は、父から出たものではなく、世から出たものである。  17世と世の欲とは過ぎ去る。しかし、神の御旨を行う者は、永遠にながらえる。

 

*「御言をふさぐので、実を結ばなくなる」

Isaiah 5:2

2彼はそれを掘りおこし、石を除き、それに良いぶどうを植え、その中に物見やぐらを建て、またその中に酒ぶねを掘り、良いぶどうの結ぶのを待ち望んだ。ところが結んだものは野ぶどうであった。

Isaiah 5:4

 4わたしが、ぶどう畑になした事のほかに、何かなすべきことがあるか。わたしは良いぶどうの結ぶのを待ち望んだのに、どうして野ぶどうを結んだのか。

Matthew 3:10

 10斧がすでに木の根もとに置かれている。だから、良い実を結ばない木はことごとく切られて、火の中に投げ込まれるのだ。

John 15:2

 2わたしにつながっている枝で実を結ばないものは、父がすべてこれをとりのぞき、実を結ぶものは、もっと豊かに実らせるために、手入れしてこれをきれいになさるのである。

Hebrews 6:7-8

 7たとえば、土地が、その上にたびたび降る雨を吸い込んで、耕す人々に役立つ作物を育てるなら、神の祝福にあずかる。  8しかし、いばらやあざみをはえさせるなら、それは無用になり、やがてのろわれ、ついには焼かれてしまう。

2 Peter 1:8

 8これらのものがあなたがたに備わって、いよいよ豊かになるならば、わたしたちの主イエス・キリストを知る知識について、あなたがたは、怠る者、実を結ばない者となることはないであろう。

Jude 12

 12彼らは、あなたがたの愛餐に加わるが、それを汚し、無遠慮に宴会に同席して、自分の腹を肥やしている。彼らは、いわば、風に吹きまわされる水なき雲、実らない枯れ果てて、抜き捨てられた秋の木、

 

 

●マコ 4:20

4:20 また、良い地にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞いて受けいれ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶのである」。

 

*「良い地にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞いて受けいれ、」

Matthew 13:23

23また、良い地にまかれたものとは、御言を聞いて悟る人のことであって、そういう人が実を結び、百倍、あるいは六十倍、あるいは三十倍にもなるのである」。

Mark 4:8

 8ほかの種は良い地に落ちた。そしてはえて、育って、ますます実を結び、三十倍、六十倍、百倍にもなった」。

Luke 8:15

 15良い地に落ちたのは、御言を聞いたのち、これを正しい良い心でしっかりと守り、耐え忍んで実を結ぶに至る人たちのことである。

John 15:4-5

 4わたしにつながっていなさい。そうすれば、わたしはあなたがたとつながっていよう。枝がぶどうの木につながっていなければ、自分だけでは実を結ぶことができないように、あなたがたもわたしにつながっていなければ実を結ぶことができない。  5わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。

Romans 7:4

 4わたしの兄弟たちよ。このように、あなたがたも、キリストのからだをとおして、律法に対して死んだのである。それは、あなたがたが他の人、すなわち、死人の中からよみがえられたかたのものとなり、こうして、わたしたちが神のために実を結ぶに至るためなのである。

Galatians 5:22-23

 22しかし、御霊の実は、愛、喜び、平和、寛容、慈愛、善意、忠実、  23柔和、自制であって、これらを否定する律法はない。

Philippians 1:11

 11イエス・キリストによる義の実に満たされて、神の栄光とほまれとをあらわすに至るように。

Colossians 1:10

10主のみこころにかなった生活をして真に主を喜ばせ、あらゆる良いわざを行って実を結び、神を知る知識をいよいよ増し加えるに至ることである。

1 Thessalonians 4:1

 1最後に、兄弟たちよ。わたしたちは主イエスにあってあなたがたに願いかつ勧める。あなたがたが、どのように歩いて神を喜ばすべきかをわたしたちから学んだように、また、いま歩いているとおりに、ますます歩き続けなさい。

2 Peter 1:8

 8これらのものがあなたがたに備わって、いよいよ豊かになるならば、わたしたちの主イエス・キリストを知る知識について、あなたがたは、怠る者、実を結ばない者となることはないであろう。

 

*「百倍の実を結ぶのである」

Genesis 26:12

12イサクはその地に種をまいて、その年に百倍の収穫を得た。このように主が彼を祝福されたので、

 

 

●マコ 4:21

4:21 また彼らに言われた、「ますの下や寝台の下に置くために、あかりを持ってくることがあろうか。燭台の上に置くためではないか。

 

*「ますの下や寝台の下に置くために、あかりを持ってくることがあろうか」

Isaiah 60:1-3

1起きよ、光を放て。あなたの光が臨み、主の栄光があなたの上にのぼったから。  2見よ、暗きは地をおおい、やみはもろもろの民をおおう。しかし、あなたの上には主が朝日のごとくのぼられ、主の栄光があなたの上にあらわれる。  3もろもろの国は、あなたの光に来、もろもろの王は、のぼるあなたの輝きに来る。

Matthew 5:15

 15また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。

Luke 8:16

 16だれもあかりをともして、それを何かの器でおおいかぶせたり、寝台の下に置いたりはしない。燭台の上に置いて、はいって来る人たちに光が見えるようにするのである。

Luke 11:33

 33だれもあかりをともして、それを穴倉の中や枡の下に置くことはしない。むしろはいって来る人たちに、そのあかりが見えるように、燭台の上におく。

1 Corinthians 12:7

 7各自が御霊の現れを賜わっているのは、全体の益になるためである。

Ephesians 5:3-15

 3また、不品行といろいろな汚れや貪欲などを、聖徒にふさわしく、あなたがたの間では、口にすることさえしてはならない。  4また、卑しい言葉と愚かな話やみだらな冗談を避けなさい。これらは、よろしくない事である。それよりは、むしろ感謝をささげなさい。  5あなたがたは、よく知っておかねばならない。すべて不品行な者、汚れたことをする者、貪欲な者、すなわち、偶像を礼拝する者は、キリストと神との国をつぐことができない。  6あなたがたは、だれにも不誠実な言葉でだまされてはいけない。これらのことから、神の怒りは不従順の子らに下るのである。  7だから、彼らの仲間になってはいけない。  8あなたがたは、以前はやみであったが、今は主にあって光となっている。光の子らしく歩きなさい――  9光はあらゆる善意と正義と真実との実を結ばせるものである――  10主に喜ばれるものがなんであるかを、わきまえ知りなさい。  11実を結ばないやみのわざに加わらないで、むしろ、それを指摘してやりなさい。  12彼らが隠れて行っていることは、口にするだけでも恥ずかしい事である。  13しかし、光にさらされる時、すべてのものは、明らかになる。  14明らかにされたものは皆、光となるのである。だから、こう書いてある、/「眠っている者よ、起きなさい。死人のなかから、立ち上がりなさい。そうすれば、キリストがあなたを照すであろう」。  15そこで、あなたがたの歩きかたによく注意して、賢くない者のようにではなく、賢い者のように歩き、

Philippians 2:15-16

15それは、あなたがたが責められるところのない純真な者となり、曲った邪悪な時代のただ中にあって、傷のない神の子となるためである。あなたがたは、いのちの言葉を堅く持って、彼らの間で星のようにこの世に輝いている。  16このようにして、キリストの日に、わたしは自分の走ったことがむだでなく、労したこともむだではなかったと誇ることができる。

 

*「燭台の上に置く」

Matthew 5:15

15また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。

 

 

●マコ 4:22

4:22 なんでも、隠されているもので、現れないものはなく、秘密にされているもので、明るみに出ないものはない。

 

*「節全体」

Psalms 40:10-11

10わたしは大いなる集会で、救についての喜びのおとずれを告げ示しました。見よ、わたしはくちびるを閉じませんでした。主よ、あなたはこれをご存じです。  11わたしはあなたの救を心のうちに隠しおかず、あなたのまことと救とを告げ示しました。わたしはあなたのいつくしみとまこととを/大いなる集会に隠しませんでした。

Psalms 78:2-4

 2わが民よ、わが教を聞き、わが口の言葉に耳を傾けよ。  3わたしは口を開いて、たとえを語り、いにしえからの、なぞを語ろう。  4これはわれらがさきに聞いて知ったこと、またわれらの先祖たちが/われらに語り伝えたことである。

Ecclesiastes 12:14

 14神はすべてのわざ、ならびにすべての隠れた事を善悪ともにさばかれるからである。

Matthew 10:26-27

 26だから彼らを恐れるな。おおわれたもので、現れてこないものはなく、隠れているもので、知られてこないものはない。  27わたしが暗やみであなたがたに話すことを、明るみで言え。耳にささやかれたことを、屋根の上で言いひろめよ。

Luke 8:17

 17隠されているもので、あらわにならないものはなく、秘密にされているもので、ついには知られ、明るみに出されないものはない。

Luke 12:2-3

 2おおいかぶされたもので、現れてこないものはなく、隠れているもので、知られてこないものはない。  3だから、あなたがたが暗やみで言ったことは、なんでもみな明るみで聞かれ、密室で耳にささやいたことは、屋根の上で言いひろめられるであろう。

Acts 4:20

 20わたしたちとしては、自分の見たこと聞いたことを、語らないわけにはいかない」。

Acts 20:27

27神のみ旨を皆あますところなく、あなたがたに伝えておいたからである。

1 Corinthians 4:5

 5だから、主がこられるまでは、何事についても、先走りをしてさばいてはいけない。主は暗い中に隠れていることを明るみに出し、心の中で企てられていることを、あらわにされるであろう。その時には、神からそれぞれほまれを受けるであろう。

1 John 1:1-3

 1初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て手でさわったもの、すなわち、いのちの言について――  2このいのちが現れたので、この永遠のいのちをわたしたちは見て、そのあかしをし、かつ、あなたがたに告げ知らせるのである。この永遠のいのちは、父と共にいましたが、今やわたしたちに現れたものである――  3すなわち、わたしたちが見たもの、聞いたものを、あなたがたにも告げ知らせる。それは、あなたがたも、わたしたちの交わりにあずかるようになるためである。わたしたちの交わりとは、父ならびに御子イエス・キリストとの交わりのことである。

 

 

●マコ 4:23

4:23 聞く耳のある者は聞くがよい」。

 

*「節全体」

Matthew 11:15

15耳のある者は聞くがよい。

Mark 4:9

 9そして言われた、「聞く耳のある者は聞くがよい」。

Revelation of John 2:7

 7耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べることをゆるそう』。

Revelation of John 2:11

 11耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者は、第二の死によって滅ぼされることはない』。

Revelation of John 2:17

 17耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、隠されているマナを与えよう。また、白い石を与えよう。この石の上には、これを受ける者のほかだれも知らない新しい名が書いてある』。

Revelation of John 2:29

 29耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい』。

 

 

●マコ 4:24

4:24 また彼らに言われた、「聞くことがらに注意しなさい。あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられ、その上になお増し加えられるであろう。

 

*「聞くことがらに注意しなさい。」

Proverbs 19:27

27わが子よ、知識の言葉をはなれて人を迷わせる/教訓を聞くことをやめよ。

Luke 8:18

 18だから、どう聞くかに注意するがよい。持っている人は更に与えられ、持っていない人は、持っていると思っているものまでも、取り上げられるであろう」。

Acts 17:11

 11ここにいるユダヤ人はテサロニケの者たちよりも素直であって、心から教を受けいれ、果してそのとおりかどうかを知ろうとして、日々聖書を調べていた。

Hebrews 2:1

 1こういうわけだから、わたしたちは聞かされていることを、いっそう強く心に留めねばならない。そうでないと、おし流されてしまう。

1 Peter 2:2

 2今生れたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。それによっておい育ち、救に入るようになるためである。

2 Peter 2:1-3

 1しかし、民の間に、にせ預言者が起ったことがあるが、それと同じく、あなたがたの間にも、にせ教師が現れるであろう。彼らは、滅びに至らせる異端をひそかに持ち込み、自分たちをあがなって下さった主を否定して、すみやかな滅亡を自分の身に招いている。  2また、大ぜいの人が彼らの放縦を見習い、そのために、真理の道がそしりを受けるに至るのである。  3彼らは、貪欲のために、甘言をもってあなたがたをあざむき、利をむさぼるであろう。彼らに対するさばきは昔から猶予なく行われ、彼らの滅亡も滞ることはない。

1 John 4:1

 1愛する者たちよ。すべての霊を信じることはしないで、それらの霊が神から出たものであるかどうか、ためしなさい。多くのにせ預言者が世に出てきているからである。

 

*「あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられ、」

Matthew 7:2

2あなたがたがさばくそのさばきで、自分もさばかれ、あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられるであろう。

Luke 6:37-38

 37人をさばくな。そうすれば、自分もさばかれることがないであろう。また人を罪に定めるな。そうすれば、自分も罪に定められることがないであろう。ゆるしてやれ。そうすれば、自分もゆるされるであろう。  38与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう。人々はおし入れ、ゆすり入れ、あふれ出るまでに量をよくして、あなたがたのふところに入れてくれるであろう。あなたがたの量るその量りで、自分にも量りかえされるであろうから」。

2 Corinthians 9:6

 6わたしの考えはこうである。少ししかまかない者は、少ししか刈り取らず、豊かにまく者は、豊かに刈り取ることになる。

 

*「その上になお増し加えられるであろう」

Isaiah 55:3

3耳を傾け、わたしにきて聞け。そうすれば、あなたがたは生きることができる。わたしは、あなたがたと、とこしえの契約を立てて、ダビデに約束した変らない確かな恵みを与える。

Mark 9:7

 7すると、雲がわき起って彼らをおおった。そして、その雲の中から声があった、「これはわたしの愛する子である。これに聞け」。

John 5:25

 25よくよくあなたがたに言っておく。死んだ人たちが、神の子の声を聞く時が来る。今すでにきている。そして聞く人は生きるであろう。

John 10:16

 16わたしにはまた、この囲いにいない他の羊がある。わたしは彼らをも導かねばならない。彼らも、わたしの声に聞き従うであろう。そして、ついに一つの群れ、ひとりの羊飼となるであろう。

John 10:27

 27わたしの羊はわたしの声に聞き従う。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしについて来る。

 

 

●マコ 4:25

4:25 だれでも、持っている人は更に与えられ、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」。

 

*「節全体」

Matthew 13:12

12おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。

Matthew 25:28-29

 28さあ、そのタラントをこの者から取りあげて、十タラントを持っている者にやりなさい。  29おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。

Luke 8:18

 18だから、どう聞くかに注意するがよい。持っている人は更に与えられ、持っていない人は、持っていると思っているものまでも、取り上げられるであろう」。

Luke 16:9-12

 9またあなたがたに言うが、不正の富を用いてでも、自分のために友だちをつくるがよい。そうすれば、富が無くなった場合、あなたがたを永遠のすまいに迎えてくれるであろう。  10小事に忠実な人は、大事にも忠実である。そして、小事に不忠実な人は大事にも不忠実である。  11だから、もしあなたがたが不正の富について忠実でなかったら、だれが真の富を任せるだろうか。  12また、もしほかの人のものについて忠実でなかったら、だれがあなたがたのものを与えてくれようか。

Luke 19:24-26

 24そして、そばに立っていた人々に、『その一ミナを彼から取り上げて、十ミナを持っている者に与えなさい』と言った。  25彼らは言った、『ご主人様、あの人は既に十ミナを持っています』。  26『あなたがたに言うが、おおよそ持っている人には、なお与えられ、持っていない人からは、持っているものまでも取り上げられるであろう。

John 15:2

 2わたしにつながっている枝で実を結ばないものは、父がすべてこれをとりのぞき、実を結ぶものは、もっと豊かに実らせるために、手入れしてこれをきれいになさるのである。

 

●マコ 4:26

4:26 また言われた、「神の国は、ある人が地に種をまくようなものである。

 

*「神の国は」

Matthew 3:2

2「悔い改めよ、天国は近づいた」。

Matthew 4:17

 17この時からイエスは教を宣べはじめて言われた、「悔い改めよ、天国は近づいた」。

Matthew 13:11

 11そこでイエスは答えて言われた、「あなたがたには、天国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていない。

Matthew 13:31

 31また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、

Matthew 13:33

 33またほかの譬を彼らに語られた、「天国は、パン種のようなものである。女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体がふくらんでくる」。

Luke 13:18

 18そこで言われた、「神の国は何に似ているか。またそれを何にたとえようか。

 

*「ある人が地に種をまくようなものである」

Proverbs 11:18

18悪しき者の得る報いはむなしく、正義を播く者は確かな報いを得る。

Ecclesiastes 11:4

 4風を警戒する者は種をまかない、雲を観測する者は刈ることをしない。

Ecclesiastes 11:6

 6朝のうちに種をまけ、夕まで手を休めてはならない。実るのは、これであるか、あれであるか、あるいは二つともに良いのであるか、あなたは知らないからである。

Isaiah 28:24-26

 24種をまくために耕す者は絶えず耕すだろうか。彼は絶えずその地をひらき、まぐわをもって土をならすだろうか。  25地のおもてを平らにしたならば、いのんどをまき、クミンをまき、小麦をうねに植え、大麦を定めた所に植え、スペルト麦をその境に植えないだろうか。  26これは彼の神が正しく、彼を導き教えられるからである。

Isaiah 32:20

 20すべての水のほとりに種をまき、牛およびろばを自由に放ちおくあなたがたは、さいわいである。

Matthew 13:3

 3イエスは譬で多くの事を語り、こう言われた、「見よ、種まきが種をまきに出て行った。

Matthew 13:24

 24また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、良い種を自分の畑にまいておいた人のようなものである。

Mark 4:3-4

 3「聞きなさい、種まきが種をまきに出て行った。  4まいているうちに、道ばたに落ちた種があった。すると、鳥がきて食べてしまった。

Mark 4:14-20

 14種まきは御言をまくのである。  15道ばたに御言がまかれたとは、こういう人たちのことである。すなわち、御言を聞くと、すぐにサタンがきて、彼らの中にまかれた御言を、奪って行くのである。  16同じように、石地にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞くと、すぐに喜んで受けるが、  17自分の中に根がないので、しばらく続くだけである。そののち、御言のために困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてしまう。  18また、いばらの中にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞くが、  19世の心づかいと、富の惑わしと、その他いろいろな欲とがはいってきて、御言をふさぐので、実を結ばなくなる。  20また、良い地にまかれたものとは、こういう人たちのことである。御言を聞いて受けいれ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶのである」。

Luke 8:5

5「種まきが種をまきに出て行った。まいているうちに、ある種は道ばたに落ち、踏みつけられ、そして空の鳥に食べられてしまった。

Luke 8:11

 11この譬はこういう意味である。種は神の言である。

John 4:36-38

 36刈る者は報酬を受けて、永遠の命に至る実を集めている。まく者も刈る者も、共々に喜ぶためである。  37そこで、『ひとりがまき、ひとりが刈る』ということわざが、ほんとうのこととなる。  38わたしは、あなたがたをつかわして、あなたがたがそのために労苦しなかったものを刈りとらせた。ほかの人々が労苦し、あなたがたは、彼らの労苦の実にあずかっているのである」。

John 12:24

 24よくよくあなたがたに言っておく。一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。

1 Corinthians 3:6-9

 6わたしは植え、アポロは水をそそいだ。しかし成長させて下さるのは、神である。  7だから、植える者も水をそそぐ者も、ともに取るに足りない。大事なのは、成長させて下さる神のみである。  8植える者と水をそそぐ者とは一つであって、それぞれその働きに応じて報酬を得るであろう。  9わたしたちは神の同労者である。あなたがたは神の畑であり、神の建物である。

James 3:18

 18義の実は、平和を造り出す人たちによって、平和のうちにまかれるものである。

1 Peter 1:23-25

 23あなたがたが新たに生れたのは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変ることのない生ける御言によったのである。  24「人はみな草のごとく、/その栄華はみな草の花に似ている。草は枯れ、/花は散る。  25しかし、主の言葉は、とこしえに残る」。これが、あなたがたに宣べ伝えられた御言葉である。

 

 

●マコ 4:27

4:27 夜昼、寝起きしている間に、種は芽を出して育って行くが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。

 

*「節全体」

Ecclesiastes 8:17

17わたしは神のもろもろのわざを見たが、人は日の下に行われるわざを窮めることはできない。人はこれを尋ねようと労しても、これを窮めることはできない。また、たとい知者があって、これを知ろうと思っても、これを窮めることはできないのである。

Ecclesiastes 11:5

 5あなたは、身ごもった女の胎の中で、どうして霊が骨にはいるかを知らない。そのようにあなたは、すべての事をなされる神のわざを知らない。

John 3:7-8

 7あなたがたは新しく生れなければならないと、わたしが言ったからとて、不思議に思うには及ばない。  8風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞くが、それがどこからきて、どこへ行くかは知らない。霊から生れる者もみな、それと同じである」。

1 Corinthians 15:37-38

 37また、あなたのまくのは、やがて成るべきからだをまくのではない。麦であっても、ほかの種であっても、ただの種粒にすぎない。  38ところが、神はみこころのままに、これにからだを与え、その一つ一つの種にそれぞれのからだをお与えになる。

2 Thessalonians 1:3

 3兄弟たちよ。わたしたちは、いつもあなたがたのことを神に感謝せずにはおられない。またそうするのが当然である。それは、あなたがたの信仰が大いに成長し、あなたがたひとりびとりの愛が、お互の間に増し加わっているからである。

2 Peter 3:18

 18そして、わたしたちの主また救主イエス・キリストの恵みと知識とにおいて、ますます豊かになりなさい。栄光が、今も、また永遠の日に至るまでも、主にあるように、アァメン。

 

 

●マコ 4:28

4:28 地はおのずから実を結ばせるもので、初めに芽、つぎに穂、つぎに穂の中に豊かな実ができる。

 

*「地はおのずから実を結ばせるもので」

Genesis 1:11-12

11神はまた言われた、「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。そのようになった。  12地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ木とをはえさせた。神は見て、良しとされた。

Genesis 2:4-5

 4これが天地創造の由来である。主なる神が地と天とを造られた時、  5地にはまだ野の木もなく、また野の草もはえていなかった。主なる神が地に雨を降らせず、また土を耕す人もなかったからである。

Genesis 2:9

 9また主なる神は、見て美しく、食べるに良いすべての木を土からはえさせ、更に園の中央に命の木と、善悪を知る木とをはえさせられた。

Genesis 4:11-12

 11今あなたはのろわれてこの土地を離れなければなりません。この土地が口をあけて、あなたの手から弟の血を受けたからです。  12あなたが土地を耕しても、土地は、もはやあなたのために実を結びません。あなたは地上の放浪者となるでしょう」。

Isaiah 61:11

 11地が芽をいだし、園がまいたものを生やすように、主なる神は義と誉とを、もろもろの国の前に、生やされる。

 

*「初めに芽、」

Psalms 1:3

3このような人は流れのほとりに植えられた木の/時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、そのなすところは皆栄える。

Psalms 92:14-15

 14彼らは主の家に植えられ、われらの神の大庭に栄えます。  15彼らは年老いてなお実を結び、いつも生気に満ち、青々として、 [92:16] 主の正しいことを示すでしょう。主はわが岩です。主には少しの不義もありません。

Proverbs 4:18

 18正しい者の道は、夜明けの光のようだ、いよいよ輝きを増して真昼となる。

Ecclesiastes 3:1

 1天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。

Ecclesiastes 3:11

 11神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで見きわめることはできない。

Hosea 6:3

 3わたしたちは主を知ろう、せつに主を知ることを求めよう。主はあしたの光のように必ず現れいで、冬の雨のように、わたしたちに臨み、春の雨のように地を潤される」。

Mark 4:31-32

 31それは一粒のからし種のようなものである。地にまかれる時には、地上のどんな種よりも小さいが、  32まかれると、成長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が宿るほどになる」。

Philippians 1:6

 6そして、あなたがたのうちに良いわざを始められたかたが、キリスト・イエスの日までにそれを完成して下さるにちがいないと、確信している。

Philippians 1:9-11

 9わたしはこう祈る。あなたがたの愛が、深い知識において、するどい感覚において、いよいよ増し加わり、  10それによって、あなたがたが、何が重要であるかを判別することができ、キリストの日に備えて、純真で責められるところのないものとなり、  11イエス・キリストによる義の実に満たされて、神の栄光とほまれとをあらわすに至るように。

Colossians 1:10

10主のみこころにかなった生活をして真に主を喜ばせ、あらゆる良いわざを行って実を結び、神を知る知識をいよいよ増し加えるに至ることである。

1 Thessalonians 3:12-13

 12どうか、主が、あなたがた相互の愛とすべての人に対する愛とを、わたしたちがあなたがたを愛する愛と同じように、増し加えて豊かにして下さるように。  13そして、どうか、わたしたちの主イエスが、そのすべての聖なる者と共にこられる時、神のみまえに、あなたがたの心を強め、清く、責められるところのない者にして下さるように。

 

*「つぎに穂、」

Matthew 13:26

26芽がはえ出て実を結ぶと、同時に毒麦もあらわれてきた。

 

 

●マコ 4:29

4:29 実がいると、すぐにかまを入れる。刈入れ時がきたからである」。

 

*「実がいると、」

Job 5:26

26あなたは高齢に達して墓に入る、/あたかも麦束をその季節になって/打ち場に運びあげるようになるであろう。

2 Timothy 4:7-8

 7わたしは戦いをりっぱに戦いぬき、走るべき行程を走りつくし、信仰を守りとおした。  8今や、義の冠がわたしを待っているばかりである。かの日には、公平な審判者である主が、それを授けて下さるであろう。わたしばかりではなく、主の出現を心から待ち望んでいたすべての人にも授けて下さるであろう。

 

*「刈入れ時がきたからである」

Isaiah 57:1-2

1正しい者が滅びても、心にとめる人がなく、神を敬う人々が取り去られても、悟る者はない。正しい者は災の前に取り去られて、  2平安に入るからである。すべて正直に歩む者は、その床に休むことができる。

Joel 3:13

 13かまを入れよ、作物は熟した。来て踏め、酒ぶねは満ち、石がめはあふれている。彼らの悪が大きいからだ。

Matthew 13:30

 30収穫まで、両方とも育つままにしておけ。収穫の時になったら、刈る者に、まず毒麦を集めて束にして焼き、麦の方は集めて倉に入れてくれ、と言いつけよう』」。

Matthew 13:40-43

 40だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終りにもそのとおりになるであろう。  41人の子はその使たちをつかわし、つまずきとなるものと不法を行う者とを、ことごとく御国からとり集めて、  42炉の火に投げ入れさせるであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。  43そのとき、義人たちは彼らの父の御国で、太陽のように輝きわたるであろう。耳のある者は聞くがよい。

Revelation of John 14:13-17

 13またわたしは、天からの声がこう言うのを聞いた、「書きしるせ、『今から後、主にあって死ぬ死人はさいわいである』」。御霊も言う、「しかり、彼らはその労苦を解かれて休み、そのわざは彼らについていく」。  14また見ていると、見よ、白い雲があって、その雲の上に人の子のような者が座しており、頭には金の冠をいただき、手には鋭いかまを持っていた。  15すると、もうひとりの御使が聖所から出てきて、雲の上に座している者にむかって大声で叫んだ、「かまを入れて刈り取りなさい。地の穀物は全く実り、刈り取るべき時がきた」。  16雲の上に座している者は、そのかまを地に投げ入れた。すると、地のものが刈り取られた。  17また、もうひとりの御使が、天の聖所から出てきたが、彼もまた鋭いかまを持っていた。

 

 

●マコ 4:30

4:30 また言われた、「神の国を何に比べようか。また、どんな譬で言いあらわそうか。

 

*「節全体」

Lamentations 2:13

13エルサレムの娘よ、わたしは何をあなたに言い、何にあなたを比べることができようか。シオンの娘なるおとめよ、わたしは何をもってあなたになぞらえて、あなたを慰めることができようか。あなたの破れは海のように大きい、だれがあなたをいやすことができようか。

Matthew 11:16

 16今の時代を何に比べようか。それは子供たちが広場にすわって、ほかの子供たちに呼びかけ、

Luke 13:18

 18そこで言われた、「神の国は何に似ているか。またそれを何にたとえようか。

Luke 13:20-21

 20また言われた、「神の国を何にたとえようか。  21パン種のようなものである。女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体がふくらんでくる」。

 

 

●マコ 4:31

4:31 それは一粒のからし種のようなものである。地にまかれる時には、地上のどんな種よりも小さいが、

 

*「それは一粒のからし種のようなものである」

Matthew 13:31-33

31また、ほかの譬を彼らに示して言われた、「天国は、一粒のからし種のようなものである。ある人がそれをとって畑にまくと、  32それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」。  33またほかの譬を彼らに語られた、「天国は、パン種のようなものである。女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体がふくらんでくる」。

Luke 13:18-19

 18そこで言われた、「神の国は何に似ているか。またそれを何にたとえようか。  19一粒のからし種のようなものである。ある人がそれを取って庭にまくと、育って木となり、空の鳥もその枝に宿るようになる」。

 

*「地にまかれる時には、地上のどんな種よりも小さいが、」

Genesis 22:17-18

17わたしは大いにあなたを祝福し、大いにあなたの子孫をふやして、天の星のように、浜べの砂のようにする。あなたの子孫は敵の門を打ち取り、  18また地のもろもろの国民はあなたの子孫によって祝福を得るであろう。あなたがわたしの言葉に従ったからである』」。

Psalms 72:16-19

 16彼は生きながらえ、シバの黄金が彼にささげられ、彼のために絶えず祈がささげられ、ひねもす彼のために祝福が求められるように。  17国のうちには穀物が豊かにみのり、その実はレバノンのように山々の頂に波打ち、人々は野の草のごとく町々に栄えるように。  18彼の名はとこしえに続き、その名声は日のあらん限り、絶えることのないように。人々は彼によって祝福を得、もろもろの国民は彼をさいわいなる者と/となえるように。  19イスラエルの神、主はほむべきかな。ただ主のみ、くすしきみわざをなされる。

Isaiah 2:2-3

 2終りの日に次のことが起る。主の家の山は、もろもろの山のかしらとして堅く立ち、もろもろの峰よりも高くそびえ、すべて国はこれに流れてき、  3多くの民は来て言う、「さあ、われわれは主の山に登り、ヤコブの神の家へ行こう。彼はその道をわれわれに教えられる、われわれはその道に歩もう」と。律法はシオンから出、主の言葉はエルサレムから出るからである。

Isaiah 9:7

 7そのまつりごとと平和とは、増し加わって限りなく、ダビデの位に座して、その国を治め、今より後、とこしえに公平と正義とをもって/これを立て、これを保たれる。万軍の主の熱心がこれをなされるのである。

Isaiah 49:6-7

 6主は言われる、「あなたがわがしもべとなって、ヤコブのもろもろの部族をおこし、イスラエルのうちの残った者を帰らせることは、いとも軽い事である。わたしはあなたを、もろもろの国びとの光となして、わが救を地の果にまでいたらせよう」と。  7イスラエルのあがない主、イスラエルの聖者なる主は、人に侮られる者、民に忌みきらわれる者、つかさたちのしもべにむかってこう言われる、「もろもろの王は見て、立ちあがり、もろもろの君は立って、拝する。これは真実なる主、イスラエルの聖者が、あなたを選ばれたゆえである」。

Isaiah 53:2

 2彼は主の前に若木のように、かわいた土から出る根のように育った。彼にはわれわれの見るべき姿がなく、威厳もなく、われわれの慕うべき美しさもない。

Isaiah 53:12

 12それゆえ、わたしは彼に大いなる者と共に/物を分かち取らせる。彼は強い者と共に獲物を分かち取る。これは彼が死にいたるまで、自分の魂をそそぎだし、とがある者と共に数えられたからである。しかも彼は多くの人の罪を負い、とがある者のためにとりなしをした。

Isaiah 54:1-3

 1「子を産まなかったうまずめよ、歌え。産みの苦しみをしなかった者よ、声を放って歌いよばわれ。夫のない者の子は、とついだ者の子よりも多い」と主は言われる。  2「あなたの天幕の場所を広くし、あなたのすまいの幕を張りひろげ、惜しむことなく、あなたの綱を長くし、あなたの杭を強固にせよ。  3あなたは右に左にひろがり、あなたの子孫はもろもろの国を獲、荒れすたれた町々をも住民で満たすからだ。

Isaiah 60:22

22その最も小さい者は氏族となり、その最も弱い者は強い国となる。わたしは主である。その時がくるならば、すみやかにこの事をなす。

Ezekiel 17:22-24

 22主なる神はこう言われる、「わたしはまた香柏の高いこずえから小枝をとって、これを植え、その若芽の頂から柔らかい芽を摘みとり、これを高いすぐれた山に植える。  23わたしはイスラエルの高い山にこれを植える。これは枝を出し、実を結び、みごとな香柏となり、その下にもろもろの種類の獣が住み、その枝の陰に各種の鳥が巣をつくる。  24そして野のすべての木は、主なるわたしが高い木を低くし、低い木を高くし、緑の木を枯らし、枯れ木を緑にすることを知るようになる。主であるわたしはこれを語り、これをするのである」。

Daniel 2:34-35

 34あなたが見ておられたとき、一つの石が人手によらずに切り出されて、その像の鉄と粘土との足を撃ち、これを砕きました。  35こうして鉄と、粘土と、青銅と、銀と、金とはみな共に砕けて、夏の打ち場のもみがらのようになり、風に吹き払われて、あとかたもなくなりました。ところがその像を撃った石は、大きな山となって全地に満ちました。

Daniel 2:44-45

 44それらの王たちの世に、天の神は一つの国を立てられます。これはいつまでも滅びることがなく、その主権は他の民にわたされず、かえってこれらのもろもろの国を打ち破って滅ぼすでしょう。そしてこの国は立って永遠に至るのです。  45一つの石が人手によらずに山から切り出され、その石が鉄と、青銅と、粘土と、銀と、金とを打ち砕いたのを、あなたが見られたのはこの事です。大いなる神がこの後に起るべきことを、王に知らされたのです。その夢はまことであって、この解き明かしは確かです」。

Amos 9:11-15

 11その日には、わたしはダビデの倒れた幕屋を興し、その破損を繕い、そのくずれた所を興し、これを昔の時のように建てる。  12これは彼らがエドムの残った者、およびわが名をもって呼ばれるすべての国民を/所有するためである」と/この事をなされる主は言われる。  13主は言われる、「見よ、このような時が来る。その時には、耕す者は刈る者に相継ぎ、ぶどうを踏む者は種まく者に相継ぐ。もろもろの山にはうまい酒がしたたり、もろもろの丘は溶けて流れる。  14わたしはわが民イスラエルの幸福をもとに返す。彼らは荒れた町々を建てて住み、ぶどう畑を作ってその酒を飲み、園を作ってその実を食べる。  15わたしは彼らをその地に植えつける。彼らはわたしが与えた地から/再び抜きとられることはない」と/あなたの神、主は言われる。

Micah 4:1-2

 1末の日になって、主の家の山はもろもろの山のかしらとして/堅く立てられ、もろもろの峰よりも高くあげられ、もろもろの民はこれに流れくる。  2多くの国民は来て言う、「さあ、われわれは主の山に登り、ヤコブの神の家に行こう。彼はその道をわれわれに教え、われわれはその道に歩もう」と。律法はシオンから出、主の言葉はエルサレムから出るからである。

Zechariah 2:11

11その日には、多くの国民が主に連なって、わたしの民となる。わたしはあなたの中に住む。

Zechariah 8:20-23

 20万軍の主は、こう仰せられる、もろもろの民および多くの町の住民、すなわち、一つの町の住民は、他の町の人々のところに行き、  21『われわれは、ただちに行って、主の恵みを請い、万軍の主に呼び求めよう』と言うと、『わたしも行こう』と言う。  22多くの民および強い国民はエルサレムに来て、万軍の主を求め、主の恵みを請う。  23万軍の主は、こう仰せられる、その日には、もろもろの国ことばの民の中から十人の者が、ひとりのユダヤ人の衣のすそをつかまえて、『あなたがたと一緒に行こう。神があなたがたと共にいますことを聞いたから』と言う」。

Zechariah 12:8

 8その日、主はエルサレムの住民を守られる。彼らの中の弱い者も、その日には、ダビデのようになる。またダビデの家は神のように、彼らに先だつ主の使のようになる。

Zechariah 14:6-9

 6その日には、寒さも霜もない。  7そこには長い連続した日がある(主はこれを知られる)。これには昼もなく、夜もない。夕暮になっても、光があるからである。  8その日には、生ける水がエルサレムから流れ出て、その半ばは東の海に、その半ばは西の海に流れ、夏も冬もやむことがない。  9主は全地の王となられる。その日には、主ひとり、その名一つのみとなる。

Malachi 1:11

 11日の出る所から没する所まで、国々のうちにわが名はあがめられている。また、どこでも香と清いささげ物が、わが名のためにささげられる。これはわが名が国々のうちにあがめられているからであると、万軍の主は言われる。

Acts 2:41

 41そこで、彼の勧めの言葉を受けいれた者たちは、バプテスマを受けたが、その日、仲間に加わったものが三千人ほどあった。

Acts 4:4

 4しかし、彼らの話を聞いた多くの人たちは信じた。そして、その男の数が五千人ほどになった。

Acts 5:14

 14しかし、主を信じて仲間に加わる者が、男女とも、ますます多くなってきた。

Acts 19:20

 20このようにして、主の言はますます盛んにひろまり、また力を増し加えていった。

Acts 21:20

20一同はこれを聞いて神をほめたたえ、そして彼に言った、「兄弟よ、ご承知のように、ユダヤ人の中で信者になった者が、数万にものぼっているが、みんな律法に熱心な人たちである。

Revelation of John 11:15

 15第七の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、大きな声々が天に起って言った、「この世の国は、われらの主とそのキリストとの国となった。主は世々限りなく支配なさるであろう」。

Revelation of John 20:1-6

 1またわたしが見ていると、ひとりの御使が、底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持って、天から降りてきた。  2彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき、  3そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終るまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。その後、しばらくの間だけ解放されることになっていた。  4また見ていると、かず多くの座があり、その上に人々がすわっていた。そして、彼らにさばきの権が与えられていた。また、イエスのあかしをし神の言を伝えたために首を切られた人々の霊がそこにおり、また、獣をもその像をも拝まず、その刻印を額や手に受けることをしなかった人々がいた。彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。  5(それ以外の死人は、千年の期間が終るまで生きかえらなかった。)これが第一の復活である。  6この第一の復活にあずかる者は、さいわいな者であり、また聖なる者である。この人たちに対しては、第二の死はなんの力もない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストと共に千年の間、支配する。

 

 

●マコ 4:32

4:32 まかれると、成長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が宿るほどになる」。

 

*「成長してどんな野菜よりも大きくなり、」

Proverbs 4:18

18正しい者の道は、夜明けの光のようだ、いよいよ輝きを増して真昼となる。

Isaiah 11:9

 9彼らはわが聖なる山のどこにおいても、そこなうことなく、やぶることがない。水が海をおおっているように、主を知る知識が地に満ちるからである。

 

*「大きな枝を張り、」

Psalms 80:10-12

10あなたはこれがために地を開かれたので、深く根ざして、国にはびこりました。  11山々はその影でおおわれ、神の香柏はその枝でおおわれました。  12これはその枝を海にまでのべ、その若枝を大川にまでのべました。

Ezekiel 31:3-10

 3見よ、わたしはあなたを/レバノンの香柏のようにする。麗しき枝と森の陰があり、たけが高く、その頂は雲の中にある。  4水はこれを育て、大水がこれを高くする。その川々はその植えた所をめぐって流れ、その流れを野のすべての木に送る。  5これによってそのたけは、野のすべての木よりも高くなり、その育つとき多くの水のために/枝葉は茂り、枝は伸び、  6その枝葉に空のすべての鳥が、巣をつくり、その枝の下に野のすべての獣は子を生み、その陰にもろもろの国民は住む。  7これはその大きなことと、その枝の長いことによって美しかった。その根を多くの水に、おろしていたからである。  8神の園の香柏も、これと競うことはできない。もみの木もその枝葉に及ばない。けやきもその枝と比べられない。神の園のすべての木も、その麗しきこと、これに比すべきものはない。  9わたしはその枝を多くして、これを美しくした。神の園にあるエデンの木は皆/これをうらやんだ。  10それゆえ、主なる神はこう言われる、これは、たけが高くなり、その頂を雲の中におき、その心が高ぶりおごるゆえ、

Daniel 4:10-14

 10わたしが床にあって見た脳中の幻はこれである。わたしが見たのに、地の中央に一本の木があって、そのたけが高かったが、  11その木は成長して強くなり、天に達するほどの高さになって、地の果までも見えわたり、  12その葉は美しく、その実は豊かで、すべての者がその中から食物を獲、また野の獣はその陰にやどり、空の鳥はその枝にすみ、すべての肉なる者はこれによって養われた。  13わたしが床にあって見た脳中の幻の中に、ひとりの警護者、ひとりの聖者の天から下るのを見たが、  14彼は声高く呼ばわって、こう言った、『この木を切り倒し、その枝を切りはらい、その葉をゆり落し、その実を打ち散らし、獣をその下から逃げ去らせ、鳥をその枝から飛び去らせよ。

Daniel 4:20-22

 20あなたが見られた木、すなわちその成長して強くなり、天に達するほどの高さになって、地の果までも見えわたり、  21その葉は美しく、その実は豊かで、すべての者がその中から食物を獲、また野の獣がその陰にやどり、空の鳥がその枝に住んだ木、  22王よ、それはすなわちあなたです。あなたは成長して強くなり、天に達するほどに大きくなり、あなたの主権は地の果にまで及びました。

 

*「その陰に空の鳥が宿るほどになる」

Psalms 91:1

1いと高き者のもとにある/隠れ場に住む人、全能者の陰にやどる人は

Song of Solomon 2:3

 3わが愛する者の若人たちの中にあるのは、林の木の中にりんごの木があるようです。わたしは大きな喜びをもって、彼の陰にすわった。彼の与える実はわたしの口に甘かった。

Isaiah 32:2

 2おのおの風をさける所、暴風雨をのがれる所のようになり、かわいた所にある水の流れのように、疲れた地にある大きな岩の陰のようになる。

Lamentations 4:20

 20われわれが鼻の息とたのんだ者、主に油そそがれた者は、彼らの落し穴で捕えられた。彼はわれわれが「異邦人の中でも/その陰に生きるであろう」と思った者である。

 

 

●マコ 4:33

4:33 イエスはこのような多くの譬で、人々の聞く力にしたがって、御言を語られた。

 

*「このような多くの譬で、」

Matthew 13:34-35

34イエスはこれらのことをすべて、譬で群衆に語られた。譬によらないでは何事も彼らに語られなかった。  35これは預言者によって言われたことが、成就するためである、「わたしは口を開いて譬を語り、世の初めから隠されていることを語り出そう」。

 

*「人々の聞く力にしたがって、」

John 16:12

12わたしには、あなたがたに言うべきことがまだ多くあるが、あなたがたは今はそれに堪えられない。

1 Corinthians 3:1-2

 1兄弟たちよ。わたしはあなたがたには、霊の人に対するように話すことができず、むしろ、肉に属する者、すなわち、キリストにある幼な子に話すように話した。  2あなたがたに乳を飲ませて、堅い食物は与えなかった。食べる力が、まだあなたがたになかったからである。今になってもその力がない。

Hebrews 5:11-14

 11このことについては、言いたいことがたくさんあるが、あなたがたの耳が鈍くなっているので、それを説き明かすことはむずかしい。  12あなたがたは、久しい以前からすでに教師となっているはずなのに、もう一度神の言の初歩を、人から手ほどきしてもらわねばならない始末である。あなたがたは堅い食物ではなく、乳を必要としている。  13すべて乳を飲んでいる者は、幼な子なのだから、義の言葉を味わうことができない。  14しかし、堅い食物は、善悪を見わける感覚を実際に働かせて訓練された成人のとるべきものである。

 

 

●マコ 4:34

4:34 譬によらないでは語られなかったが、自分の弟子たちには、ひそかにすべてのことを解き明かされた。

 

*「節全体」

Matthew 13:36-43

36それからイエスは、群衆をあとに残して家にはいられた。すると弟子たちは、みもとにきて言った、「畑の毒麦の譬を説明してください」。  37イエスは答えて言われた、「良い種をまく者は、人の子である。  38畑は世界である。良い種と言うのは御国の子たちで、毒麦は悪い者の子たちである。  39それをまいた敵は悪魔である。収穫とは世の終りのことで、刈る者は御使たちである。  40だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終りにもそのとおりになるであろう。  41人の子はその使たちをつかわし、つまずきとなるものと不法を行う者とを、ことごとく御国からとり集めて、  42炉の火に投げ入れさせるであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。  43そのとき、義人たちは彼らの父の御国で、太陽のように輝きわたるであろう。耳のある者は聞くがよい。

Matthew 15:15-20

 15ペテロが答えて言った、「その譬を説明してください」。  16イエスは言われた、「あなたがたも、まだわからないのか。  17口にはいってくるものは、みな腹の中にはいり、そして、外に出て行くことを知らないのか。  18しかし、口から出て行くものは、心の中から出てくるのであって、それが人を汚すのである。  19というのは、悪い思い、すなわち、殺人、姦淫、不品行、盗み、偽証、誹りは、心の中から出てくるのであって、  20これらのものが人を汚すのである。しかし、洗わない手で食事することは、人を汚すのではない」。

Mark 4:10

 10イエスがひとりになられた時、そばにいた者たちが、十二弟子と共に、これらの譬について尋ねた。

Mark 7:17-23

 17イエスが群衆を離れて家にはいられると、弟子たちはこの譬について尋ねた。  18すると、言われた、「あなたがたも、そんなに鈍いのか。すべて、外から人の中にはいって来るものは、人を汚し得ないことが、わからないのか。  19それは人の心の中にはいるのではなく、腹の中にはいり、そして、外に出て行くだけである」。イエスはこのように、どんな食物でもきよいものとされた。  20さらに言われた、「人から出て来るもの、それが人をけがすのである。  21すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、  22姦淫、貪欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴。  23これらの悪はすべて内部から出てきて、人をけがすのである」。

Luke 8:9-10

 9弟子たちは、この譬はどういう意味でしょうか、とイエスに質問した。  10そこで言われた、「あなたがたには、神の国の奥義を知ることが許されているが、ほかの人たちには、見ても見えず、聞いても悟られないために、譬で話すのである。

Luke 24:27

 27こう言って、モーセやすべての預言者からはじめて、聖書全体にわたり、ご自身についてしるしてある事どもを、説きあかされた。

Luke 24:44-46

 44それから彼らに対して言われた、「わたしが以前あなたがたと一緒にいた時分に話して聞かせた言葉は、こうであった。すなわち、モーセの律法と預言書と詩篇とに、わたしについて書いてあることは、必ずことごとく成就する」。  45そこでイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて  46言われた、「こう、しるしてある。キリストは苦しみを受けて、三日目に死人の中からよみがえる。

 

 

●マコ 4:35

4:35 さてその日、夕方になると、イエスは弟子たちに、「向こう岸へ渡ろう」と言われた。

 

*「さてその日、夕方になると、」 

Matthew 8:23

23それから、イエスが舟に乗り込まれると、弟子たちも従った。

Luke 8:22

 22ある日のこと、イエスは弟子たちと舟に乗り込み、「湖の向こう岸へ渡ろう」と言われたので、一同が船出した。

 

*「イエスは弟子たちに、「向こう岸へ渡ろう」と言われた」

Matthew 8:18

18イエスは、群衆が自分のまわりに群がっているのを見て、向こう岸に行くようにと弟子たちにお命じになった。

Matthew 14:22

 22それからすぐ、イエスは群衆を解散させておられる間に、しいて弟子たちを舟に乗り込ませ、向こう岸へ先におやりになった。

Mark 5:21

 21イエスがまた舟で向こう岸へ渡られると、大ぜいの群衆がみもとに集まってきた。イエスは海べにおられた。

Mark 6:45

 45それからすぐ、イエスは自分で群衆を解散させておられる間に、しいて弟子たちを舟に乗り込ませ、向こう岸のベツサイダへ先におやりになった。

Mark 8:13

 13そして、イエスは彼らをあとに残し、また舟に乗って向こう岸へ行かれた。

John 6:1

 1そののち、イエスはガリラヤの海、すなわち、テベリヤ湖の向こう岸へ渡られた。

John 6:17

 17舟に乗って海を渡り、向こう岸のカペナウムに行きかけた。すでに暗くなっていたのに、イエスはまだ彼らのところにおいでにならなかった。

John 6:25

 25そして、海の向こう岸でイエスに出会ったので言った、「先生、いつ、ここにおいでになったのですか」。

 

 

●マコ 4:36

4:36 そこで、彼らは群衆をあとに残し、イエスが舟に乗っておられるまま、乗り出した。ほかの舟も一緒に行った。

 

*「節全体」

Mark 3:9

9イエスは群衆が自分に押し迫るのを避けるために、小舟を用意しておけと、弟子たちに命じられた。

Mark 4:1

 1イエスはまたも、海べで教えはじめられた。おびただしい群衆がみもとに集まったので、イエスは舟に乗ってすわったまま、海上におられ、群衆はみな海に沿って陸地にいた。

 

●マコ 4:37

4:37 すると、激しい突風が起り、波が舟の中に打ち込んできて、舟に満ちそうになった。

 

*「起り」

Matthew 8:23-24

23それから、イエスが舟に乗り込まれると、弟子たちも従った。  24すると突然、海上に激しい暴風が起って、舟は波にのまれそうになった。ところが、イエスは眠っておられた。

Luke 8:22-23

 22ある日のこと、イエスは弟子たちと舟に乗り込み、「湖の向こう岸へ渡ろう」と言われたので、一同が船出した。  23渡って行く間に、イエスは眠ってしまわれた。すると突風が湖に吹きおろしてきたので、彼らは水をかぶって危険になった。

 

*「激しい突風が」

Job 1:12

12主はサタンに言われた、「見よ、彼のすべての所有物をあなたの手にまかせる。ただ彼の身に手をつけてはならない」。サタンは主の前から出て行った。

Job 1:19

 19荒野の方から大風が吹いてきて、家の四すみを撃ったので、あの若い人たちの上につぶれ落ちて、皆死にました。わたしはただひとりのがれて、あなたに告げるために来ました」。

Psalms 107:23-31

 23舟で海にくだり、大海で商売をする者は、  24主のみわざを見、また深い所でそのくすしきみわざを見た。  25主が命じられると暴風が起って、海の波をあげた。  26彼らは天にのぼり、淵にくだり、悩みによってその勇気は溶け去り、  27酔った人のようによろめき、よろめいて途方にくれる。  28彼らはその悩みのうちに主に呼ばわったので、主は彼らをその悩みから救い出された。  29主があらしを静められると、海の波は穏やかになった。  30こうして彼らは波の静まったのを喜び、主は彼らをその望む港へ導かれた。  31どうか、彼らが主のいつくしみと、人の子らになされたくすしきみわざとのために、主に感謝するように。

Jonah 1:4

 4時に、主は大風を海の上に起されたので、船が破れるほどの激しい暴風が海の上にあった。

Acts 27:14-20

 14すると間もなく、ユーラクロンと呼ばれる暴風が、島から吹きおろしてきた。  15そのために、舟が流されて風に逆らうことができないので、わたしたちは吹き流されるままに任せた。  16それから、クラウダという小島の陰に、はいり込んだので、わたしたちは、やっとのことで小舟を処置することができ、  17それを舟に引き上げてから、綱で船体を巻きつけた。また、スルテスの洲に乗り上げるのを恐れ、帆をおろして流れるままにした。  18わたしたちは、暴風にひどく悩まされつづけたので、次の日に、人々は積荷を捨てはじめ、  19三日目には、船具までも、てずから投げすてた。  20幾日ものあいだ、太陽も星も見えず、暴風は激しく吹きすさぶので、わたしたちの助かる最後の望みもなくなった。

Acts 27:41

 41ところが、潮流の流れ合う所に突き進んだため、舟を浅瀬に乗りあげてしまって、へさきがめり込んで動かなくなり、ともの方は激浪のためにこわされた。

2 Corinthians 11:25

 25ローマ人にむちで打たれたことが三度、石で打たれたことが一度、難船したことが三度、そして、一昼夜、海の上を漂ったこともある。

 

 

●マコ 4:38

4:38 ところが、イエス自身は、舳の方でまくらをして、眠っておられた。そこで、弟子たちはイエスをおこして、「先生、わたしどもがおぼれ死んでも、おかまいにならないのですか」と言った。

 

*「イエス自身は、舳の方でまくらをして、眠っておられた。」

John 4:6

6そこにヤコブの井戸があった。イエスは旅の疲れを覚えて、そのまま、この井戸のそばにすわっておられた。時は昼の十二時ごろであった。

Hebrews 2:17

 17そこで、イエスは、神のみまえにあわれみ深い忠実な大祭司となって、民の罪をあがなうために、あらゆる点において兄弟たちと同じようにならねばならなかった。

Hebrews 4:15

 15この大祭司は、わたしたちの弱さを思いやることのできないようなかたではない。罪は犯されなかったが、すべてのことについて、わたしたちと同じように試錬に会われたのである。

 

*「弟子たちはイエスをおこして、」

1 Kings 18:27-29

27昼になってエリヤは彼らをあざけって言った、「彼は神だから、大声をあげて呼びなさい。彼は考えにふけっているのか、よそへ行ったのか、旅に出たのか、または眠っていて起されなければならないのか」。  28そこで彼らは大声に呼ばわり、彼らのならわしに従って、刀とやりで身を傷つけ、血をその身に流すに至った。  29こうして昼が過ぎても彼らはなお叫び続けて、夕の供え物をささげる時にまで及んだ。しかしなんの声もなく、答える者もなく、また顧みる者もなかった。

Job 8:5-6

 5あなたがもし神に求め、全能者に祈るならば、  6あなたがもし清く、正しくあるならば、/彼は必ずあなたのために立って、/あなたの正しいすみかを栄えさせられる。

Psalms 44:23-24

 23ところがわれらはあなたのためにひねもす殺されて、ほふられる羊のようにみなされました。  24主よ、起きてください。なぜ眠っておられるのですか。目をさましてください。われらをとこしえに捨てないでください。

Isaiah 51:9-10

 9主のかいなよ、さめよ、さめよ、力を着よ。さめて、いにしえの日、昔の代にあったようになれ。ラハブを切り殺し、龍を刺し貫いたのは、あなたではなかったか。  10海をかわかし、大いなる淵の水をかわかし、また海の深き所を、あがなわれた者の過ぎる道とされたのは、あなたではなかったか。

Matthew 8:25

 25そこで弟子たちはみそばに寄ってきてイエスを起し、「主よ、お助けください、わたしたちは死にそうです」と言った。

Luke 8:24

 24そこで、みそばに寄ってきてイエスを起し、「先生、先生、わたしたちは死にそうです」と言った。イエスは起き上がって、風と荒浪とをおしかりになると、止んでなぎになった。

 

*「「先生、わたしどもがおぼれ死んでも、おかまいにならないのですか」と言った。」

Psalms 10:1-2

1主よ、なにゆえ遠く離れて/立たれるのですか。なにゆえ悩みの時に身を隠されるのですか。  2悪しき者は高ぶって貧しい者を激しく責めます。どうぞ彼らがその企てたはかりごとに/みずから捕えられますように。

Psalms 22:2-3

 2わが神、わが神、なにゆえわたしを捨てられるのですか。なにゆえ遠く離れてわたしを助けず、わたしの嘆きの言葉を聞かれないのですか。  3わが神よ、わたしが昼よばわっても、あなたは答えられず、夜よばわっても平安を得ません。

Psalms 77:8-11

 8「主はとこしえにわれらを捨てられるであろうか。ふたたび、めぐみを施されないであろうか。  9そのいつくしみはとこしえに絶え、その約束は世々ながくすたれるであろうか。  10神は恵みを施すことを忘れ、怒りをもって/そのあわれみを閉じられたであろうか」と。〔セラ  11その時わたしは言う、「わたしの悲しみは/いと高き者の右の手が変ったことである」と。

Isaiah 40:27-28

 27ヤコブよ、何ゆえあなたは、「わが道は主に隠れている」と言うか。イスラエルよ、何ゆえあなたは、「わが訴えはわが神に顧みられない」と言うか。  28あなたは知らなかったか、あなたは聞かなかったか。主はとこしえの神、地の果の創造者であって、弱ることなく、また疲れることなく、その知恵ははかりがたい。

Isaiah 49:14-16

 14しかしシオンは言った、「主はわたしを捨て、主はわたしを忘れられた」と。  15「女がその乳のみ子を忘れて、その腹の子を、あわれまないようなことがあろうか。たとい彼らが忘れるようなことがあっても、わたしは、あなたを忘れることはない。  16見よ、わたしは、たなごころにあなたを彫り刻んだ。あなたの石がきは常にわが前にある。

Isaiah 54:6-8

 6捨てられて心悲しむ妻、また若い時にとついで出された妻を招くように/主はあなたを招かれた」と/あなたの神は言われる。  7「わたしはしばしばあなたを捨てたけれども、大いなるあわれみをもってあなたを集める。  8あふれる憤りをもって、しばしわが顔を隠したけれども、とこしえのいつくしみをもって、あなたをあわれむ」と/あなたをあがなわれる主は言われる。

Isaiah 63:15

 15どうか、天から見おろし、その聖なる栄光あるすみかからごらんください。あなたの熱心と、大能とはどこにありますか。あなたのせつなる同情とあわれみとは/おさえられて、わたしにあらわれません。

Isaiah 64:12

12主よ、これらの事があっても/なお、あなたはみずからをおさえ、黙して、われわれをいたく苦しめられるのですか。

Lamentations 3:8

 8わたしは叫んで助けを求めたが、彼はわたしの祈をしりぞけ、

1 Peter 5:7

 7神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。

 

 

●マコ 4:39

4:39 イエスは起きあがって風をしかり、海にむかって、「静まれ、黙れ」と言われると、風はやんで、大なぎになった。

 

*「イエスは起きあがって」

Exodus 14:16

16あなたはつえを上げ、手を海の上にさし伸べてそれを分け、イスラエルの人々に海の中のかわいた地を行かせなさい。

Exodus 14:22

 22イスラエルの人々は海の中のかわいた地を行ったが、水は彼らの右と左に、かきとなった。

Exodus 14:28-29

 28水は流れ返り、イスラエルのあとを追って海にはいった戦車と騎兵およびパロのすべての軍勢をおおい、ひとりも残らなかった。  29しかし、イスラエルの人々は海の中のかわいた地を行ったが、水は彼らの右と左に、かきとなった。

Job 38:11

 11言った、『ここまで来てもよい、越えてはならぬ、/おまえの高波はここにとどまるのだ』と。

Psalms 29:10

 10主のみ声はかしの木を巻きあげ、また林を裸にする。その宮で、すべてのものは呼ばわって言う、「栄光」と。

Psalms 93:3-4

 3主よ、大水は声をあげました。大水はその声をあげました。大水はそのとどろく声をあげます。  4主は高き所にいらせられて、その勢いは多くの水のとどろきにまさり、海の大波にまさって盛んです。

Psalms 104:7-9

 7あなたのとがめによって水は退き、あなたの雷の声によって水は逃げ去った。  8山は立ちあがり、谷はあなたが定められた所に沈んだ。  9あなたは水に境を定めて、これを越えさせず、再び地をおおうことのないようにされた。

Psalms 107:29

 29主があらしを静められると、海の波は穏やかになった。

Psalms 148:8

8火よ、あられよ、雪よ、霜よ、み言葉を行うあらしよ、

Proverbs 8:29

 29海にその限界をたて、水にその岸を越えないようにし、また地の基を定められたとき、

Jeremiah 5:22

 22主は言われる、あなたがたはわたしを恐れないのか、わたしの前におののかないのか。わたしは砂を置いて海の境とし、これを永遠の限界として、越えることができないようにした。波はさかまいても、勝つことはできない、鳴りわたっても、これを越えることはできない。

 

*「「静まれ、黙れ」と言われると、」

Psalms 89:10

10あなたは海の荒れるのを治め、その波の起るとき、これを静められます。

Lamentations 3:31

 31主はとこしえにこのような人を/捨てられないからである。

Nahum 1:4

4彼は海を戒めて、これをかわかし、すべての川をかれさせる。バシャンとカルメルはしおれ、レバノンの花はしぼむ。

Mark 9:25

 25イエスは群衆が駆け寄って来るのをごらんになって、けがれた霊をしかって言われた、「言うことも聞くこともさせない霊よ、わたしがおまえに命じる。この子から出て行け。二度と、はいって来るな」。

Luke 4:39

 39そこで、イエスはそのまくらもとに立って、熱が引くように命じられると、熱は引き、女はすぐに起き上がって、彼らをもてなした。

 

*「風はやんで、大なぎになった」

Psalms 89:9

9万軍の神、主よ、主よ、だれかあなたのように/大能のある者があるでしょうか。あなたのまことは、あなたをめぐっています。

Lamentations 3:31

 31主はとこしえにこのような人を/捨てられないからである。

 

 

●マコ 4:40

4:40 イエスは彼らに言われた、「なぜ、そんなにこわがるのか。どうして信仰がないのか」。

 

*「なぜ、そんなにこわがるのか。」

Psalms 46:2-4

2神はわれらの避け所また力である。悩める時のいと近き助けである。  3このゆえに、たとい地は変り、山は海の真中に移るとも、われらは恐れない。  4たといその水は鳴りとどろき、あわだつとも、そのさわぎによって山は震え動くとも、われらは恐れない。〔セラ

Isaiah 42:3

 3また傷ついた葦を折ることなく、ほのぐらい灯心を消すことなく、真実をもって道をしめす。

Isaiah 43:2

 2あなたが水の中を過ぎるとき、わたしはあなたと共におる。川の中を過ぎるとき、水はあなたの上にあふれることがない。あなたが火の中を行くとき、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。

Matthew 8:26

 26するとイエスは彼らに言われた、「なぜこわがるのか、信仰の薄い者たちよ」。それから起きあがって、風と海とをおしかりになると、大なぎになった。

Matthew 14:31

 31イエスはすぐに手を伸ばし、彼をつかまえて言われた、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」。

Luke 8:25

 25イエスは彼らに言われた、「あなたがたの信仰は、どこにあるのか」。彼らは恐れ驚いて互に言い合った、「いったい、このかたはだれだろう。お命じになると、風も水も従うとは」。

John 6:19-20

 19四、五十丁こぎ出したとき、イエスが海の上を歩いて舟に近づいてこられるのを見て、彼らは恐れた。  20すると、イエスは彼らに言われた、「わたしだ、恐れることはない」。

 

*「どうして信仰がないのか」

Matthew 6:30

30きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。

Matthew 16:8

 8イエスはそれと知って言われた、「信仰の薄い者たちよ、なぜパンがないからだと互に論じ合っているのか。

 

 

●マコ 4:41

4:41 彼らは恐れおののいて、互に言った、「いったい、この方はだれだろう。風も海も従わせるとは」。

 

 

*「彼らは恐れおののいて、」

1 Samuel 12:18-20

18そしてサムエルが主に呼ばわったので、主はその日、雷と雨を下された。民は皆ひじょうに主とサムエルとを恐れた。  19民はみなサムエルに言った、「しもべらのために、あなたの神、主に祈って、われわれの死なないようにしてください。われわれは、もろもろの罪を犯した上に、また王を求めて、悪を加えました」。  20サムエルは民に言った、「恐れることはない。あなたがたは、このすべての悪をおこなった。しかし主に従うことをやめず、心をつくして主に仕えなさい。

1 Samuel 12:24

 24あなたがたは、ただ主を恐れ、心をつくして、誠実に主に仕えなければならない。そして主がどんなに大きいことをあなたがたのためにされたかを考えなければならない。

Psalms 89:8

 8主は聖なる者の会議において恐るべき神、そのまわりにあるすべての者にまさって/大いなる恐るべき者です。

Jonah 1:9-10

 9ヨナは彼らに言った、「わたしはヘブルびとです。わたしは海と陸とをお造りになった天の神、主を恐れる者です」。  10そこで人々ははなはだしく恐れて、彼に言った、「あなたはなんたる事をしてくれたのか」。人々は彼がさきに彼らに告げた事によって、彼が主の前を離れて、のがれようとしていた事を知っていたからである。

Jonah 1:15-16

 15そして彼らはヨナを取って海に投げ入れた。すると海の荒れるのがやんだ。  16そこで人々は大いに主を恐れ、犠牲を主にささげて、誓願を立てた。

Malachi 2:5

 5彼と結んだわが契約は、生命と平安との契約であって、わたしがこれを彼に与えたのは、彼にわたしを恐れさせるためである。彼はすでにわたしを恐れ、わが名の前におののいた。

Mark 5:33

 33その女は自分の身に起ったことを知って、恐れおののきながら進み出て、みまえにひれ伏して、すべてありのままを申し上げた。

Hebrews 12:28

28このように、わたしたちは震われない国を受けているのだから、感謝をしようではないか。そして感謝しつつ、恐れかしこみ、神に喜ばれるように、仕えていこう。

Revelation of John 15:4

 4主よ、あなたをおそれず、御名をほめたたえない者が、ありましょうか。あなただけが聖なるかたであり、あらゆる国民はきて、あなたを伏し拝むでしょう。あなたの正しいさばきが、あらわれるに至ったからであります」。

 

*「いったい、この方はだれだろう。風も海も従わせるとは」

Job 38:11

11言った、『ここまで来てもよい、越えてはならぬ、/おまえの高波はここにとどまるのだ』と。

Matthew 8:27

 27彼らは驚いて言った、「このかたはどういう人なのだろう。風も海も従わせるとは」。

Matthew 14:32

 32ふたりが舟に乗り込むと、風はやんでしまった。

Mark 7:37

 37彼らは、ひとかたならず驚いて言った、「このかたのなさった事は、何もかも、すばらしい。耳の聞えない者を聞えるようにしてやり、口のきけない者をきけるようにしておやりになった」。

Luke 4:36

 36みんなの者は驚いて、互に語り合って言った、「これは、いったい、なんという言葉だろう。権威と力とをもって汚れた霊に命じられると、彼らは出て行くのだ」。

Luke 8:25

 25イエスは彼らに言われた、「あなたがたの信仰は、どこにあるのか」。彼らは恐れ驚いて互に言い合った、「いったい、このかたはだれだろう。お命じになると、風も水も従うとは」。

 

 

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